船橋市ってどんな街?住みやすさ・魅力を徹底解説!

千葉県の北西部に位置する船橋市は、都心から20キロメートル圏内にあり、都市と自然のバランスがとれた街です。9路線35駅という充実した鉄道網があり、都心へのアクセスがよく、豊かな自然も広がります。

また新鮮な海産物や野菜に恵まれ、日本を代表する食品メーカーが多数集まっていることから「都会の台所」と呼ばれることもある 街です。船橋市は2003年に国から中核市に指定されました。

これにより、商業や産業の発展だけでなく、文化やスポーツ、防災などの都市機能を広域的に整備することが可能になりました。船橋市では現在もさまざまなプロジェクトや施策が進められています。

今回はそんな魅力あふれる「船橋市」の住みやすさや街の魅力について、多角的にご紹介します。街の歴史や特徴、オススメの街など「船橋」に関する情報が満載です。一人暮らしや家族での移住を検討している方はもちろん、船橋市に興味がある方にもきっと役立つ情報がありますよ。

船橋市ってどんな街?

それでは早速、船橋市の概要についてみていきましょう。歴史と特徴、利便性の3つの観点から、船橋市の魅力をわかりやすくご紹介します。

船橋市の歴史

船橋市は、昭和12年4月1日に2町3村が合併して誕生しました。以来、戦争や復興、高度経済成長や都市化、地域振興や環境保全など、さまざまな時代の変化に対応しながら発展してきました。ここでは船橋市政が誕生してから現在までのできごとを年表でご紹介します。

  • 昭和12年(1937年):船橋市が誕生する。
  • 昭和16年(1941年):太平洋戦争開始。
  • 昭和20年(1945年):終戦。船橋市内は空襲による被害は少なかった。
  • 昭和30年(1955年):船橋ヘルスセンター開業。(1977年閉園)
  • 昭和31年(1956年):約50万坪の大規模な海面埋め立てがはじまる。
  • 昭和38年(1963年):東葉高速鉄道の建設が始まる。沿線の新興住宅地や団地の造成が進む。
  • 昭和56年(1981年):船橋ヘルスセンター跡地にららぽーと東京ベイ開業。
  • 平成15年(2003年):中核市に移行する。
  • 平成18年(2006年):船橋市制80周年記念事業として、船橋市民プールに「ウォータースライダー3号」が設置される

船橋市は、昭和12年に5つの町村が合併して誕生しました。しかし、その後間もなく日中戦争から太平洋戦争へと発展し、市内には軍需工場や兵站などの軍事施設が多く置かれたそうです。幸い船橋市は空襲の被害は少なかったものの、戦後は食料や物資が不足しました。

そんな中、船橋市では”日本の上海”と呼ばれるほど闇市が賑わったそうです。その後大戦中につくられた海岸の埋め立て地には疎開者集落ができていきました。人口増加が続く中、電化や高架化などで鉄道が発展し、都心への通勤や通学が便利になりました。また東葉高速鉄道の開通で、新しい住宅地や団地も増えていったそうです。

船橋市は、文化やスポーツも盛んな街です。昭和30年には、温泉施設やプール、遊園地やボウリング場、飛行場などを備えた「船橋ヘルスセンター」をオープン。”温泉と海と娯楽の大デパート”をテーマとしたエンタメ施設で、さまざまな娯楽を楽しめるだけでなく、当時人気だった歌手などの歌謡ショーやテレビ番組の放送なども行われていました。

現在船橋ヘルスセンターの跡地には”ららぽーとTOKYO-BAY”が建設され、連日多くの人で賑わっています。また「船橋市運動公園プール」には、市民プールでありながら、子どもも大人も嬉しいウォータースライダーを3種類も備えています。このように、鉄道と商業、工業がともに相まって発展してきた船橋市。今も尚その進化は止まることはありません。

