【実例】こんなシェアハウス生活は嫌だ!具体的トラブルと対策。

家賃が一人暮らしより抑えられたり、ライフラインの開栓・開通手続きが不要だったりといったメリットのあるシェアハウス。複数人で暮らすため、1人で住むより寂しさがなくにぎやかな毎日を過ごせるでしょう。しかし、実際に暮らして見ると、デメリットに頭を悩ませることも。

「たくさんの人と一緒に過ごせるから、充実した日が送れると思ったのに・・・」
「海外の人が多く利用しているから、留学気分のつもりだったけれど何だか違う・・・」

このような悩みを持つ方も少なくありません。

今回は、シェアハウスでの生活で起こりうるトラブルについてご紹介します。具体的なトラブル事例と、その対策を詳しく解説。シェアハウスのトラブルに悩んでいる方はぜひ、参考にしてください。これからシェアハウスでの暮らしを予定している方も、「こんなはずではなかった・・・」と後悔は避けたいですよね。人との交流がある分、デメリットが発生しやすい点を念頭に置いておきましょう。

トラブル事例1:騒音

具体的なトラブル事例として、まずは音問題から見てみましょう。音についてのトラブルの内容や、自分でできる対策をご紹介します。シェアメイトが出す音に悩んでいる方は、対策してみませんか。

静かな暮らしができない

一人暮らしなら自分が静かにすれば、穏やかに過ごせます。頑丈で防音性能の高い建築技法のRC構造やSRC構造の物件を選ぶと、近隣のお部屋からの音が聞こえにくいでしょう。自分の部屋からの音漏れの心配もほぼありません。

一方でシェアアウスは、複数の人で1つの物件に住んでいるため静かな暮らしをしづらいことがトラブルの原因に。リビングの話し声が部屋まで聞こえてくることもあるでしょう。「自室=静かに過ごせる」と限らない点もデメリットです。シェアメイトの部屋からテレビや電話の話し声などの音が聞こえてくることも。

もしかすると楽器を部屋で演奏するシェアメイトもいるかもしれません。オンライン学習やテレワークなどが静かな環境で取り組めないと、邪魔されたと感じますよね。小さなイライラも積み重なると大きなトラブルに発展するのです。

騒音問題への対策

騒音トラブルに対して、内見時と入居後の2つのタイミングで対策ができます。

内見時には、リビングや廊下などの話し声や物音がどれくらい聞こえるのかを確認しましょう。個室の扉を閉じた状態で音が聞こえる具合をチェックします。どの程度聞こえるのかを事前に把握できていると、入居後にイライラすることは少ないでしょう。複数の人で住むため、各自が思いやりの気持ちを持つことが大切です。

各部屋での過ごし方のルールも内見時に確認してください。部屋で電話をしたり、楽器演奏をしたりする場合は何時まで良いのかのルールをチェックします。

入居後は、自分の部屋からの音漏れを防ぐ対策に取り組んでみましょう。吸音マットを床に敷いたり隙間テープを窓やドアに貼ったりして音漏れを防ぎます。周囲の人へ配慮することで、自分が音問題のトラブルの火種とならずに済みますね。

トラブル事例2:ルール無視

シェアハウスは、住民が快適に暮らすためのルールが決められているところがほとんどです。しかし「自分さえ良ければ」と守らない人も。どのようなトラブルがあるのかを見てみましょう。

自分勝手な行動が迷惑の原因

自分さえ快適なら、周囲が迷惑をしていても気にならないシェアメイトがトラブルの原因です。建物内が禁煙にもかかわらず「換気扇の下で吸えば大丈夫」といって喫煙する人がいるかもしれません。分煙されていても、喫煙スペースまでいくのが面倒だと言って守らないこともあるでしょう。

共用部分の掃除が当番制のシェアハウスがあります。当番の日に「どうせ汚れるから」などと言って掃除をやらない人が出てくることも。まじめに掃除に取り組む人は、損をしている気持ちを抱きますよね。

騒音問題にもつながるルール無視もあります。たとえば電話の使用時間です。決められた時間外に電話をすると、声が響きうるさく感じるでしょう。ルールを無視するのはシェアメイトだけではありません。シェアメイトの友人が、ルールを無視するケースもあります。来客者もルールを守れるよう、友人を呼んだ本人によるフォローが大切です。

