東京の家賃が高すぎる!高騰を続ける理由と住むならどこ?を解説!

進学や就職、転勤などの理由で上京。お部屋探しをしていて「東京の家賃は高すぎる!」と驚いていませんか。家賃があまりにも高すぎると、家計を圧迫する原因にもなります。

今回の記事では、東京の家賃高騰の現状と周辺地域との比較や実際に東京に住んでいる方の暮らしぶりを解説します。「家賃が高すぎて東京に住めない」と悩む方向けに、オススメの居住エリアもご紹介します。諦めずにお部屋探しをしましょう。

東京の家賃高騰の現状

都心の家賃相場は高騰が続き、住まい探しが困難な状況です。まずは、東京の家賃上昇の現状とその理由をご紹介します。23区・23区外・その他のエリアとの家賃を比較して、どれくらい高いのかを実感しましょう。

30年ぶりの家賃上昇率とその理由

東京の家賃相場は、近年驚くほど急激に上昇しています。2025年4月時点では、東京23区内の家賃相場が過去最高レベルに達しました。2025年から直近3年で家賃を比較したデータによると、東京の家賃はたった3年間で10%以上も上昇。

1994年5月に記録された上昇率とほぼ同じ水準です。約30年ぶりの高水準として、メディアでも大きく取り上げられました。家賃高騰の背景には、主な理由として、以下のものがあります。

  • 2020年頃に大流行したコロナ禍が収束
  • 地方から東京への人口流入が増加
  • リモートワークからオフィス勤務への変化
  • 不動産投資用物件として注目
  • 人件費や材料費の高騰

都心部の物件に人気が集まり、家賃を押し上げています。さらに土地の価格自体も高騰し、家賃に反映。建設業の人手不足で新しい物件の建築が追いつかず、需要と供給のギャップも家賃を一層引き上げている原因です。

東京23区とその他エリアの家賃比較

家賃高騰の問題は、今後も続くと予想されます。「住まい」は一度契約したら、その金額を毎月払い続ける必要があります。たとえ数千円の差でも、何年か住めば大きな差になるため、軽々には決められないものです。

東京23区と23区外、その他大都市(名古屋・大阪・福岡)の家賃相場を比較してみましょう。ワンルーム・1K・1DK・1LDKの4つの間取りで家賃相場を一覧表にしました。家賃以外の食費や交通費、趣味にかけるお金など、生活コストの違いもあるため、家賃の高さだけで一概には判断できません。しかし東京の家賃が他の大都市と比較してみても、抜きんでている事実は明らかです。

ワンルーム 1K 1DK 1LDK
東京23区 7.7~11.2万円 7.9~14.1万円 8.5~18.4万円 12.3~28.3万円
東京23区外 4.5~8.3万円 5.9~8.8万円 6.5~10.0万円 7.7~15.6万円
名古屋 4.2~6.6万円 4.2~6.3万円 5.1~7.7万円 6.6~10.6万円
大阪 3.7~5.9万円 5.4~7.6万円 5.7~10.0万円 6.9~13.4万円
福岡 3.9~6.1万円 4.4~6.1万円 5.2~7.9万円 7.8~9.2万円

どの間取りタイプを見ても、東京23区は一番高いことがわかりますね。間取りによっては他の地域よりも3倍近い金額のケースも。やはり東京23区内のお部屋は、なかなか選びづらいのが実情ではないでしょうか。

高すぎる住居費…東京の人はどうやって生活している?

他のエリアに比べ、東京は家賃が高い傾向です。しかし、そんな高い家賃のエリアでも実際に暮らしている方はいます。ここでは、東京の人はどのように生活しているのかをご紹介します。

会社の家賃補助などを活用

高すぎる家賃を会社からの補助でカバーしているケースがあります。従業員への福利厚生の1つとして「住宅補助」や「住宅手当」のような名称で、給料に上乗せして支払うものです。厚生労働省による2020年の調査によると、実際に家賃への補助を実施している企業は約半数ありました。

支給される金額は東京で月3~5万円、他の大都市で月1~3万円程度が一般的です。住宅補助があることで、東京での生活ができている人も少なくありません。家賃補助は、手取り収入が増えるのと同じ効果があります。毎月支払う家賃への圧迫感を少しでも和らげるには、家賃補助は必要な福利厚生と言えるでしょう。

狭小物件を選択

同じ金額のお部屋でも条件によって、状態は大きく異なります。地方と同等の家賃に抑えて東京に住むため、あえて狭い「狭小物件」を選択。間取りよりも家賃の金額を最優先にするのは、東京ならではのお部屋選びのコツです。

