西宮市ってどんな街?住みやすさ・魅力を徹底解説!

西宮市は2023年の住みたい自治体ランキング関西版で、2位以下に大きく差をつけて1位を獲得しました。また2018年から6年連続1位の記録を持っています。「住みたい」と多くの方が答えるほどの人気の街の西宮市。今回は、西宮市の住みやすさや魅力を徹底解説します。
異動が決まった方や、進学のために引っ越しを考えている方など、一人暮らしを始めるきっかけはさまざまです。しかし初めて暮らす街はわからないことが多く、大きな不安を抱えてしまうのは当然でしょう。不安を解消し、ステキな暮らしができるお部屋を見つけるための参考にしてくださいね。
西宮市ってどんな街?
まずは西宮市がどのような街なのか、歴史や特長、利便性の3つの面からご紹介します。
西宮市の歴史
1925年に市制が施行され、2025年には市制100周年を迎えます。西宮市としてスタートした当初は、約5平方キロメートルの小さな市でした。2024年時点で市域は100平方キロメートルを超えています。20倍近くも市域が広がり、人口は約48万人に。阪神淡路大震災の被害を乗り越え、発展し続ける街です。

西宮市内には史跡が多数残されています。平安時代の書物「延喜式」には、広田神社、名次神社、岡太神社、公智神社の名前が記載。公智神社は西宮市最古の建築物の神輿殿がある神社です。重要文化財に指定された仏像を保有する寺院もあります。
北部に位置する、塩瀬町に伝わる紙すきの技術は江戸時代から続くものです。重要無形文化財の「名塩雁皮紙」の伝統を後世に残すため、名塩和紙学習館が1989年に開館しています。都市部は商業施設が集まり、電車の路線も充実。都市部から離れたエリアも伝統を残しつつ、発展を遂げています。
西宮市の特長
西宮市は兵庫県の南東部に位置し、南北に伸びた形が特長です。北部は自然豊かな山々が広がり、南部は大阪湾に面しています。兵庫県の中でも人口は多く、神戸市と姫路市に次いで第3位です。南部には西宮駅や西宮北口駅、今津駅などの主要な駅が集まり、都会的な景観が広がっています。複数の路線が利用しやすいことから、西宮市は住みやすいと評価する方が多い傾向です。

西宮市には神戸女学院大学や武庫川女子大学、関西学院大学など、10の大学と短大のキャンパスが集まっていることも大きな特徴です。1963年に「文教住宅都市宣言」を掲げ、市と大学との連携や大学と市民との交流が積極的におこなわれていきました。西宮市は、文教地区として今後も発展を目指す街です。
人が多く集まる南部だからこそ、商業施設や文化施設が充実しています。西宮北口駅周辺には「アクタ西宮」や「兵庫県立芸術文化センター」、「阪急西宮ガーデンズ」などがあり、ショッピングもグルメも満喫。西宮市の南部は、都市部として今後も開発がさらに進むことでしょう。
西宮市の利便性
西宮市にはJR線・阪急線・阪神線がそれぞれ2路線ずつ、通っています。全部で23の駅が市民の移動を支えています。
- JR神戸線
- JR福知山線
- 阪急今津線
- 阪急甲陽線
- 阪神本線
- 阪神武庫川線
電車の利用で注意したいのが、JR神戸線の西宮駅と阪神本線の西宮駅です。実は両駅間が約1.1キロも離れています。徒歩では16分ほどかかる距離なので、利用する際には間違えないように注意してくださいね。
西宮北口駅や甲子園口駅、阪神線の西宮駅などの主要な駅からは多数のバス路線が発着しています。電車の路線がないエリアへもバスで移動が可能です。北は中国自動車道、南は阪神高速が通っているため、マイカーでの移動もしやすいでしょう。
西宮市の5つの魅力
ここでは西宮市を5つのエリアに分け、それぞれの魅力をご紹介します。理想的な暮らしができるエリアを見つけましょう。
魅力①豊かな自然に囲まれたのどかな暮らし!山口・塩瀬エリア

