街歩き「赤羽」|実は治安も良好!飲み屋街だけでなく、暮らしやすさ満点の街|vol.132
暮らす前に、知っておきたい街のこと。マンスリー48のスタッフが実際に歩いて、住みやすさを紹介する「街歩きシリーズ」。今回は赤羽駅の周辺を散策してみました。
ー 飲み屋街だけじゃない! 住みやすい街ランキング上位常連の街 ー
東京都北区にある赤羽駅は、東京の北の玄関口の役割を担う駅です。エリア内にはオフィスもありますが、基本的には商業地と住宅地で構成されています。特に商業エリアに関してはメディアに取り上げられることも多く、なんとなく下町感のあるカジュアルなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。飲み屋も多い商業エリアですが、警視庁の犯罪発生マップを見ると、じつは意外にも治安は良いのですよ。
赤羽は住宅地としてもとても人気があり、「住みたい街ランキング」では常に上位に位置するほど。そんな人気の街・赤羽の魅力を探りながら街歩きをしていきましょう。まずは赤羽の魅力、交通の便のよさについてお話します。
ー 東京・新宿に直結! 2系統の大動脈が交わる赤羽駅 ー
東京の北の玄関口と呼ばれる赤羽駅。大宮方面からやってきた列車は、東京駅方面と新宿駅方面の2系統に分岐するターミナル駅の役割を担っています。
赤羽駅からは、東京駅方面にも新宿駅方面にも乗り換えナシでアクセスできることになります。そればかりか山手線の主要駅の多くにダイレクトアクセスが可能なのです。ではそれぞれの駅に向かうにはどの路線に乗ればいいのか、詳しく説明しましょう。まずは東京・品川方面を解説します。
京浜東北線は、大宮駅から赤羽駅を経由し、東京駅・品川駅そして横浜駅へ至る路線です。田端駅から品川駅までは山手線と並行して走行し、山手線と同じ駅へ停車します。ただし日中の時間帯は快速運転を実施するため、西日暮里駅や日暮里駅などは通過します。
京浜東北線の利用で赤羽駅から上野駅に19分、東京駅に27分、品川駅には40分でアクセスできます。
高崎線・宇都宮線も上野方面へアクセスします。上野止まりの列車は高崎線・宇都宮線ですが、上野駅から先は東海道線へ直接乗り入れるタイプの列車は”上野東京ライン”と呼ばれています。上野東京ラインは、東京駅や品川駅、横浜駅を経由し、静岡県の熱海駅まで至る路線です。
上野東京ラインを利用した場合、赤羽駅から東京駅へは18分、品川駅へは24分、横浜駅へは41分で直結。京浜東北線よりも、山手線と並行する区間の停車駅は少ないのが特徴です。
次に新宿方面系統について説明しましょう。まずひとつ目は”埼京線”です。大宮駅から大崎駅を結ぶ路線で、大宮駅寄りくだり方面はJR川越線、大崎駅から先は相鉄直通線やりんかい線に相互直通運転を実施しています。
赤羽駅を出ると、池袋駅・新宿駅・渋谷駅・恵比寿駅・大崎駅などに停車。新宿駅には14分、渋谷駅には15分、大崎駅には26分で到着します。
高崎線・宇都宮線の中でも、赤羽駅から池袋駅・新宿駅方面へ分岐するタイプの路線があります。”湘南新宿ライン”と呼ばれる路線です。池袋駅から大崎駅までは埼京線と停車駅は一緒。大崎駅から先は、高崎線は東海道線に乗り入れ横浜駅を経由し小田原駅に、宇都宮線は横須賀線に乗り入れ横浜駅を経由し逗子駅に直行します。新宿駅には16分、渋谷駅には22分、大崎駅には28分でダイレクトアクセスが可能です。
上野東京ライン・湘南新宿ラインを含む高崎線・宇都宮線には、普通席グリーン車がついています。進行方向を向いた左右2席ずつの座席が設置されている車両です。赤羽からでは通勤の際は利用されることは少ないですが、休日には熱海や小田原、宇都宮などへ小旅行に向かう際に利用する乗客は多く見られます。
赤羽駅は東京駅や品川駅、新宿駅などの主要駅に乗り換えなしでアクセスできる路線が通る、極めて便利な路線であることがおわかりいただけたと思います。通勤通学が便利である、という点も住みたい街ランキングの上位に入る要因と言えるでしょう。
ー エキナカならではの便利な品ぞろえ「エキュート赤羽」ー
赤羽駅の構内には、駅ナカのショッピング施設”エキュート赤羽”があります。このエキュート赤羽には、駅ナカならではのテナントが多くあるのですよ。
京浜東北線への階段の隣にある「BOOK EXPRESS」。発売したばかりの新刊や、ちょっとした暇つぶしの本をさっと立ち寄って購入できるのは嬉しいですね。駅ナカの割には規模がある本屋なので、欲しかった本が見つかるかも?
