街歩き「麻生駅(札幌)」|地下鉄&JRのダブルアクセス。どこに行くにも便利な街|vol96

暮らす前に、知っておきたい街のこと。マンスリー48のスタッフが実際に歩いて、住みやすさを紹介する「街歩きシリーズ」。今回は札幌市北区の麻生駅周辺を散策してみました。

–「麻生駅」は利便性も環境性もバツグン –

麻生駅前交差点の様子

麻生駅は、札幌市北区の位置する地下鉄南北線の終点駅です。JR「新琴似駅」もすぐ近くにあり、貴重なダブルアクセスの好立地になっています。徒歩圏内にはあらゆる商業施設やマンションがそろっていて、にぎやかで住みやすいエリアです。

駅直結のイオンや大型スーパー、ドラッグストアもコンビニも充実しており、ケーズデンキやニトリなどお買い物には困りません。札幌中心部へのアクセスがよく、一戸建ても多い落ち着いた住宅街の雰囲気もあるため、単身者からファミリー層まで幅広い需要があります。

また、駅周りには飲食店も多く、老舗の居酒屋から話題の新しいお店までたくさんあります。街中では見られないような個性的なお店もあり、自分のお気に入りのお店を見つけるのも楽しいでしょう。総菜屋や居酒屋など様々ジャンルの飲食店がありますが、とくにスイーツショップやベーカリーが多く、食べ歩きが好きな方にぴったりの街です。

地下鉄もJRも使えてアクセスの利便性が抜群なうえに、駅周辺にはお買い物に便利な大型店舗がたくさんあります。飲食店も多く栄えた街ですが、少し駅から離れると一戸建てが並ぶ閑静な住宅街が広がり、治安も安定している女性の一人暮らしにもおすすめのエリアです。そんな住みやすくて街歩きにも楽しい麻生駅エリアについて、実際に散策しながら詳しくご紹介していきますね。

–「麻生駅」のアクセスは?ダブルアクセスの超好立地 –

「麻生駅」は、札幌市内でも有数の地下鉄とJRどちらも徒歩圏内にある貴重なエリアです。地下鉄南北線「麻生駅」と、JR札沼線「新琴似駅」が徒歩10分の距離にあります。地下鉄だけでは難しい札幌市内外のあらゆる場所にも行きやすく、札幌市近郊での転勤がある方にも大変便利です。

地下鉄「麻生駅」出入口の様子

地下鉄改札口の様子

急がない時はエレベーターも便利

もちろんエスカレーターも完備

地下鉄南北線はその名の通り、南は札幌市南区の真駒内駅、北は札幌市北区のこの麻生駅まで、札幌市を南北に横断している路線です。札幌市の中心部である大通駅と札幌市のどちらも停車するため、街中勤務のビジネスマンにとっては大変便利になっています。

地下鉄東豊線も同じく大通駅・札幌駅どちらも通っていますが、東豊線はホームの位置が遠いため南北線のほうが人気です。さらに麻生駅は始発駅のため、朝の通勤時にゆっくり座れるという点も、忙しいビジネスマンにとってはかなり魅力的ですね。

麻生バスターミナルの様子

札幌市北区はバスも発達したエリアになっており、バス停と路線の種類が充実しています。駅から遠い一戸建てエリアでも、バスの本数がJR並みに多くて大変便利です。札幌駅から石狩市まで1本で行けるバスもあるため、地下鉄やJRの路線がないエリアも行き来しやすい、充実した交通網になっています。

JR札沼線「新琴似駅」の様子

JR改札口の様子

JR札沼線は、札幌駅の函館本線から合流し、桑園駅から当別町の北海道医療大学駅までを繋ぐ路線です。あいの里教育大と北海道医療大学があることから「学園都市線」の愛称でも親しまれています。快速はなく、すべて各駅停車になりますが、札幌駅から新琴似駅までは4駅と近いため、13分前後で移動することが可能です。