山口・塩瀬エリアは、西宮市の北に位置しています。北摂山系や六甲山系の山々に囲まれ、豊かな自然に囲まれています。国道176号線沿いに街が発展。塩瀬エリアの東にJR福知山線の西宮名塩駅がありますが、移動のスムーズさを維持するにはマイカーの保有は必要かもしれません。
中国自動車道の西宮北ICがあるため、高速道路へアクセスしやすいでしょう。のどかな景観が広がるため、都会のにぎやかさから離れて暮らしたい方にオススメのエリアです。
魅力②歴史と自然、利便性も兼ね備えた本庁北西・本庁北東エリア!

JR神戸線より北側が、本庁北西・本庁北東エリアです。2001年に遷座1800年を迎えた「広田神社」があります。神社は自然豊かな木々が魅力の「広田山公園」に囲まれ、季節の変化を楽しめるスポットに。
兵庫県の天然記念物に指定されたコバノミツバツツジの群落があり、毎年3月中旬頃からが見頃です。気軽に歴史や自然に触れたい方に向いています。エリアの北部には電車の路線がありませんが、バス路線があり主要な駅へのアクセスはスムーズにできます。
魅力③生活に必要な施設が集まる本庁南西・本庁南東エリア!

本庁南西・本庁南東エリアは、JR神戸線より南側に広がっています。阪神本線の西宮駅やJR神戸線の西宮駅、阪急神戸線の今津駅などを中心に商業施設が充実。バスの路線も多数発着しています。
交通網が充実し、商業施設も複数あるため、利便性の良さを最優先したい方にオススメのエリアです。歴史を感じる神社や川沿いの景観を生かした公園もあり、気軽にリフレッシュもしやすいでしょう。生活に関わる施設が集まっているため、コンパクトな移動で生活ができます。
魅力④大学のキャンパスがあり、文教地区として人気の甲東エリア!

甲東エリアは西宮市の東に位置し、阪急今津線の甲東園駅が中心になり栄えています。神戸女学院大学や関西学院大学のキャンパスがあり、文教地区としてファミリー層に人気のエリア。エリアの北西部にある「甲山(かぶとやま)森林公園」は、1970年に開園した県立公園です。
兵庫森林浴50選や阪神・淡路百名所にも選ばれ、ハイキングや自然観察ができます。住宅街の中で暮らしつつ、自然に触れ合えるスポットもあり、バランスの取れたエリアと言えるでしょう。
魅力⑤西宮北口駅がエリアの中心!瓦木・鳴尾エリア
瓦木・鳴尾エリアは、西宮市の南東部に位置するエリアです。阪急神戸線と阪急今津線の2路線が利用できる西宮北口駅の周辺に、商業施設が多く集まっています。阪神本線の甲子園駅周辺にも商業施設やスポーツ施設などがあります。
エリアの東を流れる武庫川沿いの河川敷が整備され、ジョギングやウォーキングにピッタリでしょう。交通網が発達し、マイカーなしでも暮らしやすいエリアです。
西宮市のデータ
ここでは人口の推移や治安状況、家賃相場の3つの面から西宮市をご紹介します。
人口
西宮市の人口は2023年時点で約48万人です。1925年に市制が施行された当初は、約3.4万人の規模でした。市域の拡大と都市としての発展の結果、1975年には人口が40万人を突破。その後も緩やかに人口増加を遂げ、1984年には42万人にまで達しました。
1995年の阪神淡路大震災の影響で一時的に人口が減った時期もありましたが、活気を取り戻し、数年で震災前の人口を超えるほどに成長。これからも人口が緩やかに増え、ますますの成長が期待されます。

