【大阪】春は桜を見に行こう! お花見のオススメ名所5選。
毎年4月上旬になると大阪の各地できれいな桜が見頃を迎えます。満開の花を眺めながらお散歩したり、誰かと一緒にお花見したり、気の合う仲間と桜の下で宴会できるのもこの時期だけの楽しみですね。今回は大阪府内にあるお花見の名所を5箇所ピックアップしてご紹介。電車でも車でもアクセスしやすい場所を厳選しましたよ。
桜がきれいな地域に住めば、春がくるたび楽しみが増えますよね。ご近所なら毎日の通勤通学途中で気軽に立ち寄れるほか、お花見客で混雑する日を避けてゆっくり桜を鑑賞することができるでしょう。気になるスポットでお試し住みができるマンスリーマンションも併せてご紹介しますので、桜の名所近くに住んでみたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
お花見スポット①毛馬桜之宮公園 (都島区)
大阪市内でお花見の名所といえば「毛馬桜之宮公園」は定番中の定番どころ。旧淀川の上流部、大川に沿うように約4.2km延びるリバーサイドパークで、両川岸を整備して造られた遊歩道には約4,800本もの桜並木が続いています。大阪メトロ谷町線・京阪本線が走る天満橋駅やJR大阪環状線の桜ノ宮駅、JR東西線の大阪城北詰駅などが最寄り駅。各駅ともに梅田・京橋からアクセスしやすい都心部に位置していることから、満開時期になると大勢のお花見客が詰めかける人気スポットです。
同エリアには桜之宮公園以外にも、明治時代のレトロモダンな建築物が見応えある造幣局や泉布観、藤田邸跡公園内の日本庭園、藤田美術館、毛馬水門、リバービーチなど老若男女が楽しめる様々なスポットが点在しています。とくにヤエザクラの開花に合わせて、7日間のみ敷地内が一般開放される「造幣局の桜の通り抜け」は、明治40年頃から続く大阪市内の春の風物詩。約140種340本植えられた桜の中から毎年「今年の花」が選定され、珍しい品種の桜にみな興味津々で鑑賞を楽しんでいます。
同園でのお花見は園内にシートを広げてワイワイ食事を楽しんだり、桜が屋根を作る遊歩道を散歩するのが一般的ですが、優雅に流れる大川の川面から桜を眺めるリバークルーズもオススメ。大川クルーズは色んな会社が実施していて、風流な屋形船やシャンパン・コース料理が付いたゴージャスな遊覧船、落語家の案内が面白い客船など各社とも個性豊かなラインナップです。またライトアップされた夜桜が鑑賞できる夜間クルーズも大人気。昼間とはまたひと味違った美しさがロマンチックで、デートにぴったりですよ。
毛馬桜之宮公園がある大阪市都島区は、梅田まで乗り換えなしで行ける都心の居住区。大阪メトロ谷町沿線らしい、下町情緒が残る温かな雰囲気が魅力のエリアです。日本最長の名物商店街、天神橋筋商店街や大阪城公園にも近く、京橋や天満といった市内のグルメスポットにも自転車で行ける距離ですよ。利便性の高い都心部ではありますが、近くに大川が流れていることで自然を間近に感じられるのが同地のメリット。春には桜、秋には紅葉と四季折々の美しい景観を味わえるでしょう。
施設名:毛馬桜之宮公園
所在地:〒534-0001 大阪府大阪市都島区中野町1ほか
アクセス:大阪メトロ谷町線「天満橋」駅、JR大阪環状線「桜ノ宮」駅、JR東西線「大阪城北詰」駅すぐ
入場料:なし
駐車場:なし
お花見スポット②大阪城公園 (中央区)
桜之宮公園に次ぐ市内有数のお花見スポット、大阪城公園は、そびえ立つ天守閣とそのふもとに咲き誇る桜とのコラボレーションが見事にマッチした映えポイント。外国人観光客にも大変人気が高いため、とくに春秋シーズンは府内外から集まった日本人観光客も合わさり、園内は相当数の人であふれ返っています。
中でも桜の名所として名高い西の丸庭園は複数種約3,000本もの桜が咲き乱れ、オンシーズンは21時頃までライトアップが行われています。庭園内は有料エリアですが、ぜひ中に入って写真撮影したい名スポットですよ。
4月中旬頃まで春まつりが開催されている同園では、夜桜ナイターや普段は禁止されているBBQエリアの特設など楽しい催しが盛りだくさん。天守閣内で実施される歴史を深く追った特別企画展は、戦国時代や秀吉好きとって見逃せない絶好の機会。ぜひお花見と合わせて鑑賞したいですね。過去の春イベントでは宿命のライバル伊賀vs甲賀の忍び対決やプロレス試合などが開催されており、こちらも大盛況の様子。一日外にいても気持ちの良い季節ですから、春の休日は大阪城公園で朝から夕方までたっぷり遊べそうです。
