千葉市ってどんな街?住みやすさ・魅力を徹底解説!
千葉市は千葉県の中央部にあり、東京までの距離は約40kmです。東京と成田空港のちょうど中間地点にあることから、通勤や出張に便利な立地環境が整っています。お買い物施設や自然を感じられるスポットも多く、住みやすさを実感しやすい街ですよ。
今回は千葉市の住みやすさと魅力を徹底解説します。歴史やオススメスポットなどさまざまな視点を通して、千葉市がどんな街なのかがわかりますよ。これから千葉市にお引越しを考えている方は、ぜひお部屋選びの参考にしてみてください。
千葉市ってどんな街?
千葉市は千葉県の県庁所在地として知られていますが、どんな街なのでしょうか。ここからは、千葉市の歴史・特徴・交通利便性について解説します。
千葉市の歴史
千葉市の起源をたどると、縄文時代初期までさかのぼります。千葉市内には約120か所の貝塚が集中していて、なかでも「加曽利貝塚」は日本最大級の貝塚です。奈良・平安時代には房総の武士・千葉氏一族が、現在の千葉市周辺に本拠地を置きます。
千葉氏一族は桓武天皇の子孫で、源頼朝を援助して鎌倉幕府の創設に貢献したという輝かしい功績の持ち主。鎌倉・室町時代に千葉常重が築いた猪鼻台の館は、千葉の街並みの核となっています。
明治6年(1873年)には木更津と印旛の2県が統合され、千葉県となります。その時に県庁が置かれたのが、千葉市の前身となる千葉町です。千葉町は、政治・経済・文化の中心地として重要な役割を果たします。さらに東京湾とつながる水運や佐倉方面とつながる佐倉街道があったため、千葉町は交通の要衝にもなっていました。
千葉市の市制が施行されたのは、大正10年(1921年)のことです。当初は師範学校や医学校、陸軍歩兵学校などが置かれ、医療と軍隊の街として繁栄。しかし昭和20年(1945年)には2度にわたる空襲を受け、中心地の約7割が焼失してしまいます。戦後は近代的工業都市を目指して、臨海部への産業誘致や千葉港の整備を推し進めました。
千葉市は平成4年(1992年)に、政令指定都市に移行しました。JR千葉駅周辺は「千葉都心」と呼ばれ、県庁や美術館などの公共施設、オフィスビルや商業施設などの都市機能が集まります。千葉都心の他にも「幕張新都心」「蘇我副都心」が開発され、さまざまな企業のオフィスが集積。千葉市内では市街地再開発事業が計画的におこなわれており、これからの発展に目が離せません。
千葉市の特徴
大都市でありながら、豊かな自然に恵まれている点が千葉市の特徴です。千葉市の地形は下総台地の平坦地が広がり、一部は東京湾と接しています。市街地周辺の地形は斜面になっていて、良好な緑地を形成しています。農地や河川も多いため、日常的に自然を感じられるでしょう。
もちろん、大都市ならではのメリットも享受できます。暮らしに便利な都市機能は千葉駅周辺に集約されているので、まとめて用事を済ませることが可能。たとえば千葉駅周辺には、駅ビルや百貨店などのお買い物施設が多く、必要な物はなんでも購入できる環境です。大規模な総合病院や図書館、美術館など、近くにあると嬉しい施設も揃っています。
家賃のコストパフォーマンスが高いことも、人気の理由です。千葉市内には、都心と比べてリーズナブルな家賃設定のマンションがたくさんあります。都心のマンションは高くて手が届かなくても、千葉市内のマンションであれば検討しやすいでしょう。
千葉市の交通利便性
千葉市内にはJR東日本、京成電鉄、千葉都市モノレールの3事業者が、10路線を運行しています。
事業者 | 運行路線 |
---|---|
JR東日本 | JR総武線、JR総武本線、JR内房線、JR外房線、JR京葉線、JR成田線 |
京成電鉄 | 京成千葉線、京成千原線 |
千葉都市モノレール | 千葉都市モノレール1号線、千葉都市モノレール2号線 |
JR各線と京成千葉線は都心や成田空港など市外とつながっているため、広域移動に便利な路線です。市内を移動したいときは、京成千原線や千葉都市モノレールを活用しましょう。遠方から近所まで、行先に応じてさまざまな路線を利用できるのが魅力です。
千葉市内で一番多くの路線が乗り入れる駅は、千葉駅です。JR総武線など合計6路線が通っていて、交通の結節点となっています。千葉駅を起点にして、東京方面や房総方面など多方面にアクセスできますよ。JR千葉駅の1日あたりの乗車人員は8万6,911人(JR東日本・各駅の乗車人員2021年度)で、県内では4番目の規模です。
千葉市内は幹線道路が多く、マイカー移動にも適しています。東関東自動車道水戸線や館山線は、首都圏を結ぶ広域高速道路網です。市内各所にインターチェンジがあるため、気軽に高速道路を利用できるでしょう。
千葉市の6つの魅力!
