街歩き「六番町」│金山駅まで2駅!自然豊かでゆったり時間が流れる街│vol.169

暮らす前に、知っておきたい街のこと。マンスリー48のスタッフが実際に歩いて、住みやすさを紹介する「街歩きシリーズ」。今回は愛知県名古屋市熱田区にある六番街駅周辺を散策しました。

ー「六番町」はアクセス抜群で自然に囲まれた街 ー

六番町駅前周辺には商業施設が集結!

街の東側には堀川が流れ、散策を楽しむ人も多い

名古屋高速入口も駅からすぐの場所にあります

六番町は、愛知県名古屋市の中央から南寄りにある熱田区に位置します。愛知県を代表するターミナル駅である名古屋駅や金山駅までのアクセスに優れている上、駅前にバスターミナルもあり、通勤・通学に便利です。

また名古屋高速の入口が近いのも嬉しいポイント。高速道路を利用して、車で出勤したりお出かけしたりするのにも大変便利な街といえます。その名古屋高速の下、街の中心を走る名古屋市道江川線沿いの歩道は広く、自転車ゾーンと別れて整備されているため、安心して利用できます。

都心から近い街ですが、近くには中川運河と堀川が流れており、大きな敷地を有した白鳥公園が散財され、全体的にゆったりとした時間が流れている街です。川沿いにはサイクリングロードが整備されており、ウォーキングやランを楽しむ多くの人の姿が見受けられます。

六番町駅周辺には、大きな商業施設や商業ビルはありませんが、コンビニやスーパーが集結しているため、生活利便性にも優れているといえるでしょう。また飲食チェーン店が多いのも駅前の特徴です。通学・通勤帰りにも気軽に立ち寄れますよ。

一方、駅前や大通りから離れて一本中に入ると、アパートや戸建てなどの静かな住宅地が広がります。住宅地の中には小さな公園もあるので、小さなお子さんがいる家庭も住みやすい環境です。都会過ぎず、静かな雰囲気を持っているのが六番町の特徴といえるでしょう。今回は、六番町の街の魅力をたっぷりとご紹介していきます。

ー ターミナル駅である金山駅までわずか2駅!ー

六番町駅2番出入口の様子

六番町駅は、名古屋市営地下鉄名港線上にある駅です。名港線は、名古屋市中区にある金山駅から名古屋市港区にある名古屋港駅を結びます。名港線は、名古屋市内の地下を走る環状線の名古屋市営地下鉄名城線から分岐し、支線となっているのが特徴です。

名古屋駅に次ぐアクセスに便利な金山駅までは、乗り換えなし約5分で到着できます。金山駅は、名古屋鉄道本線・JR東海道本線と中央本線・名古屋市営地下鉄名城線と名港線の5路線が乗り入れるターミナル駅。通勤・通学だけでなく、お出かけの利用にも便利な駅です。また金山駅には大型商業施設があるため、休日のショッピングや遊び目的で立ち寄ってもOK!東海一のターミナル駅である名古屋駅までは、乗り換え一回で約10〜20分、ショッピングにおすすめの栄駅までは、乗り換え無し約13分で到着です。

また、名港線の最終地点である名古屋港駅には、休日のお出かけにぴったりの名古屋港水族館やレゴランドジャパンなどのレジャースポットが集結!六番町駅は、通勤・通学が便利な上に、名古屋を代表するレジャースポットにも向かいやすいのが嬉しいポイントです。

ー 小さなバスターミナルが併設されている「六番町駅」ー

バスターミナルが併設されている六番町駅1番出入口

六番町駅は、名古屋市営地下鉄名港線の1路線が乗り入れる小規模な駅です。1番出入口には、小さめの六番町バスターミナルが併設されているのが特徴。駅を出てすぐの地上には、南北に名古屋市道江川線、東西に国道1号線が走り、車やバスの移動に最適な環境です。バス利用者も多く、朝のラッシュ時には混雑が見られます。

