【東京】ランニングのオススメスポット10選。コースの特徴・注意点も解説。

有酸素運動の代表格であるランニング。定期的なランニングは筋力を強化し、循環器系などの身体の健康につながります。最近では”走ることそのもの”を楽しむ人々が増えてきているようです。景色を楽しみ、四季の変化を感じながらのランニングは、忙しい現代人にとってよきリフレッシュになるでしょう。

今回は、東京都内でのオススメのランニングスポットを10カ所ピックアップしました。大きな道具を必要とせず、体一つで始められるランニングは、気軽に様々な場所で楽しめるメリットがあります。今回取り上げた中で気になるスポットがあれば、ぜひ走りに行ってみませんか。花粉の多い時期や雨天時にもオススメのコースもありますので、参考になれば幸いです。

オススメスポット①皇居

東京を代表するランニングスポットと言えば、皇居を挙げる方がとても多いのではないでしょうか。”皇居ラン”という名が付くほどで、ランニングを普段しない人にも、その名が知られているほどです。内堀を中心に、皇居をぐるりと周回する環状のランニングコースが組まれています。都心の中で、空が高く、皇居独特の落ち着きある空間でのランニングが楽しめますよ。

皇居のランニングコースは1周5kmですので、距離の計測がしやすい点がポイント。途中には信号がないので、ノンストップで走り続けられる点がランナーに人気の理由です。反時計回り・左側通行、そして走行は1列で行うことがルールになっています。普段は歩行者も多いので、みんなが安全に楽しめるように気をつけながら走りましょう。

桜の名所としても知られている皇居。ランニングコース沿いにも桜の木が植えられており、毎年3月下旬から4月初旬にかけて桜の見ごろを迎えます。晴れた日に満開の桜の下で走るのはとても気持ちがいいですよ。また秋には赤や黄色に色づく”桜もみじ”の紅葉がランナーの目を楽しませます。四季折々の変化に触れられるのが、この皇居ランの魅力のひとつでもあるのです。

ランニングコース内には2カ所駅があります。1つが東京メトロ有楽町線桜田門駅。皇居の南側に位置します。1番出口と3番出口がコース上アリ。もう一方がコース北側にある東京メトロ東西線竹橋駅。1a出口と2番出口がコース上に立地します。竹橋駅の方が周辺にシャワーやロッカーを備えたランニングステーションがあるので、初めての皇居ランの場合は竹橋駅スタートがオススメです。最近、マンションが増えつつある神田エリアも竹橋駅から近い場所にあります。

詳細情報

スポット名:皇居(竹橋駅起点)
住所:〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋一丁目1-1
アクセス:東京メトロ東西線「竹橋」駅 1a出口すぐ

オススメスポット②神宮外苑ランニングコース

都心でも特にトレンドを発信する街として知られる青山。有名ブランドのフラッグシップショップやオシャレな飲食店が充実しています。そんなキラキラとした青山にも、人気のランニングコースがあります。それは「神宮外苑ランニングコース」。東京都心を代表するランニングコースのひとつ。日本を代表するマラソンランナー瀬古利彦氏の練習場所であったことから、”瀬古ロード”とも呼ばれています。

神宮外苑ランニングコースは、神宮外苑にある絵画館と明治神宮野球場室内練習場を囲む、楕円形のコースです。1周は約1.3km。最寄りの青山一丁目駅方面から来た際に、神宮外苑いちょう並木を歩いてきて行き止まりにある噴水広場がスタート地点となります。この噴水広場でストレッチをしてからスタートをする方がとても多いです。

神宮外苑ランニングコースは、噴水広場を0mとして、100mごとにスタート地点からの距離が刻まれています。どれくらい走ったのかわかるのは、モチベーションが高まるのでいいですよね。信号もないので、ノンストップでランニングできるのも魅力。アップダウンがないので、淡々と自分のペースで走り続けられますよ。街灯が多くあるので、夜でも明るいです。朝から夜まで、いつでも自分のタイミングで走りに行けます。

神宮外苑にはランニングコースの他にも、様々なスポーツ施設が集まります。プロ野球や学生野球が行われる”神宮球場”、ラグビーのメッカ”秩父宮ラグビー場”、東京オリンピック2020で新設された”国立競技場”、バレーボールやバスケットボールの試合が実施される”東京体育館”などなど。自分でランニングするのもよいですが、スポーツ観戦をして気分をリフレッシュさせるのもオススメですよ。

