武蔵野市ってどんな街?住みやすさ・魅力を徹底解説!

東京23区に隣接する武蔵野市。新宿駅から市の玄関口である吉祥寺駅までは、わずか12キロ。都心へのアクセスが極めて良好で、ベッドタウンとして発展してきました。豊かな自然と閑静な住宅街が広がる街です。住みたい街ランキングで、常に上位に占める吉祥寺も擁しています。

武蔵野市は、交通利便性だけではなく子育てしやすい街として、ファミリーにもとても人気があります。公園や子育て支援施設、教育施設が充実している上に、武蔵野市ならではの子育て支援サービスも盛りだくさん。武蔵野市が発祥の子育て支援施策にも注目です。

またオシャレなショップや個性的な飲食店も充実しており、トレンドに敏感な人々にもとても人気。様々な魅力がこの武蔵野市にはあるのです。ひとつの性格にとどまらない、多様性の街・武蔵野市の魅力についてお届けいたします。この記事を読み終えると、武蔵野市に住みたくなるかもしれませんよ。

武蔵野市はどんな街?

都心に近く、市の面積の7割以上が住宅街というベッドタウンとしての機能を持つ武蔵野市。しかしながら武蔵野市の性格はそれだけではありません。まずは武蔵野市の特長や交通面について、見ていきましょう。意外な一面が見つかるかもしれません。

武蔵野市の特長

武蔵野市の人口は約14.8万人(令和7年1月1日現在)。東京都の中央部、そして多摩地域の東部に位置しています。東西6.4km、南北3.1kmで横長の地形。中央部はくぼんでいて、ひらがなの“へ”の字のような形をしています。全体的に平坦な土地であり、区内の移動は自転車も便利。東は杉並区、北は練馬区と西東京市、南は三鷹市、西は小金井市と隣接しています。

武蔵野市内は東西に通貫する中央線に沿って、3つの地域に区分することができます。大型商業施設や“サンロード”や“ダイヤ街”など個性的な商店街が集まる「吉祥寺駅エリア」、行政施設や文化施設、企業が集中する「三鷹駅北口エリア」、そして大学のキャンパスや大病院がある「武蔵境駅エリア」です。駅圏ごとにそれぞれ個性が際立ちます。

また吉祥寺駅の南側には井の頭公園、その他のエリアにも大小さまざまな公園が点在。美しい並木道もあり、豊かな自然を享受できる環境でもあります。武蔵野市内の緑地の6割は民有地の樹木や耕作地。武蔵野市民の自然保護に対する意識の高さも伺えるのではないでしょうか。

武蔵野市には大学教授や芸術家、作家、漫画家などの文化人が多く暮らしており、全体的に教育・文化・芸術・自然への意識が高いです。このことが自然保護にも繋がっていると言っても過言ではないでしょう。

実は武蔵野市は、学園都市の一面も持ち合わせています。亜細亜大学・成蹊大学・日本獣医生命科学大学・武蔵野美術大学・日本赤十字看護大学と、大学のキャンパスが集まるのです。

また大学だけではなく、各種専門学校なども多数アリ。学生も多く過ごしているのが、この武蔵野市なのです。武蔵野市から外へ通学する人数の倍、武蔵野市へ通学する人の人数がいるほど。武蔵野市ならではの文化的な雰囲気は、この学校の多さも関連していると言えるでしょう。

武蔵野市の交通

武蔵野市は東西をJR中央線が通貫し、吉祥寺駅・三鷹駅・武蔵境駅の3駅が設置されています。三鷹駅は一見、隣接する三鷹市の駅のように感じられますが、武蔵野市と三鷹市の市境に設置されており、駅北側は武蔵野市にあたります。武蔵野市に乗り入れる鉄道路線をまとめると、以下のようになります。

路線名 区間 武蔵野市内設置駅
JR中央線(快速) 新宿駅~高尾駅 吉祥寺駅・三鷹駅・武蔵境駅
中央・総武線(各駅停車) 三鷹駅~千葉駅 吉祥寺駅・三鷹駅
京王井の頭線 吉祥寺駅~渋谷駅 吉祥寺駅
西武多摩川線 武蔵境駅~是政駅 武蔵境駅

市内のターミナル駅として機能するのは吉祥寺駅。JR中央線(快速)、JR中央・総武線(各駅停車)、京王井の頭線の3路線が乗り入れています。JR中央線(快速)を利用すると新宿駅まで16分、東京駅まで30分で直結。