千葉市は、中央区、花見川区、稲毛区、若葉区、緑区、美浜区の6つの行政区から構成されています。ここからは行政区ごとの魅力をご紹介します。お好みのエリアを見つけてみてくださいね。
魅力①都市機能の集積エリア!中央区
千葉市中央区は千葉市の南西部に位置するエリアで、行政・商業の中心地として位置づけられています。JR千葉駅を中心に、公共施設やお買い物施設など、数多くの都市機能が集積しています。
東京湾沿岸には、千葉港があります。「千葉ポートタワー」や「千葉県立美術館」などお出かけスポットが充実していますよ。
中央区には全部で10路線が通っていて、交通網が発達しています。東京方面と千葉方面どちらもアクセスしやすいです。千葉駅から東京都心までは、おおむね1時間以内でたどり着きます。中央区は、利便性の高さに定評のあるエリアといえるでしょう。
魅力②桜の名所が多い川沿いの街!花見川区
花見川区は千葉市西部に位置する街です。区の中心部には花見川という川が流れており、川沿いの「花見川千本桜緑地」「花見川サイクリングロード」は、お花見の名所として人気を博しています。
街の特徴は高齢者世帯や子育て世帯が多く、街全体が穏やかな雰囲気であること。犯罪率が低く治安が良いので、安心して暮らせます。
花見川区で利用できる路線は、JR総武線と京成電鉄です。「幕張」「幕張本郷」「新検見川」「京成幕張」「京成幕張本郷」「検見川」の6駅があります。「幕張本郷駅」は、2路線の結節点で乗り換え楽々。バスの本数が多いため、駅から離れている場所でも不自由に感じることはありません。
魅力③新旧の街並みが共存する文教地区!稲毛区
稲毛区は、千葉大学など大学キャンパスが集まっている文教地区です。一人暮らしをする学生が多いため、単身者向けのマンションやアパートがたくさんあります。
もともと昔ながらの戸建て住宅街や団地が多い街でしたが、昨今では新しいマンションも増えてきています。
稲毛区ではJR総武本線の「稲毛駅」、京成千葉線の「京成稲毛駅」「みどり台駅」が利用可能です。千葉都市モノレール2号線の「穴川駅」「作草部駅」「スポーツセンター駅」「天台駅」もあります。「稲毛駅」はJR総武線の快速列車が停車するため、東京にお勤めの方は通勤時間を短縮できるでしょう。
魅力④都会の喧騒から離れた閑静なエリア!若葉区
若葉区は6つの区のなかで最も面積が広い区です。東部は閑静な住宅街、西部は森林や田畑が多く、繁華街はありません。喧騒から離れて、静かな環境に囲まれて暮らすことができます。
若葉区には、千葉市を代表するお出かけスポットが複数あります。「千葉市動物公園」や「加曽利貝塚」は特に有名。休日は思う存分レジャーを満喫できそうです。
若葉区を通っているのはJR総武本線、JR成田線、千葉都市モノレール2号線の3路線です。「都賀駅」「桜木駅」「小倉台駅」「みつわ台駅」「千城台駅」「千城台北駅」「動物公園駅」の7駅があります。駅から遠い場所に住む場合は、マイカー利用が便利。駐車場代も安いので、維持費も高くなりません。
魅力⑤海沿いの新しい街!美浜区
美浜区は埋め立てによって造られた、比較的新しい街です。幕張新都心や幕張ベイタウンを擁し、幕張新都心には「ZOZOマリンスタジアム」や「幕張メッセ」など大規模なイベント施設が立地しています。イベントがおこなわれる日は全国から人が集まるため、駅を中心に混雑が見られますが、それ以外の日は落ち着いた生活を送れます。
