【兵庫】春は桜を見に行こう! お花見のオススメ名所5選

山と海にはさまれた土地柄、地域により気候や風土が異なる兵庫県。大阪と違って都心近郊でも空が広く自然豊かで、ゆったりとした美しい景観が特色です。JR、阪急、阪神線をはじめ各地への交通網が発達していて車がなくてもお出かけには困りません。春や秋など風が心地良い季節はぜひ足を伸ばしてお気に入りスポットを探してみましょう。
今回は兵庫県でお花見が楽しめる桜の名所を5つご紹介。家族や友人とのピクニックや、恋人とのデートにもオススメですよ。また兵庫県内で気軽にお試し住みができるマンスリーマンションも要チェック。三宮エリアから大阪へ最短約20分で移動できるので、毎日の通勤通学にも便利です。ぜひお部屋探しの参考にしてみてくださいね。
お花見スポット①おの桜づつみ回廊 (小野市)

三ノ宮駅からJR神戸線の新快速で加古川駅へ行き、加古川線に乗り換えて河合西駅まで合計約1時間20分。電車を乗り継いで到着するまでに少々時間はかかりますが、加古川の堤防沿いに造られた「おの桜づつみ回廊」は兵庫県内でも有名な桜の名所です。
車を所有している方はお弁当やレジャーシートを積んでのんびりドライブがてら出向くのも良いですね。開花シーズン中は無料の臨時駐車場が用意されていますよ。同スポットが人気の理由は、約4kmに渡って続く桜並木の遊歩道がお花見散歩にぴったりだから。
ソメイヨシノをはじめ数種類の桜が植えられていて、場所によっては白とピンクのグラデーションが見られるのもポイントです。またアーチ状に連なる桜のトンネルを抜けるとのどかな田園風景が広がっており、どこまでも続く菜の花畑や田んぼの水面に映る「逆さ桜」は人気の映えスポットですよ。

約650本もの桜並木は関西有数の規模。江戸彼岸、大島桜、八重紅枝垂など5種類の桜が加古川の上流から下流に向かって開花順に植栽されており、長期間に渡ってお花見が楽しめるように工夫されています。
一部区間において期間限定で行われる夜間のライトアップは、昼間とはまた違った幻想的な風景が味わえると人気。デートの締めくくりに夜散歩するのもステキですね。ベンチに座って桜を鑑賞しながらおしゃべりもできますよ。
兵庫県内を流れる加古川の下流地域に位置する小野市は東播磨エリアのほぼ中心にあり、桜やひまわりなど四季折々の草花や大自然のダイナミックな風景が魅力。初心者でも気軽にハイキングが楽しめる小野アルプス、心身が癒される温泉、野生の鴨が飛来する県立自然公園など日帰り旅行に最適なスポットが満載です。豊かな自然に囲まれてリフレッシュしたい時はぜひ訪れてみてくださいね。
施設名:おの桜づつみ回廊
所在地:小野市住永町
アクセス:JR加古川線「河合西」駅から徒歩約10分・「粟生」駅から徒歩約15分
駐車場:あり(無料)
お花見スポット②夙川河川敷緑地 (西宮市)
西宮市街地の西部を流れる夙川は約4kmに渡って河川敷が遊歩道に整備されており、西宮市民に人気の公園となっています。正式名称は「夙川河川敷緑地」ですが地元の方々には夙川公園と呼ばれていて、初春になるとリバーサイドの桜並木が一面ピンク色に染まり圧巻の風景が広がります。

日本のさくら名所100選にも選ばれた同スポットは見事な松林としても有名で、日本独特の美しい景観が味わえますよ。桜と松がそれぞれ1,500本以上も植えられている河川敷は、休日になると家族連れやカップルで賑わいます。
場所によって最寄り駅が異なり、阪急甲陽線の苦楽園口駅や阪急神戸線の夙川駅、阪神本線の香櫨園駅などがありますよ。バーベキューやカラオケなどは全面禁止されているので、お花見時の騒音や匂いが気になる方にはもってこいのスポットですね。専用駐車場がないので公共交通機関の利用がオススメです。
天気が良く暖かい日は川で水遊びしているファミリーをたくさん見かけます。浅くて水質が良いため、子供と一緒に網を持って川の生き物を探すのも楽しそう。遊具広場もあるのでお花見に飽きたら公園遊びに切り替えることができ、家族での休日を大いに満喫することができるでしょう。約250株のバラ園、ショウブが咲く池、休憩にぴったりな東屋など大人好みの箇所も豊富です。

