街歩き「柏」|千葉の渋谷とも呼ばれる、都心直結・人気のベッドタウン|vol.131

暮らす前に知っておきたい街のこと。マンスリー48のスタッフが実際に歩いて、住みやすさを紹介する「街歩きシリーズ」。今回は千葉県にある柏駅の周辺を散策してみました。

ー ベッドタウンでありながらオシャレで洗練された街・柏 ー

東口ペデストリアンデッキ上から見たメインストリート

千葉県北西部に位置する柏市の中心駅である柏駅。東京都心へのベッドタウンとして古くから発展してきた街です。駅の周辺には大型商業施設や商店街が集まり、個人経営のオシャレで個性的な店舗も多いことから”千葉の渋谷”とも呼ばれています。

最近では同じ市内でも、TX沿線の柏の葉キャンパス駅エリアが大きな注目を集めていますが、この柏駅エリアも魅力がいっぱいでとてもオススメしたい街です。それではさっそく、柏駅エリアについて詳しく見ていきましょう。

ー 東京・品川にも直結!都心への重要通勤路線「JR常磐線」ー

柏駅の東口駅舎

柏駅には2社の路線が乗り入れています。そのうちのひとつがJR。JRの中でも常磐線が柏駅に停車します。常磐線と一言で言っても、実は種類が豊富。常磐線各駅停車・常磐線快速・普通列車・特急が利用可能です。

常磐線普通列車の車両

常磐線普通列車は、土浦や水戸、勝田など茨城の取手以北からやってくる、青いラインの列車です。グリーン車がついているのが特徴。グリーン券を購入すれば、ゆったりと座って乗車が可能です。

緑色のラインの常磐線快速車両

快速列車は緑色の列車で、取手駅と上野駅を往復するタイプと成田駅への成田線直通パターンがあります。

普通列車も快速も、品川駅発着タイプの列車があります。そのタイプの列車は”上野東京ライン”です。東京駅・新橋駅・品川駅にも停車をするので、都心への通勤通学にとても便利です。

常磐線快速・普通を利用した場合、柏駅から北千住駅へは18分、上野駅に29分、東京駅に35分、品川駅には44分で直結します。山手線東側の主要駅に、乗り換えなしでアクセスできるのは大きな魅力です。

東京メトロ千代田線に直接乗り入れる各駅停車車両

常磐線各駅停車は常磐線内のすべての駅に停車し、綾瀬駅からは東京メトロ千代田線と直通運転を実施。大手町駅や霞ヶ関駅など、東京の中心部に乗り換えなしでアクセスできるのは大きな魅力と言えるでしょう。

大手町駅へは45分、霞ヶ関駅へは50分で柏駅から直行可能です。北千住駅や西日暮里駅などで大きな乗り換えが発生するので、柏駅で座れなくても途中駅で座れるチャンスも出てくるでしょう。

勝田駅へ向かう特急「ときわ」

ほぼ毎時1本、特急列車の「ときわ」も停車します。品川駅方面は正直、極端に所要時間が短くなるわけではないですが、水戸方面へ向かう場合には早く到着するのでオススメです。ビジネスにも観光にも利用できて便利ですよ。

JR柏駅中央口改札の様子

JR常磐線には様々なタイプの種別があり、東京へのアクセスもそれに伴い様々な方法があります。行先や所要時間に合わせて選択していくといいでしょう。

ー 千葉と埼玉へ。東京を介さず直結!「東武野田線(アーバンパークライン)」ー

柏駅の駅名標

柏駅にはもうひとつの鉄道会社が乗り入れています。それは東武鉄道の野田線です。親しみやすいようにと”アーバンパークライン”とも呼ばれています。

大宮行の急行車両

東武野田線は、埼玉県さいたま市大宮駅から、この柏駅を経由し、千葉県船橋市の船橋駅までを運行する路線です。東京近郊を走る路線の多くは東京を目指しますが、野田線は混雑する東京を経由せず、直接、埼玉県と千葉県の主要都市を結びます。沿線には住宅地のみならず学校などもあり、柏から乗車する人も多くいるのも特徴です。