船橋市の特長

船橋市は、千葉県の北西部に位置する人口約64.6万人の都市です(2023年6月現在)。東京都心から約20キロメートル圏内にあり、9路線35駅もの充実した鉄道網が整備されています。都心へのアクセスが良く、ビジネスやショッピングに便利なだけでなく、豊かな自然や歴史も楽しめる魅力的なまちです。

地形は東京湾に面した臨海部と内陸部に分かれ、臨海部は干潟や埋立地、内陸部は台地や樹林地などがあります。東京湾から近いため、気温の変化は比較的小さく、海風が心地よいことも特徴の一つです。豊かな水と恵まれた土壌により、千葉県有数の農業地帯であり、なかでもにんじんやキャベツ、ネギなどの野菜や梨などの果物の産地としても有名です。とくに梨は、船橋市の大人気ゆるキャラ「ふなっしー」のモチーフにもなっています。

船橋市の産業には工場や物流センターなどが多くあります。とくに臨海部には日本を代表する食品専門の工業団地「京葉食品コンビナート」が形成されています。コンビナートの会員には、サッポロビールやフジッコ、イオンフードサプライなどの有名企業33社が集結しています。

フードバーゲンフェアなどの開催やお祭りへの参加、工場見学の実施など、地域と密接な関わりをもちながら、災害時には食料の供給などもおこなってくれるそうです。また京葉工業地域や幕張新都心などの近隣地域との連携も強く、商業やサービス業も盛んです。船橋市には歴史や文化を感じるスポットも豊富にあります。

市内には船橋地方最古最大の神社「意富比神社(おおひじんじゃ)〜船橋大神宮〜」や船橋市内で初の博物館「船橋市郷土資料館」などの歴史的建造物や施設があります。また「中山競馬場」や「船橋競馬場」、「サテライト船橋&オートレース船橋」などのレジャーや娯楽を楽しめる施設が豊富にあることも船橋ならではの特徴です。さまざまなメディアで船橋の風景が映し出されていることから、はじめて訪れる方でもどこかで見たことあるような不思議な親しみを覚えるかもしれません。

船橋市の利便性

船橋市といえば、東京駅まで1本最短24分でアクセスできる「船橋」駅が有名ですが、それだけではありません。船橋市内には9つもの鉄道路線が乗り入れており、市内のどこへ住んでもスイスイ移動できるアクセス網が魅力です。

船橋市は鉄道交通の要所となっており、東京都心方面や千葉県内各方面、成田国際空港や東京ディズニーリゾート、東葛地域や幕張新都心など、多方面に対応した多様な鉄道路線が利用可能です。また市内には7社のバス事業者が運行しており、鉄道と連携した公共交通のネットワークが広がっています。車のない方でも安心の交通網が整っていますよ。

高速道路は東関東自動車道が市内を通っています。京葉道路や東京湾岸道路、国道14号などの主要幹線道路も整備されており、自動車での移動も便利です。

以上が船橋市の歴史と特徴、利便性についての解説でした。いかがでしたか?船橋市は交通の要衝として発展してきた歴史ある街であり、産業や文化、自然も豊かで魅力的な街です。船橋市で暮らすとしたら、どんな街がお好みでしょうか?次の章では、船橋市内のエリア別の特徴や魅力についてご紹介します。

船橋市の4つの魅力!

つぎに船橋市内のエリア別の特徴や魅力について見ていきましょう。ここでは船橋市を大きく4つのエリアに分けてご紹介します。

魅力①「船橋駅周辺」エリア

船橋駅周辺エリアは船橋市の中心部にあたり、商業や文化、交通の拠点となっています。船橋駅は総武本線、総武線快速および各駅停車、東武アーバンパークライン(野田線)と徒歩2分の場所に京成船橋駅があり、東京都心や千葉県内などさまざまなエリアへのアクセスが抜群です。

また駅ビルの「シャポー船橋」やJR船橋駅と京成船橋駅を連絡通路で結ぶ「船橋フェイス」など駅周辺に多彩な商業施設があり、会社や学校帰りに気軽にショッピングやグルメを楽しむことができます。

