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街歩きvol6「上野」│奥深いカルチャースポット。もっと知りたい!上野の魅力

暮らす前に、知っておきたい街のこと。マンスリー48のスタッフが実際に歩いて、住みやすさを紹介する「街歩きシリーズ」。今回は上野駅の周辺を散策してみました。

本当は病院になっていたかも?「日本で最初につくられた公園」の歴史

上野といえば、美しい景観と文化、伝統施設が配置された上野恩賜公園が最大の特徴です。ところが明治時代には、今の上野公園一帯は病院の建設予定地になっていたそう。

JR線と地下鉄をつなぐ駅構内の通路にもアートなスポットが

その頃病院建設の視察に訪れ上野の景観をみた蘭学医の「ボードウィン博士」は、ここには病院よりも公園がふさわしいと日本政府へ提言。そしてボードウィン博士の意見が採用され、”日本で最初につくられた公園”として、自然の景観を生かした素晴らしい公園へと整備が進められてきました。

もしあのときボードウィン博士が公園を勧めていなかったら、あの美しい景観は生まれなかったことでしょう。そのため、現在でもボードウィン博士の功績を称え、銅像が置かれています。

アクセスもお買い物もここへ来ればすべてが叶う

上野駅はJR線、新幹線、京成線、東京メトロなど11路線が乗り入れる、都心のビッグターミナル駅です。周辺には観光地も多く存在するため、通勤・通学に加えて観光目的としても毎日多くの方が利用します。

上野駅中央改札の風景

都心の環状線である山手線の停車駅で、主要駅である東京、新宿、渋谷すべて乗り換えなしでアクセスできるため、電車移動が苦になりません。その他にも周辺には徒歩圏内に多数の路線が張り巡らされているため、どこへ行くにも便利。

また万が一遅延が発生しても他の路線へすぐにアクセスできるので、通勤・通学する方にとって大きなアドバンテージになるでしょう。

路線がなければバスを使えばいい!潤沢なバス路線

上野周辺は駅を取り囲むようにさまざまな方面への停留所が配置されています。市内のコミュニティバスやスカイツリーへのシャトルバス、県外への高速バスなどさまざまな場所へと運んでくれますよ。

上野駅正面玄関口のバス停の風景

上野駅正面玄関口のバス停は高架下にあります。

上野公園通り沿いのバス停

ただしバス停がたくさんありすぎてわかりづらいので、時間に余裕をもって、早めにバス停の位置を確認しておくといいでしょう。

充足感に満たされる駅ナカ環境

上野駅は駅ナカが充実していてとても楽しいんです。駅ナカには有名店から本屋、お土産屋となんでも揃います。アトレ 上野は改札外にあり、EAST(地下1階、1階、2階)とWEST(1階、2階)に分かれています。

上野駅全体を包むように配置され、電車の待ち時間や移動途中に利用できるカフェやレストラン、アパレルなど有名なお店がそろっています。オシャレなお店が多く、仕事帰りの女性や旅行する前に立ち寄る方など多くの方が利用しています。

「アトレ 上野」中央改札付近の風景

「アトレ 上野」不忍口の風景

また改札内でお買い物したい方は、3Fのエキュート上野が便利です。こちらは、レストランやスイーツ、お弁当を中心に人気のお店が勢ぞろい!電車の乗り換え待ちや改札内でゆっくりとお買い物したい方にピッタリですよ。

上野駅周辺のショップはパンダをモチーフにしたグッズやスイーツがたくさんあり、パンダ好きにはたまらないスポットです。目的のお店を目がけて選択してもいいかもしれません。ぜひ上野駅にお越しの際は、駅ナカも楽しんでみてくださいね。

上野駅貴賓室でいただくカジュアルフレンチ

上野駅で人気のフレンチレストラン「ブラッスリーレカン」。昭和7年に創られた上野駅貴賓室の誇り高き雰囲気とレトロモダンな店内で伝統的なフレンチ料理をいただけます。

「ブラッスリーレカン」

また本格フレンチをリーズナブルに楽しむならランチがオススメ。デザートや飲み物もついてきて、美しい料理と店内を堪能しながら最後の最後まで満足感を味わえます。ちょっと特別な日のお食事にお出かけしてみませんか?

