初めての一人暮らしが「寂しい」。そんな時すぐ試せる5つの対処法!

社会人として働き始めたら、実家を出て一人暮らしする方が多いですよね。一人での生活は自分のペースで自由気ままに過ごせるのがメリットですが、同時に不安や寂しさを感じやすいもの。とくに初めての一人暮らしは強い孤独感を覚えることも少なくありません。
そこで今回は、社会人の一人暮らしが寂しくてたまらない時にオススメの対処法を5つご紹介。またどうしても孤独感を癒せない人は、ひとつ屋根の下で共同生活を送るシェアハウスもひとつの選択肢ですよ。こちらの情報も併せて解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
社会人が一人暮らしで「寂しい」と感じるのはどんな時?
誰にも邪魔されず自由に生活できる一人暮らしですが、どんな時に寂しいと感じている人が多いのでしょうか。アンケート回答をもとに詳しく見ていきましょう。
一人暮らしで寂しいと思うのは「一人で食事する時」
あるアンケート結果のランキングによると、一人暮らしで寂しいと思う時の1位は「一人で食事する時」でした。とくに20代女性は「食事は誰かと一緒に食べたいと思う」が約8割にのぼり、30代女性でも約7割と、若い女性ほど一人での食事が寂しいと感じるようです。

2位は「気持ちを共有したい時」で、嬉しいことや嫌な出来事を誰かに話したいのに、話す相手がいないのが寂しさにつながっています。感情を吐き出すことができないとストレスが溜まり、ひどくなると心を病んでしまうことにもなりかねません。
3位の「体調が悪い時」は、一人暮らし経験者の誰もが一度は寂しさと不安を感じるはず。高熱が出てしんどい時や食事を作る気力も買いに行く体力もない時、這うようにして一人で病院へ向かう時など、体調不良の際は一人暮らしの心細さを痛感するでしょう。
また「帰宅した時」「家族や友人と過ごしたあと」は、賑やかな場から一人で静かな家に帰った際に寂しさを感じてしまうよう。とくに寒い冬に真っ暗で冷たい部屋に入ると、一気に孤独感が重くのしかかってきます。誰かに「おかえり」と言ってもらいたくなりますね。

そのほかにも「楽しそうな人を見た時」や「イベントごとがある季節」など、毎日が単調でつまらなく感じたり、人恋しくなる時期は誰にでもあるでしょう。一緒に過ごせる恋人や友人がいないと、連休やクリスマス、年末年始などに落ち込んでしまいそうです。
一人暮らしの約7割が「寂しいと思う時がある」と回答
別のアンケート結果によると、一人暮らしをしている方の約73%が「寂しいと思う時がある」と回答しており、「あまりない・全くない」の約27%を大きく上回っています。その中でも「寂しいと思う時が頻繁にある」が約15%にのぼり、孤独感を募らせている人が多いようです。
また自分は一人暮らしに向いていないと思う理由について、約半数が「寂しくなる」と回答。「誰かと話したい」「一人でいると気分が落ち込む」などの回答も多数ありました。自由よりも寂しさを強く感じる方は、一人暮らしには不向きなのかもしれませんね。
一人暮らしの寂しさに効果的! つらい時にオススメな5つの対処法
社会人の一人暮らしが寂しくてつらい方は、気持ちを紛らわせる効果的な対処法を試してみましょう。ストレスを溜め過ぎて病む前に、自分に合った寂しさ対策を見つけてくださいね。
①ペットや植物を育てて家族をつくる
住宅事情にもよりますが、一人暮らしの寂しさを紛らわすには自分以外の「誰か」と同居するのが効果的。恋人や友達とのルームシェアはハードルが高いので、ペットや植物を育ててマイファミリーをつくると毎日の生活に張りが出ますよ。

