街歩き「東岡崎」|観光地としても人気上昇中!自然の豊かさと歴史がある街|vol81
暮らす前に、知っておきたい街のこと。マンスリー48のスタッフが実際に歩いて、住みやすさを紹介する「街歩きシリーズ」。今回は愛知県岡崎市の東中央部に位置する東岡崎駅周辺を散策しました。
―「東岡崎」は観光地としても人気のある街 ―
東岡崎は、徳川家康の生誕の地としても名高く、観光地としても人気の街です。近年は、新しい施設もできており、休日も楽しく過ごせるスポットが増えました。さらに、大河ドラマの影響もあり、ますます注目を浴びています。
駅の周辺にはコンビニや飲食店が充実しています。普段のお買い物に適したスーパーやドラッグストアは少ない印象。しかし、東岡崎駅前は再開発が進められており、複合商業施設が建設中。地域住民の方にとってより快適に暮らしやすい街となるでしょう。
一方で、東岡崎駅の北側には乙川が東西に流れており、川沿いの遊歩道を散歩している方の姿も多くみられ、自然豊かで穏やかな時間が流れています。商業ビルも多く立ち並びますが、全体的に落ち着いた街並みです。今回は、徳川家康ゆかりの地でもある東岡崎の街を散策してみました。
―「東岡崎駅」は岡崎市の中心駅 ―
東岡崎駅は名古屋鉄道名古屋本線が乗り入れる駅です。名古屋本線は豊橋駅から名鉄岐阜駅までを結びます。
東海地方最大のターミナル駅である「名古屋駅」までは乗り換えなしで約36分、5路線が乗り入れる総合駅とも称されている「金山駅」までも乗り換えなしで約25分で到着します。サッカー観戦やさまざまなイベントが楽しめる豊田スタジアムがある「豊田市駅」までは一回の乗り換えで約37分で到着できます。
このように東岡崎駅は、都心や愛知県のお出かけスポットまでのアクセスが良好です。通勤・通学はもちろんですが、お買い物や遊びに出かけやすい駅であるといえます。
―「東岡崎駅」は開発途上の駅 ―
東岡崎駅は島式2面4線の地上駅です。改札口は、地下と橋上駅舎内の2箇所あります。階段やエスカレーター、エレベータも完備されているため、どなたでも快適に利用できる駅です。出口は、地下の改札口から通じる北口と南口、橋上駅舎内の出口の3箇所あります。ホームは狭い印象なため、移動の際には注意する必要があります。
地下の改札口を出ると、ちょっとしたお買い物に便利なコンビニ「ファミリーマート 東岡崎駅店」があります。コンビニの隣には、仕事帰りに気軽にパッと購入できるテイクアウト専門のお寿司屋さん「寿司丸忠名鉄東岡崎店」が並びます。また、「生鮮食品売場」もありました。新鮮で安いお野菜が並んでいましたよ。
出入口付近には、ファーストフード店「ロッテリア 名鉄岡崎駅店」があるので、サクッとランチにもぴったり。ロッテリアの前で珍しい自動販売機を発見しました。うなぎとビーフンが購入できる自動販売機です。このように、東岡崎駅にはパッと気軽に買えるお店が充実しています。
橋上駅舎内の出口を出ると、ペデストリアンデッキが見えてきました。2019年に建設された東岡崎駅の北側にある「明大寺交通広場」と「オト リバーサイドテラス」に繋がっています。
東岡崎駅は、バスの利用も便利です。北口にはバスターミナルがあり、中部国際空港や岡崎駅、市民病院行きなどがあります。お買い物に便利な複合商業施設が駅周辺にはありませんが、東岡崎駅の南口12番乗り場のバスを利用すると、約8分で「イオンモール岡崎」へと到着できますよ。
全体的に駅の構内は、築年数を感じますが、2019年に建設された橋上駅舎内の改札口や出口付近、北側の商業施設に続くペデストリアンデッキは綺麗で清潔な印象です。
訪れた日は、南口に複合商業施設が2024年度の完成を目指して着工されていました。さらに北口にも商業ビルの完成が予定されています。このように東岡崎駅はますます利用しやすく便利な駅へと変化していくことが期待できます。
― 東岡崎駅の南側を散策 ―
それでは東岡崎駅の南側を散策しましょう。南口の駅前には、飲食店や予備校が立ち並びます。駅から少し離れると、すぐに閑静な住宅地が広がります。