ルール無視するシェアメイトへの対策

自分がきっちりルールを守っていても、シェアメイトが違反ばかりしていると、イライラが募るものです。ルール無視への対策は、「決まりを破ってもメリットがない」と思わせることです。そのために、罰則規定を作ってみませんか。たとえば掃除やごみ捨てなどの忘れた当番があれば、1ヶ月間担当するというもの。毎日担当になるのは負担なので、ルールは守ろうという気持ちを引き出せるでしょう。

シェアメイトに直接注意できる関係なら、本人にルール無視をしていることを伝えるのも効果があります。ただし言い方には注意を払い、高圧的な表現にならないように配慮してくださいね。

トラブル事例3:共用スペーストラブル

通常の賃貸物件でも、共用スペースはあります。エレベーターや廊下などが共用スペースです。シェアハウスの共用スペースは、生活に関わる場所がほとんどです。一緒に住むシェアメイト同士が自分中心の行動を取ることでトラブルに発展します。

建物内にある共有設備を使用する際には、シェアメイトへの配慮ができていないと、不満が溜まりやすくトラブルの原因になります。たとえば、洗濯機。終了音が鳴った後もそのまま放置していると、他の人が使いたいと思っていても使えません。自分だけのものかのように扱う人が多いほど、揉めることが増えるでしょう。

キッチンも共有スペースだという意識が必要です。シンクに食器がそのまま残っていたり調理に使ったものを出しっぱなしにしていたり・・・。次に使う人がうんざりしますよね。自分が調理中は、ニオイがそれほど気にならないかもしれません。

しかし他人が料理しているときのニオイは意外に気になるもの。リビングや廊下などにニオイが流れ込んでしまうかもしれません。強いニオイが出やすいものは調理を避ける配慮が必要です。いかに他人へ気遣いができるかが、シェアハウスでのトラブルを避けるポイントでしょう。

共用スペーストラブルへの対策

共用スペースで起こるトラブルへの対策は、内見時に可能です。キッチンや洗面所、お風呂などの共用スペースの清潔度をしっかりチェックしてくださいね。清潔感がある共用スペースなら、シェアメイトへの配慮を持った入居者が多いと判断できるでしょう。共用スペースのルールも内見時に確認しておくのもおすすめです。ルールをわかったうえで入居するのと、暮らしてから「知らなかった・・・」と思うのでは、まったく違いますよね。

暮らし始めてから共用スペースでのトラブルを避けるには、利用者の少ない時間帯を狙うのがポイント。使いたい人が多い時間帯は、自分のタイミングで利用ができずイライラしてしまうかもしれません。心穏やかに過ごすため、時間帯をずらしてみましょう。

トラブル事例4:私物盗難

一人暮らしなら、部屋のどこに何を置いても自分の物が他人に盗られることはありません。しかしシェアハウスでは、私物盗難が起きる可能性はゼロではありません。置き場所や管理方法を考慮することが大切です。

いつの間にか自分の物がなくなる

「置いたはずのものがなくなっている・・・」

いつの間にか自分の物がなくなるトラブル。シェアハウスでの私物盗難に遭いやすいものとして、玄関においた靴や浴室に置きっぱなしの入浴グッズなどが挙げられるでしょう。冷蔵庫の作り置きの食事を勝手に食べられるケースもあります。

玄関も浴室もシェアハウスの共用スペースです。シェアメイト全員で使うからこそ、「こっそり盗んでもバレない」と良くない思考をする方が出てくるのかもしれません。私物盗難に遭うと、信頼していた人たちから裏切られた気持ちを持ちますよね。

大切なものを盗られないための対策

自分の大切な物を盗られないためには、共用部分に物を置かないことが最善策です。入浴グッズは個室に保管し、必要なときに浴室へ持っていくスタイルにすると良いでしょう。ただ、個室に置いておけば安心とは言い切れない点が残念なところ。不在にしたタイミングを狙い、こっそり侵入する人がいるかもしれません。プライベートな部屋には鍵をかけて、勝手に立ち入られない対策をしましょう。

冷蔵庫の食材は容器に名前を書き、自分のものだということがわかるようにアピールします。大きく書かれた名前は、勝手に食べようとしていた人の抑止力になるはずです。高価なものをシェアハウスにそもそも持ち込まないことも大切。目立つところに、高価なものがあると羨ましがる人もいます。羨ましい気持ちが私物盗難へ駆り立てる恐れも。少しでも被害を出さないために、シェアハウスに持ちこむのは必要最低限の量にしましょう。