詳細情報

スポット名:明治神宮外苑
住所:〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町1番1号
アクセス:東京メトロ銀座線・半蔵門線「青山一丁目」駅から徒歩5分

オススメスポット③隅田川テラス

3つ目にご紹介する東京のオススメのランニングスポットは「隅田川テラス」です。隅田川テラスは、隅田川の堤防を補強する護岸基礎を利用して、親水公園として解放した施設です。隅田川の両岸合わせて約32kmが利用されています。隅田川に注ぐ支流の橋を渡る以外は、信号もアップダウンもない両コースです。

隅田川には多くの個性的な橋が架けられており、それらを見ながら走れることでも人気。夜にはライトアップされている橋も多いので、昼だけではなく夜のランニングも魅力的です。また東京湾のオシャレなウォーターフロントの風景や両国や浅草などの下町のようすなど、いわゆる東京らしさを感じながら走れます。

隅田川テラス全体を走ると距離がかなりありますが、多くのランナーは自分の好みに合わせて複数のコースを選んで走っているようです。その中でも特にオススメしたいのが、浅草・両国コース。浅草駅の近くから隅田川テラスに降り、そのまま南方向へ走ります。両国橋の手前で道路に上り、柳橋・両国橋を渡り、行きとは反対側のテラスに降りて折り返します。アサヒビール本社が目印の吾妻橋まで来たら階段から吾妻橋に上がり、隅田川を渡ってスタート地点の浅草駅付近へ、というコースです。1周でトータル4.5kmほど。ゆっくり走っても1時間かからない気軽な距離です。

ランニング後には、浅草寺の仲見世通りで下町グルメを楽しむのはいかがでしょうか。あづまのきびだんご、亀十のどら焼き、大福餅㐂久屋のお団子やお饅頭、常盤堂雷おこし本舗の雷おこしなどなど。どの店も浅草を代表する名店です。和菓子は低脂質なものが多く、ライトな食事制限をされている方でも楽しめるグルメも意外と多くあります。ランニングを頑張ったご褒美にオススメです。

詳細情報

スポット名:隅田川テラス
住所:〒111-0033 東京都台東区花川戸1丁目1-1
アクセス:東京メトロ銀座線・東武伊勢崎線「浅草」駅より徒歩2分

オススメスポット④中野四季の森公園

「中野四季の森公園」はJR中野駅北口を出て数分、明治大学などの大学に囲まれた駅チカエリアに位置します。地域住民のみならず、学生や近隣に勤める人々の憩いの場として親しまれている公園です。そんな中野四季の森公園は、ランニングスポットとしても人気があります。公園のみのコースもありますが、公園を中心とした区画全体を走るコースもあり。合計4コースを設定。ランニングをしながら街全体の雰囲気が楽しめますよ。

最も短いコースは、中野四季の里公園のみを周回するAコース。1周630mです。Bコースは公園と隣の中野セントラルパークの外周を1周する820mのコース。Cコースは、Bコースに加え明治大学・帝京平成大学のキャンパスも加えたエリアの外周1周1150m。DコースはCコースに早稲田大学・警察病院の区画も加えた1550mです。

軽いランニングをしたいときにはAコースやBコースを、しっかりとトレーニングしたいときにはDコースを選択することができ、体調や目的に合わせて柔軟にコースを選べるのが、この中野四季の森公園を中心としたランニングコースの魅力です。

毎年3月には中野四季の森公園付近を周回する「中野ランニングフェスタ」、通称”中野ランフェス”が開催されます。親子で走るペアラン、3000mラン、10kmラン、駅伝などなど、さまざまな種目が用意されているのが特徴。自分の実力や参加人数で選択が可能です。中には仮装をして走る方も見かけます。グルメの屋台の出店や音楽ステージもあり、まるでお祭りのように賑わう、楽しいイベントです。

中野四季の森公園がある中野エリアは、中野ブロードウェイなどがあることから”サブカルチャーの街”として知られてきました。しかし最近は街の再開発も進み、住宅も増えたことから、都心に近い住宅街としても再評価がされています。リーズナブルな飲食店や「ライフ中野駅前店」などのスーパーマーケットもあり、普段の生活も便利にこなせることでしょう。

詳細情報

スポット名:中野四季の森公園
住所:〒164-0001 東京都中野区中野4丁目13
アクセス:JR「中野」駅から徒歩5分

オススメスポット⑤お台場海浜公園

東京を代表するウォーターフロントのひとつ”お台場”。そのお台場にもランナーに人気を集めるコースが存在します。お台場海浜公園と隣接する潮風公園の一部が今回紹介するコースにあたります。1周4kmのコースです。お台場海浜公園はその名の通り、海沿いにある公園で、コースの大半は海を眺めながら走れるのが大きな魅力です。

