泉佐野市ってどんな街?住みやすさ・魅力を徹底解説!

泉佐野市は大阪府の南西部、泉州地域と呼ばれる場所に立地する街で、西側は海に、東側は山に面した自然豊かな地域です。対岸には近畿地方の空の玄関口である関西国際空港があり、アウトレットモールやレジャー施設といった観光スポットも豊富ですよ。

空港を利用する人の出入りが多い同市には、JRと南海線のほかに阪神高速が走っており、交通面での利便性は抜群。運賃が無料のコミュニティバスをはじめ、バスの路線が充実しているので駅や市街地から遠い場所への移動にも困らないでしょう。

泉州エリアで有名な「だんじり祭り」では、活気や賑わいの中に古くから地域に根差してきた地元住民の強い絆が感じられます。飾らない方言や親近感ある街の雰囲気が心地良く、地価や物価も安いことから関西内外からの移住者が増加中です。

アクセス環境に優れていてショッピング・レジャー施設が多数あり、山や海などの自然を感じながら暮らせる街。そんな泉佐野市をより深く知ってもらうために、今回はその魅力と特色、住まいにオススメの理由などを詳しく解説していきます。

泉佐野市ってどんな街?

まずは泉佐野市がどんな街なのか見ていきましょう。泉佐野市の歴史や特長、交通便や生活面における利便性についてご紹介します。

泉佐野市の歴史

市内の山手に位置する日根荘は鎌倉時代~戦国時代に存在した荘園で、寺社やお堂、ため池などの15ヵ所が全国でも数少ない中世荘園として国の史跡に指定されています。重要文化財の日根神社や火走神社では、当時様々な祭礼が行われていました。

現在の泉佐野市にあたる佐野村は、15世紀末頃には経済や流通の拠点として多くの人が暮らし、江戸時代に入ると廻船業や漁業が大きく発展。堺に次ぐ大きな商業都市となり、さらに人口が増加しました。その頃の商人らが所有していた蔵が今も当時のまま現存されています。

村から町へと改称された後、昭和23年の市制施行により泉佐野市が誕生。佐野市がすでに他県に存在していたことから、市名に泉が付いたといわれています。しかし長い歴史の中で佐野村・佐野町と呼称されてきたため、今でも泉州地域で暮らす人々からは「佐野」と呼ばれています。

昭和29年に近隣の村と統合し現在の市域となった同市は、平成6年に関西国際空港が開港し、翌7年にりんくうタウンがまちびらき。空港利用客や外国人観光客が激増したことにより、大型店舗やホテルなどが次々と誕生、高速道路が整備され街の形容は大きく変化しました。

泉佐野市の特長

壮大な自然美と華やかな商業スポットが融合する泉佐野市は、海側と山手で雰囲気や特色が大きく異なります。関西国際空港が遠く海上に見える海岸エリアには「空港を臨む」から名付けられた「りんくうタウン」が広がっており、空港と陸地を結ぶ連絡橋が通っています。

りんくうタウンには日本の夕陽百選にも選ばれた白浜のビーチや海浜公園、アウトレットモール、ホテルやレストランが入る高層タワービル、医療センターなどの商業・公共施設が集結。市内屈指の観光およびレジャースポットとして各地から多くの人が集まるエリアです。

一方、市域の東部にあたる山側は、緑の百選にも選ばれた美しい渓谷で知られる「犬鳴山」をはじめ、手つかずの雄大な大自然が魅力。古くから修験道の霊場として修行者が訪れる神秘的なパワースポットで、温泉やハイキング、森林散策などが楽しめます。

海と山に面した自然の中でのびのびと子育てしたい若い世代と、昔から同地に住む年配者の両方が暮らす泉佐野市。大阪南部の和歌山県に近い立地柄、大阪市内や北摂地域と比べて地価が安く、広めのマンションや戸建てでの新生活も望めるでしょう。

また漁業・農業ともに盛んな同市には市場や直売所が点在していて、新鮮な魚介類や野菜を安価で購入することができます。アウトレットやイオンモールなどの大型店舗が多く、都心まで出なくても生活に必要なお買い物がすべて市内でまかなえますよ。

