街歩き「雑司ヶ谷」│副都心に直結。都会に佇む、ノスタルジックな下町│vol.156

暮らす前に、知っておきたい街のこと。マンスリー48のスタッフが実際に歩いて、住みやすさを紹介する「街歩きシリーズ」。今回は雑司ヶ谷駅の周辺を散策してみました。

ー 都会のエアポケット的な下町・雑司ヶ谷 ー

雑司が谷の路地から望む池袋のビル群

豊島区の南東部に位置する雑司が谷。東京屈指の主要エリア・池袋に隣接しており、徒歩でもアクセスできるほど。それなのに小さな路地が入り組み、とても静かな住宅地がこの雑司が谷には広がっています。都電がそんな街の中心を走り、のんびりとした雰囲気を演出。まるで都会の真ん中のエアポケットのような、そんな空間と言えるでしょうか。

雑司が谷の街を端的に表した図

東京メトロ副都心線と都電荒川線(東京さくらトラム)の2路線3駅が利用できる雑司が谷。副都心線・雑司が谷駅は都電荒川線の鬼子母神駅の直下に位置しており、都電雑司ヶ谷駅とは異なる場所に立地します。初めての方は、副都心線の雑司が谷駅と都電雑司ヶ谷駅を同一地点にあると間違えてしまうことも多いので、これらの3駅の位置関係を覚えておくとよいですよ。

今回は上記の図のように、街の中央を通る地下鉄と都電を中心に、街の中を探索していきます。地味ながらも実力派の街、雑司が谷…さてどのような風景が広がっているのか、早速出発していきましょう。

ー 3大副都心にダイレクトアクセス! 東京メトロ副都心線「雑司が谷駅」ー

東京メトロ副都心線雑司が谷駅の出入口

雑司が谷を通る路線のひとつに、東京メトロ副都心線があります。エリア内にある副都心線の駅は、雑司が谷の南部にある”雑司が谷駅”。都電荒川線鬼子母神前駅の直下に立地。出口は合計3か所設置されています。

東京メトロの路線図

東京メトロ副都心線は、埼玉県の和光市駅から池袋駅、新宿三丁目駅などを経由し、渋谷駅までを結ぶ路線です。池袋・新宿・渋谷の3大副都心に、なんと乗り換えなしで雑司が谷駅からアクセスが可能。所要時間は池袋駅には3分、新宿三丁目駅には7分、渋谷駅には14分。こんなに落ち着いた街から、東京でも特に賑わう街に短時間でアクセスできるのは大きな魅力ですね。

副都心線雑司が谷駅の改札口

副都心線は、東急東横線や東武東上線と相互直通運転を実施。とくに東急東横線を利用した場合、横浜にある”元町・中華街駅”まで乗り換えナシで直結。横浜でおいしい中華を食べたいときにも、雑司が谷からそのままアクセスできるのです。ビジネスや通学に、休日のおでかけにも利用しやすいのが、副都心線の大きなアドバンテージと言えるでしょう。

ー 下町の交通を細かくカバー。都電荒川線「都電雑司ヶ谷」「鬼子母神前」ー

鬼子母神前駅の乗り場

雑司が谷には、都営荒川線も通っています。都電荒川線は、早稲田駅から大塚駅・王子駅を経由し、荒川区の三ノ輪駅まで至る路線。”東京さくらトラム”という愛称もつけられており、乗り換え案内等ではこの愛称で呼ばれることが多いです。しかし、地元では多くの人々が「都電」「荒川線」と長く親しまれた名で呼び続けています。

走行する都電の車両

雑司が谷の地域の中には、鬼子母神前駅と都電雑司ヶ谷駅の2つの駅が存在。早稲田側の東京メトロ雑司が谷駅の真上に鬼子母神前駅、大塚側に都電雑司ヶ谷駅があります。都電荒川線は駅が通常の路線よりも細かく設定されており、下町の重要な交通手段として欠かせません。そして何よりトコトコと街の中を走るその姿は、人々の心を魅了し続けているのです。

