厚木市ってどんな街?住みやすさ・魅力を徹底解説!

神奈川県の中央部に位置する厚木市は、利便性や自然環境、観光や産業など、豊富な資源と財源をもつ、人口約22万4千人の大都市です。単身者、ファミリーともに人気が高く、その住みやすさはお墨付き。2022年の「借りて住みたい街ランキング(首都圏版)」において1位、同じく「買って住みたい街ランキング(首都圏版)」5位を獲得しています。

街の主要駅とも言える「本厚木駅」は都心へのアクセス性も良く、駅周辺には、飲食店からファッション、日用品まで揃うさまざまなショップが集まっているため利便性は抜群。さらに、市役所や図書館、子育て支援センターなどの公共機関やクリニックなど、なくてはならない街の機能がぎゅっとつまっています。

今回はそんな魅力あふれる「厚木市」の住みやすさや街の魅力について、さまざまな角度から徹底解説。厚木市で一人暮らしをお考えの方や、家族で住む家を探している方はぜひ、チェックしてみてくださいね。

厚木市ってどんな街?

県内にある33市町村中7番目の広さを持つ厚木市は、いったいどのような街なのでしょうか?ここからは、そんな厚木市を歴史・特徴・利便性の3分野に分けて解説します。

厚木市の歴史

厚木市は、1955年(昭和30年)2月1日、神奈川県内13番目の市として誕生しました。

  • 昭和30年2月:1町4箇村が合併し「厚木市」が誕生
  • 昭和31年7月:2箇村と翌年9月に1村を編入
  • 昭和50年代後半:「森の里」を中心に研究開発などの企業を集積し多機能な都市へ

厚木市が誕生した昭和30年代は、ソニー株式会社の厚木工場の開設や内陸工業団地の造成、本厚木駅前の土地区画整理事業など、街づくりや産業の活性化が急ピッチで行われました。

その後昭和43年になると、東名高速道路の東京〜厚木間、翌年に全線が開通します。それにより、名古屋、大阪方面や箱根や熱海などの伊豆方面への交通の要衝となっていきました。その頃の本厚木駅前は建物もまばらで空き地も多かったのですが、昭和43年にロマンスカーが停車するようになると、通勤手段としても活用される方が増えていきます。

昭和49年12月、本厚木駅の下り線が高架化され開かずの踏切が解消されると「丸井」や「イトーヨーカドー」、イオンの前進である「ダックシティ」などが続々とオープン。それに伴い、昭和51年には本厚木駅の上り線の高架化も進められ、本厚木駅を中心とした街並が形成されていったそうです。

ちなみに本厚木駅の電車の接近メロディは3人組の音楽グループ「いきものがかり」の”YELL”という曲が使われていることをご存じでしょうか?

これはいきものがかりのメインボーカルであり、厚木市出身の吉岡聖恵(よしおかきよえ)さんがデビュー前に厚木市内で路上ライブをしていたことから、「地元へ恩返しがしたい」と小田急電鉄へ楽曲を無償で提供されたそうです。今や超ビッグアーティストになった3人がここ厚木市周辺でライブ活動をしていたかと思うとなんだか感慨深いですね。

厚木市の特長

神奈川県内で7番目の広さを誇る厚木市。その特徴はなんといっても利便性を確保しながら豊かな自然の恩恵を受けつつ穏やかな暮らしが叶うこと。西は丹沢山地、東には相模川と山あり、川あり、温泉ありの抜群の癒し環境が整っています。

それでいて都心までは本厚木駅からわずか1時間。座って通勤したい方にはロマンスカーの「小田急特急モーニングウェイ」がおすすめです。特急電車で快適に通勤できる上、席の確保ができるためスケジュールチェックや読書など、スタイルに合わせて通勤時間を有効に活用できますよ。

