【大阪】何度も行きたくなる! オススメの名所10選

東京に次ぐ大都会である大阪。お笑い、グルメ、歴史、商業、大阪弁など様々な特色を持つ個性的な街として海外からの観光客にも人気が高い都市です。そんな大阪には観光客以外の在阪者にもオススメしたい名所がたくさんありますよ。一度行けば満足できる単なる観光スポットではなく、知れば知るほど、行けば行くほど好きになる、大阪ならではの魅力に誰もがハマってしまうこと間違いなし。きっとお気に入りの場所が見つかるはずですよ。

今回は大阪府内で何度も行きたくなるオススメの名所を10箇所ピックアップ。「近くに住んでみたいな」と思った時に、気軽にお試し住みができるマンスリーマンションも併せてご紹介します。ぜひお部屋探しの参考にしてみてくださいね。

1. USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

大阪のおすすめスポットとしてUSJは外せない名所のひとつ。大人も子供も楽しめる、朝から晩までオープンラストで遊び尽くしたい大阪随一のテーマパークです。USJの魅力はなんと言っても定期的に新アトラクションやエリアが追加されること。

おかげで何度行っても新鮮な楽しさを味わうことができ、ドキドキ&ワクワクが持続するので飽きるヒマがありません。ユニバーサル映画系だけでなく、日本独自のアニメやゲームとのコラボが目白押し。期間限定のアトラクションは並んでも体験する価値大ですよ。

USJの楽しさはアトラクション以外にもあります。ダイナミックなアクションショーや笑いたっぷりのステージ、観客と一体化して盛り上がるパレードなども日常を忘れてその世界観にどっぷり浸かることができます。好きなキャラクターとのグルーミングも絶好の撮影ポイントで、ジュラシックパークエリアでは恐竜たちと触れ合えるショーを毎日実施していますよ。各エリア内にあるレストランも要チェック。エリアイメージに沿ったメニューが揃っているので食事の楽しさが倍増しますね。

国内外から多くの人が遊びにやってくるUSJだけに、GWやお盆休みなど長期休暇時は大混雑必至。人気アトラクションは長時間待ちとなってしまいます。それを避けたい方は平日や季節のイベントを実施していない比較的空いている時期が狙い目。

朝からガッツリ一日中遊ぶのも良いですが、自宅から通える距離にお住まいの方は年間パスを購入して空いている時間帯だけちょこちょこ行くのもツウな遊び方ですね。年パスは大人2万円~とやや高額ですが、通うほどにコスパの良さを実感できますよ。(2024年5月時点)

USJが建つのは大阪市此花区の大阪湾岸エリア。最寄り駅のユニバーサルシティ駅からJRゆめ咲線で約5分の西九条駅は、JR大阪環状線のほか阪神なんば線が走っていて都心部へのアクセスが良好です。ユニバーサルシティ駅までの所要時間が20分以内のエリアには、西九条をはじめ弁天町や大正、ドーム前、野田など、複数路線が利用できて住みやすさも兼ね揃えた街がいっぱい。USJの魅力にハマってしまった方は、ぜひ周辺地での暮らしを検討してみてくださいね。

詳細情報

施設名:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
所在地:〒554-0031 大阪府大阪市此花区桜島2-1-33
アクセス:JR大阪環状線「ユニバーサルシティ」駅すぐ
入場料:1デイ・スタジオ・パス 大人8,600円~・子供4歳~11歳5,600円~ ※チケットの種類は複数あり
営業時間:8:00~22:00 ※日によって異なります
駐車場:あり(有料)

2. 道頓堀

道頓堀はUSJと並んで大阪の名所として外せない名スポット。グリコの看板、かに道楽の巨大モニュメント、道頓堀川に架かる戎橋などが有名な、ミナミの街を象徴する繁華街の中心地です。

観光地として人気が高い場所なので、道頓堀川沿いの遊歩道「とんぼりリバーウォーク」を含め24時間人通りが途絶えません。夜になると周囲の店舗や看板が一斉に色とりどりのネオンを発光し、まぶしいほどのイルミネーション街となります。