約4kmの長さを誇る同園は最寄り駅から離れるほど人が少なくなるので、一人で静かにお花見を楽しみたい方にも最適。散歩しながらお気に入りの場所を見つけてくださいね。また松と桜が織りなす美風景は、春だけでなく緑鮮やかな夏や秋の紅葉シーズンもオススメです。
リバービーチが広がる河口エリアには名作アニメ「火垂るの墓」に登場する香櫨園浜があり、ファンの方は必見ですよ。夙川河川敷緑地がある西宮市は、近畿地方の中でも住みたい街ランキング上位常連の街。
上品で洗練された街並み、JR・阪急・阪神線が並走する交通便、教育機関の充実、長年培ってきた治安の良い安心感など住みやすさが凝縮された人気エリアです。ファミリーが多く暮らす地域ですが、神戸・大阪の都心部へ乗り換えなしで移動できる利便性の高さから、落ち着いた住環境を望む一人暮らしにも適しています。
施設名:夙川河川敷緑地
所在地:西宮市大井手町ほか
アクセス:阪急神戸線「夙川」駅、阪急甲陽線「苦楽園口」駅、阪神本線「香櫨園」駅すぐ
駐車場:なし
お花見スポット③神戸市立王子動物園 (神戸市灘区)
神戸市灘区の王子公園内にある「神戸市立王子動物園」はジャイアントパンダが有名ですが、桜がきれいなお花見スポットとしても知られています。3月下旬頃になると園内に植えられている500本近い桜が随所で咲き誇り、キリンやゾウといった約120種の動物たちとのコラボ撮影ができますよ。中学生以下は入園料が無料なので、子供連れファミリーは手頃に遊べる絶好のスポットですね。
王子動物園の観覧車からの桜🌸#王子動物園 (撮影:2021/03/31)#花見 #桜 pic.twitter.com/z8eS0RMRlM
— 白虎(びゃっこ) (@BLw7YC9kypEHVOt) April 1, 2021
園内は飲食の持ち込みが可能なので、お弁当を作って持参するのもあり。テーブル付きのベンチがたくさんあるほか広場でシートを広げて寛ぐこともできますよ。園内に出店しているキッチンカーで焼きそばやホットドッグなどの軽食を買って食べるのも良いですね。
動物の匂いが気になる場合は、動物科学資料館の屋上庭園で心地良い風を感じながらランチするのがオススメです。飲食可能なエリアは園内マップで確認できますよ。動物園の中には20種類近いアトラクションが完備された遊園地もあり、メリーゴーランドやティーカップなど大人から子供まで楽しめる乗り物がいっぱい。
桜のシーズンは観覧車に乗って上空からお花見すれば、地上で味わう桜とはまた違った美しさを満喫できるでしょう。動物園だけでは時間を持て余しそうな時、遊園地で気分転換できるのはありがたいですね。乗り物券を購入するだけで遊べますよ。
今日の神戸の王子動物園の 笹竹を食べる ジャイアントパンダの タンタン フィーバー フィーバー #旦旦 #桜 #花見 pic.twitter.com/aO0o7TyMy1
— パンダスプン🐼水曜定休12-17営業 (@pandaspoon3) April 7, 2019
園内の至る所に設置されている、パンダをモチーフにしたフォトスポットは記念撮影にもってこい。とても可愛いので自然と笑みがこぼれそうです。また同園では毎年、3日間限定でライトアップイベント「夜桜の通り抜け」を行っており誰でも入場無料。通り抜け時に動物たちを見ることはできませんが、日中に動物園と遊園地を楽しんだ後、夜桜まで見て帰れるのはうれしいですね。
同園最寄りの王子公園駅は、神戸三宮駅から阪急神戸本線で2駅約4分とアクセス良好。日本三大夜景のひとつに数えられる摩耶山や、六甲山の雄大な景色を望む自然豊かな場所です。阪急線とJR神戸線が通り阪神間エリアの中でも人気が高いベッドタウン。ショッピングモールや商店街といった商業施設も充実していて、自然と利便性のバランスの良さが魅力です。
施設名:神戸市立王子動物園
所在地:神戸市灘区王子町3-1
アクセス:阪急神戸本線「王子公園」駅から徒歩約3分、JR東海道本線「灘」駅から徒歩約5分
入場料:大人600円・中学生以下無料
駐車場:あり(有料)
お花見スポット④須磨浦山上遊園 (神戸市須磨区)

