【大阪】気分転換にぴったり! 散歩におすすめのスポット5選

仕事や家事で忙しい日々の中、ほっと一息ついてリフレッシュする時間は大切ですよね。そんな時に自宅近くできれいな空気を吸って気分転換できたり、散歩やランニングで体を動かせる場所があると重宝するものです。

四季の草花、青葉が茂る大樹の木陰、夕焼けに染まった空など、自然に触れる時間を持つと思っている以上に疲れが取れて体や心が軽くなりますよ。毎日の生活を主に高層ビルに囲まれたアスファルトジャングルの中で過ごしている方は、ぜひ少しでも自然が近くにある暮らしを検討してみてください。

今回は大阪府内で散歩におすすめのスポットを5箇所ピックアップ。「こんな場所の近くで暮らしてみたいな」と思った時に、気軽にお試し住みができるマンスリーマンションも併せてご紹介します。お部屋探しの参考にしてくださいね。

1. 北区みどりのウォーキングコース

大阪市ではお散歩に最適なウォーキングコースを各区内で選定し、市のホームページで紹介しています。それぞれの名所や見どころ、コース途中に出会える緑、道順、所要時間などが案内版とマップ版で詳しく解説されていますよ。

今回ご紹介する「北区みどりのウォーキングコース」は、大阪メトロ堺筋線の扇町駅、またはJR大阪環状線の天満駅近くにある扇町公園からスタート。都心にありながら広々としたグランドや個性的な遊具で子供たちにも大人気の公園です。イチョウやケヤキの木々が秋になると紅葉してとてもきれいですよ。

まずは扇町公園から街中を通って大川沿いへ。春になると岸辺に植えられた桜並木が一斉に満開となり、市内外からのお花見客で満杯となります。とくに川沿いに建つ大阪造幣局は4月中旬頃の1週間だけ敷地内の一部が一般開放され、500mほどの距離に咲くヤエザクラを見物することができます。日本さくら名所100選にも指定されている造幣局の通り抜けは、大阪市の春の風物詩ですよ。

約1時間かけて4kmほど川沿いを歩いたら、バラ園で有名な中之島公園に到着します。堂島川と土佐堀川にはさまれた水辺で約4,000株ものバラを愛でつつ、中央公会堂や中之島図書館などの歴史的建造物を鑑賞。周辺のオシャレなカフェで休憩するのも良いですね。

中之島を後にしたら御堂筋の広々とした歩道を歩いて梅田方面へ向かいましょう。繁華街の人ゴミを抜け西梅田から上福島北公園を通り新梅田シティへ。高層ビルの谷間に里山が再現されていて、夏になると蛍が放たれるなど都会のオアシス的スポットとして人気です。

新梅田シティからは中津駅を通り淀川沿いを歩いて再び扇町公園へ戻ってきます。すべてのコースを歩けば4時間ほどかかる設定なので、体力と時間を考慮して好みの箇所を選んでくださいね。

水都・大阪を象徴する大川と淀川に囲まれた北区は梅田を中心とした大都会でありながら、水辺の自然が近くに感じられる人気の街。JR大阪環状線、大阪メトロ御堂筋線をはじめ主要各路線が走っていてアクセス環境は抜群です。梅田まで徒歩や自転車で行ける居住エリアも多いので、通勤通学時間を最短にしたい方の一人暮らしにオススメですよ。

詳細情報

施設名:扇町公園
所在地:〒530-0025 大阪府大阪市北区扇町1-1
アクセス:大阪メトロ堺筋線「扇町」駅すぐ、JR大阪環状線「天満」駅から徒歩約5分

2. 御堂筋

上記でご紹介した大阪市のウォーキングコース中央区版の一部にも選ばれている御堂筋は、北区と中央区の中心地を通る大阪市内のメインストリート。梅田から淀屋橋・本町のオフィス街を経由して心斎橋・難波まで、北から南へ一方通行で続く全6車線の大幹線道路で、その地下部分には大阪メトロ御堂筋線が走っています。

沿道には大阪市役所をはじめ、企業や銀行の本支社ビル、寺院、神社、高級ブランドの路面店、百貨店など数多の建物が整然と並んでいて平日の日中は2万人を超える通行者が行き交います。

