街歩き「久屋大通」|名古屋駅、栄、丸の内など主要エリアに好アクセス!緑に包まれたオシャレな街|vol.105

暮らす前に、知っておきたい街のこと。マンスリー48のスタッフが実際に歩いて、住みやすさを紹介する「街歩きシリーズ」。今回は、愛知県名古屋市中区にある久屋大通駅周辺を散策しました。

ー「久屋大通駅」はHisaya-odori Parkを中心に賑わう街 ー

「Hisaya-odori Park(久屋大通公園)」の北端の景色

久屋大通駅は、飲食店や衣料店など約40店舗が集まり、多くのイベントも開催されている人気スポット「Hisaya-odori Park(久屋大通公園)」がある街に位置するため、連日多くの人で賑わっています。園内には芝生広場もあり、ゆったりとした雰囲気です。

駅周辺も繁華街となっているため、飲食店が多く、外食には困りません。大型スーパーはありませんが、飲食店・衣料雑貨店・コンビニ・ドラッグストアなどが多く揃うため、普段のお買い物にも困らないでしょう。休日には、グルメやショッピングをゆっくり楽しめそうです。今回は、名古屋を代表するオシャレな街である久屋大通駅の魅力をご紹介します。

ー「久屋大通駅」は名古屋や栄までのアクセスが良好! ー

駅前に広がる錦通久屋交差点の景色

久屋大通駅は、名古屋の中心地である「名古屋駅」まで約5分、名古屋を代表するお買い物や観光スポットの「栄駅」までは約2分で到着です。ビジネス街・官庁街である「丸の内駅」までも、約2分で着きます。交通利便性に優れている街といえます。

また、栄駅までは400mしか離れておらず、歩いているとすぐにたどり着きますよ。そのほかの近隣エリアまで近い距離のため、自転車での暮らしもおすすめです。実際に街を歩いていると、自転車を利用している人も多い印象でした。駅前に大きな自転車置き場はありませんが、あちらこちらに自転車置き場が設置されています。

ー「久屋大通駅」は2路線が乗り入れて広々とした駅 ー

久屋大通駅から地上を結ぶエレベーター

名城線と桜通線の路線図

桜通線と名城線はスムーズに乗り換えが可能!

南改札口

久屋大通駅は、名古屋市営地下鉄名城線と桜通線の2路線が乗り入れる地下鉄です。広々とした構内やホームであり、快適に利用できそうです。名城線と桜通線の両線への乗り換えは、エスカレーターに乗るとすぐに向かえます。改札口を出て乗り換える必要はないため、スムーズな乗り換えが可能です。

名城線は紫色、桜通線は赤色が目印となっており、案内表示板も見やすい印象。ホームから地上までエレベーターの利用も可能です。改札口は、南改札口と北改札口の2箇所に設置されています。

名城線のホーム

名城線は、名古屋市内を回る環状線であり、左回りと右回りがあります。栄駅や金山駅、大曽根駅方面への利用が可能です。相対式ホーム2面2線を有し、可動式ホーム柵が設置されているため、どなたでも安心して利用できます。

名城線ホームすぐ近くにある「セブンイレブン名古屋地下鉄久屋大通駅店」

名城線栄方面ホームの近くには、コンビニ「セブンイレブン名古屋地下鉄久屋大通駅店」があるのも嬉しいポイントですよね。

桜通線ホーム

桜通線は、名古屋市中村区にある太閤通駅から、名古屋市緑区にある徳重駅を結ぶ路線です。名古屋駅にも繋がります。桜通線は、地下深くに設置されている路線のため、エスカレーターが長く感じるでしょう。