軽食もとれるコーヒーショップの「BECKS COFFEE SHOP」。モーニングの時間帯にも営業しており、通勤途中に朝ごはんを食べにくる人々で朝は混み合います。昼間の時間帯は仕事をする人は、待ち合わせまでの時間つぶしをしている人の姿も。このような利用方法も駅ナカならではですね。
この他、手土産にピッタリのスイーツの店、ご飯を作るのが面倒な時に便利な弁当屋や惣菜店もあります。ステキな雑貨を扱う店もあり、お友達へのプレゼントを購入するのにもピッタリですよ。駅にあると便利だな、というお店ばかりなのです。
ー 毎日の生活に寄り添う高架下の商業施設「赤羽ビーンズ」ー
赤羽駅には駅の外、高架下にも商業施設があります。「赤羽ビーンズ」です。こちらは生活必需品や食料品などを扱う店が多く入っており、駅を利用しない地元の人も多く立ち寄ります。
少し高級寄りですが、生鮮食品の鮮度や品ぞろえに定評がある「富士ガーデン赤羽ビーンズ店」。生鮮食品はもちろんのこと、お惣菜や弁当などもとてもおいしくて人気です。魚は人気の鮮魚店「角上魚類」が専門テナントとして入っているので、珍しいものにも出会えますよ。
赤羽ビーンズには、なんとホームセンターもあります。赤羽駅周辺で唯一のホームセンターである「ビバホーム赤羽ビーンズ店」にはDIY用品だけではなく、洗剤などの生活雑貨の取り扱いもアリ。近くにあると心強い存在ですね。
赤羽駅周辺に商業施設は多くあるのですが、意外とスポーツ用品を取り扱う店は多くありません。そんな中「スポーツオーソリティ」は規模が大きく、近隣のスポーツ愛好家や運動部の学生が多く集います。スタッフさんも親切なので、何かわからないことがあれば気軽に相談してみましょう。
この他にも100円ショップ、ヘアサロン、雑貨店、食料品店、アパレル店など、生活に必要なお店があります。駅を利用しない人もわざわざ訪れる理由がよくわかりますね。
ー 個性派商店街が集結! 東口エリアを街歩き ー
テレビや雑誌などで取り上げられることが多い、赤羽駅東口の商店街。大小様々な商店街が集結しており、朝から晩まで活気にあふれています。飲み屋も多く、赤羽を知らない人から見るとなんとなく怖い印象もあるかもしれません。でもそんなことはありません。その理由はどうしてでしょうか? さっそく見ていきましょう。
赤羽駅東口を出るとすぐ左手にバスのロータリーがあります。足立区へ向かうバスが多くを占めていますが、中には高円寺駅北口や成田空港・羽田空港に向かうバスもあり、そちらも利用者がとても多いのが特徴。赤羽は電車だけではなく、路線バスもとても便利です。
ー 安くておいしい! せんべろ&はしご酒の聖地「赤羽1番街」ー
赤羽駅東口を出て左手、バスロータリーの先に見えるのは「赤羽1番街」のゲート。”千円でベロベロに酔える=せんべろ”ということで、安く飲めるおいしいお店が多く、赤羽の聖地のような商店街です。1軒1軒個性的なので、1つの店に長居をするというよりは、サクッと飲んで次の店へ向かうという”飲み歩き”のスタイルをとる方が多いです。
赤羽1番街には小さな店が密集するように軒を連ねています。撮影は昼頃なのですが、既に開店している店も多いです。昼飲みもできますが、それどころか朝10時から飲める朝飲みができる店もあるのが赤羽1番街の特徴です。
朝から晩まで、常に飲んでいる人がいるような商店街ですが、実はものすごく治安は良好。それはお店ごとに厳しいルールがあるからです。特に「酔客入店お断り」のお店が多く、見るからに酔っぱらっている状態では入店できません。この赤羽1番街では、ほどほどまでしか飲まないので、トラブルが起きにくいのでしょう。
その他ナンパ禁止やプライベートを探る会話禁止などのルールがある店もあり、何かがあるとスタッフさんが助けてくれます。女性グループでも安心して飲める環境なんですよ。
鯉やうなぎなど、川魚料理で有名な「まるます家」。昭和25年創業と70年以上もの歴史があります。赤羽1番街を代表する人気店のひとつで、いつも行列が絶えません。お酒1人三杯、ジャン酎なら1本までで90分制をとっているので、意外とお店の回転は早いです。価格も比較的リーズナブルなのはうれしいですね。
