【京都】子供の遊び場はどこが良い?オススメ5選を紹介!

京都といえば神社やお寺など歴史的文化財の観光がメジャーですが、子供にはちょっと退屈かもしれませんよね。子連れファミリーで京都遊びをするなら、神社仏閣以外のスポットにも足を運んでみませんか? 大人も子供も一緒に楽しめる多種多彩な遊び場所がたくさんありますよ。

今回は京都市内で子供とお出かけするのにピッタリな、おすすめスポットを5箇所ピックアップ。電車やバスでアクセスしやすい場所ばかりなので、ほかの観光地と合わせて効率良く巡ることもできますね。ぜひ子供を連れてお出かけしてみましょう!

子供とのお出かけにおすすめスポット①東映太秦映画村

1975年に東映京都撮影所の一部がアミューズメント施設として誕生した「東映太秦映画村」は、日本のテーマパークの先駆け的存在。江戸時代の町並みを再現したオープンセットでは実際に映画やテレビの撮影が行われており、タイミングが合えば迫力満点の立ち回りを見学できるかもしれません。

刀を腰に差したお侍さんなど、目の前に広がる異次元な光景に大人も子供も大興奮間違いなし。撮影が行われていない時でもセット内を自由に見学できるエリアがあるので、ぜひたくさん記念写真を撮っておきたいですね。

広い敷地内では忍者ショーや戦隊ショー、その時々の人気アニメとコラボしたイベントなど子供が楽しめる催しがいっぱい。様々な仕掛けが張り巡らされた忍者屋敷では、隠し通路を探しながらゴールを目指すのが楽しいですよ。

大人同伴で3歳から参加できる立体迷路は頭と体を使って遊べるので、元気いっぱいなキッズに最適です。そのほかにもお化け屋敷や手裏剣道場、小学生以上におすすめなスリル満点の「天空クライミング」など、数多くのアトラクションがあって飽きないでしょう。

映画村のラストは天空クライミング〜忍登〜♪
登ったりするのがそんなに得意ではない息子。最後まで諦めずにようがんばったね🤩　#スタッフのお兄さんありがとう😊 #一日どっぷり映画村満喫 pic.twitter.com/yQyDnYiKM6

— すまいる♪ (@dontukudon) October 22, 2019

時間に余裕がある方は、時代劇の衣装を着てセット内で撮影ができる体験プランもオススメ。オプションでかつらやメイクをしてもらうことが可能なので、本格的な扮装で映画村の思い出を残すのも良いですね。

女の子に大人気の”ぷりきゅあ”や、戦隊ヒーローになりきって撮影できる写真館もあり。憧れの衣装を身につけて写真を撮れば満点の笑顔が見られそうです。疲れた時は施設内のレストランやカフェでちょっと休憩。お土産ショップでオリジナルグッズを買って帰れば、お友達にもきっと喜ばれるはずですよ。

現在段階的にリニューアル中の映画村では、アトラクションや撮影セットの新設が予定されています。一度行ったことがある方でも、次に訪れた時はまた違った楽しみ方ができるかもしれませんね。

JR京都駅から約14分の「太秦」駅徒歩約5分と、京都市中心部や大阪からもアクセスしやすいのが魅力。四条烏丸や河原町といった主要地からはバスが発着しているため、ショッピングやほかの観光地ともスケジュールを組みやすいですよ。映画村は子供と一緒に京都らしい写真が撮れる絶好のスポットです。

子供とのお出かけにおすすめスポット②京都鉄道博物館

電車好きな子供がいるご家庭にとって、ここ「京都鉄道博物館」は絶対にハズせない遊びスポット。レアな列車がずらりと並ぶ実車展示はもちろん、蒸気機関車の乗車体験や電車の運転シミュレーション、1kmものレールが敷かれた巨大ジオラマなど、3万㎡以上の施設内には見どころ・楽しみどころが満載です。

2016年に国内有数の鉄道博物館として誕生した同館は、電車に興味がない大人でもそのスケールの大きさや、知らなかった電車の仕組み、レトロな鉄道の数々に時間を忘れて見入ってしまうでしょう。

京都で神社仏閣によらないムーブで鉄道博物館にきました。

うぉーすっげ pic.twitter.com/wLKz4jNbBp

— suika＠ﾛｯﾃﾊｧﾝ (@suika793) October 12, 2024

「見る、さわる、体験する」をテーマに掲げているだけあり、同館での楽しみ方は展示されている電車をただ見学するだけでは終わりません。蒸気機関車の検査修繕作業を見る、連結装置のシステムを学ぶ、大きな汽笛を鳴らして走る蒸気機関車に実際に乗ることも可能。