豊臣秀吉が築いた元祖から現在3代目となる天守閣を中心に、お堀や庭園、商業施設などを備えた史跡公園の大阪城公園。100ha以上の面積を誇る敷地内は体力に余裕がないと回り切れない広さであり、桜・梅・桃、紅葉、クリスマスのイルミネーションなど季節ごとに景色が変わるため、何度も足を運んでその魅力を知りたい場所です。
園内にはレストランが集合した飲食施設や、お笑いをはじめ様々な舞台公演が行われる劇場、野外コンサートで人気の音楽堂など、若い人やカップル、家族連れも楽しめるスポットがたくさんありますよ。
JR大阪環状線・大阪メトロ各線が公園を取り囲むように走っており、市内中心部からの交通便が良好。お花見やピクニックに最適な大阪城公園ですが、その広さを生かしてウォーキング・ジョギング・オープンエアヨガなどの運動にも適しています。各施設以外は24時間開放されているため、いつでも好きな時に入園できるのもうれしいポイント。街灯が多く夕方以降も運動している人が多いので、女性のランナーでも安心ですね。
施設名:大阪城公園
所在地:〒540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城
アクセス:JR大阪環状線「森ノ宮」「大阪城公園」駅、長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」駅などからすぐ
入場料:なし ※施設によって異なります
駐車場:あり(有料)
お花見スポット③万博記念公園 (吹田市)
大阪府内をドライブしながらお花見も楽しみたいという方には、太陽の塔が目印の万博記念公園がオススメ。年中四季の草花が彩る自然美が自慢の同園は、暖かな陽気を感じられる季節になると約5,500本に及ぶ桜の木が一斉に開花し、北大阪エリアきっての桜の名所に様変わりします。唯一無二の個性を発揮する太陽の塔とともに撮影すれば、万博記念公園でしか撮れない春の思い出が残せますね。ソメイヨシノをはじめヒガンザクラなど珍しい種類の桜も鑑賞でき、桜マニアも満足の景色が眺められますよ。
園内のどこでも桜が見られる同園ですが、とくに太陽の塔の周辺を整備した散策路はひと際目を引く素晴らしさ。塔以外の高い建物がないエリアなので、大いに眺望を満喫できるスポットです。広大な芝生広場でのんびりピクニックしながらお花見するのも素敵ですが、高い所が苦手でない方は、森の上を渡る全長約300mの空中観察路「ソラード」展望タワーから望む大パノラマもオススメの絶景ポイント。40年以上かけて成長した豊かな森の表情を、空の高さから観察することができますよ。
お花見シーズンに同園を訪れたら、桜とともにもれなくチューリップフェスタが楽しめるでしょう。自然文化園では色とりどりのチューリップ花壇が模様を描くように配置されていて、その色鮮やかな景色は一見の価値大。世界各国を産地とする、数十万本のポピーで埋め尽くされたポピーフェアも同じ時期に実施しているので、ぜひこちらも立ち寄りたいスポットですよ。季節に応じて様々な花が芸術的な美しさを見せる自然文化園は、春だけでなく夏や秋、梅のつぼみが色づく冬も魅力的です。
1970年開催の大阪万博を記念して造られた同園は、大型ショッピングモールのららぽーとや水族館、複合型映画館、ミニ遊園地などを併設した「エキスポシティ」と隣接。お花見と一緒にお買い物やレストランでの食事も楽しめますね。
同地には大阪モノレールが通るほか、名神高速や中国自動車道、中央環状線といった大幹線道路が複数走っているので、車でのアクセスも便利。大阪モノレールで千里中央駅から大阪メトロ御堂筋線(北大阪急行)に乗り換えれば、梅田まで約35分です。電車でも車でも都心への交通便が良い地域ですよ。
施設名:万博記念公園
所在地:〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園
アクセス:大阪モノレール「万博記念公園」駅から徒歩約5分
入場料:大人260円・小中学生80円
駐車場:あり(有料)
お花見スポット④花博記念公園鶴見緑地 (鶴見区・守口市)
大阪市鶴見区から守口市にかけて位置する花博記念公園鶴見緑地は、大阪メトロ長堀鶴見緑地線にて京橋駅から約9分、心斎橋駅から約21分で到着する都心近くの立地。大阪四大緑地のひとつである同園はその名の通り、1990年に開催された「国際花と緑の博覧会」跡地を整備した記念公園でもあります。当時の花博で建設された施設や展望塔、ホールなどが今も残されており、花博を知らない世代も開催時の光景を垣間見ることができるでしょう。