ー 江戸三大鬼子母神のひとつ「雑司ヶ谷鬼子母神堂」ー

厳かな雰囲気の鬼子母神堂

雑司が谷のシンボルといえば「鬼子母神」です。雑司が谷の鬼子母神は、江戸三大鬼子母神の中のひとつ。子育ての神様として祀られています。こちらの鬼子母神は鬼形をしていない、とても安らかなお姿をしており角がありません。そのため「鬼」という字の上についている角がない字がお堂などにはあてられています。

樹齢700年以上と言われている大銀杏

こちらで祀られている鬼子母神は、室町時代の1561年に掘り起こされたもので、安土桃山時代の1578年にはこの地で祀られるようになったそうです。とても長い歴史があります。境内には樹齢700年以上と言われている大銀杏があり、その他にも樹齢の長そうな木々が多くあるなど、歴史の重みが感じられます。

駄菓子が軒先に並ぶ「上川口屋」

境内には他では見られない、少し変わった施設があります。それは駄菓子屋の”上川口屋”です。江戸時代から続く創業240年以上もの店で、東京最古の駄菓子屋とも言われています。店頭には様々な種類の駄菓子が並んでおり、とても懐かしい気分になりました。基本的には毎日10時から17時まで営業していますが、雨・雪・台風などの日にはお休みになります。

ー 割烹料亭でお得にランチ「大倉」ー

「雑司ヶ谷割烹大倉」の外観

鬼子母神堂の裏手に、ぜひオススメしたいお店があります。それは「雑司ヶ谷割烹大倉」です。鬼子母神で七五三やお宮参りの後、親族でちょっといいお食事を…という時によく利用されるお店。素材を活かした会席料理を提供しており、味は折り紙付きです。

お得なランチのメニュー表

そんな格式が高めなお店なのですが、ランチの時間帯はとてもリーズナブルに食事を楽しめる、知る人ぞ知る穴場的な存在。千円以下のメニューもしっかりとおいしいメニューばかりで、特に日替わりは早めに来店しないとすぐに売り切れてしまうほどなんですよ。

大海老天婦羅定食1,100円

私はこの日は大海老天婦羅定食(1,100円)をオーダー。メインの皿は大海老、鱚、獅子唐辛子、レンコン、ナス、かき揚げの天ぷらが勢ぞろい。この他に、ご飯、味噌汁、香の物、小鉢、デザートもついていました。海老天は衣が薄く、海老がプリプリしていてとてもおいしかったです。この内容で1,100円はとても驚きですよね。

ー のんびりムードに癒される「雑司が谷鬼子母神通り商店睦会」ー

目白通り側の鬼子母神表参道のゲート

目白通りから鬼子母神堂にかけて、鬼子母神の表参道が通っています。その表参道沿いには「雑司が谷鬼子母神通り商店睦会」があります。とても人通りは多すぎず、少なすぎず、下町ののんびりとした雰囲気が漂う商店街です。それではどのようなお店があるのか、見ていきましょう。

「おいしいメロンパン」の看板が目印

都電の鬼子母神前駅を出てすぐの場所にある「アルテリア・ベーカリー 雑司が谷店」。おいしいメロンパン、という看板が目印のお店です。看板にあるようにメロンパンの専門店で、プレーン味の他に、チョコやメープル、ストロベリーなど、様々な味のメロンパンが楽しめます。行列ができるほどの人気店なんですよ。

おいしい焼売がテイクアウトできる「木菟らーめん」

「木菟(みみずく)らーめん」は、シンプルな醤油ラーメンが楽しめる店。シンプルゆえに、素材の良さがダイレクトに感じられます。こちらはラーメンもおいしいのですが、焼売も人気商品です。食べ応えのある肉汁たっぷりの焼売は、テイクアウトにも対応。おウチでもお店の味が楽しめます。

山太郎のテイクアウト専門店

商店街にある有名店と言えば「おにぎり・とん汁 山太郎」が挙げられます。こだわりの具材を中にいれたおにぎりと、出汁たっぷりの豚汁が楽しめます。行列がいつもできている人気店です。山太郎は斜向かい同士でイートイン店とテイクアウト店があり、どのような形で食すかによって店舗を選択できますよ。イートイン店は夜になると「夜山太郎」という名に変わり、手巻きが楽しめる店にチェンジするのも面白いですね。

