三重へ移住するならココ!オススメエリアと理由を徹底解説!

テレワークを導入し出社しなくても仕事ができる企業は年々増加傾向です。家にいながら仕事ができる場合、「わざわざ家賃の高い都会に住む必要はないかも?」と悩みが出てくることでしょう。

今回は、三重県に移住するのがオススメの理由を詳しく解説します。都会から地方への移住を考えている方は、三重県で新生活を始めてみませんか。三重県の魅力ポイントやオススメの理由がわかると、移住したい気持ちがより高まることでしょう。移住にオススメのエリアやお出かけスポットもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

移住先にピッタリ!三重県のココが魅力!

都会以上の魅力が豊富にあれば、移住してみようと思うのではないでしょうか。なぜ三重県がピッタリな移住先なのか、まずは魅力からご紹介します。

レジャー施設が豊富にある

三重県内には、レジャー施設が豊富にあります。

  • 桑名市:ナガシマスパーランド
  • 鈴鹿市:鈴鹿サーキット
  • 志摩市:志摩スペイン村
  • 鳥羽市:鳥羽水族館
  • 伊賀市:伊賀の里モクモク手づくりファーム

などの様々なジャンルのレジャー施設が充実。地元にあれば、週末の過ごし方が大きく広がることでしょう。遊園地や水族館、農場など貴重な体験ばかりで出かける楽しみが尽きません。

グルメが堪能できる

三重県の地元グルメが堪能できるのも、魅力の1つです。松阪牛やうなぎ、カキ、ハマグリなどの新鮮な食材が豊富にあります。地元スーパーでも手に入りますが、自炊には少し高級な食材かもしれません。

しかし県内の飲食店では、新鮮な食材を使ったおいしい料理を味わえます。伊勢うどんや手こね寿司などのご当地グルメやお土産として有名な銘菓「赤福」もあり、食事にこだわりたい方には嬉しい環境が整っています。

自然に触れ合える

東京や大阪などの大都会に住んでいると、なかなか自然に触れ合えることも少ないでしょう。三重県は海や山が近く、都市部に住んでいても気軽に自然との触れ合いができます。マリンスポーツや海水浴、釣りなどのアクティビティを楽しみたい方は、海の近くに住んでみても良いですね。

自然との触れ合いは、季節感が味わえるだけではありません。日頃のストレス解消や心のリフレッシュにも繋がります。自然の中で過ごす時間を作って、健康的な生活を送りませんか。

三重県が移住にオススメの理由

三重県が移住先としてオススメの理由は3つあります。オススメの理由について詳しくご紹介しますので、地方への移住を考えている方はぜひ三重県を候補地にしてみませんか。

アクセス性が良い

三重県は沿岸部を中心に近鉄線とJR線のメイン路線、伊勢鉄道・伊賀鉄道・四日市あすなろう鉄道・養老鉄道・三岐鉄道の複数のローカル線が通っています。県庁所在地のある津市から県内の主要なエリアへのアクセスは以下のとおりです。

津市(津駅)からの行き先 使用路線 所要時間 費用
四日市市:近鉄四日市駅 近鉄 約20分 1,110円(特急料金含む)
鈴鹿市:鈴鹿駅 JR 約15分 760円
桑名市:桑名駅 近鉄 約32分 1,760円(特急料金含む)
松阪市:松阪駅 JR 約14分 860円
伊勢市:伊勢市駅 近鉄 約31分 1,280円(特急料金含む)
亀山市:亀山駅 JR 19分 330円

津駅からは30分ほどで、県内の主要な駅へアクセスできることがわかりますね。近鉄線とJR線があるため、県内の移動をスムーズにしているのです。近鉄線は特急を利用しない場合、所要時間は10〜15分程度長くかかりますが、500〜900円ほど料金を安く抑えられますよ。また東京など大都市とのアクセス状況は以下のとおりです。

津市からの行き先 使用路線 所要時間 費用
東京:東京駅 近鉄・新幹線 約2時間49分 12,900円
横浜:新横浜駅 近鉄・新幹線 約2時間37分 12,770円
大阪:大阪駅 近鉄・JR 約1時間45分 3,570円
神戸:三ノ宮駅 近鉄・阪神 約2時間10分 4,000円
名古屋:近鉄名古屋駅 近鉄 約45分 2,130円

東京などの関東方面へは3時間弱でアクセス。移住後にもともと住んでいたエリアと往復することになっても、スムーズに移動できます。費用も片道1万円程度なので、月1回ペースの行き来なら無理なくできそうですね。

移住支援制度がある

移住すると決めても、引っ越し費用や住まい探しなど不安に思うことが多々あるでしょう。三重県には移住支援制度を実施している市町があるため、関東エリアからの移住を考えている方は利用するのも1つの方法です。三重県に移住する場合、単身は60万円、ファミリーは100万円の支給金額を受けられる可能性があります。ただし、居住期間や就業状況に条件があるため注意してください。