六番町駅は、2面2線式の相対式ホームを有する地下駅。可動式ホーム柵が設置されているため、どなたでも安心して利用できます。駅のすぐ地上を走る名古屋市道江川線が曲線となっている影響から、ホームも緩やかな曲線となっています。

駅構内には、快適に利用できる清潔で広々としたトイレが完備されています。コンビニなどの商業施設はありませんが、地上に出たすぐの場所にスーパーやコンビニが集結しているのでお買い物には困りませんよ。

ー 六番町駅前は広々とした道路と交差点が広がる ー

車の通りが多い六番一丁目交差点

交差点の上には名古屋高速と東海号新幹線が走り、ローゼ橋が架かります

駅前で圧倒的な存在感を放つローゼ橋

六番町駅を出ると、名古屋市道江川線東西と国道1号線が交差する六番一丁目交差点の景色が広がります。さらに、交差点の上には、名古屋高速と東海道新幹線の第2六番町架道橋が架かるのが目に飛び込んできます。第2六番町架道橋はローゼ橋であり、鮮やかなブルー色で綺麗な曲線を描いているのが特徴。ローゼ橋とは、橋梁の名称の一種で、アーチと平行の桁が均等に分配されている橋の形のこと。駅前のシンボルマークとして大きな存在感があります。

歩行者と自転車ゾーンにきちんと分けられている歩道

名古屋市道江川線と国道1号線の沿いには、広々としたスペースが確保された歩道が広がります。とくに、名古屋市道江川線沿いは自転車と歩行者ゾーンが別れているため、安心して利用できるのがポイントです。広々と整備されている道路は、開放的な気持ちにさせてくれますよ。

ー 駅前には商業施設が集結!ー

とくに六番一丁目交差点から西側に商業施設が立ち並びます

六番町駅周辺には、スーパーやコンビニ、飲食店が立ち並びます。大きな商業施設はありませんが、普段の生活には困らないでしょう。

愛知県に根付いたスーパー「ナフコ トミダ 熱田店」

まず、2番出入口を出て道を挟んだ向かい側には、スーパー「ナフコ トミダ 熱田店」があります。ナフコトミダは、地元愛知県の食材や惣菜を提供しているスーパー。地元ならではの味が楽しめますよ。とくに口コミでは精肉が高評価!美味豚という商品が人気のようです。住みたい街に、人気のスーパーがあると嬉しいですよね。

野菜や精肉、惣菜なども充実しているコンビニ「ローソンストア100 熱田六番町」

リーズナブルな値段で、コンビニなのにまるでスーパーのような品揃えの「ローソンストア100 熱田六番町」もおすすめ。こちらは六番町駅の3番出入口を出て道を挟んだ向かい側にあります。基本的には100円で購入できる商品が揃っているコンビニです。コンビニ規模の小さなお店ですが、食料品や雑貨用品がギュッと詰まっており、惣菜も販売されていますよ。一人暮らしからファミリー層の方まで利用しやすいコンビニです。

ー 閑静な住宅街が広がる六番町駅の北と南エリア ー

六番町駅から北側の様子

六番町駅から南側の様子

大通りから一本中に入ると閑静な住宅街が広がります

六番町駅の北側と南側エリアは、名古屋市道江川線沿いから一本中に入ると、閑静な住宅街が広がります。大きな商業施設も少なく、全体的に静かで落ち着いた雰囲気です。

普段のお買い物に最適なスーパー「ピアゴラフーズコア神野店」

駅から北へ徒歩約10分の場所には「ピアゴラフーズコア神野店」があります。小規模な店舗ではありますが、毎日の生活に使う食料品と日用品を揃えるには充分ですよ。

ペットと一緒に楽しめるカフェ「マークスカフェ」

北と南のエリアにそれぞれ気になるカフェを見つけました。北のエリアにあるカフェ「マークスカフェ」は、シンプルモダンな外観と吹き抜けの開放感ある店内。柔らかさが自慢のローストビーフと手作りスイーツが人気です。テラス席はペット同伴可能なのも嬉しいポイント。

