兵庫で夜散歩するならココ! 夜景のおすすめスポット5選

1千万ドルの夜景でおなじみの神戸をはじめ、兵庫県内には有名な夜景スポットが多数存在します。まるで宝石箱をひっくり返したような色とりどりの光はとても華やかでゴージャス。夜しか見られないその絶景を求めて、週末には他県からも多くの見物客が訪れますよ。
今回は兵庫県内で夜散歩におすすめの夜景スポットを5箇所ピックアップ。日中は周辺で食事やショッピングが楽しめる場所が多いので、家族や恋人と一日中たっぷり兵庫の魅力を味わってくださいね。また近隣エリアで気軽にお試し住みができるマンスリーマンションも要チェック。兵庫県でお部屋を探す際はぜひ参考にしてみてください。
1. 摩耶山掬星台 (神戸市灘区)
豪華な夜景で知られる神戸の中でもトップクラスの知名度を誇る「摩耶山掬星台(まややま きくせいだい)」。日本三大夜景のひとつであり「1千万ドルの夜景」と称されるその絶景は、一度見たら忘れられない美しさです。海を取り囲むように続く大阪と神戸の街並みが摩耶山の標高約700mに建つ展望広場から一望でき、ダイナミックなきらめきを放つパノラマビューに思わず感嘆の声を上げてしまうでしょう。

夜景スポットとして整備されている掬星台は真っ暗な夜間でも安全に歩けるよう、天の川をモチーフにした青く光る遊歩道「きらきら小径」が敷かれており、一層ロマンチックなムードを演出しています。よく見ると星座が描かれているので、夜景を楽しんだ後にじっくり鑑賞してみましょう。

山上には展望広場のほかにカフェレストランや寺院などがあり、桜の名所としても有名。お花見を兼ねて暖かな春の日に訪れるのもオススメですよ。掬星台のある摩耶山は雄大な自然を生かした観光スポット。初心者でも登れるハイキングコースとして人気を呼んでいます。登山コースは色々とあり歩きやすい舗装道もあるので、初めてのハイキングでも安心。
マイナスイオンたっぷりの森に囲まれて歩けば、体を動かしながら心もリフレッシュできそうですね。山麓からはロープウェイ・ケーブルカーが設置されているので、疲れたら楽に移動できるのも高ポイントです。
大阪・神戸の市街地だけでなく淡路島や四国まで見渡せる掬星台は、市バスとロープウェイを乗り継いで行く必要があります。徒歩10分ほどの場所に駐車場があり車でのアクセスも可能ですが、急なカーブが連続する山道の運転が不安な方は公共交通機関がオススメ。市バスは三宮駅前や新神戸駅から発着していて利用しやすいですよ。
すごく良い夜景だったな、もう少し暗くなるまで居たかったけども…さすが三大夜景と言われるだけある
— 窓際社員 (@58n29831itame) October 25, 2024
※摩耶山 掬星台展望台より pic.twitter.com/gwO7HtE85v
季節によってはロープウェイ・ケーブルカーの最終時刻が早まるので事前確認は必須です。摩耶山上は標高が高く1年を通じて気温が低いため、夏の暑い時期でも涼しい風が吹き抜けて心地良いでしょう。
「星が手で掬(すく)えそうなほど身近に見える展望台」の意味を持つ掬星台で、交際や結婚などの記念日をお祝いすれば感動すること間違いなしですね。暗くなり始める頃から混み合う週末は、少し早めの時間帯からスタンバイするのがベターですよ。
施設名:摩耶山掬星台
所在地:神戸市灘区摩耶山町2-2
アクセス:市バス「摩耶ケーブル下」停留所から”まやビューライン”に乗車、「星の駅」下車すぐ
入場料:なし
駐車場:あり(有料)
2. メリケンパーク・神戸ハーバーランド (神戸市中央区)

初めて神戸に遊びに来たらまず訪れたいのが「メリケンパーク」と「神戸ハーバーランド」。神戸を象徴する代表的なスポットの同エリアは、JR神戸線の元町駅から歩いて約10分の場所にあります。三宮エリアからも歩ける距離ですから、のんびり神戸の街並みを眺めながらお散歩するのにぴったりですよ。
両エリアともフォトジェニックなスポットがたくさんあるので、ぜひ明るい時間帯からたくさん写真を撮っておきましょう。メリケンパークは神戸ポートタワーの近くに広がる臨海公園。震災を機に建てられた「BE KOBE」のモニュメントは、夜になると文字が浮かび上がるようにライトアップされ絶好のフォトスポットですよ。
音楽に合わせて行われる噴水のイルミネーション、港を隔てて望むハーバーランドの夜景など神戸らしさを満喫するのに最適です。一方の神戸ハーバーランドはメリケンパークから歩いてすぐの場所にある商業エリア。
約12万個のLEDが光り輝くモザイク大観覧車、異国情緒漂うオシャレな赤煉瓦倉庫、ショッピングモールのumieなど、お買い物や遊びどころが集結しています。夜間はそれぞれの建物から放たれる灯りやイルミネーションが海の水面に映り、とても美しい夜景を生み出しています。レストランの窓側席から景色を鑑賞するのも素敵ですね。

