【福岡市】美術館おすすめ5選!アート好きは要チェック。

雨の日でも楽しめる美術館。たとえ詳しくなくても美意識が磨かれますし、「なんかいいな!」と思ったらその感覚にしたがって観に行くと、「この作品は面白い!」と思えるものに出会えたりするものです。2019年には福岡市美術館がリニューアルオープンしました!

今回は、福岡市内でおすすめの美術館を5つ厳選!敷金不要で家具家電付き、簡単に「お試し住み」ができる美術館付近のお得なマンスリーマンションも合わせてご紹介しますので、チェックしてみて下さいね。

福岡市の美術館おすすめ①福岡アジア美術館

1999年に博多リバレインの7Fと8Fにオープンした福岡アジア美術館は、アジア23ヶ国・地域の約4,500点に上るコレクションを持ち、アジアの近現代美術作品を系統的に収集・保管・展示する世界でも随一の美術館です。絵画のほかに彫刻、版画、工芸などを多数収蔵しています。

作品は従来の「美術」の枠にとらわれないもので、アジア美術の中でも独自性が高く、ユニークな美意識を示す作品を収集。常に新鮮なアジア美術に触れ、「アジアの今」を表現するアーティスト達の作品を観ることができる美術館です。

決して西洋美術の模倣ではなく、伝統の繰り返しでもない変化し続けるアジアの今が詰まった美術作品。そこにはどんなメッセージが込められているのか、作品を通して受け取り、たとえそれが偶然出逢った作品であってもその魅力に自然と心が強く動かされる事でしょう。

場所は中洲川端駅の6番出口に直結した博多リバレインなので、非常にアクセスしやすいのもこの美術館の魅力の1つ。ショッピングモールやグルメスポットも満載ですし、天神にも歩いて行けます。時には人気のあるジブリ作品やアニメの企画展、バンクシー等人気作家の作品の展覧会も催されるなど、多様なジャンルで展示が行われるので、来場者も多めです。

7Fにはアートカフェがあり、国内外のアジアのアートや旅に関する約10,000冊の書籍が閲覧できます。図書館のような感覚でカフェを楽しめるのも魅力!同じく7Fにはもう1つミュージアムカフェがあり、オープンカフェでとっても明るい空間になっています。プレートランチやホットサンド、スイーツに月替りのコーヒーなど満足度の高いメニューが揃っていますよ。

詳細情報

店舗名:福岡アジア美術館
所在地:〒812-0027 福岡県福岡市博多区下川端町3-17 リバレインセンタービル8F
アクセス:地下鉄空港線 中洲川端駅6番出口からすぐ
営業時間:9:30~18:00(金・土は20時まで/水曜定休)
入館料:一般200円(団体150円)
駐車場:リバレインの地下にあり(有料)

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福岡市の美術館おすすめ②福岡市美術館

福岡市美術館は、水と緑のオアシス・大濠公園の敷地内にある美術館で、地下鉄空港線の大濠公園駅から歩いて10分程の場所に位置しています。東京の「国立西洋美術館」を設計した世界的建築家のル・コルビュジエに師事した日本近代建築の巨匠・前川國男によって設計された当館は、2019年3月に2年半の改装期間を経て、リニューアルオープンしました。

こちらの美術館では、古美術から近現代の美術まで約1万6千点を所蔵しており、主要な美術展はこちらで開催されることがほとんどです。常設展では、坂本繁二郎や青木繁といった九州の近代画家を中心に、国内外の絵画や彫刻を展示。ミロやシャガール、ダリ、アンディ・ウォーホルといった有名画家の作品なども展示しています。

重要文化財としては、福岡藩主・黒田家の資料(源氏物語系図など)や、「日本の電気王」「電力の鬼」といわれた実業家であり茶人でもある松永安左エ門(まつなが やすざえもん)のコレクションなどを所蔵しており、茶道具や仏教美術などの素晴らしい芸術品の数々を観覧することができます。

コレクション展(常設展)や企画展を観るだけであれば200円で、興味深い作品も多く、海外から訪れた人々も展示内容とコスパの良さに満足している方が多く見受けられます。

リニューアルによって老朽化した建物も一新され、各展示室も大幅にリニューアル。これまで以上に便利になりました。新しくできた玄関アプローチそばには、スタイリッシュなカフェ「アクアム」を新設。名物の”大濠シュー”が人気の「アクアム」は大濠公園の広い池に面しており、カフェから大濠公園を一望できるのも魅力となっています。

