青梅市ってどんな街?住みやすさ・魅力を徹底解説!

東京都心エリアの不動産価格高騰は、止まる気配を知りません。そんな中、最近では家賃相場がリーズナブルな郊外、とくに青梅市が脚光を浴びています。都心では中央線の終着駅としてその名はよく見かける「青梅」。一体どのような街なのでしょうか。

都心への交通アクセスや生活利便施設、オススメのエリアやスポット、そして青梅市ならではの魅力についてお届けいたします。

青梅市はどんな街?

都心でも中央線の行先としてよく見かける青梅。市の特長や交通面からまずはクローズアップしていきます。

青梅市の特長

青梅市は東京都の北西部、多摩エリアに位置します。西多摩地域最大の街です。東京都心から40~60km圏内であり、都心も充分に通勤通学圏内であると言えるでしょう。そのため、都心への通勤通学者も多く暮らします。

青梅市の南側はあきる野市・日の出町、西側は奥多摩町、南東側は羽村市、そして東側は埼玉県入間市、北側は埼玉県飯能市と接しており、埼玉県との都県境の街でもあります。

青梅市の東部、市の玄関口にあたる河辺駅・東青梅駅・青梅駅の沿線エリアは、青梅市の市街地にあたります。駅前にスーパーマーケットや商店街などがあり、駅の周りで日々の用事が済ませられる利便性が魅力。青梅市の中でも、特に多くの人々が暮らすのがこの地域です。

青梅市の面積は103.31平方キロメートル。そのうちの6割以上が豊かな森林で占められています。秩父多摩甲斐国立公園の玄関口にあたり、その中には青梅市の御岳山もあり、身近に雄大な自然を感じられることでしょう。

中央線で青梅駅より西側のエリアが、この自然が多いエリアにあたります。登山やハイキングなど、天気が良い日に思い立ったらすぐに行けるのも、青梅市内に暮らすメリットです。また歴史・文化が充実しているのも、青梅市の魅力のひとつに挙げられます。

青梅の地名の由来となった“金剛寺”や7世紀に開山した“塩船観音寺”などの古刹があり、今なお在り続けることに歴史の重みが感じられますね。青梅出身の文豪吉川英治の作品や遺品を展示する “吉川英治記念館” 、昭和の暮らしを展示する “昭和レトロ商品博物館” など、カルチャーに触れられる記念館や博物館、美術館が市内には点在するのも、青梅の魅力のひとつと言えるでしょう。

青梅市の交通

青梅市の交通について、まずは鉄道から見ていきましょう。市の中央部を流れる多摩川にほぼ沿って、JR青梅線が市内を東西に貫いています。この青梅線は、JR中央線(快速)と相互直通運転を実施。東京都心まで乗り換えナシでのアクセスが可能です。

青梅市内に設置されている駅の数は計10駅。JR中央線(快速)との直通列車は河辺(かべ)駅・東青梅駅・青梅駅のみ利用が可能で、青梅駅以西は、青梅駅で乗り換えが必要です。

青梅駅は、中央線快速に直通する青梅線の始発駅にあたります。座って都心へ行けるのは、大きなアドバンテージですね。この青梅駅を中心に、都心方面へのアクセスについて見ていきましょう。

青梅駅では、青梅特快をはじめとするすべての種別の列車に乗車できます。青梅特快を利用した場合、東京駅まで76分、新宿駅まで60分で直行可能。十分に都心も通勤通学の射程圏内に入ります。

青梅駅以西は、“東京アドベンチャーライン”という愛称がつけられています。それは多摩川や奥多摩の雄大な自然に触れられることが理由です。その名の通り、青梅駅を西に向かって出発すると、木々に囲まれた山の中を列車は走りまさに冒険に出るような気分になれます。奥多摩でのアクティビティの際、利用されることが特に多いです。