同エリアで夜景を楽しむなら、ハーバーランドから発着しているクルーズ船に乗るのもオススメ。複数の会社が運航しており、音楽の生演奏やコース料理が味わえる豪華客船もあるので、特別な日のとっておきデートにいかがでしょうか。またハーバーランド内には高級ホテルがずらり勢揃い。
夜景がきれいに見える部屋はクリスマスシーズンになると満室必至ですから、早めの予約が良いですよ。JR元町駅には西日本随一のチャイナタウン、南京町があります。点心など本場さながらの中華グルメを食べ歩きしながら、個性的な雑貨ショップでショッピングするのが定番コース。
夜になると南京町のランドマーク・西安門がライトアップされ、中国風のランタンや提灯が朱色に輝き独特の雰囲気に。神戸港周辺の夜景とはまたひと味違う、チャイナチックな夜の街並みも併せて楽しんでくださいね。
施設名:メリケンパーク
所在地:神戸市中央区波止場町2-2
アクセス:JR東海道本線「元町」駅から徒歩約10分
入場料:なし
駐車場:あり(有料)
3. ビーナスブリッジ (神戸市中央区)
華やかでロマンチックな神戸の夜景はどのスポットもカップルのデートにぴったりですが、とくにこちらの「ビーナスブリッジ」は、永遠の愛を誓いたい恋人たちにオススメの夜景スポット。ビーナスブリッジとは神戸市中央区の諏訪山公園にある「八の字型螺旋橋」のことで、美しいループ状になった橋の上から都会的な神戸市街地の夜景が鑑賞できますよ。

全長約90mの橋を歩いて行くと、眺望が素晴らしい諏訪山展望台に出ます。ベンチに腰をかけて夜景を見物するのも良いですが、カップルで訪れた際は展望台の一角に設置されている「愛の鍵モニュメント」に南京錠を掛けて帰りましょう。

「好きな人と一緒に鍵を掛けると結ばれる」という噂がいつ頃からか伝わり始め、今では愛の証明としてお互いの名前やメッセージを書いた南京錠を掛けることが定着しました。ほかの夜景スポットと比べて標高160mほどの低い場所から眺める景色は、手を伸ばせば光を掴めそうな距離感が魅力。
ビルの形まではっきり見えるため、指差しながらどの建物か当て合うのも楽しいですよ。カップルに人気の場所ですが、もちろん家族連れや仲間同士での夜景観賞にもオススメ。三宮で遊んだ帰りに足を伸ばして立ち寄ってみてくださいね。
神戸市中央区に位置する同地は都心近くの立地ではあるものの、最寄りの地下鉄県庁前駅から徒歩約30分と少々遠め。市バスの停留所もありますが終バスの時刻が早いため、ゆっくり夜景を見たい方は車でのアクセスがベストでしょう。行きはタクシーを利用し、帰りはのんびりおしゃべりしながら駅まで夜散歩するのも良いですね。
施設名:ビーナスブリッジ
所在地:神戸市中央区諏訪山町
アクセス:市バス「諏訪山公園下」停留所から徒歩約20分、市営地下鉄西神山手線「県庁前」駅から徒歩約30分
入場料:なし
駐車場:あり(無料)
4. 明石海峡大橋 (神戸市垂水区・明石市)
神戸と淡路島を結ぶ全長約4kmの巨大吊橋「明石海峡大橋」。世界最大級の規模を誇る大橋は高速道路としての役割だけでなく、神戸側の橋脚から入場できる「舞子海上プロムナード」での空中散歩、管理者用通路から橋の塔頂まで登れる「ブリッジワールドツアー」など、その壮大さを体感できるスリリングなレジャースポットとしても人気を博しています。

明石海峡が青く輝く日中の眺望も素晴らしいですが、夕刻からライトアップされる大橋の夜景は一見の価値大。真珠を連ねたように見えることから別名「パールブリッジ」と呼ばれる明石海峡大橋のライトアップは、31パターンもの豊富なバリエーションで色彩豊かに光り輝きます。1時間ごとに5分間だけ虹色に輝くタイミングがあるので、ぜひ見逃さないようにしましょう。

