浅間町駅の住みやすさを徹底解説!周辺のオススメスポットも紹介。

浅間町駅の名前を見て「せんげんちょう」と答えられる方は多くないでしょう。珍しい地名なので、名古屋市内に初めて引っ越してきた方は、読み方に迷うかもしれませんね。浅間町駅は、交通の利便性も良く家賃相場も高すぎず暮らしやすいエリアです。

今回は浅間町駅周辺の暮らしやすさについて詳しく解説します。お部屋探しの際には治安状況も要チェックポイントです。余暇にお出かけしたいオススメスポットも紹介しますので、ぜひお部屋探しの参考にしてくださいね。

浅間町駅の概要

浅間町駅は名古屋市営地下鉄の駅の1つです。地下鉄の開業当初は、もっとも深い位置にある駅でした。2022年に名古屋市営地下鉄開業100周年を迎え、ますますの利便性向上が期待される浅間町駅について、詳しく見ていきましょう。

利便性

名古屋市西区の南に位置する浅間町駅は、地下鉄鶴舞線が通る駅です。オフィス街の丸の内駅や伏見駅が沿線上にあるため、通勤がスムーズ。鶴舞線の北は名鉄犬山線、東は名鉄豊田線が乗り入れ、近隣の街へもスムーズにアクセスができます。終点の豊田市駅までは約55分です。毎日の通勤通学や余暇のお出かけもしやすく、多くの方にとって利便性の良い駅でしょう。

駅名 浅間町駅からの所要時間
伏見駅 約4分
上小田井駅 約9分
鶴舞駅 約11分
八事駅 約21分
豊田市駅 約55分

浅間町駅の2番出口から徒歩約1分のところに「B&Dドラッグストア浅間町店」があります。22時まで営業し、精肉や青果も取り扱うドラッグストアです。仕事や学校帰りにも立ち寄りやすい、駅の出口すぐの好立地。コンビニも点在しているため、日常のお買い物がしやすい環境です。

治安

治安面で不安を覚えるエリアのお部屋は、避けたいものですよね。浅間町駅がある名古屋市西区の犯罪発生件数を見てみましょう。2024年1月と2月の2ヶ月間で86件発生しました。

強盗 自動車盗 オートバイ盗 自転車盗 ひったくり 侵入盗 その他
発生件数 0 1 0 64 0 10 1

(参照:愛知県警察/年間警察署別・校区別発生状況)

西区は治安がそれほど悪くないエリアなので、大きな心配は不要でしょう。ただ自転車盗難被害の件数が目立ちます。自転車の鍵をしっかりかけ、被害に合わないように対策が必要です。侵入盗も発生しているため、高層階に住んだときでも外出時にはベランダの戸締まりをしましょう。オートロック機能や防犯カメラ付きのお部屋を選ぶと安心感が高まりますね。

家賃相場

浅間町駅周辺の家賃相場は、西区の中では一般的な価格帯です。名古屋市の他のエリアと比較すると、やや高く感じられるかもしれません。ここでご紹介している家賃相場はあくまでも目安です。相場よりもお得に住めるお部屋は、見つかるので安心してくださいね。

駅までの距離や築年数など、最優先にしたい条件は何がありますか。これからの生活をイメージすると、優先したいお部屋探しの条件が明確にできるでしょう。絶対に外せない条件だけに絞って探すと、お得に住めるお部屋が見つかりやすくなりますよ。

間取り 家賃相場
ワンルーム 5.86万円
1K 6.1万円
1DK 6.54万円
1LDK 7.91万円

浅間町駅の魅力

浅間町駅周辺のお部屋を選ぶと、ここでご紹介する3つの魅力を体感できます。快適な新生活を送るには、浅間町駅はピッタリの駅です。これからの暮らしをイメージしながら、お部屋探しをしてくださいね。

オフィス街が近い

浅間町駅は名古屋駅の北に位置し、地下鉄鶴舞線の利用で丸の内駅や伏見駅へスムーズにアクセスできます。名古屋駅をはじめ、丸の内駅や伏見駅周辺はオフィスビルが並んだエリアです。オフィス街が近いので「できるだけ通勤時間を短縮できるところに住みたい」と考える方にオススメの好立地。通勤は毎日のことなので、できるだけ負担を軽減して暮らせる場所を選びましょう。

都会のオアシスが点在している

都会に住むと自然が感じられないと不安に思う方もいることでしょう。浅間町駅の近くには都会のオアシスのようなスポットが点在しています。北には「名古屋城」と「名城公園」があります。名古屋城の敷地内には約10種類約900本の桜があり、お花見スポットとして有名です。毎年桜まつりが開催され、お城と夜桜のコラボが鑑賞できます。名古屋城と隣接した名城公園は四季折々の花が楽しめるスポットです。中央付近にあるオランダ風車の周辺は異国感があふれています。