スタート地点はお台場海浜公園内にあるマリーンハウス。ゆりかもめのお台場海浜公園駅が最寄り駅となります。マリーンハウスにはトイレや自動販売機もアリ。水分補給も可能なのはうれしいですね。マリーンハウスからまずは右手に走り、第三台場公園の手前で折り返します。そのまま戻りスタート地点を通り過ぎ、今度は潮騒公園の太陽の広場で折り返し、マリーンハウス前まで戻ってフィニッシュ。

お台場海浜公園には、お台場唯一の砂浜が広がっています。スタート地点から台場第三公園へ向かう際には、レインボーブリッジを眺めながらのランニングです。天気の良い日は青空に映える白い橋は美しいですし、夜はライトアップもされてとてもステキですよ。その他にも自由の女神像や夕陽の塔など、見どころも盛りだくさん。海風を感じながら風景も楽しめるのが、このお台場ランニングコースの醍醐味と言えるでしょう。

お台場には大型ショッピングモールの「アクアシティお台場」があります。食事やショッピングなどが楽しめる便利な商業施設です。映画館やアミューズメント施設、フードコート、バーベキューガーデンなどもアリ。飲食店は23時まで営業しているので、夜遅くなっても食事を済ませられるのは忙しい都会人にとってはとても便利でうれしいですね。

詳細情報

スポット名:お台場海浜公園
住所:〒135-0091 東京都港区台場1丁目4
アクセス:ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅 徒歩3分

オススメスポット⑥砧公園

東急田園都市線・用賀駅から徒歩10分ほど、世田谷区の閑静な住宅街の中にも、オススメのランニングスポットがあります。それは”砧公園”です。砧公園は39ヘクタールもある自然あふれる公園で、広い芝生広場が特徴的。敷地内には川も流れているんですよ。子どもから大人まで、地域の人々に愛される公園です。

そんな砧公園ですが、ランニングコースが3つあります。砧公園の外周コース(3km)、そして園内にあるサイクリングコース(1.6km)、クロスカントリーコース(1.6km)です。特に外周コースとクロスカントリーコースは、実業団や有名大学の陸上部の日々の練習コースとしても使用されている本格的なコースです。

外周コースはその名の通り、広大な砧公園の周りを走るコース。自転車や歩行者等も多くいるので、1列でのランニングが基本です。小さな子供も多いので、追い抜く際には特に注意が必要です。

次に園内コースを見てみましょう。公園の西側には、サイクリングコースという名の整備されたコースがあります。実際にはほとんど自転車は走っておらず、ランナーとウォーキングで利用されています。とても走りやすいので初心者にもオススメです。

そして砧公園名物クロスカントリーコース、通称”キヌカン”。公園西側の元ゴルフ場があったアップダウンがあるエリアがコースに含まれており、起伏に富んでいるのが大きな特徴。大会前の実践的な練習場としても人気があります。園内の2コースは木々に囲まれており、夏場は日陰の中を走ることになるのでオススメですよ。

雨が降ってランニングができないときには、美術鑑賞はいかがでしょうか。砧公園内には「世田谷美術館」があります。”素朴派”と呼ばれる現代美術を中心に展示がされている他、世田谷区にまつわるアーティストの作品も取り扱います。モットーは「芸術は心の健康を維持するもの」。ランニングでフィジカルな健康を保ち、世田谷美術館で心の健康を維持する…身体共に健やかにすごせそうでとてもステキですね。

詳細情報

スポット名:砧公園
住所:〒157-0075 世田谷区砧公園1-1
アクセス:東急田園都市線「用賀」駅から徒歩20分

オススメスポット⑦駒沢オリンピック公園

「駒沢オリンピック公園」は、東急田園都市線駒沢大学駅から徒歩10分ほどの場所にある、世田谷区内に位置する公園。1964年の東京オリンピックの会場となったことでも知られています。

そんなスポーツにゆかりのある駒沢オリンピック公園内には、今でも陸上競技場や野球場、体育館、球戯場などの施設が整備されており、その一環として屋外にジョギングの専用コースが用意されているのです。市民ランナーだけではなく、実業団や大学の強豪陸上部の練習場所としても利用されています。

