三ノ輪ってどんな街?引っ越し前に住みやすさを徹底解説!

三ノ輪駅ってどんな街?都心アクセスと下町らしさを両立できる街

上野へ約4分、秋葉原へ約8分!日比谷線一本で都心へ移動しやすい

三ノ輪駅は、東京都台東区根岸五丁目にある東京メトロ日比谷線の駅です。駅のすぐ北東側は荒川区で、台東区の根岸・竜泉と、荒川区の東日暮里・南千住が接する場所にあります。上野駅へ約3〜4分、秋葉原駅へ約7〜9分、銀座駅へ約20分。六本木駅にも30分台で乗り換えなしで移動でき、都心への通勤・通学に便利です。

さらに駅から数分歩くと、東京さくらトラム(都電荒川線)の三ノ輪橋停留場があります。日比谷線とはまったく異なるルートで、町屋、王子、大塚、早稲田方面へ移動可能。地下鉄と路面電車を日常的に使い分けられる、東京23区内でも特徴のある交通環境です。

三ノ輪が引っ越し先として注目される理由は、都心への距離が近い一方、昔ながらの東京の下町らしさが残っていることです。駅周辺にはマンションが増えていますが、一歩路地へ入れば個人商店や寺院、昔ながらの住宅も残り、都心の大型繁華街とは違った雰囲気があります。

スーパー、ドラッグストア、病院、図書館など普段の生活に必要な施設も徒歩圏にあります。大規模な百貨店や映画館が集まる街ではありませんが、上野まで数分で移動できるため、日常の買い物は三ノ輪、休日の大型店や娯楽は上野という使い分けがしやすいでしょう。

家賃は東京23区内でも安いエリアとはいえなくなっています。複数の賃貸募集データでは、ワンルーム・1Kは9万〜12万円前後、1LDKは15万〜18万円前後が中心です。ただし、築年数のあるアパートや駅から10分ほど離れた物件では価格を抑えられるケースもあります。

台東区と荒川区の境界。マンションと昔ながらの住宅街が混在

三ノ輪駅の周辺は、行政区の境界にあることも街の特徴です。駅の所在地は台東区ですが、三ノ輪橋停留場やジョイフル三の輪商店街、オリンピック三ノ輪店など、日常的に利用する施設の多くは荒川区側にも広がっています。

駅南側の竜泉・根岸方面にはマンションや昔ながらの住宅、寺院などが混在しています。北東側の南千住一丁目・東日暮里一丁目方面には商店街やスーパー、銭湯などがあり、生活感の強い下町らしい街並みです。

三ノ輪駅周辺は大きな坂が少なく、自転車や徒歩で移動しやすい場所が多いこともメリットです。一方、駅前には国道4号と明治通りが通り、大関横丁交差点周辺では車の交通量が多くなります。幹線道路沿いの物件では利便性だけでなく、車の走行音や排気も確認しておきましょう。

江戸から続く日光街道と、樋口一葉の時代を感じる街

三ノ輪周辺は、近年になって突然住宅地として発展した場所ではありません。現在の国道4号周辺には江戸時代の日光街道が通り、北へ進めば江戸四宿の一つ「千住宿」へつながっていました。人や物資が行き交った街道沿いとして、古くから人の往来があった地域です。

「三ノ輪」という地名も江戸時代より前から見られます。由来には複数の説があり、かつての地形を表した「水の鼻」が変化したという説や、農具の「箕」のような土地の形から「箕輪」と呼ばれたという説などがあります。

駅から徒歩10分ほどの竜泉には、一葉記念館があります。作家・樋口一葉はこの周辺で生活し、代表作「たけくらべ」では近隣の吉原周辺を舞台として描きました。現在のマンションや幹線道路の間に明治期の文学や江戸の街道の歴史が残っていることも、三ノ輪の奥深さです。

大規模再開発より、住宅更新と防災まちづくりが進む

三ノ輪駅前では、駅全体を一度に造り替えるような巨大再開発が中心となっているわけではありません。一方、周辺では新しいマンションの建設や、古い住宅地の防災性を高める街づくりが進んでいます。

