【福岡市】お花見の名所・オススメ7選!桜舞う素敵なスポットの近くに住もう。

年が明け、冬の厳しい寒さが去り、暖かい日差しと空気が戻ってきたらお花見シーズン到来です。桜には邪気を祓うという開運パワーがあるといわれています。お花見には桜に限らず、梅やバラなどいろんな花がありますね。

今回は、福岡市内でおすすめのお花見スポットを7つ厳選!定番から穴場までをご紹介します。近所にお花見できる場所があると気持ちも華やぎますよ。敷金不要で家具家電付き、簡単に「お試し住み」ができるお花見スポット付近のお得なマンスリーマンションも合わせてご紹介しますので、チェックしてみて下さいね。

福岡市でおすすめのお花見スポット①西公園

地下鉄空港線の大濠公園駅から南側が大濠公園で、北方向に10分程歩くと、福岡市を代表する桜の名所・西公園があります。街中でありながらソメイヨシノや陽光桜、枝垂れ桜など約1,300本の桜が堪能でき、「日本さくら名所100選」にも選定されています。

西公園は福岡市のほぼ中央に位置しており、見晴らしの良い高台の公園。福岡藩祖・黒田官兵衛と子の長政を祀る光雲(てるも)神社や展望台広場のほか、さくら谷やツツジ谷、もみじ谷があり、展望台広場から見える博多湾の眺めも壮観です。

桜は3月下旬から4月の上旬にかけて見頃を迎え、「桜まつり」が毎年開催されます。光雲神社の一の鳥居をくぐった先の参道両脇に見事な桜並木と露店が並び、夜にはライトアップも開催。月夜に照らされた夜桜も何ともいえず神秘的で、夜も多くの人が花見に訪れます。

満開の桜並木を眺めながらゆるやかな坂道を上っていくと、光雲神社の階段下とさくら谷にも桜の木が密集しています。芝生の上にシートを広げてのんびりと花見を楽しむ人達も多く、福岡に来たら一度は訪れたいスポットといえるでしょう。福岡藩の幕末勤王志士・平野二郎国臣の像のそばにある枝垂れ桜も風情がありますよ。

露店で販売されている桜色のソフトクリームも是非食べておきたいところ。展望台にある名物キッチンカーの「今屋のハンバーガー」もおすすめです。駐車場は3ヶ所あり、いずれも無料で駐車できます。

詳細情報

施設名:西公園
所在地:〒810-0061 福岡県福岡市中央区西公園13
アクセス:地下鉄空港線 大濠公園駅から徒歩約11分
駐車場:あり(無料)

福岡市でおすすめのお花見スポット②舞鶴公園

西公園と同じく、地下鉄沿線沿いの桜の名所の1つ・舞鶴公園は大濠公園の東隣に位置する公園。福岡城址や鴻臚館跡などの史跡や陸上競技場が残されており、馬術体験ができる三の丸広場や黒田官兵衛が晩年を過ごしたといわれる御鷹屋敷跡の牡丹芍薬園、花菖蒲園、つつじ園などがある市民の憩いのスポットです。

3月下旬から4月上旬にソメイヨシノや枝垂れ桜など約1000本(約20種)の桜が見頃を迎え、「福岡城さくらまつり」が開催されます。「さくらまつり」期間中は、「黒田二十五騎武者行列」や遣唐使送別の宴「荒津の舞」などが披露される「福岡城・鴻臚館まつり」や「福岡城サムライライディング」(乗馬)、「人力車体験」などが開催されるなど、桜が満開になる季節限定のイベントも注目です。

「福岡城さくらまつり」期間の18時から22時頃まで行われる夜間のライトアップも人気で、福岡城本丸があったとされる桜園・天守台と多門櫓(国指定重要文化財)、御鷹屋敷跡が光に照らし出される艶やかな姿も見どころとなっています(有料)。

期間中は、鴻臚館広場周辺と三ノ丸広場を「さくらグルメエリア」とし、グルメの屋台とキッチンカー約70台が集結しますよ。各地のご当地メニューなどラインナップも目白押しです。また普段は公開されておらず、見ることのできない福岡城の多聞櫓や(伝)潮見櫓、下之橋御門の内部が特別公開され、ボランティアガイドの解説を聞くこともできます。