南北へ一直線に伸びる御堂筋は全長約4km。道の両端には1,000本近いイチョウの木が植えられており、秋から初冬にかけては見事な紅葉の風景が見物できますよ。この時期は幅の広い歩道が一面赤や黄色のカーペットを敷き詰めたように色鮮やかなストリートへ一変し、紅葉が好きな方はただ歩いているだけでも気分が晴れやかになること間違いなし。市内を代表するシンボルスポットとして大阪市指定名勝にも選ばれています。

御堂筋での散歩がオススメなのは紅葉シーズンだけではありませんよ。毎年11月から大晦日まで開催される御堂筋のイルミネーションは世界記録にも認定されている光の道。中之島周辺のプロジェクションマッピング、期間限定で特設されるイルミネーショントンネルなどとともに「大阪・光の饗宴」と称して大規模なプログラムが実施されます。この時期の幻想的で華やかな御堂筋はあまりに美しくて、毎日でも歩きたくなるでしょう。

そのほかにもオータムパーティーや大阪女子マラソン、優勝凱旋パレードなど年中様々なイベントが開催されています。御堂筋周辺は高層ビル群エリアですが、ひと筋離れた場所には各地下鉄とともに四ツ橋筋と堺筋が通っており、居住用マンションもたくさん建っています。市内有数のオフィス街、繁華街に近く利便性の高い地域なので、洗練された都会暮らしを望む方の住まいにぴったりですね。

詳細情報

施設名:淀屋橋駅
所在地:〒541-0041 大阪府大阪市中央区北浜3-1-25
アクセス:大阪メトロ御堂筋線、京阪本線「淀屋橋」駅

3. 淀川河川公園

琵琶湖を水源として、京都、大阪を通り大阪湾まで約75kmに渡って伸びる大河川の淀川。分流するたびに名を変え、再び本流と交わったりさらに別名に変化しながら大阪平野の中を優雅に流れています。水都・大阪と呼ばれる通り大阪は都心部でもとても川が多く、とくに淀川本流は陸地を分断するほど全幅が広い河川。高い建物に邪魔されることのない広々とした空、沈みゆく夕陽、季節ごとの風など自然の風景を身近に感じられるのが魅力です。

そんな淀川の豊かな自然を生かして整備された淀川河川公園は、2府7市2町にまたいで40地区に施設広場を運営する国営公園です。地区ごとに施設の特徴が多少違うものの、広大な敷地面積の中にグランドや芝生広場、テニスコート、散歩・ランニング・サイクリングに最適な河川敷ロードなどがあり、「川と街の一体感が体現できる」というコンセプトのもとどの地区も手を加え過ぎないシンプルな造りとなっています。

大阪市内に位置する地区は「西中島地区」や桜並木で有名な「毛馬地区」、日本一長い商店街でおなじみの天神橋筋商店街から近い「長柄地区」などです。どこもBBQ広場が完備されているので春から夏にかけてのアウトドアにうってつけ。とくに西中島地区は無料の駐車場があるので、大きな荷物を車で運びやすいのがうれしいですね。手ぶらが可能なグランピングやマルシェ、淀川でのカヌー遊びなど色々な催しが行われていますよ。

市内の淀川河川公園は主要駅から徒歩10~20程度で行ける便利な場所ばかり。西中島地区は大阪メトロ御堂筋線の西中島南方駅、または阪急京都本線の南方駅から徒歩約7分。長柄地区は堺筋・谷町線の天神橋筋六丁目駅から徒歩約15分です。天気の良い休日はもちろん、早く帰れた平日の夕方などにのんびり散歩するのに最適な淀川の河川敷。ペットや家族、恋人と一緒に自然を満喫しながら毎日を過ごすのも素敵なライフスタイルですね。

詳細情報

施設名:淀川河川公園 西中島地区
所在地:〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島2
アクセス:御堂筋線「西中島南方」駅・阪急京都本線「南方」駅から徒歩約7分

4. 長居公園

関西有数のスポーツ公園として知られる長居公園。大阪市東住吉区にある同園は2つのスタジアム、陸上競技場、長距離マラソンに適した走路、プール、テニスコート、フットサルコート、スケートボードパークなど各ジャンルのスポーツが行える多数の施設が完備されています。プロの試合を観戦する、スクールで基礎から教わる、仲間とともに思い切り体を動かして汗を流すなど様々な形でスポーツを楽しむことができる公園ですよ。

約66haもの敷地面積を誇る長居公園は、運動施設のほかにも植物園やこども広場、アスレチックなどがあり、それぞれ個性的なワークショップやイベントが常時開催されています。植物園で実施している野外ナイトミュージアム、本格的な食事が味わえるレストラン、珈琲専門カフェ、木々に囲まれたBBQ場など、一人でも大人数でもどんな楽しみ方にも対応していて一日中遊び尽くせる施設の充実度が人気を呼んでいます。

