街歩き「ベイサイドプレイス博多ふ頭周辺」|夜景の素敵な港町。福岡での移住先にもオススメ|vol.103

暮らす前に、知っておきたい街のこと。マンスリー48のスタッフが実際に歩いて、住みやすさを紹介する「街歩きシリーズ」。今回は「ベイサイドプレイス博多埠頭 周辺エリア」を散策してみました。

コンサートホールやイベント会場などが集まる港町

ベイサイドプレイス博多埠頭のある博多埠頭周辺は、中央区の荒津や那の津とともに福岡の暮らしを支える重要な港町の1つ。また、海外からの旅客数やクルーズ船の寄港数は日本一となっています。周辺には九州最大規模の複合コンベンションゾーンである「福岡国際センター」「福岡サンパレス」「福岡国際会議場」「マリンメッセ福岡」が集まっています!

博多埠頭からは、壱岐・対馬間を結ぶフェリーや海の中道(西戸崎)・志賀島行きの市営渡船の発着があり、「博多港国際ターミナル」からは韓国・釜山間を結ぶフェリーや高速船の発着、そしてその他の外国航路を結ぶ豪華客船の発着も!そんな船着き場と博多ポートタワーのそばにできた複合型商業施設が「ベイサイドプレイス博多埠頭」なのです。

ベイサイドプレイス博多埠頭の夜景

最寄り駅は呉服町駅!大博通りを歩いて15分ほど

ベイサイドプレイス博多埠頭の地下鉄の最寄り駅は箱崎線の呉服町駅で、駅から歩いて15分程の距離です。また、天神や博多からも博多埠頭方面へのバスが15分間隔で運行しているのも活用したいですね!

ベイサイドプレイス博多埠頭方面へは3番出口から出るのがベスト

ベイサイドプレイス博多埠頭と福岡サンパレス、マリンメッセ福岡、福岡国際会議場、福岡国際センターに行くには、3番出口から出るのがベストです。

3番出口を出ると大博通りにつながっている

3番出口からは「福岡サンパレス」までひたすら真っすぐ直進しましょう。

「蔵本」の交差点から信号を渡り、ひたすら直進

神屋町の交差点もひたすら直進・フェニックスに似たヤシの木も目印

「福岡サンパレス」の手前に到着!

福岡サンパレスまでは10分程度ですんなり辿り着きます。信号の待ち時間などを考えると、ベイサイドプレイスまではここから5分位見ておくと良いですよ。

ベイサイドプレイス博多埠頭周辺にあるランドマーク施設

博多港周辺には「ベイサイドプレイス博多埠頭」だけでなく、「福岡サンパレス」や「マリンメッセ福岡」などイベントやコンサート、会議が行われる様々なランドマーク施設があり、現在は「世界水泳選手権2023」が開催されている為、博多港周辺は熱いです。それでは行ってみましょう!

九州最大規模のコンサートホールを持つ「福岡サンパレスホテル&ホール」

コンサートやイベント、結婚式などが行われる「福岡サンパレスホール」と宿泊施設の「福岡サンパレスホテル」を併設した複合施設で、1Fと9F、10Fにレストランがあり、10Fのレストランは博多の夜景が一望できる展望レストランになっています。

1Fのレストラン・カフェ「Lagoon」は季節毎に開催されるバイキングが人気!

カニやステーキ、パフェなど旬の食べ放題やリーズナブルな日替わりランチが大好評の「Lagoon」。毎回どんな食べ放題があるのか楽しみになりますね。

全長18m、約130人乗りの連節バス(BRTバス)

2019年から天神・博多駅とウォーターフロント地区を約15分間隔で循環運行している連節バス(BRTバス)の存在は非常にありがたい存在!BRTとは、「バス・ラピッド・トランジット(Bus Rapid Transit)」のことで、通常のバスより早く、より多くの人を運ぶ為のシステムなのだそうです。

国際会議やセミナー、学会などが行われる「福岡国際会議場」

国際会議や学会、講演会のみならず、コンサートなども開催されています。世界水泳のマスコットキャラクター・シーライとシャーニーをかたどったお花や日本文化体験ブースなども設置されていました。

福岡国際会議場1Fのレストラン「ラコンテ」

食堂のような感じではありますが、店内は明るく、テラス席もあるきれいなレストランです。デザートやドリンクバーも楽しめますよ。

大相撲11月場所(九州場所)が行われる「福岡国際センター」

大相撲の九州場所の開催地でおなじみの福岡国際センターでは、そのほかにも「全日本選抜柔道体重別選手権大会」やプロレス、プロボクシングなどのスポーツイベントやコンサート、展示会などが開催されています。

世界水泳2023の開催会場「マリンメッセ福岡」周辺

「マリンメッセ福岡」は国際会議場の北側100m程先に位置しており、コンサートや大規模イベント、展示会などが行われていますが、ちょうど「世界水泳選手権2023」が行われていました。それでは行ってみましょう

