藤沢市ってどんな街？住みやすさ・魅力を徹底解説！

藤沢市は、横浜市や鎌倉市に隣接している街で、東京からの距離は約50kmです。相模湾に面している藤沢市は、湘南エリアの中心地としても親しまれています。自然を満喫できるスポットが満載なので、憧れの海沿い暮らしが叶うでしょう。

リゾート地として有名な「江ノ島」も、実は藤沢市内にあるんですよ。ショッピングモールが豊富な街から治安の良い穏やかな住宅街まで、個性豊かなエリアが揃っています。一人暮らしの方も子育てファミリーの方も、老若男女が住みやすい街です。

今回は藤沢市の住みやすさを詳しく解説します。神奈川県で一人暮らしを検討しているなら、藤沢市は穴場の街です。歴史やオススメスポットなどを知っていただき、ぜひお部屋選びの参考にしてくださいね。

藤沢市ってどんな街？

まずは藤沢市がどんな街なのか見ていきましょう。藤沢市の歴史や特長、交通の利便性をご紹介します。

藤沢市の歴史

藤沢はもともと遊行寺の門前町、東海道の宿場町として発展してきました。江戸時代には複数の街道が集まる交通の要衝として栄えます。明治時代には鉄道開通とともに別荘地になり、その後閑静な住宅街になりました。

藤沢市が誕生したのは1940年で、第二次世界大戦のさなかのことです。戦後は多くの大手企業が藤沢市に工場を建てます。工場進出にともない周辺には団地や宅地が整備され、人口が急増します。

1950年には10万人足らずでしたが、1980年には30万人まで増加。人口が増えるにしたがって、どんどん都会化が進んでいきました。現在では工場跡地の再開発などがおこなわれ、大型ショッピングモールや住宅街が次々と誕生しています。昔から多くの人々が行き交い、街の新陳代謝が進む街です。

藤沢市の特長

藤沢市の特長は、個性豊かなエリアが揃っている点です。藤沢市は、南北に縦長の形をしています。エリアごとに景色や雰囲気がまったく違うので、自分好みの街を見つけやすいでしょう。

自然を感じられるのは藤沢市の北部と南部です。南部には相模湾が広がっていて、オーシャンビューやマリンスポーツを楽しむことができるでしょう。反対側の北部は、田畑や住宅街が多いため、緑が豊富。のんびりと穏やかな時間を過ごすのにもってこいの環境です。

都会的な雰囲気が好みの方は、藤沢市中央部での生活がフィットします。藤沢駅周辺など中心市街地に行くと、ショッピングスポットが目白押し。欲しい物はだいたい市内で揃えることができますよ。リーズナブルなお店や、おしゃれなお店が多いのも嬉しいポイントです。

藤沢市の利便性

藤沢市内には「JR東海道本線」「JR湘南新宿ライン」「江ノ島電鉄」「小田急江ノ島線」「横浜市営地下鉄ブルーライン」「相模鉄道いずみ野線」が走っています。「藤沢駅」は4路線が乗り入れる、藤沢市の一大ターミナルです。東西南北に路線が通っているので、藤沢駅周辺に住めば電車移動だけで生活を完結できます。

JRの2路線は市内を東西に横断していて、横浜方面や東京方面に行くのに便利。藤沢駅から東京駅までの所要時間は東海道本線で約47分です。東京・新宿〜平塚・小田原間で運行されている「特急湘南」も、藤沢駅に停車します。特急湘南は全席指定席で特急料金がかかりますが、座って行けるので快適です。

小田急江ノ島線は、市内を南北に移動するときに重宝する路線です。江ノ島電鉄は藤沢駅から南下して「江ノ島」を通り、終点の鎌倉駅までつながっています。江ノ島電鉄は海の近くを走るので、車窓の風景がとても綺麗ですよ。海沿いへ行くときは、小田急江ノ島線か江ノ島電鉄を利用するのが便利です。

藤沢市から少し離れたエリアで生活する場合は、バスを利用するのも手です。坂が多かったり天候が悪かったりしても、ストレスなく移動できます。このように公共交通機関が充実している藤沢市では、マイカーがなくても不自由に感じることはありません。

藤沢市の5つの魅力！

藤沢市はエリアごとに個性があり、魅力が盛りだくさんです。今回は藤沢市の中で特にオススメな5つにスポットをあてて、それぞれの魅力を徹底解剖します。あなたにぴったりなエリアがきっと見つかるはずですよ。