さらに「船橋市飛ノ台(とびのだい)史跡公園博物館」や「意富比(おおひ)神社(船橋大神宮)」などの文化的なスポットもあり、歴史や伝統を感じることもできます。ただし交通量が多いため、車で移動する際には渋滞に注意して時間に余裕を持って出かけたほうが良いでしょう。このエリアは船橋市内では家賃相場が高めである一方で、都会的で便利な暮らしが叶いますよ。

魅力②「臨海部」エリア

臨海部エリアは、東京湾に面したエリアで、海と自然を楽しむことができます。このエリアにはスズキの漁獲量が日本一を誇る「船橋漁港」や東京湾で一番広い人口の干潟「三番瀬干潟」などがあり、多くの野鳥や魚介類が生息しています。

一方で「ららぽーと東京ベイ」「ビビット南船橋」「IKEA TokyoーBay」などの大型商業施設や、「船橋競馬場」などのレジャー施設が多数軒を連ねており、ショッピングや遊びにも困りません。さらに「東京ディズニーリゾート」や「幕張メッセ」などの観光スポットにも近く、休日には家族や友人と出かけることもできます。

臨海部エリアは楽しいスポットが豊富に揃っていることから週末のお出かけに困ることはないでしょう。また「京葉工業地域」や「幕張新都心」などの近隣地域との連携も強く、産業やビジネスの発展も見られます。商業施設や工業団地があるため住む場所は限られるものの、海風が心地よく、開放感のある暮らしができますよ。

魅力③「内陸部」エリア

内陸部は、台地や谷津などの地形が特徴的で、緑豊かな環境に恵まれたエリアです。鉄道は「JR武蔵野線」や「東武アーバンパークライン」、「新京成線」が南北に走っています。

船橋駅へのアクセスには乗り換えが必要な場合が多いですが、バス路線が多いため、「船橋駅」や「西船橋駅」、「津田沼駅」などの主要駅へのアクセスは良好です。このエリアには大型ショッピングモールやデパートはありませんが、スーパーやドラッグストア、専門店などは充実しています。

また、船橋市内には農産物直売所が多くあり、新鮮で安い野菜や果物を購入できます。特に「農産物直売所ふなっこ畑」では、「ふなっしー」グッズも販売されています。

さらに「中山競馬場」や「オールサムズビーチスポーツパーク」などのレジャー施設や、「船橋市運動公園」や「行田公園」、「長津川ふれあい広場」などの大きな公園が豊富にあります。スポーツや娯楽を楽しむことができるだけでなく、自然と触れ合うこともできます。地価や家賃も比較的安く、落ち着いた雰囲気で暮らせますよ。

魅力➃「北部」エリア

船橋市の最北端にあたる北部エリアには、緑地や畑、果樹園や水田などの豊かな田園風景が広がります。北部エリアには鉄道路線も少なく、バスや車での移動が中心になるでしょう。

このエリアには大型ショッピングモールやデパートはありませんが、船橋駅周辺までバスや車で行けば、大型商業施設でお買い物や映画、グルメなどを豊富に楽しめます。北部エリアの最大の特徴は「ふなばしアンデルセン公園」や「千葉県立船橋県民の森」などの広大な自然公園があることです。

自然の中で充実した一日を過ごせると人気で、ファミリーや学生さんにオススメです。また関東屈指の名門コースと呼ばれている「中山カントリークラブ」「船橋カントリークラブ」などの老舗のゴルフ場もあり、休日には遠方からも多くの人がプレーに訪れます。このエリアの家賃はかなりリーズナブルですが利便性には欠けるため、車があると便利です。のどかで静かな暮らしを求める方にはオススメのエリアです。

以上が船橋市内のエリア別の特徴や魅力でした。いかがでしたか?船橋市は大型ショッピングモールや遊戯施設がある一方で海や緑などの自然や産業や文化などさまざまなものが混在する多彩な街です。次からは、船橋市のデータについて詳しくご紹介します。