浅間町駅の西にある「ノリタケの森」は、歴史的な景観を生かして整備された芝生広場や散策路を歩いて気分転換にピッタリ。季節の変化が体感できる場所はリフレッシュに最適ですね。

ショッピングもグルメも楽しめる

浅間町駅はショッピングもグルメも楽しめる住環境です。大型の複合商業施設が並び、地下街が大きく発達した名古屋駅へは自転車で約9分。1.8キロもある距離も自転車なら楽に移動ができますね。映画館やカラオケなどのレジャー施設もあり、余暇を思いっきり満喫できることでしょう。

浅間町駅から1キロほど南へ進んだ先にある「円頓寺商店街」は名古屋市内でもっとも古い商店街と言われています。アーケード街なので、雨が降っていても気兼ねなくお買い物がしやすいスポットです。駅前にコンビニやドラッグストアもあり、店舗が充実。飲食もあり食事面でも困りにくいでしょう。

浅間町駅周辺のオススメスポット

最後に浅間町駅周辺のオススメスポットを5つご紹介します。歴史的なスポットやグルメを堪能するにはピッタリなスポットなど、さまざまなジャンルを選びました。

金シャチ横丁

グルメを堪能するなら、浅間町駅から東へ徒歩約12分でアクセスができる「金シャチ横丁」がオススメです。金シャチ横丁は、名古屋城周辺に人が集まれる施設を作ろうという計画のもとで2018年にオープンしました。名古屋城の正門前に広がる「義直ゾーン」と東門前に広がる「宗春ゾーン」の2つのエリアがあります。

名古屋の伝統的な食文化を楽しむなら直義ゾーンです。和の雰囲気が漂うデザインの建物が並びます。東門エリアの宗春ゾーンでは、創作料理に多く出会えます。大きなガラスを使用した和モダンな雰囲気の建物が特徴です。新しい雰囲気の飲食店が多数あり、目新しさに惹かれるエリア。毎月第2土日に開催の「宗春街道市」では、採れたて野菜やハンドメイド作品の販売やワークショップ、パフォーマンスショーなどがあります。

直義ゾーンと宗春ゾーンのどちらも食べ歩きグルメを提供する店舗があります。エリア内にはベンチもあり、外の景観を眺めながら食事を堪能も可能です。お店の営業時間は店舗により異なります。宗春ゾーンの方が比較的、遅くまでオープンしている店舗が多い傾向です。夜間に食事をするなら、宗春ゾーンがオススメでしょう。

愛知県図書館

読書好きな方にぜひオススメしたいスポットは「愛知県図書館」です。2022年度末時点で蔵書冊数は約120万冊もあり、浅間町駅から南東へ徒歩約13分でアクセスできます。

愛知県図書館の前身は、栄地区に開館した「愛知図書館」です。資料の保管スペースの不足が表面化したため、移設が検討されました。1991年に愛知芸術文化センター内の施設の1つとして、愛知県図書館が開館したのです。2021年には、開館30周年を迎えました。県民に開かれた図書館として、サービスを提供しています。2024年2月からは県内のデジタル行政資料公開を開始しました。時代と市民の要望に即したサービスの提供にも力を入れています。

愛知県図書館で過ごした後にもう少し足を伸ばしてお出かけしたいときは、「愛知縣護國神社」へ行ってみませんか。愛知県図書館から東へ700メートルほど離れた場所にある愛知縣護國神社は、季節感が味わえるスポットです。毎年4月上旬には桜まつりが開催されています。おまつりの開催中は、夜桜の照明を21時まで点灯。多くの参拝客でにぎわいます。アジサイも有名で、毎年6月頃が見頃です。青や白、ピンクなどカラフルなアジサイが訪れる人を楽しませてくれます。

浅間神社

「浅間神社」があるエリアは、とても落ち着いた雰囲気が広がっているため、都会の喧騒から離れたひとときを過ごすのにピッタリです。浅間町駅から南へ約1.4キロ先にあり、自転車なら8分ほどでアクセス可能です。余暇のお出かけに、無理なく行ける距離ではないでしょうか。コンパクトサイズの神社ですが、とても厳かな雰囲気が特徴です。樹齢300年を超える、立派なクスノキやケヤキを境内で見られますよ。

浅間神社を訪れた際には、「四間道(しけみち)町並み保存地区」で散策もして気分リフレッシュ。四間道のエリアには、江戸時代の面影を残す土蔵や建築物が残されています。伝統的な景観を楽しめるため、フォトスポットにも向いているでしょう。

