国分寺ってどんな街?引っ越し前に住みやすさを徹底解説!

国分寺ってどんな街?中央線の利便性と駅前商業、湧水と歴史がそろうエリア

新宿まで20分前後!中央線の速さと西武2路線を使える交通拠点

国分寺駅は東京都国分寺市にあり、JR中央線と西武国分寺線・多摩湖線を利用できる駅です。中央線では新宿・東京方面へ乗り換えなしで移動でき、西武線を使えば恋ヶ窪・小川・東村山方面や、一橋学園・萩山・多摩湖方面へも足を延ばせます。中央線の中央特快など速達列車を利用できる時間帯なら、新宿まで20分前後で到着できるのが大きな強みです。

駅前は多摩地域の住宅駅としてはかなり便利です。駅直結のセレオ国分寺をはじめ、北口にはcocobunji WEST・EASTやスーパー、飲食店が集まり、駅から離れると一戸建てや低層住宅が増えていきます。一方、南側には殿ヶ谷戸庭園や国分寺崖線の緑があり、15分ほど歩けば湧水沿いの「お鷹の道」にも到着。駅前の都会的な便利さと、武蔵野らしい自然を短い距離で行き来できる街です。

一人暮らしでは会社員に加えて学生も暮らしやすい環境です。東京経済大学国分寺キャンパスは南口から徒歩12分、東京学芸大学も北口から徒歩約20分またはバス約10分。大学へ通いやすいうえ、新宿方面への通勤もしやすいため、学生街だけにもベッドタウンだけにも偏らない幅広い住民層が暮らしています。

家賃は東京都心より抑えやすく、築年数のあるワンルームなら5万円台、1Kなら6万円台から探せることがあります。ただし駅近・築浅マンションや1LDK以上では金額が大きく上がるため、「中央線沿線だから安い」という街ではありません。駅徒歩や建物の築年数によって選択肢の幅が広い街と考えると分かりやすいでしょう。

北口は便利な駅前、南口は庭園や崖線の緑が身近

国分寺駅北口は、駅前再開発によって街の姿が大きく変わったエリアです。再開発街区にはcocobunji EASTとcocobunji WESTが整備され、商業施設や公共施設、住宅などが駅前に集まりました。飲食店も多く、帰宅途中の買い物や外食を駅周辺で済ませやすいのが北口側です。

対照的なのが南口です。駅から徒歩2分ほどで殿ヶ谷戸庭園があり、その先には国分寺崖線の高低差を生かした住宅地が続きます。さらに東元町・西元町方面へ歩くと、湧水と緑のあるお鷹の道や武蔵国分寺跡へつながります。駅前は商業地なのに、徒歩圏に国指定の名勝や史跡、湧水地まであるのが国分寺ならではです。

ただし南側では国分寺崖線による坂道もあります。駅からの徒歩分数だけを見ると近くても、物件によっては帰宅時に上り坂が続く場合があります。自転車を使う予定の人や毎日の徒歩移動を重視する人は、内見時に実際の高低差まで確認しておきましょう。

「国分寺」の名前は約1300年前へ。武蔵国の歴史が残る街

国分寺という地名のルーツは奈良時代までさかのぼります。741年、聖武天皇が全国に国分寺の建立を命じ、武蔵国では現在の西元町周辺に武蔵国分寺が造られました。かつての寺院や関連遺跡は東西約1.5キロ、南北約1キロにも及び、現在は国指定史跡として保存されています。

一方、現在の交通の街としての国分寺は鉄道開業とともに発展しました。国分寺駅は1889年に開業し、その後現在の西武国分寺線につながる鉄道も開通。中央線による東京都心との結び付きが強まるにつれて住宅地化が進みました。古代の寺院跡と近代以降の郊外住宅地という、まったく異なる時代の歴史が同じ生活圏に重なっています。

北口の大規模再開発は完了。今後は道路や歩行環境の改善へ

国分寺駅北口では長年にわたり市街地再開発が進められ、cocobunji EAST・WESTなどを含む駅前整備はすでに大きな節目を迎えています。現在は新しい大型再開発ビルを次々建てる段階というより、再開発後の駅前へアクセスしやすくする道路や歩行空間の整備へ重点が移っています。

今後は都市計画道路の整備を通じて北口へのアクセス性向上や駅前通りの機能転換が進められる予定です。無電柱化なども含め、駅の周辺を歩きやすく、防災面でも安全な街へ整えていく取り組みが続いています。すでに完成した駅前商業機能と、その周囲の住宅街をどうつなぐかが今後のポイントになりそうです。

