東京の人気商店街14選。周辺のオススメ物件もご紹介。

引っ越し先を検討する際に、気になるのが「商店街」。通販が日常化した今も、買い歩き、食べ歩きで「体験する楽しさ」は失われません。家から気軽に行ける場所に、大きな商店街があれば、生活にもハリが生まれます。

今回は東京23区の「商店街」を大特集。全長や店舗数などの詳細データに加え、成り立ちからオススメのスポットまで詳しく解説。誰もが知る有名な観光地や地元民しか知らない懐かしい商店街まで、幅広く集めました。

合わせて、商店街付近のお得なマンスリーマンションも合わせてご紹介。「住みたい!」と思ったその日から、荷造りも要らず簡単に「お試し住み」が可能です。

1、上野アメ横商店街/台東区

東京の商店街で一番有名といっても過言ではないのが上野アメ横商店街、通称「アメ横」です。JR上野駅~御徒町駅の高架下を中心に広がった商店街で、約500mの通りに400店以上の店舗が並んでいます。

週末には約10万人が訪れ、年末の最盛期には50万人を超えるといわれています。まさに毎日がお祭り状態。現在は外国人が経営する店も全体の1割ほどに増え、海外からの旅行者、移住者の姿も多く、国際色豊かなエリアに変わりつつあります。

「アメ横」のルーツは戦後のヤミ市といわれています。当時、砂糖は希少品として統制され、中々食卓で利用できない状況が数年間も続きました。輸入品にも頼れず、沖縄が占領下に置かれたため、サトウキビの生産量も減少。そのため、人口甘味料を利用した飴玉やアイスキャンディー、茨城のサツマイモを使った芋飴が人気となり、上野駅のホームや市場でも飛ぶように売れていきました。その流れから「飴屋横丁」の名がついたといわれます。

また、アメリカ軍のPX(基地局の売店)が近く、そこから仕入れた品を扱う店が増えたことから、アメリカ横丁。それが転じて「アメヤ横丁」になったなど諸説あるようです。

アメ横には何でも揃っていますが、とくに「食料品」「衣料品」「スポーツ用品」のお店が多い印象です。気軽に飲める美味しい居酒屋も沢山あります。古着や帽子の専門店が多いので、ファッションが好きな方は、毎日通っても楽しめるでしょう。

さらにアメ横のディープスポットといえば、「アメ横センタービル」の地下食品街!中国、韓国、東南アジア、トルコなど、海外のマニアックな食材が所狭しと並んでいます。豚の鼻や生きたスッポンなんて序の口。今まで見たことがないような食材ばかりばかりで、海外旅行しているような気分に浸れます。ぜひ一度は足を運んでみてください。

詳細情報

施設名:上野アメ横商店街
所在地:〒110-0005 東京都台東区上野6丁目10-7
アクセス:JR上野駅またはJR御徒町駅 徒歩4分

《台東区》上野アメ横商店街/周辺のオススメ物件

2、谷中銀座商店街/台東区

次に紹介するのは「谷中銀座商店街」。谷中・根津・千駄木の3地区は、合わせて谷根千(やねせん)と呼ばれ、時間の流れがゆっくり進むような、下町の風情が残る、古き良きスポットとして長年愛されています。谷中銀座はその一角にある代表的な商店街です。

日暮里駅側の入口にある、御殿坂から見下ろす階段は「夕焼けだんだん」と名付けられ、有名な観光名所にもなっています。郷愁を誘う、美しい夕日の情景を眺めていると、時間が経つのも忘れてしまいそうですね。

元々、谷中の地は江戸幕府お膝元の寺町として栄えていました。関東大震災や東京大空襲の戦火を免れたことから、奇跡的に明治・大正時代の古い建物が多く残り、独特の文化が生まれています。昭和20年頃から徐々に商店が集まり、現在の谷中銀座商店街につながったといわれます。

全長170mほど。店舗数は約60と、他のメジャーな商店街と比べれば規模は大きくありませんが、週末には14,000人が訪れるほど活気に溢れています。前沢牛などブランド和牛を使ったコロッケやメンチカツが人気。お昼時でなくても、つい並んでしまいますね。