また京王井の頭線を利用すると、最速で明大前駅に11分、渋谷駅には17分でダイレクトアクセスが可能です。新宿駅・渋谷駅・東京駅という都内主要駅へ乗り換えナシで直行できるのは、大きな魅力と言えるでしょう。

三鷹駅はJR中央・総武線(各停)の起点駅であり、折り返し始発の列車に座って乗車できるのが大きなアドバンテージです。また市内では唯一、中央線快速の特快・通称“中央特快”の停車駅でもあります。

新宿駅までの所要時間は、中央特快を利用した場合は14分、中央・総武線(各停)を利用した場合は21分。新宿駅までの距離は、わずか14キロ弱。近さゆえに、特快と各駅停車の時間差が7分程度で収まるのです。

JR中央・総武線(各停)の一部の列車には、中野駅からのぼり方面は東京メトロ東西線に乗り入れる運用があります。大手町駅・日本橋駅・茅場町駅など、日本を代表するビジネス街にも乗り換えナシでアクセスできます。日本武道館がある九段下駅、神田古書店街がある神保町駅にも直行。休日のおでかけも充実できますね。

武蔵野市北部は鉄道空白地帯。この地域は路線バスが発達しており、網の目のようにバス路線が敷かれています。吉祥寺駅・三鷹駅・武蔵境駅が路線バスの起点になっている他、武蔵野市外北部を通る西武新宿線の各駅からの路線も充実。どの地域に住んでいても公共交通にカンタンにアクセスできるので安心です。

武蔵野市の魅力

武蔵野市は吉祥寺地域・中央地域・武蔵境地域の3つの地域に区分が可能です。それらを細かく見ると、更に13の町に分けられます。その中でも特にオススメの町を5ヵ所ピックアップいたしました。早速見ていきましょう。

その①武蔵野市の玄関口にして一大商業地「吉祥寺本町」

吉祥寺本町は、吉祥寺駅北側の線路と五日市街道に囲まれた、三角形のエリア。1丁目から4丁目まであります。吉祥寺本町は武蔵野市で最も規模が大きな商業地域で、多くの大規模商業施設や商店街が集まるとても活気あるエリア。チェーン店だけではなく、小さいながらも個性的な個人商店が多いのも特徴です。

北口を出るとすぐに目に入るのは、吉祥寺本町を代表する商店街の「吉祥寺サンロード」「吉祥寺ダイヤ街」。どちらもアーケード式の商店街で、雨の日も日差しが強い日にも快適に買い物ができます。

“東急裏”と呼ばれる東急百貨店の裏手エリアには、オシャレと生活感がミックスした飲食店やアパレルショップが集まります。その他にも細かな商店街が多くあるので、散歩をしながらそれぞれの雰囲気を楽しむのもオススメ。

ヨドバシカメラ吉祥寺店や西友吉祥寺店、その他ドラッグストアや金融機関、100円ショップなど生活に密着したお店も吉祥寺本町にはあります。日常の買い物もとても便利なので、暮らしやすい街ともいえるでしょう。

その②高級住宅街かつ自然あふれるエリア「御殿山」

御殿山地域は、吉祥寺駅と三鷹駅の間、線路の南側にある地域です。御殿山アドレスの1/3近くは“井の頭自然文化園”という自然あふれる動物園が占めています。生き生きとした動物の姿を間近で観察できる、とても人気があるどうぶつえんです。また地域内には市民農園もあり、緑が多く武蔵野市のオアシス的な存在と言って過言ではないでしょう。

そんな御殿山ですが、武蔵野市の高級住宅地としても知られています。各家庭で防犯カメラを設置するなど、地域の防犯意識がとても高いです。吉祥寺駅・三鷹駅どちらも利用しやすい利便性の高い地域ながらも、治安はとても良好で安心して暮らせる街ともいえるでしょう。賑やかなエリアに挟まれているとは思えないほど、とても静かな雰囲気が御殿山には漂います。

その③成蹊大学立地! 歴史と文化が香る街「吉祥寺北町」

吉祥寺北町は、五日市街道の北側に広がるエリア。五日市街道を境に街の雰囲気が変わり、吉祥寺や三鷹の駅前の賑やかな雰囲気から、一気に落ち着いた雰囲気へと変化します。地域内には公園が数多くあり、子育てしやすいファミリーにも人気のある住宅街です。大通り沿いには店舗はありますが、他は閑静な住宅街で昼間でもとても落ち着いた環境です。