船橋市のデータ

1937年(昭和12年)わずか4万人からスタートした船橋市政ですが、現在は約16倍にもあたる64万人まで人口が増えています。ここからは、船橋市の人口推移とともに、転入と転出、治安などについて、データで確認していきましょう。

人口

1950年(昭和25年)人口4万3千人からスタートした船橋市政。そこから1980年代には人口が50万人を超え、2003年4月には中核市に移行しました。2023年6月現在の人口は64万人です。全国的に人口減少が進んでいる中で、現在も緩やかに人口が増加しており、政令指定都市を除くと全国で一番人口規模の大きな市へと成長しています。

出典:船橋市ホームページ「人口統計資料」および「船橋市市制施行80周年記念誌」より

転入と転出

データをもとに言えることは、船橋市の転入と転出はほぼ同じペースで増加しており船橋市の転入者数は、1960年代から1970年代にかけて大幅に増加したものの、1980年代に入ると、転入者数が減少し、転出者数とほぼ均衡していることがわかります。その後2000年代に入ると、再度転入者数はずっとプラスの状態です。これは、船橋市が東京都心に近く、交通や生活環境が整っていることが理由だと考えられます。船橋市は、人口減少が進む中で、人口増加を続けている貴重な市です。

(参照:船橋市ホームページ「ふなばしの人口」および「船橋市の人口動向分析」より)

治安

船橋市内で起きている犯罪件数の70%は窃盗犯です。その内訳を見ると、自転車盗とその他非侵入窃盗が多くを占めています。また凶悪犯や粗暴犯は比較的少ないことがわかります。

船橋市では、警察による取り締まりや地域の協力により、犯罪件数は年々減少傾向にあります。窃盗被害や盗難被害を防ぐためにも日頃から、在宅中もドアや窓の施錠をする、自転車や車の鍵を必ず確認する、防犯フィルムやセンサー付きライト、防犯カメラの設置などが役立ちます。安全に暮らせるよう、日頃から防犯意識を高めると良いでしょう。

凶悪犯 粗暴犯 窃盗犯 知能犯 風俗犯 その他刑法犯 総合計
発生件数 18 207 2,267 190 32 408 3,122

(参照:船橋市ホームページ「罪種別認知件数、窃盗犯の内訳(令和4年)」より)

家賃相場

船橋市は都心へのアクセス性に優れているにも関わらず家賃相場はお手頃です。近隣の松戸市や柏市よりは若干相場は上がるものの、隣接する市川市や人気の浦安市と比べてるとかなりリーズナブルな物件が揃っている印象です。また通常駅近の物件は家賃相場が高くなりがちですが、築年数にこだわらなければ10分圏内であってもお手頃な物件が豊富に揃っていることも船橋市が人気の理由です。

間取り 家賃相場
ワンルーム 6.21万円
1K 6.26万円
1DK 7.90万円
1LDK 9.02万円

船橋市で人気の街

船橋市は千葉県の北西部に位置し、東京都心へのアクセスが良いことから、多くの人にとって魅力的な街です。ここからは船橋市で人気の街を厳選して3つご紹介します。それぞれの駅周辺の住みやすさや生活環境を詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

船橋駅

船橋市の中でも商業施設や飲食店が多く、生活に便利な街として人気なのが「船橋駅」です。船橋駅はJR総武線と東武アーバンパークライン(東武野田線)の2つの路線が利用できます。

総武線は東京駅や新宿駅など都心へ乗り換えなしでアクセスできます。東武アーバンパークラインは埼玉方面への移動に便利です。また駅から徒歩2分ほどのところに京成本線の京成船橋駅もあり、上野や日暮里、成田空港まで乗り換えなしで行けますので、出張の多い方にとってはアドバンテージとなるでしょう。