さらに下り方面へ行けば「箱根」「小田原」などの温泉観光地があります。小旅行気分で日帰り温泉へ出かけたり、車のある方は「厚木インターチェンジ」より、都心や関西方面へも気軽にお出かけできますよ。

こうした交通アクセスの良さや自然環境が整っていることから、有名企業の研究所や工場が多いことも厚木市の特徴の1つ。さらに「飯山温泉郷」や「東丹沢七沢温泉郷」など厚木市内にも数々の名湯が存在しています。いずれも高い強アルカリの泉質で美肌になると評判で、都内から訪れる方も多いようです。

厚木市の利便性

厚木市にある駅は小田急小田原線の「本厚木駅」と「愛甲石田駅」の2駅で、市の南部に位置します。主要駅となる本厚木駅から都心まではおよそ1時間、新宿なら朝のラッシュ時を除けば48分ほどで到着できます。都心への通勤には少し時間がかかるものの、始発電車が複数出ているため心配いりません。座って資格勉強をしたり一日のスケジュールを立てるなど、朝のモーニングルーティンをこなす時間として通勤タイムを活用できますよ。

さらに千代田線との直通運転をおこなっているため、時間はかかりますが「日比谷」や「大手町」などへも1本でアクセスできます。ラッシュ時間の混雑が憂鬱という方にも乗り換えなしでスムーズに移動できるため、選択肢の1つとして検討してみても良いかもしれません。

また厚木市は車でのアクセス性にも優れています。東名高速道路の「厚木インターチェンジ」や圏央道の「圏央厚木インターチェンジ」、小田原厚木道路の「厚木西インターチェンジ」と充実のアクセス網。東京や横浜方面へはもちろん、湘南方面や小田原方面、信越方面、静岡や名古屋方面などありとあらゆるエリアへスムーズにお出かけできますよ。

厚木市の4つの魅力!

厚木市には、地域ごとに魅力的な要素がたくさんつまっています。ここからはそんな厚木市の魅力について3つのエリアに分けてお伝えします。

魅力①住みやすさNo.1!「本厚木駅」周辺エリア

本厚木駅周辺は、厚木市内で最も人口密度が高く、たくさんの商業施設が集まる利便性に優れたエリアです。市内にある駅は「本厚木駅」と「愛甲石田駅」の2つでいずれも小田急小田原線が乗り入れています。なかでも本厚木駅周辺にはショッピングモールや商店街、公共施設など生活する上で必要なものがすべて集約されており、利便性の高さから多くの住民が集まっています。

都心への移動には少し時間がかかるものの、新宿まで乗り換えなしでアクセスできるのは嬉しいポイント!さらに滑らかな走りを実現するロマンスカーで通勤すれば、停車駅も少なく席の確保もできるため、通勤時間を有効に使えば他のビジネスパーソンとの差をつけるアドバンテージも叶うはず。

またこのエリアの特徴は利便性だけではありません。本厚木駅から10分ほど歩くと相模川の雄大な景色が広がり、街中の風景とはガラリと印象が変わります。自然の風景と利便性、両方を手に入れたい方にとって住み心地抜群のエリアです。

魅力②温泉に森林公園、地酒も楽しめる観光スポット「七沢」エリア

七沢は厚木市の西側「玉川地域」と呼ばれるエリアにあり、厚木市内で最も雄大な自然に恵まれた場所にあります。七沢には「玉川」を中心に「谷太郎川」や「七沢川」「日向川」などたくさんの川が流れていることも特徴の1つ。玉川のほとりでは放流された鯉やアヒルの姿が見られるそうで、癒しスポットにもなっているようです。

また七沢浅間神社がある「鐘ヶ嶽(かねがたけ)」やミツマタと呼ばれる花の大群生地として有名な「不動尻(ふどうじり)」などハイキングコースも豊富にあり、遠くに見える筑波山や房総半島の景色を楽しみながら登山に訪れる方が多いようです。