赤羽のもつ焼きの名店「のんき」。もつは中々嚙み切れない印象がある方も多いかもしれませんが、こののんきのもつ焼きならばそんなことはありません。噛み切れるほど柔らかく、そして臭みもありません。もつ焼きの他に、もつの茹で刺身もオススメ。
これらの個人商店の他にも、大手チェーンも1番街にはあります。1番街という土地柄に合わせて、チェーン店でもせんべろセットを用意していることも多いです。
ー いぶし銀の店が立ち並ぶ「赤羽中央街商店街」ー
赤羽1番街に隣接する「赤羽中央街商店街」は、1番街の賑やかな雰囲気から一転して落ち着いた雰囲気。お酒を飲める店もありますが、基本的にレストランが中心に軒を連ねています。実力派の個人経営の店ばかり。よい店ばかりなのですが、その中でもさらにオススメ店をいくつかご紹介いたします。
「赤羽スペインクラブTERA TERA」は、赤羽の人気スペイン料理のお店です。ワインと共にパエリアや生ハムなど、おいしい料理が楽しめます。夜は予約が必要なことが多いのですが、ランチの時間帯は割と入りやすいのでねらい目です。
コク深くておいしいラクレットチーズの料理が楽しめる「ラクレット×ラクレット」。こちらはランチもディナーも予約必須の人気店です。ラクレットチーズを溶かして料理にかける際、希望をすればその様子をライブで見ることができますよ。コース料理もアラカルトも楽しめます。
「お菓子の種屋」は、駄菓子やおばあちゃんの家に遊びに行くと用意してもらったような昔懐かしのお菓子があるお店です。店内は子どもたちが今日のおやつを選ぶほのぼのした雰囲気が漂います。種類が豊富なので、大人も立ち寄る人が多いです。
店外には10円でプレイできるレトロなゲームが並んでいます。子どものころを思い出してプレイしてみるのもオススメですよ。
ー 雨の日でも快適にショッピング! アーケード街の「すずらん通り商店街」ー
赤羽駅東口を背にしてまっすぐ道を進むと、大通りの向こう側にアーケードのある商店街が見えてきます。「すずらん通り商店街」通称”LaLaガーデン”と呼ばれています。このLaLaガーデンは赤羽1番街と並ぶ、赤羽を代表する商店街です。ではアーケードの中に入っていきましょう。
LaLaガーデンのアーケードは、直線330m・道幅約13m・高さ約13mの東京最大の天蓋アーケード街です。日の光も感じられるので、アーケード街にしては比較的明るいのが最大の特徴。道幅もかなり広いので、大勢の人々と共に歩いていても意外と負担感はないですよ。
飲食店はチェーン店のファーストフード店やファミレスなどが中心に軒を連ねます。ドラッグストアは”マツモトキヨシ”など複数のチェーン店があり、日用雑貨を購入するのにも便利。商店街の中にあるダイソーは駅周辺では最も規模が大きい100円ショップ。キッチン用品から雑貨まで、様々な物が購入できるでしょう。
LaLaガーデンの中にはチェーン店が多いですが、もちろんキラリと光る個人商店もあります。店内で作った豆乳を使い、台湾式の食事が楽しめる「豆乳専科」。搾りたての投入をそのまま楽しめますが、それだけではなく、豆乳を使ったおかゆなどを堪能できます。
朝ごはんから昼ごはん、晩御飯まで、1日中、豆乳を使用した台湾料理が楽しめますよ。この他にも元気な個人商店はあるので、興味のある方はぜひ現地で探してみてくださいね。
ー 北区百景観のひとつ。ステンドグラスが美しい「カトリック赤羽教会」ー
東口エリアの幹線道路・東本通りにステキな建物があります。それは「カトリック赤羽教会」です。賑やかで都会的な周辺の雰囲気とは異なり、厳かな空気がただよいます。ミサが開催されているとき以外は、内部も見学が可能です。美しいステンドグラスが出迎えてくれることでしょう。北区百景観のひとつにも選ばれるほど、地元でも愛される景色が広がります。
ー 噴水や個性的な遊具がステキ! 赤羽住民の憩いの場「赤羽公園」ー
赤羽中央公園は、東本通りの北側の内側エリアにある公園。駅周辺の数少ない公園で、敷地もとても広いですよ。噴水のある広場と、子供向けの遊具広場があり、近隣の人々の憩いの場として愛されています。ベンチも多いので、昼時には近隣のオフィスに勤める人々がランチを食べている姿も見られます。