西宮市の転入と転出の値も見てみましょう。2013年から10年間の変化をグラフ化しました。

ほとんどの年で転入が転出を上回っている結果です。毎年2.2万人前後の方が転入出し、流動性の高さがうかがえます。
流動的な街なので、新しく西宮市へ引っ越してきた方でもスムーズになじみやすいことでしょう。西宮市への転入理由に、交通の利便性や通勤通学しやすさを挙げる方が多い傾向です。今後も暮らしやすさを求めて、西宮市に転入する方が増えると予想されますね。
治安
これから住む街の安全性が気になる方も多いことでしょう。西宮市の治安状況を確認するため、犯罪発生件数をご紹介します。2024年1月~9月までに発生した2,416件の内訳は以下の通りです。
空き巣 | ひったくり | 自動車盗 | オートバイ盗 | 自転車盗 | 車上荒らし | その他 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
発生件数 | 14 | 1 | 2 | 22 | 661 | 63 | 1,653 |
(参照:https://www.police.pref.hyogo.lg.jp/seikatu/gaitou/statis/data/hanshin.pdf)
西宮市の犯罪発生件数は2002年をピークに年々減少傾向です。防犯灯を設置したりパトロールを強化したりなどの取り組みの結果、治安状況の改善が進んでいます。治安が良い街になってきているため、初めての一人暮らしをする方も安心して暮らせることでしょう。
またより安心感を高めるため、自分自身でできる対策に取り組むことが大切です。たとえば、自転車に鍵を2ヶ所かけたり、防犯アラームを使用したりなどの対策方法があります。
お部屋への不審者侵入を防ぐために、防犯カメラやオートロック付きを条件にして探す方法も良いでしょう。防犯対策は手軽に始められるものが多数あるので、できることから取り組んでみてくださいね。
家賃相場
西宮市内の家賃相場は、エリアや駅からの距離によって異なります。利便性の良い駅周辺は相場が高めです。とくに西宮北口駅周辺は市内でも家賃相場が高い傾向です。神戸市や大阪方面のアクセス性の良さを踏まえると、コスパは悪くありません。
家賃相場はあくまでも目安なのでお得に住めるお部屋は、たくさんあります。どのような暮らしがしたいのか、具体的にイメージしたうえで、お部屋の条件を決めましょう。条件に優先順位を付けると、お得に住めるお部屋が見つかりやすくなりますよ。
間取り | 家賃相場 |
---|---|
ワンルーム | 5.75万円 |
1K | 5.85万円 |
1DK | 6.99万円 |
1LDK | 10.50万円 |
西宮市で人気の街
西宮市内で一人暮らしをするならココ!という人気の街をご紹介します。どこのお部屋が良いのか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
西宮北口駅

西宮北口駅は、阪急神戸線と阪急今津線の2路線が利用できる駅です。大阪梅田駅まで約12分、神戸三宮駅まで約20分でアクセス可能で、主要な駅への移動がスムーズ。駅周辺には北東と南西に大きなバスターミナルがあり、複数の路線が発着しています。電車がないエリアへの移動にも便利。
また、駐輪場も多数設置されているので、自転車での移動が多い方にとっても嬉しい環境です。マイカーを保有していなくても、行動範囲を広げられるのが西宮北口駅周辺のお部屋に住む魅力でしょう。
西宮北口駅は「住みたい駅ランキング2024年関西版」で2位を獲得しています。交通網が発達していることと近隣の駅へのアクセス性の良さから、ランキング上位に位置しているのではないでしょうか。西宮北口駅の魅力は、利便性だけではありません。駅周辺には、商業施設が豊富に揃っていることも大きな魅力です。

駅から北東に位置する「アクタ西宮」は、連絡デッキで直結しています。アクタ西宮は、西宮市立北口図書館や保健福祉センターなどの公共施設、学習塾、クリニックなどが入っている複合施設です。
駅の南側には連絡デッキで直結する「阪急西宮ガーデンズ」があります。本館・ゲート館・別館・プラス館の4つに別れた建物内には、スーパーやクリニック、レストラン街などが併設。さまざまなジャンルのショップが集まっています。
さらに、駅の北西部に広がる「にしきた商店街」もオススメです。昔ながらのお店からおしゃれなカフェまで、個性豊かなお店がそろう商店街。散策するだけでも楽しいでしょう。西宮北口駅周辺は生活環境が充実したエリアです。一人暮らしを始めるには最適な環境と言ええます。
夙川駅
夙川駅は周辺環境が整い、交通アクセスの良さから一人暮らしにオススメな街として人気があります。夙川駅が利用できるのは、阪急神戸線と阪急甲陽線の2路線です。西宮北口駅まで約2分、神戸三宮駅まで約17分なので、近隣の駅へのアクセスが良好。
一人暮らしをするときに一番気がかりなのは、家賃相場ではないでしょうか。夙川駅周辺の家賃相場は、近隣の駅と比べてやや低めです。お得に住みたいと考える方にぴったりのエリアと言えるでしょう。