トラブル事例5:金銭の貸し借り

家賃を銀行口座引き落としやクレジットカード支払いにしていると、お金の貸し借りは発生しないと思っていませんか?家賃でなくてもお金の借りようとする人がシェアハウスにいると、のちのちになって大きなトラブルへと発展する可能性があります。

貸したお金が返ってこない

「出費がかさんで今月は赤字・・・」

予定外の出費が立て続けに起こると、残高が厳しくなることもあるでしょう。そのようなときに、声をかけやすいからといってシェアメイト同士でお金の貸し借りをする方がいます。お金の貸し借りで陥りがちの事態は、貸したお金が返ってこないということ。「絶対に返すから」と言って貸してもらい、返金を指摘されても返さない人も中にはいます。

お金で揉めないための対策

お金でシェアメイトと揉めないためには、「どんなに仲が良い人でも絶対に貸さない」という強い信念を持ってください。お金を貸してしまえば、何らかのトラブルを生みます。もしお金が返ってきても、「貸してくれる人」とターゲットにされてしまうかもしれません。お金を貸してほしいという要求もどんどんエスカレートする恐れも。シェアメイトと金銭面で揉めてしまうと、良好だった人間関係が一気に悪化することでしょう。

トラブル事例6:人間関係

学校やアルバイト先、会社など人間関係のトラブルに、巻き込まれた経験がある方は多いことでしょう。たくさんの人が関わる場所では、問題が起きやすいもの。シェアハウスも同じです。人間関係のトラブルについて詳しく見ていきましょう。

複数で暮らすからこそ起きる人間関係のトラブル

複数の人たちが集まり暮らしているからこそ、人間関係で揉めることが出てきます。シェアメイトの全員が自分の性格に合うタイプなら良いでしょう。しかし、気が合わない人はいるものです。「苦手」「関わりたくない」と思っていても、シェアハウスで暮らしていくうえでは、コミュニケーションを取る必要があります。

年齢が近い者同士なら、打ち解けるまでにそれほど時間はかからないでしょう。行動に年齢のギャップを感じることも少ないはずです。では、シェアメイトと年齢差がある場合はどうでしょうか。よそよそしさや話題についていけないなど、住み続けるのが苦しく感じるケースもあるでしょう。人をたくさん呼ぶような、にぎやかなシェアメイトがいるところも雰囲気に苦手意識を持つかもしれませんね。

人間関係のトラブルに合わないための対策

人間関係でつらい思いをしないためには、内見時のチェックが大切です。人がいる時間に内見し、シェアメイト同士の人間関係や様子を見てくださいね。不仲なシェアメイトがいると、入居後はギスギスした雰囲気に悩むかもしれません。にぎやかな雰囲気が苦手な方は、少人数の物件を選んだり、内見したときに穏やかなシェアメイトが多いかをチェックしたりしましょう。

ただ、注意深く物件を選んだとしても、気が合わない人は出てくるものです。世の中には自分と気の合わない人もいるものと割り切ることも大切ですよ。苦手だと思う人へも礼儀を持って接すると、大きなトラブルには発展しないでしょう。

トラブル事例7:男女関係

入居可能な性別が限定されたシェアハウスもありますが、特に決められていないところも多くあります。しかし男女が1つの建物内で暮らしていると、トラブルに発展するケースも少なくありません。

恋愛関係に発展するとややこしい

シェアハウス内で恋愛関係に発展すると、周りのシェアメイトが気まずい思いをします。2人が破局を迎えることでシェアハウス内が、さらに居心地悪い空気に。狭い人間関係の中での恋愛がややこしさを際立たせていますね。純粋に暮らす目的ではなく、恋人がほしくて入居する人も中にはいます。しつこく言い寄られて困る方もいることでしょう。

出会いを求めていない方には、とても迷惑に感じる行動ですよね。男女比に極端に偏りがあるシェアハウスでは、少ない方の性別の方がくつろぎにくいため居心地の悪さを感じるでしょう。

男女関係のトラブルに巻き込まれないための対策

トラブルに巻き込まれないためには、内見時に男女比を確認しておきましょう。極端に偏りがある場合は暮らしにくさを感じる恐れも。入居するかどうかはよく考えたうえで判断してくださいね。男性の目がどうしても気になる場合は、女性専用のシェアハウスも検討に入れるのもおすすめですよ。