また七沢といえばもう一つの魅力が美肌になると言われている「温泉」につかること。「東丹沢七沢温泉郷」は、すこしぬるめの強アルカリ泉のため、ゆっくりと日頃の疲れをとることができますよ。七沢には6つの温泉旅館がありますが、どこも日帰り温泉に対応していますので、お出かけついでにふらっと訪れることも可能です。

ほかにも県内最大級の都市公園「神奈川県立七沢森林公園」があり、ハイキングやバーベキューなどを楽しめます。そして公園に訪れた際にはぜひ、厚木市唯一の酒蔵「黄金井酒造」をぜひ訪れてみてください。東丹沢山麓の伏流水をつかった地ビールや酒粕を使ったアイスクリーム、数々の賞を受賞しているこだわりのお酒などを堪能できますよ。山も、川もお酒も温泉も楽しめる魅力いっぱい。自然が好き、アウトドアが好き、そしてお酒も好きという方にピッタリのエリアです。

魅力③ほど良い自然と厚木のもう一つの温泉郷「飯山」エリア

厚木市の中央部「小鮎地域」の先端に位置する「飯山」エリア。周辺には「飯山」をはじめとし「白山」「桜山」などの里山と地域の名称ともなっている「小鮎川」が街に沿って流れており、のどかな風景が広がります。この小鮎川を境に西側は里山、東側が居住エリアと分かれています。

飯山エリアの魅力はなんといってもお肌がツルツルになると言われる「飯山温泉郷」があること。「東丹沢七沢温泉郷」と並び都内からのアクセスも良く良質な「強アルカリ泉」とあり、観光だけでなく、温泉につかるため日帰りで訪れる方も多いのだとか。周辺にはゴルフ場もたくさんありますので、ゴルフ好きの方もぜひチェックしておきたいエリアです。

またこのエリアのもう1つの魅力が春に咲き誇る桜の美しさ。「庫裡橋(くりばし)」から「飯山白山森林公園」まで続く長谷寺の参道沿いは、ハイキングコースにもなっていて、満開の桜を楽しみながら散策できますよ。

3月下旬~4月上旬には「あつぎ飯山桜まつり」が開催され、飯山白龍太鼓や、白龍の舞、ダンスコンテなどさまざまな催しがおこなわれます。標高284mの「白山展望台」からは相模平野の道並みや、天気が良ければ房総半島や江の島、東京スカイツリーが見えることも。春は桜、秋は紅葉、冬は温泉と季節に応じてたくさんの楽しみ方ができる飯山から目が離せません。

厚木市のデータ

厚木市への移住をお考えの方は、人口の推移や治安などもう少し詳しく知りたいとお考えではないでしょうか?ここからは厚木市の人口推移や転入と転出、治安などについてのデータをご紹介します。

人口

2023年2月現在の厚木市の人口は22万5千人。厚木市が誕生した1955年(昭和30年)当時は約4万人だったことから、5倍以上人口増加しています。また1955年(昭和30年)〜2015年(平成27年)までは一貫して、人口は増加しているものの、増加率でみると1990年代からは減少傾向になっています。さらに2000年代から2015年代までは横ばい状態が続き、ついに2020年(令和2年)には減少しました。

しかしながら地区別でみると「本厚木駅」がある「厚木北」地区は人口、世帯数ともに増加していることから、少子高齢化により人口減少は進みつつあるものの、商業施設や公共施設等が集まり便利な本厚木駅周辺に魅力を感じている人々は増え続けており、近年のテレワークなどの普及によりさらに魅力が高まっていることがグラフから読み取れます。

出典:昭和30(1955)~平成27(2015)年:総務省「国勢調査(各年)」/ 令和2(2020)年:神奈川県「年齢別人口統計調査(令和2(2020)年1月1日現在)」

転入と転出

転入と転出については、2008年(平成20年)のリーマン・ショックによる景気悪化の影響を受けたとこにより、2009年(平成21年)~2011年(平成23年)は転出者が転入者を上回っているものの、その他の年代は概ね1万人程度で推移していることがわかります。