実は市内にはもうひとつ、鉄道があります。それは “御岳登山鉄道” 。御岳山登山の際に利用されるもので、リフトとケーブルカーが設置されています。普段の生活では使いませんが、登山の際の交通手段としてはとても便利です。

青梅市内の交通と言えば、コミュニティバスを含む路線バスも欠かせません。特に河辺駅・東青梅駅・青梅駅を起点とする路線が多く、駅から少し離れたエリアの人々も公共交通にアクセスしやすいです。特に公共施設や病院へ向かう路線が整備されているため、もしもの時にも安心ですね。

青梅市の魅力

自然・文化・歴史・利便性…青梅市には様々な魅力があります。そんな青梅の魅力を地区ごとに詳しくご紹介いたします。青梅市内は第1~11支会と呼ばれる11の地域に区分けされています。その中でも5地域をピックアップ。わかりやすいように、今回は各支会のセンターが設置されている住所地で表記いたします。

その①沢井地区(第5支会)

沢井地区は青梅市南西部、二俣尾・沢井・御岳本町・御岳・御岳山にあたる地域です。多摩川に沿って東西に長いこの沢井地区は、秩父多摩甲斐国立公園内に立地。雄大な自然に恵まれた、とても魅力的なエリアです。また寺社仏閣や城跡もあることから、観光で訪れる人々も多い地域として知られています。

特にこの地域で有名なスポットは御岳山。標高929mで、古くから信仰対象とされてきました。山上に武蔵御嶽神社が建立されているのもそのためです。今では東京都心から気軽に訪れることができる山として、年間50万人以上もの登山客が訪れます。

ケーブルカーを利用し、気軽に登山ができるのも魅力。そんな人気スポットにも、近所に住んでいれば思い立ってすぐに出かけられるのは嬉しいですね。地域内にはJR青梅線の石神前駅・二俣尾駅・軍畑駅・沢井駅・御嶽駅の5駅が含まれており、交通の便にもとても恵まれています。

市街地と比較すれば住民の数は多くありませんが、それでもこのエリアに暮らす人々は一定数います。大きな商業施設はないものの、店が集まる市街地まで電車で簡単にアクセスできるので、日々の生活も滞りなく送れることでしょう。

その②青梅地区(第1支会)

第1支会と呼ばれる青梅地区は、本町や仲町、日向和田など11の自治会が集まった地域。JR青梅駅の東側から日向和田駅にかけて、多摩川北側の青梅線沿線に東西に長い形をしています。昔ながらの住宅が広がっており、交通も便利。スーパーマーケットなども地域内に点在しているので、日々の生活も便利に送れることでしょう。

青梅地区の中心部である本町や仲町・上町・住江町には、青梅市立図書館、マイコン博物館、昭和レトロ博物館などの文化施設が集まり、青梅カルチャーの発信地的な役割を果たします。また“住江町商店街”や“青梅本町商店会”など、歴史ある商店街は、食料品や雑貨の販売店や飲食店などが集まるだけではなく、地域のイベントを支える心強い存在でもあります。

この青梅地区は、かつて青梅街道の宿場町として栄えた、旧青梅宿にあたる地域でもあります。そのため、今でも蔵造りの建物や昔ながらの街並みが残されています。このレトロ感をむしろ青梅市はアピールポイントにしており、ノスタルジックな街並みを求めて、多くの人々が訪れるようになりました。そんな情緒感あふれる街を、日常的に散歩ができたらきっと楽しいでしょうね。

その③大門地区(第3支会)

青梅市東部、山のふもとに位置する大門地区。吹上、野上町、大門、塩船、谷野、木野下、今寺の7つの町内会から成ります。元々穏やかで暮らしやすい地域でしたが、さらに新たな住宅エリア化も進み、若いファミリーに人気のあるエリア。市街地へのアクセスも容易ながら、豊かな自然が魅力的な地域です。

