【大阪】人気の商店街を5つ紹介! 周辺のオススメ物件も。

自炊派も外食派も一人暮らしにはお買い物施設が欠かせませんよね。スーパーやコンビニなど手軽に買い物できる場所も良いですが、安くて良い品が豊富な商店街も魅力的なお買い物スポット。

八百屋さんの新鮮なフルーツ、精肉店の揚げたてコロッケ、その日の朝に仕込んだ豆腐はやみつきになる絶品ですよ。無駄なく買える量り売りのお惣菜や、ネットで購入するより安い衣料品も見逃せません。物価高が止まらない昨今、少しでも生活費を抑えて賢く暮らしたいものですね。

今回は大阪市内でオススメの商店街を5つ選んでご紹介。おばちゃんたちが自転車で元気に行き交うローカルスポットから、デートやショッピングにオススメの都会派商店街まで、どこも主要路線の駅から近くて行きやすい場所ばかりですよ。周辺でお試し住みができるマンスリーマンションも併せてご紹介しますので、ぜひお部屋探しの参考にしてくださいね。

1. 天神橋筋商店街/北区

大阪市内の商店街といえば、日本一長い商店街で有名な「天神橋筋商店街」でしょう。大阪メトロ堺筋線と並走する形で北は天神橋筋六丁目駅から南は扇町駅、南森町駅を超えて中之島手前まで、約2.6km、600以上のお店が軒を連ねる巨大商店街ですよ。

かつて同地は大阪天満宮(通称・天満の天神さん)を中心に栄えた門前町でしたが、周辺地域の都市化によって現在は個人商店だけでなく銀行やカラオケ店、飲食店、ドラッグストアなど様々なジャンルの店舗が集合し、大阪市民から親しまれています。

天神橋筋商店街の特長は、安くて美味しいグルメ店が多いこと。「たこ焼き道楽わかな」は店内でビール片手に4種のソースを味わえるたこ焼きの名店。行列必至の寿司屋「はる駒」は寿司激戦区の同エリアでも群を抜いてネタが旨いと評判です。南森町駅に近い1個80円の中村屋のコロッケは、スーツを着たサラリーマンがアツアツを頬張りながら歩いていても誰も気にしないほど定番品。数十個をまとめ買いする主婦がいるのも当たり前の光景です。あんこがたっぷり入った「鳴門鯛焼本舗」のたい焼きはお土産に喜ばれますよ。

また驚くほどの激安衣料品店や靴屋さんが数店舗あり、部屋着や下着を買うのにぴったり。大阪で製造された調味料やお酒、大阪弁が書かれた提灯なども販売されています。学問の神様で有名な大阪天満宮近くでは毎年7月になると日本三大祭のひとつである「天神祭」が開催され、商店街周辺は二日間に渡って大フィーバー。屋台がずらりと並び、交通規制された大通りでは元気な神輿が何度も通るなど朝から晩まで大盛り上がりですよ。

地下鉄やJR各線が近くを走る商店街の周りには、下町情緒が感じられる天六・天満エリアやオフィス街の南森町、大きな公園がある扇町など北区の居住街が集まっています。どこも梅田まで電車で1~2駅、自転車なら15分圏内。同じ梅田近くの淀屋橋・北浜といったオシャレ街より家賃が安く住みやすい地域でしょう。シャッター商店街とは縁遠い活気に満ちた天神橋筋商店街の近くで、大阪らしさを感じながら生活してみてはいかがでしょうか。

詳細情報

施設名:天神橋筋商店街
所在地:〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋1~7丁目
アクセス:大阪メトロ堺筋線「天神橋筋六丁目」駅すぐ

2. 心斎橋筋商店街/中央区

大阪ミナミを代表するショッピングストリート「心斎橋筋商店街」は、長堀通からグリコの看板でおなじみの道頓堀まで約580mの距離を直線でつなぐアーケード商店街です。外国人観光客が大勢集まる観光スポットでもあるため、関西弁と世界各国の外国語が飛び交う異国情緒あふれるエリアですよ。長堀通と本町間の北側は「せんば心斎橋筋商店街」、道頓堀から難波駅周辺までの南側は「戎橋筋商店街」と異なる名称で商店街が続いています。

八百屋やスーパーなどが並ぶ一般的な商店街ではありませんが、ダイコク、コクミン、マツキヨといった大手ドラッグストアの大型店が勢揃いし、医薬品からブランドコスメ、雑貨まで幅広い商品のラインナップが充実しています。常に観光客向けの各店セール合戦が白熱しているので、割引デーには日用品や化粧品が安く買えるほかインスタントなどのストック用食料品なども激安価格でまとめ買いができますよ。