駅構内にはスーパーの「成城石井夙川店」があります。仕事や学校の行き帰りに、すぐ対応できるのは、嬉しいポイントでしょう。定期券や切符などを持っていない場合、スーパーを利用するには入場券が必要です。
夙川駅の北側は、閑静な住宅街が広がっています。一方で駅の南側は商業施設が充実。地下通路と連絡橋でつながる「夙川グリーンタウン」には、スーパーや飲食店、雑貨店などが入っています。日常に必要な物を1ヶ所で買える便利な施設でしょう。

夙川駅から徒歩約5分でアクセスできる場所には、「夙川河川敷緑地」があります。川に沿った細長い形をしていて、河川敷を含め全体が公園として整備されている都市公園です。1949年に当時の市長の提案により、1,000本の桜が植栽されました。
川の流れと桜、松が織りなす景観の美しさは格別です。美しい景観から、1990年には「さくら名所100選」にも選ばれました。桜の開花シーズンには多くの花見客でにぎわいます。季節感を味わって過ごせるスポットは、気分転換の散策にぴったりですね。
武庫川駅
武庫川駅周辺も西宮市で人気の街の1つです。阪神本線と阪神武庫川線の2路線が利用できます。武庫川駅は川の上にホームがあり、全国的に見てもかなり珍しいことが特徴です。阪神本線のホームは武庫川の真上に、阪神武庫川線のホームは武庫川の西側にあります。大阪梅田駅まで約12分でアクセスでき、大阪方面への移動がスムーズです。

武庫川駅周辺は、兵庫県立医科大学と武庫川女子大学がある文教地区です。学生の姿が多く見られるため、活気のある街の雰囲気が好きな方にオススメ。教育機関が集まる地域なので近隣住民の防犯意識も高く、治安面を重視したい方にもピッタリでしょう。阪神高速が駅のすぐ南を通っているため、マイカーでの移動が多い方にとっても、利便性の良い立地です。
武庫川駅周辺には、自然を楽しめる「武庫川河川敷緑地」があります。武庫川河川敷緑地の特徴は、武庫川沿いに約7キロメートルの範囲に細く伸びた形状です。ランニングコースやサイクリングコースがあります。全長約8.4キロもあるコースには、歩行者が立ち入らないように注意喚起されているため、安心してサイクリングを楽しめます。
テニスコートもあり、気軽に運動ができる公園です。春になると武庫川の堤防沿いに約1,000本もの桜が咲き、公園内に見事な景色が広がります。その他にも春には菜の花、秋にはコスモスが咲くため、季節の変化を楽しめるスポットです。季節感を味わえるスポットが駅近くにあり、リフレッシュしやすい住環境が整っています。
西宮市で人気のお出かけスポット
西宮市で暮らすなら、ぜひお出かけしたいオススメスポットをご紹介します。お寺や公園などにお出かけをして、気分をリフレッシュしましょう。
門戸厄神(もんどやくじん)
パワースポットに訪れて気分のリフレッシュをしたいという方は、「門戸厄神 東光寺」がオススメです。阪急今津線が通る門戸厄神駅から北西へ徒歩約10分でアクセスできます。西宮北口駅からでも12分ほどの所要時間なので、気軽にお出かけがしやすい立地にあるお寺です。