国分寺駅のアクセス|新宿・東京へ直通、西武線とバスで郊外方面にも強い

国分寺駅ではJR中央線、西武国分寺線、西武多摩湖線を利用できます。東京都心への移動では中央線が中心になりますが、西武線を組み合わせることで東村山・小平方面へも移動しやすく、都心方向だけに強い駅ではありません。

国分寺駅で利用できる主な路線・交通手段

路線・交通手段 主な行き先・特徴
JR中央線 立川、三鷹、中野、新宿、四ツ谷、御茶ノ水、東京方面
西武国分寺線 恋ヶ窪、鷹の台、小川、東村山方面
西武多摩湖線 一橋学園、青梅街道、萩山、多摩湖方面
ぶんバス 東元町ルート 国分寺駅南口、東元町、長谷戸橋方面
ぶんバス 本多ルート 国分寺駅北口、本多公民館、本多三丁目方面
ぶんバス 万葉・けやきルート 史跡武蔵国分寺跡、国分寺市役所、国分寺駅西方面

国分寺市のコミュニティバス「ぶんバス」は市内で6ルートが運行されています。国分寺駅からは東元町、本多、史跡武蔵国分寺跡や市役所方面などへ移動でき、鉄道駅から少し離れた住宅地への足として使えます。

主要駅へのアクセス目安

行き先 所要時間の目安 乗り換え
立川駅 約6〜8分 直通
新宿駅 約19〜30分 直通
東京駅 約34〜47分 直通
渋谷駅 約37〜45分 1回
大宮駅 約50〜60分 1〜2回
横浜駅 約65〜75分 1〜2回
千葉駅 約75〜95分 1〜2回
羽田空港 約77〜90分 2回前後
成田空港 約100〜125分 1〜3回前後

列車種別や時間帯によって所要時間は大きく変わります。特に新宿・東京方面では中央特快などの速達列車を利用できるかどうかで差が出ます。新宿なら20分前後、東京駅でも35分前後で到着できる便があり、中央線沿線の中でも都心通勤に強い駅です。

渋谷は新宿などで乗り換えて40分前後。横浜までは1時間強を見ておく必要があります。埼玉方面では大宮まで50〜60分程度、千葉駅は1時間15分以上が目安となるため、東西方向の移動に比べると県外への移動時間は長くなります。

空港利用では、羽田空港まで1時間20分前後の鉄道ルートがあります。成田空港は東京駅から成田エクスプレスを利用するルートや、日暮里からスカイライナーへ乗り継ぐルートなどがあり、速い便なら1時間40分台から、料金を抑えるルートでは2時間以上かかることもあります。

中央特快を使えば新宿まで約20分。東京駅へも乗り換えなし

国分寺で暮らす最大の交通メリットは中央線です。中央特快などを利用できる時間帯なら、立川から国分寺を経て三鷹・中野・新宿へ一気に移動できます。新宿で働く人にとっては、東京都心から距離のある多摩地域に住みながら20分前後で通勤できるのは大きな魅力です。

東京駅へも中央線一本なので、新宿で乗り換える必要はありません。丸の内・大手町方面へ勤務する場合も候補になります。一方、朝夕の中央線は混雑しやすいため、物件を決める前に実際の通勤時間帯で乗ってみると、自分にとって許容できるか判断しやすいでしょう。

東京経済大学は徒歩12分、東京学芸大学も徒歩圏

南口から東京経済大学国分寺キャンパスまでは徒歩12分です。電車やバスを使わず通学できるため、学生にとって国分寺駅周辺は便利な居住エリアです。大学周辺には坂や細い道路もあるので、駅からキャンパスまで実際に歩いて距離感を確かめておくとよいでしょう。

北口から東京学芸大学までは徒歩約20分。バスを使えば約10分で、国分寺駅から大学へ向かう路線があります。そのため学生だけでなく、大学関係者にとっても国分寺駅は使いやすい交通拠点です。

西武線とバスを使えば小平・東村山・府中方面にも行きやすい

中央線が東西方向をカバーする一方、西武国分寺線は恋ヶ窪・小川・東村山方面、多摩湖線は一橋学園・萩山・多摩湖方面へ伸びています。新宿や東京へ向かうだけでなく、多摩北部や埼玉県南西部へ通勤する人にも使いやすい駅です。

