【札幌市】休日に出かけてみよう!オススメ図書館5選

読書は心のデトックスといわれるほどリラックス効果があります。知識を得ることでスキルアップもできるので、読書をするといいことずくめ!とはいえ、社会人になるとなかなか読書の時間をとれないし、本を購入するのはお金と収納場所がもったいない思う方も多いでしょう。そんな方におすすめなのが図書館です。
大人になってからは図書館に行ったことがないという方でも、カフェ気分で利用できる多目的でおしゃれな図書館が近年増えてきています。たくさんの本に囲まれた静かな空間は、普段家にいるときよりも格段に集中できること間違いなしです。最近では電子書籍の貸し出しもあるので、忙しくて図書館に行く暇もないときにも便利ですね。
今回は札幌市内で特にオススメの図書館を5つご紹介します。お気に入りの図書館の近くに住めば、いつでもすぐに利用できて便利ですよね。ご紹介する図書館は駅チカで一人暮らしにもぴったりなところばかり!周辺のマンスリーマンションもご紹介しますので、お試し住みがしてみたい方はぜひ参考にしてみてください。
1,札幌中央図書館
札幌市内10区に設置されている図書館のうち、最大規模を誇る札幌中央図書館。他9区の図書館の合計蔵書数を大きく上回る、トップクラスの蔵書数を誇っています。そのため中央区民以外の利用も多く、中央図書館大通カウンターも設置されています。

1950年に市立札幌図書館として創立された当初は、現在の札幌時計台にある蔵書1万3千冊の小さな図書館でした。2度の移設を経て平成3年に現在の場所に建設され、札幌市の図書館の中心として親しまれています。
地上3階、地下2階建ての広い館内は、利用しやすいよう階ごとに機能が分かれています。1階は貸し出し中心で小説などの一般書が展示され、2階は調査や相談に特化した設計です。
埋蔵文化センターも併設されており、本を読むだけでなく、見て触れて学ぶことができます。札幌中央図書館はカフェや食堂も大人気!特に食堂は味もボリュームも満点で格安のため、これ目当てに連日来館する利用者も多いそう。
札幌市中央図書館に来てみた。
— ナゴヤハロー (@nagoyahello) March 18, 2024
ええ感じで落ち着きますな。
手塚治虫漫画全集揃ってたから読んだ事なかったサンダーマスク読んだんやけど、原作こんなんやったのか…手塚先生めっちゃ出てくる(笑)
音楽本のコーナー、クリムゾン全史やヘンリーカウ本、なんとイタリアン・プログ・ロックまである! pic.twitter.com/R400nlmrsG
札幌市中央図書館がある山鼻エリアは、札幌でも特に人気の高級住宅街となっています。札幌市電の駅がすぐ目の前にある好立地で、街中への交通アクセスも抜群!低層マンションと一戸建てが建ち並んだ開放感のある街並みで、円山の自然も感じられるのどかな雰囲気が魅力です。治安が良く、女性の一人暮らしにもぴったりでしょう。高級住宅街といっても地下鉄から距離があるため家賃相場は安めで、おしゃれな街に住みたい若者にオススメです。
スポット名:札幌市中央図書館
所在地:〒064-8516 札幌市中央区南22条西13丁目1番1号
アクセス:市電「中央図書館前」下車すぐ
開館時間:月~金 9:15~20:00/土・日・祝 9:15~17:00(第2・第4水曜日は休館)
駐車場:あり/ 無料駐車場収容台数:82台(埋蔵文化財センターと共用)
2,札幌市図書・情報館
札幌市の中心部にある札幌市図書・情報館は、札幌初の都心型図書館として2018年にオープンしました。さっぽろ駅と大通駅の徒歩圏という立地から、「はたらくをらくにする」というコンセプトでビジネスマンをターゲットにした個性的な図書館です。複合文化施設である創世スクエア内にあり、図書館のほかにもコンサートホールやアートホールなどが集まっています。

