立川駅ってどんな街?引っ越し前に住みやすさを徹底解説!
立川駅ってどんな街?多摩地域を代表するターミナルと商業都市
JR中央線・青梅線・南武線が集まる、多摩地域有数の交通拠点
立川駅は、東京都立川市曙町にあるJR東日本の駅です。JR中央線、青梅線、南武線が乗り入れ、五日市線へ直通する列車も利用できます。駅の北側には多摩モノレールの立川北駅、南側には立川南駅があり、東大和、多摩センター、中央大学・明星大学方面へも移動しやすい環境です。
立川が引っ越し先として注目を集める理由は、東京都心へ通勤できる交通利便性と、駅前で日常生活を完結させやすい都市機能を両立していることです。中央線の特別快速を利用すれば新宿駅まで30分前後、東京駅まで40〜50分前後。駅周辺には駅ビル、百貨店、ショッピングセンター、映画館、飲食店、スーパー、医療機関、図書館などが集まり、多摩地域では珍しいほど選択肢が充実しています。
一方、駅前の商業地を離れると、マンションや戸建住宅が中心の落ち着いた街並みに変わります。北側には国営昭和記念公園やGREEN SPRINGS、南側には諏訪の森公園や根川緑道があり、都会的な買い物環境と自然の両方を日常に取り入れられる街です。
住む人の傾向としては、中央線で新宿・東京方面へ通勤する会社員、南武線で川崎方面へ通う人、青梅線沿線へ勤務する人、多摩モノレール沿線の大学へ通学する学生、駅前の買い物環境を重視する一人暮らし、広さと利便性のバランスを求める二人暮らしやファミリーなどが挙げられます。
家賃は多摩地域の中では高めですが、東京23区内や中央線の吉祥寺・三鷹周辺と比べれば抑えやすい物件も見つかります。駅徒歩5分以内の築浅マンションは高額になりやすい一方、錦町、高松町、富士見町、曙町の北側などへ範囲を広げれば、築年数や広さの異なる物件を比較できます。
北口は大型商業施設と広い歩行者空間、南口は飲食店と住宅街
立川駅北口には、駅ビル、百貨店、ショッピングセンター、家電量販店、ホテル、オフィスなどが集まっています。駅前から北へ延びるペデストリアンデッキを利用すれば、車道を横断せずに複数の商業施設へ移動できます。
北口からサンサンロード方面へ進むと、駅前の高層ビルが並ぶ景色から、広場や街路樹のある開放的な街並みに変わります。GREEN SPRINGSは立川駅から徒歩約8分で、店舗、オフィス、ホテル、ホール、広場などが一体となった複合施設です。駅前で買い物を済ませるだけでなく、屋外で休憩したり、イベントへ参加したりする過ごし方もできます。
南口には、駅直結の商業施設、飲食店街、多摩モノレール立川南駅などがあります。北口と比べると居酒屋、バー、カラオケ店などが集まる通りが多く、夜は繁華街らしい雰囲気になります。
南口から数分歩いて柴崎町や錦町へ入ると、マンションや戸建住宅の割合が増えます。駅近の利便性を保ちながら比較的静かな環境を選びたい場合は、大通りや飲食店街から一本離れた場所も候補になるでしょう。
鉄道と飛行場によって発展した「空の都」
立川が多摩地域の交通拠点へ発展するきっかけとなったのは、1889年に開通した甲武鉄道、現在のJR中央線です。その後、青梅鉄道、南武鉄道、五日市鉄道が乗り入れ、周辺地域から人や物が集まる交通の要所になりました。
1922年には立川飛行場が開設され、軍用飛行場だけでなく、民間航空の拠点としても利用されました。航空機関連の施設や工場が集まり、立川は「空の都」として急速に発展します。第二次世界大戦後は米軍基地となりましたが、1977年に全面返還され、広大な基地跡地を活用した新しい街づくりが始まりました。