舞鶴公園のイベントとしては、2月に「梅まつり」が、3月下旬の「さくらまつり」の後は、「藤まつり」が4月中旬に開催。特設イベントでの大道芸のステージなども行われます。

詳細情報

施設名:舞鶴公園
所在地:〒810-0043 福岡県福岡市中央区城内1-4
アクセス:地下鉄空港線 大濠公園駅から徒歩約5分
駐車場:あり(有料)

福岡市でおすすめのお花見スポット③福岡市植物園

1年を通して季節の美しい花々を楽しむことができる福岡市植物園は、地下鉄七隈線の桜坂駅から徒歩20分程の場所にある植物の宝庫。動物園の方が人気はありますが、一番の見どころといえるバラ園の素晴らしさは言葉では語り尽くせないものがあります。約280種1,300株の色とりどりのバラは春と秋の2回見頃を迎え、4〜5月と10〜11月に「ばらまつり」が開催されます。

市内の桜の花見スポットは西公園か舞鶴公園がメジャーですが、こちらの植物園でもさまざまな種類の桜が堪能できるんです。むしろ種類が多様という意味では、植物園の桜の方が興味深いかもしれません。白やピンクの桜だけでなく、黄緑色のギョイコウザクラ、鬱金(うこん)桜など色もカラフル。可憐な八重桜も種類が多岐にわたります。

ウワミズザクラといった変わり種の桜やアマノガワ、ゴテンバザクラ、センダイヨシノ、白妙など実に種類豊富な桜を花見広場や「花木園A~C」などのエリア別で見ることができますよ。

やはり春が一番お花の種類は豊富ですが、冬でも温室でブーゲンビリアやハイビスカス、ランの花、ジンチョウゲ、ロウバイなどが楽しめます。また、お花だけでなく、ハーブや実のなる植物も満載。バナナやアセロラ、マンゴー、コーヒーの木などもあって感動しますよ。

詳細情報

施設名:福岡市植物園
所在地:〒810-0033 福岡県福岡市中央区小笹5丁目1-1
アクセス:地下鉄七隈線 桜坂駅から徒歩約20分
入館料:大人600円
駐車場:あり(有料)

福岡市でおすすめのお花見スポット④東長寺

知る人ぞ知る桜の穴場スポットの1つが9世紀から1200年以上続く由緒正しいお寺「東長寺」です。東長寺は平安時代の806年、空海(弘法大師)が唐の修行を終えて博多に滞在した折に、密教東漸を祈願して創建された古刹(こさつ)で、”空海が創建した日本最古の寺”といわれています。

江戸時代に入り、福岡藩2代藩主の黒田忠之公によって本堂・護摩堂・大日堂・鐘楼が建立された東長寺は、黒田家の準菩提寺となっています。美しく整備された境内や伽藍(がらん)と桜とのコラボレーションが楽しめる点がオススメです。

東長寺の見どころとしては、国内最大級の木造座像(高さ10.8m)である「福岡大仏」(拝観時間9時〜16時45分)も知っておきたいところ。毎月1日の14時から「大仏祭」が行われています。

境内には大きな桜の木がいくつも生えており、山門をくぐると、「一本桜」と呼ばれる可憐なソメイヨシノの木が参拝客を出迎えてくれます。白やピンクの枝垂れ桜が五重塔に映える姿も美しく、多くの人々を魅了してやみません。

一本桜のそばには弘法大師像ほか6体の仏像が安置された六角堂があり、毎月28日に開帳されます。東長寺は桜だけでなく、梅の花も大変風情があって、白梅・紅梅にもパワーをもらえますよ。

詳細情報

施設名:東長寺
所在地:〒812-0037 福岡県福岡市博多区御供所町2-4
アクセス:地下鉄祇園駅から徒歩約1分
拝観料:50円
駐車場:あり(無料)

福岡市でおすすめのお花見スポット⑤天神中央公園~公園通り橋

天神と中洲の境目を流れる那珂川の支流・薬院新川にかかる公園通り橋は、天神中央公園のすぐそばにある橋で、春になると桜並木が天神中央公園の一角と川の両脇を彩ります。花壇に植えられたチューリップも、桜の美しさと相まって豊かな色合いを醸し出しています。

天神中央公園は花見に訪れた人々にあふれ、ファミリー層や海外からの観光客など、競い咲く花々にシャッターを切る姿や公園でピクニックをする姿が印象的でした。幸せな雰囲気に包まれた公園からは、日頃のストレスなど感じられないほど。花にはそれくらい不思議なパワーが宿っているのだな、と気付かされます。