南側では府中方面へ向かう路線バスも利用できます。国分寺駅は鉄道だけを見ると南北移動が弱く見えますが、西武線、路線バス、ぶんバスまで組み合わせると生活圏はかなり広がります。

国分寺駅の家賃相場|中央線の便利さに対して一人暮らしは探しやすい

国分寺駅周辺は、新宿へ20分前後というアクセスを考えると、一人暮らし向け物件には比較的手が届きやすい価格帯が残っています。複数の賃貸募集データを見ると、ワンルームは5万円台後半、1Kは6万円台後半から7万円台が中心です。一方、マンション限定では1Kが8万円前後になるなど、建物種別による差が大きくなっています。

間取り別の家賃相場目安

間取り 家賃相場の目安
ワンルーム 5.5〜7.0万円
1K 6.5〜8.2万円
1DK 7.8〜10.0万円
1LDK 11.0〜16.0万円
2K 7.0〜9.5万円
2DK 8.5〜12.0万円
2LDK 15.0〜19.0万円
3DK 11.5〜15.0万円
3LDK 18.0〜23.0万円

現在の募集状況ではワンルーム・1Kと1LDK以上で家賃差が大きくなっています。築年数のある一人暮らし向けアパートなら5万〜6万円台も狙えますが、駅近の築浅マンションでは1Kでも8万円台、1LDKなら15万円前後まで視野に入れた方が探しやすいでしょう。

北口再開発によって駅前の商業・生活機能が整ったこともあり、駅近物件は利便性を反映した価格になりやすいと考えられます。一方で、本多、東元町、南町の駅から離れた場所まで範囲を広げれば、築年数のあるアパートも候補に入りやすくなります。

ファミリー向けでは2LDKが15万円台以上、3LDKは20万円前後が一つの目安です。広さを優先する場合は国分寺駅徒歩圏だけに限定せず、西国分寺、恋ヶ窪、小平方面まで比較すると選択肢を増やせるでしょう。

国分寺が人気の理由|深夜まで使えるスーパーと駅前施設、湧水の散歩道がそろう

駅前で食品や日用品を購入できる便利さと、少し歩くだけで自然や史跡に触れられることが国分寺の特徴です。駅周辺だけで生活を完結させることもできれば、休日には湧水や崖線の緑を歩くこともできます。

西友・マルエツ・オーケー。生活時間に合わせてスーパーを使い分け

北口から徒歩約3分には西友国分寺店があります。食品売場は長時間営業しているため、残業などで帰宅が遅くなった日にも利用しやすい店舗です。衣料品や日用品も扱っており、食品だけの小型スーパーより幅広い買い物に対応できます。

南口から徒歩約2分にはマルエツ国分寺南口店があり、朝9時から深夜2時まで営業。帰宅時間が遅い人には特に便利です。北口から徒歩約8分のオーケー国分寺店は、約1,270平方メートルの売場に食品・日用品をそろえ、寿司、ピザ、ベーカリーなども扱っています。約160台分の駐車場があり、車でまとめ買いしたい人にも使いやすい店舗です。

駅のどちら側に住んでも日常的なスーパーを確保しやすく、「今日は駅前で少量」「休日は大型店でまとめ買い」と使い分けられます。一人暮らしからファミリーまで生活しやすい理由の一つです。

cocobunji WESTには市民サービスも。駅前で用事をまとめやすい

北口のcocobunji WESTには商業施設だけでなく、市民サービスコーナーやcocobunjiプラザがあります。市民サービスコーナーは平日の夜まで利用できるため、行政関係の用事を仕事帰りに済ませやすいのが特徴です。

5階のcocobunjiプラザは「まちのぶんかターミナル」を掲げる公共施設で、ホールやイベントスペースなどを備えています。駅前が単なる買い物場所ではなく、行政サービスや地域活動の拠点にもなっている点は、再開発後の国分寺らしい特徴です。

お鷹の道は約350メートル。駅から15分で湧水の流れる散歩道へ

国分寺駅南口から徒歩約15分には「お鷹の道」があります。江戸時代にこの一帯が尾張徳川家の御鷹場だったことが名前の由来で、国分寺崖線から湧き出した水が流れる小径約350メートルが遊歩道として整備されています。

隣接する真姿の池湧水群とともに名水百選にも選ばれており、春から初夏には沿道の植物も楽しめます。駅前の商業施設から15分程度歩いただけで清流と緑のある環境へ切り替わることは、国分寺の大きな魅力です。ランニングよりも、静かに歩きながら街の自然を楽しみたい日に向いています。