こちらも、ホームが広々としているので快適に利用できそうです。可動式ホーム柵も設置されているため、どなたでも安心して利用できます。

桜通線ホームにあるコンビニ「ローソン名古屋地下鉄久屋大通駅店」

またホームにはコンビニ「ローソン名古屋地下鉄久屋大通駅店」があります。電車の待ち時間に喉が渇いたときなど、サッと欲しいものがすぐに手に入るのは嬉しいですよね。

ー 雨の日も暑い日も快適!地下街「Central Park(セントラルパーク)」ー

南改札口を出てすぐの場所にある「Central Park(セントラルパーク)」

セントラルパークから地上への出入口

電車から降りて南改札口を出てすぐの場所にあるのが、「Central Park(セントラルパーク)」です。こちらは地下にあるショッピングモール。雨の日でも、夏の暑い日でも、電車を降りてすぐお買い物が楽しめるのが魅力です。

Central Park(セントラルパーク)には、厳選された食料品や調味料が集まるスーパー「成城石井」、八百屋「カネ井青果」、ドラッグストア「コクミン」、ライフグッズ「キャンドゥ」が入っているため、普段のお買い物にも利用できます。デリ&グロッサリー「デリカキッチン」もあるため、仕事で疲れて料理をしたくない日に便利。

そのほかにも、飲食店や衣料品のお店も充実しているため、休日のお出かけにもぴったりですよ。ギャラリーも入っているため、芸術にも触れられる地下モールです。

ー 散歩しながらショッピングを楽しもう!「Hisaya-odori Park(久屋大通公園)」ー

オシャレな店舗が立ち並ぶ「Central Park(セントラルパーク)」

地下街「Central Park(セントラルパーク)」を抜けて地上に出ましょう。地上に出ると壮大な「Hisaya-odori Park(久屋大通公園)」が目に飛び込んできます。中央に芝生が広がり、芝生を囲むように店舗がズラリと並んでいます。

テラス席で食事を楽しむ人たちの姿や、芝生で走ったり遊んだりしている子どもや大人の姿も。犬の散歩をしている人の姿も多く見られます。またダンスイベントがおこなわれており、とても賑わっていました。

伸び伸びと遊べるシバフヒロバのゾーン

幻想的な風景が広がるミズノベヒロバ

書店もあるケヤキヒロバのゾーン

そんな「Hisaya-odori Park(久屋大通公園)」は、名古屋のランドマークであるテレビ塔を中心に、南北約1kmにわたる公園です。園内は、芝生広場があるゾーンやテレビ塔や店舗が集まるゾーン、ミズノベヒロバがあるゾーンなど、4つのゾーンから構成されています。

フラっと散歩しながらグルメやショッピングが楽しめるのが魅力の公園です。また、どの景色も絵になる公園なので、写真撮影を楽しむ人の姿も多く見受けられました。私も思わず何度もシャッターを押してしまいます。

周辺には飲食店や衣料品雑貨店、スポーツ施設などのさまざまな店舗が集まっています。また、それぞれのゾーンでは、マーケットやハンモックレンタル、大型ビジョンでの放映などのさまざまなイベントもおこなわれています。イベントをチェックしながら遊びに出かけるとより楽しめそうです。

ー 久屋大通駅の南側を散策 ー

久屋大通駅の南側には、「Hisaya-odori Park(久屋大通公園)」の店舗が集結するゾーンがあります。公園の周りにも繁華街が広がり、多くの人が行き交い賑わっている様子です。商業ビルや高層マンションが多く見られます。

ー 名古屋のランドマーク「中部電力 MIRAI TOWER」

名古屋といえばテレビ塔!

「Hisaya-odori Park(久屋大通公園)」の中心にあり、名古屋のランドマークでもある「テレビ塔」。かつてはテレビ放送用電波発信と観光のために建てられました。しかし、2011年のアナログ放送の終了によってその役目は終わることに。

2020年には改修工事がおこなわれ、ホテル事業などを取り入れてリニューアル。2021年には「中部電力 MIRAI TOWER」へと名称が変わり、名古屋のランドマークとしてあり続けています。