魅力①交通利便性抜群！藤沢駅周辺エリア

藤沢エリアは、藤沢市の中央部に位置しています。大きなビルが立ち並び、多くの人々が行き交う都会エリアです。駅やお店など便利な機能がぎゅっと集まっています。

最大の魅力は、交通利便性に優れていること。藤沢駅は4つの路線が交錯する結節点になっていて、目的地に合わせて路線を使い分けられます。通勤だけでなく、休日のお出かけにも便利ですよ。

藤沢駅の周辺は、ショッピングスポットも充実しています。大型ショッピングモールや商店街の品揃えが豊富なので、東京や横浜に行かなくてもお目当ての物はだいたい揃います。

魅力②再開発によって急成長！辻堂エリア

藤沢市の南西部にある辻堂エリアは、再開発によって急成長を遂げてきました。駅の北口エリアでは工場跡地の再開発がおこなわれ、「湘南C-X（しょうなんシークロス）」という新たな街が誕生。ショッピングモール「Luz湘南辻堂」「テラスモール湘南」をはじめ、大規模な公園や病院が開業し、新しくて綺麗な街並みが魅力です。

海沿いには「辻堂海浜公園」という広大な公園があり、週末は多くの人々で賑わっています。ここも在日米軍海軍辻堂演習場の跡地にできた公園です。戦後から現在にいたるまで、辻堂エリアの風景は目まぐるしく変化してきました。時代のニーズに合わせて街がアップデートされているので、若い人を中心に人気ですよ。

魅力③湘南スローライフを満喫！海岸エリア

片瀬や鵠沼など藤沢市南東部にある海岸エリアは、観光客やサーファーが多い活気あふれるエリアです。お出かけスポットが目白押しなので、充実した休日を過ごせるでしょう。湘南のスローライフを思う存分満喫できるエリアです。

海岸に沿って、広大な公園や海水浴場が整備されています。海の家やイベント会場が並んでいるので、海が好きな人にはたまらないはず。江ノ島は言わずと知れた一大観光地。「江ノ島水族館」や「江ノ島シーキャンドル」などの有名施設と食べ歩きが楽しめます。

「観光地は騒がしそう」「人が多くて落ち着かなさそう」というイメージがあるかもしれません。しかし片瀬・鵠沼の場合、観光地から少し離れると、意外にも静かな住宅街が広がっているんです。細い道沿いには、ゆったりとした戸建て住宅が並びます。ファミリーが多く、安心して暮らせますよ。

エリア内には小田急江ノ島線と江ノ島電鉄の2路線が通っています。江ノ島電鉄は鎌倉駅までつながっていて、途中車窓から海を望むことができます。休日にふらっと鎌倉へ一人旅に出てみるのも良いですね。

鵠沼海岸駅の近くにはローカルな商店街があり、日々のお買い物は近所で済ませることができます。わざわざ藤沢駅のほうまで出る必要はありません。

魅力④果物栽培がさかんでのどかな雰囲気！北部エリア

北部エリアは他のエリアとはちょっと違う、のどかな雰囲気が魅力です。まったりとした郊外での暮らしに憧れている方は、北部エリアを検討してみてはいかがでしょうか。

北部エリアには引地川や境川が流れていて、身近に自然を感じられる環境。「豊かな自然」と「都市近郊」という2つのメリットを活かして、たくさんの果樹園があります。江戸時代から続く創業100年以上の果樹園もあるんだとか。ブドウ・梨・リンゴ・柿などを中心に、さまざまな果物の栽培がさかんです。

交通アクセスは、東側と西側で異なります。北部エリアの東側には、小田急江ノ島線の「長後駅」と「湘南台駅」があります。湘南台駅は3路線が乗り入れていて、交通の便が良い駅です。横浜市営地下鉄ブルーラインと相鉄いずみ野線は始発列車を利用できるので、待てば座って通勤できますよ。

一方北部エリアの西側は電車が通っていません。そのためマイカーでの移動がオススメです。道幅の広い道路が多いので、運転しやすいですよ。大学や工場があるので、近くに住めば徒歩通勤もできます。

