【広島】オススメのお祭り5選!見所・会場・開催時期を徹底解説。
「夏と言えばやっぱりお祭り!」
「お祭りの雰囲気が大好き!」
お祭りの独特の空気感にワクワクして、活力がわく!という方も多いのではないでしょうか。広島県には歴史ある伝統的なお祭りが多くあります。
今回は広島県内で開催されるお祭りの中から、オススメを5つ選びました。地域ごとによってお祭りのスタイルは異なります。ぜひ体感しましょう。広島県内でこれから新生活を送る予定の方もぜひ、チェックしてみてください。家族や友人とのお出かけ、デートなどさまざまなシーンにもオススメですよ。
オススメのお祭り①とうかさん大祭(広島市中区)
広島のお祭りを紹介するなら「とうかさん大祭」は外せません。広島三大祭りのひとつとして毎年6月の第一金曜日から3日間にわたって開催されます。広島三大祭りは「とうかさん大祭」の他に、すみよしさん(住吉祭)・えべっさん(胡子大祭)がありますが、とうかさん大祭は三大祭りでもっとも早い時期に広島市中区三川町にある圓隆寺(えんりゅうじ)で開催されます。
広島を代表する夏祭り「とうかさん大祭」に行ってきました。とうかとは稲荷の音読みであり、広島藩主の崇敬を受けた日蓮宗圓隆寺の鎮守神の稲荷大明神の祭礼です。4年ぶりの制限無し開催。興味深く思ったのが、祈祷が行われる本堂前でも拍手を打つ参拝者が多く居られ、寺か神社か曖昧な認識なのかなと pic.twitter.com/mVeNNLKNq3
— 幣束 (@goshuinchou) June 3, 2023
圓隆寺は、江戸時代に創建されて以来、400年以上も地元の人に信仰されています。アクセスについてもJR広島駅から電車で10分程度のところにある八丁堀から徒歩5分ほどでアクセスできるため多くの方が訪れているお寺です。
とうかさん大祭の語源は、稲荷(いなり)を稲荷(とうか)と読んだこととされており、年に1度の稲荷大明神の公開にあわせて開かれるお祭りです。「稲荷大明神」の御神体は祭りの3日間のみ御開帳され、仏教の善神であるダキニ天を元とした大明神の力をいただく特別な日として信仰されています。
とうかさん大祭は、入り口には多くの提灯が吊るされており大きな目印となります。お祭り自体は、初日に「稲荷大明神」をお披露目し、2日目は焚き上げ法要、3日目には御閉帳法要がお壊れており、2003年からはとうかさん大祭と同時に広島市中央部商店街振興組合連合会による「ゆかたできん祭(さい)」という市民参加型のお祭りも開かれています。
「ゆかたできん祭」は「ゆかたで歩く。ゆかたで踊る。ゆかたで遊ぶ。」をコンセプトにしており、多くの参拝者がさまざまな浴衣や甚平を着てお祭りを楽しむ風景は、地元に愛される夏の風物詩です。
🏮6月2~4日は #とうかさん🏮
— 中国新聞U35 (@chugokunp_u35) May 27, 2023
中国新聞U35では来週、今年のトレンド浴衣を紹介する記事を配信予定!インスタグラムでは、今年の祭りをまとめた投稿やリール動画も公開します😊#とうかさん大祭
「ゆかたできん祭」今年のチラシはこちらから↓https://t.co/iYXjLXRbwO pic.twitter.com/X60RMZnGdp
とうかさん大祭が開催される圓隆寺がある広島市中区は、教育面・生活面・アクセス面などすべての面で住みやすいエリアです。「三越」などの商業施設も多くあるため、日常の買い物にも困りません。都心でありながら家賃が安い賃貸物件も多いため、ファミリーだけでなく単身者にもぴったりの街ですよ。
お祭り名:とうかさん大祭
開催日:毎年6月第一金曜日から3日間
会場:圓隆寺、中央通りなど
アクセス:広島電鉄路面電車八丁堀駅から徒歩5分
オススメのお祭り②福山夏まつり(福山市)
夏といえば、花火を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。広島県内でも最大級の花火が打ち上げられる福山夏祭りは、毎年8月13日〜15日の3日間開催されるお祭りです。
3日間最終日には、福山市内の7会場に分散された花火大会「福山まちじゅう花火大会」があります。メイン会場となっている芦田川大橋では「あしだ川花火大会」と称され、大迫力の花火が打ち上げられます。
なかでも1番の目玉は、芦田川の水面を活かした長さ約1.4㎞の水上スターマインです。分散会場も合わせると合計で16,000発もの花火が打ち上げられるので福山市全体が盛り上がっていて楽しいですよ。
福山夏祭りが盛り上がるのは最終日の花火だけではありません。1日目に「二上り(にあがり)おどり大会」が行われます。二上りおどりとは唄がない盆踊りの一種と考えられていて、広島県無形民俗文化財に指定されています。300年以上受け継がれてきた祖先の霊を慰める伝統のおどりは初日を盛り上げます。
福山夏まつり二上り踊りに参加しました!じばびと@福山の皆さんと共に二上りのトリで踊らせていただき感謝です!