長居公園が散歩やランニングにオススメな理由は自然の豊かさと外周コースの設備。夜間でもたくさんの人が運動しているのは街灯が多く明るいのと、各所にスタートから何km地点かの案内があること、コース沿いに清潔なトイレが数か所設置されていることが挙げられます。1周約2.8kmという距離も健康的な散歩にちょうど良いですね。ちなみに15周走ると長距離マラソンと同じ42.195kmになるように設定されているそうですよ。

長居公園は大阪メトロ御堂筋線の長居駅からすぐの場所に立地しています。長居駅はなんば駅から直通約14分、天王寺駅から約7分と都心部へのアクセスが良い場所。JR阪和線も通っていて南大阪方面や和歌山へ行きやすく、関空へも最短60分弱です。周辺は昔から変わらない閑静な住宅街が広がっており、都心部から少し離れた場所で落ち着いて暮らしたい方にオススメのエリアですよ。

詳細情報

施設名:長居公園
所在地:〒546-0034 ⼤阪府⼤阪市東住吉区⻑居公園1-1
アクセス:大阪メトロ御堂筋線「長居」駅すぐ、JR阪和線「長居」駅・「鶴ヶ丘」駅から徒歩約5分

5. 大仙公園

日本の歴史が好きな方にオススメの散歩スポットは、仁徳天皇陵古墳と履中天皇陵古墳の間に位置する大仙公園です。堺市堺区にある同園は、日本史に残る大古墳のほかにも収塚古墳や狐山古墳といった小古墳が園内に点在していて、歴史の詳細は同じく園内に建つ堺市博物館、堺市立中央図書館、百舌鳥古墳群ビジターセンターで学ぶことができますよ。由緒ある茶室、第二次世界大戦での戦没者を慰霊した平和塔なども見学することが可能です。

大仙公園は春になると華やかな桜の名所となり、ソメイヨシノのほかにもヤエベニシダレなど珍しい桜が見られます。スポーツ大会やレクリエーションに活用されている大芝生広場はピクニックが気持ち良いエリア。小さな子供も遊べる遊具広場とともに家族連れに人気です。約8,500㎡もの広さが自慢の催し広場では、春の市民マラソンや秋の農業祭など地元の方々が集って楽しむイベントが目白押しですよ。

1周約1km半の主園路はウォーキングやランニングに利用されているアスファルト塗装の道。両端には緑豊かな大木が茂っていて、真夏でも木陰が日差しを遮り、森の中からはひんやりした気持ちの良い風を送ってくれます。主園路を周って庭園や広場まで散歩すればかなりの運動量になりますね。リフレッシュを兼ねたダイエットにも効果がありそうです。

大仙公園がある堺市堺区はJR阪和線のほか南海高野線も走っており、天王寺・難波方面へアクセスしやすい立地。同園最寄りの百舌鳥駅から天王寺駅へは最短約14分。御堂筋線や谷町線、JR大阪環状線への乗り換えがスムーズです。堺市の中でもっとも都会的な堺区は、南海線の駅前に大きな商業ビルがあり商店街や市役所、区役所といった行政機関も集結。堺市内にお勤めの方や天王寺界隈へ通勤通学する人にとって便利で住みやすい街ですよ。ファミリー世帯向けのマンションが多いエリアなので、ルームシェアにも好都合ですね。

詳細情報

施設名:大仙公園
所在地:〒590-0803 大阪府堺市堺区東上野芝町1-4-3
アクセス:JR阪和線「百舌鳥」駅から徒歩約4分

気になるエリアはマンスリーマンションで「お試し住み」!

今回は大阪府内で散歩にオススメのスポットを5箇所ご紹介しました。緑豊かで四季折々の自然美が味わえて、のびのびと体を動かすことができる場所ばかりですよ。都心への交通便も良いので通勤通学など日常生活の利便性も心配なし。ぜひ近くのエリアに住んで好きな時に散歩が楽しめる生活を送ってみてくださいね。

どんな街かもっと知りたい方は、気軽にお試し住みができるマンスリーマンションがオススメ。生活に必要な家具家電が完備されていて大掛かりな引っ越しも必要ありません。お気に入りの散歩スポットが見つかったら、ぜひ短期滞在でその魅力を探ってみましょう。