柏駅は東武野田線の中でも、特に重要な駅です。東武野田線柏駅は様々な事情でスイッチバック構造となっており、多くの列車が”大宮駅から柏駅”の系統と”柏駅から船橋駅”の系統で分かれています。すべての種別の列車が利用可能です。

大宮行と船橋行の列車が並ぶようす

急行を利用した場合、終点の船橋駅に30分、つくばエクスプレスへの乗り換え駅流山おおたかの森駅に2駅4分、東武スカイツリーライン乗り換え駅の春日部駅に38分、関東屈指の乗り換え駅大宮駅に60分で直行可能。通勤通学やお休みの日のお出かけにも利用しやすいですね。

改札内のドラッグストア

改札内のコンビニ

改札内にはコンビニやドラッグストアもあるので、例えばリップクリームを買い忘れた、などちょっとした買い物をする際にもとても便利です。

ー グルメにカルチャー!柏を代表する商業施設が集まる東口 ー

柏駅東口のペデストリアンデッキと商業施設

柏駅の東口は、大型の商業施設や活気ある商店街が集まります。柏を代表する一大商業エリアです。駅と大型商業施設はペデストリアンデッキで直結されていますが、このペデストリアンデッキ、実は柏駅東口が日本で一番最初に設置されたという、歴史あるものなんですよ。それではさっそく、東口エリアの街を詳しく見ていきましょう。

ー それぞれに役割アリ!複数の大型商業施設が集う東口 ー

柏駅の東口には、大型商業施設が集中します。家電量販店やディスカウント、日常の買い物、オシャレなテナントが集結などなど、それぞれの店に大きな特徴があるので、目的に合わせて使い分けられるのがポイント。それではさっそく駅前から見ていきましょう。

ファミリかしわと柏マルイ

柏駅東口を出てすぐ左手、ペデストリアンデッキと直結しているファミリかしわ。全国でも珍しい駅ビルタイプの商店街です。ファミリかしわ内には柏マルイも出店しており、アパレルや雑貨など若者向けの店が多いのも特徴です。

駅正面にあるスカイプラザ

柏駅東口を出て正面には、スカイプラザ柏があります。2階から7階がメインテナントのビックカメラ柏店、1階にはアパレルや両替店、地下1階にはダイソーや飲食店があります。柏駅周辺には他に大型家電量販店はないので、なにかと便利に利用できることでしょう。

イトーヨーカドー柏店の外観

駅前のメイン通り沿いにはイトーヨーカドー柏店があります。食料品売り場は地下にあり、1階から上のフロアには、主にアパレルや生活雑貨の売り場が展開されています。暮らしに必要な品々が販売されているので、柏市民にはなくてはならないお店です。

店頭にアクアリウムがあるドン・キホーテ柏駅前店

駅近くの商店街である二番街の中にも、大型商業施設があります。それはドン・キホーテ柏駅前店です。店頭にある美しいアクアリウムが目印。深夜1時まで営業しているので、夜中のお買い物が可能なのはうれしいポイント。テナントにアニメイト柏店、ボウリング場のヤングボウルもあり、若い人で大いににぎわいます。

ガラス屋根のアトリウムがオシャレな柏モディ

柏マルイの裏手、ドン・キホーテの線路側にある柏モディ。ガラスの屋根の下に広場がある、オシャレなお店です。書店や100円ショップのセリア、GU、山野楽器など、様々なタイプのテナントが集結。変わったところでは古着の古着屋3peaceがあります。

ー 柏を代表する商店街!マスコミにも多く取り上げられる「柏二番街商店会」ー

柏二番街商店会の入口のようす

柏駅東口メインストリートのレイソルロードのバーガーキングとSBI新生銀行の間に、アーケード街のアーチが見えます。これは”柏二番街商店会”のアーチです。柏を代表する商店街のひとつと言って過言ではないでしょう。

柏二番街商店会のアーケード

柏二番街商店会はアーケードになっているので、天気が悪い日も、真夏の直射日光が激しい日も、快適に買い物ができるのがうれしいポイント。いつでも買い物がしやすいので、若い人だけではなく、高齢者の方や赤ちゃん連れの方も多いのが特徴。