返還された土地には、国営昭和記念公園、立川広域防災基地、公共施設、商業施設、オフィスなどが整備されました。現在の北口に見られる広い道路や公園、文化施設がまとまった街並みは、基地跡地の大規模な土地利用によって形成されたものです。
大規模開発の完成後も、駅周辺の回遊性を高める街づくりが続く
立川駅周辺では、北口の基地跡地開発、駅前デッキ、ファーレ立川、南口の駅前整備、多摩モノレールの開通など、長期間にわたって都市機能が更新されてきました。 2020年には北口にGREEN SPRINGSが開業し、店舗、オフィス、ホテル、立川ステージガーデンなどを備えた新しい街区が加わっています。
現在は、駅前一帯を一度に建て替える大型再開発より、駅の南北を歩きやすくする動線、公共空間の使い方、既存商業施設との連携を見直す段階に入っています。立川市では駅周辺の将来ビジョンづくりに向け、事業者や市民を交えた検討が進められています。
今後は、新しい建物を増やすだけでなく、駅前広場、デッキ、サンサンロード、商業施設、公園を歩いて巡りやすくすることが重要になります。完成済みの都市機能をどのようにつなぎ、長く滞在したくなる街へ変えていくかが、立川の次の課題でしょう。
立川駅のアクセス|新宿・東京へ直通、川崎や奥多摩方面にも便利
立川駅では、JR中央線、青梅線、南武線を利用できます。五日市線へ直通する列車もあり、徒歩圏の立川北駅・立川南駅からは多摩モノレールが発着しています。東京都心、神奈川県、多摩西部を異なる方向へ結ぶ、路線選択肢の多い駅です。
立川駅周辺で利用できる主な路線・交通手段
| 路線・交通手段 | 主な行き先・特徴 |
|---|---|
| JR中央線 | 国分寺、三鷹、吉祥寺、新宿、東京、八王子、高尾、甲府方面 |
| JR青梅線 | 西立川、昭島、拝島、青梅、奥多摩方面 |
| JR五日市線直通 | 拝島、秋川、武蔵五日市方面 |
| JR南武線 | 分倍河原、府中本町、登戸、武蔵小杉、川崎方面 |
| 多摩モノレール | 立川北・立川南から玉川上水、上北台、高幡不動、多摩センター方面 |
| 路線バス | 東大和、武蔵村山、国立、昭島、砂川、若葉町方面など |
| 空港・高速バス | 羽田空港、御殿場方面など |
中央線では、新宿・東京方面へ乗り換えなしで移動できます。中央特快や青梅特快など、停車駅の少ない列車を利用できれば、新宿まで25〜35分前後。朝夕は通勤客で混雑しますが、都心まで直通できる利便性は大きな魅力です。
青梅線は昭島、拝島、青梅方面を結びます。列車によっては中央線から青梅線へ直通するため、新宿方面と多摩西部を乗り換えなしで移動できます。休日には御嶽や奥多摩方面への登山、ハイキングにも利用しやすい路線です。
南武線は府中本町、登戸、武蔵小杉、川崎方面へ直通します。神奈川県へ向かう場合に新宿や東京を経由する必要がなく、府中市や川崎市内へ通勤・通学する人にも便利でしょう。
主要駅へのアクセス目安
| 行き先 | 所要時間の目安 | 乗り換え |
|---|---|---|
| 国分寺駅 | 約6〜9分 | 直通 |
| 吉祥寺駅 | 約20〜28分 | 直通 |
| 新宿駅 | 約25〜35分 | 直通 |
| 東京駅 | 約40〜50分 | 直通 |
| 八王子駅 | 約10〜13分 | 直通 |
| 高尾駅 | 約17〜23分 | 直通 |
| 拝島駅 | 約11〜16分 | 直通 |
| 青梅駅 | 約25〜35分 | 直通 |
| 川崎駅 | 約50〜65分 | 南武線で直通 |
| 多摩センター駅 | 約24〜30分 | 多摩モノレールで直通 |
| 中央大学・明星大学駅 | 約20〜25分 | 多摩モノレールで直通 |