地域内には、スーパーマーケットのヤオコー青梅今寺店・ヤオコー今寺店、ドラッグストアのクリエイトSD 青梅野上町店、ユニクロ青梅店・しまむら野上店などのアパレルショップ、大型家電量販店のケーズデンキ青梅店などが揃っています。郊外型の大型店が多く、買い物環境がとても充実。利便性の高さも大門地区の魅力のひとつに挙げられるでしょう。

大門地区は、他のエリアとはまた違った豊かな自然が魅力です。塩船観音寺や塩船平和観音、谷野・吹上の自然林など、四季を感じられる景勝地も点在しています。また東原公園や青梅市交通公園、吹上しょうぶ公園など公園も多く整備されている点も特筆すべきでしょう。

その④河辺町地区(第10支会)

第10支会は河辺町(かべまち)1つだけで構成されている行政区分。JR河辺駅を中心としたエリアで、羽村市とも隣接する青梅市の鉄道の玄関口でもあります。

かつては田畑が広がる地域でしたが、開発が積極的に行われた結果、青梅市内でも屈指の利便性の高さを誇り、多くの人々が暮らす地域へと発展を遂げました。青梅市の人口の内、約7%の人々がこの河辺町地区で暮らします。

河辺駅の北口側には2棟で構成される “河辺町タウンビル” があります。駅舎とペデストリアンデッキで繋がっている便利な立地。河辺町タウンビルAはスーパーマーケットのイオンスタイルを中心に、フードコートや無印良品、ダイソー、文教堂(書店・文具)などのテナントが入ります。

一方B棟は、2階から4階には青梅市中央図書館、5階と6階には公衆浴場が入居します。市民生活を支える役割を果たしています。近隣には24時間営業の“西友河辺店”もあり、不自由なく買い物ができる環境と言えるでしょう。

河辺町地区の南端には多摩川が流れます。多摩川の河川敷には河辺下グラウンドがあり、野球やサッカーなどの試合を開催。ランニングやウォーキングスポットとしてもオススメです。自然に触れながらアクティブにすごしたい方にピッタリな地域であると言えるでしょう。

その⑤東青梅地区(第8支会)

東青梅地区(第8支会)は東青梅、根ヶ布、師岡町の3つの自治会で構成されています。JR青梅線の東青梅駅の北側を中心としたエリアで、南北に長い形をしています。東青梅駅を含む東青梅町会内は、戸建住宅がありつつマンションも比較的多く、若いファミリーからの人気が高いです。青梅市の人口の約11.5%がこの東青梅地区に集まります。

東青梅駅周辺にはスーパーマーケットのマルフジ、ドラッグストア、コンビニ、ファーストフードやファミレス、クリニックなどが一定数集まり、生活利便性は高いと言えるでしょう。地域の南側には総合病院である “市立青梅総合医療センター” があるのも、とても心強いです。また市役所や東京都西多摩保健所、ハローワークなどの行政機関もこのエリア。

東青梅地区の北端には“勝沼城跡歴史環境保全地域”があります。駅から徒歩10分ほどという、市街地からとても近い里山です。アカマツ林やスギ・ヒノキ林、竹林、谷戸湿地などの様々な環境が残されているのが魅力。また勝沼城の遺構が現存しており、歴史という観点から見てもとても興味深いエリアです。休日に散歩をしていると、豊かな自然に心が癒されることでしょう。

数字で見る青梅市

さて、今度は数字という観点から青梅市を見ていきましょう。客観的な数字を見ることで、現状の青梅市を知ることができます。数字で見ることで、また新たな魅力を発見できるかもしれませんね。

人口

2025年7月1日現在の青梅市の人口は128,752人。東京都62区市町村中、人口の多さは35番目。市の面積の割に人口が控えめなのは、市の面積の6割が山地で占められており、住宅に適した土地が見た目ほど多くないことも理由に挙げられます。

(出典:「青梅市統計資料」より)