アートやグルメを楽しんだ後は、茶室も備えたお隣の日本庭園を散策するのもおすすめです。東京の小石川後楽園などの大規模庭園のような、築山や林などに囲まれた園内を回遊して鑑賞する築山林泉廻遊式庭園となっており、美しい庭園でも眼福を味わえます。

詳細情報

店舗名:福岡市美術館
所在地:〒810-0051 福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
アクセス:地下鉄空港線 大濠公園駅3番出口から徒歩約10分
営業時間:9:30~17:30(月曜定休)※入館は17時まで
入館料:一般200円(団体150円)
駐車場:あり(有料)

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福岡市の美術館おすすめ③博多港ベイサイドミュージアム

360度あらゆる角度から博多の街や博多湾を一望できる「博多ポートタワー」の1Fにある博多港ベイサイドミュージアムは、博多港の歴史や役割について映像やパネル、模型で楽しく学べる施設。2022年3月にリニューアルされ、2年9ヶ月ぶりに改装オープンしました。入館料は無料です。

福岡の街は2000年前から海外との貿易によって栄えてきました。博多港の存在は知っていても、その歴史や役割、航路など詳しいことまでは案外知らないもの。それが分かりやすく展示されているのがこのミュージアムです。福岡からいかに多くの港とつながっているかも分かります。コンテナクレーンの体験もできますよ。

コンテナクレーン体験ブースでモニターを見ながら、船から積み上げるコンテナを本当に吊り上げているかのような感覚を味わえるのが人気です。あまり人は多くないので、ゆっくり見ることができるし、何かわからないことがあっても、係員の人がいるので質問もできます。

船のレーダーや羅針盤にふれたりして「キッザニア」と同じような体験が無料で出来てしまいます。丁寧に作られた模型の豪華客船や遣唐使船など時代ごとの交易船の模型も素晴らしく、思わず見入ってしまう人も。その時代その時代の歴史の変遷も分かりますよ。大人になったら社会科見学はなかなかできませんから、こうやって学べる機会があるというのは見逃したくないものです。

ベイサイドミュージアムでひととおり博多港のことを学んだら、ポートタワーに登って博多の絶景を見るのがオススメ。ベイサイドプレイスでミニ水族館を楽しんだり、ストリートピアノを聴いてみたり、お買い物を楽しむのもいいですね。博多港ベイサイドミュージアムは水曜日が定休日ですが、水曜が祝日の場合はその翌日が休館日となります。

詳細情報

店舗名:博多港ベイサイドミュージアム
所在地:〒812-0021 福岡県福岡市博多区築港本町14-14-1
アクセス:地下鉄箱崎線 呉服町駅から徒歩約20分/天神駅からバスで約12分
営業時間:10:00~17:00(入場は16:40まで/水曜・年末年始定休)
入館料:無料
駐車場:あり(有料)

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福岡市の美術館おすすめ④福岡県立美術館

図書館と美術館を併設した文化会館として、1964(昭和39)年に北天神の須崎公園に開館したのが前身の福岡県文化会館で、そこから福岡県立図書館を分離し、1985(昭和60)年に全面改装してできたのが福岡県立美術館です。

地下鉄空港線の天神駅から歩いても10分程度とアクセスしやすい為、ショッピングついでに寄れるのもこの美術館のおすすめポイント。福岡県立美術館のある須崎公園は、平日の昼間もたくさんの人々が集まる緑豊かで花々にも癒やされる広場となっています。春はお花見の穴場スポットです。

美術館には、青木繁や坂本繁二郎、川辺御楯、高島野十郎など福岡県にゆかりのある作家の作品を中心に、久留米絣や九州の古陶磁などのコレクションも収蔵されています。企画展は年に数回あり、たまにモネやゴッホなどの展覧会が行われたりもしますが、どちらかといえば西洋画より日本画の展示が多い印象です。日本画が好きな人には特におすすめです。

1階から3階までは無料のエリアで、4階が有料のエリアになっており、4階の「髙島野十郎(たかしまやじゅうろう)特設コーナー」では、20世紀前半から後半にかけて活躍した久留米市出身の洋画家・髙島野十郎の作品が複数展示されているほか、福岡県にゆかりのある作家の彫刻作品なども常設展示されています。