| 新横浜駅 | 約50〜65分 | 1〜2回 |
| 横浜駅 | 約55〜70分 | 1〜2回 |
| 大宮駅 | 約55〜70分 | 1〜2回 |
| 千葉駅 | 約75〜95分 | 1〜2回 |
| 甲府駅 | 約60〜80分 | 特急利用で直通 |
| 羽田空港 | 約80〜100分 | 空港バス、または鉄道1〜2回 |
| 成田空港 | 約95〜125分 | 鉄道1〜2回 |
所要時間は、列車種別、待ち時間、乗り換え経路、通勤時間帯によって変わります。新宿までは最短25分前後、東京までは最短40分前後で、中央線沿線の中でも都心通勤を続けやすい位置にあります。
横浜方面へは、南武線で武蔵小杉へ向かい、東急東横線やJR線へ乗り換える方法があります。新横浜へは八王子駅から横浜線を利用するルートもあり、東海道新幹線への乗り継ぎも可能です。
埼玉方面へは西国分寺駅で武蔵野線へ乗り換えるほか、新宿経由で埼京線や湘南新宿ラインを利用できます。千葉方面は東京駅や御茶ノ水駅で総武線へ乗り換えるルートが一般的です。
甲府駅へは中央本線の特急を利用すれば1時間前後から移動できます。東京都心だけでなく、山梨方面へ出張や旅行をする機会が多い人にも便利な駅です。
多摩モノレールで大学・商業施設・住宅地へ移動
立川北駅と立川南駅からは多摩モノレールを利用できます。北方向は高松、立飛、泉体育館、玉川上水、上北台方面、南方向は柴崎体育館、甲州街道、高幡不動、中央大学・明星大学、多摩センター方面へ向かいます。
沿線には、ららぽーと立川立飛、中央大学多摩キャンパス、明星大学日野キャンパス、帝京大学八王子キャンパスなどがあります。学生だけでなく、立飛地区や多摩ニュータウン方面へ通勤する人にとっても重要な交通手段です。
路線バスと空港バスで鉄道駅から離れた地域にも移動
立川駅北口と南口には複数のバス乗り場があり、立川バス、西武バスなどが発着しています。東大和市、武蔵村山市、国立市、昭島市、砂川町、若葉町方面など、鉄道駅から離れた住宅地や商業施設へ移動できます。
駅から離れた物件でも、バス停が近く、運行本数が多ければ生活しやすい場合があります。ただし、雨の日や朝夕は道路が混雑しやすいため、通勤で使う場合は平日の実際の所要時間を確認しておきましょう。
立川駅から羽田空港へは空港連絡バスも運行されています。所要時間は道路状況によって変わりますが、通常は80〜100分前後が目安です。大きな荷物を持って電車を乗り換えずに済む点がメリットでしょう。
立川駅の家賃相場|多摩地域では高めだが、23区内より抑えやすい
立川駅周辺の家賃は、多摩地域の主要駅としては高めです。中央線特別快速の停車駅であり、駅前の商業施設やオフィス、公共施設が充実していることから、一人暮らしからファミリーまで幅広い需要があります。
家賃情報は、駅徒歩や築年数などの集計条件によって大きく異なります。立川市全体を含む集計ではワンルームが6万円台、1Kが7万円台ですが、駅徒歩10分以内の物件を中心とする集計ではワンルーム・1Kが8〜9万円台、1LDKが15万円台になる場合があります。
間取り別の家賃相場目安
| 間取り | 家賃相場の目安 |
|---|---|
| ワンルーム | 7.5〜10.5万円 |
| 1K | 7.8〜11.0万円 |
| 1DK | 7.8〜11.5万円 |
| 1LDK | 10.0〜16.0万円 |
| 2K | 7.5〜11.5万円 |
| 2DK | 8.5〜13.0万円 |
| 2LDK | 13.0〜25.0万円 |
| 3DK | 10.0〜15.0万円 |
