荻窪ってどんな街?引っ越し前に住みやすさを徹底解説!

荻窪ってどんな街?都心直結の便利さと文化的な住宅街が共存

JR中央線と丸ノ内線を利用できる!杉並区有数の交通拠点

荻窪駅は、東京都杉並区の中央部に位置する交通利便性の高い駅です。JR中央線快速、JR中央・総武線各駅停車、東京メトロ丸ノ内線が乗り入れ、新宿・東京方面だけでなく、大手町・銀座・四ツ谷・飯田橋方面へも移動しやすい環境があります。丸ノ内線では始発駅となるため、時間帯や列車を選べば座って通勤できる可能性があるのも大きな強みです。

荻窪が引っ越し先として人気を集める理由は、都心までの近さと、落ち着いた住宅環境を両立しやすいことです。中央線快速を使えば新宿駅まで約10分、東京駅まで約24分が目安。駅前には大型商業施設、スーパー、飲食店、ドラッグストア、金融機関などが集まり、日常生活の多くを駅周辺で済ませられます。

一方、駅前の商業地を抜けると、低層住宅やマンションが並ぶ静かな街並みに変わります。南側には善福寺川や歴史ある庭園、文化人にゆかりのある住宅地があり、北側には青梅街道沿いの商業施設やバス路線が充実しています。都会的な便利さだけでなく、商店街の生活感や緑のある散歩道も身近です。

住む人の傾向としては、新宿・東京・大手町方面へ通勤する会社員、丸ノ内線を利用する社会人、中央線沿線の学校へ通う学生、買い物環境を重視する一人暮らし、落ち着いた住宅地を求める二人暮らしやファミリーなどが挙げられます。

家賃は杉並区内でも比較的高めですが、吉祥寺より都心寄りでありながら、駅から少し離れれば築年数や広さに幅があります。駅近の築浅マンションにこだわらず、荻窪・南荻窪・上荻・天沼方面まで広げれば、予算に合わせて選択肢を増やせるでしょう。

北口は買い物と交通、南口は商店街と落ち着いた住宅地

荻窪駅北口には、駅直結・駅前の商業施設、青梅街道、バスターミナル、金融機関、飲食店などが集まっています。駅から短時間で買い物を済ませやすく、バスを利用して石神井公園、練馬方面、下井草、上井草方面へ移動したい人にも便利です。

北口には人通りが多く、昼間は買い物客、会社員、学生でにぎわいます。青梅街道沿いや駅前にはチェーン店も多い一方、路地へ入ると昔ながらの飲食店、居酒屋、専門店も見つかります。

南口は、南口仲通り商店街やすずらん通りを中心に、個人経営の飲食店、ベーカリー、喫茶店、生活サービス店が点在するエリアです。駅前には人が集まりますが、数分歩くと住宅の割合が増え、北口よりも穏やかな街並みを感じやすくなります。

さらに南へ進んで善福寺川を越えると、戸建住宅や低層マンションが多い住宅地が広がります。駅前のにぎわいと閑静な住宅街の距離が近く、暮らし方に合わせて物件の立地を選びやすい街です。

「西の鎌倉、東の荻窪」と呼ばれた文化人の街

荻窪は、大正から昭和初期にかけて東京近郊の別荘地・住宅地として発展しました。当時は「西の鎌倉、東の荻窪」とも呼ばれ、井伏鱒二、太宰治、与謝野晶子、音楽評論家の大田黒元雄、政治家の近衛文麿など、多くの文化人や著名人が暮らした街として知られています。

音楽、文学、政治の歴史に関わる屋敷跡や庭園が住宅地の中に残されており、現在も公園や文化施設として利用されています。大型観光地のような華やかさではなく、日常の散歩中に歴史や文化を感じられるのが荻窪らしいところです。

荻窪はラーメン文化でも知られています。戦後から続く老舗、新しい専門店、カレーや洋食の名店、個人経営の喫茶店などが集まり、外食の楽しみが多い街です。駅前の商業都市としての顔と、文化的な住宅街としての顔が自然に共存しています。

