長崎へ移住するならココ！オススメエリアと理由を徹底解説！

近年、東京などの都会から離れて地方へ移住したいと考える人も増えてきています。しかし、その街の住みやすさなど不安な面が多くあると思います。

今回は、移住先に長崎県を選ぶのがオススメの理由を詳しく解説します。都会から地方への移住を考えている方は、長崎県で新生活を始めてみませんか？長崎県の魅力やオススメを知ることで、移住したい気持ちがより高まると思いますので、ぜひ参考にしてくださいね。

移住先にピッタリ!長崎県のココが魅力!

長崎県には都会以上の魅力がたくさんあるため、都会からの穏やかな環境に移住したい方にピッタリな場所です。魅力のいくつかを紹介していきます。

夜景スポットが多い

長崎県内には、有名な夜景スポットが豊富にあり、世界的にも有名です。長崎を代表する夜景スポットの5ヶ所を紹介します。

• 長崎市：稲佐山公園
• 長崎市：風頭（かざかしら）公園
• 長崎市：長崎県美術館
• 大村市：アルカディア大村 ますらがはら展望公園
• 佐世保市：鯨瀬（くじらせ）ターミナルビル

長崎県は2021年「世界夜景サミット in 長崎」において、モナコや上海とともに「世界新三大夜景都市」に選ばれました。長崎市をはじめ、県内には夜景の美しい地域がたくさんあります。「1,000万ドルの夜景」と称される稲佐山公園をはじめ、ワールドクラスの夜景を身近に楽しめるのが最大の魅力です。

ここにあげた以外にもたくさんの夜景スポットがあります。また、夜景スポットは夜だけでなく、日中お散歩などをして過ごすのもオススメです。

海と山のグルメが存分に楽しめる

県の周囲を海に囲まれている長崎県は総面積の4割が島であるため、新鮮なお魚を楽しめます。水揚げされる魚は300種類以上あり全国1位。養殖が行われているマグロやトラフグも、天然のものに負けないおいしさです。11月頃からは、九十九島など県内各所で「かき小屋」がオープンします。

また長崎県は平坦地が少なく、長崎港を多くの山が取り囲むすり鉢状の地形が特長です。そのため、山の幸にも恵まれています。海の幸と山の幸が共演したグルメが「長崎ちゃんぽん」です。魚介類のほか、野菜やかまぼこなどがたくさん入っており、ボリューム満点なので是非食べていただきたいグルメの一つです。

さらに中国やポルトガル、オランダなどとの交流が深かったため、和洋中が混ざりあった「和華蘭（わからん）グルメ」という食文化が今も根付いています。長崎県では地形や歴史の影響でさまざまなグルメを楽しめるのが長崎県の魅力です。

豊かな自然に触れられる

長崎県はたくさんの緑地に囲まれており、5つの県立公園をはじめ、多くの公園があります。家族でピクニックを楽しんだり、1人でお散歩したりして自然に触れてみましょう。日常の疲れを癒し、リフレッシュできますよ。とくに世界恒久平和への願いを込めてつくられた「平和公園」は長崎県に住むなら一度は訪れたい公園です。

長崎県が移住にオススメの理由

長崎県が移住先としてオススメの理由を3つ説明します。アクセスや移住の補助金について詳しく説明していきますので、長崎県を移住の候補地として検討してみませんか。

都心へアクセスしやすい

長崎市は鉄道や路線バス、路面電車などの交通網が発達しており、県内の主要なエリアへのアクセスもしやすくなっています。

長崎駅から各駅へのアクセスは以下の通りです。

路面電車も県民の重要な交通網になっており、運賃は大人140円、子ども70円の均一制です。毎月第3日曜日は小学生以下の運賃がすべての路線で無料であるため、家族でのおでかけにおすすめです。

長崎県では、2022年9月23日に西九州新幹線が開業したため、長崎〜佐賀（武雄温泉）間のアクセスがしやすくなりました。長崎駅〜博多駅間は1時間20分ほどで移動でき、西九州新幹線開業以前よりも30分程度短縮されました。

現在未整備区間である武雄温泉〜新鳥栖間が開通すると1時間ほど短縮され、乗り換えなし約51分で移動できるようになります。また大村市には長崎空港があり、東京や大阪へのアクセスも比較的簡単です。各都市へのアクセスは以下の通りです。

東京方面へは約1時間40分、関西・東海方面へは約1時間10分でアクセスできます。また、2022年に開通した西九州新幹線を利用すれば博多まで90分で行けます。JALやANAのほかに格安航空が利用できる場合もあるため、移動費用を節約すれば気軽に往復もできそうですね。

