鶴見ってどんな街?引っ越し前に住みやすさを徹底解説!

鶴見ってどんな街?東京・横浜の間で暮らしやすさが整う交通拠点

横浜へ約10分、東京へ約30分!JRと京急を使い分けられる街

鶴見駅は、横浜市鶴見区にあるJR京浜東北・根岸線とJR鶴見線の駅です。さらに東口から数分歩けば京急本線の京急鶴見駅があり、JRと京急を目的地に合わせて使い分けられます。横浜駅へは約10分、川崎駅へは約5分、品川駅へは20分前後、東京駅へも30分前後で移動できるため、横浜市内だけでなく東京都心へ通勤する人にも便利な立地です。

さらに京急を利用すれば羽田空港方面へ移動しやすく、鶴見線では京浜工業地帯や臨海部の事業所へアクセスできます。通勤先の選択肢が広く、出張や旅行にも対応しやすい交通環境が鶴見の大きな魅力です。

鶴見が引っ越し先として便利なのは、横浜と東京都心の中間に位置しながら、住宅、商業、工業、寺院、川沿いの風景など、街の性格に幅があることです。鶴見区は横浜市北東部にあり、丘陵地、鶴見川、旧東海道、京浜工業地帯という異なる顔を持っています。駅周辺だけを見ても、再開発された東口、商店が集まる西口、總持寺周辺の緑ある街並みなど、歩く方向によって雰囲気が変わります。

駅周辺にはCIAL鶴見、ウィングキッチン京急鶴見、スーパー、ドラッグストア、飲食店、文化施設などが集まります。一方、横浜駅のような巨大繁華街ではないため、買い物の便利さを確保しながら、駅から少し離れれば住宅地で暮らせることも特徴です。

家賃は横浜市内で特別安い駅ではありませんが、横浜駅周辺などと比べれば予算を調整できる物件も探しやすいエリアです。複数の賃貸募集データでは、ワンルームは6万〜8万円前後、1Kは8万〜10万円前後、1LDKは11万〜14万円前後が一つの目安。築年数や駅距離によって価格差が大きく、築年数のあるアパートまで含めれば一人暮らしの選択肢を広げられます。

東口は再開発された商業・行政エリア、西口は商店街と住宅地

JR鶴見駅東口は、駅前広場や再開発ビルが整備された比較的新しい街並みです。東口の再開発では商業、業務、住宅、ホテル、公共・文化機能などを集積する複合的な整備が行われ、駅前広場も再編されました。鶴見区役所や鶴見警察署方面へも東口側から移動しやすく、京急鶴見駅もこちら側にあります。

一方、西口側には豊岡町の商店街や飲食店があり、その先には曹洞宗大本山總持寺の広大な境内が広がります。西側へ進むにつれて地形には高低差が出て、寺院の緑や住宅街が目立つようになります。駅徒歩の数字が同程度でも東西で生活環境が異なるため、物件選びでは利用する出口まで確認するとよいでしょう。

駅東側から鶴見川や臨海部へ向かう地域には平坦な土地が多く、自転車を生活に取り入れやすい一方、国道15号など交通量の多い道路もあります。鶴見川は区民の散歩やランニングの場所として親しまれており、横浜市も川沿いの散策ルートを整備しています。

日本最初期の鉄道駅から、京浜工業地帯の拠点へ発展

鶴見の歴史を語るうえで重要なのが鉄道です。1872年、新橋―横浜間に日本初の鉄道が開業した際、鶴見駅も設置されました。現在でもJR東日本の駅情報には開業日が1872年9月13日と記録されています。

さらに江戸時代には旧東海道が通り、鶴見川には鶴見橋が架けられていました。周辺の生麦は1862年に起きた生麦事件の舞台としても知られています。鉄道開通後には東京と横浜の間という立地を生かして市街化が進み、海岸部の埋め立てと工業化によって、現在の京浜工業地帯につながる街が形成されました。