空港や周辺施設で働く方がたくさん住んでいる泉佐野市は、ファミリーはもちろん単身者にも暮らしやすい街。のどかな郊外で落ち着いた生活を送りたい方にぴったりです。総合医療センターをはじめ規模の大きな病院施設が充実しているので、万が一の時も安心ですね。

泉佐野市の利便性

市内を走る鉄道はJR(阪和線・関西空港線)と南海(本線・空港線)の4路線で、いずれも日根野駅・泉佐野駅で和歌山方面と関空方面へ分岐しています。海側を南海線が、やや山手寄りの中部をJR線が通っていて、難波や天王寺など大阪の都心部へつながっています。

南海本線・空港線の特急が停車する泉佐野駅は、最速特急ラピートで難波まで約29分、特別料金がかからない特急サザンでも約30分でアクセス。急行なら南海なんば駅まで最短約35分で到着します。新今宮駅でJR大阪環状線に乗り換えれば、梅田まで50分強で移動可能ですよ。

大阪都心部だけでなく和歌山市駅にも約30分で行ける交通便の良い泉佐野駅は、駅前に大型スーパーやドラッグストアが揃っており生活面での利便性も高い地域。隣駅のりんくうタウンとともに都会的な街並みと活気のある雰囲気が特長です。

JR沿線なら和歌山と関空方面の分岐ポイントとなる日根野駅が便利。快速で天王寺駅まで約35分、運賃は少し高いですが特急に乗車すれば大阪駅へ約37分で着きます。和歌山駅にも約30分で行けるなど、各主要地まで30分前後の好アクセスですよ。

マンションや戸建てが建ち並ぶ住宅街の日根野駅エリアは、近くにイオンモールがありお買い物環境も整っています。ファミリー住まいが多い地域なので治安も良く、静かでのんびりとした郊外ならではの空気感が居心地良いでしょう。

泉佐野市の5つの魅力

大阪南部の泉州地域を代表する泉佐野市。海側と山手で特色が異なる同市には、どんな魅力があるのでしょうか。詳しくご紹介していきます。

魅力①電車・車・空の交通便が整っている

関西国際空港の開港に伴い、鉄道や高速道路が整備されたことで交通網が拡充。大阪と和歌山の中心地へ移動するアクセス環境が格段に上がりました。とくに特急や快速が停車する泉佐野・りんくうタウン・日根野駅は市外への通勤通学に大変便利な駅です。

市内には阪神高速湾岸線と阪和自動車道といった高速道路が海側と山手を通り、その下を国道が交差する形で走っています。鉄道が近くを通らない地域は車があると行動範囲が広がり、市内へのショッピングも市外へ遠出する際も移動がスムーズになりますね。

しかし車がなくても心配ありません。南海バスが街中を縦横無尽に運行していて、市内の主要スポットから山の奥まであらゆる場所へ路線が張り巡らされています。また公共施設や病院間を運行するコミュニティバスは、自治体が運営しているため無料で利用できますよ。

何より出張や旅行で国内・国際線の飛行機を頻繁に利用する方は、関空に近いことが最大のメリットでしょう。市内の海側に住めば空港までの所要時間を最短にでき、荷物が多い時の行き帰りもラクですね。空港やその周辺で働く方も通勤時間の短縮が叶いますよ。

魅力②都会的な便利さと豊かな自然が共存

立地的には都心から遠く離れた郊外の街ですが、関空があることで観光・レジャースポットが多くショッピングやグルメ、遊びが市内で完結します。海岸線には白石が敷き詰められた人工ビーチがあり、夕陽がきれいな絶好のロケーションを味わえますよ。

大阪府内のリゾート地として人気のりんくうタウンは、ゴルフやサッカーなどのスポーツから西日本最大級のアスレチック、海辺のグランピング、釣りなどが楽しめるレジャー施設が盛りだくさん。映画館や観覧車もあり、家族やカップルで一日中遊べるエリアです。