さらにJR総武線では通勤快速や東西線直通電車などすべて停車するため、電車の本数が多く早く移動できることも船橋駅を利用するメリットの1つです。

船橋駅周辺は、商業施設が充実しており、お買い物には困りません。駅周辺にはファッションや雑貨、食品などが揃う駅ナカのショッピングモール「シャポー船橋」や市役所の出張所やビッグカメラ、ドラッグストアが軒を連ねる「船橋フェイス」、デパ地下が楽しい「東武百貨店」など多彩なお店があり大変便利です。

さらに、駅から徒歩圏内には、スーパーマーケットやドラッグストアやコンビニエンスストア、100円ショップなども多数あります。また北口から徒歩4分のところに市民の憩いの場「天沼弁天池公園」もあり、自然を感じられるスポットもありますよ。

治安については、南口が繁華街になっており、客引きや酔っぱらいなどが原因で事件が起きることもあります。しかし近年は減少傾向にあり、市では「客引き行為等防止条例」を制定するなど治安維持活動に取り組んでいます。

一方、北口は閑静な住宅街が広がっており、治安は比較的良好です。船橋駅周辺の家賃相場は船橋市内では高めです。駅から近いほど家賃は高くなりますが、築年数や設備、管理状況などによっては、リーズナブルな物件もあるでしょう。船橋駅は商業施設や飲食店が多く、いつでもショッピングやグルメを楽しめます。

また、公共施設や文化施設も充実しており、教育や医療にも安心です。都心への通勤や通学をする方や買い物や食事を楽しみたい方にとってはイチオシのエリアです。

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西船橋駅

船橋市の中でも西側にある「西船橋駅」も人気が高いエリアです。西船橋駅には中央総武線・JR武蔵野線・京葉線・東京メトロ東西線・東葉高速線が乗り入れており、都内へのアクセスに優れています。

西船橋駅からは、京葉線で東京駅まで約30分、東西線で日本橋駅まで約35分で行くことができます。また武蔵野線や東葉高速鉄道を利用すれば、埼玉方面や千葉方面にもアクセスできます。さらに東西線は始発駅なので、朝のラッシュ時でも座って移動できることも西船橋駅を利用するメリットの1つです。

またディズニー好きの方にとって、東京ディズニーリゾートがある「舞浜駅」まで2駅13分という立地も魅力的です。ただし、通勤ラッシュ時はどの路線も非常に混雑するので注意が必要です。

西船橋駅周辺には、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの生活必需品を揃えられる店はありますが、おしゃれな店やブランドショップなどはほとんどありません。北口には、24時間営業している「ワイズマート」や「まいばすけっと」などのスーパーがあり重宝します。また、駅ビルの「ペリエ」にはカルディやユニクロなどが入っていて便利です。

一方で南口には「セレクション」や「ベルクス」などのスーパーがあります。おしゃれなお店や遊べるスポットを探すなら、車で15分ほどのところにある「ららぽーとTOKYO-BAY」がおすすめです。IKEAやコストコも近くにあります。

西船橋駅から10分ほど歩くと電車の見える公園「西船近隣公園」があります。すぐそばには「船橋市西図書館」もありますので、勉強の合間のリフレッシュや、お子さまとの図書館の帰りに立ち寄るのにも便利です。

西船橋駅周辺の治安は比較的良好で、特に目立った事件や事故は起きていません。ただし夜間は人通りが少なくなります。一人歩きをする際は気をつけたほうがよいです。家賃相場は船橋駅同様高めですが、都内へのアクセスや各方面への交通の便を考えると妥当な価格帯と言えるでしょう。都内だけでなく、千葉や埼玉方面へのアクセスもしやすいことから、通勤や通学のみならず、アクティブにお出かけしたい方にピッタリの街ですよ。

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船橋法典駅

船橋法典駅はJR武蔵野線の停車駅で、年末に有馬記念が開催される「中山競馬場」がある駅として知られています。船橋法典駅からは、東京駅まで最短34分、千葉駅まで33分、柏駅まで25分で行くことができます。