ただし犬や猫といった哺乳類はお世話が大変ですから、しっかりとした覚悟がなければ飼うのはNG。自信がない方はあまり手がかからない鳥類や魚類、爬虫類がオススメです。室内の温度調節や毎日の餌やりが可能であれば、忙しい方でも飼うことができますよ。
また「話しかけるとよく育つ」といわれる植物も一人暮らしの伴侶にぴったり。毎日水やりする必要がない観葉植物なら、休日にしっかりお世話をすれば枯れることもありません。しゃべることはできなくても、生き物の存在を感じられたら寂しさが和らぐでしょう。
あなたの鳥はどこから?というポストを見かけた(探せない)ので簡単に
— シャルル (@ruru20210903) November 25, 2024
私は一人暮らしがきっかけ
ペット不可の物件だったけど、入居時に不動産屋さんが「小鳥や魚なら飼っていいですよ」と言われ、そこから半年間小鳥の勉強。ヒナの季節に近所にペットショップがオープン。3日通ってお迎えしました。 pic.twitter.com/mw2cRFHBAc
②没頭できる趣味や副業を見つける
寂しさを忘れて没頭できる趣味を見つけるのも、効果的な対処法のひとつ。人とのコミュニケーションが苦手な方は、アクセサリー作りやプラモデル製作など一人で楽しめるものを探しましょう。好きな音楽を聴きながらランニングやウォーキングをするのも健康的ですよ。
趣味にかけるお金の余裕がないという方は、副業を始めるのもオススメ。職場によって不可の場合もありますが、得意なことを活かして空いた時間にお小遣い稼ぎができれば、寂しさを感じるヒマはありません。資格の取得を目指して本格的に勉強してみるのも良いですね。
海藻育成は面白い
— SONOアクアプランツファーム (@sono_aqua_pfm) January 14, 2025
何が面白いかって、
いまだにどう育てればいいのか
わからない点が多いから
育成研究に没頭している内に
海藻水槽が増えた
今20ある
熱中できる趣味があること
共に追求する仲間がいること
なんと幸せなことか
わからないとは財産である pic.twitter.com/De19oglQ2w
③社会人サークルなど新たなコミュニティに入る

新しい出会いや人との関わり合いを求めている方は、趣味やスポーツの社会人サークルに入ってみるのはいかがでしょうか。テニスやフットサル、ワイン同好会など、SNSで探せば様々なサークルが見つかりますよ。気の合う仲間ができれば休日が楽しみになりますね。
より有意義な活動がしたい場合は、住んでいる地域のボランティアに参加してみましょう。環境保全やまちおこし、子供の見守り、保健・福祉など、誰でも入れる団体がたくさんありますよ。社会貢献ができるとともに、幅広い年代の方と交流する時間を持てるでしょう。
ボランティアは、一緒にやった人たちみんなてきぱきしてて話しやすくてよかった。
— やまと (@VK8QchASTyTv9va) November 18, 2023
その後もお付き合いが続くとかじゃないから気が楽でいい。
また来年も懲りずにやろうかな。手伝いながら、こどもたちが楽しそうにしてるのをみて、なんとなく嬉しくなるし、元気もらえる。
④家族や友達と頻繁に連絡を取り合う
初めての一人暮らしでホームシックにかかった時は、テレビ電話などで実家の親兄弟と顔を見て話しましょう。日々の些細な出来事も親身になって聞いてくれる仲の良い家族なら、気を遣うことなくストレス発散ができますね。
気心の知れた友達が近くにいるなら、頻繁に電話やメールで連絡したり、互いの家を行き来して過ごすのがオススメ。ただし友人関係は頼り過ぎて依存してしまう、相手に恋人ができてさらに寂しくなるといったリスクもあるので、距離感は大事にしましょう。
⑤休日もなるべく外に出て活動的に過ごす
一人暮らしの家は自分以外の存在がないために寂しさが募るもの。休みの日もなるべく外出すれば気分転換になり、気が滅入りにくくなりますよ。一人の外食が寂しいと感じる方は、ぼっち飯がしやすいラーメン屋やチェーン店を選ぶと安心です。

また広い公園など景色の良い場所で運動すれば、体力づくりとリフレッシュができて一石二鳥。体力を使うとエネルギーの発散になり、落ち込んだり寂しさを感じにくくなるものです。体が適度に疲れていれば、夜もすぐに眠れて体調が整うでしょう。
それでも一人暮らしが寂しい人は、シェアハウスも選択肢のひとつ!
趣味やサークル活動をしても一人暮らしが寂しいと感じるなら、数人で共同生活を送るシェアハウスはいかがですか? どんなところが寂しさ対策になるのかご説明していきます。
家の中に自分以外の存在を感じられる
一人暮らしの寂しさは、家の中に自分しかいないという不安や心細さから生じます。ひとつの家に複数人が暮らすシェアハウスなら、常に誰かの存在を感じられて不安感が軽減されるでしょう。ほかの入居者と仲良くなれたら毎日が楽しくなりそうですね。