鉢伏山と旗振山の山頂一帯に広がる「須磨浦山上遊園」は、山陽電鉄本線の須磨浦公園駅からロープウェイに乗車してようやく辿り着く山のてっぺんに位置しています。時間と労力をかけてでも行く価値があるのは、山頂から見渡せるダイナミックなパノラマ景色。
回転展望閣からは須磨海岸や六甲山など、海と山が織りなす神戸ならではの美しい風景を360度ぐるりと望むことができますよ。昭和天皇の即位を記念して建てられた歴史の古い同園は、春になると開園当時に植えられた約3,200本もの桜が周囲を華やかに取り囲みます。
中には同園で発見された黄色い花を咲かせる新種の桜もあり、ロープウェイから目をこらして探してみるのも面白いですね。手ぶらOKのバーベキュー場や、ゆっくり回転するフロアで景色が堪能できる喫茶店もあり楽しいランチタイムが過ごせるでしょう。
現在、須磨浦山上遊園の桜は満開です🌸
— 須磨浦山上遊園【公式】 (@sumaurayuen) April 7, 2024
サイクルモノレールからは今だけ限定!
桜のトンネルをくぐり抜けることができます!
他にも見所いっぱいなパノラマビュースポットが充実しております☺️
ご来園お待ちしております♪#須磨浦山上遊園#桜#花見 pic.twitter.com/SuD63majLE
子供連れはゴンドラと観光リフトを乗り継いでミニカーランドやチビッコ広場がある子供向けエリアへ。幼児から小学生まで思い切り体を使って遊べるスポットです。足腰に自信がある人は遊歩道を歩いてさらに山頂へと登ってみましょう。階段の先にひっそり建つ旗振毘沙門堂は商売繁盛、学問成就のご利益があるそうですよ。
高い場所が苦手な方にオススメなのは山の麓にある須磨浦公園。ロープウェイで山頂まで登らなくても海をバックにお花見ができる人気スポットです。見頃の時期に開催されるイベントでは、屋台やキッチンカーがたくさん出店しお祭り気分を味わえますよ。
夜には桜のライトアップ・プロジェクションマッピングが行われ、21時頃まで大勢のお花見客で賑わっています。山陽電鉄本線の須磨浦駅からすぐの場所にある同園は、神戸三宮駅から神戸高速線で乗り換えなしの直通約27分。新開地駅まで阪急神戸本線の特急に乗車すれば合計20分強で着きますよ。
桜や紅葉の行楽シーズンは混み合いますが、須磨浦公園・須磨浦山上遊園ともに広大な敷地面積を有しているため人の多さが気になりにくいでしょう。都心部から電車一本30分内で行けるので、休日のお出かけ先候補にぜひ入れてくださいね。
施設名:須磨浦山上遊園
所在地:神戸市須磨区一ノ谷町5-3-2
アクセス:山陽電鉄本線「須磨浦公園」駅すぐ
料金:ロープウェイ大人片道500円、小学生片道250円ほか ※火曜休園
駐車場:あり(有料)
お花見スポット⑤姫路城 (姫路市)
真っ白に輝く漆喰の城壁など、その優雅な外観から別名「白鷹城」とも呼ばれている姫路城。世界遺産にも登録されている同城は、和の美しさを象徴する建築物として海外の観光客からも高い人気を呼んでいます。かつて豊臣秀吉や池田輝政、本多忠政など数々の歴史的人物が城主として君臨してきた姫路城。
長い歴史の中には多くの伝説や逸話が残されており、知れば知るほどその魅力にはまってしまうでしょう。和文化のシンボルである天守閣と桜はぴたりとマッチする組み合わせですが、姫路城の桜は淡いピンク色がお城の白さに映えて一段とまばゆい輝きを放っています。三の丸広場の桜並木から天守閣を見上げるも良し、天守まで登って桜を見下ろすのも風情がありますよ。

別途料金は必要ですが、9つの庭園群で構成される池泉回遊式の日本庭園「好古園」では、池の水面に満開の桜が映って優雅な景観が楽しめます。兵庫県の中でも桜の名所として名高い姫路城は、開花シーズンになるとたくさんの見物客であふれています。3月下旬より開催される夜桜会や観桜会はとくに混雑必至のイベントですから、ゆっくり鑑賞したい方は早い時間帯の来城がオススメ。

三の丸広場のほか姫山公園や千姫ぼたん園などがお花見に最適なスポットですよ。こちらは無料区域なので気軽に何度でも遊びに行けますね。姫路城にもっとも近い姫路駅はJR神戸線で三ノ宮駅から最短約40分。大阪駅からは約1時間、新幹線を利用すれば新大阪駅から約28分でアクセス可能です。
兵庫県の南西部に立地する姫路市は県内でも神戸市に次ぐ人口の多い都市で、山間部と瀬戸内海近くでは街並みも特色もかなり異なります。近年、姫路駅を中心とした再開発により移住者が増加。穏やかな気候と利便性の高さで人気急上昇中の街ですよ。
施設名:姫路城
所在地:姫路市本町68
アクセス:JR各線「姫路」駅・山陽電鉄本線「姫路」駅から徒歩約20分、神姫バス「大手門前」停留所から徒歩約5分
入城料:大人1,000円・小中高生300円
駐車場:あり(有料)
「お試し住み」するならマンスリーマンション!
今回は兵庫県でオススメのお花見スポットを5箇所ご紹介しました。山や海が近く自然豊かな県内には、桜以外にも四季折々の美しい景色が楽しめる場所がたくさんありますよ。近郊エリアに住んだ際はぜひ色んなスポットへ出かけてみてくださいね。
お気に入りの場所が見つかったら、気軽にお試し住みができるマンスリーマンションがオススメ。家具家電が備え付けだから大掛かりな引っ越しも必要なく、実際に住んでみて周辺環境や治安の良し悪しを判断するのに最適です。さっそく気になるエリアのマンスリーマンションを検索してみましょう!