周辺自治体と合併し、青梅市が誕生した1951年は人口36,094人。高度経済成長期に入る1950年代後半から、青梅市は東京都心への通勤圏として発展しました。農地が住宅地へと開発され、都市部からの人口流入が進みます。1980年代に入るとバブル景気の影響もあり、大型ベッドタウンも形成。若いファミリーの移住が特に多かったのもこの時期です。

しかしながら、2005年頃をピークに人口が減少し始めます。少子高齢化の影響が出始めたのです。これは青梅市だけではなく、全国的に見られる傾向です。青梅市は生産人口の変化はないのに、高齢化率が周辺自治体と比較してとても高いという特徴があります。

これは特別養護老人ホームが他の自治体よりも特に多いことが起因。青梅市特有の事情は鑑みる必要があるでしょう。

転入と転出

(出典:「青梅市移住・定住促進プラン(原案)・2025-2029」より)

前項で青梅市の人口は減少へと転じたとありますが、果たして青梅市の人気はなくなってしまったのでしょうか? その答えはNOです。確かに2005年の全体的な人口減少が始まった際には、転出超過という社会減の減少が見られました。しかしながら、すぐに転入超過へと転じます。

確かに特別養護老人ホームに入居する高齢者の存在もありますが、25歳から40歳の2人以上の世帯の転入も増えているのです。青梅市の様々な施策、都心の地価高騰から郊外転出などがその理由にあたると推察されます。

青梅市全体の人口自体は、急激な少子高齢化による自然減で減ってはいるものの、働き盛りの世代には、今もなお選ばれ続けているのが実情と言えるでしょう。

治安

青梅市の治安を見ていきましょう。青梅市の犯罪発生率は、東京都の平均よりも低く、総じて治安が良い街であると言っていいでしょう。ひったくりやすりが令和6年には発生していないのは、いわゆる繁華街的なエリアが青梅市内にはないからであると推察されます。

総計 強盗 自動車盗 オートバイ盗 自転車盗 ひったくり 侵入犯
発生件数 77 11 2 31 258 0 68

(出典:警視庁「令和6年区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」より)

市内で最も多い刑法犯は自転車盗。犯罪発生件数の33.4%にものぼります。特に被害が多いのは、河辺駅周辺と東青梅駅周辺。人が集まる場所での盗難が顕著に見られます。駐輪する際は鍵をしっかりかけることを心がけましょう。できればU字ロックを使用するなど、ダブルロックをするとよいですね。

家賃相場

青梅市の家賃相場は、以下の通りになります。

間取り 家賃相場
ワンルーム 6.5万円
1K 6.7万円
1DK 7.6万円
1LDK 8.9万円

全体的に、家賃相場はリーズナブル。隣の羽村市と比較した場合、どの間取りも全体的に0.5千円ほど安く設定されています。単身者向けよりも、特に二人暮らし用やファミリー向けのお得感がある物件が多いです。これは結婚を機に青梅市へ転入する人々が多く、そのため物件が多く用意されていることが挙げられるでしょう。

とはいえ単身者向けの物件もかなりリーズナブル。しかも青梅駅からならば座って都心へ通勤通学できることを思えば、お得に暮らして楽に通勤ができるという点でメリットが大きいと言えるのではないでしょうか。単身者向け物件は、特に河辺駅や東青梅駅周辺で多く見られます。

青梅市内で人気の街

青梅市内で特に人気の街・駅についてクローズアップしていきましょう。生活利便施設やカルチャー、そしてオススメスポットなども併せてご紹介いたします。今回は特に暮らしやすく人気のある3駅をご紹介いたします。

東青梅駅

東青梅駅は、青梅市東部に位置する駅。青梅の市街地に含まれています。青梅市役所の最寄り駅であり、保健所や福祉センターなど行政機関も多く集まる地域です。

駅の北側にはスーパーマーケットの“マルフジ東青梅店”、駅南側の千ヶ瀬河辺下通り沿いには“マルフジ千ヶ瀬店”が立地。飲食店やドラッグストアなども街の中には点在しており、過不足なく日常生活が送れる環境が整っています。