特に荒川区側の南千住一丁目周辺では、木造住宅が集まる地域の防災性向上が課題となっており、不燃化や道路・公園環境の改善が進められています。

さらに三ノ輪駅から徒歩数分の南千住一丁目では、地上14〜15階規模の新しい賃貸マンション計画も進行しています。今後も一気に高層ビル街になるというより、昔ながらの商店街や住宅街を残しながら、少しずつ建物が更新されていく街と考えた方が三ノ輪の実像に近いでしょう。

三ノ輪駅のアクセス|上野・秋葉原・銀座・六本木へ日比谷線一本

三ノ輪駅で利用できる鉄道路線は東京メトロ日比谷線です。路線数だけを見ると多くありませんが、上野、秋葉原、銀座、霞ケ関、虎ノ門ヒルズ、六本木、恵比寿、中目黒など、東京都心の主要エリアを一本で結んでいます。

また、徒歩圏の三ノ輪橋停留場では東京さくらトラムを利用でき、都営バスも複数路線が駅周辺を通ります。鉄道以外の選択肢が比較的多い街です。

三ノ輪駅で利用できる主な路線・交通手段

路線・交通手段 主な行き先・特徴
東京メトロ日比谷線 上野、秋葉原、銀座、霞ケ関、虎ノ門ヒルズ、六本木、恵比寿、中目黒方面
東京さくらトラム 三ノ輪橋、町屋駅前、王子駅前、大塚駅前、早稲田方面
都営バス 草43系統 浅草雷門、千住車庫、足立区役所方面
都営バス 草63系統 浅草寿町、巣鴨、池袋駅東口方面
都営バス 草64系統 浅草雷門南、王子、池袋駅東口方面
都営バス 里22系統 日暮里駅、亀戸駅方面

日比谷線では上野・秋葉原方面へ短時間で移動でき、さらに都心を南北に縦断できます。霞ケ関、虎ノ門、六本木方面へ勤務する人にとって、乗り換えなしで通勤できることは大きなメリットです。

主要駅へのアクセス目安

行き先 所要時間の目安 乗り換え
上野駅 約3〜4分 直通
秋葉原駅 約7〜9分 直通
銀座駅 約20〜22分 直通
霞ケ関駅 約24〜28分 直通
六本木駅 約30〜33分 直通
東京駅 約19〜25分 1回
新宿駅 約30〜40分 1〜2回
渋谷駅 約38〜47分 1〜2回
横浜駅 約44〜60分 1〜2回
大宮駅 約42〜55分 1回前後
千葉駅 約60〜70分 1〜2回
羽田空港 約50〜60分 1〜2回
成田空港 約70〜90分 2〜3回

所要時間は列車の時間帯や乗り換え待ちによって変わります。三ノ輪から上野までは2駅なので、JRへ乗り換える場合も上野を経由すると分かりやすいでしょう。

東京駅へは上野でJR上野東京ラインなどへ乗り換えて20分前後。横浜方面も上野でJRへ乗り換えれば、時間帯によっては45分前後から移動できます。

銀座・六本木まで乗り換えなし。都心勤務との相性が良い

三ノ輪の交通利便性を考えるうえで、上野への近さだけを見るのはもったいありません。日比谷線は東京を代表するオフィス・商業エリアを南北につないでいます。

秋葉原、人形町、茅場町、八丁堀、銀座、日比谷、霞ケ関、虎ノ門ヒルズ、神谷町、六本木、恵比寿などへ乗り換えなし。勤務先が日比谷線沿線なら、23区北東部に住みながらシンプルな通勤ルートを作れます。

新宿・渋谷方面は乗り換えが必要ですが、上野・秋葉原・銀座方面への利便性を優先する人には非常に使いやすい駅です。

東京さくらトラムで町屋・王子・大塚方面へ

三ノ輪駅から数分歩くと、東京さくらトラムの始発・終着となる三ノ輪橋停留場があります。町屋駅前、王子駅前、大塚駅前、早稲田方面へ延び、地下鉄とは異なる東京北部の街を結んでいます。

三ノ輪橋停留場は昭和30年代をイメージしたレトロ調のデザインで、周辺にはバラも植えられています。都電沿線では春と秋に約140種、約1万3,000本のバラが咲き、通勤・移動手段でありながら散歩や休日のお出かけにも使える路線です。

都営バスなら浅草・日暮里・池袋・亀戸方面へも移動

三ノ輪駅・三ノ輪橋・大関横丁周辺には複数の都営バス停があります。草43系統では浅草雷門や千住方面、草63・草64系統では浅草や池袋方面、里22系統では日暮里・亀戸方面へ移動できます。