— 福山あいどるくらぶ 備後とことこ公式サポーター就任 (@f_idol_club) August 13, 2023
応援に来てくださりあらありがとうございました🙇♀️
二上り踊りは無形民族文化財です!
来年も参加したいですー! pic.twitter.com/Y5ZtkSicBP
2日目は福山駅前など、市内中心部の商店街で「福山ゆかたまつり」が開催されます。約100店舗の露店が出店されており、飲食・ゲームなど大人も子供も楽しめるので、とても人気があります。さらに、ゆかたを着て参加するとさまざまなサービスが受けられ、お得にお祭りを楽しめるので、友人やカップルで一緒に浴衣をきてお祭りを楽しむと一生の夏の思い出作りになること間違いなしです。
福山夏まつりが開催されるJR福山駅周辺は、山陽新幹線の停車駅でもあったり、都市高速バスの始発乗り場でもあったりするため、交通の便はしっかり整っているといえます。
福山駅の北側は、ビジネス街や飲食店街となっており、南側には「アイネスフクヤマ」などの大型ショッピング施設があります。また福山市は自然ゆたかな街で、公園もたくさんあるため、ファミリー層も住みやすいエリアです。教育機関も充実していますよ。
お祭り名:福山夏まつり
開催日:毎年8月13日~15日
会場:きたはま通り、福山駅前市内中心部商店街・中央公園、芦田川大橋上流など
アクセス:JR福山駅すぐ
オススメのお祭り③尾道ベッチャー祭(尾道市)
「尾道ベッチャー祭」は、尾道市の無形民俗文化財に指定されており、毎年11月1日〜3日の3日間で行われるお祭りです。
三面が街におり、ベッチャー祭が三日目始まりました。
— 尾道ベッチャー祭 (@BetchaOnomichi) November 2, 2023
#betchaonomichi pic.twitter.com/zIJjfVKjuS
ベッチャー祭は「一宮(いっきゅう)さん」として親しまれる吉備津彦(きびつひこ)神社で開催されています。吉備津彦神社へのアクセスはJR尾道駅から徒歩10分ほどで、広島駅から尾道駅へはJRで約1時間半かかります。
ベッチャー祭は、江戸時代後期に行われた疫病の平癒祈願のための祈祷から始まったとされおり、神輿を先導する「ベタ」「ソバ」「ショーキー」の鬼の面を付けた氏子がささらや祝棒で子どもたちの頭を叩いたり、突いたりする奇祭です。
叩かれた子どもたちは病気平癒や頭がよくなると言い伝えられていますが、小さな子どもたちにとっては恐怖の1日とされています。街中に子どもたちの泣き声が響きます。
ベッチャー祭を次世代へ継承させるための取り組みとして、1986年に「ベッチャー太鼓」が立ちあげられました。また尾道市立土堂小学校ではベッチャー太鼓にあこがれる小学生で結成された「土堂っ子太鼓」というチームもあり、さまざまな世代の人たちが力を合わせてベッチャー祭を盛り上げ、継承しています。
商店街で休憩。これから久保方面に向かいます。
— 尾道ベッチャー祭 (@BetchaOnomichi) November 3, 2023
#betchaonomichi pic.twitter.com/pR2JKasYVZ
コロナ禍であっても、伝統文化を絶やさぬよう、中止ではなく規模を縮小しながら開催していました。現在は露店も出展されており、尾道ならではの「尾道焼き」や「広島焼」といった広島県ならではの食事も楽しめますよ。
吉備津彦神社の周辺には、猫の通り道としても有名な「猫の細道」という観光スポットもあります。丸い石に描かれた「福石猫」や、ほんものの猫ちゃんを探しながらのお散歩もオススメなので、ぜひ一緒に行ってみてくださいね。
尾道駅周辺は海と山に挟まれた場所にあるため自然を感じられるとても素敵な場所で、アクセス面においても、電車や新幹線、高速のインターチェンジも近くにあるため、交通の便が比較的よいので居住場所としてもオススメです。
お祭り名:尾道ベッチャー祭
開催日:毎年11月1日~3日
会場:吉備津彦神社(一宮神社)
アクセス:JR尾道駅から徒歩10分
オススメのお祭り④三原やっさ祭り(三原市)
「三原やっさ祭り」は毎年8月第二日曜を含む週末にJR三原駅周辺と沼田川河口で開催されます。中国地方を代表する夏祭りとして、毎年40万人以上の人でにぎわいます。お祭りの運営は街の若い方が中心となっておこなっており、さまざまな世代の人たちが参加しているため、3日間は街全体で盛り上がります。
お祭りのメインイベントは、合計で約7,000人もの踊りが参加する「やっさ踊り」です。1567年戦国武将の小早川隆景(こばやかわたかかげ)が三原城の完成を祝う宴の席で、酒に酔った人々が、踊ったのが始まりとされているため三原市にとっては歴史の深い踊りです。