鶴見線沿線には現在も工場や事業所、研究施設が集まり、駅前の住宅・商業エリアとはまったく違う景観が広がります。「横浜の住宅街」という一面だけでなく、旧東海道、鉄道、工業都市という複数の歴史が重なっていることが、鶴見の個性です。

駅前再開発は一段落。今後は臨海部とのつながりや回遊性向上がテーマ

鶴見駅では西口、東口とも過去に市街地再開発が進められ、東口では業務、商業、文化、住宅などを組み合わせた駅前整備が行われました。現在は駅前を一から大規模に造り直す段階というより、既存の都市機能を生かしながら街の回遊性や交通機能を高める街づくりへ移っています。

横浜市は、鶴見駅周辺で歩行者空間の充実、鶴見川沿いのアメニティ空間形成、臨海部まで含めた交通拠点性の強化、駅東西の一体性向上などを今後の方向性として掲げています。駅周辺約95ヘクタールでも商業・業務・生活関連機能や歩行環境を意識した街づくりが進められています。

駅から少し離れた花月園競輪場跡地では、鶴見花月園公園と住宅地を一体的に整備する事業が進み、公園は2021年に開園。周辺住宅の整備も続けられてきました。駅前だけでなく、徒歩圏の住宅地まで少しずつ更新されている街です。

鶴見駅のアクセス|横浜・東京へ直通、羽田空港や臨海部にも便利

鶴見駅の交通面の強みは、JR京浜東北・根岸線で東京・横浜の双方へ直通できることです。さらにJR鶴見線と京急鶴見駅を組み合わせれば、臨海部や羽田空港方面にも移動できます。

鶴見駅で利用できる主な路線・交通手段

路線・交通手段 主な行き先・特徴
JR京浜東北・根岸線 川崎、品川、東京、横浜、桜木町、関内、大船方面
JR鶴見線 国道、鶴見小野、弁天橋、浅野、海芝浦、扇町方面
京急本線(京急鶴見駅) 京急川崎、品川、羽田空港、横浜、上大岡方面
横浜市営バス 新横浜、綱島、東部病院、鶴見区内各方面
川崎鶴見臨港バス 川崎方面、鶴見区北部・住宅地方面など

JR鶴見駅では京浜東北・根岸線と鶴見線を利用でき、徒歩圏の京急鶴見駅には急行なども停車します。鶴見駅東口からは横浜市営バス13系統で新横浜・綱島方面、155系統で済生会横浜市東部病院方面へ移動できます。

主要駅へのアクセス目安

行き先 所要時間の目安 乗り換え
川崎駅 約4〜6分 直通
横浜駅 約9〜12分 直通
桜木町駅 約17〜22分 直通
関内駅 約20〜25分 直通
品川駅 約18〜22分 直通
東京駅 約29〜33分 直通
渋谷駅 約32〜40分 1回
新宿駅 約38〜50分 1〜2回
新横浜駅 約20〜30分 1回前後
大宮駅 約65〜80分 0〜1回
千葉駅 約75〜90分 1〜2回
羽田空港 約25〜35分 京急鶴見利用・0〜1回
成田空港 約90〜115分 1〜2回

所要時間は列車種別や時間帯、乗り換え待ちによって変わります。横浜駅は京浜東北・根岸線で10分前後、東京駅も約30分で乗り換えなし。品川までは20分前後なので、品川・東京エリアへ通勤する人にも使いやすい位置です。

渋谷・新宿方面は直通ではありませんが、川崎・品川などで路線を乗り換えることで30〜50分程度が目安になります。毎日山手線西側へ通う場合は乗り換えが必要になる一方、横浜・川崎・品川・東京方面への通勤ではシンプルなルートを作りやすいでしょう。

京急鶴見を使えば羽田空港方面へ移動しやすい

JR鶴見駅東口から京急鶴見駅までは近く、羽田空港へ向かう際はこちらを利用できます。京急蒲田方面へ進み、列車や時間帯によって乗り換えながら空港へ向かうルートで、30分前後から移動できるケースがあります。