観光地的なお店だけでなく、可愛い雑貨屋さんやお洒落なカフェが多いのも、谷中銀座の特徴です。たまにアートの展示会も開かれており、芸術面に興味がある方も見逃せません。

また谷中といえば「猫」。以前より数は減りましたが、今でも路地裏に入ると、その可愛い姿を見かけます。猫の町と呼ばれ、商店街に「猫アイテム」も沢山売られているので、猫好きには堪らないエリアでしょう。

詳細情報

施設名:谷中銀座商店街
所在地:〒110-0001 東京都台東区谷中3丁目13-1
アクセス:JR日暮里駅または東京メトロ・千駄木駅 徒歩5分

《台東区》谷中銀座商店街/周辺のオススメ物件

3、戸越銀座商店街/品川区

全長、約1,300m。3つの商店街があわさり、約400件の店舗が軒を連ねる、国内有数の商店街。それが品川区の「戸越銀座商店街」です。全国に300以上ある「〇〇銀座」の元祖と言われています。

この地に「戸越」の名がついた由来は諸説ありますが、かつて「江戸越えの村」(越えると相模の国につくという境界の意)と呼ばれたことから付けられた、という説が有力なようです。

かねてより地形による水はけの悪さが悩みの種でしたが、大正12年の関東大震災で被害を受けた本家「銀座」より大量のレンガを譲り受け、通りに敷き詰めることで、ぬかるみや浸水の被害を防ぐことに成功。その縁から、「戸越」と「銀座」を合わせて「戸越銀座」と呼ばれるようになったそうです。

戸越銀座の特徴として、抜群の利便性があげられます。メインストリート上に東急池上線の「戸越銀座駅」があり、直接アクセスが可能。2017年度グッドデザイン賞を受賞した、お洒落な駅舎です。

さらにJR山手線の大崎駅、五反田駅が徒歩圏内で、都営浅草線の戸越駅も目と鼻の先。近くに住む人はもちろん、一駅二駅離れていても気軽に利用できるため、平日でも1万人を超える人が訪れる人気のスポットとなっています。

通り全体に活気があり、散歩しているだけで楽しくなります。コロッケやメンチカツが名物で、おでんコロッケ、餃子コロッケなんて変わり種も。ぜひコロッケ片手に、のんびり食べ歩きましょう!

スーパー、ドラッグストア、ファーストフードなどのチェーン店はもちろん、昔ながらの個人商店も充実しており、美人の湯として有名な天然黒湯の「戸越銀座温泉」まであります。近くに住んだら、毎日でも通いたいですね。

詳細情報

施設名:戸越銀座商店街
所在地:〒142-0041 東京都品川区戸越3丁目1-18
アクセス:東急池上線・戸越銀座駅 徒歩0分、都営浅草線・戸越駅 徒歩2分

《品川区》戸越銀座商店街/周辺のオススメ物件

4、武蔵小山商店街「パルム」/品川区

戸越銀座商店街からすぐ近く。品川区の2大商店街の一つが、武蔵小山商店街「パルム」です。こちらも都内有数の規模で、全長は約800m。約250店舗が並びます。戸越銀座商店街と合わせると全長は2km以上にもなり、歩いて通りすぎるだけでも30分以上かかります。

戸越銀座よりもさらに大手チェーンの充実ぶりが光るラインナップで、ここで揃わないものは殆どないでしょう。それぞれを使い分けるのも楽しいですね。

パルムの特徴は巨大なアーケード。雨の日でも気軽にショッピングを楽しめます。アーケード商店街としては、国際最大級といわれています。

昭和30年ごろより20年以上をかけて、計4つのアーケードが完成。その後、フランス語のパル=友達、と武蔵小山の「ム」をとり、武蔵小山商店街「パルム」と名付けられました。「素敵な友達と逢える街」という願いが込められているのですね。