大橋の夜景を鑑賞するなら、神戸側は海峡に面した舞子公園、淡路島側は淡路サービスエリアか道の駅あわじがオススメ。サービスエリア内には観覧車があるので、神戸の夜景をバックに橋のライトアップを高い場所から眺めることができますよ。舞子公園は大橋のダイナミックな夜景が間近で見られる好ロケーションポイント。
JR、山陽電鉄ともに駅から徒歩5分ほどの距離なので、車がなくても気軽に遊びに行けますね。そのほかにも明石海峡大橋の夜景が望めるスポットは多数ありますよ。舞子公園のすぐ近くにある長さ約800mの美しい砂浜「アジュール舞子」は、大橋の全貌が一望できるフォトジェニックなスポット。砂浜を散歩しながらの夜景観賞にもってこいです。
また明石市に位置する「大蔵海岸公園」も遠目に大橋のライトアップが見られる海岸公園。海へ向いて設置されたベンチはデートの合間に休憩するのにぴったりですよ。大橋からもっとも近い舞子駅は神戸市垂水区に立地する海沿いの街。近年移住者が増加している明石市の隣町で、こちらも自然豊かな環境が人気を呼んでいます。
三ノ宮駅から乗り換えなしの約20分で行き来できる交通便の良さも人気の理由でしょう。駅前には商業施設が揃っていて利便性の高さも良好。都心部へアクセスしやすく、素晴らしい景観を愉しみながら暮らしたい方の住まいにオススメです。
施設名:明石海峡大橋
所在地:神戸市垂水区東舞子町
アクセス:JR東海道本線「舞子」駅・山陽電鉄本線「舞子公園」駅から徒歩約5分
駐車場:あり(有料)
5. 六甲ガーデンテラス (神戸市灘区)
神戸の夜景を満喫するなら、やはり山の上からの眺望が一番美しいでしょう。海と山に面した兵庫県は市街地から山麓までの距離が近く、六甲山や摩耶山のようにレジャースポットとしてロープウェイ・ケーブルカー・バスなどのアクセス手段が整備されている場所が豊富です。車がなくても都心エリアから片道1時間ほどで行けるので、日帰り旅行や遠出デートに最適ですよ。

神戸市灘区に立地する六甲山上の複合商業施設「六甲ガーデンテラス」は、標高約900mの場所に複数のテラスを有するビュースポット。エリア内の様々な箇所から大阪湾、神戸市街地、緑豊かな六甲の山脈を見渡すことができ、英国調のオシャレな建築が優雅な雰囲気を醸し出しています。

施設内にはレストランやカフェが入っていて、お子様ランチから記念日向けの豪華なディナーまで幅広いラインナップが揃っていますよ。六甲ガーデンテラス内には見晴らしの良い展望台が数か所に分かれて設置されています。その中でも人気が高い「六甲枝垂れ(ろっこうしだれ)」は眺望とアート、自然の融合をテーマにした展望台。
大きな木の中に入り込んだようなデザインが目を引く建物は、夜になると幻想的なライトアップが施されムード満点。360度見渡せる夜景のパノラマビューとともに、その美しさを心ゆくまで味わってください。同スポットへのアクセスは、JR神戸線の六甲道駅、阪急神戸本線の六甲駅、阪神本線の御影駅のいずれかより市バスで六甲ケーブル下駅へ。
六甲ケーブルと六甲山上バスを乗り継いでトータル約50分~1時間強で到着します。乗り換えは大変ですが六甲山に入ってからはとても景色がきれいなので、夜景目的の方も晴れた日の昼間から訪れるのがオススメですよ。山上は気温が低いので防寒対策を忘れずに。
施設名:六甲ガーデンテラス
所在地:神戸市灘区六甲山町五介山1877-9
アクセス:六甲山上バス「六甲ガーデンテラス」停留所すぐ
入場料:なし ※施設によって異なります
駐車場:あり(有料)
気になるエリアはマンスリーマンションで「お試し住み」!
今回は兵庫県内で夜散歩にオススメの夜景スポットを5箇所ご紹介しました。山上のスポットはアクセスに少々時間がかかりますが、その分息を呑むような最高の夜景が見られますよ。ぜひきらびやかな神戸の絶景を味わってくださいね。
どんな街かもっと知りたい方は、気軽にお試し住みができるマンスリーマンションがオススメ。生活に必要な家具家電が完備されていて大掛かりな引っ越しも必要ありません。お気に入りの夜散歩スポットが見つかったら、短期滞在でその魅力を探ってみましょう。