出張や旅行で飛行機を頻繁に使う人にとって、「横浜市内に住みながら羽田へ出やすい」というのは大きなメリットです。さらに東京駅・品川駅にも近いため、飛行機と新幹線の両方を利用する機会が多い人にも便利でしょう。

鶴見線は京浜工業地帯へ通勤する人に特徴的な路線

JR鶴見線は、鶴見駅から臨海部へ向かう路線です。国道、鶴見小野、弁天橋、浅野、海芝浦などへ延びており、沿線には工場や事業所が多く集まります。

海芝浦駅はホームが海沿いにある独特の駅としても知られ、鶴見線そのものが鶴見の工業都市としての歴史を感じられる路線です。日常の通勤だけでなく、休日に沿線を歩いてみると駅前住宅地とは違った街の表情を楽しめます。

バスを使えば新横浜や駅から離れた住宅地も生活圏

鶴見駅前には複数の横浜市営バスが乗り入れています。13系統では新横浜駅前、綱島方面、155系統では済生会横浜市東部病院方面へ移動できます。西口側を含めればさらに複数路線があり、駅から離れた下末吉、三ツ池周辺などの住宅地から鶴見駅へ出る生活も可能です。

そのため、家賃や部屋の広さを優先する場合は「駅徒歩10分以内」だけに絞らず、バス便の多いエリアまで探す方法もあります。ただし道路混雑の影響を受けるため、通勤利用では朝の実際の所要時間を確認しておきたいところです。

鶴見駅の家賃相場|交通利便性を考えると選択肢を作りやすい

鶴見駅周辺では、駅近の新しいマンションから築年数の経過したアパートまで物件の種類が幅広く、条件によって家賃差が大きくなります。複数の賃貸募集データを比べると、ワンルームは6万〜8万円台、1Kは8万〜10万円前後、1LDKは11万〜14万円前後が一つの目安です。

また、近年は鶴見でも賃料の上昇傾向が見られます。築10年・70平方メートルという一定条件で標準的な賃貸マンションを比較した推計では、直近3年間で賃料が約8.3%上昇しています。神奈川県全体でも上昇しており、建築費や住宅需要の変化などを含め、以前より少し予算を多めに見ておきたい状況です。

間取り別の家賃相場目安

間取り 家賃相場の目安
ワンルーム 6.0〜8.6万円
1K 7.9〜10.2万円
1DK 9.6〜11.9万円
1LDK 11.4〜13.8万円
2K 7.8〜10.5万円
2DK 9.0〜14.8万円
2LDK 14.0〜21.5万円
3DK 12.0〜18.1万円
3LDK 17.9〜23.5万円

相場は集計対象や駅徒歩、築年数によってかなり幅があります。たとえばワンルームでは築年数のあるアパートで5万円台後半の水準も見られる一方、新築・駅近マンションを前提とすると8万円台まで上がります。1Kも設備の整ったマンションでは10万円前後になる募集が増えています。

一人暮らしで家賃を抑えたい場合は、駅徒歩10〜15分、築年数、バス・トイレ別、独立洗面台、宅配ボックスといった条件に優先順位を付けることが重要です。豊岡町や鶴見中央の駅近だけでなく、潮田、下末吉、寺谷、東寺尾方面などまで候補を広げると物件の性格も変わります。

2LDK以上では築浅・駅近マンションの影響で20万円を超えるケースがあります。一方、築年数の経過した2DK・3DKでは比較的家賃を抑えられる場合もあるため、ファミリーでは間取り名だけでなく専有面積や収納量まで比較するとよいでしょう。

鶴見が人気の理由|駅前の買い物から医療、文化、水辺まで生活圏にそろう

鶴見は大型観光地というより、毎日の生活に必要な施設をそろえやすい街です。JR・京急の駅周辺には食品、飲食店、ドラッグストアなどが集まり、少し離れれば大型病院、温浴施設、川沿いの散歩ルートも利用できます。