家では勉強や仕事に集中できない方にもおすすめ!「セルフカフェ六番町店」

南側エリアには「セルフカフェ六番町店」があります。Wi-Fiと充電器が完備されているこちらのカフェは、集中して仕事や勉強したい方にぴったり。オンライン会議もOK。ドリンクやスイーツも販売されているため、長時間の利用に最適です。六番町には、過ごしやすいカフェが散財されています。お気に入りのカフェを見つけるのも楽しそうですよね。

ー 中川運河まで飲食チェーン店がズラリと並ぶ国道1号線沿い ー

利用しやすい飲食チェーン店が立ち並ぶ国道1号線

ボリューム満点のカツ丼が楽しめる「かつや 名古屋十番町店」

リーズナブルな値段で焼肉が楽しめる「あみやき亭 昭和橋店」

六番町駅から国道1号線沿いを西に向かって歩いていきましょう。こちらには、牛丼、ハンバーガー、丼ものなどの飲食チェーン店が立ち並びます。通勤・通学帰りに1人で気軽に立ち寄れてしまうようなリーズナブルな人気店ばかり。住みたい街に、利用しやすい飲食店が多いのは嬉しいポイントですよね。

六番町駅にある人気店!ケーキ屋「カルチェ・ラタン」

その中に、次々とお店の中に入っていくお客さんの様子が見られるケーキ屋「カルチェ・ラタン」があります。まるで海外のお菓子屋さんのような、可愛いらしいピンク色の外観が目印。ケーキは常時17種類もの商品が並べられ、焼き菓子も豊富に提供されているお店です。ケーキも焼き菓子も、見た目から楽しませてくれるものばかり。手土産にもおすすめですよ。

中川運河に架かる「昭和橋」

昭和橋から眺める名古屋港方面。観覧車が見えます

様々な商業施設が立ち並ぶ国道1号線をどんどん進んでいくと、中川運河に到着しました。川があるだけで心地良い気分になりますね。ランニングを楽しむ人の姿も見受けられましたよ。

ー 広々と快適に利用できる国道1号線から堀川までの通り ー

車道も歩道も広々で開放的!心地良い風も感じられます

六番町駅に戻り、次は国道1号線沿いを東に向かって歩きましょう。東側は、歩道が広く確保されていて、より快適に利用できます。飲食店を中心とした商業施設が立ち並びますが、大きな商業ビルがなく、心地良い風が吹き抜けて気持ちの良い歩道が続くのが特徴です。

国道沿いにある、緑に囲まれた「熱田社」

熱田社のすぐ北側には公園が併設されています

さらに、国道沿いには公園が併設された熱田社もあり、ゆったりとした時間が流れます。一本中に入ると閑静な住宅街が広がり、静かに暮らせる環境です。

ー 遊歩道が整備され、様々な施設と自然に囲まれた堀川で癒しを。ー

堀川に架かる「白鳥橋」

川沿いには遊歩道が整備されています

川の向こうには名古屋駅前のビルの様子が眺められます

国道1号線沿いを東に向かって約15分歩いていくと、堀川が見えてきます。堀川沿いには遊歩道が整備され、公園や大学などの施設が立ち並びます。ランやウォーキング、サイクリングを楽しんでいる多くの人の姿が見受けられました。

東海地方最大の庭園!見応えのある「白鳥庭園」

まず見えてきたのは、堀川沿いにある有名な「白鳥庭園」。白鳥庭園は、東海地方最大の庭園として名高い庭園。中部地方の地形をイメージされた園内で、四季折々の草木が楽しめます。入場料がなんと300円というリーズナブルな価格も魅力の一つ。日本らしい季節の移り変わりが感じられる施設です。

キリスト教主義の総合大学「名古屋学院大学名古屋キャンパス」。チャペルも併設

川沿いにあるプロムナードはサイクリングにもおすすめ!

