街歩き「松戸」|千葉3位の人口を誇るベッドタウン。ファミリー層にも高評価|vol69

暮らす前に、知っておきたい街のこと。マンスリー48のスタッフが実際に歩いて、住みやすさを紹介する「街歩きシリーズ」。今回は松戸駅の周辺を散策してみました。

ー 千葉北西エリアの人気ベッドタウン「松戸」 ー

松戸市の中心駅・松戸駅西口のようす

松戸市は千葉県北西部に位置し、県内3位の人口を誇る街です。都心にも近く、東京のベッドタウンとして長く支持され続けています。駅周辺はにぎやかな繁華街でありながら、駅から5分ほど歩くだけで緑豊かなエリアもあります。都市としての利便性と自然がどちらも楽しめる点が、松戸市の大きな特徴。

「共働き子育てしやすい街2021」で総合1位も獲得し、ファミリーにも便利かつ安心して暮らせる街として人気があるのです。また江戸時代には水戸街道の宿場町が置かれ、水戸徳川家の別邸もありました。街を歩けば今でもあちらこちらに徳川家ゆかりのものが残されており、歴史の香りも感じられます。

松戸駅周辺には、2つの大学のキャンパスも設置されており、実はベッドタウンだけではなく学生の街という側面も。そんな多様性に富んだ松戸の魅力について、細かく見ていきましょう。

ー 2社3路線乗り入れる「松戸駅」 ー

JR松戸駅ホームにある駅名標

松戸市の中心駅である「松戸駅」には、JR常磐線快速(「上野東京ライン」を含む)・常磐緩行線、新京成電鉄新京成線の2社3路線が乗り入れています。都心へ通勤通学する場合には常磐線、津田沼や千葉市方面へ県内移動する場合には新京成線が利用されることが多いです。 それでは各路線について、詳しく説明していきましょう。

ー 東京駅まで最短25分!都心に直結「JR常磐線快速」 ー

JR常磐線快速の車両が入線するようす

JR常磐線は宮城県から茨城県・千葉県を経由し東京に至る路線。あまりに長い路線なので、地域ごとに細かく運行系統が分けられています。特に東京近郊では、主に茨城県の土浦駅から品川駅までの区間を運行しています。一言で「常磐線快速」と言っても、その中でも実は種類が多く、初めての方にはとてもわかりにくいです。

常磐線快速の中でも「快速」と呼ばれる種別があります。上野駅から取手駅間を結び、本数も多く設定されています。松戸駅から都内への移動に利用した場合、「北千住」駅で東京メトロ日比谷線や東武スカイツリーラインへ乗り換えが可能。また池袋駅や新宿駅方面へ向かう場合は、「日暮里」駅でJR山手線内回りに乗り換える方が多いです。

秋葉原駅や新橋・東京駅方面へ向かう場合は終点の「上野」駅で、山手線外回りや京浜東北線へ乗り換えるとよいでしょう。

「普通」と呼ばれる常磐線の中距離列車

JR常磐線快速の「普通」は、主に土浦駅から上野駅間で運用される中距離列車です。朝夕の時間帯は一部、茨城県の水戸駅や勝田駅からも運行します。のぼり方面・都心主要駅への乗り換えに関しては、前述の「快速」と全く一緒です。

くだり方面に行く場合に、快速とは異なり、取手駅から先に行けるのがポイント。また普通席グリーン車も設置されています。

成田線直通の常磐線快速

常磐線快速の中には、一部JR成田線と直通運転をしているものがあります。のぼり方面に関しては、前述の「快速」や「普通」と同じ運用ですが、くだり方面は「我孫子」駅から成田線へ直接乗り入れています。「成田」駅へ直接向かいたい場合にはとても便利な路線。ただし天王台駅や取手駅へ向かいたい場合、これらの2駅は通らないので注意が必要です。

東海道線直通「上野東京ライン」の車両

常磐線の中距離列車の中で、上野駅から先、品川駅まで行く列車は「上野東京ライン」と名づけられています。上野駅から先は、「東京」駅・「新橋」駅・「品川」駅のみ停車。上野駅から山手線・京浜東北線に乗り換えた場合より早く到着が可能です。