CIAL鶴見とウィングキッチン京急鶴見を仕事帰りに使える

JR鶴見駅にはCIAL鶴見が直結しています。1階には鮮魚の魚の北辰、青果の九州屋、精肉のニュー・クイックなどがあり、2階には成城石井や惣菜・菓子店、上層階にはファッション、書店、サービス、飲食店などが入っています。ショッピングフロアは基本21時まで、レストランフロアは22時30分までです。

京急鶴見駅にはウィングキッチン京急鶴見があり、京急ストア、マツモトキヨシ、飲食店などを利用できます。京急ストアとマツモトキヨシは通常22時まで営業しており、帰宅途中の日用品・食品購入にも便利です。

駅を降りてからスーパーへ大きく遠回りせずに食材や惣菜を購入できるため、外食中心の一人暮らしにも、自炊する人にも使いやすい環境です。

駅徒歩圏に鶴見図書館。読書や勉強場所を確保できる

横浜市鶴見図書館も駅から徒歩圏にあります。2026年3月末時点で一般書と児童書を合わせて約10万9,000冊を所蔵し、一般向けの閲覧席や児童向けの席も設けられています。地域資料や外国語資料なども利用でき、休日の読書や調べものにも便利です。

大規模な中央図書館ではありませんが、生活圏に公共図書館があると、本を購入せずに読書を続けたい人や資格勉強をしたい人にとって使い勝手がよいでしょう。

サルビアホールは駅徒歩2分。音楽や舞台を身近に楽しめる

東口のシークレイン内には横浜市鶴見区民文化センター「サルビアホール」があります。JR鶴見駅・京急鶴見駅の双方から徒歩約2分で、通常546席のホールと100席の音楽ホール、ギャラリー、練習室などを備えています。

コンサートや舞台、地域の発表会などが行われ、買い物や外食だけではない文化的な過ごし方ができる施設です。大きなイベントのために毎回横浜駅や東京都心まで出なくても、駅前で音楽や舞台に触れられます。

562床の済生会横浜市東部病院へバス約10分

鶴見区下末吉には済生会横浜市東部病院があります。許可病床数562床を持つ高度急性期病院で、内科、外科、小児科、産婦人科、脳神経外科、心臓血管外科、救急科など多数の診療科を備えています。

鶴見駅東口から155系統のバスで約10分。駅周辺にも内科、歯科、眼科などのクリニックがあるため、日常の受診と大きな病院を使い分けやすい環境です。

RAKU SPA 鶴見なら深夜まで風呂・サウナを楽しめる

元宮には大型温浴施設「RAKU SPA 鶴見」があります。弱酸性硫黄の湯、炭酸水風呂、露天風呂、サウナなど複数の風呂を備え、日曜〜木曜・祝日は翌2時まで、金曜・土曜・祝前日は翌朝まで営業しています。

昔ながらの銭湯とは異なる大型温浴施設ですが、休日に長時間リラックスしたい日や、仕事後に風呂・サウナを楽しみたい人には特徴的な選択肢です。

鶴見川沿いはランニング・散歩のコースにしやすい

鶴見区を流れる鶴見川は、住宅地・商業地・工業地帯をつなぐ街のシンボルです。川沿いでは散歩やランニングを楽しむ人が多く、横浜市は鶴見区を含む流域5区に散策用の共通サインも設置しています。鶴見川の総延長は42.5キロメートルです。

駅周辺で買い物を済ませる生活だけでなく、休日に川沿いを歩いたり自転車で移動したりと、都市部でありながら屋外の運動を日常に組み込みやすいでしょう。

国道15号や首都高速を使いやすい一方、交通量には注意

駅東側には国道15号が通り、臨海部には首都高速神奈川1号横羽線があります。東京・川崎・横浜の間を車で移動しやすい立地ですが、幹線道路周辺では交通量や走行音が気になる場合があります。LICOPA鶴見も国道15号の鶴見警察署前交差点から車で約3分の場所にあります。