食料品、居酒屋、薬局、服飾、カラオケ店など多様なジャンルが揃っており、 お値打ち価格の店が多いので、若者や学生に嬉しいのがポイント。ペットショップも複数あり、ペットと暮らしたい方にもオススメです。

少し脇道に入れば、昔ながらの老舗も残っているので、美味しい和菓子屋や焼き鳥屋さんを自分の足で探すのも、パルムの愉しみの一つです。

詳細情報

施設名:武蔵小山商店街「パルム」
所在地:〒142-0062 東京都品川区小山3丁目23-5
アクセス:東急目黒線・武蔵小山駅 徒歩1分

《品川区》武蔵小山商店街「パルム」/周辺のオススメ物件

5、巣鴨地蔵通り商店街/豊島区

「おばあちゃんの原宿」でお馴染み、巣鴨地蔵通り商店街。愛称で呼ばれるようになったのは、昭和50年~60年代にかけてと言われます。商店街の起源は、江戸中期の中山道。当時の巣鴨は中山道の最初の宿場として栄え、休憩所や茶屋が沢山生まれました。

その後、「とげぬき地蔵」で知られる高岩寺が、都市計画の影響で上野から巣鴨へ移転。交通機関の発展と共に参拝客も増え、露天商が並び、今の地蔵通り商店街の原形が造られることになりました。現在でも買い物に合わせて、 とげぬき地蔵尊にお参りするのが定番コースとなっています。

巣鴨駅を出てすぐ見える、個性的なモニュメントの入口から、都電荒川線の庚申塚駅にかけて、約800mの長い通りが続いています。店舗数は約200件。全体の約7割がシニア向けの商品や食品を扱うお店になっており、名前に恥じないラインナップです。

毎月、4日、14日、24日と「4のつく日」は縁日が開かれ一層賑やかになります。美味しい屋台も並びますので、お年寄りだけでなく、若者にもぜひオススメのスポットです。

巣鴨地蔵通り商店街の名物は色々ありますが、代表的な一つが「塩大福」。いつも行列が絶えません。絶妙に計算された、塩味の甘味とハーモニー。重厚感のあるしっかりとした歯応え。半世紀以上、地元で愛されているのも納得です。

そのほか、千成最中に大学芋。巣鴨プリンと、ほっぺが落ちるような美味しい和菓子、洋菓子が目白押し。 人生にスイーツは欠かせない、そんな方にぜひオススメしたい商店街です。

詳細情報

施設名:巣鴨地蔵通り商店街
所在地:〒170-0002 東京都豊島区巣鴨4丁目22-8
アクセス:JR巣鴨駅 徒歩5分、都電荒川線・庚申塚駅 徒歩2分

《豊島区》巣鴨地蔵通り商店街/周辺のオススメ物件

6、麻布十番商店街/港区

江戸時代から300年以上の歴史を紡ぐ「麻布十番商店街」。前身は、弘法大師によって開山された善福寺の門前町でした。「麻布」という土地柄、賑わいだけでなく、通りにもどこか気品を感じさせます。連綿と受け継がれた歴史がそうさせるのかもしれません。善福寺には樹齢750年を越える大イチョウが悠然と佇み、人気の観光スポットになっています。

都営大江戸線と東京メトロ南北線の麻布十番駅をはさむように、形成された複数の通りに商店が並んでいます。店舗数は300以上。数もさることながら、 創業100年以上の老舗が多いのも、麻布十番商店街の特徴です。

1909年から伝統の味を守る、たい焼きの名店「浪花家総本店」。宮内庁御用達の「たぬき煎餅」など、一度は行きたい老舗が盛だくさん。また、周辺に大使館が多いためか、 本格的なイタリアンや、海外で流行中のカフェ・スイーツも充実。情報感度の高い人に、ぜひオススメしたい商店街です。

麻布十番商店街の憩いのスポットといえば「パティオ広場」。ドラマやCMの撮影にもよく使用される、洗練された雰囲気の広場です。新緑の時期はケヤキの木陰で休む人の姿を、よく見かけます。