適用条件(一例)

  • 5年以上東京23区に在住もしくは通勤している
  • 三重県内の制度実施市町に転入する
  • 5年以上継続して三重県に居住する意思がある
  • 所属先企業からの異動命令による移住ではないこと

など、ほかにも諸条件あります。移住前に全国3ヶ所(東京・大阪・名古屋)に設置された窓口で相談ができます。自分が支援金の対象なのかどうか、移住先の市町にどのような制度があるのかなど、気になることを質問してみましょう。

移住体験ツアーがある

移住後に「こんなはずではなかったのに」と後悔するかもしれないと不安に思う方もいることでしょう。不安を解消するには、体験してみることが最善策です。三重県では、「移住体験ツアー」を県内の市町で実施しています。

体験ツアーを経験後に、本格的に移住をスタート。実際に三重県での暮らしを体験しているからこそ、移住後にギャップを感じにくいですよ。1日だけのコースから数日の宿泊を伴うものまで、体験できる期間はさまざまです。林業や農業を体験したりサーフィンを楽しんだりなど、メニューも豊富にあるので、興味がある地域や内容から選んで申し込めます。

三重県へ移住するときの注意点

三重県は県内・県外へのアクセス性が良く、移住への支援制度が充実しているため、新生活を送る場所にオススメです。しかし、移住するときは3つの点に注意しましょう。

マイカーがないと不便なエリアが多い

三重県は電車の路線が沿岸部を中心に通っているため、路線がない山あいのエリアをカバーするバス路線があります。しかし最寄りの駅やバス停から自宅までの距離が遠かったり、本数が少なかったりするため、不便さを感じることも。マイカーがないと、生活がしづらいと思う場合があります。

三重県への移住を考えているなら、マイカーの保有を検討したほうが良いでしょう。東海環状自動車道や新名神高速道路が通っているので、マイカーがあれば県内・県外への移動はスムーズにできます。

観光地に近すぎると混雑しやすい

移住先のエリアは、しっかり検討したうえで選びましょう。三重県には、伊勢神宮や鈴鹿サーキットなど、人気の観光地が多数あります。観光地周辺は交通規制のため、かなりの混雑が予想されます。お出かけの際にはマイカーでの移動を控えるか、公共交通機関を利用するなど、事前に計画を立てることが大切でしょう。

地域のつながりが都会よりも濃い

東京や大阪のような大都市に比べて、三重県は「地方」に当たるので住む場所によっては、地域のつながりを求められるかもしれません。都会でのライトなつながりに慣れている人にとっては、地域との関わりが深い暮らしは、少し負担に感じる恐れがあります。

しかし一方で、地域のコミュニティへの参加で、新しい人間関係を築けることも。日々の暮らしを豊かにして、充実した生活を送れるメリットはあるでしょう。

移住にオススメのエリア

移住をしたいと思ってもどのエリアが良いのか迷うものです。ここでは、オススメのエリアを3つご紹介します。地方への移住は、交通網が整い施設も充実した、程よい街なかがオススメですよ。

四日市市

四日市市は三重県の北部に位置し、県内でもっとも居住人口が多いエリアです。近鉄名古屋線と近鉄湯の山線が通る、近鉄四日市駅を中心に街が栄えています。近鉄名古屋駅へは特急の利用で、約27分でアクセスできます。百貨店やショッピングモール、商店街などが駅周辺にあり、日々のお買い物や食事がしやすいでしょう。

近鉄四日市駅周辺が移住にオススメな理由には、気分転換の散策もできるスポットが近いことも挙げられます。「諏訪公園」や「鵜の森公園」はどちらも春になると、お花見ができますよ。家賃相場は三重県内ではやや高めのエリアですが、交通の利便性や周辺環境の充実度を考えると、コスパ良く感じられます。

桑名市

三重県の北東に位置する桑名市の中心は近鉄名古屋線とJR関西本線、養老鉄道が通る桑名駅です。いなべ市の阿下喜駅まで伸びる三岐鉄道の始発駅、西桑名駅が隣接しています。桑名駅から近鉄線の利用で四日市駅まで約12分でアクセス可能です。

駅の東側には昔懐かしい雰囲気が漂う商店街の「桑名一番街」があります。お手頃価格の飲食店が並び、レパートリーが豊富。食事にこだわりたい方には嬉しい立地でしょう。

桑名駅の東を流れる揖斐川沿いは、サイクリングやジョギングができるのでリフレッシュを兼ねた運動にピッタリ。江戸時代にあった桑名城の跡を整備した「九華公園」は、季節感が味わえ、キレイな景観が堪能できるスポットです。桑名市は三重県の中ではもっとも家賃が高いエリアですが、条件次第ではお得に住めるお部屋もありますよ。

津市

三重県の県庁所在地の津市の玄関口は津駅です。JR南紀線・JR紀勢本線・近鉄名古屋線・ローカル線の伊勢鉄道の4路線が通っています。近鉄四日市駅へは約20分、近鉄名古屋駅へも約45分でアクセス。

