マンスリー48【福岡】博多のオススメ紅葉スポット5選！歴史散歩も楽しみましょう。
台風の季節が過ぎ紅葉が色づく頃には、もうすぐそこに冬が来ている事を告げています。紅葉見物は平安時代から続く日本の文化。紅葉が最も美しい日本を堪能できる季節です。毎年紅葉を身近で鑑賞できたら素敵ですよね。
今回は、福岡市内の紅葉でオススメのスポットを5つ厳選してみました。紅葉のオススメスポットに近いマンスリーマンションも合わせてご紹介します。敷金不要で家具家電付き、簡単に「お試し住み」ができる商店街付近のお得なマンスリーマンションも合わせてご紹介しますので、チェックしてみて下さいね。
福岡の紅葉オススメスポット①紅葉八幡宮
紅葉八幡宮は早良区高取の紅葉山に鎮座する早良の総鎮守で、江戸時代には黒田藩の守護神として発展してきました。戦国時代の1482年に創建されてから540年の歳月が流れています。神社名に「紅葉」と付くように、紅葉の美しさには目を奪われるほど。秋の紅葉もさることながら、新緑の紅葉が木漏れ日に包まれ、風に揺れる様も非常に趣深い光景です。
紅葉八幡宮は「御朱印AR」という最新技術を採り入れ、アプリをダウンロードすると、御朱印からご祭神や本殿、宮司さんが3Dアニメで飛び出すという”拡張現実”の世界が展開します。お守りや絵馬が紅葉というだけでなく、こんな粋な計らいもあるんですね。
紅葉八幡宮の例年の紅葉の見頃は11月下旬から12月上旬にかけて。カエデや銀杏が赤や黄色に色付き、例年秋には「もみじ祭」も開催され、多くの人で賑わいます。紅葉まつりの期間中、夜間に行われるライトアップも見逃せない催しです。
2019年頃から参道の中段にあった樹齢200年の大もみじが枯れはじめ、2022年に伐採が行われましたが、代わりに若木が植樹されました。まだ創建される前の元の境内地・百道（ももち）松原には大きな紅葉が植わっていましたが、ある時枯れてしまったといいます。
人々は「災いの前触れでは？」と畏れました。その後訪れたのが元寇（文永の役・弘安の役）といわれています。その時の生まれ変わりとされる紅葉八幡宮境内の大もみじが枯れる時は、大きな災いの前触れと伝わっていたそうです。
施設名：紅葉八幡宮
所在地：〒814-0011 福岡県福岡市早良区高取1丁目26-55
アクセス：地下鉄空港線「藤崎駅」から徒歩約10分
拝観料：無料
駐車場：無料
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福岡の紅葉オススメスポット②友泉亭公園
福岡藩6代目藩主・黒田継高（つぐたか）公の別荘として設けられた友泉亭公園は、江戸中期に造られ、1981年（昭和56年）に市民の為の歴史公園として整備された池泉回遊式の純日本式庭園を有する公園です。本館と純日本庭園は昭和初期に造られました。
江戸時代当時の建物は残っていませんが、礎石や灯篭、椎、マキ、キンモクセイ、椿などの古木、大木は当時のまま残されています。17.5畳の大広間から庭園を眺めることができ、季節毎に彩りを見せる草花や池の鯉など雅な和の空間を楽しめるのもおすすめポイントです。
黒田如水にちなんで名付けられた本格的な茶室の「如水庵」という風情のある茅葺きの建物もあり、茶会などにも利用されています。また、本格的なお茶会でなくても入場料とは別に別途500円追加すれば、お干菓子付きの抹茶サービスが受けられるのは嬉しいところです。
1998年（平成10年）には福岡市の指定名勝にも登録された友泉亭公園。友泉亭公園の紅葉の見頃は11月中旬から12月中旬頃で、1ヘクタール（約3千坪）の広い敷地内に150本程のカエデが色とりどりに色付き、周りの風景とのコラボレーションが見事です。
ゆったりと優雅に時間が流れるこの庭園は、とても都会の中にあるとは思えないほど自然豊かで、贅沢な空間。遠出をすることなく、市街地（駅）からアクセスしやすいのも人気のポイントといえます。鯉にエサをあげることもできますよ。静かに流れてくる水音にも趣が感じられます。毎週月曜日（祝日の時は翌日）と12/29〜1/1まではお休みです。
施設名：友泉亭公園
所在地：〒814-0122 福岡県福岡市城南区友泉亭1-4
アクセス：福岡市地下鉄七隈線「茶山駅」及び「別府駅」から徒歩約20分
入場料：大人200円
駐車場：有料駐車場あり（1台300円）
福岡の紅葉オススメスポット③舞鶴公園
舞鶴公園は地下鉄赤坂駅もしくは大濠公園駅から徒歩6分程の福岡城の本丸跡を中心とした公園です。天神からも歩いて行けるのが魅力。季節毎に多種多様な草花が咲き誇り、春は桜、夏は蓮の花、秋は紅葉、冬は梅や水仙の名所になります。
大濠公園と同様、市街地の中にある都会のオアシスとして市民の憩いのスポットとなっている舞鶴公園。毎年春には約500本の桜を見に大勢の花見客が訪れます。お城の石垣と桜や紅葉、梅の見事なコントラストやライトアップは見ごたえ十分！
黒田官兵衛が晩年を過ごしたとされる御鷹屋敷跡の敷地内には牡丹芍薬園があり、4月下旬から5月上旬には400株の牡丹が、5月上旬には1400株の芍薬が可憐な花を咲かせます。花が咲かない時期も新緑が美しい園内です。