駒沢オリンピック公園のジョギング専用コースは、サイクリングコースと並行して設定されています。ラインを引いて区分けされているので、それぞれがきちんと独立しているのでとても安心です。公園の外周を1周するようにコースで、2.14kmと程よい距離が設定されています。スタート地点はチリリン広場と硬式野球場の間にアリ。100mごとに地面に表示があるので、タイムを計りながらの走行にもピッタリ。

コースの半分ほどは木陰となっており、夏でも走りやすいのが特徴。またとても人気のあるランニングスポットということもあり、夜でもランナーが多くいます。しかも街灯が短い間隔で設置されて夜でも明るいので、暗くなってからのランニングも可能なのはうれしいですね。公園内には自動販売機も多く、手持ちの水分がなくなったときにも補給しやすい点も安心。木々の色づきや風の温度から四季の変化を感じながら、スポーツのメッカでランニングを楽しみましょう。

駒沢オリンピック公園の周辺は、オシャレで穴場的なカフェが多く、カフェ好きにも人気のエリアであることはご存じですか? 個性豊かで落ち着けるおいしいカフェばかりで、カフェ巡りをするのも楽しいですよ。園内のトレーニングセンターや近隣のランニングステーションなどで汗を流した後は、カフェでお茶をしながら寛ぎの時間をすごすのもいいですね。

詳細情報

スポット名:駒沢オリンピック公園
住所:〒154-0013 東京都世田谷区駒沢公園1-1
アクセス:東急田園都市線「駒沢大学」駅から徒歩15分

オススメスポット⑧港区スポーツセンター

花粉症の方は、春先も屋外でのランニングをしたくてもできないということも多くあるのではないでしょうか。マスクをしながら走るのは、少し苦しいですよね。そんな時、屋内ランニングはいかがですか。都心の屋内ランニングでオススメのスポットは「港区スポーツセンター」。港区スポーツセンターは、JR田町駅とペデストリアンデッキで直結している複合公共施設「みなとパーク芝浦」内にあります。

港区スポーツセンターの6階に屋内ランニングコースが整備されています。2時間あたり港区民は500円、港区民以外は800円と料金がかかりますが、有料のコースである分、混雑していないのもうれしいポイント。1周あたり200mで、距離のカウントや時間計測がしやすい点もよいですね。

スポーツセンター内には屋内プールやトレーニングルームもあるので、例えばランニングを30分した後は、残りの時間をそのまま他の施設を利用する、という使い方も可能です。ちなみに7階には屋外のランニングコースも設けられているので、花粉が落ち着いている時期や天気がよい日のランニングにもオススメですよ。

港区スポーツセンターでランニングをする際には、いくつか注意事項があります。まずはシューズ。シューズは屋内用のものを用意してください。花粉飛散時期だけではなく、雨天時にも屋内ランができることを考えれば、室内専用シューズを準備するのもいいのではないでしょうか。次に注意すべき点は、周回をする際の方向です。奇数日は左回り、偶数日は右回りと設定されています。注意すべき点と言ってもこの2点だけですので、準備ができたら気軽に走りにいきましょう。

この港区スポーツセンターがある田町という街自体は、オフィスビルが立ち並ぶ街です。ビジネスパーソン向けの飲食店も多く、リーズナブルな価格帯のお店も少なくないのがうれしいポイント。田町駅の北側エリアには、住宅も比較的多く見られます。田町に暮らし、この街で仕事をしながらランニングも楽しむ、という都会的なライフスタイルも送れますよ。

詳細情報

スポット名:港区スポーツセンター
住所:〒105-0023 東京都港区芝浦1丁目16-1 みなとパーク芝浦3~8階
アクセス:JR田町駅東口より徒歩5分

オススメスポット⑨府中の森公園

東府中駅から徒歩10分ほど、閑静な住宅街の中にある「府中の森公園」。”府中の森”と名づけられるだけのこともあり、園内には多くの木が植えられています。まさに森の中に小路や広場があるという雰囲気の公園。”府中の森芸術劇場”やテニスコート、野球場、府中市美術館もあり、芸術もスポーツも楽しめるスポットです。そんな府中の森公園には、ランナーにも人気のランニングコースがあります。

府中の森公園のランニングコースは、600m・1400m・2000mの3種類があります。基本のコースは1400mコース。テニスコートや芝生広場を取り囲むように周回するコースです。地面は舗装されており、とても走りやすいです。木陰が多いので、日差しが強い日でも気持ちよくランニングができます。