コロナ禍の収束によって完全復活したインバウンド需要により、海外からの観光客であふれている道頓堀。大阪らしい「派手で目立って儲けてナンボ」の活気とバイタリティが凝縮されている場所なので初めはちょっと圧倒されるかもしれませんが、通ううちにここに来れば自然と元気が湧いてくる、そんなパワースポット的な地となるはずですよ。深夜から早朝まで開いているお店が多いので、終電を逃した後も朝まで遊んで過ごせるでしょう。

道頓堀から北は心斎橋筋商店街、南には戎橋商店街・千日前商店街があり、高級ブランド店やファストファッションのほか各種の専門店が並んでいます。ドラッグストア激戦区でもあるため日用品を安く買えるのも同地の特徴です。道頓堀川の両サイドにはたこ焼きやお好み焼き、串カツなど大阪名物のグルメ店がひしめき合っていますが、本格的な大阪の味を求めるなら東心斎橋や裏難波がオススメ。じっくり散策してお気に入り店を見つけてくださいね。

道頓堀付近は繁華街のため、近くに住む際は日本橋や難波エリアが良いでしょう。とくに難波周辺は近年再開発が活発な地域なので、治安も向上し住みやすい街へと変化しつつあります。さらに南へ下って大国町や新今宮は家賃相場も安く交通便も良いですが、治安面で不安がある方は西側のJR難波界隈や桜川、堀江あたりがオススメです。各駅の周辺は大通りに面していて夜間も明るいので女性の一人暮らしにも適していますよ。

詳細情報

施設名:道頓堀
所在地:〒542-0071 大阪府大阪市中央区道頓堀
アクセス:大阪メトロ御堂筋線、南海本線「なんば」駅、近鉄線「大阪難波」駅などからすぐ

3. 梅田

うめきたエリアの大規模な再開発工事も佳境を迎えつつある梅田は、大阪の都会性を十二分に味わうことができる西日本最大の繁華街。各主要路線が集まるビッグターミナルの大阪駅・梅田駅を中心に百貨店、ショッピングビル、オフィスビル、飲食店街が集まる超都心エリアです。大きな街なので東西南北の場所によって特徴や雰囲気が変わり、大阪メトロ御堂筋線や谷町線などエリアごとに走っている路線や駅名も異なります。

大阪のメインシティとして世界に誇れるよう再開発が繰り返されてきた梅田の街並みは数年ごとに変化を遂げ、洗練された近代的なビル群で埋め尽くされています。2024年9月に先行まちびらきが予定されているうめきた再開発2期地区「グラングリーン大阪」は、ターミナル直結の都市公園としては世界最大級となる「うめきた公園」をはじめ、数棟のタワービルや商業施設から成る梅田の新しい街区。地下ダンジョンと呼ばれる地下街と同様に、梅田を代表する新たなスポットとなるでしょう。(2024年5月時点)

世界中のトレンドがいち早く流入する梅田は最先端の流行が手に入るお買い物スポット。メーカーやブランドが揃う百貨店やショッピングモールはいつも買い物客で賑わっています。カップルにオススメの素敵なデートスポットも勢揃い。HEP FIVEの真っ赤な観覧車やスカイビルは梅田の眺望が見渡せ、天気が良い日は明石海峡まで目視できますよ。エレガントな大人の遊び場なら西梅田へ。ハイブランドなショップやレストラン、劇団四季の劇場などがあり、梅田の喧噪から離れた空間で静かに過ごせます。

大都会の梅田内に居住エリアは少ないですが、一駅離れた場所には一人暮らしに人気の街がたくさんありますよ。御堂筋線の隣駅である中津、JR大阪環状線の福島駅と天満駅、東梅田から一駅進んだ中崎町駅・南森町駅、四つ橋線の肥後橋駅。どこも梅田まで徒歩や自転車で10~15分圏内なので毎日の通勤通学がラクですね。少し家賃相場が上がりますが、北新地や淀屋橋も徒歩圏内です。梅田を拠点にしたオシャレなアーバンライフを送りたい方は、周辺の街で新生活を始めてみてはいかがでしょうか。