大規模な一括再開発より、歩きやすさと回遊性を高める街づくり

荻窪駅周辺では、1980年代に北口地区の再開発が行われ、現在の駅前商業施設や歩行者動線の基礎が整備されました。2011年には北口駅前広場も改修され、バスや歩行者が利用しやすい環境へ更新されています。

現在は、駅前を全面的に建て替えるような大規模再開発よりも、JR荻窪駅と周辺商店街、住宅地、文化施設を歩いて回りやすくする街づくりが進められています。杉並区は荻窪駅周辺について、商業地のにぎわいと落ち着いた住宅環境を両立し、回遊性や滞在しやすさを高める方針を示しています。

2024年12月には、近衛文麿の旧宅を整備した荻外荘公園が全面開園しました。荻窪駅西口、大田黒公園、荻外荘公園などを結ぶグリーンスローモビリティも運行され、駅から文化施設を巡る新しい移動手段として利用されています。運行ルートは約2.5キロメートルで、運賃は1回100円です。

荻窪駅のアクセス|新宿・東京へ直通、丸ノ内線は始発駅

荻窪駅では、JR中央線快速、JR中央・総武線各駅停車、東京メトロ丸ノ内線を利用できます。東京都心へ向かう路線を複数選べるため、運転見合わせや混雑時に別ルートを検討しやすい駅です。

荻窪駅で利用できる主な路線

路線・交通手段 主な行き先・特徴
JR中央線快速 中野、新宿、四ツ谷、御茶ノ水、神田、東京、三鷹、国分寺、立川方面
JR中央・総武線各駅停車 高円寺、中野、新宿、飯田橋、秋葉原、錦糸町、津田沼、千葉方面
東京メトロ丸ノ内線 新宿、四ツ谷、赤坂見附、霞ケ関、銀座、東京、大手町、池袋方面
関東バス 阿佐ケ谷、下井草、白鷺、中村橋、練馬方面など
西武バス 上井草、練馬高野台、石神井公園方面など
グリーンスローモビリティ 大田黒公園、荻外荘公園など荻窪南側の文化施設を周遊

中央線快速は、新宿・四ツ谷・御茶ノ水・東京方面への通勤に便利です。中央・総武線各駅停車は、東中野、飯田橋、市ケ谷、秋葉原、錦糸町方面へ移動しやすく、列車によっては千葉方面まで乗り換えなしで向かえます。

東京メトロ丸ノ内線は荻窪駅が始発・終着駅です。新宿、四ツ谷、赤坂見附、霞ケ関、銀座、東京、大手町方面へ直通し、JR中央線とは異なる都心ルートを確保できます。

主要駅へのアクセス目安

行き先 所要時間の目安 乗り換え
吉祥寺駅 約4〜6分 直通
中野駅 約5〜8分 直通
新宿駅 約10〜13分 直通
四ツ谷駅 約17〜22分 直通
御茶ノ水駅 約20〜24分 直通
東京駅 約24〜30分 直通
飯田橋駅 約24〜30分 直通
大手町駅 約30〜37分 丸ノ内線で直通
銀座駅 約35〜42分 丸ノ内線で直通
池袋駅 約28〜40分 1回、または丸ノ内線直通
立川駅 約22〜30分 直通
横浜駅 約45〜55分 1回
新横浜駅 約45〜60分 1〜2回
大宮駅 約45〜60分 1〜2回
千葉駅 約70〜90分 直通列車または1回
羽田空港 約55〜75分 1〜2回
成田空港 約90〜120分 1〜2回

所要時間は利用する列車、待ち時間、時間帯によって変わります。新宿駅までは中央線快速で10分前後、東京駅までは25分前後が目安で、杉並区内に住みながら都心勤務を続けたい人に便利です。