600mのコースはサッカー・ホッケー場の外周を巡るコースです。このコースと、先ほどご紹介した1400mのコースを合わせると、ちょうど2000mのコースになります。目的や体調、気温などを見ながら、距離を細かく調整できるのはとてもいいですよね。園内には休憩できるベンチも多くあるので、無理なく走れるのも大きなポイントです。

府中の森公園の最寄り駅である東府中駅構内には、「京王リトナード東府中」という商業施設があります。ファミレス”ガスト”や定食が楽しめる食堂、焼き立てパンの店、牛丼の”すき家”、クリーニング店、ドラッグストアなど、生活に密着した店舗ばかりです。ファミリーのみならず、単身者にも利用しやすい商業施設が駅にあるのは、とても便利ですよね。

詳細情報

スポット名:府中の森公園
住所:〒183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3-1
アクセス:京王線「東府中」駅から徒歩10分

オススメスポット⑩昭和記念公園

東京都心から電車で30分ほどの立川市。都心のベッドタウンが広がる、多摩地域で最も賑わう街です。この立川にもオススメのランニングスポットがあります。それは「昭和記念公園」という国営公園。立川駅から徒歩10分、または西立川駅からすぐという立地です。

大人は450円の入場料が必要です。有料のため、無料のスポットと比べると混雑していない点が昭和記念公園の魅力でもあります。ただ人が多いイベント開催時の休日の昼間は避けるとよいでしょう。4500円の年間パスポートもあるので、10回以上は確実に走りに来る方は購入されるといいですよ。昭和記念公園のランニングコースには「水のコース」「広場のコース」「森のコース」の3種類が設定されています。

「水のコース」は”水鳥の池”を周回する2.5km、「広場のコース」は”みんなの原っぱ”外周を周回する3.9kmのコース。どちらもアップダウンがなく、走りやすいのが特徴。「森のコース」は園内のほぼ外周を走行するコースで、距離は5.6km。コースの一部にはアップダウンもあり、しっかりと走りこみたい方にオススメ。どのコースも、四季の変化を目や肌でしっかりと感じられる良コースです。しかも国営公園ということもあり、しっかりと園内全体の整備が行き届いているのも魅力。

そんな昭和記念公園のある立川ですが、立川駅周辺は大型商業施設が立ち並ぶ街として知られています。伊勢丹立川店、フロム中武、ルミネ立川、グランデュオ立川などなど。リーズナブルな量販店もあるので、日常の買い物が便利です。北口の多摩モノレール沿いにあるサンサンロードには、映画館や美術館などもあり、カルチャーもしっかり楽しめます。立川は利便性が高いだけではなく、身も心も充実させられる環境にあると言って過言ではないでしょう。

詳細情報

スポット名:昭和記念公園
住所:〒190-0014 東京都立川市緑町3173
アクセス:JR中央線「立川」駅より徒歩10分

ランニングスポット周辺のマンスリーマンションで「お試し住み」!

東京のオススメのランニングスポットを10か所ご紹介いたしました。東京都内には数多くの素晴らしいランニングコースがあり、今回紹介しきれなかったスポットもまだまだたくさんあります。街中や公園、川沿い、海沿い、そして山のふもとなどなど。都市部だけではなく、自然あふれる場所も実は充実している…それが東京のランニングスポットの大きな魅力と言っても過言ではないでしょう。

「東京の様々な景色の中で走りたい」「自分にとって理想のランニングコースを見つけたい」という方も多いのではないでしょうか。そのような方には、マンスリーマンションでのお部屋探しがオススメです。

マンスリーマンションは、1ヶ月や2ヶ月といった短期間で住み替えが可能。敷金や礼金が不要なので、初期費用を抑えられます。お部屋には家具家電がすでにそろっているので、自分で買う必要がありません。少ない荷物で引っ越しができますよ。さまざまな場所のマンスリーマンションのお部屋でお試し住みして、お気に入りのランニングスポットを見つけませんか。

この記事を書いた人

千葉みなと

フリーランス歴15年以上の40代ライター。大学生と高校生の一男一女の母。東京在住。
子どもの手が離れつつあり、今では自分の時間を満喫しています。趣味は散歩、乗り鉄、料理、スポーツ観戦、謎解きイベント参戦。夏は野球(プロアマ問わず)、冬はラグビーを観戦。
青春18きっぷが発売されている期間は、あちこちの列車に乗りに行っています。お気に入りの路線は、JR大糸線・木次線・水郡線など。山越えの列車にロマンを感じています。