詳細情報

施設名:梅田
所在地:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田
アクセス:大阪メトロ御堂筋線「梅田」駅、谷町線「東梅田」駅などが最寄り

4. 中之島

水都・大阪のシンボルであり、大阪市の行政・文化・経済の中心地でもある中之島は、堂島川と土佐堀川にはさまれた長さ約3km、最大幅約300mの小さな中洲地帯です。

このエリア内に大阪市役所や日本銀行大阪支店といった重要な公的機関が所在し、大阪府立中之島図書館、中央公会堂、こども本の森 中之島などの文化施設も建っています。また観光客にも人気を博している大阪中之島美術館や国立国際美術館もあり、水辺を生かしたリバーフロントの景観とともに北区の中でも特別美しい街ですよ。

明治時代から大阪の情報と文化の発信地として大きな役割を担っていた中之島には、中央公会堂などレトロモダンな歴史的建造物が点在。外観・内観ともに明治大正の古き良き時代を彷彿させ、国の重要文化財でありながら内部見学やイベント会場としてレンタルすることもできます。中之島一帯が豪華なイルミネーションで彩られるクリスマスシーズンは大勢の人が見物に訪れ、あまりの華やかさに感嘆の声を上げています。

中之島の西端には明治時代から続く中之島公園があり、約4,000株ものバラが春と秋に見頃を迎えるバラ園が有名です。2本の川には各所に橋が架けられており、夜間になると青くライトアップされますよ。周辺のビルの窓から漏れた灯りが川の水面を照らし、橋の光と合わさって幻想的な夜景ポイントに。中之島とその周辺には景観を楽しみながら食事ができるレストランやカフェが集まっていて、北区のオシャレスポットとして人気を呼んでいます。

梅田から歩いて行ける中之島は、場所によって福島や淀屋橋が徒歩圏内。北浜や天満橋といったビジネス街や大人の歓楽街である北新地にも近く、市内の主要地に囲まれた便利な立地です。京阪中之島線が通っていますが淀屋橋駅・北浜駅まで徒歩数分のため大阪メトロ御堂筋線、堺筋線、京阪本線が利用可能ですよ。景観が美しく人気が高いので賃貸で住むにはお手頃とは言い難いですが、福島側ならややリーズナブルなお部屋が探せるでしょう。福島と中之島の間にはリバーサイド遊歩道があり、散歩やランニングにもぴったりです。

詳細情報

施設名:中之島公園
所在地:〒530-0005 大阪府⼤阪市北区中之島1
アクセス:大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋」「北浜」駅、京阪中之島線「なにわ橋」駅すぐ
入場料:なし
営業時間:常時開園
駐車場:なし

5. あべのハルカス

大阪市内でキタ・ミナミに続く大ターミナルシティの天王寺。そのランドマークで2024年に10周年を迎えたあべのハルカスは、地上300m超、60階建という日本で第2位の高さを誇る高層ビルです。ホテルや企業オフィスのほか近鉄百貨店、グルメフロア、美術館、屋上庭園、展望台などで構成されていて、JR・大阪メトロ各線の天王寺駅、近鉄線の大阪阿部野橋駅に直結しているため雨の日でも濡れずにアクセスすることができますよ。

とくに大阪近辺の山々までぐるり360度絶景が見渡せる「ハルカス300」は、展望台の天上回廊と吹き抜けのイベントスペース、天空庭園とが一体化していて様々な用途に利用されている人気スポット。回廊はすべてガラス張りのため、高い所が好きな方はスリリングなドキドキ感が味わえるでしょう。庭園内ではライブやショーといった各イベントのほか夏はビアガーデン、秋以降はウェディングパーティーなども行われおり、晴れた日は澄んだ上空の風が気持ち良い開放感抜群のオープンエアフロアです。