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「マリンメッセ福岡」に向かう遊歩道からの海の眺めも爽快だ

世界水泳の大会の模様を大型スクリーンで放映中

「マリンメッセ福岡 A館」入口風景

現在は世界水泳選手権が開催中で、福岡の食やヴィーガン・ハラルフードなどを提供するおもてなしゾーン「フクオカイチバ」が設営されています。

海と空の絶景は必見!マリンメッセ横の船着き場「博多ぴあトピア緑地」

緑地のある遊歩道はお散歩にも最適!暑い時は木陰に座ってのんびり海を眺めるのもおすすめです。150m程先には、「博多港国際ターミナル」があり、韓国・釜山間を結ぶ船や海外を結ぶ豪華客船なども停泊します。

いざ「ベイサイドプレイス博多埠頭」へ!

博多埠頭には2つの旅客ターミナル(第1ターミナル・第2ターミナル)があり、第1ターミナルに併設する建物が「ベイサイドプレイス博多埠頭」です。ランドマークとして高さ100mの博多ポートタワーがそびえています。夜は夜景スポットとしてもオススメの場所です。

「ベイサイドプレイス博多埠頭」は、外食店舗・お土産店・雑貨店・食材スーパー、ドラッグストア、ミニ水族館、子供向け遊戯施設などが入る複合施設。そのほかに「ベイサイドミュージアム」や温浴施設の「波葉の湯」、免税店、「博多埠頭緑地サンセットパーク」、フットサル施設、櫛田神社浜宮が周りを囲む形で入っていますよ。まずは手前の広場の方に歩いて行ってみましょう

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博多港の発展を祈願し建立された「博多港発祥の地」

古くから大陸文化を受け入れてきた貿易重要拠点の博多港は、1899(明治32)年に開港の指定を受け、博多船留を中心に国際貿易港として現在に至ります。博多港のより一層の発展を祈り、この地に建立されました。

ベイサイドプレイス博多埠頭手前の広場

「博多ぴあトピア緑地」から「コ」の字型に移動して行くと、つきあたった所に「博多港発祥の地」の碑があり、そこからまっすぐ「ベイサイドプレイス博多埠頭」の方向に歩いて行くと、右側が博多湾、左側が緑地のある広場になっています。ここからの見晴らしもとっても素敵ですよ!

福岡市のウォーターフロント・ポートタワーの眺めも最高!

広がる空と海。埠頭の日中の風景もさることながら、夕景や夜景も見逃せませんよ!

広場の階段を上がったところにある展望台からの眺め

ベイサイドプレイス博多埠頭の展望台といえば博多ポートタワーですが、広場に階段があり、そこを少し上がって行くとちょっとした展望台もあります。

時計台・多角形のブースのようになっている

福岡市営渡船の発着所に停泊する船

一部の壁面には鮮やかなお花が描かれている

地元の旬野菜や素材を使ったビュッフェレストラン「リタの農園」

季節の地元野菜や素材をたっぷり使い、体に優しく美味しい料理を提供!ビュッフェだから好きなだけ食べられます。明るい店内で話も弾みますよ!

ベイサイドプレイスの大人気海鮮料理店「博多豊一」

一貫110円(税抜き)のお寿司ビュッフェが大好評!いつ行っても行列ができており、その人気ぶりが窺えます。生け簀のお魚や貝類も持ち帰り可能です。

テイクアウトデザートカフェ「パーフェクトフルーツ」

テラス席もある「パーフェクトフルーツ」では、いろんな種類のソフトクリームや新鮮なフルーツ100%のミックスジュース、かき氷などを提供しています。フルーツで美活もいいですね!

ベイサイドプレイスのミニスーパー「湾岸市場」

肉や魚、野菜、果物などの生鮮品や新鮮なお寿司、九州の特産品、飲料、お酒、日用品などを販売しており、こちらもお寿司が人気です。お買い得品も見つかりますよ。

海の中道と志賀島までたった30分で結ぶ「福岡市営渡船」のりば

海の中道や志賀島以外にも、玄界島や壱岐・対馬間なども行き来しています。

福岡市営渡船のりばからはマリンメッセも見える

先程の飲食店やスーパーはA館・B館で、C館にはアクエリウムなどもある

C館の中には雑貨店やパン屋、バーガーカフェなどがあり、海の生き物たちが優雅に泳ぐアクエリウムやストリートピアノ、子供用屋内遊戯場、リラクゼーションサロン、コンビニ、占いブースが入っています。一番奥は船のきっぷ売り場です。

ベイサイドプレイス博多埠頭のアクエリウムの魚たちには癒やされる

巨大水槽の中には約30種類3,000匹もの熱帯魚やウミガメ、エイなどが泳いでおり、その姿に癒やされます。無料で見られるので、ベイサイドプレイス最大の見どころの1つともいえるでしょう。