魅力⑤雄大な自然に癒される！中部エリア

中部エリアには六会・善行・大庭などの街があります。エリア内には「引地川親水公園」や「大庭城址公園」など、面積にゆとりのある公園が多数。樹木や花が生き生きと育っていて、自然の雄大さを感じられる場所です。穴場スポットが多いので、混雑が苦手な方ものんびり散策できますよ。ランニングやウォーキングもできるので、運動好きの方におすすめです。

小田急江ノ島線が通っていて、停車するのは「六会日大前駅」と「善行駅」です。駅前にコンビニやスーパーが集中しているので、お買い物環境が整っていますよ。

西側は電車が通っていない代わりに、ロードサイドの大型店舗が充実しています。日常生活ではマイカー移動が主流になるでしょう。広い駐車場を備えた店舗が多いので、運転初心者の方も安心です。

中部エリアには、広大な敷地を活かしたゴルフ場も多いです。善行から引地川にかけては傾斜地になっていて、田畑や森林が広がっています。藤沢駅から2駅しか離れていないのに、これだけ自然が残っているのは貴重です。都会の近くで田舎暮らしを実現できますよ。

藤沢市のデータ

藤沢市のデータを見れば、どんな街なのか具体的にイメージしやすくなります。それでは早速、藤沢市の「人口」「治安」「家賃相場」のデータを見ていきましょう。

人口

藤沢市の人口は約44.3万人で、前年と比べて約3,600人増加しています。2022年1月1日の人口動態調査によると、藤沢市の前年比人口増加数は神奈川県内トップ。人口増加率も2位にランクインしていて、人気が高まっていることが伺えます。市制を施行した1940年の人口3.6万人と比べると、現在の人口は10倍以上です。

続いて転入者数と転出者数の関係を見ていきましょう。藤沢市では転入者数が転出者数を上回る「転入超過」が続いています。年齢別に見ると14歳以下の転入者数が多く、ファミリー層が多く転入してきている傾向です。東京都内から藤沢市への転入者も増えていて、移住先としても人気です。テレワークが普及したことや、都心へのアクセスが良いことが影響していると考えられます。

治安

藤沢市は比較的治安が良く、単身女性や小さな子どもがいる世帯も安心して暮らせる街です。神奈川県警の犯罪統計資料を見ると、藤沢市の犯罪認知件数は2002年（平成14年）をピークに減少しています。

藤沢市の犯罪認知件数を見てみましょう。

（参照：神奈川県警察　刑法犯　罪名別市区町村別認知件数）

2022年（令和4年）における藤沢市の犯罪認知件数は1,835件で、横浜市の14,203件と比べると少ない水準です。凶悪犯は18件で全体の1%程度、自転車盗などの窃盗犯が1,352件と大きな割合を占めています。自転車を停めるときは、施錠を徹底するなど対策が必要です。

地域の防犯意識が高いことも、安心して暮らせるポイントです。藤沢市では「犯罪に強いまちづくり」を目指して、警察・行政・市民が三位一体となった防犯活動がさかんです。たとえば「地域の防犯パトロール活動」では、自治会や町内会のメンバーが青色回転灯装備車（通称、青パト）や自転車、徒歩で見守りを実施。犯罪が起きやすい場所を重点的に回る「ホットスポットパトロール」も定期的におこなわれています。

家賃相場

藤沢市の家賃相場は6.42万円で、人気が高いわりに家賃が安く、コストパフォーマンスが良いです。東京都から少し離れているので、その分家賃を抑えられるのでしょう。テレワークが多い方や神奈川県内に通勤・通学する方は、藤沢市の物件が狙い目です。

予算に合う物件が見つからない場合は、条件を見直してみることが大切です。条件が多すぎると、安くて良い物件を見逃してしまう可能性があります。たとえば駅距離の条件を緩めれば、5万円台のワンルームもあります。譲れない条件をリストアップして、優先順位を付けてみましょう。

藤沢市で人気の街

ここからは、藤沢市で人気の街をご紹介します。タイプの異なる3つの街を抜粋しているので、お部屋探しをしている方はぜひ参考にしてくださいね。

辻堂駅

辻堂駅は利便性と落ち着いた雰囲気のバランスが絶妙で、若いファミリー層を中心に人気です。辻堂駅にはJR東海道本線と湘南新宿ラインの2路線が乗り入れています。東京駅や品川駅に乗り換えなしで行けて、所要時間は1時間以内。横浜駅や川崎駅など、神奈川県内のターミナルにもアクセスしやすい環境です。