「東京」駅には25分、「新橋」駅に28分、終点の「品川」駅には33分でダイレクトアクセス。乗り換えなしで都内の主要エリアへ移動ができるのは、大きな魅力と言えるでしょう。ただし、運行本数は「快速」や「普通」と比べるとあまり多くありません。

ー 千代田線に乗り入れ!大手町まで一直線「JR常磐緩行線」 ー

東京メトロ千代田線に直通する「JR常磐緩行線」

駅の表示や時刻表などで「JR常磐緩行線」と表記されている、常磐線の中でも各駅停車のタイプ。亀有駅や綾瀬駅など、快速では停車しない駅をカバーします。駅のアナウンスや地元の方の間では「各駅停車」や「千代田線」と呼ばれることが多いです。

「千代田線」と地元で呼ばれている理由は、東京メトロ千代田線と直接乗り入れているからです。北千住駅までは常磐線の各駅停車の駅を細かくカバーしますが、その先は千代田線にそのままダイレクトに乗り入れています。

松戸駅から「大手町」駅まで29分、「赤坂」駅に38分、「表参道」駅には43分でダイレクトアクセス。主要なオフィス街やオシャレスポットにも乗り換えなしで一直線です。

ー 千葉県主要駅へダイレクトアクセス「新京成電鉄新京成線」 ー

松戸駅に到着した新京成線

新京成電鉄新京成線は、この松戸駅を始発駅とし、「新鎌ヶ谷」駅や「北習志野」駅を経由し、「京成津田沼」駅に至る路線です。新京成線にはこの「京成津田沼」駅まで行く列車と、京成千葉線に直接乗り入れて「千葉中央」駅に到着する列車の2系統が運行されています。

走行中の新京成線の車両

この新京成線を利用すれば、松戸駅から都内を経由せず、千葉県の主要駅である「津田沼」駅や「千葉」駅に直接アクセスができます。県内の移動にとても便利な路線であると言えるでしょう。

ー テナントも豊富!買い物に便利な「松戸駅」 ー

JRと新京成が同じ駅舎を使用する「松戸駅」。今度はその松戸駅そのものについて詳しく見ていきましょう。

JR中央改札口・出口専用

JRのメインの改札口は中央口の1カ所です。少々特殊な構造で、中央口に入口専用と出口専用の改札口が分けて設置されています。出入りする人々が交差してしまい、向こうから来た人に先にSuicaをタッチされて入れなくなる、ということはありません。人の流れが一方方向なのでとてもスムーズに出入りができます。

駅ビル「アトレ松戸」とJR線の改札口

その他に、一旦JR線を出なくても直接「新京成線」や駅ビルの「アトレ松戸」に行き来できる改札口も設置されています。混雑する駅の中をショートカットで目的地に行けるので、とても便利です。ただしこれらの改札口の場合は、ICカードのみ利用可能なので、切符を利用している際には一旦、JR線の改札口を介する必要があります。

新京成線のメインの改札口

新京成線のメインの改札口は、JR線の改札口と並んで設置されています。この他に、JR線に直接乗り換えができる改札口が2カ所設置。乗り換えもスムーズにできるのは便利ですね。

自由通路に面して設置されている「みどりの窓口」

JR線や新京成線のメインの改札口は、駅の東西の出入り口を行き来できる自由連絡通路に面して設置されています。自由通路沿いには、いくつかの改札外店舗などが設置されているので紹介いたします。

まずは「みどりの窓口」。JRの友人の切符売り場です。最近は閉鎖されている駅が多くなってしまいましたが、この近辺では唯一残されています。指定席券売機の使い方が難しいと感じられる方にはうれしい施設ですね。

立ち食いそば店の「大江戸そば」

「大江戸そば」は気軽に立ち寄れる立ち食いそばのお店。椅子席も用意されており、ゆっくり座って食事ができるのもうれしいポイント。券売機は、現金以外にもSuicaでの支払いが利用可能です。早朝から営業しているので、朝ごはんに立ち寄る方も多いです。