| 3LDK | 16.0〜24.0万円 |
ワンルーム・1Kは、駅徒歩10分以内や築浅物件では8万〜10万円前後が中心です。オートロック、宅配ボックス、独立洗面台、浴室乾燥機などの条件を付けると、10万円を超える物件も増えます。
駅から15分以上、築年数のあるアパート、バス利用の物件まで広げれば、ワンルーム・1Kで5万円台後半から6万円台を探せる場合があります。家賃を抑えたい場合は、富士見町、高松町、錦町の東側、西国立駅方面なども候補になるでしょう。
1LDKは、在宅勤務のある一人暮らしや二人暮らしから人気があります。曙町や柴崎町の駅近・築浅物件では14万〜16万円台になる例もあり、駅距離による価格差が大きい間取りです。
2LDK・3LDKは、駅前の築浅マンションや分譲賃貸が相場を押し上げています。広さを優先する場合は、駅からバスを利用するエリアや、青梅線・南武線の隣駅まで範囲を広げると選択肢を増やせます。
立川駅が人気の理由|買い物・外食・医療・娯楽が駅前に集まる
立川駅周辺の魅力は、交通利便性だけではありません。買い物、外食、通院、文化活動、子どもとの外出、運動など、日常から休日まで幅広い目的を駅周辺で済ませられます。
ルミネ立川やエキュート立川があり、仕事帰りにも買い物しやすい
立川駅北口にはルミネ立川が直結しています。ファッション、コスメ、生活雑貨、書店、カフェ、レストランなどが入り、平日の買い物から休日の外出まで幅広く利用できます。ショッピングフロアは平日・土曜日が20時30分まで、レストランは22時まで営業する店舗があり、帰宅が遅い人にも便利です。
駅構内と改札外にはエキュート立川があり、惣菜、弁当、菓子、パン、カフェ、飲食店などが集まっています。電車に乗る前や帰宅途中に短時間で食事や買い物を済ませやすい施設です。
北口には伊勢丹立川店、立川高島屋S.C.などもあります。衣料品、生活雑貨、食品、サービス店舗を施設ごとに使い分けられ、都心の大型駅まで出なくても幅広い買い物ができる環境です。
成城石井、紀ノ国屋アントレ、オーケーを使い分けられる
食料品の買い物では、ルミネ立川の成城石井、エキュート立川の紀ノ国屋アントレ、立川高島屋S.C.地下のオーケーなどを利用できます。少量の惣菜や輸入食品を買う日と、日用品や生鮮食品をまとめて購入する日で店舗を変えられます。
オーケー立川高島屋S.C.店の売場面積は約1,675平方メートルで、北口周辺では規模の大きい食品スーパーです。駅前の百貨店・ショッピングセンターだけでなく、日常的な価格帯のスーパーを選べるようになったことで、駅周辺の生活利便性が高まりました。
駅周辺にはドラッグストアやコンビニも多く、自炊中心の人にも、惣菜や外食を利用する人にも対応しやすい環境です。
GREEN SPRINGSや立川ステージガーデンで文化イベントを楽しめる
駅北側のGREEN SPRINGSには、商業施設、オフィス、ソラノホテル、立川ステージガーデンなどがあります。芝生広場や階段状の水景が設けられ、買い物をしなくても散歩や休憩を楽しめる場所です。
立川ステージガーデンでは、コンサート、舞台、式典、地域イベントなどが行われます。周辺にはPLAY! MUSEUMや飲食店もあり、映画館とは異なる文化・芸術に触れられるでしょう。
さらに北へ進めばIKEA立川があり、家具、インテリア雑貨、日用品、レストランなどを利用できます。 JR立川駅北口から徒歩約10分で、車を持たない人でも足を運びやすい立地です。
総合病院と駅前クリニックを使い分けられる
立川駅周辺には、内科、歯科、眼科、皮膚科、婦人科などのクリニックが集まっています。駅ビルやショッピングセンター内にも医療機関と調剤薬局があり、仕事帰りに通院しやすい環境です。