ー ゆったりと読書の世界に入り込むなら「北区立赤羽図書館」ー
赤羽中央公園の向かい側には、北区立赤羽図書館があります。蔵書が豊富で、座席数も多いのでゆったりと本の世界に浸れます。館内にはランチもおいしいと評判のカフェもあるので、気分転換にお茶や食事をとりつつ、読書を楽しむのはいかがでしょうか。
ー マンション建築がただ今進行中の東口住宅街 ー
赤羽駅東口エリアは、東本通りの北側に住宅街が広がります。基本的にはマンションなどの集合住宅を中心に構成。現在もまだまだマンションの建築が進んでおり、赤羽がいかに人気の高い住宅街であるかということがわかります。全体的に治安良好な赤羽ですが、住宅地に入ると静かなのでより住み心地は抜群です。それでは次は駅の高架下をくぐり、西口エリアを探索してみましょう。
ー ショッピングモールや住宅街がある赤羽駅西口をぶらり散歩 ー
赤羽駅西口側は、基本的には大型商業施設と住宅地で構成されています。イトーヨーカドーの裏手にはかなり高低差のある武蔵野台地があり、台地と駅周辺の低地で街を構成。基本的に商業施設は駅周辺の低地に多く集まっているのが特徴です。
駅の周辺には商業施設が集まっていますが、東口と比べて全体的に落ち着いた雰囲気がただよいます。飲み屋が比較的少ないのも、その理由かもしれません。
西口側にも路線バスのロータリーがあります。お隣の板橋区へ向かう路線が多い中、池袋東口へ向かうバスもアリ。仮に電車が止まってしまっても、路線バスで向かうことができるので心強いですね。
ー ちょっとした贅沢がコンセプト「ショッピングセンタービビオ」ー
赤羽駅西口を出て、バスロータリーの反対側にあるショッピングモールは、「ショッピングセンタービビオ」です。”手の届くチョットした贅沢感とおしゃれ感覚”をコンセプトとしています。
ユニクロやABCマートなど、ファッション系のテナントの他、1階と地下には飲食店も入っており、コンパクトながら中身は充実。1階のタイ料理店「PAPAYA」は、学生料金も設定されているので、若い人々でとてもにぎわっていますよ。
ー SNS映えバッチリ! オシャレな「カフェ&ネオ大衆new‐mon」ー
ショッピングセンタービビオの1階には、昼はカフェ、夜は居酒屋と2つの顔を持つ「カフェ&ネオ大衆new‐mon」があります。赤羽はレトロで昔ながらのお店が多いのですが、この「new‐mon」は、洗練されたとてもオシャレで都会的なお店。
今まであまり赤羽に見られなかったタイプかもしれません。SNS映えするので、若い女性の来客がとても多いのが特徴です。今回はカフェの時間帯にお邪魔をして、ランチをいただきました。
注文は客席からQRコードを利用するタイプなので、フロアのスタッフさんを呼ぶ必要がないのはとてもいいと思いました。今回私が注文したのは”大人のお子様ランチ”です。
ドリアやエビフライ、ハンバーグ、カポナータ、おさつフライ、バゲット、サラダ、スープ、パンナコッタが大きなプレートに集結。一度にいろいろなものが食べられるので、とてもテンションが上がりました。味もきちんとおいしかったですよ。こんなにおいしいのならば、昼だけではなく夜にも飲みに来たいな、と感じました。
ー 赤羽の生活を支える頼もしい存在「イトーヨーカドー赤羽店」ー
びびおの隣にある大型商業施設は「イトーヨーカドー赤羽店」です。食料品・衣料品・生活雑貨など生活に欠かせないものが揃っています。一カ所で生活に必要なものが購入できるのでとても便利。その他、テナントに”ガスト”などの飲食店、”GU”などファッション、書店、楽器店もアリ。赤羽の人々の生活を縁の下で支えるようなお店が多いです。
ー 若者に人気のお店が集結している「アピレ赤羽」ー
赤羽駅西口を出て左手にあるショッピングモールは「アピレ赤羽」です。無印良品や若者向けのファッション系のショップが入るなど、若い人をターゲットにしたテナントが多くあります。KEYUCAやスタジオクリップなどの雑貨店もアリ。