駅利用者に人気のカフェ「BECK’S COFFEE」

「BECK'S COFFEE」は軽食も食べられるカフェ。モーニングセットも充実しています。待ち合わせに、ちょっとした休憩に利用される方が多いです。店内は落ち着いた雰囲気です。

松戸市の行政サービスセンターも駅構内にアリ

新京成線の切符売り場の奥には、「松戸市行政サービスセンター」があります。松戸市役所は松戸駅から近くはあるのですが、急坂の上にあるのでアクセスが若干不便。各種証明書はこちらでも発行できるので、市役所まで行かなくて済むのはうれしいですね。駅の構内にはこの他にコンビニの「NEW DAYS」などもあります。

「アトレ松戸」を駅西口外からみたようす

松戸駅に直結している駅ビルもあります。それは「アトレ松戸」です。先ほどご紹介した通り、JR線の構内からも直接アクセスができます。グルメからアパレルまで、様々なテナントが集結しているので、一度にいろいろと買い物をしたいときには特に便利に利用できるでしょう。生鮮食品だけではなく、お惣菜などもあるので、自炊できない日にも強い味方です。

さて次は、松戸駅の西口・東口についてそれぞれ詳しく見ていきます。

ー 繁華街や川辺の自然に親しめる松戸駅西口エリア ー

ペデストリアンデッキから望む松戸駅西口

松戸駅は、西口エリアも東口エリアもどちらも商業施設があり栄えていますが、西口の方が繁華街の要素が東口と比べれば多いとされています。

西口の駅前には、大きなペデストリアンデッキが設置されているのが特徴。元々松戸のペデストリアンデッキは有名でしたが、最近さらに拡大され、より明るくより行き来しやすくなりました。

デッキの下にはタクシー乗り場やバス乗り場なども設置されており、雨の日にも傘を差さずに乗降できるのはうれしいポイントです。

ー 松戸駅西口のランドマーク「キテミテマツド」 ー

「キテミテマツド」の外観

松戸駅西口エリアのランドマークと言えば、大型ショッピングモールの「キテミテマツド」です。 家電量販店の「ノジマ」、インテリア・家具販売店の「ニトリ」、100円ショップの「セリア」など、生活に関連するテナントが大充実。銀行や書店、ドラッグストア、雑貨、アパレルショップ、そして飲食店が大充実。

外から直接、地下の「ロピア」に入店可能

地下1階には、食品スーパーの「ロピア松戸店」があります。日本のコストコとも呼ばれており、食料品がボリューム感満載で販売されています。ファミリーにはとても心強い存在。

店内調理のお弁当やお惣菜、出来立てのパンも人気があります。ボリュームがあるだけではなく、味も折り紙付き。忙しくて調理できない時に便利に利用できるでしょう。中にはもちろん1人前のものも取り揃えられているので、一人暮らしの方も利用しやすいです。

キテミテマツドの飲食店の案内看板

キテミテマツド内には、「タリーズコーヒー」などのカフェの他に、ラーメン店や焼肉屋、中華料理店など様々なジャンルの飲食店が集結。気分に合わせてお店選びができるのはうれしいですね。

ー 松戸駅西口のメインストリート「キテミテマツド通り商店街」 ー

ペデストリアンデッキから望む「キテミテマツド通り商店街」

松戸駅西口から「キテミテマツド」の間には、西口エリアのメインストリート「キテミテマツド通り商店街」があります。繁華街的要素の多い西口エリアですが、このメインストリートは少し他の通りとは雰囲気が異なります。

通り沿いには中学受験向けの塾や金融機関が立ち並ぶ

商店街ではありますが、予備校や進学塾、中学受験専門塾や、銀行などの金融機関の姿が多く見られます。松戸は東京に近いベッドタウンということもあり、中学受験も盛んな地域です。そのため駅近くの明るい通りには塾が集まるのだと思われます。夜間も安心して歩ける通りです。

牛丼チェーンをはじめとする飲食チェーンも多数アリ

居酒屋も中にはありますが、基本的には食事をメインとした飲食店が多いです。チェーン店が多く立ち並ぶので、どういうお店なのかすぐにわかるのはうれしいポイント。もちろん、個人経営のお店もあるので気分に合わせてお店選びが可能です。