バスが多方面に出ているので、近隣エリアの移動も便利です。辻堂駅の北口・南口・西口には、バスロータリーがあります。路線と本数が多く、どこにでも行きやすく待ち時間が少ないのが嬉しいポイント。マイカーを持っていなくても、不自由を感じることは少ないでしょう。

商業施設が揃っていることも、辻堂駅が人気の理由です。「テラスモール湘南」は湘南エリア最大級の大型ショッピングセンターで、豊富な品揃え。ロードサイドには、本屋と多種多様な店舗が一体化した話題のショッピングモール「湘南T-SITE」もあります。センスの良いおしゃれなお店が満載で、湘南らしい雰囲気の中でお買い物を楽しめます。

駅から少し離れると閑静な住宅街が広がっているので、喧騒から離れて落ち着いた暮らしをすることが可能。都会的なエリアとのメリハリがしっかりしていて、とても居心地が良いです。海沿いの「辻堂海浜公園」まで行けば、雄大な自然を感じられます。自然豊かな場所で暮らしたい方にはぴったりです。

＞「辻堂」を実際に歩いてみました！住みやすさ実感レポートはこちら

辻堂駅・周辺／オススメ家具付きマンスリーマンション

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JR東海道本線 辻堂駅／徒歩2分
1R・24.8㎡～
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アットイン藤沢3

JR東海道本線 辻堂駅／徒歩2分
1K・22.1㎡～
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藤沢駅

藤沢駅はとにかく利便性が抜群で、働き盛りの会社員の方に人気の街です。駅前は人通りの多い繁華街で、昼夜問わず賑やかな雰囲気。電車に乗るついでに買い物や食事ができるので、生活のすべてが駅周辺で完結します。通勤時間を短くしたいという方は、藤沢駅の近くに住むのがおすすめです。

利用できる電車の路線は「JR東海道本線」「JR湘南新宿ライン」「江ノ島電鉄」「小田急江ノ島線」の4つです。東京駅までは1本で行くことができ、所要時間は約48分かかります。横浜駅までは約20分で着くので、通勤や通学に便利です。9時〜16時までは1時間に1本、湘南新宿ラインの特別快速も停車。特別快速に乗ればさらに移動時間を短縮できます。

路線バスも充実していて、各方面に行きやすいです。「江ノ電バス」と「神奈川中央交通」の2社が運行しています。長距離のバスも通っていて、羽田空港や成田空港、東京駅、新宿駅にバスで行くことも可能です。出張が多い方におすすめですよ。

大型ショッピングモールが多数あるのも人気のポイント。「さいか屋藤沢店」「ルミネ藤沢」「ODAKYU湘南GATE」「湘南藤沢オーパ」「リエール藤沢」など、バリエーション豊富です。駅直結のお店もあるので、雨の日も濡れずにお買い物できます。スーパーやコンビニの数も多く、食料品の買い出しも楽々です。

＞「藤沢」を実際に歩いてみました！住みやすさ実感レポートはこちら

藤沢駅・周辺／オススメ家具付きマンスリーマンション

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JR東海道本線 藤沢駅／徒歩6分
1R・18.4㎡～
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JR東海道本線 藤沢駅／徒歩8分
1R・16.7㎡～
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善行駅

善行駅は閑静な住宅街が広がっていて、静かな生活を好む人に向いています。ファミリーや、昔から住んでいる高齢者が多いです。駅から少し離れると山林・農地・川があり、のどかな雰囲気が漂います。都会では味わえない綺麗な空気と自然あふれる環境が魅力です。

坂が多い地形なので、歩いているとコロコロ風景が変わるのも面白いところ。見晴らしの良い高台もあります。アップダウンがきついときは、乗合タクシーの「のりあい善行」がオススメ。地域主体の取り組みとして、善行地区東部で運行されています。料金は大人300円。サポーター会員になるとさらにお安くなりますよ。

善行駅から藤沢駅まではたったの2駅、約6分で着きます。藤沢駅からJR線に乗り換えれば、横浜・東京方面にアクセス可能です。都会的な藤沢駅とは雰囲気がガラッと違うので、オンオフの切り替えがしっかりとできます。