狭小物件とはどれくらいの大きさを示すのか、明確な定義はありません。マンションやアパートであれば、15㎡や10㎡以下の1R・1Kを指すことが多いでしょう。狭小物件に暮らすメリットは、家賃が抑えられることです。

一方で、収納スペースが少なかったり家具の配置が難しかったりのようなデメリットも抱えています。しかし交通の利便性を重視したい若い世代を中心に、「寝るスペースがあれば十分」と割り切る方も。狭小物件をうまく活用するのも、悪くない選択です。

そもそも一人暮らしをしていない

そもそも一人暮らしをしていない方も多くいます。通勤通学時間を考慮し、無理なく通えるならそのまま実家暮らしを続けるケースです。実家暮らしなら、家賃だけでなく光熱費や食費を含めた生活費の負担を大幅に抑えられます。

通勤時間が多少長くなっても、経済的なメリットはとても大きいものです。高騰する東京の家賃への負担を感じずに、学んだり勤務したりできますね。

シェアハウスを活用し、複数人で生活

家賃が高すぎるため、一人暮らしをしようにもなかなか踏み切れません。しかし複数人で生活するシェアハウスなら、通常の賃貸物件を1人で借りるよりも家賃は抑えやすい傾向です。東京でのお部屋探しでは、シェアハウスを選択肢に入れるのも1つの方法でしょう。

シェアハウスではリビングやキッチン、浴室などを共有します。複数人での共同生活を通じて新たな人間関係が築けたり、1人暮らしの寂しさを紛らわせたりなどのメリットがあります。個室もあるので、プライバシーの面でも問題ありません。他人と暮らすことに抵抗感が少ない方に選ばれている住まいです。

共働きフルタイム

夫婦ともフルタイムで働き協力して家計を支える世帯も、近年は増加傾向です。収入源が2人分あれば、1人では支払いができない良い条件のお部屋に住めるのです。駅チカや築浅などの好条件に当てはまるお部屋を狙うなら、共働きのフルタイム勤務も視野に入れましょう。

都心に住まず、東京郊外を選択に住まい探し

東京は家賃が高いので、都心に住まないのも1つの方法です。東京郊外を視野に入れお部屋探しをしてみませんか。ここでは23区外の人気エリアを4つご紹介します。

多摩市

多摩市は世田谷区から西へ20キロほど離れた場所にあります。玄関口として栄えるのは京王線と小田急線、多摩都市モノレールが乗り入れる、多摩センター駅です。都心部へのアクセスが良好で、多摩センター駅から新宿駅までの所要時間は約30分。毎日の通勤通学も負担なくできることでしょう。

交通の利便性の良さに合わせて、自然の豊かさも多摩市の魅力です。多摩センター駅の周囲には、多摩中央公園や中沢池公園、鶴牧西公園など緑豊かな公園が多数あります。遊歩道を散策したり、お花見をしたりなど気分転換のリフレッシュがしやすい街です。

八王子市

多摩市のすぐ西に位置する八王子市も郊外の人気エリアです。八王子駅にはJR線が通り、東京駅まで乗り換えなしでアクセスできます。1時間ほどなので、通勤通学圏内と言えるでしょう。横浜駅へも乗り換えなしで、1時間弱でアクセス可能です。八王子駅のすぐ北には、京王線の京王八王子駅もあります。

ハイキングや登山を楽しむ方で人気の高尾山があるのも、八王子市です。標高が600メートルもなく、ケーブルカーを利用して中腹から山頂を目指しやすい点も人気の理由です。余暇をアクティブに過ごしたい方は、八王子市でお部屋探しをしてみませんか。

町田市

東京都の南に位置する町田市には東名高速道路の横浜町田インターチェンジがあり、車でのお出かけがしやすい立地です。市の北部には、八王子バイパスのインターチェンジもあります。もちろん、電車も複数の路線が通っているため、マイカーを持たない方でも暮らしやすい街です。

町田駅には小田急線、JR線の2つの路線が通っています。新宿駅と横浜駅へはどちらも30分ほどでアクセス可能です。小田急線ロマンスカーの利用で、温泉で有名な箱根へも乗り換え不要です。

立川市

東京都の西寄りに位置する立川市も郊外で住みやすい街として人気があります。立川駅にはJR線が通り、新宿駅まで約25分でアクセス可能です。すぐ北にある立川北駅には多摩都市モノレールが通っています。そのため、沿線の駅から京王線や西武線にもアクセスできるため、広い範囲への移動がスムーズにできます。

立川駅の周囲には公園やレジャー施設などが充実し、リフレッシュがしやすい環境です。交通の利便性と自然の豊かさのバランスが取れている点も立川市で暮らす魅力でしょう。

東京に住むなら、マンスリーマンションも賢い選択肢!