商業施設での遊びやお買い物に疲れたら、大自然から放たれるマイナスイオンをたっぷり浴びに山へ日帰り散策に行くのがオススメ。汗をかきながら山登りした後に入る温泉は最高ですよ。子供がいるファミリーは、森や川で生き物を探して遊ぶのも良い学びになりますね。

都会的な利便性の高さと、本来の土地が持つ豊かな自然の両方を兼ね揃えた泉佐野市。電車を乗り継いでわざわざ遠方まで出向かなくても、近隣エリアだけで充実した生活を送ることができるでしょう。

魅力③漁業・農業が盛んで名産品が豊富

泉州水なすの生産地で知られる泉佐野市は、山と海に囲まれた地形の恩恵により昔から漁業と農業で発展してきた土地です。名物の水なすを使用したぬか漬けをはじめ、ドレッシングが人気の泉州玉ねぎ、甘さが自慢の冬キャベツなど農産物の名産品がたくさんありますよ。

とれたての新鮮な野菜やフルーツが購入できる直売所のほか、街中のスーパーでも安く地産商品を買うことができ、値上がり続きで家計をひっ迫している食費も都心生活よりずっと低く抑えられるでしょう。

また大阪府下で上位の漁獲量を誇る同市は海産物の宝庫でもあり、大阪湾で獲れた風味の良いタコをボイルした「泉だこ」は、泉州のブランド品として大阪の食文化に欠かせない存在です。シャコやワタリガニなど海の特産食材も豊富なので、海鮮好きにはたまらないですね。

佐野漁港で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類は、漁港内にある青空市場で購入可能。活気みなぎるセリが見学できる市場は、市内有数の人気スポットですよ。周辺には漁港直送の海鮮を使用した飲食店が多数あり、週末になると大勢の買い物客で賑わっています。

魅力④治安が良く子育てしやすい

初めて泉州地域を訪れた方は、迫力があり過ぎるだんじり祭りや少々きつく聞こえる方言が怖いと感じるかもしれませんが、泉佐野市は気候と同じく温かな人情味にあふれた街です。大阪の都心部と比べて犯罪件数は桁違いに少なく、治安面での心配はないでしょう。

市内には子育て支援センターが点在していてサークル活動などを実施。親子で参加できるイベントも各地で開催されており、乳幼児の子育て環境が整っています。「赤ちゃんの駅」に協賛する銀行やショッピング施設では、オムツ替えや授乳の場などを提供してもらえますよ。

公立の小中学校では個々の学力向上を目指し、市をあげて各校での放課後学習の支援事業に取り組んでいます。レジャー向けの公園だけでなく、市内に住む子供たちが思い切り遊べる広い児童公園が多数設けられていて、のびのびとした育児ができる街です。

魅力⑤医療機関が充実している

泉佐野市は全国的に見ても人口あたりの医療施設数がとても多い市です。救急救命医療を伴う「りんくう総合医療センター」には高度治療を行える設備が整っており、空港に近いことから感染症専門の施設をはじめ外国語に対応した国際外来なども設置されています。

地域の医療機関と連携している同センターには泉州地域を代表する母子医療センターもあり、問題を抱えた妊婦にとっていざという時に先進医療を受けられるのは心強いでしょう。第三者機関による審査で優良院に認定されているのも安心感が増しますね。

そのほかにも各エリアに大小様々な総合病院や個人経営のクリニックが揃う同市は、歯科や小児科といったあらゆる科が充実していて、単身者も子供がいる家庭も病院探しの心配はありません。大きな病気が見つかった際も市外まで足を運ぶ必要がないのはありがたいですね。

泉佐野市のデータ

次に泉佐野市の「人口」「治安」「家賃相場」のデータを見ていきましょう。数字で見れば泉佐野市がどんな街なのか具体的にイメージしやすくなりますね。

人口

2024年の統計で泉佐野市の総人口は約9万8千人。世帯数は約4万8,000で、総人口は緩やかに減少しています。43の自治体がある大阪府内で同市の人口密度は第35位。市内の可住面積に対して人口密度はかなり低く、土地にゆとりがある街です。