改札前には駅直結の商業施設「津チャム」があり、コーヒーショップや書店、コンビニなどが入っています。帰宅前に、立ち寄って食事をしたりショッピングをしたりなどが気軽にできます。飲食店が駅の東側に充実しているので、食事場所には困りませんね。

津駅の周囲には、お出かけスポットも豊富。日本の近代絵画を中心に展示する三重県立美術館、お花見ができる津偕楽公園など、津駅周辺のお部屋に住むと余暇を満喫できます。家賃相場もそれほど高くないので、家計への負担はあまり心配がないでしょう。

お出かけのオススメスポット

最後に、三重県内のオススメお出かけスポットをご紹介します。少し遠出をして日帰り旅行を楽しむのも、日々の生活のリフレッシュになることでしょう。

伊勢神宮

伊勢神宮へは、近鉄鳥羽線の五十鈴川駅から徒歩約35分でアクセスできます。伊勢市駅や宇治山田駅から伊勢神宮へ向かうバス路線もあります。連日多くの人が参拝に訪れるため、初詣シーズンには周辺道路が大きく規制されるほど。

20年に1回のペースで、神殿を造り替える式年遷宮が実施されています。式年遷宮の年は特に参拝客が増える傾向です。とても厳かな空気が流れるスポットなので、心穏やかに過ごせることでしょう。

伊勢神宮への参拝後は、すぐ近くにある「おかげ横丁」にお出かけしてみましょう。昔ながらの景観が広がり、レトロな外観の郵便局やコーヒーショップなどがあります。食べ歩きグルメやご当地メニューが食べられる飲食店もあり、散策が楽しめるスポットです。

鳥羽水族館

鳥羽水族館は、近鉄鳥羽線とJR参宮線が通る鳥羽駅から徒歩約10分でアクセスできる立地にあります。駅に近いため、遠方からでもアクセスしやすいのが魅力。1,200種も保有しているため「飼育種類数日本一の水族館」ともいわれています。

アシカショーやペンギンの散歩、セイウチとの触れ合いタイムなどのおもしろいイベントが実施されているため、童心に戻ったように過ごせるのではないでしょうか。

鳥羽駅の北には商業施設の「鳥羽一番街」があります。3階の展望室からは鳥羽湾を一望でき、海に浮かぶ島々を眺められます。海の生き物を鑑賞したり、ショッピングやグルメを楽しんだり、景色を眺めたりなど自由な過ごし方ができるスポットですね。

ナガシマスパーランド

遊園地・温泉・ショッピング・花の鑑賞などさまざまな楽しみが満喫できる「ナガシマスパーランド」もお出かけ先にオススメです。桑名市の南に位置するナガシマスパーランドへは、近鉄線とJR線が通る桑名駅からのバスで約20分。

巨大な駐車場を保有しているため、マイカーでのアクセスもしやすい施設です。夏には海水を利用したプールを開園。流れるプールやウォータースライダーなどがあり、幅広い年齢層が遊べます。

アウトレットの「ジャズドリーム長島」が遊園地に隣接しています。ジャズドリーム長島は少しずつ改装が進み、2017年には店舗数と面積で日本一に。約300店舗のお店が並び、ディスプレイされた店頭前を歩くだけでもワクワクすることでしょう。

三重県へ移住する前に、マンスリーマンションでお試し住み!

三重県は支援制度が充実しているため、移住先にオススメの場所です。東京や大阪、名古屋へのアクセス性も良く、都会を離れて暮らしたいと考える方にピッタリ。三重県の中でも四日市市や桑名市、津市などの都会的なエリアを選ぶと、移住時のギャップを感じにくいでしょう。

しかしいきなり本格的に移住生活を始めるのは、ハードルが高いものです。まずはお試しからスタートしてみませんか。「お試し移住」してみたいと思ったときは、マンスリーマンションで住まい探しをしてみましょう。

マンスリーマンションは短期契約ができるので、「1ヶ月だけ住んでみたい」という方にオススメの住まいです。お部屋には生活に必要な家具家電が一式そろっているため、引っ越しの手間がありません。気になるエリアのマンスリーマンションを探してみましょう。

この記事を書いた人

澤田なつ/Webライター

2016年2月までCADオペレーターとして自動車部品の図面作成をしていました。2019年からフリーランスのWebライターとして活動しています。
執筆するときは「読者が知りたいことに寄り添える内容になっているか?」を意識しています。資格は、2級ファイナンシャル・プランニング技能士と簿記3級、図書館司書を持っています。
小学生の娘が2人います。趣味は裁縫で、娘たちが好きなアニメのコスプレ衣装を作ることが好きです。
着付け師範の資格を2012年に取得しており、講師経験もあります。最近では着付けの様子を動画で撮って、Instagramに投稿することにはまっています。