家賃を見て、「東京に住むのは無理だ」と諦めていませんか。相場が低めの郊外を選ぶ方法もありますが、やはり利便性の良さは23区内に住む魅力ですよね。家賃が高騰する東京で暮らす方法があります。それは、マンスリーマンションで新生活を始める方法です。

マンスリーマンションは敷金と礼金が不要なので、高額な初期費用を大幅に抑えられます。お部屋には生活に必要な家具家電が備え付け。引っ越し費用や家具家電を買いそろえる手間を削減できます。

一般的な賃貸物件で発生する、電気・ガス・水道などのライフラインの契約手続き。ライフラインは手続き不要で、入居後すぐに生活を始められます。1ヶ月からの短期契約が可能で、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる点も大きなメリットです。

都心部へのアクセスを重視し、寝るスペースがあれば十分と考えている方ならマンスリーマンションはオススメの選択肢です。

マンスリーマンションの活用方法

マンスリーマンションは、さまざまなニーズに応える便利な住まいです。最後に、マンスリーマンションの活用方法をご紹介します。東京での新生活を始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

仕事の都合による短期滞在

急な転勤や長期出張、単身赴任など、期間限定で東京に滞在する必要がある場合、マンスリーマンションがピッタリ。通常の賃貸物件を借りるには審査のハードルが高く、手続きが煩雑です。また2年契約を求められることが一般的です。

一方でマンスリーマンションなら1ヶ月から利用できるため、必要な期間だけ契約できます。家具家電もそろっているため、身の回りのものが入ったカバン一つでスムーズに新生活をスタート。短期滞在が終わった後の退去も手軽にできます。

住む部屋が見つかるまでの仮拠点

一般的に年度末は、新年度の進学や就職に向けて賃貸契約が盛んにおこなわれる時期です。タイミングを逃し、住みたいお部屋が見つからないケース。そんな困った状況のときに、住むお部屋が見つかるまでの仮拠点としてマンスリーマンションを利用する方法があります。

理想のお部屋がなかなか見つからない場合、住む場所が決まらないと何かと焦りがちです。焦って契約しても良いことはありません。マンスリーマンションを仮拠点として活用することで、じっくりと時間をかけて納得できるお部屋探しができます。

一人暮らしのお試し住み

初めて東京での一人暮らしを考えているものの「本当に自分にできる?」「そもそも都会の雰囲気はどんな感じなんだろう?」といった不安を感じる方もいるでしょう。不安を解消するには、マンスリーマンションを活用した「お試し住み」をしてみましょう。実際に東京で一人暮らしを体験することで、交通の便や周辺環境の利便性、生活コストが把握できます。

まずはお試し住みをすることで、自分に一人暮らしが向いているかを確認できます。また、住もうと考えているエリアが本当に暮らしやすいのかを体験。リアルに経験することで、次のステップへ進みやすくなるでしょう。

東京での賢い住まい選びにマンスリーマンションを検討してみよう

東京の家賃は約30年ぶりの上昇率を見せるほど高騰しているため、「高すぎて住めない」と悩む方が多くいます。地価の上昇やライフスタイルの変化などが、家賃高騰の主な原因です。東京に住むなら、会社の家賃補助を活用したりシェアハウスに住んだりなどの工夫をする方法があります。

家賃が高騰する東京で暮らすなら、マンスリーマンションを活用してみませんか。敷金と礼金不要で家具家電付きなので、初期費用を大幅に抑えて新生活を始められます。短期契約ができるので出張時の住まいや仮拠点、お試し住みなど活用方法はさまざま。賢くマンスリーマンションを利用し、理想の東京生活を無理なくスタートさせましょう。

この記事を書いた人

澤田なつ/Webライター

2016年2月までCADオペレーターとして自動車部品の図面作成をしていました。2019年からフリーランスのWebライターとして活動しています。
執筆するときは「読者が知りたいことに寄り添える内容になっているか?」を意識しています。資格は、2級ファイナンシャル・プランニング技能士と簿記3級、図書館司書を持っています。
小学生の娘が2人います。趣味は裁縫で、娘たちが好きなアニメのコスプレ衣装を作ることが好きです。
着付け師範の資格を2012年に取得しており、講師経験もあります。最近では着付けの様子を動画で撮って、Instagramに投稿することにはまっています。