吉祥寺北町3丁目は、全体がまさに成蹊学園の街。成蹊大学をはじめ、成蹊小学校・中学校・高等学校もすべてそろっています。落ち着きがあり、上品な雰囲気が広がるエリア。近隣には一人暮らしの学生用の物件も多いです。治安も良好なので、初めての東京暮らしの場としても親御さんも安心して送り出せることでしょう。

吉祥寺北町の西端には、武蔵野総合体育館があります。この総合体育館には室内温水プールやトレーニングジムが設置されており、低価格で個人利用が可能です。また会員制のスポーツ教室、予約なしで参加ができるワンデーレッスンも開催。天気に左右されずに気軽に体を動かせる環境が整っているのは、健康づくりの上でうれしいポイントですね。

五日市街道に近いエリアは、吉祥寺駅までの徒歩アクセスが可能。しかし街の奥に行くほど駅まで遠くなってしまいます。そんな時にはムーバス「吉祥寺北西循環」がオススメ。ムーバスは日本初のコミュニティバスです。それまでの路線バスが入り込めなかった住宅街の中も、コンパクトなムーバスの車体なら大丈夫。駅まで15分ほどでアクセスが可能です。

その④あの企業の本社もココに!?「中町」

三鷹駅北口一帯は、武蔵野市中町と呼ばれる地域です。オフィス・商業施設・住宅街が程よくミックスした、利便性が高くありつつも落ち着いた雰囲気の街です。井の頭通りより南側は商店街や商業施設、オフィス、マンションなどが立ち並び、北側は戸建を中心とした閑静な住宅街が広がります。

オフィス街としては決して大きくなく、むしろ地味な印象を受ける中町ですが、実は皆さんがご存じの企業の本社もこちらにあります。アニメ制作会社のタツノコプロ、外食産業の松屋フーズやモンテローザ、電機メーカーの横河電機など。

アニメ制作会社の本社は他にもあります。都心に近く、でも都心よりは圧倒的にオフィス使用料が安いので、三鷹は本社を構える地としてニーズが高いのです。

三鷹駅北口前には、“三鷹駅北口商店会”をはじめとする複数の商店街が集結しています。チェーンの飲食店が多く見られますが、個人商店も名店ぞろい。外食派の方も選択肢が多いので、お店選びがきっと楽しいですよ。またクリニック・ヘアサロン・金融機関・ドラッグストアなど、近所にあると便利なお店ばかりなのはうれしいですね。

その⑤武蔵野市イズムが感じられる「境南」

武蔵野市境南町(きょうなんまち)は、武蔵境駅南側に広がるエリアを指します。吉祥寺駅や三鷹駅の駅前と比べると、とても落ち着いている環境で、比較的駅の近くから住宅が広がるのも他の2駅とは異なるポイントです。

駅に直結した“エミオ武蔵境”、駅高架下の“nonowa武蔵境”、そして駅前にある“イトーヨーカドー武蔵境店”など商業施設は充実。駅周辺で日常の買い物をほとんど済ませられるという高い利便性が魅力です。

イトーヨーカドー武蔵境店には東館と西館があり、駅前にあるイトーヨーカドーとしては規模は大きいのが特徴。生鮮食品や日用品、アパレル、書店、家電量販店、飲食店だけではなく、大きなフードコートもアリ。日常生活に必要な物がほとんど揃い、子連れの方でも買い物しやすい環境が整っています。

境南町にある施設として忘れてはならないのが“武蔵野プレイス”。とてもオシャレな外観で、まるで美術館のようです。駅前にある公共複合施設で、武蔵野市を象徴するような機能が備わっています。

その機能とは、図書館・生涯学習支援・市民活動支援・青少年活動支援の4つ。市民活動を重視し、全国的にもそのパイオニア的存在である武蔵野市を象徴するような施設であると言って過言ではないでしょう。

境南地区には「杵築大社」という神社もあります。武蔵野七福神の内のひとつで、350年以上もの歴史がある由緒正しい神社です。木々が生い茂り、周りとは一変して荘厳な雰囲気。境内にある富士塚は、多摩地域で現存するものの中で2番目の大きさを誇ります。