特に浅草は地下鉄だけで向かうと乗り換えが必要になるため、バスを利用すると便利な場合があります。電車が止まったときの代替手段として使えることも、複数のバス路線を持つ街のメリットです。

三ノ輪駅の家賃相場|都心に近く、近年は賃料上昇が目立つ

三ノ輪駅周辺は、以前は「都心に近い割に家賃を抑えやすい下町」として選ばれることも多いエリアでした。しかし近年は新築・築浅マンションの供給が増え、東京都内全体の賃料上昇も重なって家賃水準が高くなっています。

複数の賃貸募集データを比較すると、ワンルーム・1Kでは9万〜12万円前後、1DKでは11万〜14万円前後、1LDKでは15万〜18万円前後が中心です。

標準的な賃貸マンションを一定条件で比較した推計では、直近3年間で賃料が約12.5%上昇しています。上野・秋葉原への近さに加えて、都心への通勤利便性や新しいマンションの増加が家賃を押し上げる要素となっています。

間取り別の家賃相場目安

間取り 家賃相場の目安
ワンルーム 7.0〜12.5万円
1K 9.0〜11.5万円
1DK 10.5〜13.5万円
1LDK 13.5〜18.5万円
2K 10.5〜13.5万円
2DK 13.0〜17.0万円
2LDK 18.0〜22.5万円
3DK 15.0〜21.0万円
3LDK 22.0〜30.5万円

物件の築年数や建物種別によって家賃差はかなり大きくなります。マンションのワンルームでは10万円を超える募集が目立つ一方、築年数のあるアパートでは6万〜7万円台が見つかることもあります。

一人暮らしで家賃を抑えたい場合は、駅徒歩5分以内に限定せず、竜泉、東日暮里、日本堤、南千住方面まで広げるのがおすすめです。オートロック、独立洗面台、宅配ボックス、築年数などの条件にも優先順位を付けると探しやすくなります。

2LDK以上は新築・築浅マンションの割合によって相場が大きく動きます。ファミリーでは三ノ輪だけでなく、南千住、入谷、町屋など周辺駅も合わせて比較すると選択肢を増やせるでしょう。

三ノ輪駅が人気の理由|下町でも毎日の買い物・医療・文化施設がそろう

三ノ輪は大型商業施設が何棟も並ぶ繁華街ではありません。その代わり、食品、日用品、ドラッグストア、病院など普段の生活に使う施設が駅周辺にまとまり、徒歩や自転車で暮らしを組み立てやすい街です。

オリンピック三ノ輪店は食品から日用品までまとめ買いできる

三ノ輪駅から徒歩4分ほどにはオリンピック三ノ輪店があります。食品売場だけのスーパーではなく、食品、日用品、化粧品、衣料品、家電、インテリア用品、文房具、玩具、ペット用品などを幅広く扱う複合型店舗です。

食品フロアは9時30分から22時まで営業しているため、仕事帰りの食材購入にも便利。約120台分の駐車スペースもあり、車でまとめ買いする家庭にも使いやすい店舗です。

近隣には業務スーパー三ノ輪店もあり、こちらは9時から20時まで営業しています。生鮮食品や一般的な日用品を含めて一度にそろえたい日はオリンピック、冷凍食品や大容量商品などを買いたい日は業務スーパーと使い分けられます。

どらっぐぱぱすは22時まで。調剤にも対応

駅近くには、どらっぐぱぱす三ノ輪店があります。店舗は10時から22時まで営業しており、医薬品、化粧品、日用品、食品、ベビー用品などを購入できます。

調剤薬局も併設されているため、処方せんの薬を受け取る際にも便利です。スーパーとドラッグストアの営業時間が比較的長く、帰宅が20時以降になる人でも買い物しやすい環境があります。

日暮里上宮病院まで徒歩約8分。地域の医療機関も身近

三ノ輪駅から徒歩約8分の東日暮里には日暮里上宮病院があります。内科・外科・整形外科などの診療を行う病院で、駅周辺にも内科、歯科、皮膚科などのクリニックや調剤薬局が点在しています。

大規模な大学病院が駅前にある街ではありませんが、日常的な受診先を徒歩圏で探しやすい環境です。また上野方面へ短時間で移動できるため、専門性の高い医療機関まで範囲を広げることもできます。