ー価値ある散策スポット!上野恩賜公園エリアー

さて、この日は晴天!早速上野恩賜公園内をじっくりと散策してみましょう。

「パンダ橋」の風景

こちらは、ブラッスリーレカンからいったん、上野駅正面口へ出てエスカレーターを昇った3Fのパンダ橋付近。駅から行くと入谷改札を出たところになります。

こんなに気持ちのいい場所があったなんて!いつもは道路を渡っていましたが、こちらは人も少なく広々としていてとっても爽快!上野恩賜公園に行く時は、雑踏の道路を横断せずぜひこのパンダ橋を通ってみてくださいね。

世界から称賛される音響施設

パンダ橋を渡って最初に見えてきた「東京文化会館」。こちらはオペラやバレエなど本格的な音楽も楽しめる劇場として1961年(昭和36年)に建設されました。東京文化会館は音響の素晴らしいホールとして、世界でもその名が知られているそう。

音楽の殿堂「東京文化会館」

東京文化会館側から見る上野駅は正面側とは異なるシックな雰囲気

大ホールは5階建てでありながら古い建物のため、エレベーターやエスカレーターはついていません。そのため、5階席なら世界中から訪れる楽団やアーティストの演奏をリーズナブルな価格で楽しめますよ。

またこの東京文化会館と上野駅を眺められる「上野公園口広場」は、広々としていて景観も素晴らしいです。大きな木の下に腰かけているだけでも、とても気持ちのいいスポットですよ。

上野恩賜公園で愛される憩いカフェ

東京文化会館を左手に見ながら上野動物園の方へと進んでいきます。まず見えてくるのが、「上野の森 Park Side Cafe」と「スターバックス コーヒー 上野恩賜公園店」。まるで森の中にある山小屋のような雰囲気で、思わず入って見たくなる両店舗。

「上野の森 Park Side Cafe」

「スターバックス コーヒー 上野恩賜公園店」

向かい合わせで建てられているものの、十分すぎる距離感でお互いのお店が干渉することはありません。そのためお庭のように間を通る竹の台広場の景色を穏やかに楽しめます。

お昼時にはランチの充実している「上野の森 Park Side Cafe」、カフェタイムには「スターバックス コーヒー」と使い分けて利用してもいいかもしれません。とにかく広くて気持ちがいいスポットなので、どちらのお店も天気のいい日はぜひテラス席で、景観を楽しんでみてくださいね。

英国に訪れたようなアートな風景

素敵なカフェを見ていると、その先で噴水の音が!こちらは上野恩賜公園の絶景ポイントの1つ、「大噴水」と「東京国立博物館」です。慌てて駆け付けましたが、時すでに遅し。噴水は30分間隔でさまざまなパターンに変化するそう。残念ながらこのときは噴水を見られませんでしたが、これはこれで素晴らしい絶景ではないでしょうか。

上野恩賜公園の大噴水と東京国立博物館

穏やかな陽気につられて、たくさんの方がこちらで美しい景観を楽しんでいらっしゃいました。竹の台広場でイベントをやっていることもあるようなので、訪れる際には随時イベントをチェックしてみてくださいね。

「芸術の秋」の由来になった日本初の公立美術館

上野動物園の隣にある美しいレンガの建物が「東京都美術館」。こちらは1926年に日本ではじめてつくられた公立美術館です。 院展や文展、二科展など格式高い展覧会の会場でもあり、秋に多くの展覧会が開催されることから、「芸術の秋」の由来になったともいわれているそう。

「東京都美術館」日本ではじめてつくられた公立美術館

国内ではなかなか見ることのできない、海外の有名な作品の展覧会や公募展など短いスパンで催されているので、いつでも新鮮な気持ちで楽しめます。

展覧会はちょっとハードルが高いという方には、敷地内のフリースペースにあるアートから楽しんでみませんか?無料でだれでも入れ、夜はライトアップもされるため、昼、夜どちらも気軽に楽しめますよ。

上野に鎮座する日光東照宮の造形美

東照宮とは、徳川家康公(東照大権現)を神様としてお祭りする神社をいい、ここ上野東照宮の起原は、1627年(寛永4年)に創建された「東照社」。

「上野東照宮」

境内は想像以上に奥行きがあります

「重要文化財指定の金色殿」戦争や地震から崩壊を免れた貴重な江戸初期の建造物

そこから1651年(慶安4年)に三代将軍、徳川家光公により、遠く日光までお参りに行けない江戸の人々のために日光東照宮に準じた豪華な社殿へと造営替えされたものだそう。

確かに金をあしらった立派な造形美は、日光東照宮を思い起こさせます。こちらには出世、勝利、健康長寿などのご利益があるそうですよ。上野の散策の際にはぜひ立ち寄りたい場所の一つです。