毎年10月には例大祭を開催。神輿が境南町の街を巡り、街全体がお祭り独特の高揚感に包まれます。このように歴史ある神社が街の中にあるのも、味わい深いですね。

数字で見る武蔵野市

さて、今度は武蔵野市を数字という観点から見ていきましょう。人口の推移や家賃相場など、具体的な数字にするとハッキリと見えてくるものがあります。それにより、より武蔵野市の魅力が伝わってくるのではないでしょうか。

人口

令和7年1月1日現在の武蔵野市の人口は、約14.8万人。市面積10.98 ㎢と比較的小さな市域に多くの人々が暮らしていることもあり、特別区を除く全国790 市の中で2番目、東京都の市では最も人口密度が高い街として知られています。

(出典:武蔵野市ホームページ人口統計「統計資料(令和7年1月1日現在)」より)

1980年代には13万人台だった人口は、一時は落ち込みつつも、基本的には緩やかに上昇し続けました。2014年には14万人を突破し、そして現在の人口は14.8万人。一般的には少子高齢化を迎え、日本の全体的な傾向としては社会減が続いている状態です。

しかしながら、少なくとも武蔵野市は今なお人口が増え続けているのです。それだけ多くの人々が「暮らしたい」と思う、魅力的な街であると言って過言ではないでしょう。

昼夜間人口

武蔵野市の統計の中で、特に市が重視しているポイントに「昼夜間人口比率」があります。これは昼間人口÷夜間人口×100で算出される数値です。100を越えると武蔵野市を目指して通勤通学する人が多いことになります。下記のグラフを見る限り、常に武蔵野市の昼夜間人口は110付近をマークしており、市内へ通勤通学する人数の方が、市外へ向かう人よりも多い事がわかります。

(出典:武蔵野市「統計データ等からみた武蔵野市産業の特性 」より)

ただし昼夜間人口比率は徐々に下がってきています。昼間人口も夜間人口もそれぞれ増加しているのですが、夜間人口の増加率の方が高いのです。夜間人口とは、即ち武蔵野市内に常住している人数そのもの。市内で通勤通学するために、移住している人々が増えている証左とも言えるでしょう。

治安

武蔵野市の治安について見ていきましょう。凶悪犯罪はほぼ発生しておらず、最も多いのが自転車盗です。次に万引き・詐欺が続きます。この3つの犯罪で、犯罪認知件数の全体の6.5割を占めるほど。自転車盗は各駅前で突出しているのが特徴。鍵を二重につけるなど、簡単に盗めない対策が必要です。

総計 強盗 自動車盗 オートバイ盗 自転車盗 ひったくり 侵入犯
発生件数 1348 1 0 7 495 0 15

(出典:警視庁「令和6年区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」より)

武蔵野市は東隣の中野区よりは犯罪発生率が低いですが、南隣の三鷹市よりは多く発生。これは武蔵野市の方が繁華街と言われる面積が広い点も影響していると思われます。ただし駅を離れれば、とても治安のよい住宅地が広がります。市全体としては安心して過ごせる街と言って過言ではないでしょう。

家賃相場

武蔵野市の平均家賃相場は、以下の通りとなっています。隣接する中野区よりは安く、三鷹市よりは高めに設定されています。23区よりはお得感はありますが、都下の中では家賃相場は高めに設定されています。これは純粋に都心までの距離の近さも反映されていると考えられます。

間取り 家賃相場
ワンルーム 8.03万円
1K 8.73万円
1DK 9.26万円
1LDK 15.09万円

中央線3駅の中での平均家賃相場は、吉祥寺>三鷹>武蔵境です。駅チカでお得に暮らしたいならば武蔵境がオススメです。また市の北部エリアは更に家賃はお得な物件が多いです。駅まで遠く、バス路線でのアクセスが必須になるからでしょう。

駅までのアクセス自体はバスに乗りさえできればとても楽なので、家賃を抑えたい場合には、敢えて北部の駅まで遠いエリアを検討するのもオススメです。

武蔵野市で人気の街

武蔵野市で人気の街を3ヶ所ご紹介いたします。どの街もそれぞれに個性があり、雰囲気も異なります。さてどのような雰囲気でしょうか。アクセス情報なども含めて、街の魅力をお伝えいたします。

