街歩き「新大阪」│アクセス環境抜群! 出張や帰省に便利な大阪の玄関口│vol.166
暮らす前に、知っておきたい街のこと。マンスリー48のスタッフが実際に歩いて、住みやすさを紹介する「街歩きシリーズ」。今回は新幹線停車駅の新大阪エリアを散策してみました。
―全国各地はもちろん、大阪市内外への交通便に優れた未来発展型の街―
新幹線で全国各地へとつながる大阪の玄関口、新大阪駅。大阪市淀川区に位置する同エリアは大阪を訪れる観光客の乗り換え地、もしくは地方からの転勤者・単身赴任者が暮らす街というイメージが強いですが、JRと地下鉄、高速バスなどの交通便が整っており市内で働くシングルの一人暮らしにぴったりな住みやすい地域です。
来るリニア全線開業に備え、新大阪は日本のみならず世界に誇る広域交通の拠点として大規模な再開発が予定されており、「都市再生緊急整備地域」に指定されています。現時点ではまだ工事などは始まっていませんが、数十年後には新大阪駅を中心に十三や淡路エリアを含む一帯が巨大ターミナルシティへと生まれ変わるでしょう。
―新幹線のほかにも京都線やおおさか東線などJRの各路線が充実―
東海道・山陽新幹線によって、東京や九州地方など全国主要地への移動が短時間で叶う新大阪駅。出張が多いビジネスマンをはじめ旅行や帰省が頻繁な方にも大変便利な駅であることは間違いないでしょう。また駅前の高速バスターミナルは空港や近畿内外への路線が充実しているので、時間をかけても低料金で行き来したい場合に重宝しますね。
新幹線以外にも新大阪駅にはJR在来線が多数乗り入れています。滋賀県から京都、大阪間を通り抜けて神戸まで走る東海道本線・京都線では、京都駅まで最短約20分強で到着。三ノ宮や元町を経由して神戸駅へは約30分。途中には近畿各地のベッドタウンを通るため通勤通学に利用している方が多いですよ。
梅田エリアの中心ターミナル、大阪駅へは京都線のほかおおさか東線でも1駅約4分。おおさか東線は吹田市を通って近畿大学があるJR長瀬駅や八尾市の久宝寺駅などにつながっているので、こちらも通勤通学に便利な路線です。
―市内中心地を縦断する御堂筋線で梅田や本町、なんばへ乗り換えなし―
梅田や淀屋橋、本町、心斎橋、なんば、天王寺など市内の主要地を通る大阪メトロ御堂筋線。JRとともに新大阪駅の重要な交通網として大きな役割を担っています。新大阪駅より北部には江坂駅や、相互直通運転を実施する北大阪急行が2024年に延伸開業したばかりの箕面船場阪大前駅、箕面萱野駅などがありますが、都心部間は新大阪発・止の電車が多いためラッシュ時間帯は2~3分おきと本数が多く座れる確率も高いでしょう。
新大阪駅から梅田へは乗り換えなしの約6分。オフィス街の淀屋橋・本町駅へ約10~12分、なんば駅まで約16分、天王寺駅へ約23分です。御堂筋線の各駅には他路線が乗り入れているので乗り換えしやすいのもメリットですよ。高架上には御堂筋線と並走する形で新御堂筋が走っていて車での交通便も良好。各高速道路への分岐も多く、マイカー通勤や仕事で車を利用する方にも大変使いやすい立地です。
―新大阪駅構内はお買い物や大阪グルメを楽しむのに最適―
新大阪駅構内には改札の内外に飲食店を中心とした数多くのお店が大集結。とくに改札内にある「エキマルシェ新大阪」には観光客向けのお土産だけでなく、スイーツや雑貨店、ベーカリー、お弁当屋、コンビニ、書店など普段使いできるショップが並んでいます。入場券を購入した場合はショップで使える同額のお買い物券がもらえますよ。
世界中からの観光客が乗降する新大阪駅ならではの充実度を誇るのは、ジャンル豊富な飲食店の数々。エキマルシェ内をはじめ新幹線構内に設置された飲食店街には大阪グルメの名店が揃っており、わざわざ本店まで食べに行かなくても同様の味がここで楽しめます。終電近くまで営業しているので、帰宅が遅くなった日でも美味しいご飯が食べられますね。
―新大阪駅ビル2Fの商業施設では食料品や洋服が購入可―
JR、地下鉄駅以外にもオフィスやホテルが入る新大阪駅ビル。その2Fに広がる「アルデ新大阪」周辺は、スーパー、ドラッグストア、ユニクロ、ダイソー、ファッション系ショップ、飲食店などが集まるショッピングフロアです。3F駅構内のエキマルシェよりも生活密着型で、新大阪で暮らす方々がお買い物に立ち寄りやすい商業施設ですよ。