柏にある他の商店街と比べて、カラオケやゲームセンターなどアミューズメント系のお店が目立ちます。でもそれだけではありません。早速見ていきましょう。

柏を代表する高級スーパーの京北スーパー

柏二番街商店会には、柏を代表する高級スーパーマーケットがあります。それは京北スーパーです。産地や製法にこだわった食品を扱っているのが特徴。値段は少し高めですが、素材の味がしっかりと感じられるものばかりです。毎日の利用は難しくとも、ちょっとした自分へのご褒美にワインやチーズを購入するのもオススメですよ。

柏二番街にはドラッグストアもアリ

柏二番街には、生活に密着したお店も多くあります。ドラッグストアもその中のひとつ。サンドラッグやマツモトキヨシなど複数アリ。選択肢があるのは、とてもいいですよね。

プチプラのアパレルがそろうニューサンキ

ニューサンキはテレビで二番街が取り上げられる際には、必ず紹介される人気アパレル店。プチプラのアパレル、ルームウェア、洋服生地などが販売されています。本店もこの二番街のすぐ近くにあります。

リーズナブルなバルCONA柏店

二番街にはリーズナブルなイタリアンバルCONA柏店があります。ピザは1枚550円から注文が可能。イタリアンワインと共に、焼き立てのピザを楽しむのはいかがでしょうか。

全体的にエンタメ色が強い商店街ですが、お手軽なグルメやファッションなど、若い人も利用しやすいお店が多いのが、この柏二番街商店街の大きな魅力と言えるでしょう。

ー 飲食店や銀行もある正統派商店街!柏駅東口メインストリートにある「ハウディモール」ー

柏レイソルのフラッグがかかる商店街の街灯

柏駅東口の駅前のメインストリートには、柏駅前通り商店街振興組合、通称”ハウディモール”という商店街があります。銀行や証券会社などの金融機関や、チェーンの飲食店が建ち並んでいます。日曜祝日には歩行者天国になり、買い物を楽しむ人々で大賑わいです。

ハウディモールにはかつやも軒を連ねる

ハウディモールには「かつや」「吉野家」など、全国各地にあるチェーンの飲食店が多く軒を連ねます。初めての街でもなじみのチェーン店があるとホッとしますよね。お手軽でおいしい店ばかりなので、気軽に入れるのが嬉しいポイント。

デートにもおすすめ!おしゃれな店よへどん

デートにピッタリなお店で飲みたいならば「やさい巻き串屋 よへどん」がオススメ。様々な野菜を豚肉で巻き、それを炭火で焼きあげています。ヘルシーなので女性にも人気があるお店です。半個室はオシャレで落ち着いた雰囲気。カウンターにはカップルシートもありますよ。

ワイワイ飲みたいなら大衆酒場 鳥祐

仲間とリーズナブルに飲みたいときには、大衆酒場 鳥祐がいいでしょう。1串94円から焼き鳥が楽しめます。焼き鳥だけではなく、焼きとん、もつ焼き、馬刺しなど肉料理が豊富。お友達とワイワイしながら、おいしい料理とお酒が楽しめます。

新鮮な野菜が並ぶベジフル丹羽

ベジフル丹羽は、茨城からの直送野菜が並ぶ、柏で大人気の青果店です。新鮮な季節の野菜は種類が豊富なだけではなく、お値段もかなりリーズナブル。自炊をする人の心強い存在です。

ー 際立つ個性が魅力的!オシャレ好きが集まる「裏カシ」ー

柏は「千葉の渋谷」と呼ばれているとお話しました。若者に人気で、オシャレで個性的な店が集まる柏。その柏の中でも郵便局通りと旧水戸街道の間のエリアには、そのようなお店がとくに集中します。そのエリアは”裏カシ”と呼ばれ、親しまれているのです。中でも人気のお店をいくつかご紹介します。