令和6年度の調査では、泉佐野市で暮らす全人口の中で子供は約11%、高齢者が約26.4%、労働人口は約62.6%で、平均年齢は46.7歳でした。全世帯の中で約6割が2人以上の家庭であり、単身者数は全体の約4割にとどまっています。

また高齢者の夫婦・単身は合わせて全体の約1割であることから、同市で暮らしているのは働き世代のファミリーが多いことが分かります。市立小学校は全13校、中学校は全5校、高等学校は全3校あり、幼稚園や保育園も多く待機児童数は数年間0人を維持していますよ。

大阪府内の持ち家率が約72%なのに対し、泉佐野市の持ち家率は約79.3%と高め。市内で賃貸に住む世帯の割合は全体の約20.6%ですから、分譲のマンションや戸建てを購入して住んでいる方がほとんどだといえるでしょう。

治安

全国的に見て犯罪件数が多い大阪府ですが、泉佐野市の犯罪総数は府内でもっとも悪い大阪市中央区の総数6,106件と比べて約1/8ほどの782件。隣接する岸和田市と比較しても非常に少なく、夜間でも安心して女性が一人で歩ける安全な地域です。泉佐野市の犯罪認知件数を見てみましょう。

凶悪犯 粗暴犯 窃盗犯 知能犯 風俗犯 その他
認知件数 10 50 538 69 18 97

(参照:2023年度 大阪府警察刑法犯罪種及び手口別発生市区町村別認知件数)

ただ自転車盗の数は年々増加傾向にあり、同市で暮らす際は自転車の鍵をしっかりかけて駐輪場に停めるようにしましょう。市の海側は空港やレジャー施設があることで観光客が多いエリアですが、暴行や傷害事件も少なく子供連れファミリーも安全に遊ぶことができますね。

家賃相場

大阪市内を筆頭に家賃の値上がりが留まるところなしの昨今、ワンルーム・1K物件が4万円台から見つかる泉佐野市は、居住費を抑えてお得に暮らせる街といえるでしょう。1LDK以上のお部屋も7万円台~とリーズナブルなので、二人暮らしや家族住まいにもオススメです。

同市の中でも利便性の高い海側より、緑が豊富な山手の方がさらにお得。JR沿線の普通停車駅周辺なら、駅近・築浅物件がお手頃価格で見つかるでしょう。市内中央部から山手にかけては穏やかな住宅街が広がっており、治安が良好で住み心地の良いエリアですよ。

間取り 家賃相場
ワンルーム 4.0万円
1K 4.7万円
1LDK 7.6万円
2LDK 8.2万円

泉佐野市で注目の街

ここからは、泉佐野市で住まいにオススメのエリアを駅単位でご紹介します。交通便や生活面での利便性が高い地域を選びましたよ。ぜひお部屋探しの参考にしてみてくださいね。

泉佐野駅

普通や急行、空港特急のラピートまで、南海電車の全列車が停車する泉佐野駅は、市内で交通便がもっとも優れた駅でしょう。羽衣駅でJR線に、住吉大社駅で阪堺線に接続しているほか、終点なんば駅までの間にはほかの各路線へ乗り換えできる駅が多いですよ。

南海なんば駅へ約30分で到着する同駅は、大阪方面と逆方向に乗車すれば和歌山市駅へも30分程度。途中で和歌山大学前駅に停車するため通学にも利用しやすいでしょう。終点の和歌山港からは、四国・徳島行きの南海フェリーが発着しています。

上階がホテルとなっている近代的な外観の駅ビルは、駅構内も清潔感がありとてもキレイ。コンビニや飲食店、100円ショップ、ドラッグストアなどが入っており、徒歩10分内に複数のスーパーがあるので帰宅途中に生活必需品の買い足しが済ませられますよ。