横浜駅へは新宿や渋谷を経由して45〜55分前後。大宮方面へは新宿から埼京線や湘南新宿ライン、千葉方面へは中央・総武線各駅停車や御茶ノ水・東京経由の列車を利用できます。荻窪は神奈川・埼玉・千葉へ一本で行ける万能駅ではありませんが、都心の主要乗換駅まで短時間で出られるため、首都圏の広い範囲へルートを作りやすいでしょう。

丸ノ内線の始発駅で、都心方面への通勤ルートを選べる

荻窪の大きな利点は、丸ノ内線の始発駅であることです。朝の混雑時間帯でも、列車を一本待つことで座れる可能性があります。必ず着席できるわけではありませんが、長時間の通勤で立ち続ける負担を減らしたい人には魅力です。

勤務先が新宿三丁目、四ツ谷、赤坂見附、霞ケ関、銀座、東京、大手町方面にある場合、乗り換えなしで通勤できます。中央線が遅延したときに丸ノ内線へ切り替えられる点も安心材料でしょう。

一方、丸ノ内線は停車駅が多いため、新宿や東京へ最短時間で移動したい場合は中央線快速のほうが有利です。朝の混雑、運行状況、勤務先の最寄り駅に応じて使い分けるのが効率的です。

バスで西武新宿線・西武池袋線沿線にも移動しやすい

荻窪駅北口と南口には複数のバス乗り場があります。関東バスを利用すれば阿佐ケ谷、下井草、白鷺、中村橋方面などへ、西武バスでは上井草、練馬高野台、石神井公園方面などへ向かえます。中央線と西武新宿線・西武池袋線の間にある住宅地へ移動するときに便利です。

駅から離れた物件でも、バス停と運行本数に恵まれていれば暮らしやすい場合があります。ただし、青梅街道や環八通りは朝夕に混雑することがあり、雨の日はバスが遅れやすくなります。通勤で使う場合は、平日の朝に実際の所要時間を確認しておきましょう。

荻窪の家賃相場|杉並区内でも高めだが、築年数で選択肢が広がる

荻窪駅周辺の家賃は、杉並区内でも高めの水準です。中央線快速と丸ノ内線が利用できること、新宿・東京方面へ直通できること、駅前の買い物環境が充実していること、落ち着いた住宅地として評価されていることが相場を支えています。

駅徒歩5分以内の築浅マンション、オートロックや宅配ボックスを備えた物件、南側の閑静な住宅地にある広めの物件は高くなりやすい傾向です。現在の募集相場では、駅近・築浅のワンルームが13万円前後、1LDKが18万円台に達する例もあります。

間取り別の家賃相場目安

間取り 家賃相場の目安
ワンルーム 9.0〜12.5万円
1K 9.2〜12.5万円
1DK 10.3〜15.0万円
1LDK 15.0〜18.0万円
2K 12.0〜16.0万円
2DK 16.2.0〜18.5万円
2LDK 24.0〜27.0万円
3DK 24.2〜26.8万円
3LDK 28.5〜32.0万円

一人暮らし向けのワンルーム・1Kは物件数が多く、駅徒歩10分以上、築年数のあるアパートやマンションまで含めれば7万円台も狙えます。反対に、駅徒歩5分以内、築浅、独立洗面台、浴室乾燥機、オートロックなどを条件に加えると、1Kでも10万円を超える物件が増えます。

1LDKは在宅勤務のある一人暮らしや二人暮らしから人気があります。駅近の築浅物件では18万円前後になりやすいため、家賃を抑えたい場合は天沼、桃井、南荻窪、荻窪二丁目方面まで広げて探すとよいでしょう。

2LDK・3LDKはファミリー需要が強く、低層住宅地の分譲賃貸や築浅マンションが相場を押し上げています。駅から離れた物件、築年数のある2DK・3DK、西荻窪・阿佐ケ谷方面との中間地点まで含めると、選択肢を増やせます。

荻窪では単身向け間取りを中心に賃料の上昇が続いています。1K・1DK・1LDKの募集価格は数年前より上がっており、駅近・築浅だけに絞ると予算を超えやすい状況です。設備、築年数、駅距離の優先順位を決めて探すことが大切です。