お買い物施設も充実しています。「イオンモール幕張新都心」は日本最大規模のショッピングモール。ファッション、グルメ、エンタメなど多彩な店舗が集結しています。「三井アウトレットパーク幕張」「コストコホールセール幕張倉庫店」もあって、話題のお買い物施設が盛りだくさんです。
美浜区から電車に乗る場合は、京葉線が中心になります。東京湾沿いを走り、美浜区内の停車駅は「稲毛海岸駅」「検見川浜駅」「海浜幕張駅」「幕張豊砂駅」の4駅です。主要駅は海浜幕張駅で、快速電車に乗れば東京駅まで約30分でアクセスできます。東関東自動車道「湾岸千葉IC」もあり、成田空港と羽田空港の両方に行きやすいですよ。
魅力⑥自然豊かなニュータウン!緑区
緑区は田畑や山が多く、自然豊かなエリアです。「千葉市昭和の森」は地域住民の憩いの場所。東京ドーム23個分の広さがあり、お花見、キャンプ、テニスなど楽しみ方はいろいろです。
おゆみの駅周辺にはニュータウンがあり、子育て世帯が多く住んでいます。学校や塾も充実していて、教育環境がしっかりと整備されています。総合病院が複数あり、高度な医療を受けられるのも住みやすいポイントです。
千葉市緑区にはJR外房線と京成千原線が通っています。区内の駅は「おゆみ野駅」「学園前駅」「鎌取駅」「土気駅」「誉田駅」の5つです。鎌取駅から東京駅までの所要時間は約40分。JR外房線線の始発駅なので、座って通勤できます。道路も整備されていて車での移動が楽なので、マイカーを持っている方が多いです。
千葉市のデータ
漠然と住みやすい街と言われても、あまりイメージが沸きませんよね。そんなときは具体的な数字のデータを参照するのがオススメ。ここからは人口・治安・家賃相場のデータから、千葉市の住みやすさを読み解いていきましょう。
人口
現在の千葉市の人口は、2023年5月1日時点で97万8,829人です。市政施行時の人口が3万3,887人だったので、約30倍の規模になりました。
千葉市の人口は、政令指定都市20都市のうちの12番目と人口規模はそこまで大きくありません。しかし千葉市の人口はコロナ禍でも増加傾向が見られました。これは、テレワークの普及にともない、東京都心から移住してくる方が増えたことが関係しているのでしょう。
次に、年齢の分布を見てみましょう。高齢化の影響で、千葉市も65歳以上の人口が増加しています。65歳以上の人口は、2022年(令和4年)で全体の26.3%です。ただ、15歳〜64歳は62.2%を占めています。千葉市では子育て支援にも力を入れているので、今後は若年層が増えていくことに期待です。
最後に、千葉市の転入と転出のデータを見ていきます。2022年(令和4年)の転入から転出を差し引いた社会増減は、5,534人の増加です。6区のうち社内増減が最多なのは中央区で、1,987人の増加となっています。
治安
千葉県警の犯罪統計資料によると、千葉市の刑法犯認知件数はおおむね減少傾向です。2001年(平成13年)の31,421件から一貫して減少し、2021年(令和3年)には戦後最少の5,829件に。ただ、2022年(令和4年)は5,912件で、前年に比べて若干増加しました。
2022年(令和4年)中の人口1万人あたりの犯罪発生件数は、千葉市全体で60.5件でした。最も少ない区は緑区の31.9件、最も多い区は中央区の91.0件です。最も多い犯罪の種類は窃盗で、特に自転車盗が多いです。自転車を停めるときはしっかりロックをかけましょう。