カフェを併設した古着屋グリーフル

裏カシの中でも特に有名なグリーフル。アメリカの古着やインテリアが並びます。カフェが併設されており、そのカフェもとても人気があります。特にピスタチオのシュークリームがオススメですよ。

オシャレな外観のレイドバック

こだわりのアパレルを見つけたいならばレイドバックがオススメ。素材やデザインなど、店主のこだわりの1枚に出会えますよ。ワイルドなタイプが多めに取り揃えられています。男性向けのアクセサリー類も豊富です。

まるでオシャレな雑貨店のようなイタリアン

ZOE'S台所は、お店はぱっと見、オシャレな雑貨店のような佇まい。でも実はパスタがおいしいイタリアン。裏カシエリアでも人気のお店。イタリアンだけではなく、フュージョン料理もいただけます。ナイフやフォークではなく、お箸でいただくのがZOE'S台所流です。

柏神社の裏手にあるHighflyer

柏神社の裏手にあるHighflyerも、裏カシのお店として人気があります。アメカジ風のアパレルが揃うセレクトショップです。Highflyerのオリジナルグッズも展開していて、そちらもとてもステキなんですよ。

ー 樹齢300年以上の銀杏がお出迎え「柏神社」ー

樹齢300年の銀杏がある柏神社

境内のようす

ハウディモールと旧水戸街道が交差する地点からほど近い場所に、柏神社があります。1660年に創建された、とても歴史ある神社です。境内には樹齢300年もの銀杏があり、荘厳な雰囲気が漂います。柏の街を見守り続けた、歴史ある神社なのです。

ー 柏グルメを代表する名店!香り高いカレーが評判「ボンベイ本店」ー

「ボンベイ本店」の外観

柏グルメの名店として有名なのは、カレーの「ボンベイ」ではないでしょうか。長年、多くの人々に愛されています。スパイスの香り高い、辛くても奥深さを感じるカレーが特徴。すごく辛いタイプから、マイルドなタイプまで様々なメニューがあるので、辛い物が苦手な方にもオススメですよ。

ボンベイ名物「カシミールカレー」

今回はボンベイ名物の「カシミールカレー」(900円)を注文。超辛口のカシミールカレーは、容赦のない辛さの中に、旨味がギュッと凝縮されています。硬めに炊かれたライスは、スープ状のカレーソースにピッタリ。汗をかきながら、気が付いたら完食してしまっておりました。

デミタスコーヒーとチョコレート

食後にはデミタスコーヒーとチョコレートが出されます。カレーで熱くなった口内をチョコレートで整えつつ、香り高いコーヒーを楽しみましょう。このコーヒーも実は何気にとても美味しく、ボンベイを訪れる楽しみのひとつです。

ー サッカー好き集まれ!柏レイソルの本拠地「三協フロンティア柏スタジアム」ー

柏レイソルのホームグラウンドがある日立台公園

スポーツ好きの方が柏と聞けば、すぐに思い浮かべるチームがあると思います。それはプロサッカーJリーグのJ1チームである「柏レイソル」です。柏レイソルの本拠地である三協フロンティア柏スタジアムは柏駅が最寄り駅です。

スタジアムマップとスケジュール表

ホーム側の入口

ビジター側の入口とスタジアムの風景

この日は試合開催日ではなかったので、スタジアムの近くまでは入ることができませんでしたが、レイソルの雰囲気はたっぷり満喫できました。柏駅東口からレイソルロードに沿って徒歩20分ほど、駅からはバスも出ています。

試合開催日には黄色いユニホームを着たサポーターの姿を、街の中で多く見かけることでしょう。

ー 狭いながらも個性際立つ商店街アリ!西口側をぶらり街歩き ー

柏駅西口のペデストリアンデッキから見上げた風景

さて次に、柏駅西口の紹介をいたします。西口側にも商店街があり、東口と同様、大きな賑わいを見せています。しかし300mほど西側にある国道6号(通称ろっこく)で繁華街は途切れており、商業エリアとしての範囲はあまり広くありません。しかし狭いながらも個性的な店が多く、柏を代表する百貨店もあります。