図書館としては異例の貸し出しをしない方針となっており、いつでも読みたい本が手に取れます。蔵書数は地区図書館に比べると少なめですが、ビジネスや芸術関係の専門書に特化した個性的なラインナップでファンも多いです。今までにない「課題解決型図書館」として調査相談・情報提供に力を入れており、打合せ場所の提供やセミナー・トークイベントの開催なども行っています。
館内は芸術専門施設としてふさわしい洗練されたデザインで、おしゃれなイスやソファーがいたるところに配置されています。好きな場所で好きなように本を読めるスタイルですが、人気のため自由席が埋まってしまうこともあります。休日は特に混むため、予約をしてゆっくり満喫するのがオススメ!
札幌市図書・情報館のアート・デザインの書棚。美術館内の図書室と比べてはいけないけど一般図書館でこのボリュームはあまり見た覚えがない。大学時代も今もモダンな図書館から徒歩5分に住んでるけど、札幌も良いなぁ #札幌市図書情報館 pic.twitter.com/fs5vAeuaQ0
— Jun Murakoshi / 村越 淳 (@jun_murakoshi) February 27, 2022
札幌市図書・情報館の立地はまさに札幌都心のど真ん中!大通駅の地下歩行空間直結、さっぽろ駅から徒歩10分のこれ以上ないほど便利なエリアです。そのため家賃相場もかなり高めですが、街中勤務の方であれば交通費はかなり節約できるでしょう。繁華街すすきのも徒歩圏のため、よく遅くまで街で飲んでタクシーで帰ってくるという方であればむしろ節約になるかもしれませんね。
スポット名:札幌市図書・情報館
所在地:〒060-0001 札幌市中央区北1条西1丁目6番地
アクセス:地下鉄「大通駅」直結、さっぽろ駅から徒歩で約10分
開館時間:平日9:00~21:00/土、日、祝10:00~18:00(第2・第4水曜日は休館)
駐車場:あり/有料
3,札幌市生涯学習センター メディアプラザ
札幌市西区にある公的施設「札幌市生涯学習センターちえりあ」内にある図書館です。「知的好奇心」を満たす多機能型情報プラザとして、図書の貸し出しや学習相談を行っています。図書コーナーのほか音楽ホールやスタジオがあり、交流の場として多くの札幌市民に利用されています。

生涯学習センターという名の通り、年齢・性別・職業を問わず自由に学習できるようさまざまな資料が備えられています。図書館としては絵本など子供向けの蔵書がないのが特徴で、学習スペースが多いゆっくり勉強したい方向けの施設です。また、メディアプラザはCDの展示数が多く、音楽好きの利用者にも人気があります。
複合施設のため、館内にはあらゆる文化活動に対応できるよう設備が整っています。図書館で本を読む以外にも、落語やコンサートを観覧したり陶芸や茶道を体験したり、休日の暇つぶしにぴったりでしょう。1階には人気のカフェチェーン「タリーズ」も入っているため、読書で疲れたらカフェで休憩できるのもうれしいポイントです。
生涯学習センターがある西区宮の沢は、閑静な住宅街として人気のエリアです。宮の沢駅から徒歩5分と駅チカで、大通駅まで地下鉄で15分とアクセスも便利。宮の沢駅は地下鉄東西線の始発駅で朝のラッシュ時にも必ず座れるため、なるべく通勤の負担を減らしたい方にもオススメ。スーパーなどの生活利便施設が豊富で治安も安定しているため、女性の一人暮らしにもぴったりでしょう。
スポット名:札幌市生涯学習センター メディアプラザ
所在地:〒063-0051 札幌市西区宮の沢1条1丁目1-10
アクセス:地下鉄東西線「宮の沢駅」から徒歩で約5分
開館時間:9:00~20:00(第2月曜日は休館日)
駐車場:あり/西友駐車場を利用(2時間まで無料)
4,北海道大学附属図書館
日本でも有数の国立大学である北海道大学は、付属図書館も充実しています。北海道大学の教員・学生のための図書館ではありますが、学外の一般利用も可能です。北海道内の大学でトップクラスの蔵書数を誇っており、ここにしかない貴重な資料も多くあります。普通の図書館と比べると学習・研究用に限られますが、学生気分を味わいながら読書を楽しめます。