1Fには2022年にレストランからカフェに新装オープンして日が浅い「県立美術館喫茶室」があるのも注目ポイントの1つ。開店は11時からですが、木のあたたかみとセンスの良さが感じられるおしゃれな空間です。ピアノや美術系の本などがあり、安くて魅力的なカフェメニューもプラスポイント。

福岡県立美術館は2029年度に現在の大濠公園近くの福岡武道館がある場所へ移転予定となっており、現在の2倍の大きさになるのだとか。どのように変わるのかが楽しみなところです。福岡県立美術館の定休日は月曜日ですが、祝日に当たった場合はその翌日が休館日になります。

詳細情報

店舗名:福岡県立美術館
所在地:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神5丁目2-1
アクセス:地下鉄空港線 天神駅「東1a」または「東1b」から徒歩約10分
営業時間:9:00~18:00(月曜定休)※入場は17時半まで
入館料:一般210円(団体170円)
駐車場:あり(無料)

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福岡市の美術館おすすめ⑤みぞえ画廊 福岡店

地行浜の「PayPayドーム」や「MARK IS 福岡ももち」にほど近い「みぞえ画廊 福岡店」は2008年にオープンしたギャラリーで、フラワーショップと手入れの行き届いた1,000坪の庭園、カリフォルニアワイン専門店を併設しています。ちょうど韓国領事館と中国福岡総領事館の間に位置しており、地下鉄唐人町駅からは歩いて10分程。入館料が無料で、福岡タワーや「MARK IS 福岡ももち」を観光がてらに気軽に立ち寄れる施設です。

館内は雰囲気も良く、展示作品も見ごたえのあるものばかり!ルノワールやピカソなど有名な巨匠の名品から新進気鋭の若手作家まで豊富に取り揃えており、さほど絵に詳しくなくとも好きになれる作品が見つかりそうな展示内容です。展示スペースは2階にもあり、常設展示と企画展を見ることができます。

絵はレプリカではなく、本物。これだけの展示物を無料で公開している例は珍しく、間違いなく穴場の展示施設です。絵の販売も行っていて、有名画家のリトグラフでも数万円ほどのお手頃価格で購入できたりすることも。ユトリロやシャガール、マティス、ルオーなど19世紀から20世紀にかけて活躍した有名画家達の名画が集結する展示会なども見ておきたいところです。

敷地内の庭園はなんと1,000坪。この「ツイン・アート・ギャラリー」は、敷地全体で落ち着いた雰囲気が形成されており、閑静な街並みの魅力向上につながっているとして「第22回(2008年度)福岡市都市景観賞」を受賞しています。

お隣のワイン専門店「エムセラーズ地行浜店」では、定期的にワイン会も行っています。カリフォルニアワインを中心に、品質が良く芳醇なアメリカワインを種類豊富に提供。1本3,000円ぐらいから購入でき、ソムリエに相談すれば好みに合ったワインを選んでもらえます。

詳細情報

店舗名:みぞえ画廊 福岡店
所在地:〒810-0065 福岡県福岡市中央区地行浜1丁目2-5
アクセス:地下鉄空港線 唐人町駅1番出口から徒歩約11分
営業時間:10:00~18:00(木曜定休、夏季・年末年始休みあり)
入館料:無料
駐車場:あり(無料)

美術館の近くに、マンスリーマンションでお試しに住みしてみませんか?

福岡のオススメ美術館で、行ってみたい場所はありますか?今回ご紹介した美術館は有名所から穴場まで。もしかしたらすでに行ったことがある場所もあるかもしれませんね。ですが毎週のように通ってみたり、企画が変わるたびに足を運んでみると新たな発見があったりして、楽しい日々が送れることも。

素敵な美術館の近くに住みたい方は、引っ越す前にお試し住みをしてみませんか?マンスリーマンションなら、敷金不要であらかじめ必要な家具家電が揃っています。面倒なお引っ越しは不要なため、すぐにでも美術館巡りと周辺の住み心地を体感いただけますよ。気になるエリアがある方はぜひチェックしてみてくださいね。

この記事を書いた人

きくまろ/Webライター

ライター歴:約6年、趣味:ミニチュア作り。最近ハマっていること:自然散策と神社仏閣巡り、美味しい店探し。