門戸厄神の正式名称は松泰山東光寺です。829年に創建され、1000年以上の歴史がある門戸厄神は、日本で唯一現存する厄神明王を保有しています。厄除け祈願が有名で、厄年にあたる方の参拝はもちろん、日々を穏やかに過ごしたいと願う方も多く訪れます。毎月19日に厄除け例祭が実施。
特に毎年1月18日・19日に行われる厄除け大祭は、露店も並び、多くの人でにぎわう年中行事です。厄除け大祭の日には、境内や参道で「厄除け酒まんじゅう」や「あうんサブレ」など、名物も販売されています。数々の屋台も並ぶため、参拝時の楽しみがありますよ。
厄除け大祭の実施日には交通規制があり、マイカーでの参拝はできません。西宮北口駅や門戸厄神駅など、駅チカのお部屋なら交通規制に関係なく訪れられますね。門戸厄神では、フリーマーケットの「であい市」が毎年5月・7月・9月・11月の第1日曜日に開催されています。2024年11月には100回目の開催を迎えました。
もともとは、1995年に発生した阪神淡路大震災の復興活動の一環だったフリーマーケット。現在では地域に根付いたイベントとして親しまれています。屋台や屋外ステージでのイベントもあり、多くの人でにぎわいます。日常とは異なった様子を満喫したい方にとって、であい市は地域の人々と交流できる良い機会になるでしょう。
ららぽーと甲子園
「ららぽーと甲子園」は、ショッピングもグルメも堪能できるスポットです。休日はもちろん、仕事帰りに気軽に立ち寄れる立地の良さが魅力。阪神本線甲子園駅から徒歩約5分でアクセスできます。西宮北口駅からは今津駅で阪急から阪神本線に乗り換えが必要ですが、甲子園駅までは約16分。移動距離が少なめなので、お出かけしやすい立地でしょう。

高校野球の聖地として知られる「阪神甲子園球場」と、ららぽーと甲子園は350メートルほどしか離れていません。徒歩でも5分程度の距離です。阪神甲子園球場は、プロ野球の阪神タイガースの本拠地で、日ごろから活気にあふれています。
ららぽーと甲子園があった場所には、もともと「阪神パーク 甲子園住宅遊園」がありました。1929年に開園した「甲子園娯楽場」が前身で何度も名称の変更がありましたが、長きにわたり家族連れでにぎわった施設です。閉園した翌年2004年に、ららぽーと甲子園が開業しました。2024年には開業20周年を迎え、ますますの発展に期待が高まりますね。
館内には子ども向けのレジャー施設から、飲食店、雑貨店まで、幅広いジャンルのショップが集まっています。ショッピングはもちろん、グルメも楽しめるので、休日を充実させてくれること間違いなしでしょう。
ららぽーと甲子園のすぐ北側には、「西宮市立鳴尾図書館」が隣接しています。1998年にオープンした図書館は、「甲子園球場に日本一近い図書館」として、高校野球や阪神タイガース関連の資料を集めた「甲子園コーナー」を設置。読書好きな方は図書館でリフレッシュするのも良いですね。
御前浜公園・西宮浜総合公園
自然を感じながらリフレッシュできる場所が西宮市内にあります。「御前浜公園・西宮浜総合公園」がおすすめです。海に面した公園で、西宮駅から南へ約1.7キロのところにあるのが御前浜公園、橋を渡った先の人口島にある公園が西宮浜総合公園です。阪神本線の西宮駅からバスで25分、バス停の総合処理センター前から西へ徒歩約5分でアクセスできます。

御前浜公園は、西宮市で唯一の自然海浜を楽しめる公園です。波の音を聞きながら散歩やジョギングをしたり、海を眺めたりなど、ゆったりとした時間を過ごせることでしょう。たくさんの渡り鳥が飛来してくる公園なので、フォトスポットにもピッタリではないでしょうか。西宮浜総合公園は、人工芝グラウンドやバスケットコートなど、運動のためのスペースが整備されています。
レクリエーション広場では、イベント開催時にキッチンカーが出店することも。西宮浜総合公園も中央付近に建つ建物は、公園センターです。館内には机と椅子が設置され、休憩やワークスペースとして利用できます。有料ですが、シャワーも完備なので、運動して汗をかいたあとにスッキリしてから帰宅もできますね。