2駅先の東松戸駅で乗り換えれば、京成線で成田空港や羽田空港へも1本でアクセス可能です。ただし、通勤ラッシュの時間帯以外は本数が少なく10分間隔になります。競馬開催日は非常に混雑するため注意が必要です。船橋法典駅周辺には、深夜まで営業している「東武ストア」や「ワイズマート」、ドラッグストアなどの生活必需品を揃えられるお店はありますが、飲食店や娯楽施設などはあまり充実していません。

おしゃれな店やブランドショップを探すなら、車で10分ほどのところにある「ニッケコルトンプラザ」がおすすめです。ニッケルコルトンプラザにはダイエーを中心に、食事処やファッション店、映画館などが揃っています。

船橋法典駅周辺には行田公園や上山公園など緑あふれるスポットが多く、子育て環境も良好です。「船橋市法典児童ホーム」には乳幼児室や体育室、図書室などがあり、毎月月齢に合わせた楽しいイベントが開催されています。子供たちが安心して遊べる施設があるのは嬉しいですね。

治安については特に目立った事件や事故は起きていませんが、夜間は人通りが少なくなるため注意が必要です。家賃相場は船橋市全体に比べると高い方ですが、都内へのアクセスや生活環境が良いことを考慮すれば、納得できる価格帯と言えます。

船橋法典駅周辺は都会の利便性と自然の豊かさが共存した快適なエリアです。都内への通勤・通学がしやすい場所でありながら、静かな住環境を望む方にとっては理想的な街と言えるでしょう。

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船橋市で人気のお出かけスポット

船橋市には、魅力的な公園や遊技場、商業施設などお出かけスポットがたくさんあります。ここでは、船橋市のお出かけスポットの中でも特に人気の公園と競馬場について3つご紹介します。

ふなばしアンデルセン公園

ふなばしアンデルセン公園は、自然と遊びの楽園です。園内には5つのゾーンがあり、それぞれに魅力が満載です。ワンパク王国ゾーンでは、森につくられたアスレチックで様々なコースにチャレンジしたり、ポニーの乗馬や変形自転車、ミニカーなどの乗り物が楽しめます。

またメルヘンのゾーンでは、童話館や風車、農家など姉妹都市デンマーク・オーデンセ市で生まれたアンデルセンの童話の世界観が表現されています。お土産コーナーもデンマーク直輸入のかわいらしい雑貨が揃っていますので、きっと大人の方も満足するはず。

その他にも自然体験ゾーンや子ども美術館ゾーン、花の城ゾーンとさまざまなコンセプトで分けられていて、一日いても飽きない楽しさ。これだけ充実しているのに、入園料は一般900円、小中学生は200円、幼児100円(3歳以下無料)ととてもリーズナブル(2023年6月現在)。

またふなばしアンデルセン公園横には、広さ約4,830㎡の敷地面積を誇るドッグランも併設されています。とにかく広くて一日では回りきれないほど充実していますので、お子さまだけでなく、友達や仲間、カップルで楽しめるお出かけスポットとしてオススメです。

ふなばし三番瀬海浜公園

千葉県船橋市にあるふなばし三番瀬海浜公園は、東京湾沿いに広がる干潟「三番瀬」を楽しめる公園です。三番瀬は、多くの野鳥や海辺の生物が生息する貴重な自然環境で、潮干狩りや野鳥観察などのアクティビティができます。

公園内には、自然と直結した新しいタイプの体験型学習館「ふなばし三番瀬環境学習館」もあります。ここでは、三番瀬の魅力を体感しながら、地球規模の環境問題についても学ぶことができます。毎月のワークショップやイベントも充実しています。また、公園にはテニスコートや野球場、バーベキュー場などのスポーツ・レジャー施設もあります。

高さ10mの展望デッキからは、三番瀬の干潟を一望できますよ。お腹が空いたら、園内に売店やレストランがありますので、潮干狩りの道具を忘れても購入できますし、休憩がてらカレーやパスタなどのお食事もできます。

