「御堂筋線」のオススメ駅5選！大阪の主要エリアを網羅するメイン路線。

大阪を代表する地下鉄の路線といえば、南北を通る「御堂筋線」ではないでしょうか。梅田や難波、天王寺といった大阪のビッグタウンを結んでいるので、通勤・通学、各線への乗り継ぎに大変便利。毎日多くの人が利用するため、御堂筋線の停車駅を中心とした街づくりが行われているといっても過言ではないでしょう。

現に大阪万博やIR計画実現によってこれまで以上の観光客やインバウンド需要に対応すべく、梅田や難波、新大阪など御堂筋線の駅周辺は官民一体となった再開発が盛んに行われています。また近年の都心回帰によりマンション建設も活発化。これからも近い未来に向けて、御堂筋沿線エリアはどんどん新しく生まれ変わっていくことでしょう。

大阪の主要駅を通過しながら南北に走る「御堂筋線」

大阪の地下鉄の中で最も多い乗降客数を誇る御堂筋線は、吹田市「江坂」駅を起点に大阪市内を通り抜け、堺市「なかもず」駅まで全20駅間を走行。1日100万人以上が利用するため朝夕のラッシュ時は混雑必至の路線でしたが、全車10両編成になり本数も増加、並走する他地下鉄駅の開発などが功を奏し、現在は幾分か緩和されつつあります。

オフィス街である「梅田」「淀屋橋」「本町」駅間や、繁華街の「心斎橋」「なんば」駅間の利用客が最も多く、また各駅で様々な路線へと連絡しているため、大阪市内の移動手段として御堂筋線はなくてはならない存在ですよ。

「御堂筋線」は魅力いっぱい! 大阪の経済を支えるメイン路線

谷町線や堺筋線など大阪メトロには様々な路線がありますが、その中でも御堂筋線はトップオブトップ、都心の主要地域を駆け抜ける大阪の大動脈。当然、停車駅周辺は住宅、商業両面からニーズが高く、その価値は下がることがありません。では具体的にどんなところが御堂筋線の魅力なのでしょう。一人暮らしにオススメの停車駅と併せて詳しくご紹介していきます。沿線での暮らしを望む方はぜひ参考にしてみてくださいね。

「御堂筋線」の魅力①大阪市内の主要エリアど真ん中に停車

梅田や難波、天王寺など大阪を代表する巨大ターミナルシティに乗り入れている御堂筋線。昭和初期に開業した大阪最古の地下鉄だけに、中心地から少し外れた場所ではなく、ど真ん中の場所を停車駅が占有しています。そのため駅を上がればすぐそこには繁華街やオフィス街が広がっていて、目的地まで徒歩2、3分という近さが魅力。街の中央部と一体化している唯一無二の路線なのです。

「御堂筋線」の魅力②各線と連絡していて乗り継ぎがスムーズ

「新大阪」駅では新幹線のほかにもJR各線と、「梅田」駅ではJRや各地下鉄、阪急線、阪神線と地下連絡通路で繋がっており乗り換えも徒歩数分で可能。また「淀屋橋」駅では京阪線、「なんば」駅では近鉄線や南海線、終点の「なかもず」駅では泉北高速線と連絡していて、御堂筋線からの乗り継ぎによって近畿内を縦横無尽に行き来することができます。また利用客が多いためホームなど駅構内が広く、使いやすいのも利点でしょう。

「御堂筋線」の魅力③南北で個性や特長がそれぞれ違う

各沿線の街はエリアごとに個性や特色が様々で、同じ御堂筋線の駅でも好みやニーズ、家賃相場によって幅広い選択肢があります。特に「なんば」駅より南側は昔ながらの街が多く、なにわ感も色濃い地域。

逆に「新大阪」駅から北側は郊外の雰囲気が強く、駅近物件の家賃相場はやや高めです。どの街でどんな暮らしをしたいか、また目的地までの所要時間なども考慮の上、気に入った駅のお部屋を見つけてくださいね。

御堂筋線のオススメ駅①「新大阪」駅 ―再発展が期待できるシングルに最適な地域―

新幹線駅として知られる「新大阪」は、今後リニアや北陸新幹線、なにわ筋線が乗り入れる予定。そのため、駅周辺一帯は世界有数の広域交通ターミナルエリアとして再構築されることが決定しています。「西中島南方」駅や「十三」「淡路」駅を含む新大阪付近は、これから再開発エリアとして急ピッチで発展していくことでしょう。

現在の「新大阪」駅には御堂筋線のほかにJR各線が乗り入れていて、「梅田」「大阪」駅ともに4～6分で到着と交通便は良好。単身赴任中の方や単身者が多く暮らす地域なので、駅周辺には一人暮らし用のマンションをはじめ飲食店やドラッグストア、小規模なスーパーマーケットがたくさんあり、夜遅くまで賑やかな雰囲気です。