駅前に大規模なショッピングモールや繁華街はありません。その代わり個人商店やチェーン店が点在しているので、普段買い物や食事に困ることはないでしょう。善行駅西口の目の前にあるスーパー「相鉄ローゼン善行店」は、早朝6時から深夜1時まで営業。帰りが遅くなったときも、お買い物して帰れます。繁華街がないため酔っ払いが少なく、治安が良い点も女性に嬉しいポイントです。

善行駅・周辺／オススメ家具付きマンスリーマンション

ユニオンマンスリー藤沢善行駅前1

小田急江ノ島線 善行駅／徒歩3分
1R・17.0㎡～
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藤沢市で人気のお出かけスポット

藤沢市は、ワクワクするお出かけスポットが満載です。ここからはオススメのお出かけスポットを、定番から穴場まで3つご紹介します。藤沢市での休日を楽しんでくださいね。

江ノ島シーキャンドル

江ノ島シーキャンドルは、絶景を楽しめる展望灯台です。2003年にリニューアルが行われ、今も湘南のシンボルとして親しまれています。交通アクセスは、小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」から徒歩20分です。途中の道のりにはお店がずらっと並ぶ仲見世通りがあるので、観光しながら向かうことができますよ。坂や階段が多いので、歩きやすい靴でお出かけくださいね。

展望台は、海抜101.5mのガラス張りの展望台とその上の屋外展望台の2種類があります。富士山をはじめ、伊豆半島や箱根など、360°ぐるっと景色を見渡せますよ。夕焼けや夜景は言葉を失うほどの美しさ。デートスポットとしても人気で、夜はロマンチックな雰囲気が漂います。

カフェやスーベニアショップも併設されています。カフェ「TODAI KITCHEN DELI&TEA」では、湘南・藤沢産の食材を使ったこだわりメニューを提供。屋外のテラス席があり、海風を感じながら食事できます。スーベニアショップ「21days SOUVENIR(S)ENOSHIMA」は、「湘南の日常」を感じられるお店です。ここでしか手に入らない限定グッズも販売されています。

江ノ島シーキャンドルのふもとには、「江ノ島サムエル・コッキング苑」という植物園もあります。貿易商サムエル・コッキング氏が1882年（明治15年）に造った庭園の跡地です。園内は四季折々の植物や貴重な亜熱帯植物などを見ることができますよ。日中17時までは入場料無料です。17時以降は有料になりますが、イルミネーションイベントが開催されて綺麗ですよ。

テラスモール湘南

休日にショッピングを楽しむなら、駅前の大型ショッピングモール「テラスモール湘南」がオススメ！JR辻堂駅に直結しているので、雨の日も濡れません。約2,500台の駐車場も完備されているので、たくさんお買い物するときはマイカーで行くと便利です。駐車料金は、最初の1時間が無料で、以降1時間ごとに150円かかります。お買い上げ金額に応じて駐車サービスを受けられるので、レジで駐車券の提示をお忘れなく。

テラスモール湘南は、辻堂駅北口の大規模開発計画「湘南C-X」の中核施設として、2011年に開業しました。店舗数は約280店舗で、湘南エリア最大級の規模です。2018年には開業以来初の大規模リニューアルを実施し、全体の約4割にあたる117店舗を一新しています。

「潮風キッチン」は、湘南グルメを中心に10店舗が集結する巨大フードコートです。全国チェーンではなく、地元の老舗名店にフォーカスしている点が大きな特徴。ローストビーフやバラ丼など、湘南ならではの味を堪能できますよ。座席にゆとりがあるので、小さな子どもと一緒でも、気軽に入りやすいです。

映画館「109シネマズ」もあります。全部で10スクリーンあり、湘南エリアで最大規模を誇ります。IMAXレーザーによる超高解像度映像と高密度サラウンドを体験できる映画館です。毎週月曜日はペアマンデイといって、2人でお得に映画を観られます。レイトショー（20時以降）、109シネマデイ（毎週水曜日）、ファーストデイ（毎月1日）など割引サービスも要チェックです。

引地川親水公園

引地川親水公園は、川沿いの緑地に造られた自然豊かな公園です。子どもたちに川に親しんでもらうことを目的に、1997年（平成9年）開園しました。公共交通機関を使う場合は、藤沢駅・辻堂駅・湘南台駅からバスで行くことが可能です。車で行く方は、無料の駐車場を利用できますよ。