― 東岡崎駅の南口付近の様子 ―
東岡崎駅の南口では、2023年完成予定の商業施設の建設が始まっていました。駅前には、大手予備校の河合塾や東進衛星予備校などの建物が並び、飲食店もチラホラと散在しています。
韓国料理が堪能できる「韓国屋台 ポックンパネネチキン東岡崎店」ではテイクアウトも利用可能。店内にはKPOPのBGMが流れ、渡韓した気分で韓国料理が楽しめるお店です。ランチやディナーにぜひ利用してみてくださいね。
― 閑静な住宅街が広がる東岡崎市の南側 ―
駅から離れるとすぐに閑静な住宅街が広がり、落ち着いた雰囲気に変わります。住宅街のなかにカフェ「R COFFE STAND」を発見しました。青色のコンテナのような建物が目印。小さくて可愛らしいお店は、平日にも関わらず、多くのお客さんで賑わっていました。実は大人気ユーチューバーが経営するお店だそう。岡崎市を盛り上げるために、岡崎観光伝道師としても任命されています。本格的なコーヒーと軽食が楽しめるお店です。
― 徳川家康公ゆかりの神社「六所神社」―
緑の木々に囲まれて厳格な雰囲気のある六所神社は、松平家の産士神として松平家と徳川家の崇敬が篤い神社です。徳川家康公が産まれた際にも、松平氏の産士神としての拝礼があったといわれています。現在は安産の神様として信仰されています。
歴史を感じる急な勾配の石段は、当時5万石以上の大名のみが上がれるものでした。石段を登ると、美しい朱色の境内へと着きます。多くの重要文化財を有する神社としても有名です。連続テレビ小説の舞台にもなった神社でもあります。
六所神社の鳥居は、東岡崎駅のすぐ東側にあるんです。鳥居を抜けると六所神社までの山道が続きますが、参道の途中に線路があります。圧巻の朱色の境内をぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
― 東岡崎駅の北側を散策 ―
東岡崎駅の北側には多くの商業ビルやマンションが立ち並ぶ姿が見られます。しかし、駅の北側には乙川が東西に流れているため、自然豊かで全体的に落ち着いた雰囲気です。また、徳川家康が生まれた城として有名な岡崎城もあります。
― 東岡崎駅の新たなシンボル!徳川家康公騎馬武者像 ―
東岡崎駅の3階にある東改札口を出ると、北側の商業施設へと続くペデストリアンデッキにでます。ペデストリアンデッキには、大河ドラマの旗も掲げられ、盛り上がっている印象です。
ペデストリアンデッキから商業施設へと続く道の間には「家康公ひろば」が設置されています。そこには「徳川家康公騎馬武者像」が飾られています。2019年に建てられたばかりの騎馬武者像であり、若かりし頃の家康をイメージしているのだとか。
東岡崎市であらゆる家康公の銅像に出会いましたが、個人的には一番イケメンの家康公ではないかと思いました。フォトスポットとしてもおすすめ。迫力ある家康公と写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
― 新しい癒しスポット!「OTO RIVERSIDE TERRACE」―
徳川家康公騎馬武者像を過ぎると、ホテルや飲食店や、そのほかにもコンビニやコワーキングスペースなどが入る商業施設「OTO RIVERSIDE TERRACE」が見えてきます。乙川にすぐ隣接するお店であり、飲食店にはそれぞれテラス席が用意されており、入る前からワクワクドキドキ。
さっそく、テラス席を目当てにカフェ「Light Cafe 東岡崎店」に入ってみました。乙川と緑豊かな風景が楽しめるテラス席には、心地よい風が吹き込みます。川沿いは、犬の散歩やサイクリング、ランニングなどを楽しむ人の姿が見られます。お天気のよい休日は、「OTO RIVERSIDE TERRACE」で贅沢な時間を過ごしてみませんか。
― 乙川を渡る橋「桜城橋」―
「OTO RIVERSIDE TERRACE」を出て、乙川を渡りましょう。乙川を渡る橋はいくつかあります。2020年には、東岡崎駅と籠田公園を結ぶ、歩行者専用として架けられた橋「桜城橋」が開通。広々とした橋には、ヒノキのような木の香りが漂います。橋の中央部分には、休憩所も設けられ、ゆったりとした時間が過ごせます。