地形の起伏に合わせて設計された階段状の造りで、まるでヨーロッパの観光名所のようです。骨董市やお祭りなどイベントも開催されるので、近くに住んだらぜひチェックしたいですね。

詳細情報

施設名:麻布十番商店街
所在地:〒106-0045 東京都港区麻布十番2丁目2-3
アクセス:東京メトロ南北線・麻布十番駅 徒歩1分

《港区》麻布十番商店街/周辺のオススメ物件

7、ハッピーロード大山/板橋区

見るだけでホッと一息つける。昔ながらのレトロな外観が愛おしい。そんな板橋区の有名商店街が「ハッピーロード大山」です。

完成は1978年、高度経済成長期も終わりも迎える頃。旧川越街道沿いに商店が集まり、戦後復興の流れで生まれた「大山銀座商店街」と「大山銀座美観街」、2つの商店街が合併して、造られました。当時、一般公募で付けられた愛称が今も続いています。キャッチフレーズは「幸せにつづく、なが~い屋根」でした。

総延長は560m、店舗数は200件以上。精肉、八百屋、スーパー、日用品、雑貨店など定番のお店に加え、書店、美容院、文房具など生活に必要なものは全てここで揃えられます。無いのは映画館くらいですが、直結した大山駅から池袋まで5分で行けるので、その点も困ることはありません。アーケード街なので、悪天候の日も気軽に利用できるのが嬉しいですね。

個人商店からメジャーなチェーン店まで、満遍なく揃っているのが特徴。比較的リーズナブルなお店が多く、一人暮らしの若者や節約志向の方にもピッタリです。採れたての山菜や、美味しい小籠包まで、お手頃価格の魅力あふれる商品が沢山あります。

下町風情のある大きな商店街のそばに住みたい、という方がいたら一番に教えてあげたい。そんな商店街です。

詳細情報

施設名:ハッピーロード大山
所在地:〒173-0023 東京都板橋区大山町49-1
アクセス:東武東上線・大山駅 徒歩0分(駅直結)

《板橋区》ハッピーロード大山/周辺のオススメ物件

8、阿佐ヶ谷パールセンター/杉並区

JR阿佐ヶ谷駅から東京メトロ・南阿佐ヶ谷駅まで、約700mをつなぐアーケード街。それが「阿佐ヶ谷パールセンター」です。戦前の時点で、すでに大きな商圏が形成されていましたが、戦後の復興によりさらに発展。約240店舗が並ぶ都内有数の巨大商店街に成長し、一般公募から「パールセンター」と命名されました。「真珠の首飾りのように、結び合い繁栄していこう」という願いが込められているそうです。

イベントが盛んに行われており、とくに8月に開催される「阿佐ヶ谷七夕まつり」は、日本の三大七夕祭りの一つに数えられるほど。遠方も含めて、毎年80万人もの人が訪れます。ほかにもジャズフェスティバルなどがあり、イベント好きには堪らない街ですね。

駅の正面という立地の良さから、いつも人通りが堪えません。さらに全面アーケードなので、雨風を気にせず買い物できるのが嬉しいところ。駅から商店街を通るだけで帰れるような場所に住んでみたいですね。

アーケードと並走して、けやき並木が美しい「中杉通り」があり、紅葉や新緑の時期は散歩が楽しくなります。 昔ながらの個人商店や、チェーン店が程よく混在しており、100均や薬局も充実しているので、買い物で困ることはないでしょう。

また、阿佐ヶ谷駅の北口。高架下付近には「スターロード商店街」もあり、こちらはさらに昭和色の強い、個性的な八百屋さんや精肉店が並んでいます。夜は飲み屋街になり、赤提灯が照りはじめ、界隈から楽し気な話声が聞こえてきます。仕事帰りにフラッと立ち寄るのもいいですね。味わい深さと下町人情が残る、そんな魅力あふれる街です。

詳細情報

施設名:阿佐ヶ谷パールセンター
所在地:〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1丁目36-7
アクセス:JR阿佐ヶ谷駅 徒歩1分、東京メトロ丸の内線・南阿佐ヶ谷駅 徒歩1分