創業300年。歴史とともに紡がれた味「伊豆榮 梅川亭」

上野東照宮を後にし、歩いていると趣のある建物が。実はこのお店、江戸の八代将軍・吉宗公の時代に産声をあげた、創業300年の老舗うなぎのお店「伊豆榮 梅川亭」。上野戦争に関東大震災や太平洋戦争と数々の震災や戦災をくぐり抜け、今もなお江戸前の技を受け継ぎ愛され続けているお店です。

鰻割烹「伊豆榮 梅川亭」

梅川亭のうなぎは、最上品質の鰻三河一色産の「三河鰻咲(みかわまんさく)」を使用。うまみをしっかりと蓄えた肉厚でほどよく脂がのった鰻を熟練の職人技により、丁寧に焼き上げます。さらに砂糖を一切使わず醤油とみりんをじっくり時間をかけて寝かせた秘伝のタレ。浸して仕上げに焼き上げたら完成です。旅館のような風情と、おもてなし、そして伝統の味。大切な方と訪れたい!スポットです。

セットで訪れたい「五條天神社」と「花園神社」

伊豆榮 梅川亭から動物園通りへ向かって歩き、駅の方へ進んで行くと左手に見えるのが、「五條天神社」と「花園神社」です。梅川亭から山を降りずに行くと花園神社が入口となりますが、私は下から来たので、五條天神社を入口にしてのちほど花園神社へ参拝してみたいと思います。

「五條天神社(ごじょうてんじんじゃ)」

「五條天神社」の境内

五條天神は天神と名はつくものの、菅原道真公が誕生する遥か昔にできた天神さま。医薬祖神として、健康祈願や病気に関してのご利益があることで知られています。その後道真公も祀られることになり、今は一般的な天神さまとしての要素も兼ね合わせ、学業成就のご利益もあるようです。

花園神社本堂付近、朱色の鳥居側からみる風景

「五條天神社」と「花園稲荷神社」の参道

五條天神社でお参りをし、右側を向くと見えるのが朱色の鳥居が幻想的な「花園稲荷神社」。鳥居をくぐってみたかったので、下から登り、あらためて参道を通ってみます。

花園神社は商売繫盛や恋愛成就、人間全般の縁結びや夫婦和合、子授けなどさまざまなご利益があります。こちらもしっかりと願いを込めてお参りします。同じ敷地内ですが違う神さまが祀られ、ご利益も違うなんてなんだかお得な気分です。こぢんまりとしていますが、とても落ち着く神社でした。

不忍池のランドマーク「不忍池辯天堂」

こちらは、上野恩賜公園の不忍池に浮かぶ島の上にあり、辯才天(べんざいてん)さまをお祀りするお堂です。17世紀につくられたお寺は東京大空襲で焼失したため、その後再建されました。

「不忍池辯天堂(しのばずのいけべんてんどう)」

こちらのお堂は不忍池を琵琶湖に、中之島を琵琶湖に浮かぶ竹生島(ちくぶじま)に見立て、琵琶湖の竹生島・宝厳寺の弁才天を勧請して、つくったお堂です。

そのため最初は琵琶湖と同じく橋がなく、お堂まで船で渡っていたそうですが、参拝客が増えたため橋が架けられました。 また谷中七福神の一つでもあり、音楽と芸能、長寿や金運などのご利益があるそう。

不忍池の景観と不忍池辯天堂を同時に楽しみたい方は、7月中旬から8月中旬ごろの花が開花している午前中がオススメ。一面緑の蓮の葉にピンクの可憐な花びらと神々しい不忍池辯天堂のコラボレーションが見られます。きっとすてきな一枚が撮れますよ。

「月の松」から見える奇跡の風景

不忍池辯天堂を後にすると、またすぐにお寺が…。

「清水観音堂」

こちらは京都の清水寺に倣って建立した「清水観音堂」です。こちらの丸い輪っかを皆さん覗いて行くので、私も…。

月の松から見える「不忍池辯天堂」

す、すごいです。先ほど下で参拝した「不忍池辯天堂」がまん丸の輪っかにすっぽりとキレイに納まっているではないですか!

しかも良く見てみてください。こちら、ただの輪っかではありません。松の木の枝が「不忍池辯天堂」を包み込むように綺麗に円を描いているんです!