新琴似駅前には緑地も

JR新琴似駅の前には、市民の憩いの場として緑地も設けられています。こじんまりした場所ではありますが、タイルで舗装された道と芝生、そして木々が風に揺れる風景は、道行く人のちょっとした癒しになってくれるでしょう。

– マンションやビルが建ち並ぶ南側エリア –

麻生駅メイン通りの様子

麻生駅の南側は、ビルやマンションがずらっと並び、栄えた街らしい印象のあるエリアです。賃貸マンションが豊富で、ファミリー向けから単身向けまで幅広い物件を手頃な家賃で見つけることができます。利便性が高いためビジネスマンからの需要が高いほか、築浅でおしゃれなデザイナーズマンションも多いため若者や女性にも人気があります。

また、南エリアはスーパーや郵便局・銀行などの生活利便施設のほか、飲食店もかなり豊富です。とくにカフェやパン屋、スイーツショップなどが多く、老舗のお店から最近話題の新しいお店までたくさんあります。休日のたびに食べ歩きが楽しめる、甘党の方にぴったりの街でしょう。

– 麻生駅周辺はお買い物が便利! –

麻生駅すぐそばの東光ストア

イオンの通り向かいには人気の八百屋も

麻生駅には、地下鉄構内から直結でイオンと繋がっています。仕事帰りで疲れている時、どんな悪天候の日でも外に出ずにお買い物を済ませることができるため、地元住民にとっては大助かりの施設です。イオンの中には大きいスーパーのほか、日用品全般と小物家電、寝具やインテリアまで取り扱っています。

また総菜屋さんや飲食店も充実しているため、仕事で疲れて今日はもう自炊できない…という日でも、帰り際にイオンに寄ればすべて解決!さらに、イオンの通り向かいには安くて人気の八百屋があったり、すぐそばには大きな東光ストアもあったりと、お買い物環境は抜群です。

– 麻生駅南エリアで人気のスイーツショップ3選 –

パン屋やスイーツショップがたくさん並ぶメイン通り

甘いものを食べると日々の疲れも一気に吹き飛びますよね。最近は男女問わず、スイーツの食べ歩きが流行っています。麻生駅の南エリアはスイーツショップの宝庫になっているので、休みのたびに食べ歩きが楽しめるでしょう。今回はその中でも、とくに人気の3つのお店をご紹介します。

– こだわり生クリームの「みるくsan」–

「みるくsan」の外観

牛乳を心から愛する店主厳選の牧場から取り寄せた、こだわりの牛乳を使用したパンやスイーツが売られています。甘いパンだけでなくカレーパンなどの総菜パンもあり、ソフトクリームやパフェも人気です。このお店で一番こだわりが詰まっているのは何といっても生クリーム!生クリームとカスタードクリームの割合を選べるシュークリームが、とくにおすすめの商品となっています。

– うさぎがトレードマークの「ミルクラボ ディアバニー」–

可愛いうさぎが目印

スイーツだけでなく軽食も楽しめる、とにかく内装もフードの装飾も可愛らしいのが特徴です。北海道天塩町の宇野牧場直送のこだわりのソフトクリームが人気です。

また店内のショーウィンドウには新鮮で種類豊富なフルーツも並んでおり、これらを使ったパフェやかき氷も頂くことができます。メニューのすべてに、うさぎのほかにも様々な動物のクッキーやデザインが盛り込まれており、味はもちろん目でも楽しめるお店です。

– ゴロっとフルーツが贅沢な「一実庵」–

「一実庵」の外観

苺が贅沢にトッピングされたソフトクリーム

一実庵は、大きなフルーツが贅沢にトッピングされた、ソフトクリームとサンドイッチが売りのお店です。季節のフルーツと濃厚なソフトクリームとのマッチングが格別。フルーサンドの生クリームとフルーツの甘酸っぱさも最高のバランスです。麻生駅周辺をブラブラ散歩した後の小腹が空いたときに、ぜひお立ち寄りください。