《杉並区》阿佐ヶ谷パールセンター/周辺のオススメ物件

9、吉祥寺サンロード商店街/武蔵野市

「住みたい街ランキング」で上位常連を譲らない吉祥寺。そんな街で、ひと際人だかりが目立つのが、吉祥寺駅と五日市街道を結ぶ「吉祥寺サンロード商店街」です。全長は約300m、悪天候にも左右されない全面アーケード。屋根の天幕スクリーンには映像が映し出される仕組みで、訪れる人を毎日楽しませています。

店舗数は約200。昔ながらのお店も残ってますが、入れ替わりも激しいようです。それも、また吉祥寺らしさを感じますね。

吉祥寺には複数の商店街があります。サンロード商店街に並ぶ二大商店街の一つが「ダイヤ街」です。サンロードのすぐ隣で、こちらもアーケード付きなので、知らない人は見分けがつかないかもしれませんね。日が沈むとライトアップされて、まさにダイヤのような輝きを見せます。

メンチカツや吉祥寺揚げの名店、ドイツパンの専門店やお洒落な帽子屋さんなど、魅力あふれるショップが沢山あります。毎日通っても飽きることはありません。

また、商店街から数分も歩けば「井の頭恩賜公園」に行けるのも、嬉しいポイントです。人混みに疲れた時、買い物を終えて一息つきたい時。商店街をたっぷり満喫したら、緑の中で、心を落ち着かせてみてはいかがでしょうか。

そのほか、商店街の中には「吉祥寺美術館」もあるので、アートに触れたい気分の時もオススメです。常設展100円、企画展300円と格安ですよ。

詳細情報

施設名:吉祥寺サンロード商店街
所在地:〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目15-1
アクセス:JR吉祥寺駅 徒歩1分

《武蔵野市》吉祥寺サンロード商店街/周辺のオススメ物件

10、新仲見世商店街/台東区

都内有数の観光名所「浅草」。浅草寺と雷門を結ぶ仲見世商店街が有名ですが、どちらかといえばそちらは観光客メイン。地元客も多く利用する、浅草最大のアーケード街が「新仲見世商店街」。通称「しんなか」です。

全長は約380m。アーケード商店街として90年近い歴史があり、都内最古と言われています。仲見世商店街が「江戸」の代表としたら、新仲見世商店街は「昭和」の記憶を伝える場所、といえるかもしれません。

改装工事が行われ、2011年にアーケードも新しくなりましたが、何代も続く老舗もまだまだ随所にあり、浅草の伝統を肌で感じることができます。

着物のレンタルや、下駄屋さんがあるのも浅草ならでは。もちろん、昔からの個人商店だけでなく、人気のチェーン店やファーストフード、美味しい飲食店も沢山あります。浅草近辺に住んでいたら、買い物の殆どはここで済ませられます。

商店街を抜けると浅草ROXまで行けるので、散歩がてらショッピング三昧をしたり、浅草ROXの「まつり湯」で癒されるのもよいですね。綺麗な露天風呂がありますよ。

商店街の横に、お酒好きには堪らないストリートがあります。その名も「ホッピー通り」。お昼から営業している店舗も多く、いつ足を運んでも活気に溢れています。

煮込み料理が有名で、どのお店でもメニューに並んでいます。牛すじが好きな人は、毎日通ってしまうかも。観光地なので、常連だけでなく一見さんでも気軽に寄れるのが嬉しいですね。

詳細情報

施設名:新仲見世商店街
所在地:〒111-0032 東京都台東区浅草1丁目21
アクセス:東京メトロ・東武線ほか 浅草駅 徒歩1分

《台東区》新仲見世商店街/周辺のオススメ物件

11、学芸大学商店街(西口・東口)/目黒区

東急東横線の学芸大学駅を降りると、狭いエリアに計6つもの商店街がひしめく、まさに商店街尽くしのエリアに出ます。全て合わせると、店舗数は何と600件以上。この一帯を総じて「学芸大学商店街」と呼ばれます。