海に近い泉佐野駅は青空市場がある漁港の最寄り駅で、両隣駅との間には大型の商業施設が集まっています。駅の北側には懐かしい風景が広がる地元密着型の商店街があり、江戸時代の豪商にちなんで小判型の商品券が発行されるなどユニークな取り組みが魅力です。

駅から10分ほど歩いた場所にあるのは、江戸時代中期の商人が所有していた蔵や町屋を再現した「泉佐野ふるさと町屋館」。土間や座敷は当時の人々の営みを彷彿とさせ、周囲に現存する江戸時代の建物を見て回れば、さの町場の史跡を楽しくたどることができますよ。

日根野駅

都会的な海側から離れた市の中部を走るJR阪和線。関西空港線との2路線が走る日根野駅は海側よりも観光客や空港利用の外国人が少なく、地に足を着けた生活ができる閑静な住宅街です。駅周辺にはマンションが、街中に入ると戸建て住宅がずらりと建ち並んでいます。

普通から関空快速まで全列車が停車する同駅は、羽衣線と接続する鳳駅へ約20分、天王寺駅まで約35分。天王寺駅には大阪メトロ御堂筋線や谷町線、JR大阪環状線が乗り入れているので、大阪市内の各地へ日根野駅から乗り換え1回で行くことができますよ。

また和歌山県のターミナル駅である和歌山駅まで約30分なので、通勤や通学のほか休日の観光にも利用しやすいですね。関空方面には南海線が乗り入れるりんくうタウン駅があり、ショッピングやレジャーを楽しむ際は車がなくても電車でアクセス可能です。

学校や児童公園が多数点在する同エリアは治安が良く、静かで落ち着いた街並みが特長。駅の近くに建つイオンモールには専門店や飲食店が揃っていて、大型の家電量販店も隣接しています。ところどころに個人商店やカフェなどがあり、お買い物や外食にも困りませんよ。

山手の農業地に近い日根野駅周辺には新鮮な野菜が並ぶ直売所が2か所あり、水なすをはじめとする地産商品が低価格で販売されています。野菜以外にも肉や魚、地元で作られた味噌やパンなども購入できるので、料理の幅がぐんと広がりそうですね。

りんくうタウン駅

JR関西空港線と南海空港線の2路線が乗り入れるりんくうタウン駅は、どちらの路線を利用しても関空まで1駅で行ける海辺の街。空港の開港に合わせて開発された副都心であり、観光・レジャー施設が集積する大阪南部エリア屈指の商業スポットでもあります。

関空まで1駅約5分の同駅は特急ラピートで難波へ最短約33分、特別料金がかからない急行でも南海なんば駅まで約38分です。梅田までは乗り換え1回約58分、和歌山方面へは35~45分ほどで行けますよ。大阪・和歌山へ2WAY選べるアクセス環境は魅力的ですね。

大きな観覧車が目印の「りんくうプレジャータウンシークル」は、ファストフード店やゲームセンター、子供向けテーマパーク、スーパー銭湯などが入る駅直結の複合商業施設。雨の日でも外を歩かず食事や買い物をして帰れるので、一人暮らしに大助かりでしょう。

ビーチを有する海浜公園、アウトレットモール、医療センターなど様々なジャンルの施設が集まる同駅は、スーパーやコンビニ、家電量販店もあり駅周辺のみで生活が回る利便性の高さがメリット。道幅が広く開放感あふれる街並みと、海から吹く爽やかな風が快適ですよ。

空港や周辺施設で働く方々に居住人気が高い同駅は一人暮らし用マンションが豊富で、近くに交番もあるため女性の単身者にオススメ。ワンルームの家賃相場は6万円台と市内の中ではやや高めですが、便利さを考慮すればかなりコスパの良いエリアでしょう。

泉佐野市で人気のお出かけスポット

泉佐野市内には家族連れやカップルにオススメの人気スポットがいっぱい。休日のお出かけにぴったりな、選りすぐりの3箇所をご紹介します。

りんくう公園

関空の対岸に造られたりんくう公園は、空に向かって飛び立つ飛行機を遠くに眺めながら色々な遊び方ができるレジャースポット。ロマンチックなサンセットが人気のビーチには真っ白な玉石が敷かれており、海と夕陽のコントラストが美しい絶好の撮影ポイントです。