ご飯ものもおいしい「the 3rd Burger」

この通りでオススメしたいお店は「the 3rd Burger」です。最近は高価格帯のハンバーガー店が増えましたが、こちらはセットにしても1000円以内で済みます。安いだけではなく、しっかりとおいしいのもオススメポイントです。野菜が多めに入っています。こちらはバーガー類だけではなく、ご飯ものもあるのでしっかりと食べたいときにも利用できます。

注文はタッチパネルで、出来上がるとディスプレイに番号が出てくるタイプ。システムがわからないと戸惑うと思うので、わからない場合にはスタッフさんに聞いてみるとよいでしょう。

医療機関も商店街にアリ

キテミテマツド通り商店街には、クリニックもアリ。「松戸駅前クリニック」や「松戸ひなげし皮膚科」、「平岡歯科医院」があります。体に不調が出たとしても安心ですね。調剤薬局も商店街の中に軒を連ねています。

ー 松戸の名所!風光明媚な「坂川の河津桜」 ー

坂川沿いから見た河津桜

キテミテマツドのすぐ裏手に、「坂川」という小さな川が流れています。都会的なエリアのすぐ裏手に、とても風光明媚な景色が広がります。3月上旬は川沿いに植えられている河津桜が満開になることから、多くの人々が花を楽しみに訪れます。

青空に映える河津桜

私が訪れたのは「松戸宿坂川河津桜まつり」の前日。この前の日は関東に強風が吹き荒れていましたが、それでもなお力強く咲き誇る姿は、とても美しいものでした。夜間はライトアップされるそうなので、昼間とはまた異なる、幻想的な風景が見られることでしょう。

ー 水戸徳川家と縁のある「松戸神社」 ー

松戸神社の本殿

坂川沿いにこの「松戸神社」はあります。元々は松戸の総鎮守としての役割を持っていました。江戸時代に入ると松戸は水戸街道の宿場町として整備され、この松戸神社のすぐ近くに水戸徳川家が本陣を構えたことから、水戸徳川家と大きなつながりを持つようになりました。

水戸黄門として有名な水戸光圀公も、この松戸神社に立ち寄ったそうです。境内には大きな銀杏の木があり、松戸神社の長い歴史が感じられます。

ー 地域に愛される江戸川と「健康の道エコロード」 ー

江戸川へ向かう土手

松戸神社を駅とは反対方向に出ると、何やら土手が見えてきました。この土手は江戸川の土手です。早速、のぼってみましょう。

ランナーや自転車の姿が多く見られる「健康の道エコロード」

土手の上には「健康の道エコロード」と呼ばれる、遊歩道が作られています。散歩をする方、ジョギングする方、自転車で走る方、犬の散歩の方などなど、皆さん思い思いに過ごされています。景色もいいので、天気がいい日はノンビリお散歩もいいですね。

東京スカイツリーの姿も見える江戸川の風景

健康の道エコロードからは、東京スカイツリーの姿も見えます。夕方くらいからスカイツリーはライトアップもされるので、その時間帯にスカイツリーを眺めながら散歩をするのも気持ちがいいですよ。

ー 松戸駅西口エリアの住宅街 ー

キテミテマツド付近のマンション

健康の道エコロードからみた住宅街

松戸駅西口の住宅事情を見てみましょう。駅に比較的近いエリアは、マンションの姿を多く見かけます。新しいマンションもありますが、昔ながらの建物もみられるのが特徴。利便性重視ならば、駅に近いエリアを選択するとよいでしょう。

少し駅から離れて松戸神社付近は、一転して戸建などの低層の住宅街が広がります。賃貸パートの姿もあちこちに見られており、リーズナブルに暮らすならば少し離れたエリアがオススメです。

ー 大学や官公庁もある充実の松戸駅東口 ー

松戸駅東口の外観

さて次に、松戸駅東口エリアの散策をしていきましょう。松戸駅東口は、駅前こそ平地ですが、すぐに急峻な高台が控えています。駅前エリアの平地には商店街が広がり、高台には住宅や様々な施設が設置されています。