荻窪が人気の理由|買い物・外食・医療・自然がそろう

荻窪の住みやすさは、鉄道の利便性だけではありません。駅直結の買い物環境、複数のスーパー、個性の異なる商店街、医療機関、文化施設、温浴施設、善福寺川沿いの自然が近い範囲にまとまっています。

ルミネ荻窪と複数のスーパーを使い分けられる

駅直結のルミネ荻窪には、食品、ファッション、雑貨、コスメ、書店、カフェ、レストランなどがそろっています。改札から外へ出ずに買い物できるため、雨の日や帰宅途中にも利用しやすい施設です。

食料品の買い物では、西友、オーケー、駅ビル内の食品店などを使い分けられます。オーケー荻窪店は駅から徒歩圏にあり、売場面積は約911平方メートル、営業時間は8時30分から21時30分です。価格を重視したまとめ買いにも利用できます。

駅前にはココカラファインをはじめとするドラッグストア、コンビニ、100円ショップ、クリーニング店、銀行、携帯電話ショップなどもあります。仕事帰りに食料品と日用品をまとめて購入でき、車を持たない生活と相性の良い街です。

南口仲通りや荻窪銀座など、個人店を巡る楽しみがある

荻窪駅周辺には複数の商店街があります。南口仲通りやすずらん通りには、飲食店、惣菜店、ベーカリー、居酒屋、カフェ、生活サービス店などが並びます。

北口側の荻窪銀座周辺には、細い路地に小規模な飲食店が集まっています。大型商業施設で効率良く買い物する日と、商店街で個人経営の店を探す日を使い分けられるのが荻窪の魅力です。

外食のジャンルも幅広く、ラーメン、カレー、洋食、そば、焼き鳥、居酒屋、喫茶店、スイーツなどを楽しめます。一人で入りやすい店が多く、自炊中心の人にも外食中心の人にも暮らしやすい環境です。

杉並公会堂や歴史的施設があり、文化を身近に感じられる

青梅街道沿いには杉並公会堂があり、クラシックコンサート、式典、地域イベントなどが開かれています。荻窪は音楽家や文化人が暮らした歴史を持ち、現在も音楽・文学と関わりの深い街です。

南側には荻外荘公園、角川庭園、与謝野公園などが点在しています。いずれも大型テーマパークのような施設ではありませんが、住宅地を散歩しながら歴史や文化に触れられます。

駅前に大規模な映画館やアミューズメント施設はありません。映画や大規模な遊び場を利用するときは、中央線で数分の吉祥寺や新宿へ出るのが便利です。日常生活は荻窪で落ち着いて過ごし、休日の娯楽は周辺の大型駅へ出る暮らし方に向いています。

善福寺川沿いの散歩道と静かな住宅地

荻窪駅南側には善福寺川が流れ、川沿いや周辺の緑地を散歩できます。駅前の商業地から離れて歩くにつれて、低層住宅、庭木の多い戸建住宅、公園などが増え、街の印象が大きく変わります。

春の桜、新緑、秋の紅葉など、季節を感じながら散歩やジョギングを楽しめるのが魅力です。駅前に広大な運動公園や常設BBQ場がある街ではありませんが、静かに歩く、走る、庭園を眺めるといった過ごし方に適しています。

東京荻窪天然温泉 なごみの湯で気分転換

荻窪駅西口から徒歩数分の場所には、東京荻窪天然温泉 なごみの湯があります。天然温泉、露天風呂、サウナ、岩盤浴、休憩スペースなどを備え、仕事帰りや休日の気分転換に利用できます。

駅近に温浴施設があることで、遠出をせずにリフレッシュできます。一人で静かに過ごしたい日、サウナを楽しみたい日、友人と食事を兼ねて利用したい日など、さまざまな使い方ができるでしょう。