また厚木市の転入者として最も増加人数が多い年代は15歳〜19歳で、理由として厚木市内にある5つの大学への入学が理由として考えられます。転出者では就職や転職、転勤などが理由としてあげられる25歳〜39歳が最も高くなっています。

(参照:厚木市「統計あつぎ」(各年)」

治安

厚木市の犯罪件数は1,056件と決して良いとはいえませんが、その手口で見ると窃盗犯がほとんどです。内容で1番多いのが自転車の窃盗で245件、次いで万引き121件、その他空き巣や部品ねらいなどが多いようなので、防犯をしっかりすることである程度防ぐことはできるでしょう。

また本厚木駅の北口側は風俗店や居酒屋などが軒を連ねる繫華街です。そのため、夜の一人歩きなどの際は十分に気を付ける必要があります。そのためお部屋探しをする際は南口エリアで探したほうが良いでしょう。

凶悪犯 粗暴犯 窃盗犯 知能犯 風俗犯 その他
発生件数 11 56 819 57 22 91

(参照:神奈川県警察HP「過去の犯罪統計資料」より令和4年「刑法犯罪名別認知件数」)

家賃相場

厚木市周辺は、近隣の街と比べると少し相場は高いものの、都内では叶えられないような格安物件が豊富に揃っています。築年数などにこだわらなければ、人気の本厚木駅近くにもリーズナブルな物件がありますので、自然豊かなエリアで家賃を抑えて暮らしたい方にはピッタリのエリアですよ。

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間取り家賃相場
ワンルーム7.06万円
1K6.49万円
1DK7.84万円
1LDK9.62万円

厚木市で人気の街

厚木市は駅から延びるバス路線沿いに街が形成されています。そのため市内の2つの駅周辺の街に人気が集まっているようです。そこでここからは、厚木市内で人気の駅「本厚木駅」と「愛甲石田駅」2つの駅周辺の街の住み心地についてチェックしておきましょう。

本厚木駅

本厚木駅を走る路線は小田急小田原線で、新宿まで1本乗り換えなしでアクセス可能です。通常移動には50分、朝のラッシュ時間は1時間程度かかりますが、家賃の安さ、豊富な自然環境など都心では叶えられない住み心地から近年人気が高まっています。

駅周辺には「本厚木ミロード」や「イオン厚木店」「アミューあつぎ」などショッピングモールや映画館などが揃った商業施設があるため大変便利。市役所や図書館などの公共施設も徒歩10分圏内に揃っています。また本厚木駅を起点にバス路線が扇状に延びており、市民の足を支えています。

>「本厚木」を実際に歩いてみました!住みやすさ実感レポートはこちら

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愛甲石田駅

本厚木駅から小田急小田原線で一駅にある「愛甲石田駅」。駅を誘致する際に地主と自治体で意見が分かれ、厚木市側の「愛甲」と伊勢原市側の「石田」の両方の地名をつけ、場所も現在の位置となる市の境目にまたがるように誘致されたようです。

愛甲石田駅にはショッピングモールのようなお店はありませんが、スーパーマーケットや飲食店などはほどよく揃っていますので、日常のお買い物で困ることはないでしょう。ただしアパレル系や大きなお買い物をする際は、本厚木駅や海老名駅周辺まで行く必要がありそうです。この辺りで暮らす際には車があるとより便利に生活できそうです。

都心までの時間は、本厚木駅と同様に快速や急行、準急なども停車するため、ほぼ変わりません。しかしながら1分でも早く都心へアクセスしたい方は、特急ロマンスカーが停車し、より都心に近い本厚木駅の方が移動時間を短縮できるでしょう。また厚木インターチェンジまでは車で6分ほどです。そのため、東京や静岡、関西方面など車でのお出かけが多い方には駅と車での移動、両方に利便性の高い駅と言えるでしょう。