吉祥寺駅

吉祥寺駅は、武蔵野市の中で最も東側に位置する、市の玄関口的存在。特に北口側には「吉祥寺サンロード」や「吉祥寺ダイヤ街」、「ハーモニカ横丁」など、味わい深い数々の商店街が軒を連ねます。

飲食店や雑貨店、アパレルショップなど個性的な個人商店が多く、武蔵野市民のみならず、観光目的で他地域からも多くの人々がわざわざ訪れるほど。ワイワイと楽しく、おいしいものがたくさんあるのです。

吉祥寺駅南口側は、北口ほど規模は大きくはないものの、賑やかな商業地域が広がります。駅と直結する商業施設“キラリナ京王吉祥寺店”、“ドン・キホーテ吉祥寺駅前店”や“丸井吉祥寺店”などの大型商業施設が立地。

また吉祥寺駅と井の頭公園の間には、“吉祥寺パークロード商店街”があります。吉祥寺音楽祭の会場となる“武蔵野公会堂”や映画館の“吉祥寺オデヲン”など、カルチャー面も充実。

吉祥寺駅は武蔵野市のターミナル駅としても機能しています。JR中央線(快速)、中央・総武線(各駅停車)と京王井の頭線の2社3路線が乗り入れる駅。中央線(快速)を利用した場合、最速で新宿駅には16分、東京駅には30分で到着。中央・総武線(各駅停車)は、代々木駅や水道橋駅、秋葉原駅などへ向かう場合に利用します。

京王井の頭線に乗車した場合、明大前駅に11分、渋谷駅には17分でダイレクトアクセスが可能。吉祥寺駅は、新宿駅・東京駅・品川駅という3つもの東京の主要駅へ直行できる便利な駅でもあるのです。

三鷹駅

三鷹駅は、武蔵野市の南側に位置する三鷹市とのほぼ市境に立地。駅の南側は三鷹市ですが、北側は武蔵野市にあたります。三鷹駅北口は、武蔵野市の官公庁が集中しているのが特徴。簡易裁判所や年金機構武蔵野年金事務所、武蔵野税務署、武蔵野警察署など。また横川電機やすかいらーく、松屋フーズなどの本社もあり、ビジネス街としての一面も持ち合わせています。

三鷹駅北口から北にのびる街のメインストリート“中央通り”を中心に、“三鷹駅北口商店会”という商店街が形成されています。所属する店舗は90ほど。飲食店チェーン店をはじめとした様々な業態の店舗が集まります。

また駅前ロータリーすぐ近くには、オーケー三鷹北口店がアリ。ナショナルブランド商品が安く提供されており、インストアベーカリーや総菜売り場もとてもおいしいですよ。

三鷹駅の近くにはマンションが目立ちますが、五日市街道を越えたあたりからは、戸建や低層の集合住宅が目立つようになります。治安もよく、閑静な住宅街です。一人暮らしの女性やDINKS、子どもがいるファミリーまで、様々なタイプの人々が暮らしやすい街と言えるでしょう。三鷹駅北口エリアの多様性が、住宅街にも反映されているのかもしれません。

そんな三鷹駅には、JR中央線(快速)と中央・総武線(各停)が乗り入れています。中央線(快速)では速達タイプの特快も利用が可能。中央特快の利用で新宿駅まで13分、東京駅には31分で直結。

また三鷹駅は中央・総武線(各停)の起点駅でもあり、折り返し始発の列車に座って乗車できるのも魅力です。新宿駅までは各駅停車でも22分で到着できるので、ラッシュ時に少しでも座りたい場合には、各停を利用することをオススメします。

武蔵境駅

武蔵野市の中で最も西側に位置する武蔵境駅。武蔵野市内の駅の中では、最も駅の周りに穏やかな街が広がります。ファミリーが多く暮らす住宅街が広がっており、マンションや戸建てなど、様々なタイプの住宅が比較的駅の近くから立地。武蔵野市の3駅の中では家賃相場も最もお手頃なので、若い世代にも手が届きやすいエリアでもあります。

駅周辺には、市民活動が活発な武蔵野市ならではの施設があります。駅南口を出てすぐ、とてもスタイリッシュな建物が目に入ります。それは「武蔵野プレイス」です。図書館及び青少年・生涯学習・市民活動支援の複合文化施設として、0歳から100歳までの住民を対象としています。