また、桜城橋では、縁日や子どもの日、マルシェなどの季節によってさまざまなイベントが行われています。どんなイベントが開催されるか、ぜひチェックしてみてくださいね。
― 籠田公園 ―
桜城橋を渡ると、蘢田公園へと続く緑道が続きます。緑道には、本多忠勝像や井伊直政像など、岡崎市にゆかりのある歴史上の偉人の像があるのも魅力です。蘢田公園に続く道までは、上り坂になっていますが、休憩所も設けられているためお散歩コースにもぴったりですよ。
蘢田公園は2019年にオープンされた、綺麗な芝生が広がる公園です。複合型遊具や噴水があるため、小さなお子さんの遊び場にもぴったり。訪れた日には、高齢の方向けのストレッチをおこなうイベントが開催されていました。幅広い層の方に愛されている公園のようです。周りには、コーヒースタンドやカフェ、雑貨屋さんなどが点在しています。
― ノスタルジックな雰囲気が広がる「おかざき商店街」―
籠田公園からは東へと向かいましょう。ノスタルジックな商店街に入っていきます。個人商店からスーパー、商業施設などが立ち並ぶエリアです。
昭和レトロな雰囲気が漂うショッピングセンター「岡崎シビコ」は、食品売場や雑貨、衣料品雑貨などのお店が入っています。古きよき時代を思い出させてくれる商業施設です。
岡崎シビコから東へ歩くと、スーパー「アオキスーパー 岡崎廉生店」が見えてきます。ドラッグストアとクリーニング店も併設されているのがポイント。生活に欠かせないお店が連なっていると便利ですよね。こちらは東岡崎駅から最寄りのスーパーなのですが、徒歩約16分かかります。
― 図書館を中心とした新感覚の複合施設「岡崎市図書館交流プラザ りぶら」―
アオキスーパー 岡崎廉生店の北東すぐの場所にあるのが、広大な敷地を持つ複合施設「岡崎市図書館交流プラザ りぶら」です。
満足のいく約93万冊の蔵書数を持つ中央図書館をはじめ、ジャズコレクション展示室や岡崎むかし館、スタジオなどのさまざまな施設が入っています。21時まで営業しているのも嬉しいポイント。お仕事で忙しい人にも利用しやすい図書館です。
建物も清潔で開放感があるため、一日中快適に過ごせるでしょう。市内にこのような公共施設があるのは羨ましいと思いました。
― 徳川家康公が生まれた城がある歴史公園「岡崎公園」―
「岡崎市図書館交流プラザ りぶら」から南へ歩くとすぐに「岡崎公園」が見えてきました。徳川家康が生まれた岡崎城もあることで名高いうえに、大河ドラマの影響もあり、平日にも関わらず岡崎公園は多くの人で賑わっていました。
史跡や歴史的建築物のほかにも歴史資料館やお土産屋さんまであり、見どころ万歳の施設です。なんと「日本さくら名所100選」にも選ばれている公園なんです。四季折々の自然を感じながらゆっくりと散策するだけでも楽しめます。
私もこの日は実際に、岡崎城を見学することに。岡崎城の歴史が、プロジェクションマッピングやタブレットを利用して分かりやすく展示されているのが印象的でした。天守閣はとても高く、気持ちのよい眺め。岡崎城は「日本100名城」にも選ばれています。徳川家康が生まれた岡崎城で歴史を感じてみませんか。
岡崎城から徒歩約15分で東岡崎駅へと戻ってきました。
― 東岡崎駅は歴史と緑あふれる街 ―
今回は徳川家康公の生誕の地として人気の東岡崎駅の街をご紹介しました。東岡崎駅は名古屋駅まで乗り換えなし約36分で到着です。駅周辺には飲食店が多く、駅の北側には商店街やスーパーなど生活に欠かせない商業施設が集まります。
観光地でもあるため、賑わいを見せる街ですが、駅の南側には閑静な住宅街が広がっています。また、乙川や広大な歴史公園もあることから、全体的に緑豊かでゆったりとした街の雰囲気を持ちます。とくにファミリー層におすすめしたい街です。
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