花博のメイン会場として注目される以前から、緑豊かな緑地公園として府民に愛されてきた同地は、2月下旬頃から開花する河津桜をはじめ、オカメ、陽光、ソメイヨシノと日ごとに園内を彩る桜の種類が変化します。ソメイヨシノが一斉に開花する他のスポットと違って、長くお花見を楽しめるのが同園の長所。場所によって植えられている桜が異なるため、お気に入りの種を探して散策してみるのも面白そうですね。
遊具広場やイベント施設、BBQ場、キャンプ場などエリアによって色々な遊び方ができる同園は、桜のトンネル下を散歩できる山の広場や、花を眺めながらわいわい盛り上がれるBBQ場近くが人気のお花見スポット。水辺を囲むように満開の桜が縁取る大池の景色も圧巻の美しさですよ。
ピクニックの定番場所なので、シーズン中は早めに行って場所取りをしたいですね。花博記念公園のランドマークである大きな風車と、そのふもとに広がるチューリップ畑は外国のような美風景。こちらもぜひ一緒に鑑賞してみてください。
都心からアクセスしやすい同園は、大阪市と守口市にまたがる住宅エリア。イオンをはじめ大型スーパーやドラッグストア、コンビニなど生活に欠かせない施設がご近所に充実していて、保育園や公立学校も多く住みやすさが整った地域です。ファミリー世帯に人気の街ですが、心斎橋や京橋まで乗り換えなしで行ける交通便の良さから、市内で働く単身者からも需要が高いですよ。治安が良好なので女性の一人暮らしにもオススメです。
施設名:花博記念公園鶴見緑地
所在地:〒538-0036 大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-163
アクセス:大阪メトロ長堀鶴見緑地線「鶴見緑地」駅すぐ
入場料:なし
駐車場:あり(有料)
お花見スポット⑤住之江公園 (住之江区)
大阪府内に数あるお花見スポットの中で、穴場的な場所が最後にご紹介する住之江公園です。大阪湾岸エリアきっての住宅街である住之江区。区民の足として重要な役割を担う大阪メトロ四つ橋線の住之江公園駅は、同路線の終着駅であり、南港ポートタウン線(ニュートラム)の始発駅です。公園や商業施設、教育機関が充実していて子育て環境が整っていることから、ファミリー向け大型高層マンションが多く治安も優良。海辺特有のリラックスした空気感が魅力的で、一人暮らしから年配者まで幅広い層からの居住ニーズが高い街ですよ。
そんな住之江区民たちの憩いスポットとして親しまれている住之江公園は、子供連れやカップルに人気のプール、テニスコート、野球場といったスポーツ施設を完備。ベンチで寛ぎながら四季の草花が鑑賞できる「花と緑のスクエア」エリアも、年中人気を呼んでいるスポットです。12月にはライトアップが実施され、日中とはまた違った味わいを演出していますよ。ドッグランが設置されているので、ワンちゃんも一緒に楽しめますね。
梅の開花時期と同じ頃から咲き始める寒緋桜が見られる同園は、ひと足先に早春を実感できる場所。ソメイヨシノもたくさん植えられているので、2月から4月上旬まで長く桜を鑑賞することが叶います。桜のシーズン中はフリマやミニライブといった数多くのイベントが行われ、広場にキッチンカーが出店するなど園内は大いに盛り上がっていますよ。満開時期でもそれほど混雑しない平日なら、ゆっくりのんびりお花見できそうですね。
住之江区は、キタにもミナミにも乗り換えなしでアクセスできる交通便が魅力の住宅エリア。大阪メトロ四つ橋線で住之江公園駅から西梅田駅へ約22分、なんば駅まで約15分です。同区内には中央線のコスモスクエア駅もあり、両駅はニュートラムでつながっているため本町エリアにも通勤しやすいですよ。住之江公園以外にも自然豊かな公園が多数点在しているので、海や緑の近くで暮らしたい方にぴったりですね。
施設名:住之江公園
所在地:〒559-0015 大阪府大阪市住之江区南加賀屋1-1-117
アクセス:JR大阪メトロ四つ橋線・ニュートラム「住之江公園」駅すぐ
入場料:なし
駐車場:あり(有料)
「お試し住み」するならマンスリーマンション!
今回は大阪府内でオススメのお花見スポットを5箇所ご紹介しました。どこも交通便が良く、お花見に出かける以外にも毎日の通勤通学がしやすい利便性の高いエリアですよ。桜をはじめ四季の自然美を身近に感じながら暮らせたら、身も心も癒されそうですね。
そんな素敵な場所の近くに住みたいと思ったら、気軽にお試し住みができるマンスリーマンションがオススメ。家具家電が備え付けだから大掛かりな引っ越しも必要なく、実際に住んでみて周辺環境や治安の良し悪しを判断するのに最適です。気になるエリアが見つかったら、さっそく近くのマンスリーマンションを検索してみましょう!