実力派の町中華「風味亭」

一見普通の町の中華屋さんですが、実は創業30年以上の実力派の「風味亭」。どのメニューもおいしいのですが、特に餃子がオススメです。野菜が多めの餡が入っており、たくさん食べても胃が重くなりません。焼き立ての餃子とビールの組み合わせは、本当に再興ですよ。

鬼子母神近くにある和風カフェ

鬼子母神堂の近くにある「シャシャ茗荷茶屋」は、若者から高齢者まで幅広い年代に人気のある和風カフェです。軽食の種類がとても多く、和食から洋食まで取りそろえています。特にお蕎麦がおすすめですよ。ランチの混み合う時間帯はセルフサービス形式をとっています。

処方箋も取り扱っている薬局

商店街には飲食店だけではなく、薬局、郵便局、雑貨店など、様々な業種の店が軒を連ねています。この商店街にあるお店で生活が成立するので、とても便利に利用できるのではないでしょうか。

ー レトロさがたまらない! 通好みの店が集まる「弦巻通り商友会」ー

弦巻通り沿いの「弦巻通り商友会」

雑司ヶ谷霊園の南側を東西に通る弦巻通り。住宅街の狭間にある、車もあまり通らない静かな道です。その弦巻通り沿いにあるのが「弦巻通り商友会」。昔ながらの店からニューフェイスまで、通好みの様々な店舗が並びます。

大正12年創業のアカマルベーカリー

雑司が谷でも有名なパン屋の「アカマルベーカリー」。なんと創業は大正12年と100年以上も営業をし続けています。奥久慈卵を使用するなど、素材にこだわります。どのパンもおいしい上に、なんとプリンも絶品です。

八百屋をリノベーションした「都電テーブル」

「ラーメン」と書かれた軒先の赤ちょうちんがなければ、何の店なのかパッと見ではわからない「都電テーブル」。実は閉店した八百屋をリノベーションしたラーメン屋なのです。メインメニューは煮干しラーメン。カンパチ漬け丼やマグロ中落ち丼など、海鮮系の小丼も人気です。

昭和レトロを感じる「肉の大久保」

店構えに味わいを感じる「肉の大久保」。昔ながらの精肉店です。肉の大久保で特筆すべきはお弁当でしょう。肉のおかずをメインとしたお弁当をリーズナブルに購入できます。なんと、ご飯の大盛り、特盛りは無料!おなかいっぱいにおいしい肉料理を食べたいときにピッタリのお店です。

鉄板焼きせんべいの名店「小倉屋」

鉄板焼きせんべいの製造販売を行っている小倉屋。元々は工場のみでしたが、おいしさの口コミが広がり、直売もするようになりました。様々な種類のせんべいがありますが、一番人気は”あまから”です。程よい甘じょっぱさに手が止まらなくなるでしょう。

ー チェーン店の中にキラリと光る名店アリ「東通り商店街」ー

東通り商店街の看板

都電雑司ヶ谷駅から明治通りにかけて東通り商店街があります。有名飲食店チェーンが多く目につく商店街ですが、実は中には実力派の個人商店も多いです。今回はその中からいくつかのお店を紹介いたします。

店頭の食品サンプルも味わい深い「幸楽」

いわゆる町中華である「幸楽」。地元住民や近隣に勤める人々に支持され続けているお店です。ラーメンや餃子、チャーハンなどの王道の中華だけではなく、定食類も充実しています。気分によってメニューが選べるのは、とても楽しいですよね。

シンプルモダンな店構えの「〆蕎麦フクロウ」

オシャレでシンプルモダンな外観のお店は「〆蕎麦フクロウ」。大人のための居酒屋で、全国の蔵元から選りすぐりの日本酒が集められています。旬の食材を使った料理と共に、お酒も一緒に楽しめるのです。〆には日本蕎麦が出てきます。香り高くつるっとしたのど越しは癖になりますよ。

個性的なのぼりが目印の「ひもかわ桐生」

「食べにくい!!だがそれがいい!」という個性的なのぼりが印象的な「ひもかわ桐生」。群馬県桐生市のローカルグルメであるひもかわうどんが楽しめる店です。まるで一反木綿のように幅が広いうどんは、一見食べにくいようにも思えるかもしれません。しかしながらコシがあり、プルンとした食感はとても癖になります。小麦の味が感じられる、奥深い一杯が味わえるでしょう。