舞鶴公園の例年の紅葉の見頃は11月上旬〜12月の上旬頃。福岡城の本丸や二の丸の大イチョウ、天守台、平和台陸上競技場西側、鴻臚館広場、松の木坂など園内の至る所でイチョウに加えて欅やイロハモミジなども赤や黄色に程良く色付きます。9月頃からイチョウの実も色づき始め、秋が深まっていく気配が感じられる城内。南口にある栗の木も秋の風物詩の1つです。
城内にある「福岡城むかし探訪館」では、土日祝の10時〜16時で行われる乗馬体験「福岡城サムライライディング」で城内を散策するのもおすすめ！彩り豊かな秋の紅葉を眺めながら初心者さんでも気軽に体験できますよ（料金は500円〜6,000円）。
施設名：舞鶴公園
所在地：〒810-0043 福岡県福岡市中央区城内1-4
アクセス：福岡市地下鉄空港線「赤坂駅／大濠公園駅」から徒歩約6分
入場料：無料
駐車場：有料駐車場あり（1時間150円）
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福岡の紅葉オススメスポット④松風園
太平洋戦争後の昭和20年代（1945年以降）に建設された茶室を有する日本庭園・松風園は、福岡市中央区の平尾に開園した公園です。閑静な住宅街に静かに佇む施設で、地下鉄七隈線の薬院大通駅からも歩いて11分程のアクセスしやすい場所にあります。
かつて中洲にあった百貨店「福岡玉屋」の創業者・田中丸善八翁の邸宅であった「松風荘」跡地を整備して2007年度（平成19年度）に「松風園」として開園しました。田中丸家が愛用していたといわれる茶室の「松風庵」は当時のまま残されています。苔も美しいですよ。京都の数寄屋師が造った本格的な茶室で庭園を眺めながらお干菓子付きの抹茶をいただくのも贅沢なひと時ですね。
松風園の見どころは駿河湾と富士山をイメージした美しい日本庭園。樹齢100年以上のイロハモミジや四阿（あずまや）、こちらにしかないといわれる棗（なつめ）灯籠などが配置されており、それぞれの季節ごとに日本の伝統文化と草花の趣が感じられます。
松風園の紅葉の見頃は11月下旬頃です。穴場スポットなので人もさほど多くなく、ゆっくりと散策できるのもおすすめポイント。庭園に生えている大きなイロハモミジの木をはじめ、カエデなど紅く色づいた紅葉を堪能できます。毎週火曜日（祝日の時は翌日）と12/29〜1/1が定休日です（天候等による不定休あり）。
施設名：松風園
所在地：〒810-0014 福岡県福岡市中央区平尾3丁目28
アクセス：地下鉄七隈線「薬院大通駅」から徒歩約11分
入場料：100円
駐車場：有料駐車場あり（普通車1台300円）
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福岡の紅葉オススメスポット⑤承天寺
臨済宗の古刹（こさつ）・承天寺は、地下鉄祇園駅4番出口から徒歩3分程の市街地の中に立つお寺です。日宋貿易で栄えた歴史地区として古い町並みや寺院が多く残る「博多旧市街エリア」のウェルカムゲート（博多千年門）付近に位置しています。
福岡の代表的な祭りの1つである「博多祇園山笠」はこの承天寺が発祥といわれており、そのほかにも饂飩（うどん）や蕎麦、饅頭もこの地が発祥とされる記念碑があります。「オッペケペー節」で一世を風靡した川上音二郎の墓所や博多織の始祖・満田弥三右衛門（みつたやそうえもん）の石碑も残っているお寺です。
櫛田神社ではなく承天寺が山笠の発祥というのは驚きですね。承天寺は立派な石庭の「洗濤庭（せんとうてい）」の枯山水（かれさんすい）も見どころの1つです。
そんな承天寺の紅葉の見頃は11月！本殿の境内や波の形の枯山水が美しい洗濤庭、泉水庭に、紅や黄色に染まった紅葉が彩りを添えます。洗濤庭だけは通常入ることができませんが、毎年秋に開催される『博多旧市街ライトアップウォーク 千年煌夜（せんねんこうや）』の時だけ拝観できるんです。
赤や紫や青などカラフルな灯りが時間とともに変化していき、幽玄の世界に引き込まれます。普段見ることができない洗濤庭が開放されるチャンスということでかなり並びますが、その分見応えも十分！目の前に広がる優美なイルミネーションと景色は感動モノです。承天寺の紅葉を楽しんだ後は、近くにある安くて美味しい650円のラーメンが密かに人気の「ラーメン 味ほ(みほ)」で腹ごしらえしてもいいですね。
施設名：承天寺
所在地：〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目29-9
アクセス：地下鉄空港線「祇園駅」から徒歩約3分
拝観料：無料
駐車場：なし（周辺に有料コインパーキングあり）
承天寺・周辺／オススメ家具付きマンスリーマンション
オススメスポット近くのマンスリーマンションでお試し住み！
気分のリフレッシュをして快適な日々を過ごすために、季節感が楽しめるスポットを訪れてみませんか。秋は赤や橙、黄色に染まった景色を鑑賞しに行きましょう。博多市内には紅葉のオススメスポットがいくつもありますが、今回は5つ選んでご紹介しました。
「紅葉を見に行こう」と思い立ったらすぐに出かけられるよう、オススメスポットに近い場所を選ぶのも良いでしょう。マンスリーマンションは家具家電がそろっているため少ない荷物で入居ができる物件です。敷金礼金が不要なので「お試し住み」も気軽にできます。オススメスポット周辺の住み心地をまずは体験してみましょう。