アピレ赤羽の地下には、食料品売り場があります。上質なのにリーズナブル、をコンセプトとしており、安くて新鮮な生鮮食品が購入可能。21時まで営業しているので、仕事帰りにも立ち寄れますよ。
ー 実力派の個人商店がそろう西口駅前商店街 ー
赤羽駅西口にも商店街があります。「西口駅前商店街」です。個人商店が多く見られます。評価の高い飲食店や、クリニックや薬局などの医療系の施設が見られるのが特徴。それでは特にオススメの店をピックアップしてご紹介します。
旧岩槻街道から少しだけ線路寄りに入った場所にある「じげもんちゃんぽん」。ちゃんぽんの専門店で、もちもちも麺とたっぷりの野菜が入ったちゃんぽんが食べられます。野菜を多く食べたいな、というときにもオススメです。
調剤薬局の「マエノ薬局」の1階には、この薬局が経営するカフェ「エルベルーチェ」があります。体に優しい食材を使用。特にジェラートが人気で、季節のフルーツを使ったものや黒ゴマ豆乳など、バリエーションも豊富。気分に合わせてチョイスできるのが嬉しいですね。
内科・皮膚科・耳鼻咽喉科・薬局が集まるクリニックビルも西口駅前商店街にはあります。よく利用する診療科ばかりなので、いざ困ったときには心強い存在ですね。
ー 駅チカとは思えない静けさ。太田道灌を祀る「静勝寺」ー
旧岩槻街道を歩いていると、ふと路地の奥を覗き込んだ時に趣深い石段が見えました。さて、この先には何があるのでしょうか。早速行ってみましょう。
階段を上がった先にあったのは「静勝寺」。駅の近くとは思えない、静寂に包まれた空間が広がります。室町幕府後半に活躍した太田道灌公が祀られている寺院です。元々ここには太田道灌が築城したと伝えられている稲付城があったとのこと。太田道灌像を祀る”道灌堂”があり、月命日の26日には毎月公開されています。歴史好きの方は、訪れてみてはいかがでしょうか。
ー オシャレなカフェもある新キャンパス「東洋大学赤羽台キャンパス」ー
赤羽台の丘陵部をのぼるとすぐ見えてくるのは、「東洋大学赤羽台キャンパス」の建物です。再開発の際にできた新しいキャンパスで、情報連携学部・福祉社会デザイン学部・健康スポーツ科学部があります。
キャンパスの中には、ヴィーガン料理を提供するオシャレなカフェ「ViEAT by Fete le marche」があります。一般の人も利用できるそうで、近隣の方がお散歩ついでにお茶を楽しむ様子が見られますよ。
ー 丘陵地と駅周辺、それぞれタイプが異なる住宅街 ー
赤羽駅西口側の住宅街は、低地と丘陵地では内容が異なります。平地エリアでも駅に特に近いエリアは高層のマンション、少し離れると中層のマンションを中心に構成されています。
一方、丘陵地側は、東洋大学の周辺には住宅公団の建物がありますが、基本的には戸建や低層の集合住宅を中心に構成されています。商業施設はほとんどないので、買い物をする際には駅周辺へ出るとよいでしょう。
ー 都心直結の赤羽。グルメとショッピングが充実した街で暮らそう! ー
今回は赤羽を街歩きしました。個性的な商店街があり、安くておいしいグルメを堪能できるお店が多かったですね。雨の日でも買い物しやすいLaLaテラスや赤羽ビーンズ、西口の大型商業施設など、ショッピング環境もかなり整っていました。駅周辺は繁華街でありながらも、治安も良好。夜の一人歩きも怖くないですよ。
交通面に関しては、東京・品川方面や新宿・渋谷方面に全く乗り換えなしでアクセスできるのが大きなメリット。東京都内ではとても貴重な存在です。通勤や通学が短時間で乗り換えなしで済むのはうれしいですね。
この記事をきっかけに、赤羽駅エリアの魅力を更に知りたくなった方もおられるでしょう。そんな方にオススメなのが、マンスリーマンションでのお試し住みです。マンスリーマンションでお試し住みすれば、通勤・通学へのアクセス性や気になるお店も、じっくりチェックできますよ。
もちろん、敷金不要で必要な家具家電はすべて揃っていますので、面倒なお引越しも必要ありません。お部屋探しからお引越しまで2日あれば完了します。気になる街のマンスリーマンションもぜひ、チェックしてみてくださいね。