引地川の西側には「多目的広場」や「大庭スポーツ広場」などがあります。芝生が敷かれているので、レジャーシートを持ってピクニックに訪れる方も多いです。多目的広場の横には「ドッグパーク」も併設されているため、愛犬と一緒に遊ぶこともできます。

引地川の東側には「湿性植物園」「藤棚の回廊」「つつじの丘」など、植物を観賞できるスポットが多数。フジの花は4月中旬〜5月上旬頃に花を咲かせます。他にも梅やアジサイなど、季節を象徴する花を見られるので、1年に何度も足を運びたくなるでしょう。

藤沢市を代表する桜の名所としても有名です。川の両岸に約200本の桜並木が続いています。ピンク色の桜並木はとてもダイナミックで、まるでトンネルのよう。1年に1度しか見られない、川と桜の共演をお楽しみください。

川沿いにはサイクリングロードが整備されているので、サイクリングが好きな方にもぴったり。公園内を1周するコースは、約1.7km程度。初心者でも無理せず走れる距離です。もっと長い距離を走りたい方は、引地川沿いを北上すれば大和市までつながっています。

藤沢市のオススメイベント

地域のイベントに参加すると、いつもとは違う体験ができて楽しいですよね。ここからは、藤沢市のオススメイベントをご紹介します。

ふじさわ江ノ島花火ウィーク

「ふじさわ江ノ島花火ウィーク」は、藤沢市の空を彩る秋の風物詩です。2012年から「ふじさわ江ノ島花火大会」としてスタートし、多くの人々から人気を集めてきました。コロナ禍などの影響で開催が見送られてきましたが、2022年に4年ぶりの復活を遂げています。

例年は10月中旬に開催されていますが、2022年度は11月14日〜18日の5日間に分けて開催されました。これに伴い、イベントの名前も「ふじさわ江ノ島花火ウィーク」に変更。打ち上げ時間は各日3分間、1日あたりの打ち上げ本数は150発です。来場者を分散することにより、密にならないよう花火を楽しめる工夫がされています。

打ち上げ場所は、「東洋のマイアミビーチ」と呼ばれる片瀬海岸。江ノ島を背景にした、湘南ならではのロケーションです。「新江ノ島水族館」や「湘南海岸公園」からは遮るものがなく、花火を綺麗に見られますよ。

「花火は夏」というイメージが強いかもしれませんが、秋に開催される花火大会は実はメリット満載なんです。空気が澄んでいるので、大輪の花火がより鮮やかに見えますよ。夜風が心地よい季節なので、快適な環境で見られるのも嬉しいポイントです。秋の花火大会をぜひ体験してみてください。

藤沢市のマンスリーマンションで「お試し住み」しませんか

同一市内とは思えないほど、エリアごとに風景や雰囲気がガラッと変わるのが、藤沢市の特長です。藤沢駅が交通の起点になっていて、東西南北に電車が通っています。東京・横浜方面だけでなく、江ノ島・鎌倉方面にもつながっていて、仕事とプライベート両方を充実させてくれそうです。

藤沢市は便利で暮らしやすいのにも関わらず、家賃相場が良心的。治安も良く、自然を感じながら生活できるでしょう。神奈川県でお手頃な家賃の物件を探している方に、ぜひオススメしたい穴場の街です。

「藤沢市で暮らしてみたい！」と感じたら、マンスリーマンションで「お試し住み」してみませんか。マンスリーマンションには、一人暮らしに必要な家具家電がそろっています。新生活にかかる手間や費用をぐっと減らせるので、気軽に一人暮らしを始められますよ。

この記事を書いた人

わたなべ／Webライター

不動産業界で8年間勤務した後、フリーランスの不動産WEBライターとして活動しています。
保有資格は、宅地建物取引士と再開発プランナー。人生で10回以上の引越し経験があり、心の故郷と呼べる街が全国にたくさんあります。
最近はまっていることは、コーヒーを淹れること。挽きたてのコーヒーを淹れる時の、ぷっくり膨らむ泡がたまらなく好きです。街を歩いていて焙煎所やコーヒースタンドを見つけると、チェックせずにはいられません。ミル・ドリッパー・サーバーなど、コーヒー器具も少しずつ揃えています。