さっそく西口の街を見に行きましょう。

ー 柏で創業50年以上!なくてはならない「柏高島屋ステーションモール」ー

柏高島屋の本館

柏の百貨店と言えば、やはり高島屋でしょう。この地に創業して50年以上、地域に根差しているデパートです。この柏の高島屋は「柏高島屋ステーションモール」が正式名称です。柏駅の駅ビルを柏高島屋のS館が担っており、このことからステーションモールと名乗っているのです。

S館の北自由通路側の出入口

柏高島屋ステーションモールは、S館・本館・新館の3棟で構成されています。S館は前述の通り、柏駅の駅ビルです。東急ハンズやユニクロなど、若者向けの店が多いのが大きな特徴です。本館は8階建ての建物で、紳士服や婦人服、宝飾品、地下食品街など、いわゆる百貨店的な要素がとても強いのが特徴。

連絡通路でつながれたS館と新館

新館は1階にりそな銀行、3階にルイヴィトン、5階に書店、6・7階に無印良品が入るなど、様々なタイプの店舗が充実。特にルイヴィトンは売り場面積がとても広いので、見ていてとても楽しいですよ。

S館の1階にある映画館「キネマ旬報シアター」

S館の1階には映画館「キネマ旬報シアター」があります。ロードショーの終了した新作や過去の名作を上映。館内にはカフェと図書館も併設されているのが特徴です。映画好きの方にはたまらない空間でしょう。

S館2階のフードストリートへの入口

食料品は本館の地下以外にも、S館の2階にもフードストリートが設置されています。お惣菜やスイーツ、パン、そして高級スーパーの成城石井も。駅舎から直接アクセスできるのは、大変便利です。

このように柏高島屋ステーションモールは従来の百貨店とは異なり、トレンド感がありカルチャーも発信する役割も担います。柏で暮らす人々にとって、なくてはならない存在と言えるでしょう。

ー 柏のグルメ通が集まる魅惑の商店街「柏あさひ通り商店会」ー

あさひ通り商店会の入口

柏駅西口には商店街がいくつもありますが、そのうちのひとつあさひ通り商店会は、歩行者天国や祭りなどが開催される、とても活気がある商店街です。

おいしい海鮮を食べるなら喜福柏

あさひ通り商店会のゲートの隣に、ベンガラ色の京町屋があります。居酒屋の「喜福 柏」です。店内には大きないけすがあり、フグやクエ、伊勢海老などの海鮮料理が楽しめます。日本酒の取り揃えも充実。

豚醤背油がおいしい「らーめんめん吉」

黄色い目を引く看板の屋台らーめんめん吉。豚骨醤油のスープに背油が合わさり、とてもコクが深いスープです。ランチ時間も営業。ラーメンは大盛りまで無料なので、お腹が空いているときにも心強い存在です。

店頭に食品サンプルが飾られている「純喫茶コンパル西口店」

あさひ通り商店会には、昔懐かしの純喫茶があります。その名は純喫茶コンパル西口店。店頭にはパフェなどの食品サンプルがあり、入る前からワクワク気分があがります。店内は昭和レトロな空間が広がり、まるでタイムスリップしたよう。おいしいコーヒーや軽食をいただきつつ、雰囲気を楽しむのもオススメです。

ー 安くておいしい!人気大手チェーン店が建ち並ぶ「柏西口本通り商店会」ー

「柏西口本通り商店会」のようす

駅からまっすぐ国道6号へ伸びる本通り沿いにある柏西口本通り商店会。ファーストフードチェーンやコンビニなど、チェーン店が多く立ち並ぶ商店街です。でももちろん、生活に役立つ施設から柏ならではの個性的なお店まで、きちんとありますよ。さっそく見ていきましょう。

クリニックや薬局も立ち並ぶ商店会

柏西口本通り商店会には、クリニックや調剤薬局もあります。大きな病院があるのも嬉しいですが、気軽に立ち寄れるクリニックがあるのも心強いですよね。土曜日にも営業しているので、お休みの日にも診てもらえます。