本を読むだけではなく、年齢を超えた趣味の活動や勉強会など、様々な活動を支援。普段の生活ではなかなか関われない年代の方との活動は、実りあるものとなるでしょう。

派手な商業地域ではありませんが、武蔵境の駅前は買い物環境も充実しています。南口の駅前には生鮮食品からアパレル・日用雑貨まで扱う「イトーヨーカドー武蔵境店」、北口には商店街や「業務スーパー武蔵境店」がアリ。コンビニも点在しているので、24時間どこかでショッピングが可能です。

武蔵境で忘れてならないのは大学の存在。駅の北口側には亜細亜大学、南口側には日本獣医大学のキャンパスが設けられています。実は学生街的要素も持ち合わせる街でもあるのです。

そのため若い人々の姿も多く、平日昼間でも活気があるのは学生の力もあってのことでしょう。両大学ともに市民向けの講座も公開されているので、ご興味がある場合には受講されてはいかがでしょうか。

武蔵野市で人気のおでかけスポット

様々な個性的なエリアの集合体である武蔵野市には、ステキなスポットがたくさんあります。その中でも特にオススメのおでかけスポットを3ヶ所、ピックアップしました。武蔵野市ならではの場所ばかりですよ。それではさっそく見ていきましょう。

井の頭自然文化園

吉祥寺駅の南側、井の頭公園の一角にある「井の頭自然文化園」。動物園とミニ遊園地が合わさった、武蔵野の自然が残る東京都立の施設です。井の頭自然文化園は動物園(本園)と水生物園(分園)に分かれており、動物園(本園)が武蔵野市側にあります。

井の頭自然文化園の魅力のひとつに、比較的身近な距離から動物が観察できる点が挙げられます。モルモットコーナーや“リスの小径”などは、特にその典型です。リスの小径では二ホンリスが自由に暮らすフリーケージの中を、通り過ぎながら観察する展示方法。生き生きとした動物たちの本来の姿が見られるのは、とても魅力的です。

その他、ツル・イノシシ・ヤクシカの大放飼場、ヤマネコやペンギン、ミーアキャット、アカゲザルなど哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類などの飼育もしています。都心近くで、生物の自然に近い姿を見られるのは魅力的。日々の疲れを動物たちに癒してもらうのもよいですね。

ハーモニカ横丁

9つもある商店街やいくつもの大型商業施設があり、一大商業エリアとして市の内外問わず多くの人々が訪れる吉祥寺駅。その吉祥寺エリアの中でも、特に異彩を放つのが「ハーモニカ横丁」です。戦後の闇市をルーツとした、吉祥寺北口の名物スポットです。

細い路地が入り組んだ迷路のような商店街で、小さな店舗がキッチリ並ぶようすが、ハーモニカの吹き口に似ていることからそう名づけられました。ハーモニカ横丁ともハモニカ横丁とも呼ばれ、地元ではどちらが正式名称なのか未だに定まっていないとか。その緩さも、ハーモニカ横丁の魅力のひとつかもしれません。

ハーモニカ横丁は仲見世通り、中央通り、朝日通り、のれん小路、祥和会通りの5つの通りで構成されており、約100店舗が営業しています。昼間は雑貨屋やカフェ、古着屋が営業し、夕方以降は一気に飲み屋が営業を開始します。

安くておいしい店ばかりで、梯子酒もたのしめますよ。隣で飲む人とすぐに仲良くなれる、とてもフレンドリーな空間なのもハーモニカ横丁が愛される理由かもしれません。

武蔵野中央公園

武蔵野中央公園は、武蔵野市北部にある公園。10haもの広さがあり、スポーツ施設と原っぱ広場が中心。遊具施設などもあり、大人から子どもまですべての年代の人々が利用できるスポットです。原っぱ広場では、のんびり寝転んだりピクニックをしたり、フラフープやバドミントンなど軽く体を動かすなど、思い思いに皆さん過ごされています。

スポーツ広場・原っぱ広場の外周は1周950m。ランニングやウォーキングをする人々の姿を多く見かけます。地面は土の区間も多く、足腰への負担が重くないのもオススメポイントです。木々も多く、暑くなりそうな日にも木陰の中で快適に走れます。これから運動習慣をつけたい方は、まずウォーキングから始めてみてはいかがでしょうか。

園内にはバーベキュー広場(有料)も設置されています。予約制なので、多くの人々が押し寄せすぎるということもなく、快適な空間でバーベキューを楽しめますよ。ゴミは基本持ち帰りですが、炭捨て場は用意されています。