北海道大学は観光スポットとしても人気の美しい庭園と歴史的建造物があります。図書館に行きがてら、構内を散歩して観光を楽しむというのもオススメですよ。北大図書館は古河講堂やクラーク像などの観光スポットのすぐそばにあり、オレンジのレンガが特徴的で立派な建物です。免許証などの身分証を提示すればだれでも見学可能で、札幌在住の成人であれば貸し出しもできます。
北大図書館にて資料調査してきました。中世シリア、スグール、東地中海をご専門とされた太田敬子さんの旧蔵書が利用可能になったと聞いていたのですが、充実の内容に興奮しました。十字軍時代史料、シリアの地方史等々、一カ所でこんなに手に取れるとは!⇒ pic.twitter.com/7Y1XvguIA6
— 柳谷あゆみ (@aymyngy) March 4, 2024
一般利用が可能とはいえ、利用者はほとんどが学生です。普段はお子さんや高齢者の利用で混みあっている公立図書館に比べると、空いていてゆったり読書できます。勉強熱心な学生さんたちに囲まれていたら、いつもよりよく集中できそうですね。
大学構内にはカフェやレストランに食堂など、食事ができるところもいくつかあり便利です。学食は安くてボリューム満点なので、一人暮らしにはありがたいでしょう。広大な敷地を持つ北海道大学には最寄り駅が複数あります。
地下鉄南北線のさっぽろ駅か北12条駅です。都心まで至近距離で徒歩や自転車でもアクセス可能なため、学生だけでなくビジネスマンにも人気があるエリアです。さっぽろ駅周辺は家賃相場が高めですが北12条駅や北18条駅までいくとお手頃な家賃になっていきます。学生が多い繁華街のため飲食店が多く、あまり自炊をしない方にぴったり!
スポット名:北海道大学附属図書館
所在地:〒060-0808 北海道札幌市北区北8条西5丁目
アクセス:さっぽろ駅から徒歩で約4分
開館時間:カレンダーによる
駐車場:なし
5,六花文庫
南区真駒内にある六花文庫は、北海道を代表するお菓子メーカーの六花亭が運営する図書館です。六花亭真駒内支店を改装し、2004年にオープンしました。ツタに覆われた風情のある外観が特徴で、まるで絵本の中に入り込んだような素敵な雰囲気が魅力。特に秋にはツタが真っ赤に紅葉し、SNS映えするスポットとしてひそかに注目されています。
札幌にいます。念願の六花文庫さん。
— せかい食堂 (@sekaishokudou) February 17, 2023
六花亭の私設図書館で、食にまつわる本ばかりが集められています。 pic.twitter.com/ErW31LqSjM
老舗のお菓子メーカーが運営する図書館ということで、食に関する本を中心に約8,000冊の蔵書があります。レシピや図鑑のほか、食に関わるものであれば絵本や小説・エッセイとありとあらゆる書籍がそろっています。貸し出しは行っておらず閲覧のみですが、高級コテージのような大きなソファーや無垢の家具でゆったりと読書を楽しめます。
食べ物が登場する本ばかりを読んでいたら、きっとお腹が空いてくるでしょう。飲食物の持ち込みは禁止ですが、六花亭のおいしいコーヒーとお菓子を注文できます。コクも香りもすばらしい六花亭自慢のコーヒーが、なんと400円でおかわりし放題!カフェと図書館が融合した、休日のリフレッシュに最高のスポットです。
今回の札幌旅行では、ずっと気になっていた六花文庫へ📖
— ゆう🕊 (@chanyu_smile) July 14, 2024
六花亭が運営する図書館で、8,000冊の蔵書はすべて食にまつわるもの!
コーヒーは400円でおかわり自由、リッチランドっていうお菓子もついてくる☕️🍪とても素敵な空間だった…! pic.twitter.com/iYplOnzTnS
六花文庫は真駒内駅から徒歩13分の場所にあります。南区は札幌の中でも特に自然が多く、のどかな街となっています。比較的治安も安定していて、ファミリーから一人暮らしまで幅広く住みやすい環境です。中心部からは少し離れますが、地下鉄南北線の始発駅のため通勤も楽ちん。南区には果樹園やワイナリー、温泉街の定山渓などもあり、北海道らしさを満喫したい方にもオススメです。
スポット名:六花文庫
所在地:〒005-0012 札幌市南区真駒内上町3丁目1-3
アクセス:地下鉄南北線「真駒内駅」から徒歩で約13分
開館時間:11:00~16:00(金・土・日のみ開館)
駐車場:あり/無料駐車場6台
図書館の近くでお試し住みするならマンスリーマンションがオススメ!
お気に入りの図書館の近くに住めたら、休日の読書がこれ以上ないほどはかどりますよね。図書館の周辺には飲食店や生活利便施設も充実しているところが多いため、住みやすさも抜群です。しかし、好きなスポットに近いからといっていきなり引っ越すのは不安でしょう。
そこでオススメなのが、まずはマンスリーマンションで「お試し住み」をしてみることです。マンスリーマンションであれば家具・家電付きですくない初期費用で引っ越しができます。ぜひお気に入りの図書館の近くに住んで、住み心地を体感してみてください。