車を所有する予定なら駐車場料金や道路への出やすさを確認し、幹線道路沿いの物件では夜間の交通音や窓を閉めたときの防音性も内見時にチェックしましょう。

鶴見の治安|件数だけでなく、窃盗の割合と帰宅ルートを確認

鶴見は工業地帯や駅前商業地を持つ人口の多い区で、「治安はどうなのか」と気にする人もいます。ただし、鶴見区全体を一括して危険と判断するより、犯罪の種類と住む場所の環境を分けて見ることが重要です。

複数年で見ると、刑法犯の6〜7割前後が窃盗

鶴見区の2022年の刑法犯認知件数は981件で、そのうち自転車盗244件とその他の窃盗404件を合わせると窃盗犯は648件。全体の約66%を占めていました。

近年の途中集計でも同じ傾向が見られ、2026年6月までの暫定値では829件のうち窃盗犯が582件で約70%です。年度によって件数そのものは動きますが、鶴見区では刑法犯の6〜7割程度を窃盗が占める構成が続いていると見ることができます。

つまり、犯罪件数だけを見て「凶悪犯罪が多い街」と考えるより、自転車、手荷物、店舗での盗難など、日常的な窃盗への対策を意識する方が実態をつかみやすいでしょう。

自転車盗は特に注意。二重ロックを習慣にしたい

鶴見警察署では自転車盗を重点的な注意事項として案内しています。2024年には鶴見区内の自転車盗が500件を超え、前年より92件増加しました。盗まれた自転車には無施錠のケースが多く、警察も二重施錠を呼びかけています。

2026年5月末までの集計でも自転車盗179件、万引き99件が認知されています。駅前やスーパーの駐輪場だけでなく、マンション敷地内でも必ず鍵をかけ、長時間駐輪するときはワイヤーロックなどを追加すると安心です。

女性の一人暮らしは「駅から物件まで」を夜に歩いて確認

鶴見駅東口・西口とも駅前は店舗や人通りがありますが、少し離れると住宅街になり、場所によって夜の明るさが大きく変わります。

女性の一人暮らしでは、駅から物件まで街灯が続いているか、深夜営業の店舗やコンビニがあるか、線路沿いや細い路地を長く通らずに済むかを確認しましょう。オートロック、防犯カメラ、モニター付きインターホンだけでなく、建物入口や駐輪場の見通しも重要です。

また、鶴見は平坦な東側と坂のある西側で歩きやすさも変わります。昼間の内見だけで決めず、実際の帰宅時間に駅から一度歩いてみると、防犯面だけでなく交通量や騒音も確認できます。

鶴見に住むならチェックしたいおすすめスポット

①LICOPA鶴見

LICOPA鶴見は、JR鶴見駅から徒歩約14分、京急鶴見駅から徒歩約12分の場所にある大型商業施設です。2021年に旧イトーヨーカドー鶴見店の建物を大規模改修して開業し、開業時には33店舗が集まる商業施設としてスタートしました。現在もイトーヨーカドー、無印良品、ココカラファイン、飲食・サービス店などが営業しています。

建物は商業フロアを中心に、上層階を駐車場、屋上をレジャー空間として活用しています。駐車場は500台以上、駐輪場も500台以上を備えており、駅徒歩だけでなく車や自転車でまとめ買いする人にも使いやすい規模です。

特徴的なのが屋外空間です。1階には子どもが遊べるPARKがあり、屋上にはフットサル施設「銀座 de フットサル」と「手ぶら de BBQ」があります。食品や日用品を買うだけのショッピングセンターではなく、家族で遊んだりスポーツをしたり、BBQを楽しんだりできる施設です。

基本営業時間は10時から21時。休日は買い物客やファミリーが増えるため、車で訪れる場合は駐車場の混雑も考えて時間に余裕を持つとよいでしょう。

②鶴見銀座商店街(ベルロードつるみ)