青梅街道と環八通りを利用できるが、渋滞には注意

駅北側には青梅街道、西側には環八通りが通っています。新宿方面、練馬方面、世田谷方面へ車で移動しやすく、郊外型店舗や高速道路方面へ向かうときにも便利です。

一方、青梅街道と環八通りは交通量が多く、朝夕や休日に渋滞することがあります。大通り沿いの物件では車の音や排気、バスの発着音が気になる場合もあるため、内見時は窓を閉めた状態と開けた状態の両方を確認しましょう。

荻窪の治安|住宅街は落ち着くが、駅前では盗難対策が必要

荻窪は大規模な歓楽街ではなく、駅から少し離れると静かな住宅地が広がります。粗暴事件や凶悪犯罪が多い街という印象はありませんが、駅前には商業施設、飲食店、駐輪場が集まるため、自転車盗、万引き、置き引きなどには注意が必要です。

2025年の駅周辺では、暴力犯罪より非侵入窃盗が中心

警視庁は2026年7月9日時点で、2025年の町丁別犯罪認知件数と、2026年5月までの累計データを公開しています。荻窪駅周辺の傾向を見るときは、駅南側の荻窪、北側の上荻など、物件住所ごとに確認することが大切です。

警視庁の2025年データを基に駅前5町丁目を集計した資料では、犯罪認知件数は196件でした。内訳では非侵入窃盗が111件、万引き45件、自転車盗35件で、駅北側の商業地にあたる上荻一丁目が93件と多くなっています。

項目 2025年の駅前5町丁目
犯罪認知件数 196件
非侵入窃盗 111件
万引き 45件
自転車盗 35件
上荻一丁目の認知件数 93件

犯罪件数が駅前に集中しやすいのは、商業施設、店舗、駐輪場、通行人が多いためです。住宅地全体が危険というより、買い物客の多い場所で窃盗が発生しやすい傾向と考えられます。

杉並区全体では住宅地らしい落ち着きがある

杉並区は、人口に対する犯罪発生率で見ると東京23区内でも比較的低い水準です。過去の公的データを基にした比較では、犯罪発生率は約0.4%で、23区平均を下回っています。

ただし、荻窪駅前は杉並区内でも人が集まる商業エリアです。特に北口の上荻一丁目は買い物客が多く、住宅街と同じ感覚で荷物や自転車を放置しないことが重要です。

自転車を利用する人は、短時間でも必ず施錠し、可能であれば二重ロックを使いましょう。警視庁の2025年統計では、東京都内の自転車盗被害の61.3%が無施錠で、集合住宅などの敷地内から盗まれる例も多く確認されています。

女性の一人暮らしでは、大通りと住宅街の明るさを確認

荻窪駅北口の青梅街道沿いや駅前は、夜でも店舗や照明が多く、人通りがあります。一方、上荻、天沼、荻窪、南荻窪の住宅街へ入ると、静かで人通りの少ない道もあります。

女性の一人暮らしでは、駅から物件まで明るい道を選べるか、途中にコンビニや営業中の店舗があるか、細い路地を長く歩かずに済むかを確認しておきましょう。

建物では、オートロック、防犯カメラ、モニター付きインターホン、宅配ボックス、共用廊下や駐輪場の明るさを見ておきたいところです。駅前物件では飲食店の音、住宅街では夜間の人通りも確認すると安心です。

荻窪は「治安が悪い街」というより、駅前の盗難対策と住宅街の夜道に注意したい街です。物件の立地と帰宅ルートを選べば、女性の一人暮らしでも十分に検討しやすいでしょう。

荻窪に住むならチェックしたいおすすめスポット

①荻窪タウンセブン

荻窪タウンセブンは、荻窪駅北口にある大型商業施設です。駅から徒歩約1分で、西友荻窪店と建物を一体的に利用できます。地下1階から地上7階を中心に、食品、衣料品、雑貨、書籍、飲食店、100円ショップ、クリニック、生活サービスなどが集まっています。

現在の建物は北口地区の再開発によって整備され、1983年に完成しました。隣接する駅ビルとともに、荻窪駅前の買い物環境を大きく変えた施設です。

専門店街には数十の店舗が入り、日常の食料品、衣料品、生活雑貨、外食、通院まで一つの建物内で済ませられます。通常の専門店街は10時から20時、7階のレストランや100円ショップは21時まで営業しています。