新大阪駅の基本情報 ―市内中心部へはもちろん神戸や京都にも直通―

「新大阪」駅は御堂筋線と新幹線のほかにJR東海道本線、おおさか東線が乗り入れており、大阪中心部へはもちろん神戸や京都へも直通で繋がっています。御堂筋線で「なんば」駅へは15分、「天王寺」駅までなら22分。また新幹線を利用すれば「新神戸」へ12分、「京都」まで14分という早さです。大阪市内外へ最短時間で移動できるのが「新大阪」駅最大の魅力でしょう。

新大阪駅周辺の家賃相場 ―再開発途中の現在はやや低価格帯―

再開発めざましい新大阪エリアでは、現在も次々とマンションが竣工。駅から徒歩圏内の便利な地域に真新しいマンションが多く建ち、単身者用の物件も多数揃っています。今後都市再生されていく過程でどのような変化が起こるかは未知数ですが、現在の家賃相場は交通便の良さと比べるとやや落ち着いた価格帯。御堂筋沿線で最も近未来が楽しみな地域でしょう。

新大阪駅周辺のオススメスポット ―電車好きにはたまらない! 「新幹線ホーム」―

「新大阪」といえば新幹線ですが、同駅の新幹線ホームは8本もあるのをご存知でしょうか? これは日本有数の多さで、「のぞみ」や「みずほ」など主にN700系電車が集まります。新幹線に乗らなくても入場券でホームに立ち入ることができるので、電車好きにはたまらない鑑賞スポット。

特に年代関係なくファンが多いレア列車「ドクターイエロー」に会えたら超ラッキー! 走行する日時が公開されていないため、運良く見られたら「幸せになる」という都市伝説もあるくらいなんですよ。「新大阪」駅の近くに住んだあかつきには、ぜひ新幹線を見に行ってみてくださいね。

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OsakaMetro御堂筋線 新大阪駅／徒歩6分
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御堂筋線のオススメ駅②「中津」駅 ―梅田まで1駅2分。徒歩や自転車でも移動できる近距離―

大阪市北区の中でも、通勤・通学に便利な居住エリアとして駅周辺にマンションが充実しているのがこちらの「中津」駅。梅田界隈まで徒歩や自転車でも行ける近さと、電車を利用しても「梅田」駅まで2分という距離が人気を呼んでいます。

駅前に警察署があることから、パトロールを頻繁に行っていて治安が良いというのも魅力。駅周辺には夜遅くまで営業している飲食店がたくさんあるので、帰宅途中の食事にも困りませんね。

ただスーパーマーケットが少ないので、自炊派は梅田近辺で買い物をした方が良さそうです。御堂筋線の「中津」駅から少し離れた場所には阪急線「中津」駅もあり。神戸方面へ行き来することが多い方は、こちら側のエリアを選んだ方が便利ですよ。

中津駅の基本情報 ―地下鉄でも阪急線でも梅田まで2分!―

御堂筋線の「中津」から「梅田」へは1駅2分、「なんば」駅へ11分、「天王寺」駅まで18分です。また徒歩ルートでも梅田まで約700mと10分圏内なので、歩きや自転車でもラクに移動できますね。徒歩6分程度の距離がある阪急線「中津」から「大阪梅田」へは1駅2分。「西宮北口」へ13分、「神戸三宮」まで34分で到着します。

中津駅周辺の家賃相場 ―北区の居住エリアの中では平均値―

梅田まで近距離という北区の居住エリアの中では平均値の家賃相場でしょう。御堂筋線より阪急線「中津」駅近くの方がワンルーム6.5万円とやや低めの設定。どちらのエリアからでも梅田まで歩いて行き来できることを考えれば、交通費の節約に役立ちそうですね。商業施設は多くありませんが、梅田でお買い物して帰れる方なら問題なしですよ。

中津駅周辺のオススメスポット ―スポーツと寛ぎでリフレッシュ「中津中央公園」―

駅からすぐ近くの場所にある、中津のオアシス的スポット「中津中央公園」。阪急電車が走りゆく姿を間近で鑑賞できる公園で、遊具や広々としたグランドもあり。お昼時には木々の下でベンチに座って、ゆっくりランチしている人の姿も多く見られますよ。

大阪市営の「北スポーツセンター」が隣接していて、バスケやバレーボール、テニスなどを楽しめる体育場が充実しています。ジャスダンスやエアロビクスなど各教室も開催されているので、休日に思い切り体を動かしてリフレッシュするのも良いですね。