一葉記念館で、明治の文学と三ノ輪・竜泉の歴史に触れられる

三ノ輪駅から徒歩約10分には台東区立一葉記念館があります。1961年に、日本初の女性作家の単独文学館として開館しました。

館内では樋口一葉直筆の「たけくらべ」未定稿や、一葉がこの地域で荒物・駄菓子店を営んでいた時期の資料、旧宅模型などを展示しています。

大型美術館や博物館を利用したい場合は上野へ出るのが便利ですが、自宅の近くに地域の歴史を深く知れる文学館があることも三ノ輪ならではです。

三ノ輪橋のレトロな停留場とバラは、散歩コースにもおすすめ

三ノ輪橋停留場は、単なる乗り換え場所ではありません。昭和30年頃をイメージしたレトロなデザインとなっており、周辺にはバラが植えられています。

春と秋は都電沿線のバラを眺めながら歩くことができ、隣接する三ノ輪橋おもいで館では東京さくらトラムに関する展示やグッズなども楽しめます。

地下鉄中心の街でありながら、地上には昔ながらの路面電車が走る風景が残っていることが、三ノ輪の街並みに独特の雰囲気を与えています。

国道4号と明治通りが交差。車は便利だが交通量に注意

三ノ輪駅前には国道4号が南北に延び、大関横丁では明治通りと交差します。上野、浅草、千住方面へ車で移動しやすく、バス路線が多い理由にもなっています。

一方、駅前は交通量が多く、幹線道路沿いでは車や救急車などの音が気になる可能性があります。内見する際は窓を開けた状態だけでなく、閉めた状態でどの程度音が入るかも確認しておきましょう。

三ノ輪駅周辺の治安|歓楽街は小さく、日常的な窃盗対策を意識

三ノ輪駅周辺には居酒屋や飲食店がありますが、新宿・池袋・上野のような大規模な歓楽街はありません。駅から少し離れると住宅地や商店街となり、夜は静かになる通りも多くあります。

治安を見る際に注意したいのが、三ノ輪駅周辺は台東区側と荒川区側にまたがっていることです。台東区側は下谷警察署、荒川区の南千住側は南千住警察署などが管轄するため、一つの統計だけで駅周辺全体を判断しない方がよいでしょう。

過去5年では、非侵入窃盗が犯罪の大きな割合を占める

過去5年間の犯罪構成を見ると、下谷警察署管内では刑法犯のうち非侵入窃盗が6割前後、南千住警察署管内では7割前後を占める年が続いています。

非侵入窃盗には自転車盗、万引き、置引きなどが含まれます。つまり三ノ輪で暮らす際は、「凶悪犯罪が多いか」だけを気にするより、自転車や手荷物など身近な盗難への対策を意識する方が実践的です。

自転車を利用する場合は短時間でも必ず施錠し、マンションの敷地内でも外から出入りしやすい駐輪場なら二重ロックを検討しましょう。

女性の一人暮らしでは、幹線道路から住宅街までの帰宅経路を確認

三ノ輪駅前の国道4号や明治通り沿いは夜でも車や人の往来があります。一方、竜泉、根岸、東日暮里、南千住方面の住宅街へ入ると、道によって人通りが大きく減ります。

女性の一人暮らしでは、駅から物件まで街灯のある道路を選べるか、深夜営業のコンビニなどが途中にあるか、細い路地を長く歩かずに済むかを確認しましょう。

建物側ではオートロック、防犯カメラ、モニター付きインターホン、駐輪場や共用廊下の明るさも比較したいポイントです。昼間だけでなく、実際に帰宅する時間帯に駅から物件まで一度歩いてみると安心です。

三ノ輪駅に住むならチェックしたいおすすめスポット

①ジョイフル三の輪商店街

ジョイフル三の輪商店街は、東京さくらトラムの三ノ輪橋停留場から続くアーケード商店街です。商店街の始まりは1919年とされ、100年以上の歴史があります。

現在は全長約480メートルのアーケードに約80店舗が並び、青果、精肉、惣菜、和菓子、飲食店、衣料品、生活サービスなど、地域住民の日常生活に密着した店が集まっています。