鶴見銀座商店街、通称「ベルロードつるみ」は、京急鶴見駅東口から続く地域密着型の商店街です。大型ショッピングモールのような一つの建物ではなく、飲食店、小売店、美容院、医療・サービス店舗などが道路沿いに並びます。個人経営の店舗が多く残っていることも特徴です。

周辺は旧東海道につながる歴史を持つ地域で、現在の駅前商業地になる以前から人の往来がありました。現代では鶴見銀座商店街として地域イベントにも力を入れており、「つるぎんドット来〜い!!」などの催しが継続して開催されています。

チェーン系の大型店とは違い、店主との距離が近い店舗や昔から営業する店を見つけられるのが商店街の魅力です。駅から自宅へ向かう途中にベルロードがある物件なら、外食や日常の買い物を帰宅動線へ組み込みやすいでしょう。

イベント開催日は歩行者が増えるため、自転車で通行するときは周囲に注意が必要です。商店街そのものを散歩しながら、普段使いできる飲食店や個人店を探してみるのもおすすめです。

③大本山總持寺

大本山總持寺は、JR鶴見駅西口から徒歩約5分の場所にある曹洞宗の大本山です。1321年に現在の石川県で創建され、1898年の火災を経て、1911年に現在の鶴見へ移転しました。

境内は約50万平方メートルという非常に大きな規模で、50余りの堂塔と豊かな緑があります。特に大祖堂は「千畳敷」と呼ばれる大空間を持ち、大きな屋根は周辺からも目に入る鶴見のランドマークです。

寺院として参拝するだけでなく、広い境内を歩く散策スポットとしても利用できます。駅のすぐそばにこれほど大規模な寺院と緑があるため、西口側は東口の商業地とはかなり異なる雰囲気です。

總持寺には石原裕次郎、実業家の浅野総一郎など著名人の墓所もあり、1963年の鶴見事故に関する慰霊碑も建立されています。街の近代史まで知りたい人にとっても見どころの多い場所です。

境内は宗教施設です。大声で騒いだり、立入禁止区域へ入ったりせず、法要や修行の妨げにならないよう静かに参拝・散策しましょう。

④鶴見花月園公園

鶴見花月園公園は、JR鶴見駅から徒歩約15分、京急花月総持寺駅から徒歩約5分の高台にある大型公園です。2021年11月に開園し、総面積は約4.5ヘクタール。鶴見区では約40年ぶりに整備された大規模な公園です。

園内には広い「大原っぱ」、ゾウさん広場、遊具広場、多目的広場、健康器具などがあります。高台にあるため、天気の良い日には横浜ベイブリッジやみなとみらい方面を見渡せることも魅力です。

この場所の歴史は非常にユニークです。1914年には「東洋一」とも呼ばれた花月園遊園地が開業し、動物園、観覧車、豆汽車、少女歌劇、アイススケートリンクなど当時としては先進的な施設が集まっていました。その後は花月園競輪場となり、競輪場廃止後に防災機能も備えた現在の公園へ生まれ変わっています。

なお、園内ではBBQは禁止されています。自転車は降りて通行し、ゴミは持ち帰るなどの利用ルールがあります。駐車場もないため、鶴見駅や花月総持寺駅から徒歩で訪れるのが基本です。

⑤らー麺土俵 鶴嶺峰

らー麺土俵 鶴嶺峰は、京急鶴見駅から徒歩約2分、JR鶴見駅から徒歩約5分の場所にあるつけ麺・ラーメン店です。2012年に開業し、元力士の店主が営む店として知られています。店名の「鶴嶺峰」は店主の現役時代の四股名に由来します。

看板は濃厚なつけ麺で、メニューの量を「十両」「幕内」「小結」「関脇」「大関」「横綱」など相撲の番付になぞらえているのが特徴です。一般的なラーメン店とは違う世界観があり、しっかり食べたい人にも人気があります。

店内はカウンター8席のみで予約不可。2026年の口コミでも昼12時ごろに十数人が店外で待っていた例があり、ランチタイムや休日は行列を想定した方がよいでしょう。通常は11時〜15時、18時〜22時の営業で、木曜日が定休日です。