東青梅駅にはJR青梅線が乗り入れています。青梅線は立川駅から奥多摩駅までを結ぶ路線です。通勤特快(平日上りのみ)・青梅特快・通勤快速(平日下りのみ)・快速・各駅停車が利用可能。

立川駅から先は、中央線と直通運転を実施しており、新宿駅や東京駅にも直結。東青梅駅から立川駅まで26分、新宿駅まで52分、東京駅まで72分でアクセスできます。

青梅市内は全体的に戸建が多い街ではありますが、東青梅駅の近隣にはマンションの姿も目立ちます。駅の近くには単身者やDINKS向けの物件、ほんの少し駅から離れるとファミリー向けの広めの住まいが多く見られるという特徴があります。比較的のんびりした雰囲気の住宅街で、穏やかに暮らしたい方にピッタリです。

東青梅駅エリアも自然に気軽に触れられる地域。東青梅駅から徒歩5分ほどの場所にある “大塚山公園” も四季折々の変化を感じられるスポットのひとつ。小高い丘に作られた大塚山公園には様々な樹木が植えられており、春にはきれいな桜を、秋には鮮やかな桜紅葉が美しい風景を作り出します。

その他にも“吹上しょうぶ公園”や“勝沼城跡歴史環境保全地域”など、豊かな自然をたっぷりと楽しめるスポットがあるので、そちらもオススメです。

青梅駅

青梅駅は鉄道駅としては青梅市の中心的存在。のぼりの立川方面とくだりの奥多摩方面の電車の切替駅であり、青梅駅で一旦、乗り換えが必要になります。

青梅駅で列車は折り返し始発の運用をとっているため、都心まで着席してアクセスできる点が大きな魅力。青梅特快を利用した場合、立川駅まで29分、新宿駅まで54分、東京駅まで74分で乗り換えなしで移動が可能です。

青梅駅周辺は旧青梅宿があったエリア。青梅宿は江戸時代には物産の集積地でもありました。そのため、今もなお青梅駅エリアの街中には、蔵造りの建物も見られるのです。また、青梅市は青梅駅エリアを“昭和レトロ”を売りに街の活性化を図っています。

特に旧青梅街道沿いには古い木造建築が残されており、ノスタルジックな雰囲気も魅力。青梅駅から徒歩5分ほどの“昭和レトロ商品博物館”では、昭和の生活が感じられる品々が展示されており、とても懐かしい気分になる事でしょう。

住まう街、としても青梅駅エリアは魅力的です。落ち着いた街並みで、治安は良好。大きな商業施設はありませんが、コンビニや飲食店、個人商店の生鮮食品店は揃っています。ゆったりと暮らしたい方にとって暮らしやすい環境です。

このエリアは、現状では戸建住宅が多く見られます。しかしながら最近の青梅駅前は再開発が進展中。分譲マンションを含む複合ビルの建設や駅前のビルの建て替え工事などが進んでおり、新たな青梅駅エリアの魅力に期待が膨らみます。商業施設の誘致も検討されており、駅前はますます便利になっていくのではないでしょうか。

河辺駅

青梅市東部、羽村市と隣接する地域に位置する河辺駅。河辺駅は青梅市の鉄道の玄関口であり、市内で最も賑わいを見せるエリアでもあります。河辺駅にはJR青梅線が乗り入れており、立川駅まで25分、新宿駅まで55分、東京駅まで70分でダイレクトアクセス。

また朝に1本、河辺駅始発の東京駅行の列車が設定されている他、1日に計5本、立川駅行の当駅始発の列車も運用されています。

特に駅の北側には商業施設が集まっており、スーパーマーケットのイオンスタイル河辺店、オザム河辺店、西友河辺店(24時間営業)が立地。また金融機関やコンビニ、ドラッグストア、飲食店もあるので、便利に生活できることでしょう。