西友の食品売場は長時間営業で、帰宅が遅い人にも便利です。駅前の施設であるため、平日の夕方や休日は混雑しやすく、エレベーターや地下食品売場に人が集中することがあります。

屋上には広場があり、時期によってイベントや子ども向けの催しが行われます。郊外型ショッピングモールのような映画館や大型アミューズメント施設はありませんが、日常生活を支える駅前施設として非常に頼れる存在です。

②荻窪教会通り商店街

荻窪教会通り商店街は、荻窪駅北口から青梅街道を渡った先に延びる商店街です。全長は約500メートルで、70店を超える店舗が集まる地域密着型の通りとして知られています。名称は、通りの先にある東京衛生アドベンチスト病院の天沼教会へ向かう道であることに由来します。

商店街には飲食店、青果店、精肉店、ベーカリー、和菓子店、クリーニング店、美容室、医療関連施設などが並びます。大型チェーンだけでなく、店主との距離が近い個人店が多く、地域の生活感を味わえる場所です。

通りは大型アーケードではなく、比較的幅の狭い道路に店舗が連なっています。歩行者だけでなく自転車や車も通行するため、店を見ながら歩くときは周囲に注意しましょう。

縁日、餅つき、食べ歩きイベントなど、地域住民と店舗が交流する催しも行われています。近くに住めば日常の買い物だけでなく、季節のイベントにも気軽に参加できます。

③杉並区立中央図書館

杉並区立中央図書館は、荻窪駅南口から徒歩約10分の場所にある杉並区の中心的な図書館です。1982年10月に開館し、2020年9月に大規模改修を経てリニューアルオープンしました。

蔵書数は一般書・児童書などを合わせて約69万冊。杉並区内の図書館で最も多くの資料を所蔵し、地域資料、新聞、雑誌、児童書、若者向け資料なども充実しています。

館内には閲覧スペース、予約制の学習席48席、10代向けのYAルームなどがあります。カフェも併設されており、読書や調べものの合間に休憩できるのが魅力です。

開館時間は月曜から土曜が9時から20時、日曜・祝日が9時から17時です。試験前や休日は学習席が混み合うため、確実に利用したい場合は予約方法を確認しておきましょう。

図書館の周囲は緑が多く、大田黒公園にも近い立地です。本を借りた後に庭園や住宅街を散歩するコースも楽しめます。

④大田黒公園

大田黒公園は、音楽評論家・大田黒元雄の旧宅跡を整備した日本庭園です。1981年10月に開園し、面積は約8,972平方メートル。杉並区で初めて造られた回遊式日本庭園です。

入口から続く約70メートルのイチョウ並木が代表的な風景で、樹齢100年を超える木々もあります。園内には池、流れ、芝生、茶室、記念館が配置され、駅から徒歩圏とは思えない静かな時間を過ごせます。

秋にはイチョウやモミジが色づき、紅葉ライトアップが行われる時期もあります。紅葉の見頃やイベント期間中は混雑しやすいため、落ち着いて鑑賞したい場合は平日の午前中などが狙い目です。

開園時間は通常9時から17時で、水曜日が休園日です。専用駐車場はなく、野球場、テニスコート、BBQ広場、ドッグランを備えた運動公園でもありません。飲食やペットの利用については庭園のルールを守り、静かに景観を楽しみましょう。

⑤トマト

トマトは、荻窪駅南側の住宅街にある欧風カレーの名店です。1982年創業で、36種類のスパイスを使い、約140時間かけて仕込む濃厚なカレーで知られています。

代表的なメニューは和牛ジャワカレーです。深いコクと複雑なスパイスの香りが特徴で、辛さだけではなく、肉や野菜、ルーのうま味をじっくり味わえます。季節の野菜を加えたメニューも人気です。