ランチタイムには行列ができる「バシバーガーチャンス 池袋店」

都電雑司ヶ谷駅を出て、東通り商店街に入ってすぐの場所にある「バシバーガーチャンス 池袋店」。手作りのグルメバーガーが楽しめるお店です。行列ができるほどの人気店です。様々な種類のバーガーがあるので、メニューを選ぶ楽しみがあります。サイドメニューも豊富なので、一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

ー 実は街中にはミニスーパーが充実 ー

目白通り沿いの「マルエツ プチ雑司が谷二丁目店」

QRコード決済が利用できる「リコス 雑司が谷2丁目店」

雑司ヶ谷には大きなスーパーマーケットはありませんが、マルエスプチやリコスのようなコンパクトなスーパーマーケットが街中にあります。生鮮食品や牛乳やパン、冷凍食品などの日配品もアリ。日用品も購入できるのは便利ですよね。

明治通り沿いの「肉のハナマサ」

雑司ヶ谷で比較的大きなスーパーには「肉のハナマサ」が挙げられます。業務用のスーパーですが、普通サイズの牛乳や豆腐もあるので、普段使いもできますよ。価格もとても安いので、雑司ヶ谷に暮らす人々が多く利用しています。

ー 有名大学のキャンパスが集まる雑司ヶ谷 ー

東京難関校の一角をなす「学習院大学」

実は雑司ヶ谷は、住宅街だけではなく学生街という一面も持ち合わせています。明治通り沿いにGMARCHのうちのひとつである「学習院大学」、東京の女子大の御三家である「日本女子大目白キャンパス」、日本の私立三大音楽大学のひとつである「東京音楽大学池袋キャンパス」があるのです。

レンガ造りの建物が目を引く「日本女子大学目白キャンパス」

落ち着いた環境の中での学びは、学生たちにとって最適な環境と言えるでしょう。学生向けの安くておいしい飲食店も揃っているので、学生生活を快適に送りやすいのではないでしょうか。

アーティスティックな建物が目印「東京音楽大学池袋キャンパス」

池袋や渋谷も近いので、学生たちの遊ぶ場所もすぐ近くにあります。雑司ヶ谷はよく学び、よく遊べる学生にとっても最適な地域であると言っても過言ではないでしょう。

ー 散策コースとしても人気! 著名人の眠る「雑司ヶ谷霊園」ー

池袋方面の風景

雑司ヶ谷と言えば、鬼子母神の他に「雑司ヶ谷霊園」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。夏目漱石など著名人が眠る歴史ある霊園として、雑司ヶ谷霊園は名をとどろかせています。

木々が生い茂る園内と高層ビルの風景

雑司ヶ谷霊園は霊園としての性格だけではなく、近隣住民や観光客のお散歩スポットとしてもとても人気があります。いわゆる墓地、というような暗い雰囲気ではなく、程よく管理された木々が建ち並び、空がきれいに見える雑司ヶ谷霊園はまるで公園のような雰囲気なのです。春になれば桜の木が咲き誇り、桜の名所として多くの人々が訪れます。

ー 住宅密集地の広々としたスポット「雑司が谷公園」ー

子どもたちが遊ぶ姿見られる広場

雑司ヶ谷は戦争時に空襲を受けなかったため、昔の街の形が残っています。そのため、低層の住宅が密集し、路地が細かく入り組む構造です。そんな雑司ヶ谷の中に、開けたスポットがあります。それは「雑司が谷公園」です。元々は高田小学校という学校があった場所なのですが、廃校になり、その跡地が公園として整備されたのです。

集会室や子どもが遊ぶスペースがある「丘の上テラス」

芝生がある広場と「丘の上テラス」と呼ばれる集会室や室内の遊び場が備え付けられた建物が園内にはあります。ベンチも多く設置されており、お昼時には親子連れや近隣に勤める人々がランチを楽しむ様子も見られます。開放的な公園でランチを楽しむのは、とても清々しい気持ちになれるのでオススメです。