千葉市では防犯パトロールなど、さまざまな防犯対策がおこなわれています。「ちばし安全・安心メール」では、最新の防犯情報を配信。犯罪発生日報や不審者情報をリアルタイムで確認することが可能です。
凶悪犯 | 粗暴犯 | 窃盗犯 | 知能犯 | 風俗犯 | その他 | |
---|---|---|---|---|---|---|
発生件数 | 43 | 339 | 4,465 | 345 | 62 | 658 |
(参照:千葉県警察 刑法犯 市区町村別・罪種(手口)別認知件数 令和4年)
家賃相場
千葉市の家賃相場は、だいたい6万円〜7万円台です。最も家賃相場が高いのは美浜区。JR京葉線の駅近物件や幕張ベイタウンの物件が家賃を引き上げています。家賃が比較的リーズナブルなのは稲毛区です。1Rや1Kの間取りであれば5万円台で住める物件も多いです。
生活費の中で大きな割合を占める家賃は、少しでも節約したいですよね。そんな時は希望条件に優先順位を付けるのがオススメ。譲れないポイントと妥協できるポイントを整理すれば、良い物件と出会える可能性が高まりますよ。
間取り | 中央区 | 花見川区 | 稲毛区 | 若葉区 | 美浜区 | 緑区 |
---|---|---|---|---|---|---|
1R | 6.95万円 | 6.31万円 | 5.71万円 | 6.4万円 | 9.91万円 | ー万円 |
1K | 6.58万円 | 6.25万円 | 5.25万円 | 4.97万円 | 6.52万円 | 5.39万円 |
1DK | 7.34万円 | 7.49万円 | 6.48万円 | ー万円 | 7.81万円 | ー万円 |
1LDK | 9.06万円 | 8.15万円 | 8.24万円 | 7.57万円 | 7.78万円 | 7.42万円 |
千葉市で人気の街
ここからは、千葉市で人気の街を3つ厳選してご紹介します。交通利便性はもちろん、お買い物施設や公園などもあって住みやすい街ばかりですよ。
千葉駅
千葉市中央区にある千葉駅は、言わずと知れた千葉市内最大級のターミナル駅。交通アクセスとお買い物施設に恵まれている街なので、不動の人気を誇っています。利便性を重視したい方は、千葉駅周辺に暮らすのがおすすめです。
JR千葉駅の乗り入れ路線は、横須賀・総武線快速、中央・総武緩行線、成田線、総武本線、外房線、内房線です。JR千葉駅の近くには千葉都市モノレール1号線・2号線や京成千葉駅もあり、数多くの路線を利用可能。東京都と千葉県各地をつなぐ路線が、千葉駅に集結しています。千葉駅から東京駅までは約40分、品川駅までは約50分です。始発電車も多いため、座って通勤・通学できますよ。
駅前にはお買い物施設が数多く立ち並び、休日は多くの人々で賑わいます。「ペリエ千葉」「そごう千葉店」「千葉ショッピングセンターC・one」「ヨドバシカメラ千葉店」など幅広い年齢層が楽しめるスポットが勢ぞろい。特にオススメのお買い物施設は2017年にオープンした「ペリエ千葉」です。千葉駅と直結する駅ビルで、ファッション・雑貨・レストランなどバリエーション豊かな顔ぶれが出店しています。最寄り駅でお買い物がすべて完結するのは、嬉しいポイントですね。
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幕張本郷駅