あべのハルカスが建つ天王寺駅界隈には駅ビルの天王寺MIOやHoop、キューズモール、あべのアンド、ドン・キホーテなどジャンルの異なるショッピングビルが大集結。美味しいグルメ店、広々とした芝生広場を有する天王寺公園、そのほか多数の娯楽施設があり、一人でも家族や友達と一緒でも天王寺だけで一日中楽しく過ごすことができますよ。徒歩15分ほどの中に主なスポットがすべて揃っているため、歩き疲れてぐったりすることもなく目的に沿った移動がスムーズに行えます。

天王寺駅の周辺には、市内で働くシングルの一人暮らしにちょうど良い中規模マンションがたくさん建っています。交通面では地下鉄御堂筋線、谷町線、JR大阪環状線と梅田まで3路線確保。万が一の遅延時にも安心ですね。

御堂筋線なら心斎橋やなんば、本町駅まで乗り換えなしの6~11分、谷町線では行政機関が集まる谷町四丁目駅や商店街のある天神橋筋六丁目駅まで直通です。JR特急はるか号に乗車すれば関西国際空港まで最短40分弱。出張や旅行の際も電車一本で空港まで行けるのはありがたいですね。

詳細情報

施設名:あべのハルカス
所在地:〒545-0052 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
アクセス:大阪メトロ御堂筋線「天王寺」駅、近鉄線「大阪阿倍野橋」駅すぐ
入場料:なし
営業時間:9:00~23:00 ※店舗によって異なります
駐車場:あり(有料)

6. 万博記念公園

1970年開催の大阪万博会場跡地を整備して造られた万博記念公園は、大阪府吹田市の大阪モノレール万博記念公園駅から歩いてすぐの場所にあります。世界的な有名芸術家の岡本太郎氏が制作した「太陽の塔」がシンボルで、広大な園内には日本庭園や自然文化園、国立民族学博物館、大阪日本民藝館などの施設が建っています。70mもの高さでそびえ立つ太陽の塔は有料で内部公開されており、生物の進化をテーマにした大規模なアート作品を鑑賞することができますよ。

同園は数カ所の遊具広場やアスレチックタワー、人工川、BBQ場、季節ごとに変わる自然園などジャンルごとにエリア分けがされていて、子供連れファミリーから大人同士のカップルまで老若男女が楽しめる憩いスポット。敷地の広さを生かして開催されるイベントは、クリスマスのイルミネーションを筆頭にロハスフェスタやラーメン博、ガレージセール、花火大会などがあり、北摂をはじめ府内の各地から多くの人々が集まる人気ぶりです。万博公園のイベントは面白いと好評ですよ。

万博記念公園の隣にはショッピングモールの「ららぽーとエキスポシティ」や新感覚ミュージアム水族館「ニフレル」、大観覧車とミニ遊園地、アクティビティ施設など遊び場が盛りだくさん。ガンバ大阪の本拠地であるパナソニックスタジアムもあり、大事な試合が行われる際は駐車場からサポーターの熱気が立ち込めています。ららぽーとの中には複合映画館やレストラン街もあるので、ドライブデートにも最適ですね。

吹田市に位置する同園は、大阪メトロ御堂筋線(北大阪急行)の千里中央駅で大阪モノレールに乗り換えれば梅田から最短約35分。伊丹空港がある大阪空港駅まで乗り換えなしの約19分です。名神高速の吹田ICに近く、中国自動車道や大阪中央環状線も通っているため車でのアクセスがしやすいですよ。大阪の閑静なベッドタウンである北摂地域には大阪モノレールと御堂筋線(北大阪急行)のほかにも阪急各線、JR京都線などが走っていて都心部への交通便も良好。子育て世帯や穏やかなエリアで暮らしたいシングルにオススメです。

詳細情報

施設名:万博記念公園
所在地:〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園
アクセス:大阪モノレール「万博記念公園」駅から徒歩約5分
入場料:大人260円・小中学生80円
営業時間:9:30~17:00 ※水曜休園
駐車場:あり(有料)