武蔵国分寺跡を日常の散歩コースにできる

お鷹の道の周辺には武蔵国分寺跡が広がっています。741年の国分寺建立の詔を受けて造られた寺院跡で、現在は金堂跡などが残り、一部は歴史公園として整備されています。国分寺駅から徒歩約18分です。

遺跡関連エリアは東西約1.5キロ、南北約1キロに及ぶ大規模なもので、武蔵国分尼寺跡や東山道武蔵路跡なども周辺に残ります。博物館の展示ケースの中だけで歴史を見るのではなく、実際の街を歩きながら古代の都市構造を感じられることが国分寺の面白さです。

国分寺駅周辺の治安|住宅街は落ち着く一方、駅前では繁華街らしい注意も必要

国分寺駅前には飲食店や居酒屋が集まり、夜まで人通りがあります。新宿や池袋ほどの大規模な歓楽街ではありませんが、過去には駅周辺の風俗店などによるつきまとい勧誘が生活環境上の課題となり、市が防止条例と重点地区を設けています。駅前ではパトロールも行われており、繁華街特有の問題に対して対策が取られてきたエリアです。

駅から本多、東元町、南町などの住宅街へ入ると、店舗が減って静かな道が増えます。そのため「駅周辺の人通りが多い場所」と「住宅街の静かな場所」で夜の印象が大きく変わる街です。

自転車を利用するなら、自宅でもツーロックを

国分寺市では、侵入盗、特殊詐欺、自転車盗などを身近な防犯課題として挙げています。特に自転車盗は駅周辺や店舗だけでなく、自宅の敷地でも発生するため、市も常設キーに補助錠を加えるツーロックを推奨しています。

都内全体でも自転車盗の半数近くが住宅敷地内で発生し、無施錠の車両が被害の大きな割合を占めています。物件を選ぶ際はオートロックだけでなく、駐輪場が外部から簡単に入れる位置か、防犯カメラや照明があるかも見ておきましょう。

女性の一人暮らしでは、坂道と夜の帰宅ルートまで確認

北口は飲食店が多く夜でも比較的人通りがありますが、本多方面へ進むと住宅中心の静かな道になります。南口も駅前から離れるほど住宅街となり、国分寺崖線周辺では坂や細い道路があります。

女性の一人暮らしでは、駅から自宅まで大通りを中心に帰れるか、途中にコンビニなどの明るい店舗があるか、急な坂や見通しの悪い道を通らないかを確認しておきましょう。駅徒歩10分という物件でも、平坦な10分と坂道を歩く10分では負担や夜の安心感が変わります。

国分寺に住むならチェックしたいおすすめスポット

①セレオ国分寺

セレオ国分寺は国分寺駅に直結する大型商業施設です。地下1階から9階までフロアがあり、食品、ファッション、コスメ、生活雑貨、書籍、楽器、フィットネス、医療、飲食まで幅広い機能が集まっています。雨の日でも駅からほぼ外へ出ず利用できるため、国分寺で暮らすと普段使いする機会が多い施設です。

1階には成城石井、マツモトキヨシ、アンデルセン、久世福商店などがあり、仕事帰りの食品購入からドラッグストア利用まで対応できます。駅で電車を降り、そのまま夕食の食材や翌日の朝食、日用品を買って帰れるのが便利です。

8階には紀伊國屋書店、島村楽器、ジェクサー・ライトジム、コクテル堂コーヒーなどが入り、眼科や歯科、個室型ワークスペースもあります。本を探す、楽器を見る、運動する、通院する、リモートワークするといった異なる用事を同じ建物で済ませられます。

9階はレストランフロアで、とんかつ、パスタ、寿司、ハンバーグ、和食など複数ジャンルの店舗がそろっています。一人で普段の夕食を取る日から家族との食事まで使い分けやすく、駅前に外食の選択肢がまとまっているのも魅力です。

駅前商業施設として便利なだけでなく、「電車→スーパー→本屋→食事」と移動距離をほとんど増やさず用事を片付けられることがセレオ国分寺の強み。帰宅が遅い会社員や、休日に遠くまで買い物へ出たくない人には特に便利です。

②殿ヶ谷戸庭園

殿ヶ谷戸庭園は国分寺駅南口から徒歩約2分という、駅前とは思えない立地にある都立庭園です。面積は約2万1,100平方メートル。武蔵野台地と国分寺崖線の高低差をそのまま生かした回遊式林泉庭園で、崖上の明るい芝生と、崖下の湧水池・樹林という大きく異なる景色を一度に楽しめます。