同じく駅ビル2Fの御堂筋線・北東改札前にある小規模な飲食店街「新なにわ大食堂」は、新大阪駅を利用する地元の方やサラリーマン御用達のグルメスポット。美味しい食事とお酒が楽しめるお店ばかりなので、一人での外食にも同僚や友達とのお疲れ様呑みにも両方使えそう。ステーキ、海鮮、麺系とジャンルが違うので日替わりで立ち寄れますね。
―駅北側エリアはオフィス街の中に住宅用マンションが混在―
新幹線を含む複数路線が乗り入れるビッグターミナルの新大阪駅は、駅ビルを中心にして北側と南側で街並みが少し違っています。駅北側エリアは幹線道路をはさんで主に高層ビルが建ち並び、少し離れた地域に住宅地が広がっています。オフィス街のイメージが強いエリアですが、大きな総合病院やスーパー、ホームセンター、公園などもあり住みやすさも兼ね揃えていますよ。
歩道の幅が広くきれいに整備されているため、歩きやすくて自転車での走行も安全。日中は賑やかなものの夜になると静かで人通りも少なくなりますが、車の通行量や街灯の多さから、一人歩きでも不安はなさそうです。
―繊維問屋街が発展した商業施設「ゆめっせ」は北エリアのお買い物場所―
駅の北側出口から徒歩10分ほどの場所に建つのは、繊維問屋街が発展し現在の形になった複合商業施設「新大阪センイシティー(通称ゆめっせ)」。同館のテナントを含め付近には商品数が豊富なスーパーライフやダイソー、激安ドラッグストアのダイコクなど多ジャンルな店舗が集合しているため食料品や日用品のお買い物が一気に済ませられそうですね。
オフィスビルが多いので飲食店がたくさんあり、女性好みのオシャレなカフェなどは少ないですが、一人でふらっと入りやすいサラリーマン向けのお店がいっぱい見つかりますよ。スーパーグルメシティは24時間営業なので深夜帰宅時でも買い物ができて便利です。
―駅南側エリアには夜型の飲食店や中規模マンションが集合―
オフィスと住宅が混じり合う新大阪駅の北側エリアに比べると、南側エリアは居酒屋やラウンジなど夜型の飲食店が集まる街並みが特徴。こちらにも居住用マンションがたくさんあり、御堂筋線の隣駅である西中島南方駅との間には一人暮らしにぴったりな賃貸物件が多いですよ。御堂筋線ユーザーの単身者には住みやすい地域でしょう。
新大阪駅から徒歩約15分、自転車なら5分程度の西中島南方駅は阪急京都本線の南方駅と隣り合わせに位置しているので、京都方面へ頻繁に行き来する方にも使いやすい駅です。JR、御堂筋線に加えて徒歩数分で阪急線も利用できる交通便は魅力的ですね。
―飲食店が豊富でスーパーもあり一人暮らしがしやすい南側エリア―
単身赴任者や市内で働くシングルの一人暮らしに適した新大阪南側エリアには、飲食店のほかにもスーパーやコインランドリー、クリーニング店など日常生活に欠かせない店舗が多数揃っています。食料品やお弁当、日用品が充実しているイオンフードスタイルと隣接する激安スーパーの玉出は、どちらも24時間営業だからいつでもお買い物ができて便利。ハシゴして上手に買い物すれば生活費を節約しながら暮らせそうですね。
お店が多い印象の南側エリアですが緑豊かな児童公園や学校、昔ながらの銭湯や小売商店もあり大阪らしい下町感も味わえますよ。夜でも大通り沿いは賑やかですが、街中に入ると人通りが少なく暗い場所もあるため夜間の一人歩きには注意が必要でしょう。
―梅田の街並みを眺めながらBBQが楽しめる淀川河川公園 西中島地区―
市内を優雅に流れる淀川の河川敷を整備した淀川河川公園。新大阪駅から南へ歩いて30分弱、自転車で7~8分の場所に広がるのは同園の「西中島地区」です。広大な芝生広場、どこまでも続く川岸ロード、野球場やBBQ広場などが完備されていて大人も子供も太陽の下で思い切り遊べる自然施設ですよ。
キャンプ、マルシェ、スポーツスクール、カヌーやSUPでの川遊びなど年中様々なイベントが開催されており、天気の良い休日は大勢の人が訪れます。平日はそれほど混み合わないので、ランニングやお散歩など自然の中で体を動かすのにちょうど良いですね。
―新大阪駅は新幹線、JR、御堂筋線で市内外への交通便が良い街―
今回の街歩き記事では、新幹線停車駅の新大阪をご紹介しました。JRと大阪メトロ御堂筋線が利用でき、市内や近畿外への交通便が良好な街ですよ。駅ビル内に買い物施設が充実していて周囲にも飲食店が多いので、忙しい方の一人暮らしにオススメです。
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