北口から徒歩圏には立川相互病院があり、救急医療や入院、各種検査に対応しています。南東側には立川病院があり、病床数450床の地域医療支援病院として幅広い診療科を備えています。
日常的な受診は駅前のクリニック、詳しい検査や入院は総合病院という使い分けができます。引っ越した後は、自宅から近い内科や歯科に加え、休日・夜間の相談先も確認しておくと安心です。
根川緑道や多摩川まで足を延ばせる
立川駅南側から柴崎体育館方面へ進むと、根川緑道があります。水辺と樹木に沿って歩ける散歩道で、春の桜、新緑、秋の紅葉などを楽しめます。
さらに南へ進めば多摩川が流れています。河川敷は散歩、ランニング、サイクリングに向いており、駅前の商業地とは異なる開放感があります。大型商業施設で買い物を楽しむ日と、水辺を静かに歩く日を同じ街の中で選べるのが立川の魅力です。
立川通りや新奥多摩街道を利用できるが、駅前の混雑には注意
立川周辺には立川通り、芋窪街道、新奥多摩街道などが通っています。国立、昭島、東大和、武蔵村山、八王子方面へ車で移動しやすく、郊外型商業施設を利用するときにも便利です。
一方、駅周辺にはバス、タクシー、搬入車、商業施設へ向かう一般車が集中します。休日には駐車場の入庫待ちが発生することもあるため、車を所有する場合は、物件の駐車場だけでなく駅前を避ける経路も確認しておきましょう。
大通り沿いの物件では、車の走行音や救急車の音が気になる場合があります。内見時は窓を開けた状態と閉めた状態の両方で、室内の音を確認することが大切です。
立川駅の治安|繁華街では盗難と夜間のトラブルに注意
立川駅周辺は、駅ビルや商業施設、大通り、ペデストリアンデッキに照明が多く、夜でも人通りがあります。駅前に交番があり、人目があることは安心材料です。
一方、北口・南口ともに居酒屋や娯楽施設が集まる通りがあります。週末の深夜には酔客が増え、静かな住宅街とは異なる雰囲気になるため、物件選びでは駅までの帰宅ルートも確認しましょう。
立川警察署管内では非侵入窃盗が大きな割合を占める
立川警察署が公表している2024年の刑法犯認知件数と、2026年1〜5月の主な犯罪件数は次の通りです。立川駅周辺だけでなく、立川警察署の管内全体を対象とする数値である点に注意してください。
| 分類 | 件数 |
|---|---|
| 2024年の刑法犯認知件数 | 1,968件 |
| 2024年の粗暴犯 | 135件 |
| 2024年の侵入窃盗 | 38件 |
| 2024年の非侵入窃盗 | 1,321件 |
| 2026年1〜5月の粗暴犯 | 39件 |
| 2026年1〜5月の侵入窃盗 | 14件 |
| 2026年1〜5月の非侵入窃盗 | 297件 |
2026年1〜5月の非侵入窃盗297件のうち、乗り物盗が148件、万引きが89件でした。暴力事件よりも、自転車やバイク、店舗の商品、手荷物などに関わる犯罪を意識したい地域です。
駅周辺の実情を確認する場合は、警視庁が公表する町丁別データで、曙町、柴崎町、錦町など候補物件の住所ごとに調べるとよいでしょう。2026年7月9日時点では、2025年年間と2026年5月までのデータが公開されています。
南口の飲食店街では、深夜の雰囲気を確認
南口の駅前には居酒屋、バー、カラオケ店などが集まっています。昼間は買い物客や会社員が多いエリアですが、夜になると酔客や呼び込みが見られる通りもあります。
繁華街を避けたい場合は、駅から物件まで大通りや住宅地側を通れるか確認しましょう。駅近の物件では利便性が高い反面、店外で話す人の声、配送車、深夜のタクシーなどが気になる可能性もあります。