2022年にC館1Fにオープンした焼き立てパン専門店「もちもちベーカリー」

粉から計って手作りする焼き立てパン専門店「もちもちベーカリー」。名物のカレーパン、クリームパン、メロンパン、チョココロネ、ハチミツフレンチなどふわもちのパンがいただけます。

免税のドラッグストア「マツモトキヨシ」

ベイサイドプレイス博多埠頭前の西鉄バス乗り場

ベイサイドプレイス博多埠頭からは、天神・博多方面だけでなく、ららぽーと福岡方面や大橋、井尻、雑餉隈方面とも接続しています。

バス停前の博多埠頭第1ターミナルとC館

博多埠頭第1ターミナルからは、海の中道や志賀島線、玄界島線、壱岐・対馬線が現在運行中です。27年間就航していた西鉄ホテルズの博多湾クルーズ船「マリエラ」の運行は、2021年1月1日で終了し、ハウステンボスに譲渡されました。

ベイサイド通り沿いから見た玄関

ベイサイドプレイス博多埠頭周辺の港湾施設と商業施設

ベイサイドプレイス博多埠頭の施設を1周した後は、周辺の港湾施設と商業施設に歩いて行ってみましょう!「博多埠頭第1ターミナル」のさらに海側には「博多埠頭第2ターミナル」があり、「博多埠頭緑地サンセットパーク」や「櫛田神社浜宮」といった公園や神社があります。

ベイサイドプレイス博多埠頭を出てすぐ正面には「博多ポートタワー」と「博多港ベイサイドミュージアム」があり、それを囲むように、フットサル場の「アイズスポーツパークベイサイド」や「みなと温泉 波葉の湯」、免税店の「JTC 福岡店」「博多埠頭交番」があります。

「博多埠頭第2ターミナル」

博多埠頭第2ターミナルからは、九州郵船の壱岐・対馬(厳原)航路フェリーと比田勝(上対馬)航路フェリー、野母商船の五島航路フェリーなどが運行しています。

ベイサイドプレイス博多埠頭前の温浴施設「みなと温泉 波葉の湯」

「みなと温泉 波葉の湯」はサウナのある温浴施設で、天然温泉が湧き出す露天風呂や大浴場、5種類の岩盤浴サウナ、貸切風呂、スパ、エステなどが楽しめます!海外の人達からも大好評です。

「博多ポートタワー・博多港ベイサイドミュージアム」

「博多港ベイサイドミュージアム」は2022年3月にリニューアルオープンした施設で、博多港の役割や歴史を紹介し、映像やパネル、模型で楽しく学べる場所です。コンテナクレーンの操作ができたり、船のレーダーや羅針盤にさわる体験もでき、福岡からどれだけ多くの港とつながっているかも分かります!入館料は無料です。

全高100m!無料展望室から360°一望できる「博多ポートタワー」

博多ポートタワーの高さは100m!地上70mの展望室からは博多湾と福岡市街が一望でき、さまざまな船が行き交う風景が見られます。こちらも無料なのは嬉しいですね。

本格的なフットサル施設「アイズスポーツパークベイサイド」

フットサルとバスケットボールができる「アイズスポーツパークベイサイド」。コートの予約をすれば、夜は25時まで利用できるようです。

市営築港駐車場1Fにある免税店「JTC 福岡店」

博多ポートタワーのお隣の駐車場の1Fにある免税店には約2,000アイテムの商品があります。駐車料金が安いのもいいですね。

ベイサイドプレイス博多埠頭周辺を管轄する「博多埠頭交番」

夏は海風が心地良く、博多湾の景色も格別!

博多埠頭の先端にある「博多埠頭緑地サンセットパーク」

博多埠頭の一番奥にあり、穴場ともいえる公園。ここからの夕景をベンチに座って眺めるのもロマンチックです。

ヤシが開花し、手前の木々も赤い花を咲かせていました

「櫛田神社浜宮」

博多総鎮守「櫛田神社」の浜宮にあたる神社で、とても綺麗な神社です。博多祇園山笠では、舁き棒を博多湾の水で洗い清める神事がこちらの神社で行われます。

博多湾の絶景と歴史と食を堪能できるのが、本エリアの魅力!

ベイサイドプレイス博多埠頭 周辺エリアの魅力は、船の往来だけではありません。なんといっても博多湾や市街地の絶景が博多ポートタワーから無料で一望でき、博多の食が存分に楽しめること!

ミュージアムで博多湾の歴史を知り、船・コンテナの操作体験ができたり、ちょっとのんびり温泉に浸かってショッピングも堪能できます。博多に来たら、博多港の魅力も是非チェックしてみて下さいね!

またしばらく福岡に定住する場合は、気になる街を見つけたら、まずはマンスリーマンションで「お試し住み」をしてみるのはいかがでしょうか。マンスリーマンションであれば、敷金不要で家具家電が最初からそろっており、新しい場所で一人暮らしをスタートするのにぴったりですよ。ぜひ、気になる街を見つけてマンスリーマンションをチェックしてみましょう!