庭園の始まりは1913〜1915年。江口定條の別荘として整備され、1929年には岩崎家の別邸となりました。その後、開発計画から庭園を守ろうとする住民運動をきっかけに東京都が買収し、1979年に有料庭園として開園。2011年には国の名勝に指定されています。

園内では湧水による次郎弁天池、竹林、イロハモミジなどの樹木が見どころです。高台に建つ「紅葉亭」からは池や木々を見下ろすことができ、特に紅葉の季節には庭園らしい景色を楽しめます。

開園は9時から17時で、一般入園料は150円。駅前でランチをしたあと短時間だけ散歩する、といった利用もしやすい価格と距離です。一方、起伏の大きな庭園なので歩きやすい靴がおすすめ。ペットを連れての入園はできません。

野球場、テニスコート、BBQ広場、ドッグランなどを備えたレジャー公園ではなく、景観や植物、湧水を静かに楽しむための庭園です。駅徒歩2分でこれほど雰囲気の違う自然環境へ入れる場所は、国分寺に住むうえで大きな魅力でしょう。

③東京都立多摩図書館

東京都立多摩図書館は、国分寺市泉町にある都立図書館です。最寄りは西国分寺駅で、南口から徒歩約7分。国分寺駅からも中央線で1駅なので、国分寺周辺に暮らせば日常的に利用しやすい大型図書館です。

最大の特徴が「東京マガジンバンク」です。現在発行されているものを中心に約6,000タイトルの雑誌の直近1年分を開架で閲覧でき、書庫には約1万9,000タイトルのバックナンバーを保存。一般誌だけでなく学術誌まで幅広く、雑誌を調べたい人には特に充実した環境です。

資料全体では2万タイトルを超える雑誌、約22万8,000冊の児童資料、約4万9,000冊の青少年資料などを所蔵しています。雑誌の創刊号を集めた「創刊号コレクション」もあり、普通の地域図書館とはかなり性格が異なります。

平日は10時から21時まで開館しているため、仕事や大学の帰りに立ち寄れるのも魅力です。ただし都立多摩図書館は資料の個人貸出を行っていません。本を家へ持ち帰る図書館というより、館内でじっくり閲覧・調査する施設と考えておきましょう。

入口近くには「キィニョン 都立多摩図書館店」があり、手作りパン、スコーン、コーヒーなどを販売しています。調べものの合間に休憩できるカフェまで同じ建物にあるため、一日ゆっくり本や雑誌を読みたい人にも使いやすい施設です。

④鶏そば ムタヒロ 2号店

鶏そば ムタヒロ 2号店は、国分寺駅北口から徒歩3〜4分、本町二丁目にあるラーメン店です。国分寺発祥のムタヒログループの2号店で、店名通り鶏をテーマにしたラーメンを中心に提供しています。

定番は醤油・塩の鶏そばで、つけそばなども用意されています。鶏の旨味を生かしたスープを目当てに訪れる人が多く、過去にはラーメンの人気店企画にも複数年選ばれてきました。駅前でラーメンを食べたいときに覚えておきたい一軒です。

営業時間は昼が11時30分から15時、夜が18時から23時までが基本で、日曜日は夜21時まで。予約は受け付けておらず、全席禁煙、専用駐車場はありません。人気の時間帯には待つ可能性があるため、並びたくない場合は昼12時台などを少し外して訪れるとよいでしょう。

小さな子ども向けのメニューも用意されているため、ラーメン店ながら家族でも利用できます。一人でサッと食事したい会社員や学生からファミリーまで使いやすく、国分寺のラーメン文化を知る入口にもなる店です。

⑤胡桃堂喫茶店

胡桃堂喫茶店は、国分寺駅北口から歩ける本町二丁目にある喫茶店です。昔ながらの喫茶文化を感じる落ち着いた空間でありながら、地元の食材や季節感を大切にした料理・甘味を提供しているのが特徴です。

飲み物では注文後に豆を挽いて一杯ずつ淹れるコーヒーのほか、国分寺の茶畑で育った茶葉を使う「国分寺茶」もあります。店名を冠した「胡桃堂ブレンド」は中深煎りのエチオピアを中心にしたブレンドで、単にコーヒーを飲むだけでなく、素材や作り手の背景まで感じられるメニュー構成です。