北口は南口より広場やオフィスが多いものの、曙町の一部には飲食店街があります。北口・南口という大きな区分だけで判断せず、実際の通りを夜に歩いてみることが重要です。
女性の一人暮らしでは、明るさと建物の防犯設備を確認
女性の一人暮らしでは、駅から物件まで街灯のある道を選べるか、途中にコンビニや営業中の店舗があるか、人通りの少ない路地を長く歩かずに済むかを確認しましょう。
建物では、オートロック、防犯カメラ、モニター付きインターホン、宅配ボックス、駐輪場や共用廊下の明るさを見ておきたいところです。1階の部屋では、道路や隣地から窓・ベランダへ近づきやすくないかも確認が必要です。
立川駅周辺は「治安が悪く住めない街」というわけではありません。多くの人が集まる商業地らしい盗難対策と、深夜の繁華街を意識し、通りと建物を選べば、女性の一人暮らしでも十分に検討しやすいでしょう。
立川に住むならチェックしたいおすすめスポット
①グランデュオ立川
グランデュオ立川は、JR立川駅南口に直結する大型商業施設です。1999年4月に開業し、1階から8階を中心に、ファッション、コスメ、生活雑貨、食品、カフェ、レストラン、サービス店舗などが集まっています。
売場面積は約2万6,700平方メートルで、約140店舗が入る規模です。駅の改札から外へ出ずに館内へ移動できるため、雨の日や仕事帰りの買い物に便利でしょう。
1階の食品・菓子売場では、惣菜、弁当、パン、スイーツ、手土産などを購入できます。上層階には衣料品、インテリア、書籍、レストランなどがあり、食料品の買い足しから休日のショッピングまで幅広く利用可能です。
専門店フロアは通常10時から20時30分、日曜・祝日は20時まで、7階のレストランフロアは22時まで営業しています。店舗によって営業時間が異なるため、目的の店がある場合は事前に確認しておきましょう。
平日の夕方や休日は、食品売場、エスカレーター、レストランフロアが混雑します。落ち着いて買い物をしたい場合は、平日の昼間や休日の午前中が利用しやすいでしょう。
②シネマシティ
シネマシティは、立川駅北口にある地域密着型の映画館です。シネマ・ワンとシネマ・ツーの2館に分かれ、合計11スクリーン、約2,200席を備えています。大規模チェーンとは異なり、音響にこだわった上映や作品に合わせた特別企画で知られています。
シネマ・ツーの最大スクリーンとなるa studioは382席。KICリアルサウンドシステムや大型スピーカーを備え、音楽映画、アニメーション、アクション作品などを迫力のある音で楽しめます。
作品ごとに音響を調整する「極上音響上映」や「極上爆音上映」が行われることがあり、同じ映画を音の違いを楽しむために繰り返し鑑賞する人もいます。立川はかつて多くの映画館が集まった「映画のまち」であり、その文化を現在に受け継ぐ施設です。
人気作品の公開初週、舞台挨拶、特別上映では座席が早く埋まります。確実に鑑賞したい場合はオンラインで予約し、シネマ・ワンとシネマ・ツーのどちらで上映されるか確認しておきましょう。
館内では強い音が演出の一部となる上映があります。大きな音が苦手な人や小さな子どもを連れて行く場合は、上映方式と注意事項を確認してから予約すると安心です。
③国営昭和記念公園
国営昭和記念公園は、立川市と昭島市にまたがる総面積約180ヘクタールの国営公園です。米軍立川基地跡地に整備され、昭和天皇御在位50年記念事業の一環として1983年に開園しました。