量が多いメニューもあるため、初めてなら無理に大きなサイズを選ばず、自分が食べ切れる量を注文するのがおすすめです。店外で待つ場合も道路や近隣店舗の出入口をふさがないよう配慮しましょう。

⑥ESPLAN(エスプラン)

ESPLANは、京急鶴見駅から徒歩約1分、JR鶴見駅から徒歩約5分のベーカリーです。1952年創業の店で、現在も2026年の新商品情報を発信しながら営業しています。

最も有名なのが「珈琲あんぱん」。エスプレッソを配合した珈琲あんと生クリームを組み合わせたパンで、現在も店の人気No.1商品として販売されています。生ずんだあんぱんや「覇王樹茶屋ブレッド」など、個性的な商品もそろいます。

店がある場所は旧東海道沿いで、周辺には江戸時代から「覇王樹茶屋」と呼ばれた茶屋の歴史があります。現在のパン店としての創業は1952年ですが、土地の歴史を商品名に残しているところにも鶴見らしさを感じられます。

営業時間は9時から17時で、日曜・月曜が定休日。店内にはイートインスペースがあり、畳の小上がりや畳ベンチも設けられています。週末には子ども連れにも利用される、昔ながらのパン屋と新しいカフェ感覚を合わせた店舗です。

人気商品は売り切れる場合もあるため、珈琲あんぱんなど目当ての商品が決まっているなら遅い時間より早めに訪れる方が安心でしょう。

鶴見は、横浜・東京への通勤と充実した日常生活を両立しやすい街

東京と横浜の中間で、交通と生活利便性を重視する人におすすめ

鶴見は、JR京浜東北・根岸線と鶴見線、徒歩圏の京急本線を利用できる交通利便性の高い街です。横浜へ約10分、東京へ約30分で直通でき、品川、川崎、桜木町、関内などにも乗り換えなしで移動できます。

駅前にはCIAL鶴見やウィングキッチン京急鶴見があり、食品、ドラッグストア、飲食店など日常生活に必要な店舗を利用できます。さらに文化ホール、図書館、大型病院、温浴施設、鶴見川なども生活圏にあり、「都心へ通勤するためだけの住宅地」ではないことが魅力です。

一方で、駅周辺の家賃は上昇傾向にあり、国道沿いの交通音、自転車盗、東口・西口で異なる街並みなど、物件ごとに確認したいポイントもあります。駅徒歩の数字だけでなく、買い物ルート、夜間の帰宅ルート、道路の交通量まで見て選ぶとよいでしょう。

短期滞在やお試し住みならマンスリーマンションもおすすめ

鶴見に引っ越そうか迷っている人、引っ越したいけれど1年以内の短期になりそうな人は、マンスリーマンションを検討するのもおすすめです。家具家電付きで、電気やインターネットなど必要なインフラも備わっているため、カバン一つでお引っ越しやお試し住みができます。

実際に暮らしてみると、京浜東北線の朝の混雑、JRと京急の使い分け、東口と西口の雰囲気、スーパーの使いやすさ、鶴見川周辺の生活環境、幹線道路の音など、短時間の内見では分からない部分が見えてきます。

鶴見は、横浜や東京都心へ短時間で移動しながら、買い物、外食、医療、文化、寺院や川沿いの散歩まで日常の中に取り入れられる街です。数週間から数か月実際に生活し、自分の通勤経路や休日の過ごし方に合うか確かめてから、本格的な住まいを探す方法もよいでしょう。

この記事を書いた人

JUN/Webライター

広告やコピーライティングのお仕事を10年以上経験。通販のお客様へ送る定期通信で地元の名所やイベント紹介を長年行ってきました。現在はフリーランスで活躍中。
自由な時間を生かして各地に住み、新しいお店やスポットを開拓し、色々な人にその良さを伝えることが好きです!生活が便利になる暮らしのHowToや小ネタも紹介していきます。