ー スポーツ&カルチャーを生活に取り入れるなら「豊島区立千登世橋教育文化センター」ー

副都心線雑司が谷駅に直結している「豊島区立千登世橋教育文化センター」

東京メトロ副都心線雑司が谷駅と地下で直結している豊島区立千登世橋教育文化センター。こちらには教育関係の施設やカルチャー系の設備が入っています。そして特に一般市民に利用されているのは、この建物の3階と4階にある「雑司が谷体育館」です。温水プールや体育館が設置されており、低価格で個人利用も可能。運動やスイミングなどの教室も開催されているので、これから運動を始めてみたいという方にもピッタリの施設ですよ。

ー レトロな佇まいがオシャレ「雑司が谷旧宣教師館」ー

「雑司が谷旧宣教師館」の正門

雑司ヶ谷は住宅が多く、どちらかと言えば目立つような施設はあまり多くありません。そんな街ではありますが、実は探すと味わい深い施設もあります。「雑司が谷旧宣教師館」もそのうちのひとつです。豊島区に現存する最古の近代木造洋風建築で、1907年にアメリカ人宣教師の家として建てられました。

建物を外から眺めたようす

筆者が訪れた日は残念ながら休館日だったので中に入ることはできませんでしたが、当時の暮らしそのままの様子を見学できるそうです。見学料は無料。クラシックな暮らしを身近に感じられるのはなんだか楽しいですよね。

ー 小さな路地が続く雑司が谷の住宅街は治安も良好 ー

路地の中に軒を連ねる戸建住宅

雑司ヶ谷は、目白通りや明治通りなどの大通り沿いには中層のマンションが建っていますが、1本奥に入るとアップダウンのある細かい路地が入り組んでいるため、低層の戸建てや集合住宅が軒を連ねています。車がやっと1台通れるほどの道幅の路地も多く、ほとんど車通りもありません。そのため、とても静かな住環境が整っています。都会の喧騒から離れて静かに暮らしたい方にとてもよい環境と言えるでしょう。

電柱に設置された豊島区教育委員会の防犯カメラ

入り組んだ路地が多い、となると治安面が気になる方も多いでしょう。個人宅の玄関前に防犯カメラが設置されていることが多いです。さらに子どもたちの通学路沿いには防犯カメラが設置されており、雑司ヶ谷の地域全体で防犯の意識が高いのが特徴。安心して暮らせる街と言っても過言ではないでしょう。

ー 都心に寄り添う癒しの街・雑司ヶ谷 ー

鬼子母神堂でひなたぼっこをする猫

今回は雑司ヶ谷の街を散策しました。池袋に隣接しながらも、まるで奇跡のように昔の姿が残る雑司ヶ谷は、住環境としてもとても良質でした。治安が良く落ち着いた環境は、都会の忙しさに疲れた心を癒してくれるでしょう。大きな商業施設こそありませんが、個性的な商店街が複数あるのは大きな魅力です。

また、新宿や渋谷へもごく短時間でダイレクトアクセスが可能。通勤通学時間をなるべく短く済ませたい方に最適な立地ではないでしょうか。お休みの日のお出かけにも便利ですよ。この記事をきっかけに、雑司ヶ谷の魅力を知りたくなった方もおられるのではないでしょうか。そんな方にオススメなのが、マンスリーマンションでのお試し住みです。

マンスリーマンションでお試し住みすれば、通勤・通学へのアクセス性や気になるお店も、じっくりチェックできますよ。もちろん、敷金不要で必要な家具家電はすべて揃っていますので、面倒なお引越しも必要ありません。お部屋探しからお引越しまで2日あれば完了します。気になる街のマンスリーマンションもぜひ、チェックしてみてくださいね。

この記事を書いた人

千葉みなと

フリーランス歴15年以上の40代ライター。大学生と高校生の一男一女の母。東京在住。
子どもの手が離れつつあり、今では自分の時間を満喫しています。趣味は散歩、乗り鉄、料理、スポーツ観戦、謎解きイベント参戦。夏は野球(プロアマ問わず)、冬はラグビーを観戦。
青春18きっぷが発売されている期間は、あちこちの列車に乗りに行っています。お気に入りの路線は、JR大糸線・木次線・水郡線など。山越えの列車にロマンを感じています。