一人暮らしにおいて寂しさを感じやすい「食事する時」や「話し相手がいない」のも、シェアハウスなら誰かと一緒に食事を作って食べたり、話したりできますよ。大規模なシェアハウスは数十人もの住人がいるので、気の合うシェアメイトが見つかりやすいでしょう。
個室なら一人時間やプライバシーもしっかり確保
寂しいのは嫌だけど自由な一人時間は必要という方には、シェアハウスの中でも個室がオススメ。共有スペースで人と交わっても、個室では自分だけの空間を持つことが可能です。一人になりたい時や趣味・勉強に集中したい時など、自分の部屋があると安心ですね。
起きている時間をずっと誰かと一緒に過ごしたいなら、個室ではなく数人でひとつの部屋をシェアするドミトリータイプが良いでしょう。個室よりも家賃が安いのでお得に暮らせますよ。一人当たりのスペースが狭いので、荷物が少ない方に向いています。
新たな出会いで交友関係が広がる
シェアハウスのメリットは家賃が格安なことと、様々な職業やタイプの人に出会えること。社会人の一人暮らしでは自分から積極的に動かなければ世界は広がりませんが、シェアハウスなら新たな出会いが向こうからやって来ます。

普段の生活では決して出会うことがないような人とも、共同生活を通して深く知り合えるでしょう。外国人の割合が多いシェアハウスなら、他国の言葉や文化を学ぶ機会にもなりますね。
好立地の物件に格安で住めて節約できる
都心で一人暮らし用の賃貸マンションに住む場合、家賃10万円超えも珍しくはありません。シェアハウスなら好立地の築浅物件でも賃貸よりかなり格安で住めるので、節約に大助かり。物価上昇が止まらない昨今、居住費が安く済むのはありがたいですね。
電気やガスなどの光熱費も、一人暮らしなら基本料金と合わせて毎月痛い出費。しかしシェアハウスは光熱費が定額制で共益費に含まれる場合が多く、一定内であればどれだけ使っても同金額です。手続きや支払いの手間もなく、入居した当日から使用することができますよ。
シェアハウスに向いていない人とは? デメリットを理解したうえで選ぼう!
一人暮らしの寂しさがなく、家賃も格安で良いことだらけに思えるシェアハウスですが、デメリット面もありますよ。ここではシェアハウスでの共同生活に向いていない人について解説します。
他人の生活音や衛生面がとても気になる
様々な生活スタイルの人と共同生活するシェアハウスでは、たとえ個室を選んでも早朝や深夜などに他人の生活音が聞こえてきます。ドアを開閉する音や話し声など、音に敏感で気になってしまう方はシェアハウス生活が難しいかもしれません。

またトイレや浴室など汚れやすい水回りを共有で使用するため、衛生面において神経質な人もオススメできないでしょう。事前内覧が可能な物件であれば、共有スペースの使い方や状態などをある程度確認できますよ。
お風呂や洗面を好きな時に使いたい
共同生活のデメリットのひとつは、お風呂やトイレ、洗濯機やキッチンなどの共有スペースを好きな時に使えないこと。お風呂が長い入居者がいる、洗濯機がずっと使用中など、急いでいる時や疲れた日などはやるべきことができずにストレスを感じるでしょう。

自分のペースを崩したくない、人に合わせるのが苦手という方は、共有スペースを利用する人数が少ない2~3人程度の小規模なシェアハウスを選ぶと良いですね。
インテリアや家電にこだわりがある
生活に必要な家具や家電が備え付けで、自分ですべて用意する必要がないお得なシェアハウス。しかしインテリアや家電にこだわりが強く、自分好みの家に住みたい方は賃貸での一人暮らしが無難です。お金がかかっても快適だと感じられる空間で暮らしましょう。
他人とのコミュニケーションが苦手
知らない他人同士が一緒に住むシェアハウスは、必要最低限のコミュニケーション能力が必須。人に話しかけるのが極端に苦手な人は共同生活が苦痛になってしまいます。それでもシェアハウスでコミュ力をつけたいと思うなら、小規模物件から始めてみてくださいね。
社会人の一人暮らしが寂しくてつらいならシェアハウスがオススメ!
今回は一人暮らしが寂しい人にオススメの対処法を5つご紹介しました。色々な方法を試してみても寂しさが解消されない場合は、ほかの入居者と共同生活するシェアハウスも選択肢のひとつ。不安や心細さが軽減できるうえに、新たな出会いにつながる可能性もありますよ。
シェアハウスに興味があるけれど不安もあるという方は、気軽にお試し住みから始めてみませんか? 同じ運営会社の物件間であれば、契約期間内でも無料で住み替えできるものもありますよ。家具家電付きで大がかりな引っ越しや初期投資が必要なく、貯金が少ない方でも安心です。ぜひ住みたいエリアのシェアハウスを検索してみましょう!