美しい芝生と遊具が設置されている「白鳥公園」もあります

白鳥庭園からは、堀川沿いのプラムロードを歩きました。川からの心地良い風が気持ちよく吹き込んできます。景色も良く、ウォーキングやランにぴったりの場所です。豊かな緑に囲まれた「名古屋学院大学名古屋キャンパス」や遊具やベンチが設置されている「白鳥公園」もあり、ピクニックやスポーツを楽しんでいる家族の姿が多く見られました。

熱田記念橋を渡り、「熱田神宮公園」へ向かいます

熱田記念橋から見える「熱田愛知時計120スタジアム」

野球の練習をしている姿が見受けられました

「熱田愛知時計120スタジアム」のエントランス

白鳥公園から、堀川に架かる熱田記念橋を通り、川を渡って向かい側に歩いて行きましょう。その先には、壮大な敷地を有した「熱田神宮公園」があります。園内には球場、古墳、グラウンドなどの施設が入ります。熱田球場のグラウンドでは、野球の試合をしている人たちの姿が見られました。その隣には、熱田愛知時計120スタジアムもあります。プロ野球の試合は行われていませんが、もともとは愛知県の高校野球の聖地として親しまれていたそうです。

多くの有名アーティストに愛されたセンチュリーホールも入る「名古屋国際会議場」

もう一度熱田記念橋を渡り、西側に戻ってきましょう。北に向かって歩くとすぐに「名古屋国際会議場」が見えてきました。こちらには有名アーティストによるコンサートが楽しめる「センチュリーホール」があることで有名な施設。音響設備が良く、アーティストからも愛されているコンサートホールです。会議室や展示室としての利用も可能であり、様々なイベントが行われています。イベントをチェックして休日に訪れるのも楽しそうです。

ー 隣駅まですぐアクセス「六番町駅」ー

名古屋国際会議場から東側には、マンションが立ち並びます

六番町駅の隣駅である「日比野駅」

日比野駅前にはスーパーや高層マンションが立ち並びます

名古屋国際会議場からは雁道線を通り、東に向かって歩いて行きましょう。工場や高層マンションが立ち並ぶのを通り抜けて行くと、名古屋市営地下鉄名港線「日比野駅」に到着しました。日比野駅は、金山駅と六番町駅の間にある駅。六番町駅からだと、北に真っ直ぐ歩いて約12分で着きます。日比野駅周辺にも、スーパーや飲食店が集結し、普段のお買い物や外食に利用しやすい環境が整っています。隣駅に近いのも、六番町駅の特徴です。

ー 都会の喧騒から離れ、自然に囲まれて静かに暮らしたい人にぴったりの街 ー

今回は六番町の街をご紹介しました。六番町は駅前にスーパーや飲食店などの商業施設が集結していますが、大きな商業施設はなく全体的に静かな雰囲気を持ちます。街の中心を名古屋高速や国道などの大きな道が走りますが、歩道は広々と整備されて安心して利用できる環境です。

街の中心から離れた場所には川が流れ、大きな公園や庭園が立ち並び、緑を感じながら散策できるのも六番街の魅力です。交通利便性が良くて自然豊かな環境で暮らしたい方にぴったりの街です。

気になる街を見つけたらマンスリーマンションにお試しに住んでみるのがおすすめ!マンスリーマンションは敷金・礼金・仲介手数料無しで、家具家電から生活用品までそろっているので即入居が可能です。マンスリーマンションを利用して気になる街をリサーチしてみてはいかがでしょうか。ぜひともチェックしてみてくださいね!

この記事を書いた人

吉永かなこ/Webライター

京都出身。関西大学文学部を卒業後、就職を機に愛知県へ。
ハウスメーカー勤務と子育てを経験し、現在は不動産管理会社で働きながらライターとして活動中です。宅地建物取引士。主に不動産記事と取材記事を執筆しています。
趣味は、旅行、カフェ巡り、読書、愛猫と遊ぶこと。運動不足解消にバレーボールも始めました。実際に訪れて見て感じた東海地方の魅力を皆様にたっぷりお届けします。