園内には、約11ヘクタールの「みんなの原っぱ」、花畑、日本庭園、こどもの森、水鳥の池、サイクリングコース、ボート乗り場などがあります。春は桜やチューリップ、秋はコスモスやイチョウ、紅葉が見どころです。
スポーツエリアには、フットサルコート、3on3コート、ディスクゴルフ、ペタンクなどを楽しめる設備があります。一般的な野球場やテニスコートを中心とした運動公園ではありませんが、広場で体を動かしたり、園内を走ったりするには十分な広さです。
園内にはドッグランがあり、利用時には予防接種に関する証明書などが必要です。犬と一緒に入園する場合は、ドッグラン以外ではリードを外さず、立入制限のある施設を確認しましょう。
バーベキューガーデンでは、食材と器材を用意した手ぶらプランなどを利用できます。予約状況や利用時間、持ち込みルールは時期によって変わるため、訪問前の確認が必要です。
園内は非常に広く、立川駅側の入口から目的の施設まで20〜30分以上歩くこともあります。花畑や遊具、BBQ場など目的地を決め、最寄りの入口と園内移動手段を確認してから訪れると効率的です。
④立川市中央図書館
立川市中央図書館は、立川駅北口から徒歩約10分、ファーレ立川地区にある市内最大規模の図書館です。1995年1月に開館し、市内8館の地区図書館と連携する中心館として利用されています。
2024年度末の所蔵資料数は、一般書、児童書、地域資料、視聴覚資料などを合わせて約52万9,000点です。立川市や多摩地域に関する資料、新聞、雑誌、参考図書も充実しています。
一般フロアは2階と3階にあり、平日は10時から20時、土曜・日曜・祝日は10時から17時まで利用できます。4階の児童フロアは10時から17時です。仕事帰りに本を借りたり、休日に親子で利用したりできます。
館内には閲覧席や調査用の資料があり、読書、学習、仕事の調べものに向いています。専用カフェで長時間過ごすタイプの図書館ではありませんが、ファーレ立川やGREEN SPRINGS周辺に飲食店が多く、読書前後に休憩場所を探しやすい立地です。
試験前や休日は閲覧席が混み合うことがあります。パソコンを使う場合や資料を複写する場合は、利用可能な場所や館内ルールを確認しておきましょう。
⑤レインボウスパイス
レインボウスパイスは、立川駅南口から徒歩約1分の場所にあるインドカレー専門店です。市販のルーやカレー粉、小麦粉を使わず、玉ねぎ、トマト、自家製ヨーグルトなどで自然なとろみを付けたカレーを提供しています。
カレーごとにスパイスの配合を変え、独自にブレンドしたガラムマサラで香りを仕上げています。複数のカレーを味わえる組み合わせメニューや、黄色いライスと一緒に楽しむスパイスカレーが人気です。
レインボウスパイス @立川
— たぬ (@tanuki_live) May 10, 2025
北インド式チキンマサラとゴア式ポークビンダルーのダブルカリー。スパイスは十分効いており味は本格的ながら癖強くなく食べやすい。テーブルにはガラムマサラなど三種の調味料やピクルスもあり味変可能。ライスも300gで食べ応えがあり接客もいうことなし。#たぬのおすす飯 pic.twitter.com/8iOwdRoVqP
店内はカウンターを中心とした11席で、一人でも入りやすい造りです。会社員、学生、買い物客のほか、遠方からカレーを目的に訪れる人も見られます。
営業時間は通常11時から20時30分で、年末年始を除いて営業しています。カレーが売り切れた場合は営業時間内でも終了するため、確実に食べたい日は早めの訪問が安心です。
昼食時間帯や休日には店外で待つことがあります。店舗前の通路は広くないため、列に並ぶときは周囲の店舗や歩行者の邪魔にならないよう配慮しましょう。
⑥らーめん愉悦処 鏡花