豊かな自然の中で楽しむバーベキューの味は、きっと格別なものとなるでしょう。遠くのキャンプ場ではなく、自宅の近所でバーベキューできるのは気軽でよいですね。

武蔵野市のおすすめイベント

“吉祥寺アロハフェス”や“吉祥寺音楽祭”など、武蔵野市では年間を通じて様々なイベントやお祭りが開催されます。特に人々が集まる吉祥寺エリアは、イベントが頻繁にありとても楽しめます。今回はそんな中でも老若男女の皆さんが楽しめる「吉祥寺秋まつり」について、ご紹介いたします。

吉祥寺秋まつり

吉祥寺の氏神である武蔵野八幡宮の例大祭に合わせ、9月の第2週の土日の2日間に開催される「吉祥寺秋まつり」。1973年から開催されている、50年以上の歴史あるお祭りです。商店街や近隣の町内会が協力し、長年、吉祥寺の秋の風物詩として親しまれてきました。吉祥寺全体がお祭り会場となり、お祭り独特のとても賑やかな雰囲気に包まれます。

吉祥寺秋まつりと言えば、お神輿の練り歩き。神輿は大きく分けて2系統あり、ひとつは武蔵野八幡宮の宮神輿、もう片方の系統は商店街や町内会が所有するもの。2日間に渡り、神輿が吉祥寺の街を練り歩き、2日目のラスト宮入するところで最高潮を迎えます。オシャレな街として知られる吉祥寺で、トラディショナルな行事が行われるのは、逆に新鮮ですよね。

神輿以外にも、女性の華やかな手古舞や子ども神輿なども見られます。大人から子どもまで、みんなで作り上げるお祭りなのです。各商店街で屋台なども出店しており、おいしいお祭りグルメも堪能できます。華やかな飾り付けや各所にある神酒所などを見るだけでも、お祭り気分が味わえますよ。

伝統と活気が感じられる「吉祥寺秋まつり」は、祭りの醍醐味だけではなく、吉祥寺の人々の温かみも感じられる行事です。普段とは異なる街の雰囲気を楽しみながら、新たな吉祥寺の魅力も発見できるかもしれませんね。

武蔵野市の住み心地チェックはマンスリーマンションがオススメ!

住みたい街ランキングで常に上位を維持する武蔵野市について、今回はお届けいたしました。新宿駅まで12キロ圏内、都心まで短時間でアクセスができる交通面が充実した街。吉祥寺駅・三鷹駅・武蔵境駅の3駅はそれぞれ性格が異なり、街としての機能が分担されていることもお伝えできたのではないでしょうか。

特に吉祥寺駅周辺には、オシャレなカフェ・雑貨店やレトロな路地に面したハーモニカ横丁など、様々なジャンルの店舗があり、いつも多くの人でにぎわいます。

井の頭公園などの自然環境が多く、治安もとても良好。女性の一人暮らしでも、お子さんがいるファミリーにも安心して暮らせる街と言っても過言ではないでしょう。初めての東京暮らしにもとてもオススメ。学生の時に武蔵野市に転入し、暮らしやすいのでそのまま住み続ける人も少なくありません。一度暮らすと、更に愛着がわくステキな街と言えるでしょう。

そんなステキな武蔵野市に、マンスリーマンションでのお試し住みはいかがでしょうか。マンスリーマンションは家具家電完備で敷金礼金が不要、身軽かつリーズナブルに利用できるのです。契約期間もフレキシブルに設定できるのもうれしいポイント。本当に住みやすいのかを確認してから、じっくり新居を探すということもできますよ。ぜひマンスリーマンションの利点を賢く利用して、素晴らしい東京暮らしを実現してくださいね。

この記事を書いた人

千葉みなと

フリーランス歴15年以上の40代ライター。大学生と高校生の一男一女の母。東京在住。
子どもの手が離れつつあり、今では自分の時間を満喫しています。趣味は散歩、乗り鉄、料理、スポーツ観戦、謎解きイベント参戦。夏は野球(プロアマ問わず)、冬はラグビーを観戦。
青春18きっぷが発売されている期間は、あちこちの列車に乗りに行っています。お気に入りの路線は、JR大糸線・木次線・水郡線など。山越えの列車にロマンを感じています。