のんびりした雰囲気が漂う「喫茶サフラン」

チェーン店以外の喫茶店もある柏西口本通り商店会。喫茶サフランは昔ながらの喫茶店で、すべてがテーブル席。11時半までトーストが付くモーニングもあるのは嬉しいサービスです。のんびりとした雰囲気で、駅前の忙しなさを忘れさせてくれます。

人気イタリアン「bottega」

bottegaはカジュアルな雰囲気のイタリアン。自家製麺のパスタやクラフトビール、ワインも楽しめます。友達とわいわいランチやディナーを楽しむのにピッタリ。リーズナブルなコースもありますよ。

ー 商業地と住宅街を仕切るような存在「国道6号」ー

地元では「ろっこく」と呼ばれる国道6号

柏駅西口エリアは、国道6号を境に大きく街の雰囲気が変わります。繁華街と住宅街の大きな切れ目という雰囲気なのです。国道6号を超えたエリアも見てみましょう。

ー 日本で唯一気象学を専門的に学べる「気象大学校」ー

住宅街の向こう側に見える東京レーダー

国道6号を超えて住宅街の中に入ると、住宅と住宅の間から不思議な形の構造物が見えてきます。これはとある学校の敷地内にある気象の設備”東京レーダー”です。さっそくその場所へ行ってみましょう。

気象大学校の正門

そのとある学校とは”気象大学校”。気象庁の教育・研修機関であり、日本で唯一の気象庁の職員養成施設です。普通の文部科学省下にある大学とは異なります。

筆者は以前、わが子と一緒に気象大学校の学園祭にお邪魔したことがあります。天気だけではなく、地震、火山、宇宙と幅広い分野を研究しているとのお話でした。学園祭では天気図の書き方講座や科学実験なども開催されていたので、ご興味のある方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

ー 低層住宅が中心。治安良好で静かに暮らせる西側住宅街 ー

低層の住宅が広がる国道6号西側の住宅街

気象大学校があるエリア…つまり国道6号の西側の住宅街は、戸建や集合住宅などの低層の建物が集まります。車の交通量も少なく、とても静かな環境です。駅に近いエリアや幹線道路沿いにはマンションも見られます。

東口エリアも、駅に近い場所や幹線道路沿いには中高層のマンションが林立しますが、路地に入ると駅前の賑やかさからは一転、閑静な戸建中心の住宅街。駅からの距離によって、建ち並ぶ住宅の種類は変化していくのです。

ー 単なるベッドタウンじゃない!買い物便利で個性が光る街・柏 ー

二番街の入口から柏駅方向の風景

東京のベッドタウンとして発展しながらも、商業エリアとしても独自の成長をし続けている柏駅エリア。大型商業施設やデパート、商店街だけではなく、独自の「裏カシ文化」があるなど、魅力は満載です。

今回、柏の街を歩いて感じたのは、若い人の姿が多いこと。沿線に大学や専門学校があり、学生が多く集まるからこそ街が活気溢れるのだな、と思いました。

この記事をきっかけに、柏駅エリアの魅力を更に知りたくなった方もおられるでしょう。そんな方にオススメなのが、マンスリーマンションでのお試し住みです。

マンスリーマンションでお試し住みすれば、通勤・通学へのアクセス性や気になるお店も、じっくりチェックできますよ。もちろん、敷金不要で必要な家具家電はすべて揃っていますので、面倒なお引越しも必要ありません。お部屋探しからお引越しまで2日あれば完了します。気になる街のマンスリーマンションもぜひ、チェックしてみてくださいね。

この記事を書いた人

千葉みなと

フリーランス歴15年以上の40代ライター。大学生と高校生の一男一女の母。東京在住。
子どもの手が離れつつあり、今では自分の時間を満喫しています。趣味は散歩、乗り鉄、料理、スポーツ観戦、謎解きイベント参戦。夏は野球(プロアマ問わず)、冬はラグビーを観戦。
青春18きっぷが発売されている期間は、あちこちの列車に乗りに行っています。お気に入りの路線は、JR大糸線・木次線・水郡線など。山越えの列車にロマンを感じています。