特にメインとなるのが、駅を中心に東西に広がる「東口商店街」と「西口商店街」。東口の方は、どちらかといえば個人商店が目立つ印象。昭和感満載の本屋さん「恭文堂書店」に、スーパーやドラッグストアが並びます。カルディやファミレスなども充実していて、一人暮らしの学生から家族連れまで楽しめるラインナップです。

西口商店街は変わらず活気にあふれてますが、どちらかといえば全国チェーンなどの有名店が多い印象です。学生・サラリーマンの強い味方、「マクドナルド」「スターバックス」なども揃っています。変わり種として、落語や芝居を楽しめる「千本桜ホール」も。休日に買い物がてら、フラッと楽しむのもよいですね。

また、商店街から5分歩けば碑文谷公園にたどりつけます。買い物に疲れたり、美味しい食事をした後は、新緑巡りを楽しむのも一興です。弁天池では亀や水鳥の姿を眺めながら、ボート遊びもできますよ。

充実したショッピング環境に、心地よい自然のリクラゼーション。一度住んだら、もう引っ越したくない!という方が多いのも納得のエリアです。

詳細情報

施設名:学芸大学商店街
所在地:〒152-0004 東京都目黒区鷹番2丁目15-12
アクセス:東急東横線・学芸大学駅 徒歩0分

《目黒区》学芸大学商店街/周辺のオススメ物件

12、笹塚十号通り商店街/渋谷区

新宿まで京王線でわずか5分。利便性、生活環境に優れた笹塚エリアで、長年愛され続けている地域密着型の商店街が「笹塚十号通り商店街」です。笹塚駅北口を出て、甲州街道を渡るとすぐに、いかにも昭和感のにじみ出たモニュメントの入口が見えてきます。

名前の由来は、かつてこの地に流れていた、玉川上水路に架かる橋から来ています。当時、全部で16の橋があり、淀川浄水場から数えて1号橋、2号橋・・・と名が付けられいました。今では水路も道路に変わりましたが、その経緯から通りも「〇号通り」と呼ばれ、10番目の橋の場所に造られたことから、笹塚十号通り商店街となったそうです。

商店街の全長は約200m。一歩足を踏み切れるとすぐに感じる、これこそ「商店街」という雰囲気。チェーン店もありますが、昔ながらの鮮魚店や八百屋、スーパーなど、個人商店がとても多く見られます。

通りの頭上には季節に応じて、ブルーやピンク、オレンジの装飾が飾られます。人の温もりを大事にしたい、という想いから、組合が長年続けている取り組みだそうです。粋な計らいですね。

赤ちゃんのオムツ替えや休憩所に使えるコミュニティセンターもあり、家族連れにも利用しやすくなっています。

道幅は広くありませんが、車が入ってこれないため子どもにも安全です。道路が綺麗なレンガで整備されているので歩きやすく、日が落ちるまえの散策にもピッタリです。つい買い食いをしたくなってしまいますね。

昔ながらのお店だけでなく、素朴なケーキが味わえるスイーツハウスや、有機食材を取り入れたヘルシーランチの洋食屋さんなど、若者向けの店も増えてきています。都心への短時間アクセスと、暮らしやすい下町ライフを両立できる街「笹塚」。東京暮らしの候補に、ぜひ加えておきたいですね。

詳細情報

施設名:笹塚十号通り商店街
所在地:〒151-0073 東京都渋谷区笹塚2丁目41-17
アクセス:京王線・笹塚駅 徒歩4分

《渋谷区》笹塚十号通り商店街/周辺のオススメ物件

13、中野サンモール商店街/中野区

新宿まで特快に乗れば5分と、笹塚と並び非常にアクセスの優れた中野駅。このエリアの2大ショッピングエリアとして有名なのが、「中野サンモール商店街」そして「中野ブロードウェイ」です。

中野サンモール商店街は全長約220m、店舗数110件程のアーケード街。中野ブロードウェイは巨大ショッピングモールで、地下1階から地上3階にかけて、約300店舗が並んでいます。規模の大きさと駅直結という利便性から、週末には5万人以上が訪れる人気スポットに発展しました。