松戸駅東口のペデストリアンデッキ

東口の駅前も西口と同様、ペデストリアンデッキが特徴です。ペデストリアンデッキは様々な商業ビルに直接つながっているので、お買い物などにとても便利。効率よく買い回りができるのは魅力です。

ー ファミレスや100円ショップもアリ!「ピアザ松戸」 ー

ペデストリアンデッキから見た「ピアザ松戸」

駅のロータリーに面している商業ビルで、特に多くの人々が訪れるのが「ピアザ松戸」。ペデストリアンデッキにもちろん直結しています。

マクドナルドや吉野家、ガストなどの気軽に入りやすい飲食店の他、ダイソー、ブックオフ、ナムコなど様々な業種のテナントが充実。どこも多くの人にニーズのあるお店であることが特徴と言えるでしょう。

ー 東口最大のショッピングモール「プラーレ松戸」 ー

多くのテナントが入る「プラーレ松戸」

松戸駅東口エリア最大のショッピングモールと言えば「プラーレ松戸」。イトーヨーカドー松戸店を中核テナントとし、その他、ダイソーや無印良品、マツモトキヨシ、フードコートなどなど様々なテナントや施設が充実しています。

プラーレ松戸の裏手には女子大の「聖徳大学」を意識してか、「3COINS」や「GU」など若い女性に人気のあるテナントもあるのはうれしいポイントです。

ー 美味しい人気店も充実!「松戸駅東口商店街」 ー

松戸東口商店会の看板

松戸駅東口エリアの南北を貫くように、「松戸東口商店会」があります。企業やクリニックなども軒を連ねますが、市内でも人気のある美味しい飲食店もあり、グルメストリートと呼んでも過言ではないでしょう。

店舗が立ち並ぶようす

松戸東口商店会には、生パスタが美味しい「SPIGA」、魚料理が評判の「松戸ビアホール」、千葉を代表する人気ラーメン店の支店「富田食堂」などなど、様々なジャンルの飲食店が充実しています。どのお店に入ればいいのか、思わず迷ってしまいますね。

ー プラーレのすぐ裏手!駅からのアクセス良好「聖徳大学」 ー

聖徳大学の校門前のようす

松戸市には2つの大学があります。そのうちのひとつが「聖徳大学」です。聖徳大学は女子大で、短期大学部も同キャンパス内に設置されています。大学は6学部・8学科で構成されており、教育から福祉、栄養学に至るまで幅広いジャンルを網羅しています。

プラーレ松戸5階からの連絡通路

松戸駅から聖徳大学までは、先ほどご紹介したショッピングモール「プラーレ松戸」の店舗内を経由すると便利です。ペデストリアンデッキから直接プラーレ松戸の2階に入り、エスカレーターで5階まで上がります。5階からは看板を頼りに出口から出ると、聖徳大学の正門前に出られます。

聖徳大学自体は高台の上にあり、徒歩でのぼるとかなり大変です。プラーレ松戸の営業時間中は、店内を通ると便利です。このアクセス方法は、聖徳大学の公式ホームページでも案内されている正式なものなんですよ。

ー 国立大学で唯一の学部?「千葉大学松戸キャンパス」 ー

千葉大学園芸学部のある松戸キャンパス

松戸駅から徒歩10分ほど、昔ながらの住宅街の中に立地するのは「千葉大学松戸キャンパス」です。この千葉大学松戸キャンパスは、国立大学で唯一のとある学部が設置されていることで有名です。それはズバリ「園芸学部」。「食と緑」の総合学府として知られ、アジアの園芸学会における最も伝統ある高等教育機関でもあるのです。

近隣の自然もフィールドワークに活用しながら、日々学生さんたちは学びを深めているそうです。

ー 水戸徳川家ゆかりの地「戸定が丘歴史公園」 ー

国の重要文化財にも指定されている戸定邸の外観

千葉大学松戸キャンパスに隣接して「戸定が丘歴史公園」があります。戸定邸と庭園、戸定歴史館(博物館)、松雲亭(茶室)から構成されています。元々は水戸藩最後の藩主・徳川昭武によって作られました。日本に現存する最後の西洋庭園もあり、和洋折衷の幕末や開国後の文化がほどよくミックスされた歴史を感じるスポットです。特に戸定邸は国の重要文化財に指定されている、貴重な建物。