厚木市で人気のお出かけスポット

厚木市には、たくさんの自然を満喫できるお出かけスポットが点在しています。ここからはその中から3つ厳選してご紹介します。

七沢森林公園

厚木市の南西部にある「七沢森林公園」は、神奈川県の「屋根」と称される丹沢山地の尾根の斜面を整備した公園で、県内最大級の都市公園です。敷地面積は約65ヘクタール、地形を生かした自然豊かな公園で起伏もバラエティ豊か。

その地形を生かし、ウォーキングやハイキングなどにピッタリのさまざまなコースが用意されています。しっかりと整備されていますのでハイキングをしてみたいけど、「本格的な山道は少しハードルが高いかも?」という方には、まずはこちらの公園でウォーキングコースからはじめてみてはいかがでしょうか?

四季折々の景色を楽しめる公園ですが、オススメは紅葉の季節。展望台や見晴らし台などがほどよく配置されていますので、眩しいほどに美しい黄色やオレンジに染められた木々を間近で楽しむことができますよ。また春から秋にかけてはバーベキュー場も利用でき楽しみが広がります。食材は持ち込みもできますが、ちょっとした登山並みに距離や高低差もありますので、手ぶらで行くことをオススメします。森林浴を楽しみながらお腹も心も満たせるオススメのスポットです。

黄金井酒造

入り口のお稲荷さまが目印の黄金井酒造は、江戸時代後期の1818年(文政元年)創業の神奈川が誇る造り酒屋です。昭和5年に建てられた倉庫はなんともいえない風情があり、歴史を感じられます。さらに敷地内に2つある工場の中で旧工場は100年を超える歴史ある建物。酒蔵庫は調湿作用のある「土蔵」を採用。さらに扉には外気を取り込む格子にするなど先人の知恵が生かされた造りになっています。

こちらの看板商品は東丹沢の伏流水で仕込んだ清酒大吟醸「盛升」。全国新酒鑑評会「金賞」と、東京国税局酒類鑑評会「優等賞」を令和3年、4年と2年連続受賞しています。

他にも清酒「盛升(さかります)」の酒粕を使い蒸留される粕取り焼酎「旗頭」や、麦100%の酵母でつくられた生ビール「さがみビール」、地元のもち米、米麹などを用いたまろやかで深い甘味が特徴の「純米本みりん」、「酒粕アイス」などなど、たくさんのラインナップが取りそろえられています。神奈川県立七沢森林公園のすぐそばにありますので、公園へお出かけの際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。

あつぎつつじの丘公園

厚木市にはたくさんの緑豊かな公園がありますが、ここ「あつぎつつじの丘公園」は、県内最大規模のつつじの名所として知られています。ツツジが鮮やかな満開の花を咲かせるのは、ちょうど桜の季節が終わるころ。ここあつぎつつじの丘公園では、春先には美しい桜並木でお花見を楽しみ、桜が散ったあとにはヤマツツジやキリシマツツジ、オオムラサキツツジなど、5万2千本も色とりどりの美しいツツジが公園一面に咲き誇ります。

そしてこれだけの植物があるにもかかわらず、公園内はキレイに整備されているためいつ来ても清々しい気持ちに包まれます。そして駐車場2箇所と公園はすべて無料のため、恋人とのデートや家族とのお出かけの際に気の向くままにふらっと訪れてみるのも良いでしょう。先ほどご紹介しました七沢森林公園までは徒歩10分程度。午前中にツツジを見て午後から七沢森林公園でピクニックなど公園をハシゴするのも楽しそうです。

厚木市のオススメイベント

厚木市では毎年1月26日に行われる「六夜祭・だるま市」にはじまり、春の「あつぎ飯山桜まつり」、夏は「あつぎ鮎まつり」、秋の「あつぎ七沢森のまつり」と一年を通してたくさんのイベントがおこなわれています。最後に厚木市で人気の楽しいイベントをご紹介しましょう。