心斎橋筋商店街には大丸百貨店心斎橋パルコなどの商業施設をはじめ、グッチやカルバンクラインといったブランドショップからH&M、GAP、ユニクロなどのファスト系まで各ジャンルのファッション路面店が集結。中でもユニクロは長堀通沿いに地下1階から4階までを占有するオリジナルビルと、同商店街内に系列店のGUと一体化した大型店舗の2箇所で営業しているので、ユニクロユーザーにとっては外せないお買い物スポットでしょう。

休日になると10万人以上の買い物客が訪れ、前に進むのもままならない混雑ぶりを見せる心斎橋筋商店街。コロナ渦によって一時は激減していた客足もインバウンド需要の復活によって完全に戻っている印象です。繁華街のため付近に賃貸物件は多くありませんが、徒歩10分、自転車で5分ほど離れた場所には大阪メトロ各線の長堀橋駅、本町駅、四ツ橋駅、西大橋駅などがあり、一人暮らし用のお部屋が豊富に揃っています。活気と賑わいに満ちたザ・大阪な雰囲気が特色の同商店街で、思う存分お買い物を楽しんでくださいね。

詳細情報

施設名:心斎橋筋商店街
所在地:〒542-0085 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1~2丁目
アクセス:大阪メトロ御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅すぐ

3. 千林商店街/旭区

大阪メトロ御堂筋線・京阪本線の淀屋橋駅から約15分の千林駅、もしくは大阪メトロ谷町線で東梅田駅より約12分の千林大宮駅近くに位置する「千林商店街」。明治末期から100年以上続く、大阪を代表するビッグ商店街のひとつです。

昔ながらの人情味あふれる下町感と、飾らない庶民的な雰囲気が親しみやすい同商店街は、約700m伸びるアーケード内に一日中ユニークなテーマソングが響き渡っていて、帰る頃には自然と口ずさんでいるでしょう。商店街には二代目、三代目と店主が代々受け継がれているという約200ものお店が集まっており、鮮魚店や精肉店といった生鮮食品の小売り商店を中心に生活雑貨や飲食店、衣料品店など日常生活に欠かせないジャンルの店舗が並んでいます。

スーパー、惣菜店、100均ショップ、多目的ホールが入る複合商業施設「千林エール館」は、ここだけで必要な物がほぼ揃う便利なスポット。2つの市場が合併して造られたため、施設内の寿司店や海産物店、鮮魚店は安くて良い品が揃うと地元以外の方々にも評判ですよ。

千林商店街はなんといっても安さと品質の高さが特長。わざわざ遠方から買い物にやって来るお客さんも多く、驚きの低価格で新鮮な食品を購入することができます。月一回開催されるイベントや抽選会は子供がいるファミリーに大好評。地域のコミュニティが濃いので通ううちにお店の人と顔見知りになったり、ご近所さんと仲良くなれるかもしれませんね。一人でも入りやすい居酒屋や食堂が多いので、お一人様の外食も心配ないでしょう。

同商店街が建つ千林は京阪本線と谷町線が通る大阪市内の北東端に立地しており、守口との市境エリア。昔からこの地で暮らす地元民が多いので、街中には古い戸建てや長屋と真新しいマンションが入り混じっています。

大通り以外は細い道が入り組んでいて懐かしい街並みが広がっており、オシャレ感は少ないものの人の温かみを感じられる地域ですよ。どこか寂しい都心暮らしが苦手な方、節約しながら賢く一人暮らしをしたい方にオススメです。

詳細情報

施設名:千林商店街
所在地:〒535-0012 大阪府大阪市旭区千林1-5-20
アクセス:京阪本線「千林」駅・大阪メトロ谷町線「千林大宮」駅すぐ

4. 鶴橋商店街/生野区

昨今の韓流ブームの盛り上がりによって、国内外からの観光客がたくさん訪れる観光スポットとなった鶴橋商店街。日本最大級のコリアンタウンとして知られる同商店街は、JR大阪環状線、大阪メトロ千日前線、近鉄大阪・奈良線が集まる鶴橋駅のすぐ近くに広がっています。

迷宮商店街と呼ばれるほど細い路地が交錯していて、一度足を踏み入れたら同じお店にはなかなか戻って来られない複雑さ。あまりに道が細かくてスマホの位置情報も定かではないため、商店街マップを頼りに散策すると良いですよ。

戦後の闇市から発展してきたという同エリアは、6つの市場と商店街から構成されていて総店舗数は800以上。焼肉をはじめキムチやトッポキ、チヂミなどの韓国料理、伝統服のチマチョゴリ専門店、韓国雑貨店などが所せましと並んでいます。少量から買えるお店が多いので食べ歩きにも最適。在日韓国人のお母さんが作る韓国料理はどれも本格的で、まるで韓国旅行に来たような気分が味わえますよ。