天神中央公園の総面積は31,000平米とかなり広く、3月下旬から4月の上旬の間、さくら広場を26に区画分けし、そこを利用したい場合は、2時間1枠(500円)で花見の予約をする必要があります(2枠まで予約可)。予約は県営天神中央公園の公式HPで3/1から受付が開始され、窓口受付は3/9から。電話予約は受け付けていません。

また、天神中央公園では、3月の下旬から4月上旬の桜まつり期間中、グルメブースやキッチンカーが出店。また、期間中の18時から21時までは、桜や噴水のライトアップも行われ、日中とはまた違った桜を楽しむことができますよ。

詳細情報

施設名:天神中央公園
所在地:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-1
アクセス:地下鉄七隈線 天神南駅から徒歩約3分/地下鉄空港線 天神駅から徒歩約8分
駐車場:あり(有料)

福岡市でおすすめのお花見スポット⑥清流公園

地下鉄七隈線の櫛田神社前駅から歩いて5分程の場所にある清流公園は、那珂川沿いの小さな公園で、近くにはキャナルシティ博多があり、夜になると中洲屋台が並びます。花壇に植えられた色とりどりのチューリップが愛らしく、華やかな桜並木や常緑樹に彩りを添えます。

那珂川の川沿いに植えられたチューリップも綺麗で、石段に腰掛けてチューリップ越しに川の風情を楽しむ人々が跡を絶ちません。桜の美しさもさることながら、那珂川沿いにびっしりと植えられたチューリップを眺めながら水上バスが通り過ぎるのをぼんやり楽しむ時間もなかなかの贅沢。

キャナルシティからほど近いものの、数人で騒ぐような人達はおらず、落ち着いて散策できるのもおすすめポイントです。公園の一角には、「博多町家寄進高灯篭」という背の高い灯籠があり、「岩田屋呉服店」など、地域復興に協力した魚市場の商店の名前が刻まれています。歴史史跡の1つとして福岡の歴史を知ることもできますね。

夜は中洲の屋台で食事をしながら花見をするのもアリです。那珂川は決してキレイな川ではありませんが、疲れている時や落ち込んでいる時など、あの何ともいえない風情が心を浄化してくれる事もあります。3月末の桜が満開になる頃に是非訪れてみて下さいね。

詳細情報

施設名:清流公園
所在地:〒810-0801 福岡県福岡市博多区中洲1丁目7
アクセス:地下鉄七隈線 櫛田神社前駅から徒歩約5分
駐車場:なし(近隣にコインパーキングあり)

福岡市でおすすめのお花見スポット⑦鷲尾愛宕神社

「日本三大愛宕」の1つに数えられる鷲尾愛宕神社は、西暦72年の景行天皇の御代に創祀(そうし)された歴史ある神社で、市内でも屈指の桜の名所。縁結びのほか、開運、商売繁盛、鎮火成就等のご利益で有名です。愛宕山の山頂に鎮座しており、境内からの眺めが素晴らしいことから、夜景スポットとしても名を馳せています。

そんな愛宕神社の「愛宕桜」は美しく、桜の絶景スポットとして多くの参拝客が花見も堪能していきます。桜は早咲きの河津桜や八重桜など約2,000本の桜が植えられており、比較的長い期間楽しむことができるんですよ。

愛宕神社に咲く愛宕桜は、幸せを呼ぶ縁起の良い桜として人気があり、桜が見頃を迎える3月下旬から4月上旬には「愛宕桜まつり」が開催され、愛宕桜まつり最大の神事が「桜庭園」で神職・巫女一同によって執り行われます。夜は桜のライトアップも!

神社に咲く桜というのは何となく特別感がありますよね。お花見を楽しんだら、境内入口にある甘味茶屋「岩井屋」で和のスイーツを味わってみるのもおすすめです。

詳細情報

施設名:鷲尾愛宕神社
所在地:〒819-0015 福岡県福岡市西区愛宕2丁目7-1
アクセス:地下鉄空港線 室見駅から徒歩約11分
駐車場:なし(近隣にコインパーキングあり)

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この記事を書いた人

きくまろ/Webライター

ライター歴:約6年、趣味:ミニチュア作り。最近ハマっていること:自然散策と神社仏閣巡り、美味しい店探し。