大規模ショッピングモールとは異なり、それぞれの店が道路沿いに小さな店舗を構える昔ながらの形式です。唐揚げ、焼き鳥、和菓子など持ち帰りやすい食品を扱う店もあり、夕食のおかずを買いながら商店街を歩く楽しみがあります。

商店街はアーケードで覆われているため、雨の日でも比較的歩きやすいことも特徴です。毎月11日の「弁天セール」をはじめ、福引や縁日など地域イベントも続けられています。

昔ながらの店舗が並ぶ景観から映画やドラマの撮影にも数多く使われており、東京の昭和らしい街並みを感じられる場所としても知られています。観光地化された商店街というより、現在も住民が日常的に買い物をする場所であることが大きな魅力です。

②台東区立根岸図書館

台東区立根岸図書館は、三ノ輪駅から徒歩約1分、都営根岸五丁目アパートの2階にある図書館です。1972年に開館し、半世紀以上にわたって地域住民に利用されています。

蔵書は約5万7,000冊規模で、一般書、児童書、小説、実用書などを所蔵しています。大規模な中央図書館と比べればコンパクトですが、駅徒歩1分というアクセスの良さが大きなメリットです。

月曜から土曜は9時30分から20時まで、日曜は17時まで開館。学習室もあり、読書だけでなく試験勉強や調べものにも利用できます。

館内にカフェを併設したタイプの図書館ではありません。また図書館は建物の2階にありますがエレベーターがないため、階段の利用が難しい人は注意が必要です。駐車場もないため、徒歩や自転車で利用するのが基本となります。

駅から自宅へ帰る途中に図書館へ立ち寄れる物件なら、本を借りる習慣を作りやすく、読書好きには使い勝手の良い施設でしょう。

③大勝湯

大勝湯は、荒川区南千住一丁目にある昔ながらの銭湯です。三ノ輪橋停留場から徒歩約1分、日比谷線三ノ輪駅からも徒歩圏にあり、ジョイフル三の輪商店街と合わせて利用できます。

館内には薬湯、塩湯、水風呂、気泡風呂、超音波風呂、寝風呂、電気風呂、座風呂など、複数の浴槽があります。大型スーパー銭湯のような派手な施設ではありませんが、「今日はどの湯に入ろう」と選べる楽しさがあります。

営業時間は10時から21時で、水曜日が定休日です。早い時間から営業しているため、休日の昼間にゆっくり入りたい人にも使いやすいでしょう。

三ノ輪は新しいマンションが増えている一方、こうした昔ながらの銭湯文化が現在も残る街です。自宅に浴室があっても、大きな湯船で体を温めたい日や、休日に気分転換したい日に利用できます。

④荒川総合スポーツセンター

荒川総合スポーツセンターは、三ノ輪駅から徒歩15分前後、南千住六丁目にある大型公共スポーツ施設です。1985年に開館し、その後の大規模改修を経て2020年にリニューアルオープンしました。

施設内には大・小温水プール、大体育室、小体育室、卓球場、第1・第2武道場、弓道場、エアライフル場、トレーニングルーム、ジョギング走路、スタジオなどがあります。

大体育室ではバスケットボール、バドミントン、バレーボール、フットサルなどに対応。プールやトレーニングルームなど、一人で利用しやすい設備もあります。

民間のスポーツジムとは違い、利用したい日に個人料金で利用できる設備があることもメリットです。運動を始めたいけれど毎月ジムの会費を払うほど利用するか分からない人にも向いています。

この場所の周辺には、かつてプロ野球の東京スタジアムがありました。現在は大型体育館として地域のスポーツを支える場所となっており、三ノ輪・南千住周辺のスポーツ史を感じられるエリアでもあります。

利用できる施設や個人開放日は種目によって異なるため、特定のスポーツを目的に訪れる場合は事前に利用スケジュールを確認しておきましょう。

⑤ラーメン屋 トイ・ボックス

ラーメン屋 トイ・ボックスは、三ノ輪駅3番出口から徒歩約2分、東日暮里一丁目にあるラーメン店です。2013年に開業し、三ノ輪を代表する人気ラーメン店の一つとして知られています。

看板となっているのが醤油ラーメンです。鶏の旨味を生かした透明感のあるスープと醤油の香りを前面に出した一杯で、特製醤油ラーメンや塩ラーメンなども提供されています。

店内はカウンターを中心とした小規模店で、予約は受け付けていません。昼食時間帯や休日には店外に列ができることがあり、最近でも十数分から30分程度待ったというケースが見られます。