「中部電力 MIRAI TOWER」にはさまざまな施設が入ります

「中部電力 MIRAI TOWER」のエントランス

中部電力 MIRAI TOWERには、パブやカフェなどの飲食店のほかにも、ラウンジやホテル、展望台が楽しめます。ぜひ訪れてみてくださいね。

ー ライトアップもおすすめの「オアシス21」ー

宙に浮いているような不思議な円形型の施設「オアシス21」

久屋大通公園から南へ歩きましょう。徒歩約5分で、長く円形の不思議な建物「オアシス21」が見えてきます。こちらも名古屋のランドマークとしての存在感があります。ガラスの大屋根である水の宇宙船、芝生広場、バスターミナル、地下街などがある立体型の施設です。

賑わいがある芝生広場

芝生広場では、写真を撮ったり休憩する人の姿が見られます。都会のなかのオアシスともいえるでしょう。地下街ではグルメやお買い物が楽しめます。夜のライトアップも好評ですよ。ぜひ夜も訪れてみてほしい施設です。

ー イベントや企画展が随時開催されている「愛知県美術館」ー

近代芸術に触れられる「愛知県美術館」

「オアシス21」に隣接されている愛知芸術文化センターの8階・10階にあるのが「愛知県美術館」。オアシス21の芝生広場からも連絡通路があります。

こちらの美術館は、20世紀〜現在に至る国内外の美術品が収蔵されています。館内にはミュージアムショップや、レストランもいくつかあるため、一日中ゆっくり過ごせそうです。イベントや企画展も随時開催されていますよ。ぜひチェックしてみてくださいね。

ー 名古屋最大の繁華街である「栄」の街もすぐそこ! ー

「オアシス21」から見渡せる栄の街並み

「オアシス21」や「愛知県美術館」は、栄駅からすぐの場所なのですが、久屋大通駅からは、わずか徒歩約5分で到着します。「オアシス21」から南側を見ると、錦通が東西に走り、「栄」の繁華街の景色が見渡せます。このように久屋大通駅は、お買い物や観光地として名高い「栄」の街にもすぐに行けるのが魅力です。休日のお出かけも近場にあるのは便利ですよね。

ー 久屋大通駅の北側エリアを散策 ー

久屋大通の景色

久屋大通駅に戻ってきました。次は久屋大通駅の北側エリアを散策しましょう。北側エリアにも、「Hisaya-odori Park(久屋大通公園)」の芝生広場が続きます。久屋大通公園から一本脇道に入ると、高層マンションや商業ビルが立ち並び、飲食店が点在しています。南側エリアに比べると、少し落ち着いた印象です。

ー まるでカフェのようなスーパー「ナゴヤ キッチュ エビオ」ー

入る前からワクワク!スーパー「ナゴヤキッチュエビオ」

「Hisaya-odori Park(久屋大通公園)」の西側を散策しましょう。高層マンションや商業ビルが立ち並びます。そのなかに、カフェのようなスーパー「ナゴヤキッチュエビオ」があります。久屋大通駅からは徒歩約3分ほどです。

ガラス張りで開放的ですが、一見するとスーパーだと分からないお店です。久屋大通にはスーパーが少ないため、貴重なお店かもしれませんね。野菜や精肉、鮮魚なども揃えられています。こだわりの地調味料なども取り揃えられているため、見るだけでも楽しいですよ。デリやお弁当もあるので一人暮らしの方にもおすすめです。

ー 小さな施設だけど珍しい「歯の博物館」ー

愛知県歯科医師会館に入る「歯の博物館」

「歯の博物館」のエントランス

歯の知識や治療の歴史などを知る機会は少ないですよね。「ナゴヤキッチュエビオ」から北に向かって歩くと、歯に関する知識が学べる、珍しい博物館「歯の博物館」があります。

歯の知識や治療の歴史が学べるほかにも、治療に使われた道具などが展示されている施設です。歯の博物館は全国的にも珍しいそうです。小さな施設ですが、充分に楽しめると口コミも高評価ですよ。