御堂筋線のオススメ駅③「心斎橋」駅 ―ミナミの入口！遊びや観光がメインの商業エリア―

繁華街ミナミの北側に位置する心斎橋は、西側が若者の街アメリカ村、東側は飲食店が建ち並ぶ夜の歓楽街、北側が繊維の卸問屋街である南船場、南側は道頓堀と、東西南北がそれぞれはっきりと特色を持った大阪を代表する商業エリアです。御堂筋線「心斎橋」駅はそれらの中心部にあり、「大丸百貨店」や「心斎橋筋商店街」に直結しています。

四つ橋線と長堀鶴見緑地線に連絡しているので、乗り換えにも便利。大型のショッピング施設や路面店には、観光客をはじめ多くのお客さんがやって来て年中賑わっていますよ。心斎橋は遊びや買い物、観光としての面が主ではありますが、少し離れた場所には居住用のマンションも。ミナミで働く、もしくは自由気ままに街で遊びたい方にはもってこいのエリアといえるでしょう。

心斎橋駅の基本情報 ―キタへもミナミへもアクセス数分の好立地―

御堂筋の真下に位置する「心斎橋」駅は「なんば」へ1駅1分、「梅田」へは3駅7分。四つ橋線「四ツ橋」駅を利用すれば市内の西側へアクセスでき、長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅からは「京橋」駅など大阪城エリアへ直通です。また全長860mの地下街「クリスタ長堀」に直結しているため、雨の日でも濡れずに堺筋線まで歩くことが可能ですよ。

心斎橋駅周辺の家賃相場 ―高くても完全な都市生活を望む方にオススメ―

商業メインのエリアでありミナミで夜働く人からの需要が高いため、家賃相場は近辺エリアと比べても高額。飲食店が多く交通便も良いため、完全なアーバンライフを送りたい方にはオススメの地です。ただし騒音や治安、人ごみの多さなどをしっかり事前に調べてから住む場所を決めるといいですね。

心斎橋駅周辺のオススメスポット ―歴史ある心斎橋のセンターストリート「心斎橋筋商店街」―

はるか昔、1600年代から栄えてきたといわれる「心斎橋筋商店街」は、今やインバウンドストリートとしての役目も持ち合わせたアーケード商店街です。通りの両端には主にファッション系の路面店が軒を連ねており、北へ向かう人と南へ向かう人がひしめき合う混雑必至の場所。御堂筋と並走する形で南方面へ抜ければ、そこにはグリコの看板でおなじみの道頓堀が現れます。

途中で細い路地に入ると、食い倒れの街らしい美味しいお店の数々がぎゅっと詰まった東心斎橋エリアへ。逆に御堂筋を渡れば「OPA」や「BIG STEP」といった若年層向けの商業スポットが建つアメリカ村に繋がっています。心斎橋は商店街をセンターに、お買い物もグルメも娯楽も全てがそろった面白い街ですよ。

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OsakaMetro御堂筋線 心斎橋駅／徒歩7分
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御堂筋線のオススメ駅④「大国町」駅 ―なんばのお隣は暮らしやすい穴場の街―

「なんば」から南へ1駅2分の「大国町」駅は、関西人にも意外と知られていない穴場のエリア。浪速区であることから少々ディープなイメージが持たれやすいですが、それはもう昔の話。

駅の東側はなんば地区の再開発によってがらりと生まれ変わり、今やとても近代的な街並みが広がっています。一方、駅の西側は中低層のマンションやビルが多く、2つの大型スーパーマーケットや図書館、公園が点在していて都心の居住地といった雰囲気。大国町は近代性と穏やかさが入り混じった空気感が味わい深い街ですよ。

「大国町」駅は御堂筋線と四つ橋線の2路線が利用可能。また徒歩数分の場所に南海線「今宮戎」駅やJR「今宮」駅もあるので交通の選択肢が多く、運動がてら難波や天王寺まで自転車で行けるのも、大国町の人気が高い理由のひとつでしょう。新鮮で美味しいお店がたくさん集まった「大阪木津卸売市場」がすぐ近くにあるのもうれしいポイントですよ。

大国町駅の基本情報 ―梅田へ11分、天王寺まで4分。四つ橋線も乗り入れ―

「梅田」まで5駅11分、「天王寺」へは2駅4分。四つ橋線なら「西梅田」駅へ9分、心斎橋の西側に位置する「四ツ橋」まで2駅4分という近さです。少し歩いた場所の南海線「今宮戎」駅から乗れば「関西空港」駅まで最短47分で到着しますよ。旅行や出張が多い方にも便利ですね。