7. 大阪城公園

言わずと知れた大阪の歴史的名所、大阪城。戦国時代に豊臣秀吉が築いた天守閣が有名ですが、江戸時代から現在に至るまで何度も焼失と再建を繰り返し、今も徳川幕府が修築した櫓や蔵、門などは当時のままの姿で残っています。

大阪城の周囲一帯は国の特別史跡に、古建造物のほとんどは重要文化財に指定されています。現在の天守閣は秀吉が築いた実物とはかなり異なりますが、内部が歴史博物館となっていて見学可。原寸大で復元された金色の茶室や鎧兜などが展示されており、展望台からは大阪市の街並みが一望できます。

梅や桜の名所としても知られる大阪城公園は、春になると観光客が押し寄せて連日大盛況。しかし接続する路線や駅が多く出入口も多数あるため、オンシーズンでもそれほど混雑しません。東京ドーム約23個分といわれる広さの大阪城公園内では、史跡のほかにもライブやコンサートが開かれる「大阪城ホール」と「野外音楽堂」、お笑いから演劇まで多様なエンタメ発信地として人気の劇場「クールジャパンパーク大阪」、幼児の遊び場「ボーネルンドのプレイヴィル」など多数の商業施設が営業しています。

園内の広さを利用して設けられた「大阪城ラン&ウォークコース」は3.5kmロングと2.9kmショートの2コース。ロッカーやシャワー室完備のサポート施設もあり、四季折々の自然美を楽しみながら運動ができると評判です。ちょっと休憩したくなった時はスタバなどのカフェやコンビニを利用。公園の中にはレストランが複数店舗あり、フードコートや天守閣を眺めながらBBQできるお店などジャンルが豊富なので食事する場所には困りませんよ。

JR大阪環状線、東西線、大阪メトロ中央線、谷町線など多くの路線が近くを走っている大阪城公園。最寄り駅には森ノ宮駅・大阪城公園駅・天満橋駅などがあり、どの駅からでも徒歩5分内なので大変アクセスしやすい都心型の公園です。高層ビルに囲まれた生活に息苦しさを感じる方、ランニングやペットのお散歩場所を確保したい方にとって、空が広く花や緑が豊かな大阪城公園はデイリー使いできるリフレッシュの場でしょう。都心でこれほど広い公園はなかなかないので、自然の近くに住みたい方は要チェックですね。

詳細情報

施設名:大阪城公園
所在地:〒540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城1-1
アクセス:JR大阪環状線「森ノ宮」「大阪城公園」「大阪ビジネスパーク」駅、谷町線「天満橋」「谷町四丁目」駅、JR東西線「大阪城北詰」駅などすぐ
入場料:なし ※施設によって異なります
営業時間:常時開園 ※店舗によって異なります
駐車場:あり(有料)

8. 新世界

独特のディープな雰囲気とナニワの下町感で数多くの映画やドラマの舞台となってきた新世界。天王寺駅から歩いて15分程度の近距離ながら、新世界界隈はどこにも似た街がない異質の空気を放つエリアです。

かつては治安の悪さやホームレスの多さで避けられがちだった新世界ですが、今や大阪市南部の観光スポットとして国内外から連日大勢の観光客が遊びにやって来るエンターテイメントな街へと様変わりしました。同地のシンボル、通天閣を中心に街中には大きなフグの提灯や色彩豊かな大看板の数々、至る所に座っているビリケンさんなど、同エリアを象徴する映えスポットが満載です。

新世界へ観光にやって来る人のほとんどが串カツを食べて帰るでしょう。大型店舗も良いですが、本場の味を堪能するならちょっぴり怪しい暗さが特徴のジャンジャン横丁がオススメ。今や海外にもチェーン展開する「だるま」の総本店や50年以上の歴史を誇る「八重勝」など、そうそうたる串カツの名店が軒を連ねています。もちろんソースの二度漬けは禁止なのでご注意を。また「どて焼き」と呼ばれる牛すじの白味噌煮込みも新世界の名物ですよ。女性一人客でも入りやすいカウンター店が多いので、ぜひ全店巡りをしてみましょう。