ー 穴場スポット!?日本庭園やテニスが楽しめる公園 ー

外堀通りから見た北側の景色

土塁も見られます

「歯の博物館」から北に向かって歩くと、外堀通りが東西を走っています。外堀通りを渡ってすぐの場所には、木々が生い茂っているのが見えてきました。ここは名古屋城の外堀にあたる場所です。そのため土塁も見られます。

知る人ぞ知る「三の丸庭園」

ターザンロープがある公園「ライオンヘルスパーク」

ライオンの銅像が目印!テニスコートも完備

そのなかに、日本庭園「三の丸庭園」やターザンロープや滑り台などが完備されている公園「ライオンヘルスパーク」、テニスコートがあります。日本庭園「三の丸庭園」は、人気がなく静かな様子。どうやら穴場スポットのようです。枯山水の歴史ある庭園。紅葉の季節がとくにおすすめですよ。

ー 本格的なコーヒーが楽しめるカフェ「Q.O.LCOFFE(キューオーエルコーヒー)」ー

青い外観が可愛いカフェ「Q.O.LCOFFE(キューオーエルコーヒー)」

外堀通りにある大津橋交差点に、スペシャルティコーヒーが楽しめるカフェ「Q.O.LCOFFE(キューオーエルコーヒー)」を発見。世界中から厳選されたコーヒー豆を焙煎機で少しづつ焙煎し、新鮮な豆を提供しているカフェです。カフェだけでなく豆の販売もあります。コーヒー好きにはたまらないお店ですね。

ー 都会のなかに佇む神社 ー

飲食店や商業ビル、高層マンションなどが見られる東側エリア

次は「Hisaya-odori Park(久屋大通公園)」の東側を散策。こちらも商業ビルや高層マンションが立ち並び、飲食店も多いです。

都会のなかだけど存在感がある神社「金刀比羅神社」

そのなかにあるのが神社「金刀比羅神社」です。商業ビルや高層マンションに囲まれていますが厳格な雰囲気を感じます。曹洞宗・溜琉光寺の山門鎮守として創建。清須越の際にこの地に移ったとされています。日によっては、御朱印も手に入るそうです。

名古屋城の石垣も見られる「冨士神社」

もう一つ、久屋大通沿いにあるのは、「冨士神社」です。こちらも都会のなかに佇む神社ですが、厳格な雰囲気です。室町時代に創建されたと言われているこちらの神社には、名古屋城築城時の石垣が境内にあるのが特徴です。街中に神社があると落ち着きますよね。

「冨士神社」からは久屋大通駅まで約5分で戻ってきました。

ー 商業施設と公園が多く賑わう街 ー

今回は久屋大通駅の街をご紹介しました。名古屋を代表する繁華街である栄のすぐ側にあるため、常に人が行き交う賑やかな街です。

街の中心には久屋大通公園が南北に広がっていたり、大きな芝生公園があるオアシス21もあるため、フラッとお散歩しながらショッピングが楽しめるのが魅力です。飲食店も多いため、グルメも楽しめるでしょう。

名古屋や栄、丸の内エリアも近く、自転車での移動も可能です。職場や休日に遊べるスポットなどがすぐ近くにある街に住みたい方におすすめの街といえるでしょう。

気になる街を見つけたらマンスリーマンションにお試しに住んでみるのがおすすめ!マンスリーマンションは敷金・礼金・仲介手数料無しで、家具家電から生活用品までそろっているので即入居が可能です。マンスリーマンションを利用して気になる街をリサーチしてみてはいかがでしょうか。是非ともチェックしてみてくださいね!

この記事を書いた人

吉永かなこ/Webライター

京都出身。関西大学文学部を卒業後、就職を機に愛知県へ。
ハウスメーカー勤務と子育てを経験し、現在は不動産管理会社で働きながらライターとして活動中です。宅地建物取引士。主に不動産記事と取材記事を執筆しています。
趣味は、旅行、カフェ巡り、読書、愛猫と遊ぶこと。運動不足解消にバレーボールも始めました。実際に訪れて見て感じた東海地方の魅力を皆様にたっぷりお届けします。