園内には休憩所や展望台、松林の中に通る遊歩道などがあり、周辺エリアにもドッグラン、スケートリンク、子供用の遊具場、各スポーツ施設が集まっています。季節の良い時期は屋外のBBQ場で仲間や家族とわいわい盛り上がれますよ。

同園から徒歩で行ける「りんくうプレミアムアウトレット」は、国内有数の規模を誇る巨大なショッピングモール。施設内には200以上の専門店が連なり、世界的な有名ブランドも勢揃いしています。雑貨ショップや飲食店も豊富なので充実した一日が過ごせるでしょう。

犬鳴山

神秘的な渓谷美に魅了される犬鳴山は、登山口までバスや車でアクセス可。修験者の指導のもと、白装束で滝に打たれる、険しい山の行場を歩く、ホラ貝を吹くといった修行の体験ができる稀少な山です。女人大峰であることから女性の体験者がとても多いそうですよ。

山の各所に大小様々な滝が流れており、真夏でもひんやりしていて爽快。秋になると紅葉が大変美しく、肌がすべすべになると評判の温泉街では日帰り入浴も可能です。カフェやレストランもあるので、休憩をとりながらハイキングを楽しんでくださいね。

関西国際空港

関西国際空港はりんくう公園から全長約3,750mの連絡橋でつながる完全人工島の海上空港。飛行機に乗らなくてもグルメやショッピング施設を利用したり、ガイドの説明を聞きながら知られざる空港の裏側を見学できる「わくわく関空見学プラン」が人気です。

島内に建つ展望ホールのスカイデッキでは飛行機の離着陸が間近で見られるほか、実寸大コックピットのシミュレーターでパイロットになりきれるなど楽しさ満点。実際の飛行機を眺めながら機内食が食べられるレストランではフライト気分を満喫できますよ。

泉佐野市のオススメイベント

歴史と伝統を重んじる泉佐野市では、年間を通して様々な催しが実施されています。なかでも多くの市民が参加して、毎年大盛況となる注目のお祭りをご紹介しましょう。

ザ・まつり in IZUMISANO

泉州地域といえば、激しい曳行で事故のニュースをよく耳にする「だんじり祭り」が有名。腕っぷしの強い男性たちが「だんじり」と呼ばれる山車(だし)を担ぎ、上に乗った人がお囃子で盛り上げながら大迫力の疾走を見せる大阪南部特有の秋祭りです。

泉佐野市内でもっとも多くの市民が集まる「ザ・まつり」は、泉州の伝統文化であるだんじりと高知県発祥のよさこいがコラボした活気あふれるビッグイベント。豪快なやりまわしが見応えあるだんじりと、音頭に合わせて揺れるやぐらの両方が見られますよ。

当日は朝から泉佐野駅の周辺道路が通行規制され、歩行者天国となった道ではパレードやだんじり曳行、よさこい演舞などが行われて大盛り上がり。泉佐野市民になった際には、ぜひ一度足を運んでその迫力を目の前で味わってみてくださいね。

気になる街のマンスリーマンションで「お試し住み」しませんか?

今回は泉佐野市の魅力や特色、住みやすさの理由について詳細にご紹介しました。大阪の空の玄関口である関西国際空港をはじめ、副都心のりんくうタウンや手つかずの大自然に囲まれた犬鳴山など、多彩なスポットを有する大阪南部の街。新鮮かつ安い食材が豊富で家賃もリーズナブルな同市は、家族でも一人暮らしでも大変住みやすい地域ですよ。

「こんな素敵な街で暮らしてみたい」と感じたら、マンスリーマンションでお試し住みしてみませんか。家具家電が揃っているのでカバンひとつでお引っ越しが完了します。新生活にかかる手間や費用をぐっと減らせるので、気軽な一人暮らしや家族での仮住まいに最適ですよ。まずはポータルサイトで気になる街の物件を検索してみましょう!