お祭りの最終日は「やっさ花火フェスタ」が沼田川河口付近で開催されます。やっさ花火フェスタは、広島県内でもかなり人気のある花火大会で、無料観覧席のほかにも有料観覧席を用意しており、10,000人もの人が訪れます。
またクルーズ船のデッキからやっさ花火フェスタを観覧できる「せとうち三原やっさ花火クルーズ」もオススメです。ゆったり花火を楽しみたいカップルや特別なひとときを過ごしたい人にピッタリの楽しみ方です。
三原駅周辺には1,200台が収容可能な大型立体駐車場を備えたスーパーマーケットがあります。アクセス面でも新幹線の停車駅であるため県外へのアクセスも非常にいいと思います。また車があった方がいい地域であるため、JR三原駅には新幹線を利用した場合に3日間まで無料で使える駐車場もあります。
市内中心部には三原赤十字病院や興生総合病院もあり、医療面も安心でき、ファミリー層はもちろん、単身者でも住みやすいエリアです。
お祭り名:三原やっさ祭り
開催日:毎年8月第二日曜を含む週末
会場:JR三原駅周辺、沼田川河口
アクセス:JR三原駅すぐ
オススメのお祭り⑤玉取祭(廿日市市)
玉取祭は世界遺産登録されている嚴島神社で戦国時代から約400年にわたり行われているお祭りです。同じ嚴島神社で開催される「管絃祭」とならんで夏の風物詩として地元民に愛されていて、管絃祭の約2週間後に開催されています。
押井でございます。本日からお盆休み、という方も多いのではないでしょうか?広島県にもぜひお越しくださいませ。明日、12日(土)、廿日市市・宮島では「玉取祭」が開催されるのでございます!ふんどし姿の男たちが、海上で福を呼ぶ宝珠を争奪する様子は大迫力でございますよ!https://t.co/xHNSosvEyu pic.twitter.com/i6CO6emvlm
— 広島県観光連盟〜押井のつぶやき〜 (@hiroshima_wel) August 10, 2018
嚴島神社へのアクセスは、宮島口駅からは30分程度で到着します。広島駅からJR山陽本線で25分ほど電車にのり移動して宮島口駅へ行き、そこからフェリーと徒歩なので移動は少し大変だと思うかもしれません。
玉取祭は、海中に組んだ約8mの高さのやぐらにつるされた宝珠を落とし、この宝珠を注進所(ゴール)に持ち込んだ人に将来幸運が約束されるといわれています。ただ、この玉取祭のおもしろいところは宝珠を「奪う」というより「力を合わせて注進所まで運ぶ」流れである点です。迫力満点でありながらも和気あいあいとした雰囲気で見ている側も楽しくなるお祭りですよ。
嚴島神社は世界遺産にも登録されているため知っている方も多いかとおもいます。このお祭りの見どころは、玉取祭だけではありません。日没から23時頃まで有名な鳥居がライトアップされ、水面に映る社殿は日中とは違った神秘的な雰囲気で、デートコースとしても人気があります。
また宮島表参道商店街での食べ歩きもオススメなので、行く機会があれば是非お試しください。季節で表情を変える嚴島神社を楽しんでくださいね。嚴島神社が位置する廿日市(はつかいち)市宮島町には、JR山陽本線と広島電鉄が通っています。
道路は山陽自動車道・国道2号、中国自動車道が通っているため、交通アクセス面での不便さはないでしょう。また、北部は豪雪地帯です。そのため、スキー場のある「もみの森林公園」や「女鹿平(めがひら)おんせんスキー場」が人気の街となっております。
お祭り名:玉取祭
開催日:毎年8月頃(管絃祭の約2週間後)
会場:嚴島神社
アクセス:宮島口駅からフェリーと徒歩で約30分
「お祭りが盛んなエリアに住んでみたい!」そんな時はまずマンスリーマンション
広島県内ではたくさんのお祭りが開催されています。歴史あるお祭りや市民参加型のお祭りなど、どれも魅力たっぷりで、すべて参加したくなりますね。
しかしどのお祭りも多くの人でにぎわうため、公共交通機関や車で行くのは大変かもしれません。交通規制がかかっている場合もあるでしょう。お祭りが好きな方は、開催場所近くのマンスリーマンションでの生活もオススメです。
マンスリーマンションは短期間の契約も可能なのが魅力的です。お祭りの開催場所まで徒歩圏内の物件も多くありますよ。また家具家電付きであるため、少ない荷物で引っ越しができるのもうれしいですね。思い立ったときにすぐに引っ越しができるのが、マンスリーマンションの1番の魅力ですよ。
広島県の豊かな文化と伝統を体験できるこれらのお祭り。マンスリーマンションを利用して、お祭りシーズンを存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。各地域の特色ある祭りを間近で体験しながら、広島の魅力を存分に味わえる絶好の機会となるはずです。