友人や家族を呼んでワイワイして過ごすのが好きな方にオススメのスポットが、西宮浜総合公園にあります。2023年にオープンしたバーベキュー施設の「西宮浜 BBQ PARK」は、「海を眺めながらにぎやかに過ごしたい」というときに活躍すること間違いなしでしょう。
アウトドアブランドのLOGOSと連携したバーベキュー場で、LOGOSのグッズレンタルが可能です。海と山の両方の景色を楽しみながら、バーベキューを楽しめます。手持ち花火なら公園内で、6時〜22時の間で遊べます。スポーツに海辺の散策、バーベキュー、花火とさまざまな楽しみ方ができる御前浜公園・西宮浜総合公園で余暇を満喫しませんか。
西宮市のオススメイベント
最後に、西宮市で実施されるオススメのイベントをご紹介します。西宮市での日々の暮らしに、何か変化をつけたいときにはぜひイベントを見に訪れてみませんか。
西宮まつり
神社と地域が一体となって盛り上がるおまつりは、見ているだけでも楽しさを感じられるのではないでしょうか。「西宮まつり」は、阪神本線の西宮駅から徒歩約5分でアクセスできる「西宮神社」でおこなわれる年中行事の1つです。

開催時期は毎年9月21日〜23日の3日間です。21日に宵宮祭、22日に例祭、23日に渡御祭が実施されます。歴史が感じられるイベントとして、多くの人でにぎわいます。西宮まつりの歴史はとても古く、平安時代末期の記録にも残るほど。安土桃山時代頃に中断していた時期もありましたが、1954年におまつりが復活しました。
しかし、1995年の阪神淡路大震災の影響で再び中断。西宮神社の震災復興が2000年に完了したのを機に、氏子町内会や西宮中央商店街が中心になり、西宮まつりの再開ができました。西宮まつりの見どころは22日におこなわれる稚児行列です。かわいらしい衣装を着た子どもたちが並んで歩く様子に癒やされますよ。
西宮神社で『西宮まつり』が開催されるみたい。戎参道を子どもが巡る「稚児行列」や、陸と海を渡る「渡御祭」など#お祭り #西宮市 #神社 #歴史 #イベントhttps://t.co/bIl1SLBqSJ
— 神戸ジャーナル (@kobejournal) September 19, 2024
23日の渡御祭は、神社の西にある香櫨園浜でおこなわれるものです。沖合で神事を遂行するため、荘厳な様子に圧倒されることでしょう。稚児行列やこども神輿などは「西宮中央商店街」周辺でおこなわれるため、地域が一体となって盛り上がります。西宮まつり開催期間中は多くの人でにぎわい、活気にあふれています。
西宮神社の伝統と行事のにぎわいを感じるために、まつりの開催中に商店街付近を散策してみるのも良いですね。普段とは異なる非日常感が、毎日の生活に彩りを添えてくれることでしょう。
西宮市の新生活はマンスリーマンションのお試し住みでスタート!
兵庫県の南西部に位置する西宮市は、2023年の住みたい自治体ランキング関西版で1位を獲得するほど、人気がある街です。兵庫県内の主要な街へのアクセス性が良く、大阪方面への移動もスムーズにできます。南部は交通網が発達し、商業施設が充実。自然が豊かなエリアも市内にはあり、季節感が味わえるスポットも点在しています。
高い利便性と充実した商業施設が魅力の西宮市とはいえ、やはり実際に住んでみないと暮らしやすさは判断しにくいでしょう。自分にとって暮らしやすい街かを見極めるために、まずはお試し住みをする方法があります。お試し住みをして街の様子をじっくり判断してから、本格的に住み始めても遅くはありません。
お試し住みには、短期契約可能なマンスリーマンションがオススメです。敷金と礼金が不要なので、一人暮らしを始める際にかかる初期費用を大幅に抑えられます。また、お部屋には家具家電が一式用意されているので、自分で購入する手間が不要です。気軽に新生活が始められるマンスリーマンションのお部屋をまずは探してみませんか。