誰もが知る大手のチェーン店から、庶民的な小売りショップまで、多種多様なお店が並んでいます。飲食もファーストフードから回転ずしまで揃っており、のんびり「お焼き」の食べ歩きを楽しむカップルの姿も。

隣には、戦後ヤミ市からの歴史をもつディープな飲み屋街もあり、仕事に疲れた日はちょっと立ち寄って気分転換するのもよいでしょう。見ているだけで癒される、可愛いペットショップもあります。若者から家族連れまで楽しめる。そんな魅力がこの商店街には溢れています。

そして商店街を抜けた先にあるのは「中野ブロードウェイ」。”サブカルの聖地”の異名をもつショッピングモールです。アニメやゲームの聖地といえば秋葉原が有名ですが、こちらは一つのモールに、同人誌、フィギュア、コスプレなど様々な専門店が凝縮されており、短時間で効率的に目当ての商品を探せるのがポイント。人混みも秋葉原ほどではないので、電気製品やパソコンパーツが目的でなければ、こちらの方もオススメです。

またサブカル関係だけでなく、美味しい飲食店やインディーズショップ、服飾や生鮮食品が並ぶデパ地下なども充実しています。ここにきて、買い物に困ることはまずありません。近くに住んだら、ぜひ通い詰めしたいですね。

詳細情報

施設名:中野サンモール商店街
所在地:〒164-0001 東京都中野区中野5丁目64
アクセス:JR中野駅 徒歩1分

《中野区》中野サンモール商店街/周辺のオススメ物件

14、高円寺パル商店街/杉並区

最後に紹介するのは、杉並区の高円寺パル商店街。JR高円寺駅の南口から直結しています。アーケード街なので、電車を降りたら濡れずに買い物できるのが嬉しい所。全長は約250mで、約100店舗が並びます。

スイーツや古着のショップが充実しており、ファッションに敏感な方にはとくにオススメです。もちろん歴史ある商店街なので、昔ながらの老舗も沢山あり、幅広い世代が楽しめます。チェーン店も100均一、大手ドラッグストア、居酒屋など多数揃ってます。

また高円寺には全部で10を超える商店街があります。まさに商店街の密集地です。パルと並ぶオススメが「高円寺純情商店街」です。高円寺といえば、こちらを推す住民も多いですね。元は高円寺銀座商店街という名前でしたが、村上春樹の小説「1Q84」の舞台になったことから純情商店街に改名された、という逸話があります。

コンビニ、ドラッグストアなどのチェーン店に加え、古本や美味しいケーキの個人商店など、品揃えはパル商店街に劣りません。 アーケードは付いてないので、天気や気分に合わせて、それぞれを楽しむのも良いですね。

そして高円寺パル商店街といえば、「高円寺阿波踊り」。毎年8月に行われ、来場数はなんと約100万人にものぼります。本家・徳島の阿波踊りに触発された、地元青年部の発案により始まり、今では60年以上の歴史をもつ本イベント。徳島の名産・すだちもPRされたり、地元民だけでなく、県外出身者も楽しめる構成になっています。

そのほか、ストリートライブや人気タレントのトークショーが楽しめる「高円寺フェス」や、サーカスさながらのアトラクションが楽しめる「びっくり大道芸」など、高円寺ではイベントが目白押し。刺激的な生活が送れること、間違いなしです。

詳細情報

施設名:高円寺パル商店街
所在地:〒166-0003 東京都杉並区高円寺南4丁目25
アクセス:JR高円寺駅 徒歩1分

《杉並区》高円寺パル商店街/周辺のオススメ物件

東京の商店街特集、いかがでしたか?見てるだけでワクワクするような、そんな魅力あふれる商店街が東京には沢山あります。 徒歩圏内に大きな商店街あるだけで心強いですよね。それが初めての土地であれば猶更です。

ある程度条件が決まってきたら、あとは「商店街」を基準に自分のホームを決めるのもオススメですよ。