食事では季節ごとの定食や「くるみカレー」などを提供。くるみカレーはくるみを多く使い、豆、スパイス、くるみミルクなどを組み合わせています。甘味にも季節感があり、フルーツあんみつ、ほうじ茶プリン、くるみを使った焼き菓子などが用意されています。

営業時間は11時から18時で、食事は15時まで。15時以降は飲み物とお菓子のみとなります。木曜日が定休日で、土日祝日は席の予約を受け付けていません。食事は数に限りがあるため、目当てのメニューがある場合は早い時間に訪れた方が安心です。

急いで食事だけを済ませる店というより、本を読んだり、コーヒーや甘味をゆっくり楽しんだりしたい日に向いています。国分寺に住めば休日の混雑時間だけでなく、平日の静かな時間帯にも利用しやすいでしょう。

⑥シシカリ

シシカリは国分寺駅から徒歩約3分、本町二丁目にあるカレー店です。店の基本となるのはココナッツミルクをたっぷり使った「ココナッツカリー」。濃厚さがありながら、一般的な欧風カレーやインドカレーとは少し違った味を楽しめるのが特徴です。

さらに期間限定で、欧風、インド、タイ、中華、カレーライスなどジャンルの境界を越えて要素を組み合わせる「越境カレー」も登場します。過去には梅と大葉を組み合わせたキーマカレーなど個性的な限定メニューもあり、何度も通って新しい味を試したくなる店です。

店内はカウンター席を含め20席弱のコンパクトな造りで、一人でも利用しやすい雰囲気です。テイクアウトにも対応しているため、自宅でゆっくり食べたい日にも便利。駅から近いので、帰宅途中に夕食として利用しやすいでしょう。

月曜日が定休日で、営業日が変更される場合はSNSで案内されています。限定カレーを目当てに訪れる場合や休日に出かける場合は、営業情報を確認してから向かうと安心です。

駅前にはラーメン、居酒屋、チェーン店など多くの飲食店がありますが、こうした個性の強い専門店を徒歩で利用できるのも国分寺の魅力です。外食の選択肢を重視する一人暮らしの人にもチェックしてほしい店です。

国分寺は、都心への通勤と自然のある暮らしを両立したい人におすすめ

新宿へ20分前後。それでも湧水や史跡が身近にある

国分寺駅は中央線を利用して新宿・東京へ乗り換えなしで移動でき、西武国分寺線・多摩湖線も使える交通利便性の高い駅です。中央特快なら新宿まで20分前後という近さがありながら、23区内より家賃を抑えやすい一人暮らし向け物件も残っています。

駅前には商業施設やスーパー、飲食店がそろい、食品や日用品の買い物には困りにくい環境です。その一方、南口から数分で殿ヶ谷戸庭園、15分ほど歩けばお鷹の道、さらに武蔵国分寺跡まで続きます。「便利な中央線の駅」と「武蔵野の自然や歴史が残る街」の両方を楽しめることが国分寺の大きな魅力です。

物件選びでは駅徒歩や家賃だけでなく、南側の坂道、夜の住宅街の明るさ、自転車置き場なども確認しましょう。北口の便利さを重視するか、南口の緑や静かさを重視するかによって、同じ国分寺駅徒歩圏でも暮らし方はかなり変わります。

短期滞在やお試し住みならマンスリーマンションもおすすめ

国分寺に引っ越そうか迷っている人や、引っ越したいけれど1年以内の短期滞在になりそうな人は、マンスリーマンションを検討するのもおすすめです。家具家電付きで、電気やインターネットなど必要なインフラが備わっている物件なら、カバン一つで引っ越しやお試し住みを始められます。

実際に生活してみると、中央線の朝の混雑、中央特快の便利さ、北口と南口の使い勝手、スーパーの使い分け、坂道の負担、駅前飲食店のにぎわいなど、短時間の内見だけでは分からない部分が見えてきます。

国分寺は、東京都心へ通勤しながら、休日は湧水のある散歩道や庭園、史跡を歩きたい人に向いている街です。数週間から数か月実際に暮らし、自分の通勤時間、買い物習慣、休日の過ごし方に合うかを確かめてから、本格的な住まいを探す方法もよいでしょう。

この記事を書いた人

JUN/Webライター

広告やコピーライティングのお仕事を10年以上経験。通販のお客様へ送る定期通信で地元の名所やイベント紹介を長年行ってきました。現在はフリーランスで活躍中。
自由な時間を生かして各地に住み、新しいお店やスポットを開拓し、色々な人にその良さを伝えることが好きです!生活が便利になる暮らしのHowToや小ネタも紹介していきます。