現在でも線路の点検に使用されている「軌道自転車」に乗って、線路上を走行できる体験コーナーもあります。1回約10分間の運転シミュレーターエリアでは、実際の運転士さんが訓練で使うシミュレーター機器を用いて疑似運転することが叶いますよ。

そのほかにも、昭和初期の木造駅舎を再現したレトロ可愛い建物や、京都市の文化財に指定されている明治時代の駅舎などフォトジェニックなスポットがいっぱい。京都の市街地を見渡せるスカイテラス、線路や新幹線を眺めながら食事できるレストラン、オリジナルグッズが買えるミュージアムショップもあり、一日中たっぷり遊べます。

同館名物である新幹線型のケースに入ったテイクアウトのお弁当は、すぐに売り切れてしまうほど大人気なので、販売開始前から並ぶのがベストでしょう。京都鉄道博物館に隣接する「梅小路公園」は、芝生広場や木々が生い茂る森、浅い水場で遊べる河原、大型遊具広場などがあり子供連れ家族に最適。

園内を走行するチンチン電車にも乗れるので、こちらでも電車好きキッズを満足させられそうですね。週末や長期休暇の鉄道博物館は大変混み合うため、午前中に同館を遊び尽くしてランチは梅小路公園でゆっくりピクニックするのもオススメ。京都駅から歩けば約20分かかりますが、JR嵯峨野線や各社のバスが複数通っているので小さな子供連れでも行きやすいですよ。

子供とのお出かけにおすすめスポット③京都水族館

上記でご紹介した京都鉄道博物館から歩いて10分足らずの場所に建つ「京都水族館」。2012年にオープンした同館は内陸型の水族館としては日本最大級を誇る規模であり、国内で初めて完全人工海水を利用したアクアリウムです。

京都の川に棲む生物がたくさん飼育されていて、とくに鴨川に生息する特別天然記念物のオオサンショウウオが展示されている巨大な水槽は同館の名スポット。普通の水族館ではなかなか見られない川の生き物をじっくり観察し、より深くその生態を学べる機会になるでしょう。

京都水族館を楽しんでる pic.twitter.com/wx7ZJQo6GS

— アッサム@FALLOUT4廃人 (@roadfreed) October 12, 2024

もちろん海洋生物も約250種類が飼育展示されており、ペンギン、アザラシ、イルカといった大型生物にも出会えます。チューブ型の水槽では可愛らしいゴマアザラシが立ち泳ぎする姿が見られ、ペンギンの餌やりタイムでは飼育員さんが一匹ずつ名前を呼んでご飯をあげる様子を見学できますよ。

また屋外のスタジアムではダイナミックなイルカショーを連日開催。イルカとトレーナーだけでなく、サーカス団を演じるパフォーマーが入って行われるショーは、子供だけなく大人にも笑いと感動を与えてくれます。

同館では飼育員さんの愛がこもった企画イベントの数々を実施。イルカのご飯をスタッフと一緒に作る体験プログラムや、幼児から参加できるワークショップ、飼育員の方々が愛用しているアイテムの展示など、生き物たちを大切に飼育する日常を垣間見ることができ水族館の仕事を身近に感じられるでしょう。

夏休み期間中は夜間営業を行っているので、日中とはまた違った生態を覗きに行くのも面白そうですね。京都水族館は鉄道博物館に近いことから併せて観光するお客さんが多く、お得な両館セット券が販売されています。

水族館・鉄道博物館・梅小路公園の3箇所を組み合わせたら、大充実した一日を過ごせるでしょう。京都駅から歩いて約15分なので、新幹線利用の方もアクセスがラクですね。新大阪駅からはトータル約45分程度で到着します。ベビー休憩室やベビーカー置き場などが設置されていて、赤ちゃん連れでも気軽に利用できますよ。

子供とのお出かけにおすすめスポット④嵯峨野トロッコ列車

京都の風光明媚な観光地といえば嵐山が有名ですが、「嵯峨野トロッコ列車」はその嵐山の雄大な風景を心ゆくまで堪能できる観光列車です。保津川を眼下に望む渓谷を片道約7km、およそ25分かけてゆっくりゴトゴトと走ります。レトロな雰囲気はまるで古い機関車のようで、窓ガラスのないオープン車両のリッチ号に乗れば心地良い風を直に感じられるでしょう。