– 木々の緑が疲れを癒す「麻生緑地」–

麻生緑地入口の様子

札幌市北区は、公園が多いエリアとしても知られています。麻生駅に近くにも、建物が密集するど真ん中に、まるでオアシスのような自然が広がっています。地元住民の憩いの場として親しまれている、こじんまりした緑地です。緑地内には広いちょっとした遊具とゲートボール広場があり、子どもから高齢者まで楽しめるようになっています。

また木々の間の遊歩道をお散歩したりジョギングしたり、芝生でのんびり寝転んだりと、緑に囲まれてリフレッシュできること間違いなしです。身障者対応のトイレや水飲み場、ベンチも完備されており、長時間まったりと過ごすことができる場所になっています。

– 麻生駅北エリアは 一戸建てが並ぶ閑静な住宅街 –

駅から少し離れると一戸建ての多いエリアも

麻生駅の北側は、南側とは打って変わって背の低い一戸建てばかりが並ぶ閑静な住宅街となっています。南エリアほど飲食店など店舗の数は多くありませんが、そのかわり、個性的な名店が見つかるでしょう。数ある人気店の中から、おすすめのお店をいくつかご紹介します。

– 話題のコッペパン専門店「こっぺ屋Pocket」–

「こっぺ屋Pocket」の外観

東京でブレイクして、近年札幌でも店舗が急増しているコッペパン専門店。コッペパンの素朴で懐かしい味わいと、種類豊富なトッピングが人気の理由となっています。この「こっぺ屋Pocket」は、北海道初のコッペパン専門店として平成27年にオープンし、大通り地下街ポールタウンやサッポロファクトリーにも出店している人気店です。

こっぺ屋では、デザート系の「甘こっぺ」とおかず系の「味こっぺ」、合わせて60種類以上のバラエティ豊かなトッピングが用意されています。毎回迷ってしまうくらい種類が豊富で、何度通っても飽きがこないでしょう。

– ほかにはない独特の雰囲気「チャンドニー華麗ばぁー」–

外観だけでなく、内装も迫力のある雰囲気です

麻生駅から徒歩3分と至近距離に、麻生駅エリアの中でも1位2位を争う個性的なお店があります。それが、老舗のカフェバー「チャンドニー華麗ばぁー」です。なんとも言い難い独特の外観で入るのを躊躇してしまう方もいるでしょう。

しかし一足踏み入れれば普段の都会の喧騒を忘れて、別世界にいるような感覚になれること間違いなしです。お店の一押しメニューであるカレーは、野菜の甘みとスパイスの辛さがマリアージュした、このお店でしか食べられない味となっています。

– 麻生イチの人気店「goody goody」–

麻生の老舗カフェ「goody goody」

麻生駅北エリアの路地裏にひっそりと存在する隠れ人気カフェです。友人同士でもひとりでもゆったりリラックスできる落ち着いた雰囲気で、味もボリュームもバツグンのメニューが名物となっています。

レトロな洋食や豊富なスイーツはどれも魅力的で、はじめて来た方はどれにしようか迷ってしまうでしょう。さらに、2022年にオープンした「goody goody 北24条店」は、北海道内初のセルフサービス型カフェレストランとして話題になっています。

– 利便性がよく、隠れた名店ぞろいの美味しい街 –

このように、麻生駅エリアは地下鉄・JR・バスすべてが発達していてアクセスがよく、お買い物の利便性も高い住みやすい街です。また、個性あふれる隠れた名店が多く、グルメの宝庫とも言えます。気軽に食べ歩きできるスイーツから、本格的な和食やイタリアンまで様々なグルメを楽しめるため、食べることが好きな方にぴったりでしょう。

気になる街を見つけたら、まずはマンスリーマンションで「お試し住み」をしてみるのはいかがでしょうか?マンスリーマンションであれば家具家電が最初から揃っており、敷金礼金も不要で、気軽に新しい場所で一人暮らしをスタートすることができます。ぜひ、お気に入りの街を見つけてマンスリーマンションをチェックしてみましょう!