四間道は名古屋城築城とともに栄えた商人の街です。1700年に起こった大火災後、防火のために道幅を四間(約7メートル)に広げたことが地名の由来とされています。四間道には古い建物外観を生かした古民家風のレストランやカフェも点在しています。オシャレな雰囲気の中で食事やカフェタイムを楽しむのも素敵ですね。

円頓寺商店街

昔ながらのレトロな雰囲気がある「円頓寺商店街」は、浅間町駅から南へ徒歩約14分でアクセスできます。円頓寺商店街は、名古屋城築城をきっかけにできた商人の町が始まりです。アーケードが1964年に完成し、雨でもお買い物ができるスポットに。何度かリニューアルを繰り返し、2015年にモダンなデザインの商店街に生まれ変わりました。老舗から新規のお店まで30ほどの店舗が並んでいます。

円頓寺商店街では、年間を通して多くのイベントが開催。毎月第1土曜日と日曜日に開かれる「着物日和」では、着物を着て円頓寺商店街を訪れるとさまざまな特典が受けられます。円頓寺商店街のすぐ近くにある四間道エリアもイベントのエリアです。四間道は昔ながらの土蔵や古い建物が並んでいるので、着物姿は映えること間違いなし。フォトスポットにもピッタリですね。

毎年7月下旬に実施される「円頓寺七夕まつり」は、1956年から続く夏の風物詩です。出店や商店街の店舗による手作りのハリボテ飾りでにぎわいを見せます。11月の「円頓寺秋のパリ祭」では商店街一面がトリコロールカラーに。パリの雰囲気を感じる出店やイベントが豊富にあります。何か新しい発見を求める方にはオススメの商店街ですね。

ノリタケの森

名古屋駅周辺は大きな道路が通り、オフィスビルが建ち並んでいます。まさに大都会の雰囲気が広がるエリアです。ビル群の中でもオアシスのような施設があり、癒やしのスポットに。浅間町駅から西へ徒歩約15分のところにある「ノリタケの森」は、季節感があふれる場所です。

ノリタケの森は、陶磁器メーカー「ノリタケ」が創立100周年を記念して、2001年にオープンしました。自然と歴史が合わさった景観を眺められるノリタケの森は、余暇のリフレッシュに最適でしょう。敷地の散策は無料なので、気軽に訪れやすい点も魅力です。

ノリタケの森は2007年に、近代の産業発展を支えてきたことから「近代化産業遺産群」に認定されています。2012年には名古屋市の地域建造物資産として「6本煙突」と「赤レンガ建築」を認定。緑の芝生が青々と広がる芝生煙突ひろばからは、煙突が目に入ります。赤レンガ建築はノリタケが創業当初からある建物です。

2018年には、名古屋市の「市民緑地」として認定を受けています。市民緑地とは名古屋市が制定した制度の1つで、市民の憩いの場として素晴らしいと評価した施設に送られるものです。その他にもデザイン性の良さや景観の良さから、さまざまな賞を受賞しています。多くのところで評価を受けているノリタケの森は、まさに大都会のオアシスです。

マンスリーマンションの「お試し住み」で浅間町駅の住みやすさチェック!

浅間町駅は名古屋市西区にある駅で地下鉄鶴舞線が通っています。丸の内駅や伏見駅など、オフィス街へのアクセス性が良く、通勤に便利。駅周辺には都会のオアシスのようなスポットが点在し、リフレッシュもしやすい環境です。家賃相場は高すぎず、無理なく暮らせるエリアでしょう。

まずは浅間町駅付近にあるマンスリーマンションで、「お試し住み」をしてみませんか。マンスリーマンションは、敷金礼金が不要でお部屋に家具家電が備え付けられた住まいです。大掛かりな引っ越し作業も不要で、カバン1つで入居もできます。

お部屋探しから入居まで2日ほどで終えられるスピーディーさもマンスリーマンションの魅力の1つです。浅間町駅周辺のマンスリーマンションでお試し住みをして、住みやすさが把握できると安心してお部屋探しもできそうですね。気になるお部屋を探してみましょう。

この記事を書いた人

澤田なつ/Webライター

2016年2月までCADオペレーターとして自動車部品の図面作成をしていました。2019年からフリーランスのWebライターとして活動しています。
執筆するときは「読者が知りたいことに寄り添える内容になっているか?」を意識しています。資格は、2級ファイナンシャル・プランニング技能士と簿記3級、図書館司書を持っています。
小学生の娘が2人います。趣味は裁縫で、娘たちが好きなアニメのコスプレ衣装を作ることが好きです。
着付け師範の資格を2012年に取得しており、講師経験もあります。最近では着付けの様子を動画で撮って、Instagramに投稿することにはまっています。