同エリアの中心的存在感を担う通天閣は、あべのハルカスと比べると地上から見上げられる普通の高さではありますが、最上階の強風が吹き付ける屋外展望台やシースルーフロアの跳ね出し展望台などスリル満点の展望スポットが大人気。3階から地下1階まで全長60mを一気に滑り下りる「タワースライダー」もあり、新世界らしい個性的なアトラクションが楽しめますよ。また「世界の大温泉」で有名なスパワールドは温水プールやエステサロンを有する24時間営業のスーパー銭湯。スポーツジムや岩盤浴でも汗を流せます。

新世界エリアを通る路線は大阪メトロ堺筋線やJR大阪環状線など複数あり。天王寺界隈に近い場所ではありますが、街並みや雰囲気はかなり違うので住まい探しの際は注意が必要ですよ。新世界の中心は観光地ですが、周辺地域は今もディープ感が強く治安面で不安があるため、それが気にならない男性の一人暮らしにオススメ。大型のドン・キホーテや激安スーパーがあり、交通便も良く家賃相場もかなりリーズナブルなので、お得な都会暮らしを実現できる街でしょう。

詳細情報

施設名:通天閣(新世界内)
所在地:〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東1-18-6
アクセス:大阪メトロ堺筋線「恵美須町」駅から徒歩約3分、御堂筋線「動物園前」駅、JR大阪環状線「新今宮」駅から徒歩約5分
入場料:大人1,000円・子供5歳~中学生500円
営業時間:10:00~20:00
駐車場:なし

9. 天保山ハーバービレッジ

大阪メトロ中央線の大阪港駅から徒歩約5分の場所に広がる天保山ハーバービレッジは、1990年に開業した大阪南港エリアを代表する複合型アミューズメント施設。施設内や周辺には世界最大級の水族館「海遊館」、大型ショッピングモール「天保山マーケットプレース」、大観覧車やホテル、遊覧船、天保山公園などがあり、恋人や家族と一緒に朝から夜まで海辺で遊ぶことができるスポットです。もちろんお一人様でのお買い物、グルメ、海の風に当たりながらのんびり過ごすにもぴったり。1,000台収容可能な大型駐車場も完備されているのでドライブに最適ですね。

ジンベイザメが優雅に泳ぐ姿が見られる海遊館は、回廊型の巨大水槽が太平洋の海を再現していて見応え抜群。定期的に展示イベントが開催されているので、何度行っても新しい発見ができますよ。天保山マーケットプレースにはファッションや雑貨店のほか忍者・侍グッズ店や昭和時代を模したグルメフロアなど普通のショッピングモールとは一線を画したショップリストが魅力。小動物と触れ合えるミニ動物園やレゴランドは子供連れ家族に人気です。

カップルのデートにオススメの観覧車、遊覧船も楽しいですが、風が気持ち良い季節は日本一低い山がある天保山公園が寛げますよ。海の向こう側にUSJが望める眺望も素敵です。車なら足を伸ばして舞洲に行ってみるのも良いですね。花と緑に囲まれた舞洲アイランドは本格派のアスレチックやBBQ場、ゴーカートサーキットなどがあり、カートに乗せればペットと一緒に入園可。ペットストリートではリード着用でお散歩させることができますよ。

大阪メトロ中央線は天保山ハーバービレッジが建つ大阪港駅から、これまで終点駅であったコスモスクエア駅を経て大阪万博が開催される夢洲まで延伸工事中。新駅「夢洲」駅は2025年1月に開業予定です(2024年5月時点)。大阪港駅からオフィス街の本町駅へは乗り換えなしの約11分。御堂筋線に乗り換えれば梅田や難波まで20分強で行けますよ。天保山エリアは都心で働いている方も通いやすい立地なので、海辺での暮らしを望む方にオススメです。