幕張本郷駅は、千葉市花見川区にあるJR総武本線の駅です。幕張新都心の表玄関として発展してきた歴史があります。電車・バス・自動車の3つの交通網が発達している点が、幕張本郷駅の特徴です。駅周辺は閑静な住宅街が広がっていて、ファミリー層が多く住んでいます。オンオフを切り替えたい方や静かな暮らしが叶えたい方に最適な街です。
電車はJR総武本線と京成千葉線の2路線が利用可能です。西船橋駅までは約11分、千葉駅までは約12分の所要時間です。JR総武本線は錦糸町・秋葉原方面に直通しています。そして京成千葉線は羽田空港・上野方面とつながっているため、都心勤務の方も快適に通勤できるでしょう。
駅前のバスロータリーでは、数多くのバスが発着しています。行先は海浜幕張駅・幕張メッセ・ZOZOマリンスタジアム・イオンモール幕張新都心など湾岸エリアが中心です。珍しい連節バスに乗ることもできます。連節バスは1日153本運行していて、ラッシュの時間帯は2分間隔という超過密ダイヤ。一般のバスを含めると、非常に多い本数が運行しているので、1本乗り遅れても問題ありません。
車で通勤やお出かけする方にとって便利な立地です。東関東自動車道と京葉道路のインターチェンジが近くにあるため、遠出の際はすぐに高速道路に乗れますよ。混雑状況で前後しますが、成田空港までは約30分強でたどり着きます。
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蘇我駅
千葉市中央区の沿岸部にある蘇我駅は、都会と自然のバランスがちょうど良い街。千葉駅からわずか2駅しか離れていないにも関わらず、リーズナブルな家賃が魅力です。東京のベッドタウンになっていることから、ファミリー層向けの綺麗な住宅街が広がっています。
蘇我駅周辺は臨海部では遊休地を活用しながら、蘇我副都心として段階的な再開発がおこなわれています。「ハーバーシティ蘇我」を皮切りに、「蘇我スポーツ公園」や「フクダ電子アリーナ」などが次々と開業。蘇我副都心は千葉都心や幕張新都心と並ぶ千葉市第3の都心という位置づけです。今後もさらなる発展が期待される、ポテンシャルの高いエリアといえるでしょう。
「ハーバーシティ蘇我」は蘇我副都心のまちづくりの中核となる、大型ショッピングモールです。広大な敷地に7棟のお買い物施設が集積しています。「フェスティバルウォーク蘇我」は、海辺のエンタメ空間。温浴施設、映画館、24時間カフェなどが揃っていて、1日中楽しめますよ。そのほかにも敷地内には「アリオ蘇我」「ホームズ蘇我店」などもあります。大規模な駐車場が完備されているので車でも行きやすいですし、蘇我駅から無料循環バスを利用することも可能です。
蘇我駅はJR京葉線、外房線、内房線の3路線が通っている駅です。JR京葉線の終点であり、外房線と内房線の分岐する駅でもあります。JR京葉線に乗れば、東京駅まで約40分でアクセス可能。始発電車が出ている点も、魅力的なポイント。混雑する通勤ラッシュも、待てば座って移動できます。
バスも充実していて、近距離は路線バス、遠出は高速バスが便利です。通勤の負担を減らしてプライベートも楽しみたいという方は、ぜひ蘇我駅周辺の物件をチェックしてみてくださいね。
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千葉市で人気のお出かけスポット