チェーン店だけではなく、個性的な個人商店も河辺駅周辺の賑わいを演出しています。特に昔ながらのレストランは、安くておいしい店が多いです。

駅の南側には“市立青梅総合医療センター”があります。元青梅市立総合病院であった当院は、2023年のリニューアルを機にこの名称となりました。市内では最も規模が大きな病院であり、救命救急センターを持つ三次救急医療機関でもあります。市民の“もしもの時”を支える、とても心強い存在といって過言ではないでしょう。

河辺駅周辺はマンションが多く見られ、特に若い人々に人気があります。単身者向けの賃貸物件が多いことが特徴です。少し駅から離れると昔ながらの戸建が目立ち始め、閑静な住宅街が広がります。治安もよいので、安心して暮らせるのも大きなポイントです。

青梅市で人気のおでかけスポット

青梅市は観光地としても人気のある街です。歴史があり、自然も豊かな市内には多くのステキな観光地が集まります。青梅に暮らせば、これらの場所にも日常的に遊びに行けますよ。今回はその中でも特にオススメのスポットを3ヶ所厳選いたしました。休日のおでかけの参考になれば幸いです。

塩船観音寺

青梅市北東部、塩船の丘陵地帯に位置する「塩船観音寺」。大化年間(645~650年)に創建されたと伝えられる古刹で、青梅市を代表する観光スポットでもあります。1300年以上もの歴史をもつ塩船観音寺には、国指定重要文化財に指定されている建物や仏像が多くあります。

室町時代後期に建てられた本堂・阿弥陀堂・仁王門、快勢作の木造千手観音立像、そして木造二十八部衆立像。歴史的価値や美しさ、そして荘厳さで多くの人々を魅了します。

塩船観音寺と言えば、“ツツジ”の花が有名です。約20種、2万本ものツツジが植えられています。ツツジの鑑賞スポットである弘誓閣護摩堂は、すり鉢状の地形の底の部分に立地。そのすり鉢状の斜面にツツジが植えられています。

満開のシーズンになると、圧倒的な迫力のツツジを楽しめることでしょう。ツツジの花が盛りを迎える毎年5月には、つつじ祭りが開催され、多くの観光客でにぎわいます。

塩船観音寺はツツジが有名ですが、それ以外の花々もとても美しいです。1月にはロウバイやツバキ、梅の花が、3月には可憐なピンク色のシダレザクラ、6月には青や紫が緑に映えるアジサイ、そして秋には紅葉など季節ごとに境内を彩ります。参拝の折に、境内を散策してみてはいかがでしょうか。

御岳山ロックガーデン

“御岳山ロックガーデン”は、御岳山の人気ハイキングコース。ハイキングとは言え、やや軽い登山ともいえるコースで、初心者でも気軽に楽しめます。渓谷沿いに道が造られており、苔むした岩の間を清流が流れる様子を見ながら散策ができます。

ときおり飛び石を使って沢を渡りつつ、歩をすすめると、大小さまざまの変わった形の岩が連なり、まさにロックガーデンの名がふさわしいステキな空間に魅了されるでしょう。真夏でもどこか涼やかな、とても爽やかな空間です。

ロックガーデンは、御岳山の天狗岩から綾広の滝までの約1.5kmの間に続きます。JR御嶽駅から路線バスでケーブル下までは10分ほど。そこから数分歩き、滝本駅からケーブルカーを利用して御岳山駅へ。

天狗岩方面への矢印に沿って歩いていけば、1時間少々で天狗岩に到着できます。天狗岩からロックガーデンはすぐ目と鼻の先。川のせせらぎを聴きながら、心地の良い時間を過ごしましょう。

ロックガーデンから綾広の滝を巡り、ぐるりと回って御岳山駅まで至るルートは、標準で3時間弱。綾広の滝の手前には休憩スペースも設けられているので、そこでランチ休憩をする方が多いです。3時間という山にしては短いコースですが、夕方薄暗くなると足元が見えにくくなるため、朝の内にスタートをすることをオススメいたします。