平日は昼と夜、土曜・日曜・祝日は昼のみの営業が基本で、材料切れによって早く閉店する場合があります。また、小学生未満の子どもは入店できないというルールがあるため、小さな子どもと訪れる場合は注意が必要です。

支払いも現金を用意しておいた方が安心です。人気店だからこそ、行列では近隣店舗や道路の通行を妨げないよう、店の案内に従って待ちましょう。

⑥峠の蕎麦

峠の蕎麦は、三ノ輪駅から100メートルほどの場所にある小さなそば店です。朝6時30分から営業しており、出勤前に温かいそばを食べられるのが大きな特徴です。

店内はカウンター7席ほどのコンパクトな造り。高級そば店のように長時間滞在する店ではなく、一人で入り、そばを食べて短時間で店を出る使い方に向いています。

人気メニューの一つがゲソ天そばです。天ぷらは注文を受けてから揚げるスタイルで、ゲソ天のほか複数の天ぷらをそばと合わせて楽しめます。そばだけでなく、どて煮丼などを目当てに訪れる人もいます。

平日は6時30分から18時、土曜日は14時までの営業が基本で、日曜日は定休日です。予約は受け付けておらず、カード・電子マネー・QRコード決済には対応していないため、現金を持って訪れるのが安心です。

駅からほとんど遠回りせず利用できるため、朝食、仕事前、昼食など普段使いしやすい店です。大型チェーンではない個性的な飲食店が駅のすぐそばに残っていることも、三ノ輪らしい魅力でしょう。

三ノ輪駅は、都心への近さと昔ながらの東京を両方楽しみたい人におすすめ

上野・秋葉原方面へ通勤しながら、下町で暮らしたい人に便利

三ノ輪駅は東京メトロ日比谷線を利用でき、上野駅へ約4分、秋葉原駅へ約8分、銀座駅へ約20分。霞ケ関、六本木、恵比寿方面にも乗り換えなしで移動できるため、都心への通勤を重視する人に便利です。

駅前にはスーパー、ドラッグストア、病院などがあり、徒歩圏には都電荒川線も走ります。大規模ショッピングモールや映画館が並ぶ街ではありませんが、上野へ数分で出られるため、日常生活と大きな買い物を分けて考えやすいでしょう。

街には新しいマンションが増える一方、商店街、銭湯、路面電車、寺院など昔ながらの風景も残っています。都心のタワーマンション街とも、郊外の住宅地とも異なる「東京の下町で暮らす」という感覚を味わえるエリアです。

注意点としては、近年の家賃上昇、国道4号や明治通りの交通量、自転車盗などの窃盗、住宅街に入ったあとの夜の人通りなどがあります。駅徒歩○分という数字だけでなく、買い物ルートや帰宅経路まで実際に歩いて確認するとよいでしょう。

短期滞在やお試し住みならマンスリーマンションもおすすめ

三ノ輪駅周辺に引っ越そうか迷っている人、引っ越したいけれど1年以内の短期になりそうな人は、マンスリーマンションを検討するのもおすすめです。家具家電付きで、電気やインターネットなど必要なインフラも備わっているため、カバン一つでお引っ越しやお試し住みができます。

実際に暮らしてみると、日比谷線の朝の混雑、三ノ輪橋停留場の使いやすさ、スーパーの使い分け、商店街との距離、幹線道路の音、夜の住宅街の雰囲気など、短時間の内見だけでは分からない部分が見えてきます。

三ノ輪は、東京都心へ短時間で移動しながら、商店街や路面電車が残る街で暮らしたい人に向いた駅です。数週間から数か月生活し、自分の通勤時間や買い物習慣、休日の過ごし方に合うか確かめてから、本格的な住まいを探す方法もよいでしょう。

この記事を書いた人

JUN/Webライター

広告やコピーライティングのお仕事を10年以上経験。通販のお客様へ送る定期通信で地元の名所やイベント紹介を長年行ってきました。現在はフリーランスで活躍中。
自由な時間を生かして各地に住み、新しいお店やスポットを開拓し、色々な人にその良さを伝えることが好きです!生活が便利になる暮らしのHowToや小ネタも紹介していきます。