入居後にできる対策は、不純な動機で入居している人には関わらないことです。しつこく言い寄られないために、適度な距離感を保つようにしましょう。

自分がシェアハウス内で交際に発展することも起こりうるかもしれません。もし、シェアメイトと交際をしたときは、周囲への配慮が必要です。気まずい思いをさせないために、住んでいるシェアハウスから退去することも検討してくださいね。「どのようにすればみんなが快適に過ごせるのか」を考えた行動がポイントですよ。

トラブル事例8:文化の違い

外国人が多く利用しているシェアアウスがあり、国際交流を目的に選ぶ方もいます。海外留学をするより、手軽に外国人とコミュニケーションが取れそうですよね。しかし、文化の違いがトラブルに発展する可能性があります。

日本での「普通」「暗黙の了解」が伝わらない

「普通」や「暗黙の了解」と言われるような感覚。日本で生まれ育っていると、家族や学校、アルバイト先などさまざまな場所を通じて自然と身についていきます。しかし外国で育った方には、日本ならではの「暗黙の了解」の感覚を持ち合わせていません。そのため文化の違いにより、トラブルに発展しやすいのでしょう。

たとえば、人のものを勝手に使ってはいけないという意識の低さから起きるトラブル。冷蔵庫に入れた食材や浴室に置いた入浴グッズなどを、勝手に使われてしまうこともあるでしょう。また、たくさんの友人たちを呼んで大騒ぎする人も。複数人で住んでいることへの気遣いが感じられないため、他のシェアメイトが迷惑するのです。

文化が違うからこそトラブルを避ける対策

文化が違うからこそ起きるトラブルの原因は、日本ならではの暗黙のルールが伝わらないからです。トラブルを避けるために、シェアメイトと話し合い自分の意見は明確にしてくださいね。持ち物に名前を書いたり、友人を呼ぶときのルールを決めたりすると良いでしょう。

内見時にもできる対策があります。国際色が豊かなエリアでは、内見時に外国人の受け入れ人数について確認しましょう。特に、シェアハウスでの暮らしに国際交流を求めていない方は、事前にシェアメイトと顔合わせをしておくと安心ですよ。

シェアハウスでのトラブルを避けるためにできること

シェアハウスで起こりうるトラブルを8つご紹介してきましたが、揉め事に巻き込まれない暮らしをしたいですよね。ここでは、シェアハウスでのトラブルを避けるためにできることを3つご紹介します。安心して暮らせるシェアハウスに出会いたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

安すぎるところは避ける

毎月支払う家賃は、なるべく抑えたいと思うもの。家賃が抑えられると、自分がお金をかけたいと思うところを充実させたり貯金ができたりなど、思い通りの生活ができそうですよね。しかしあまりにも安すぎる物件は、トラブルに遭いやすいため避けましょう。家賃が低価格なところは、安い分利用者の質も低くなる傾向があります。

シェアハウスのトラブルでは、複数人で暮らしている配慮ができていないことが原因になりがちです。ある程度の家賃が必要な物件を選んだほうが、安心安全に暮らせるでしょう。

また、繁華街など夜でもにぎやかな場所の近くに建つ物件も避けましょう。繁華街周辺は、食事場所には困らないため、外食が多い方にとっては住みやすい環境かもしれません。しかし、治安面では不安を覚える恐れも。内見時に周辺環境もよく見て、選んでくださいね。

住む人を確認する

シェアハウスは複数人で住む物件なので、どのような人が住んでいるのかを確認することが大切です。なかには外国人が多く住むエリアもあるでしょう。国際交流を目的としない方は、シェアハウス内に外国人が多く住んでいないかをチェックしておくと安心です。日本とは異なる文化で生まれ育った人が多いシェアハウスでは、想定外のトラブルに遭う可能性が高まります。

「トラブルが発生したときに、対処が難しいかも・・・」と不安を覚える方は、親しい友人と一緒に住むのもひとつの方法です。友人がいれば、トラブルに遭って落ち着いて対応ができるでしょう。

シェアハウス内の住民の質を内見時に、見ておくのもおすすめです。チェックする箇所は、共用部。汚れやゴミが溜まっている物件では、入居後は何らかのトラブルに巻き込まれるかもしれません。清潔感があり、掃除が行き届いたシェアハウスは、シェアメイト同士の気遣いがあると判断できるでしょう。