店内は小規模で席数が限られ、開店前から行列は必至です。仕込み量にも限りがあり、営業中でも売り切れとなる場合があるため、早い時間に訪れるのが安心です。

住宅街にある店舗なので、列に並ぶ際は近隣住宅の入口をふさがず、大声での会話を避けましょう。複数人で訪れる場合も、代表者だけを残して後から合流するのではなく、店の案内に従って並ぶことが大切です。

⑥春木屋 荻窪本店

春木屋荻窪本店は、戦後から荻窪ラーメンを代表してきた老舗です。煮干しや節類の風味を生かした醤油スープ、表面に油を浮かせた熱々の一杯で知られ、地元の人だけでなく遠方から訪れるラーメンファンにも親しまれています。

看板メニューは中華そばです。あっさりと見える醤油スープにはしっかりとしたうま味があり、縮れ麺、チャーシュー、メンマ、のりが組み合わされます。ワンタン麺も人気で、つるりとした皮と肉餡をスープと一緒に楽しめます。

公式案内では店内は18席で、営業時間は11時から21時20分です。営業時間や休業日は変更される可能性があるため、訪問前に最新情報を確認すると安心でしょう。

昼食時間帯や休日は行列ができることがあります。店舗前は歩行者も多いため、列を広げず、荷物をコンパクトにまとめて待ちましょう。回転は比較的早いものの、時間に余裕を持って訪れたいお店です。

荻窪は、都心アクセスと落ち着いた暮らしを両立しやすい街

始発の丸ノ内線、駅前の買い物、文化的な住宅地が魅力

荻窪は、JR中央線快速、中央・総武線各駅停車、東京メトロ丸ノ内線を利用できる交通利便性の高い街です。新宿・東京方面へ短時間で移動でき、丸ノ内線では大手町・銀座方面へ乗り換えなし。勤務先が変わっても通勤ルートを組み立てやすいでしょう。

駅前には大型商業施設、スーパー、ドラッグストア、飲食店、金融機関、医療機関が集まり、車を持たずに生活しやすい環境があります。外食の選択肢も多く、一人暮らしからファミリーまで幅広い世帯に向いています。

駅から少し歩けば、善福寺川、庭園、文化人ゆかりの施設、閑静な住宅街があります。便利なだけのターミナル駅ではなく、文学や音楽、歴史を感じながら暮らせるのが荻窪の大きな魅力です。

一方、家賃は杉並区内でも高めで、駅近・築浅物件は予算が上がります。青梅街道や環八通りの交通量、中央線の朝の混雑、駅北口の自転車盗や万引きにも注意が必要です。

家賃の安さや大規模な娯楽施設を最優先する人には向かない場合がありますが、都心への通勤時間、買い物環境、落ち着いた住宅地をバランス良く求める人にとって、荻窪は検討価値の高い街です。

短期滞在やお試し住みならマンスリーマンションもおすすめ

荻窪に引っ越そうか迷っている人、引っ越したいけれど1年以内の短期になりそうな人は、マンスリーマンションを検討するのもおすすめです。家具家電付きで、電気やインターネットなど必要なインフラも備わっているため、カバン一つでお引っ越しやお試し住みができます。

実際に生活してみると、中央線と丸ノ内線の混雑、始発列車の使いやすさ、北口と南口の雰囲気の違い、スーパーの品ぞろえ、青梅街道の音、夜の住宅街の明るさなど、短時間の内見では分からない部分が見えてきます。

荻窪は、都心に通勤しながら、商店街、庭園、文化施設、落ち着いた住宅地を日常にできる街です。数週間から数か月暮らし、自分の通勤時間や休日の過ごし方に合うかを確かめてから、本格的な住まいを探す方法もよいでしょう。

この記事を書いた人

JUN/Webライター

広告やコピーライティングのお仕事を10年以上経験。通販のお客様へ送る定期通信で地元の名所やイベント紹介を長年行ってきました。現在はフリーランスで活躍中。
自由な時間を生かして各地に住み、新しいお店やスポットを開拓し、色々な人にその良さを伝えることが好きです!生活が便利になる暮らしのHowToや小ネタも紹介していきます。