移住支援金・補助金制度がある

都心からの移住には引っ越しにかかる費用や住宅探しなど、不安な点も多いと思います。⻑崎県と県内の市町では、都市部からの移住を促進し、地域の雇⽤創出につながる事業や起業にチャレンジする若者を⽀援する「長崎県移住支援金」を設けています。

以下の条件を満たせば、2人以上世帯の場合で100万円、単身世帯の場合では60万円の移住⽀援⾦が給付されます。

1. 住民票を移す直前の10年間のうち、通算5年以上、東京23区内に在住又は東京圏のうちの条件不利地域に在住し、東京23区内へ通勤をしていた人
2. 住民票を移す直前に、連続して1年以上、東京23区内に在住又は東京圏のうちの条件不利地域に在住し、東京23区内へ通勤をしていた人
3. 「対象となる移住先」の市町に移住した方で、5年以上継続して居住する意思のある人
4. 移住支援金の申請において、転入後1年以内である人
5. 県が運営する県内就職応援サイト「ジョブなび長崎」に支援対象求人として掲載された法人に就職した人
6. 内閣府が実施するプロフェッショナル人材事業又は先導的人材マッチング事業を利用して長崎県内の企業に就業した人
7. 県の地域産業雇用創出チャレンジ支援事業において、創業支援金の採択を受けて創業した人
8. 所属先企業等からの命令ではなく、自己の意思により移住した場合であって、移住先を生活の本拠とし、移住元での業務を引き続き行う人

詳細は長崎県、各市町に確認し、条件に該当するかを判断してください。ほかにも東京圏以外の都市も対象になっている「長崎県創業支援金」や「長崎県事業拡充支援事業」なども設けられています。

移住体験ができる

いざ移住を決めても実際に住んだ経験がない土地に住むのは勇気がいることです。長崎県では、各市町への移住が体験できる制度が用意されています。

お試し住宅

低価格、あるいは無料でお試し住宅を提供する。各市町が運営しており、利用条件は施設によって異なる。

ながさきのお試し移住体験

県外から農泊に宿泊する場合には宿泊費の補助がある。農泊で地元の方との交流を楽しめる。

ながさきお試し暮らし応援事業費補助金

長崎市の暮らしを体験するために必要な旅費、滞在費の補助金を準備している（1ヶ月最大9万円）。移住後のミスマッチを防ぐためにも、一定期間滞在して長崎での暮らしを体験しておくと安心です。

長崎県へ移住するときの注意点

長崎市以外でも長崎空港を有する大村市の中心部などでは公共交通機関が発達し、安心して新生活を送れるでしょう。しかし長崎県に移住するときには、次の3つの点に注意が必要です。

車がないと移動が不便な場所も多い

長崎県のほぼ中央にある大村市は、電車やバス、長崎空港などの交通網が発達し、長崎県の玄関口のような存在です。また長崎市でも、市街地は平坦な土地が多く、路面電車が運行しているため、公共施設や総合病院などへの移動には困りません。

しかし、中心部を離れ郊外に移動すると車がないと不便に感じる場面も増えるでしょう。大村市では市内の2ヶ所に高速道路のインターチェンジがあり、長崎市へは約30分、佐世保市へは1時間など、県内へ移動がしやすい街です。車を持っていない場合は、長崎市の中心部に住むのがオススメです。

台風が通過するケースが多い

長崎県は九州の北西端にあり、東シナ海からの暖かい対馬海流の影響によって1年を通して比較的温暖で、寒暖差の小さい海洋性気候が特徴です。長崎県は台風が通過することが多く、離島では天候によって船が欠航する場合が多くなります。台風による大雨や暴風などへの自然災害への備えは常に必須です。

ショッピングモールやレジャー施設が少ない

長崎県は、九州地方のなかでもレジャー施設があまり多くありません。しかし生活に必須な商業施設は市街地にコンパクトにまとまっているため、日常生活において不便に感じる場面は少ないでしょう。

現在、新大村駅周辺では、複合施設の開発事業がおこなわれています。商業施設は2024年3月7日より順次開業しており、2025年春に全面開業予定です。そのため新大村駅周辺は今後よりいっそう便利なエリアになるでしょう。

また佐世保市にはハウステンボス、長崎市には長崎新地中華街があり、休日のおでかけもしっかり楽しめます。

移住にオススメのエリア

長崎県への移住においてどのエリアが住みやすいのか、すぐには決められないかもしれません。ここでは県内でオススメのエリアを3つご紹介します。地方への移住は、交通網が整い施設も充実している街がオススメです。

長崎市

貿易港として発展してきた長崎港周辺は、中心部から車で1時間圏内にオフィスや商業施設、レジャースポットなどが集結するコンパクトな中核都市です。週末のおでかけも気軽に楽しめるため、幅広い年齢層にオススメです。