シェアハウス内の設備の充実度や対応をチェックする

シェアハウス選びでは、人だけでなく設備の充実度も内見時にチェックしておきましょう。テレワークやオンライン学習、動画視聴などインターネットを使う機会は多いですよね。Wi-Fiの速度を確認し、問題なく使える環境かどうかを調べます。「インターネット無料」のお部屋でも、回線状況が良くないケースもあるかもしれません。

騒音や私物盗難など、シェアハウス内で起こりうるトラブルへの対策も確認してくださいね。対策が施されたシェアハウスは問題が発生しにくいので、安心して暮らしやすいでしょう。実施している対策を事前に把握することで、運営会社の住民への対応力が計れますよ。もしものときは頼りになる運営会社のシェアハウスなら、安心感が違いますね。

シェアハウスでの全トラブルに共通の対処法

最後に、シェアハウスでのトラブルすべてに共通する対処法を2つご紹介します。詳しい事例を挙げ、それぞれのトラブルに対しての対策や避けるための方法を紹介してきました。しかし、自分でできることにも限りがあります。本当に困ったときは、ここでご紹介する2つの方法を検討してみませんか。

運営元の会社に相談

トラブルを起こしたシェアメイトに直接言って解決できれば良いですが、場合によってはさらに揉める恐れもありますよね。何らかのトラブルが発生し、自分でできる対策をしても改善が見られないケースも。そのような困った事態になったときは、運営元の会社にぜひ相談しましょう。

運営元の会社の仕事は、入居希望者の募集や案内業務だけではありません。物件の維持や管理も仕事に含まれています。シェアメイト同士での解決が難しいときは、運営元の会社に相談すると、早期改善が見込めるかもしれません。

自分とシェアメイトとの間に運営元を挟むので、当事者同士で解決するよりスムーズに進む可能性も。シェアハウスをたくさん運営してきた会社なら、トラブルをスムーズに解決できるノウハウを持っています。新たなルール設定や見直しなどを実施して、快適な生活に戻るよう対応してもらえるでしょう。

今住んでいるシェアハウスを変える

シェアハウス内のトラブルは、対策をしてもすぐに改善される保証が残念ながらありません。問題を起こすシェアメイトがいる物件では、何か改善できたことがあっても、新たなトラブルが発生する恐れもあります。

シェアメイトが何かトラブルを起こすたびにイライラしたり不安になったりする生活。楽しくない毎日を送るより、思い切って今住んでいるシェアハウスを変えてみませんか。環境が変われば快適な暮らしが送れるかもしれませんよ。

また今まさにトラブルに悩んでいるからこそ、失敗を避けるためにお部屋探しで見ておきたいポイントが明確になっていますよね。経験を生かし、今の環境から出ていくのも対処法の1つです。

マンスリーマンションなら快適な暮らしを実現可能

シェアハウスは、人と交流しながら暮らせる点が、一人暮らしにはないメリットです。しかしそのメリットも、ときにはデメリットに。シェアメイトが出す音に悩んだり、共用スペースの汚れが気になったりなど、些細なことがのちのちに大きなトラブルへと発展する可能性があります。私物盗難や人間関係のトラブルも他人と一緒に住むから起きるものだと言えるでしょう。

シェアハウスのデメリットをカバーできる物件を選んでみませんか。マンスリーマンションなら通常の賃貸物件のように、プライベート空間を確保した暮らしが可能です。人が勝手に室内に立ち入ってこないため、精神的な落ち着きも得られます。

マンスリーマンションは、シェアハウスのメリットも兼ね備えています。一人暮らしとシェアハウスのいいとこ取りができる物件なのです。生活に家具家電がそろっているため、自分で買いそろえることなく手軽に入居ができます。また入居審査もシェアハウスと同様に、通常の賃貸物件よりもゆるめです。敷金も礼金も不要のマンスリーマンションで、快適な新生活を送りませんか。

この記事を書いた人

澤田なつ/Webライター

2016年2月までCADオペレーターとして自動車部品の図面作成をしていました。2019年からフリーランスのWebライターとして活動しています。
執筆するときは「読者が知りたいことに寄り添える内容になっているか?」を意識しています。資格は、2級ファイナンシャル・プランニング技能士と簿記3級、図書館司書を持っています。
小学生の娘が2人います。趣味は裁縫で、娘たちが好きなアニメのコスプレ衣装を作ることが好きです。
着付け師範の資格を2012年に取得しており、講師経験もあります。最近では着付けの様子を動画で撮って、Instagramに投稿することにはまっています。