玉堂美術館

“玉堂美術館”は、明治・大正・昭和時代に活躍した近代日本画の巨匠・川合玉堂の作品を展示している個人美術館。日本の山河の四季や、そこに暮らす人々・動物を墨絵で美しく描写したことで人気を得た画家です。香淳皇后の絵の指導者としても著名な人物でもありました。その巨匠の作品が集められた、とても素晴らしい美術館です。

そんな川合玉堂は、疎開を機にかねてよりよく訪れていた御岳渓谷の近くに居を構えました。この地を更に気に入った玉堂は戦後も住み続け、彼の死後には美術館が建設される運びとなりました。収蔵作品は300点ほど。夏には川で釣りをする人々を描いた作品を展示するなど、四季変化に合わせ作品も変えています。とても季節感を大切にする美術館と言えるでしょう。

玉堂美術館に訪れた際、玉堂の日本画の他にぜひ見ていただきたい風景があります。それは庭園です。日本を代表する作庭家・中島健氏が手がけた枯山水が特に美しいです。まるで日本画の世界を体現したかのような、わびさびが感じられます。美しく描かれた石庭のラインにも目を奪われることでしょう。

青梅市のおすすめイベント

青梅市では、日本初の市民マラソンである“青梅マラソン”、“青梅大祭”、“青梅市納涼花火大会”など、様々なイベントが年間を通して開催されています。そんな青梅市で今回特にお伝えしたいイベントは“吉野梅郷梅まつり”。さてどんなイベントなのでしょうか。早速見ていきましょう。

吉野梅郷梅まつり

“吉野梅郷梅まつり”は、毎年2月から3月にかけて開催されるイベント。吉野梅郷で開催されます。この吉野梅郷は、青梅市の西部日の出山の東側の丘陵と多摩川の間の小高い丘に位置しており、園内からは街の風景が見渡せる風光明媚な場所です。

かつては関東屈指の梅の名所として知られており、古くから多くの人々に愛されてきました。2月の半ばに入ると梅の花はほころび、一足早く春の訪れを告げます。そんな時期に開催されるのが梅まつりなのです。

ところが2009年、吉野梅郷の梅にプラムポックスウイルスの感染が世界で初めて確認されました。そして感染拡大を防ぐため、園内の1266本の梅の木はすべて伐採されてしまったのです。

梅の木の全伐採から数年、感染症の終焉が確認されると、新たに様々な人々の力で梅の木が植えられ始めるようになりました。そして現在ではまた梅まつりが開催されるようになりました。まだ若い梅の木が多く、枝ぶりも控えめながらも、花が満開になると園内は一気に華やぎ、しっかりと早春の足音が聞こえてきます。

吉野梅郷梅まつりの期間中は、フォトコンテストやスタンプラリー、大道芸、パレード、グルメフェスタなど様々な催しも開催。賑やかでありつつも、のんびりとした雰囲気が漂います。梅の花を楽しみながら、このお祭りの雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

マンスリーマンションでプチ移住はいかが?

これまで青梅市についてお伝えしてまいりました。都心まで乗り換えなしで移動ができるため、実は通勤通学に便利。青梅駅では折り返し始発もあるので、座って通勤できるのは嬉しいですね。

また自然も豊かで歴史ある寺社仏閣やレトロな街並みなど、ステキなスポットもたくさんあります。様々な魅力についてお伝え出来たのではないでしょうか。これらを日常の風景にできたら、きっと素晴らしいでしょうね。でも、いきなり都心から青梅への移住はハードルが高いかもしれません。

そんな時にはプチ移住はいかがでしょうか。家具家電がそろい、敷金礼金が不要なマンスリーマンションなら、気軽にプチ移住が叶います。青梅に暮らすことで、更に新たな魅力が発見できるかもしれませんよ。