ここからは千葉市の人気のお出かけスポットを3つご紹介します。静かに過ごせるスポットから、仲間とはしゃげるスポットまでバリエーション豊か。その日の気分に合わせて、いろいろなスポットにお出かけしましょう。
千葉市動物公園
動物好きの方は、「千葉市動物公園」にお出かけしてみませんか。千葉駅から千葉都市モノレールに乗って、約10分ほどで行くことができます。園内は7つのゾーンに分かれていて、個性豊かな展示を楽しめるのが特徴。2015年に開園30周年を迎え、展示方法を一新するなど、さまざまな工夫が凝らされています。
千葉市動物公園は肉食動物の展示に力を入れています。県内で唯一ライオンが展示されていることでも有名です。ライオン展示場の名前は「京葉学院ライオン校」と、ユニークなネーミング。千葉県の学習塾「京葉学院」がネーミングライツを取得したのだそうです。
気持ちよさそうにお昼寝している姿や堂々と歩く姿など、ライオンの生活を間近で見られますよ。定期的に開催される、ライオンのミートキャッチャーは必見!ライオンが上空に吊り下げられた肉をめがけてとびかかります。
千葉市動物公園は、レッサーパンダの風太君が暮らしていることでも有名。二本足で立つ姿が可愛いと、日本中で話題になりましたよね。風太君は2023年7月5日に20歳を迎えるそうです。20周年記念フォトブックも発売される予定なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
レッサーパンダのほかにも、小さくて可愛い動物たちにたくさん出会うことができますよ。「ふれあい動物の里」では、動物とふれあうアニマルタッチや乗馬コーナーが人気です。
ふれあい動物の里は、バーベキューを楽しめるスポットでもあります。手ぶらでバーベキューできるのが魅力で、食材の持ち込みもOKです。売店で飲み物や軽食なども調達できます。ふれあい動物の里でバーベキューをする場合は、3日前までに電話かFAXで予約が必要です。
施設名:千葉市動物公園
所在地:千葉市若葉区源町280
アクセス:千葉都市モノレール「動物公園駅」下車、徒歩1分
駐車場:あり(有料)
営業時間:9:30~16:30
千葉市昭和の森
アウトドアを満喫したい日は、「千葉市昭和の森」がオススメ。千葉市内最大、千葉県内でも有数の規模を誇る総合公園です。豊かな自然が残されていて、四季折々の草花や生き物が見られます。良好な自然環境が評価され、平成元年には「日本の都市公園100選」に選ばれました。遠くから訪れる方も多い、人気のお出かけスポットです。
昭和の森には遊歩道やサイクリングコース、ランニングコースが整備されています。ランニングコースは約3.5kmの外回りコースと約1.6kmの内回りコースの2種類から選択可能。ほかにも急な下り坂の「四季のみち」やハードな「萩のみち」「冬のみち」など、多彩なコースが用意されています。体調などに合わせて、自分に合ったコース設定をしてみてくださいね。
「昭和の森フォレストビレッジ」という、キャンプ場もあります。オートキャンプサイト、フリーキャンプサイト、デイキャンプエリアなど選択肢が豊富。お湯の出る炊事場や温水洗浄トイレ、シャワーなど、水回り設備も快適に使えます。管理棟では飲み物やキャンプグッズが販売されているので、買い忘れがあっても安心ですね。鹿肉や猪肉など、千葉県産のジビエ肉も販売されています。ジビエ肉でバーベキューをするのも良いですね!