らーめん愉悦処 鏡花は、立川駅南口から徒歩約5分、多摩モノレール立川南駅から徒歩約2分の場所にあるラーメン店です。照明を抑えた店内と、一杯のラーメンに集中しやすい落ち着いた空間が特徴です。
代表的なメニューは「極醤油らーめん」です。魚介系と動物系のだしを組み合わせ、複数の醤油を使った香りと奥行きのあるスープに仕上げています。ワンタンや味玉を加えたメニュー、塩らーめん、鶏白湯、つけ麺なども選べます。
東京は立川にあります「鏡花」さんに行ってきました。2回目の訪問。立川に仕事で行き、外から見て並んでいなかったので入っちゃいました!やっぱり美味しい!醤油を選びましたが前回の白湯よりも引き締まった味で醤油の風味ががツンと来ます。チャーシューも柔らかでめちゃウマでした(*´∀`) pic.twitter.com/xG86O1FUBd
— syunchi (@syunchi5) December 20, 2022
店内はカウンターのみ18席です。ラーメン店としては静かな雰囲気があり、一人客のほか、立川の有名店を目的に訪れるラーメンファンにも親しまれています。
営業時間は平日が11時から15時、17時から22時、土曜・日曜・祝日は11時から22時までの通し営業です。予約は受け付けていないため、混雑時は店頭で待つことになります。
昼食時間帯や休日は入店まで時間がかかる場合があります。店内は暗めに演出されているため、大きな荷物は足元へ広げず、スマートフォンの画面や撮影で周囲の鑑賞環境を妨げないよう配慮したいところです。
立川は、都市の便利さと自然の広さを両立しやすい街
都心通勤、買い物、娯楽を一つの街でまとめたい人におすすめ
立川駅は、JR中央線、青梅線、南武線に加え、多摩モノレールも利用できる多摩地域有数の交通拠点です。新宿・東京方面だけでなく、川崎、多摩センター、青梅、奥多摩方面へも移動しやすく、勤務先や通学先が変わってもルートを組み立てやすいでしょう。
駅周辺には駅ビル、百貨店、スーパー、ドラッグストア、飲食店、映画館、図書館、病院、ホールなどが集まっています。日常の買い物だけでなく、休日の映画鑑賞、イベント、外食まで駅前で完結しやすい環境です。
少し北へ歩けば広大な公園や緑のある複合施設、南へ進めば緑道や多摩川があります。商業都市としての利便性と、多摩地域らしい広い空や自然を両方楽しめることが、立川の大きな魅力です。
一方、家賃は多摩地域では高めで、駅近・築浅物件は東京23区内に近い価格になる場合があります。中央線の朝の混雑、南口を中心とした夜の繁華街、駅周辺の交通量にも注意が必要です。
家賃の安さや静かな住宅街だけを最優先する人には向かない場合がありますが、都心へ通勤しながら、買い物、医療、娯楽、自然を身近にしたい人にとって、立川は検討価値の高い街です。
短期滞在やお試し住みならマンスリーマンションもおすすめ
立川に引っ越そうか迷っている人、引っ越したいけれど1年以内の短期になりそうな人は、マンスリーマンションを検討するのもおすすめです。家具家電付きで、電気やインターネットなど必要なインフラも備わっているため、カバン一つでお引っ越しやお試し住みができます。
実際に生活してみると、中央線の朝の混雑、北口と南口の雰囲気の違い、スーパーや商業施設の使いやすさ、夜間の帰宅ルート、駅前の音、路線バスの所要時間など、短時間の内見だけでは分からない部分が見えてきます。
立川は、多摩地域に住みながら都心へ通勤し、駅前の都市機能と広い公園の両方を日常にできる街です。数週間から数か月暮らし、自分の通勤時間や休日の過ごし方に合うかを確かめてから、本格的な住まいを探す方法もよいでしょう。