実はこちら明治初期の台風で一旦失われていたものを現代の造園職人の手により、3年半の歳月をかけて復元されたもの。こんな技術を江戸時代の植木職人ができたなんて、感慨深い…。またこの清水観音堂は京都の清水寺を思わせるような懸造(かけづくり)となっていて、国の重要文化財にも指定されています。

さらにここにある舞台はまさに崖の上に建つ清水の舞台。そこから、琵琶湖に見立てた不忍池に浮かぶ不忍池辯天堂を見下ろす風景は、本物の清水寺と宝厳寺をジオラマで再現したよう。そんな背景も考えながら見てみるとまた違った面白さがありますよ。

上野にこんなに素敵な神社やお堂が密集しているとは…。すっかり神社巡りになってしまいました。けれども厳かな空気に包まれながら、ゆったりと参拝できたので、とても清らかな気持ちになれました。

―上野の個性豊かな商店街エリア―

そろそろお腹も空いてきたので、最後に上野周辺の商店街をチェックしてみましょう。

左が商店街エリア、右は上野駅

サクッと寄れる「上野御徒町中央通り」

「上野御徒町中央通り」は上野駅から御徒町駅までのガード沿いにある商店街。こちらは、どちらかというと活気ある繫華街のイメージ。

「上野御徒町中央通り」中央通り沿い、入口付近の風景

「上野御徒町中央通り」の風景

「上野御徒町中央通り」中ほどの風景

焼き鳥屋さんや居酒屋、チェーン店などが目立ちます。ここを目的地にするというよりは、上野に来たついでにサクッとこの辺で飲んで帰るか…。という感じです。

思わず手が伸びる安さ!「アメヤ横丁」

上野恩賜公園と並んで上野で有名なスポットが「アメヤ横丁」です。アメ横の由来は2つの説があり、1つは戦後の物資が不足していた時期の闇市の名残で、砂糖の代用品としてアメ菓子が売り出されたことから「飴屋の横丁」という説。 もう1つは米軍からの物資も多く届いたことから「アメリカ横丁」という説。もしかしたらこの二つの言葉が掛け合わさって、「アメ横」と呼ばれるようになったのかもしれません。

「アメヤ横丁」入口の風景

アメ横には生鮮食品から衣料品、靴など驚きの安さで売られています。中でも流れるような口調でお客を楽しませながら威勢よく売りさばく「啖呵売(たんかばい)」はアメ横の風物詩として有名です。

さらに他店では2000円~3000円もするような商品を値切って1000円になることもしばしば。店員さんとのやり取りを楽しむのもアメ横の流儀です。

フルーツ串やたい焼き、ケバブなど食べ歩きグルメを堪能しながら、パワフルなアメ横風情を楽しんでみてくださいね。

「もつ焼酒場 豚坊」路地裏の居酒屋さんもいい雰囲気

月島もんじゃ「もへじ 上野」

こちらは、アメ横で人気のもんじゃ屋さん「もへじ 上野」。魚介系、動物系、香味野菜を合わせた11種類のだしでうまみがぎゅっと凝縮されています。

創業150年築地の魚屋さん直営のお店だから、海鮮系のもんじゃや鉄板焼きが格別!夕方の時点で上野店、分店ともに満席状態でした。

もんじゃは、作り慣れないうちは順番がわからなくなったり、焼き方が難しかったりするのですが、こちらは店員さんが焼いてくれるので、バッチリおいしいもんじゃが食べられます。粉もの系が食べたくなったら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

新鮮な鮮魚もアメヤ価格でリーズナブル!

「アメ横ウェルカムモール」昭和レトロな高架下商店街もあります

そうかと思えば、こんなオシャレなコーヒースタンドも

アメカジスタイルのファッションストリート

都営大江戸線「上野御徒町」駅近くの二木のお菓子

この辺りには二木のお菓子が勢ぞろい。お菓子好きにはたまらない、まるで夢の国に来たよう。私も二木のお菓子に来るとついつい大量買いしてしまいます。

二木のカフェ「Cafe NIKI (珈琲喫茶 二木)」もありますが、こちらは全席喫煙可能なため、喫煙者の方にはゆっくりできる貴重な喫茶店として重宝されていますが、ノンスモーカーの方は気をつけてくださいね。

ショッピングだけでなく、歴史深い文化が根付くオススメの街

駅周辺をぐるっとまわる街歩きシリーズ「上野編」はいかがでしたか?上野駅というと上野動物園やアメ横などアクティブなイメージが強いと思いますが、それだけでなく博物館や美術館、寺院などカルチャー要素の濃い街でもあることがあらためてわかりました。

こんなに魅力あふれる上野ですが、今回ご紹介できたのは、まだほんの一部。もっと上野を深く知るには、この地に短期間お試し住みができるマンスリーマンションの利用がオススメです。マンスリーマンションなら敷金不要で家具・家電付、生活に必要な小物もすべて揃っています。大きな荷造り不要でいつでもかばん一つでお試しできますよ。ぜひ一度チェックしてみてくださいね。