山肌に手が届きそうな崖のギリギリを走りながら、保津川に架かる橋を駆け抜ける道中は大人から子供まで大いに楽しめますよ。嵐山の魅力は何といっても四季折々で変化する自然の美しさ。春は満開に咲き誇る桜のトンネル、夏は生命力にあふれる木々の緑、秋は色鮮やかな紅葉、冬は雪景色と、どの季節でもそれぞれ魅力あふれる絶景を見ることができます。

中でも人気が高い紅葉シーズンは夜間の運行を実施。線路沿いを華やかに彩る山々がライトアップされ、運行中に写真撮影タイム停車も設けてくれますよ。10月~11月中は大変需要が高くなるため、チケットはWEBで早めに予約購入しておくのがオススメです。

同列車は「トロッコ嵯峨駅」と「トロッコ亀岡駅」を往復する路線ですが、途中には「トロッコ嵐山駅」「トロッコ保津峡駅」があり途中下車も可能。有名な景勝地である保津峡駅の周辺は素晴らしい渓谷美に囲まれており、秋になると見物客やハイキング客で賑わっています。

線路下を流れる保津川を、船頭さんの巧みな櫂さばきで下っていく保津川下りはスリル満点。年間約30万人もの観光客が乗船する人気アクティビティですよ。トロッコ嵯峨駅はJR嵯峨野線の嵯峨嵐山駅に隣接しており、JR京都駅から最短約11分。同駅から渡月橋や竹林など嵐山の観光地はすべて徒歩で回れるので、トロッコ列車とともに色々と巡ってみてはいかがでしょうか。

同駅に併設されている日本最大級の鉄道模型「ジオラマ京都JAPAN」では、コントローラーで模型列車を走らせることができ親子で盛り上がれるスポットです。また車であれば高雄パークウェイやモンキーパークなども近いので、のんびりドライブするのも素敵な嵐山の過ごし方ですね。

子供とのお出かけにおすすめスポット⑤京都市動物園(岡崎公園)

明治36年に開園した日本で2番目に古い歴史を持つ「京都市動物園」は、近くて楽しい動物園をテーマに平成27年大リニューアル。人気のゴリラ一家をはじめ約115種の動物が飼育展示されています。

園内には小動物に触れるふれあいルームや小さな遊園地、図書館カフェ、ガラス張りのビュッフェレストランなど、子供と一緒に動物園を満喫できる施設が盛りだくさん。中学生以下は入場無料という今どき珍しいリーズナブルな料金設定もありがたいですね。動物の特徴によってエリア分けされている園内は、様々な工夫によって動物たちの生き生きとした姿が見られます。

鉄柵やアクリルガラスといった障害物が少ないため、子供と動物のコラボ撮影がしやすいと好評ですよ。暑い時期は水浴びするゾウのダイナミックな様子が間近で見学でき、レッサーパンダやペンギンといった可愛らしい動物が展示されている「おとぎの国」エリアでは、非常に近い距離で観察できるのが魅力です。

小さな子供が楽しめるミニ遊園地は、歩き疲れた時の遊び場所にもってこい。小さな観覧車や幼児向け汽車などがあり、動物園にいながら遊園地気分も味わえます。もう少し大きな子供がいる場合は、無料開放されている図書館カフェで動物関連の図鑑を広げてみるのも学びになりそう。ソフトクリームやコーヒーを飲食しながら、今見てきた動物に関して親子で話し合える寛ぎスペースです。

園外に出なくても休憩できる場所がたくさんあるのは、子供連れの親にとってはとても助かりますね。同園が位置するのは京都市内有数の総合公園「岡崎公園」内で、動物園のほか京都市美術館、京都府立図書館、琵琶湖疏水、廃線路のインクラインなど観光名所が目白押し。

また平安神宮も近いので動物園と同日に観光できますよ。最寄りの蹴上駅は京都駅から乗り換え1回で約20分。ほかの主要駅からも各社のバスが複数発着しているので、京都に詳しくない方でもスムーズにアクセス可能でしょう。

ファミリー世帯にもマンスリーマンションはおすすめ!

転勤やリフォームなどで仮住まいが必要になった時は、マンスリーマンションでの一時滞在がオススメ。一人暮らしだけでなく、家族で暮らせる広い物件も多数取り扱っていますよ。上記でご紹介したような子供が楽しめる遊びスポットに行きやすくて、また治安や住環境が整った街なら安心して仮住まいができますね。