また、毎年10月下旬ごろと2月中旬ごろには三番瀬海浜公園から、”関東の富士見百景”にも選ばれている「ダイヤモンド富士」が見られるそうですよ。天気などさまざまな条件が重なることでしか見られませんが、東京湾に沈む富士山の頂上に太陽が重なる幻想的な景色は圧巻です。ぜひ東京湾の美しい景色と豊かな自然を満喫しにお出かけしてみてくださいね。

中山競馬場と船橋競馬場

船橋市内には、「中山競馬場」と「船橋競馬場」という日本初、市内に2つの競馬場があります。この2つの競馬場の違いは、中山競馬場はJRA(日本中央競馬会)が主催し、全国各地にある10ヵ所の競馬場を束ねています。

一方で船橋競馬場は各地方自治体が運営する地方競馬です。中山競馬場は、有馬記念や皐月賞などのビッグレースが開催される、日本を代表する競馬場です。

見どころは、ゴール前にある通称「中山名物」と呼ばれている急坂。その高低差は日本一と言われていて、これまで数々の名勝負を生み出してきました。 一方で船橋競馬場は、ナイター競走やダートグレード競走などの特色あるレースが多く行われる、地方競馬屈指の舞台です。

馬場と客席の距離が近く、臨場感あるレースを観戦できます。ロマンティックな雰囲気や名馬の誕生を見届けたい人におすすめです。 中山競馬場は基本的に土日の日中、船橋競馬場は平日や夜間にもおこなわれています。船橋にお越しの際はぜひ一度、中山競馬場と船橋競馬場、2つの競馬場を訪れてみてくださいね。

船橋市のオススメイベント

船橋市では、街じゅうのいたるところでライブ演奏をおこなう音楽フェスティバルの開催や、地元の野菜や魚介類を使ったフードイベントなど楽しいお祭りやイベントがたくさんあります。今回はそんな船橋市で注目のビッグイベントをご紹介します。

10月に開催!ふなばし市民まつり~船橋港親水公園花火大会~

夏の夜空を彩る花火は日本の風物詩ですが、船橋市では10月に船橋漁港で開催される「ふなばし市民まつり〜船橋港親水公園花火大会〜」が人気を集めています。例年は7月に開催されていたこの花火大会ですが、夏の暑さを避けるために2023年は10月に開催することになりました。

花火大会は「ふなばし市民まつり」のラストを飾り、水面に反射する約8500発の色鮮やかな花火が見どころです。音楽と花火のコラボレーションや台船から打ち上げられる迫力ある花火も楽しめますよ。お祭りは花火の前の週末土日に開催され、フリーマーケットや神輿、パレードなども行われます。秋の夜空を彩る花火とお祭りの盛り上がりをぜひ体感してみてくださいね。

船橋市へのお引っ越しをお考えの方はマンスリーマンションで「お試し住み」を

船橋市は、東京から20キロメートル圏内に位置する、都市と自然が調和したまちです。鉄道9路線35駅もの豊かな交通網を持ち、都心や成田空港へのアクセスも抜群です。また、新鮮な食材や文化・スポーツなどの多彩な魅力にあふれています。そんな船橋市の魅力をもっと身近に体感してみませんか?

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この記事を書いた人

颯そら/Webライター

元不動産会社出身の不動産ライター。双子女子と年子の兄の3人の子育てをしながら独学で宅地建物取引士の資格を取得。
現在はフリーライターとして主に関東エリアの紹介記事やインタビューなどのカメラ取材も手がけています。
今ハマっていることは子どもの空手のサポート。親子で研究と改善を繰り返しながら笑ったり、怒ったり、時には涙を流したりと四苦八苦の日々。でもきのうより今日、今日より明日とめざましく成長していく子供の姿に感動しています。趣味は旅行、温泉めぐり、画像や動画編集(勉強中)。