また長崎駅は県内一の乗車数を誇り、路面電車による移動も便利。2022年の西九州新幹線開業にあわせて2023年秋には「JR長崎駅ビル」が新たにオープンしました。2024年10月14日にオープンする「長崎スタジアムシティ」は、サッカー好きはもちろん長崎を訪れた際に訪れたい新しいスポットになると期待されています。

大村市

JRやバス、航空に船、そして高速道路とほぼすべての交通網が網羅されている大村市は「長崎県の玄関口」と呼ばれ、長崎市や佐世保市のベッドタウンとして人気があるエリアです。

空港や新幹線が通る駅・高速道路のICが5km圏内にある住みやすい街とされ、新開発が進む新大村駅の周辺は、2024年3月7日より商業施設が順次開業中。2025年春に全面開業予定で大村市の新たな生活拠点として期待が高まっています。

佐々町

佐々町は「いい部屋ネット 街の住み心地ランキング2024」で1位を獲得した街です。佐々町から佐世保市中心部までは、西九州自動車道で15分程度、松浦鉄道西九州線40分ほどでアクセスできるため、佐世保市内に通勤・通学する場合にも住みやすい場所といえます。

「ドラッグストア モリ」や「マックスバリュー」などの商業施設が集中している佐々駅の周辺に住めば、日常の買い物にも困りません。生活の便利さと豊かな自然、都市部へのアクセスのよさなど、住み心地にも納得の場所です。

おでかけのオススメスポット

最後に、長崎県内のオススメおでかけスポットを3ヶ所紹介します。少し遠出をして日帰り旅行を楽しめるスポットがあるのも、長崎県の魅力の1つです。

ハウステンボス

ハウステンボスは、JR佐世保駅から20分ほどでアクセスできる、テーマパークです。オランダの街並みが再現された空間は、テーマパークというより1つの街のようで、デートスポットや友人とのおでかけにおすすめです。

高さ15mの3階建ての世界最大級のメリーゴーランド「スカイカルーセル」の3階からは、昼にはヨーロッパの街並みが一望でき、夜にはライトアップもされるため、まるで絵本の世界に入ったような空間に変わります。

ハウステンボスでは、秋にはハロウィーンフェスティバル、毎年11月上旬からクリスマスイベント「ヨーロピアン・ホーリークリスマス」が開催されており、ヨーロッパの街並みと運河を舞台におこなわれる季節ごとのイベントは、毎年、県内外関わらず多くの人で賑わいを見せています。

長崎新地中華街

長崎新地中華街は、横浜、神戸とともに「日本三大中華街」として有名で、JR長崎駅から路面電車で10分とアクセスしやすく、観光客や地元の人にも人気です。東西と南北で約250mに伸びる十字路は、長崎市の姉妹都市である福建省の協力でつくられた石畳などから、まるで中国に来たような気分を味わえます。

毎年冬に「長崎ランタンフェスティバル」が開催されているため、冬の時期にも楽しめるイベントがあります。約15,000個にもおよぶ中国提灯（ランタン）が、新地中華街をはじめ、長崎の街を幻想的な雰囲気で包みます。デートにもオススメですよ。

九十九島水族館海きらら

九十九島水族館海きららは、路線バスでJR佐世保駅から約25分でアクセスできます。地球上には約20,000種、日本の海には約3,500種、そして九十九島近海には約1,000種の魚たちが生息しています。

海きららは、九十九島の海にすむ生き物たちを展示し、九十九島の海の世界を表現した水族館です。国内最大級のクラゲ展示コーナーや、全国でも珍しい屋外型大水槽などがあり、1日中鑑賞しても飽きません。

かわいらしいハンドウイルカを紹介する「九十九島イルカプール」ではイルカがジャンプしたり、キャッチボールしたりする迫力満点のパフォーマンスを観覧できます。家族でのおでかけにはもちろん、友人や恋人と一緒に行くのもオススメのスポットです。

長崎県へ移住する前に、マンスリーマンションでお試し住み！

長崎県は東京や大阪、名古屋へのアクセス性も良く、都会を離れて暮らしたいと考える人の移住先にオススメです。長崎市や大村市、や佐世保市や佐々町なら便利な暮らしを楽しみつつ自然にも触れられるのでストレスなく生活できるでしょう。

しかし実際に住んでいない状態で住みやすさをイメージするのは難しいものです。そこでオススメなのが、マンスリーマンションでの「お試し移住」です。マンスリーマンションでは短期契約ができるので、短期間のお試し移住にピッタリです。

家具家電が一式そろっており、敷金も不要なため、気軽に引っ越しができます。ぜひ気になるエリアのマンスリーマンションでお試し移住をして、お気に入りの街を見つけてくださいね。