大国町駅周辺の家賃相場 ―穴場だけあってかなりリーズナブル!―

難波や天王寺へは電車で5分以内、梅田までも11分という近さにかかわらず、大国町の家賃相場はかなりリーズナブル! 穴場と言われるのも納得ですね。大型のスーパーマーケットが2店舗あり、近くには安い飲食店もたくさんあることから、生活費を抑えたい方にオススメ。昔のような治安の悪さもなく、安心して一人暮らしができる地域ですよ。

大国町駅周辺のオススメスポット -買い物やグルメ、温泉まで完備「大阪木津卸売市場」―

平成22年にリニューアルした「大阪木津卸売市場」は、「大国町」駅から徒歩3分の場所にある大規模な市場で、近隣の飲食店の料理人に混じって一般人でも買い物することが可能なゾーンもあり。スーパーマーケットでは買えないような、新鮮な肉や魚介類が取りそろえられています。

また市場の食材を使った飲食店がたくさん入っているのも、グルメ好きにはたまらないポイント! 海鮮や天ぷらなど、どのお店も新鮮で美味しいと評判ですよ。また露天風呂を完備したスーパー銭湯も併設。朝8時～23時まで営業しているので、好きな時間にリラックスしに行けますね。

御堂筋線のオススメ駅⑤「天王寺」駅 ―複数路線が利用できる大阪三大ターミナルシティのひとつ―

梅田や難波に続く大阪の巨大ターミナルシティと言えば「天王寺」エリアでしょう。御堂筋線のほかにもJRや近鉄線、地下鉄谷町線、阪堺電気軌道上町線など複数の路線が集結していて、駅周辺には「あべのハルカス」をはじめ大規模な複合型商業施設がたくさん集まっています。すぐ近くに広大な敷地面積を誇る「天王寺公園」もあることから、休日はキタやミナミに匹敵するほど多くの人々が訪れる注目度の高い街なんですよ。

都市再生計画によってここ10数年で劇的な進化を遂げた天王寺界隈は、駅周辺の近代化だけでなく、大通りの拡幅工事など広域に渡って街全体が美しく生まれ変わりました。街の活性化とともに居住エリアも充実し、今なお多くのマンション建設が行われています。

交通便の良さからファミリー、シングル両方の層で人気が高く、今や天王寺エリアは住みやすい憧れの街。特に阿倍野サイドは閑静な住宅地が広がっていて住宅需要の高い地域ですよ。

天王寺駅の基本情報 ―難波へ6分、梅田まで16分! 交通選択肢の多さが魅力―

JR各線、近鉄線、地下鉄谷町線、路面電車の阪堺電気軌道上町線、そして御堂筋線が乗り入れている「天王寺」「阿部野橋」駅。両駅は直結していて、「梅田」まで7駅16分、「なんば」へは3駅6分です。梅田方面へはJR環状線も利用できるので使い分けができて便利。梅田にも難波にも、また大阪の東側や南側など様々な方面へ行きやすい交通便が魅力です。

天王寺駅周辺の家賃相場 ―交通便、利便性の良さに比べてお得感満点―

複数の路線が直結していて交通便が良好な天王寺エリアは、暮らしやすさと比較すればかなりお得な価格帯でしょう。駅周辺の高層マンションなどはやや高めですが、阿倍野側の住宅街は一人暮らし用のマンションも多く家賃もリーズナブル。各ショッピングモールの食料品階や飲食店が充実しているので、自炊も外食も気分次第で選べるのが良いですね。

天王寺駅周辺のオススメスポット ―どこに行くか迷ってしまう!?「大型ショッピングモール群」―

生まれ変わった天王寺エリア最大の変化は、駅周辺に集積した大型ショッピングモール群。日本一高いビルでおなじみの「あべのハルカス」をはじめ、「天王寺MIO」「あべのキューズモール」「Hoop」「あべのand」「ドン・キホーテ」「エキモ天王寺」などなど、数え切れないほどのショッピング施設が集まっているんですよ。

それぞれ特色は違っていて、「あべのハルカス」には高層展望台が、「天王寺MIO」にはロフトや有名グルメ店が入っており、「あべのキューズモール」にはビッグカメラや109、東急ハンズなどが入居しています。昔ながらの「あべちか」「天王寺駅前商店街」も味わいがあってステキ。何を買うにしてもこの一帯だけで事足りるのは間違いありませんね!

お試し住みをするならマンスリーマンション!

今回は大阪メトロ御堂筋線の沿線から、新生活をスタートするのにぴったりの駅を5つ選びました。駅の周辺情報やオススメスポットもご紹介しましたが、住み心地まではなかなかイメージしづらいと思う方もいることでしょう。そんな場合にはマンスリーマンションでお試し住みをして、実際の街の雰囲気を知るという方法もあります。

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