あつぎ鮎まつり

厚木市を代表するビッグイベントといえば、8月最初の土曜前後の3日間にわたり開催される「あつぎ鮎まつり」。70年以上も前から開催されている歴史あるイベントで「かながわのまつり50選」にも選ばれています。あつぎ鮎まつりの由来は大正時代におこなわれていた「川開き」が発祥で、近隣の旅館や飲食店などが協力し花火を打ち上げたことが「あつぎ鮎まつり」のはじまりとされています。

厚木といえば「鮎の街」ということもあり、一時期は鮎の解禁とお盆の納涼を兼ね、鎮守のまつりとして親しまれていました。ところが関東大震災や第二次世界大戦などで、復活しては中断されを繰り返していたそう。しかしながら、地元の商工業者などで結成された厚木観光協会によりついに昭和22年8月に「第一回鮎まつり」が開催されました。

まつりでは屋台などのお店はもちろん、ダンスイベントやおみこし、民踊おどりなど市民参加型のさまざまな催しがおこなわれており、大勢の観客でにぎわいます。中でも1番の盛り上がりを見せるのが、本厚木駅から徒歩15分ほどの相模川に交わる中津川と小鮎川の3つの川の合流地点でおこなわれる打ち上げ花火。神奈川県内でも最大級と言われる約1万発(2019年時点)の花火が打ち上がるとあり、一目見ようと毎年50万人もの人々が訪れると言われています。

当日花火が打ち上がる時間帯は小田急電車も徐行運転するそうなので、運が良ければ会社帰りの方でも楽しめるかもしれません。花火は大きなものだと直径250メートルもの特大花火が上がり、最後は大ナイアガラでフィニッシュ。この美しい花火をつくった花火師に感謝の意を込めスマートフォンの光を点灯させることもこのおまつりの醍醐味の1つ。それを見た花火師はきっと来年もきっと夜空に大輪の花を咲かせてくれることでしょう。

厚木市への移住をお考えの方はマンスリーマンションで「お試し住み」を

今やテレワークが珍しくない時代、都心からほど近いベッドタウンへの移住をお考えの方も多いのではないでしょうか?都内での暮らしは確かに刺激的で楽しいことも多いですが、住む場所となると、どうしても「家賃が高い」、「お部屋が狭い」などのデメリットがつきもの。

その点厚木市なら都内と比較しても家賃も物価も安いため、生活費が大幅に抑えられ、心にゆとりが生まれます。とはいえ、いきなり厚木市に飛び込むのは少し勇気がいりますよね?本当に暮らしやすいのか、通勤・通学のアクセスに困ることはないかなど、新しい地域へ引っ越す際にはさまざまな心配ごとと不安がつきものです。

ならば、いっそマンスリーマンションでお試し住みをしてみませんか?お試し住みだから、敷金や礼金など面倒な費用は一切不要です。また家具や家電など生活に必要な家電はあらかじめ揃っているため、カバン1つでいつでもお試し住みが可能ですよ。まずは気軽にマンスリーマンションで街の住みやすさや雰囲気などを楽しんでみてくださいね。また気になる街のマンスリーマンションもぜひチェックしてみてくださいね。

この記事を書いた人

颯そら/Webライター

元不動産会社出身の不動産ライター。双子女子と年子の兄の3人の子育てをしながら独学で宅地建物取引士の資格を取得。
現在はフリーライターとして主に関東エリアの紹介記事やインタビューなどのカメラ取材も手がけています。
今ハマっていることは子どもの空手のサポート。親子で研究と改善を繰り返しながら笑ったり、怒ったり、時には涙を流したりと四苦八苦の日々。でもきのうより今日、今日より明日とめざましく成長していく子供の姿に感動しています。趣味は旅行、温泉めぐり、画像や動画編集(勉強中)。