昭和の森の近くには「ホキ美術館」があるので、立ち寄ってみてはいかがですか。ホキ美術館は、日本初の写実絵画専門の美術館です。繊細なタッチの写実絵画は、見れば見るほど本物のよう。美術鑑賞の後は、館内のレストランで本格イタリアンをいただきましょう。当日中は入館券を受付に提示すれば何度でも出入りが自由。昭和の森の散策をしながら、美術鑑賞を楽しめるスポットです。
施設名:千葉市昭和の森
所在地:千葉市緑区土気町34
アクセス:千葉中央バス「昭和の森西」下車、徒歩5分
駐車場:あり(有料)
千葉市科学館
「千葉市科学館」は、子どもから大人まで楽しめるお出かけスポットです。中央区役所などが入るビル「Qiball(きぼーる)」の7階から10階の4フロアで構成されています。7階はエントランスとプラネタリウムがあるウェルカムフロア。8階はワンダータウン、9階はテクノタウン、10階はジオタウンというテーマの異なる展示内容です。
コンセプトは「日常の身近なところから科学へ」。ありふれた日常と科学をつないでくれる空間です。館内には見るだけでなく、さわって楽しむ体験展示が盛りだくさん。140もの体験展示があるので、見ごたえ抜群です。週末にはワークショップなどのイベントも開かれています。
千葉市科学館の「大人が楽しむ科学教室」は、その名の通り大人を対象にしたイベント。多彩な講座を年間約40回開催しています。テーマは、地球・防災、天文・宇宙、物理学、ロボットなどさまざま。大学教授など第一線で活躍する専門家から、興味深い講演を聞けるチャンスです。何かに興味を持つことは、大人になってもワクワクしますよね。
プラネタリウムは、県内最大の23m水平ドーム。Qiball(きぼーる)に入るとアトリウムに蜂の巣のような球体が見えるのですが、それがプラネタリウムです。最新鋭の投影機を備えていて、目の前には大迫力の映像が広がります。席はリクライニングシートになっているので、ゆったりとした気分で観覧できますよ。1日に複数のプログラムが上映されているので、ぜひ上映スケジュールをチェックしてみてくださいね。
施設名:千葉市昭和の森
所在地:千葉市中央区中央4-5-1「Qiball(きぼーる)」内7階から10階
アクセス:千葉都市モノレール「葭川公園駅」下車、徒歩5分
駐車場:なし
千葉市のオススメイベント
千葉市の雰囲気を体感したいときは、イベントに参加してみませんか。ここからは、千葉市のオススメのイベントをご紹介します。
千葉神社の妙見大祭(だらだら祭り)
「妙見大祭」は千葉市中央区にある千葉神社のお祭りです。千葉神社では年間を通して数多くのお祭りが開催されますが、妙見大祭は最も大きなお祭りとなっています。大太鼓の2段打ちで「ダラン、ダラン」と音がすることから、「だらだら祭り」という名前で親しまれています。
このお祭りが始まったのは1127年で、2022年は896年目を迎えました。900年目を迎えるのももうすぐです。終戦翌日や東日本大震災の年も途切れることなく続いてきた、伝統のあるお祭りです。
妙見大祭の期間は、毎年8月16日から22日までの7日間。期間中は「何か一言願をかければ、その願いは必ず達成される」といわれています。これは千葉神社にまつられている妙見様のお姿である北斗七星にちなんだもの。七つの星のひとつひとつに願いを掛けるお祭りなんです。
8月16日にはお神輿が神社を出て、猪鼻山に一週間滞在したのち、22日に神社に戻ります。16日と22日の両日は、お神輿が市内を巡行。とくに22日19時からおこなわれる神輿の宮入りは、妙見大祭のクライマックスです。無数の提灯に照らされた神輿は圧巻。街全体が熱気に包まれる妙見大祭に、ぜひ参加してみてくださいね!
千葉市のマンスリーマンションで新生活を始めませんか
千葉市は都会の利便性と自然の快適さを兼ね備えた、住みやすい街です。駅前から少し足を伸ばせば、自然豊かな公園や閑静な住宅街が広がっています。区によって特徴が異なるため、自分に合った街を見つけやすいでしょう。
ただ、千葉市で気になる街が見つかっても、本当に住みやすいかどうか不安に感じている方もいらっしゃると思います。そんな時は気軽にお引越しができる、マンスリーマンションがオススメ。家具・家電などの生活用品があらかじめ備わっているので、自分で買いそろえる必要がありません。面倒な引越しの手間を省いて、すぐに快適な新生活を始められますよ。