詳細情報

施設名:天保山ハーバービレッジ
所在地:〒552-0022 大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
アクセス:大阪メトロ中央線「大阪港」駅から徒歩約5分
入場料:なし ※店舗によって異なります
営業時間:10:00~20:00 ※店舗によって異なります
駐車場:あり(有料)

10.毛馬桜之宮公園

大阪府内の名所で最後にオススメしたいのは、大阪市都島区の大川沿いに位置する毛馬桜之宮公園です。その名の通り大阪市内でも有数の桜の名所であり、リバーサイドに植えられた桜並木は約4,800本。大川を遊覧するクルーズ船は多数の会社が乗り入れていて、お花見シーズンは夜桜が鑑賞できる夜間まで予約でいっぱいです。

公園内は入園自由なため、春になると近隣にお住まいの方や会社のサラリーマンがこぞってお花見宴会を催しています。川沿いには屋台がたくさん出ているので帰宅途中の夜桜見物も楽しそうですね。

毛馬桜之宮公園は桜のシーズン以外は人も少なく、散歩やランニングなどで体を動かすのにちょうど良い穴場スポット。砂場や鉄棒、滑り台などの遊具が設置された児童遊技場は広々としていて小さな子供を遊ばせるのにもってこい。木陰が多いので大人の休憩にも使えますよ。また同園は水都・大阪の中でも「大阪ふれあいの水辺」という名のリバービーチがある珍しい公園です。サラサラの砂が敷き詰められた川岸の砂浜はビーチサンダルでの散歩がオススメ。遊泳はできませんが、大川の自然が間近で感じられる景色の良い場所ですよ。

桜の通り抜けで有名な大阪造幣局は明治44年に建立されたレトロなレンガ造りの西洋風建築物が目印。工場内や博物館は一般の方でも見学可能です。さらに川沿いの遊歩道を歩いて行くと趣ある和の風景が見えてきます。明治時代の実業家、藤田氏の邸宅の一部が公園として整備されていて、お屋敷のような門から中に入ると大阪市指定名勝の立派な日本庭園が散策できますよ。また隣接する「藤田美術館」では数々の国宝級コレクションを展示。庭園と合わせて大人の愉しみ方ができる隠れ家のようなエリアです。

毛馬桜之宮公園はJR大阪環状線の桜ノ宮駅や大阪メトロ谷町線、京阪本線が通る天満橋駅が最寄り駅。周辺はファミリー・シングルともに対応したマンションがたくさん建つエリアで、桜ノ宮駅から大阪駅まで乗り換えなしの約4分と梅田までスピーディーアクセスが叶います。隣駅の京橋へは電車で約2分、歩いても10分程度なので長堀鶴見緑地線への乗り換えや繁華街でのショッピング、遊びなどにとっても便利。交通便が良く、都会の利便性を受けながらも川辺の自然が味わえる、そんな贅沢な環境が整っている街ですよ。

詳細情報

施設名:毛馬桜之宮公園
所在地:〒534-0027 大阪府大阪市都島区中野町1ほか
アクセス:JR大阪環状線「桜ノ宮」駅、JR東西線「大阪城北詰」駅、大阪メトロ谷町線・「天満橋」駅すぐ
入場料:なし
営業時間:常時開園 ※施設によって異なります
駐車場:なし

気になるエリアはマンスリーマンションで「お試し住み」!

今回は大阪府内で何度も行きたくなるオススメの名所を10箇所ご紹介しました。キタやミナミ、天王寺など場所によって特徴や雰囲気は異なりますが、どこも大阪らしい活気に満ちた素敵なスポットばかり。ぜひ自分好みの場所を見つけて通ってみてくださいね。観光で一度行っただけでは気付かなかったその奥深さに魅了されますよ。

どんな街かもっと知りたい方は、周辺エリアで気軽にお試し住みができるマンスリーマンションがオススメ。生活に必要な家具家電が完備されていて大掛かりな引っ越しも必要ありません。お気に入りの名所が見つかったら、ぜひ短期滞在でその魅力を探ってみましょう。