商店街の東端にある鮮魚市場では一般販売も行っていて、珍しい貝類やさばいたばかりの新鮮な魚を買うことができ、市場内に設けられた「つるはしキッチン」で調理することも可能です。その場で食べられるので友達と集まってわいわい食事するのにもってこいですね。鶴橋のコリアンタウンは駅前の商店街と徒歩15分ほどの御幸通中央商店街を指し、韓国スイーツやオシャレなカフェ、KPOPアイドルのグッズを買うなら御幸通がオススメ。直輸入コスメがずらり勢揃いする春夏秋冬ビルなど注目のニュースポットがたくさんありますよ。

3路線が集まる鶴橋駅は、JR大阪環状線で梅田まで約15分、千日前線で難波まで約5分と都心へのアクセスが良い駅。近鉄線なら大阪東部や奈良方面へつながっているので、通勤通学の乗り換えにも便利ですよ。鶴橋には在日韓国人のほかアジア系外国人が多く暮らしており、駅から少し離れた場所には静かな昔ながらの下町が広がっています。韓国料理やカルチャーが好きで異国文化が交わる場所に住みたい方にオススメのエリアです。

詳細情報

施設名:鶴橋商店街
所在地:〒537-0024 大阪府大阪市東成区東小橋3-16-6
アクセス:JR大阪環状線・大阪メトロ千日前線「鶴橋」駅すぐ

5. 日本橋筋商店街/浪速区

東の秋葉原、西の日本橋といわれるように、大阪の日本橋は西日本随一の電気街であり、アニメやゲーム、フィギュアなどのサブカルチャースポットが集合するオタクの聖地。

堺筋沿いに約1km伸びるアーケード商店街、通称オタロードには150以上のお店が軒を連ねており、電化製品よりもガンプラやゲームなどの玩具商品を多く揃える「ジョーシン」、ビル一棟が丸ごとコミックス販売店の「まんだらけ」、コスプレ関連グッズのお店などが建ち並び、様々なオタクアイテムを取り扱っています。ここでしか買えないレア商品も多く、好きな人は一日中いても飽き足りない楽しい街ですよ。

コロナ禍の数年を除いて2005年から続いている「日本橋ストリートフェスタ」は、全国各地から1万人ものコスプレイヤーが集まる国内最大級のコスプレイベント。各ジャンルのブースが設置されるほか、当日は堺筋の一部が歩行者天国になるなどエリア一帯は大盛況。国内だけでなく海外にもその情報が広く発信されています。今や日本のサブカルオタクは趣味を極めた超専門家という確固たる地位を築いており、ここ日本橋筋商店街は世界に誇れる文化交流スポットでしょう。

アニメやコスプレ以外にも、周辺の電気街では手に入らないような電気機器の材料や各種部品、珍しい工具などを販売する専門店も多く、自分で一から電化製品を製作・修理する電機系オタクに大人気。周辺には一般的な家電量販店や中古家電店、調理道具の数々を揃えた職人御用達の道具屋筋商店街などもあり、各ジャンルの専門店が集まっています。

日本橋は難波の南側に位置する繁華街で、難波、心斎橋、天王寺がすべて徒歩&自転車で行ける大阪市内の都心部。ミナミと呼ばれるエリアに属しているため騒音や治安面はやや不安がありますが、都会の利便性を最優先したい方には便利な立地でしょう。比較的リーズナブルな単身者向けのマンションが多いので、予算内のお部屋が探しやすいですよ。

詳細情報

施設名:日本橋筋商店街
所在地:〒556-0005 大阪府大阪市浪速区日本橋3~5丁目
アクセス:大阪メトロ堺筋線「恵美須町」駅すぐ、千日前線「日本橋」駅から徒歩5分

商店街の近くでお試し住みするならマンスリーマンションがオススメ!

今回は大阪市内のオススメ商店街を5箇所ご紹介しました。活気と個性にあふれた大阪らしい商店街ばかりなので、自分の生活に合ったところへお買い物に行ってみてくださいね。周辺には住みやすい街が揃っていて都心へのアクセスも良いので、気になる商店街があればぜひご近所での新生活を検討してみてください。

どんな街かもっと知りたい方は、気軽にお試し住みができるマンスリーマンションがオススメ。生活に必要な家具家電が完備されていて大掛かりな引っ越しも必要ありません。お気に入りの商店街が見つかったら、ぜひ短期滞在でその魅力を探ってみましょう。