戸定邸の奥座敷から見た松戸市街の風景

建物内からも松戸市街を見渡せるのもオススメポイントのひとつ。冬の天気が良い日には富士山を眺めることも可能です。風光明媚な場所として、今もなお多くの人々を魅了しつづけています。

ー 松戸グルメと言えば”とみ田”!?「松戸中華そば 富田食堂」 ー

「富田食堂」の外観

松戸はグルメの宝庫ですが、その中でも特に有名なのは「中華そば とみ田」です。コンビニなどで何度もコラボがされており、ご存じの方も多いのではないでしょうか。様々な業態の支店も多くあり、最近ではとんかつ店までオープンしています。

自家製の極太麺と豚骨魚介スープが特徴のつけ麺は、何度でも食べたくなる深い味わい。朝配布される整理券はすぐに完売してしまい、中々本店で食べることができません。

今回はそんな「とみ田」の支店で、本店にメニューが近い「松戸中華そば富田食堂」へ訪問しました。

特製濃厚つけ麺

私が注文したのは、「特製濃厚つけ麺(ミニ)」1280円(税込み)です。どろどろとした濃厚な豚骨魚介スープ、国産小麦のみを使用した自家製極太麺、4種類のチャーシュー、そして煮卵で構成。チャーシューはTOKYO-Xなどのブランド豚を使用し、とても上品な味わい。きめが細かく、でもボリューム感も満載です。

今回は麺をミニサイズにしましたが、チャーシューでかなりボリュームがあるので、普通のサイズのラーメンを食べたときよりも食べ応えがありました。

自家製の極太麺が特徴

つけ汁は極太麺に良く絡むのであまり残らないのですが、もしも余った場合にはスタッフさんに声をかけると、スープ割にしてもらえます。柚子も入っていて違う味わいが楽しめます。「富田食堂」では、本店にはない餃子やチャーハンも楽しめるので、こちらもぜひオススメです。

ー 松戸駅西口エリアの住宅エリア ー

跨線橋付近のマンションのようす

松戸駅東側エリアは、駅に近い低地のエリアにはマンションが多く建てられていますが、高台の上は戸建住宅の方が多く見られる傾向にあります。特に高台の戸建ては、立派なお宅も多く、治安もとても良好なので暮らしやすいでしょう。

ー 自然や歴史に親しみつつ、利便性も求める方にオススメの街 ー

松戸神社とキテミテマツド

今回は松戸の街歩きをお伝えしました。

東京の都心からとても近いのに、自然豊かな環境も広がる松戸。また水戸の徳川家との強いつながりを今なお感じさせる街でもあります。駅周辺は大きなショッピングモールや商店街、飲食店も充実しており、生活環境もバツグン。 子育て中のファミリーにも、松戸市内の学校に通う一人暮らしの学生も、そして都心で仕事をするビジネスパーソンにも暮らしやすい街であると言えるでしょう。

そんな松戸に住みたいとお考えの方、松戸の魅力をもっともっと知りたくありませんか?そんな方にオススメなのが、マンスリーマンションでのお試し住みです。

マンスリーマンションでお試し住みすれば、通勤・通学へのアクセス性や気になるお店も、じっくりチェックできますよ。もちろん、敷金不要で必要な家具家電はすべて揃っていますので、面倒なお引越しも必要ありません。お部屋探しからお引越しまで2日あれば完了します。気になる街のマンスリーマンションもぜひ、チェックしてみてくださいね。

この記事を書いた人

千葉みなと

フリーランス歴15年以上の40代ライター。大学生と高校生の一男一女の母。東京在住。
子どもの手が離れつつあり、今では自分の時間を満喫しています。趣味は散歩、乗り鉄、料理、スポーツ観戦、謎解きイベント参戦。夏は野球(プロアマ問わず)、冬はラグビーを観戦。
青春18きっぷが発売されている期間は、あちこちの列車に乗りに行っています。お気に入りの路線は、JR大糸線・木次線・水郡線など。山越えの列車にロマンを感じています。