【東京】オススメ図書館8選!本と生きる生活を。周辺の住みやすさもご紹介。

ひと昔前の図書館といえば、読書好きの方が本を借りたり、受験生がテスト勉強に訪れる勉強の「場」というイメージでしたが、今は少し様子が違うようです。ただ本を読む、勉強をするだけでなく、テラスで外の風を感じたり、カフェでほっと一息したり、レンタルオフィス代わりにパソコンを持ち込んで作業をしたりと、図書館プラスアルファの要素を持った施設に人気が集まっているようです。

そこで今回は、ただ本を借りるだけじゃつまらない!東京のオススメ図書館を8つピックアップ!合わせて図書館周辺の住み心地や、図書館まで徒歩や電車で1本、気軽に通えるマンスリーマンションもご紹介します。マンスリーマンションなら敷金や大掛かりなお引っ越しも不要で、気になる図書館や街の住み心地をすぐにでも体感いただけますよ。

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オススメの図書館①千代田区立日比谷図書文化館(千代田区日比谷公園)

日比谷公園の一角、広々とした緑の中に佇む「千代田区立日比谷図書文化館」は、三角形の建物が目印。珍しいのは建物の形だけではありません。もともとは100年を超える歴史をもつ東京都が管轄する「都立日比谷図書館」でしたが、そこから2009年に千代田区に移管された後、2011年に複合文化施設として生まれ変わったそうです。

施設の特徴は、2階と3階の図書フロアをメインに、1階は千代田区の歴史や地域の特色を生かした展覧系などがおこなわれる「ミュージアム」、地下と4階では講座やイベントをおこなう「カレッジ」と多彩な機能を持っています。

誰でも自由に座れる一般閲覧席はなんと充実の300席!各階コンセプト別に2つのゾーンに分かれていて、それぞれに閲覧席が用意されています。また全席から無線LANサービスの利用が可能です。その他に電源コンセントが利用できる席や千代田区民専用席など、読書だけでなく、勉強やビジネスにも利用しやすい構造です。

なかでもうれしいサービスが、1Fのカフェおよび地下1階のレストランともに貸し出し前の本を持ち込めること。さらにカフェの蓋つきドリンクなら図書フロアへのテイクアウトもOKです。静かな場所で集中したい方は閲覧席、リラックスしながら読書したい方はカフェを利用と、目的に合わせて使い分けられるところが嬉しいですね。

日比谷図書文化館がある千代田区は官公庁やビジネス街、学生などさまざまな人々の拠点となる場所でもあります。周辺には地下鉄の「霞ヶ関駅」や「内幸町駅」をはじめとする多数の路線が張り巡らされているため、どこへ行くにも便利で東京駅も徒歩圏内です。また、日比谷公園の北側には広大な緑とお堀が続く皇居の景色を享受できます。

日比谷公園に隣接する「東京ミッドタウン日比谷」には、話題のショップが勢揃い。伝統的なフランス料理をカフェ形式で楽しめるお店「Buvette(ブヴェット)」やコスメブランドが手がけた自然派レストラン「RIVIVE KITCHIN THREE(リブイブキッチンスリー)」などは、日本初上陸のお店として、一度は立ち寄ってみたい注目のショップです。

その他にシネマや空中庭園などもあり、さまざまな趣向の方が楽しめるスポットですよ。東京の中心に居ながらにして、豊かな自然が広がる美しいエリアで、読書にショッピングにと、楽しい一日を過ごせること間違いありません。

詳細情報

施設名:千代田区立日比谷図書文化館
所在地:〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-4
アクセス:東京メトロ 丸の内線・日比谷線「霞ケ関駅」より徒歩約3分
休館日:毎月第3月曜日、12月29日〜1月3日、特別整理期間

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オススメの図書館②武蔵野プレイス(武蔵野市)

まるいフォルムの窓が特徴的な図書館「武蔵野プレイス」は、武蔵境駅南口から出てすぐにあり立地も抜群です。武蔵野プレイスの大きな特徴は、青少年やビジネスマン、高齢者まで多様な人々にとって集いやすく、知的活動の場として過ごしやすさを重視した空間づくりがされていることです。地下3階から地上4階までそれぞれのコンセプトが異なる複合文化施設になっていて、蔵書数は図書18万冊、雑誌600タイトル、新聞30紙と豊富に取り揃えています。

1階のエントランスには、雑誌や新聞などを配置したマガジンラウンジや館内の図書を持ち込めるカフェを併設。コーヒーの香りに包まれながらゆったりとした時間が過ごせます。地下1階にはメインライブラリー、地下2階のティーンズ向けのフロアでは、小中高生など19歳以下なら予約なしで自由に利用できるラウンジもあり、この空間ではおしゃべりもOKです。

また仕事や勉強に最適なデッキスペース付きのワーキングラウンジも便利。電源や無線LANも利用可能で4時間400円とリーズナブルなため、学校や会社帰りに集中したいときにレンタルオフィス代わりに利用する方も多いのだとか。その他有料エリアとなるスタジオや会議室は、武蔵野市在住在勤の方ならお得に利用できるところも大きなポイントです。施設の前面には境南ふれあい広場公園があり、本に囲まれながら窓から見える自然の景色に癒されます。

地下1階から3階までをつなぐ気持ちのいい吹き抜け空間や、ほどよく配置されたベンチなどどこへいても気持ち良く過ごせますよ。空間ごとに区切っているのに開放感を感じられるのは、丸みを帯びたユニットでシームレスにつながりを持たせているため。それぞれの世代が心地よく共存できる「場」として、益々人気が高まっています。

そんな武蔵野プレイス最寄りの武蔵境駅周辺には、お買い物に便利な商業施設や商店街がぎゅっと凝縮されています。駅の西側高架下にクイーンズ伊勢丹やマツモトキヨシなどが入る「nonowa武蔵境」、北側には武蔵境駅前商店街や武蔵境すきっぷ通り商店街、南側には東館と西館の2棟に分かれる大型店舗の「イトーヨーカドー」、「成城石井」や惣菜のセレクトショップ「Green gourmet」、「サイゼリヤ」などが入る商業施設「エミオ武蔵境」と駅周辺エリアで何でも揃います。

またお隣はJR中央・総武線が乗り入れる三鷹駅で、そのまた次の駅が住みたい街ランキング上位の吉祥寺駅。広大な敷地にドッグランやバーベキュー場を兼ね備えた「小金井公園」へは自転車で10分、緑と水辺の調和が美しい「都立井の頭恩賜公園」へは自転車で15分ほどで到着できますよ。都心に出ずとも武蔵境駅周辺エリアでお買い物もお出かけも存分に楽しめます。新宿や東京へも乗り換えなしでアクセスできますので、緑豊かなエリアで、快適な通勤や通学をお求めの方にとって最適なエリアと言えるでしょう。

詳細情報

施設名:武蔵野プレイス
所在地:〒180-0023 東京都武蔵野市境南町2丁目3-18
アクセス:JR中央線・西武多摩川線「武蔵境駅」南口下車、徒歩1分

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オススメの図書館③北区立中央図書館(北区十条台)

「北区立中央図書館」は、王子駅と十条駅、東十条駅と3つのほぼ中間地点、陸上自衛隊十条駐屯地の東側に面しています。どの駅からも10分程度歩かなければなりませんが、王子駅から北区コミュニティバスで図書館前の停留所まで移動も可能です。こちらは赤レンガ倉庫を一部保存してリノベーションされた、なんともノスタルジックな情景が広がる図書館で、通称「赤レンガ図書館」とも呼ばれています。

この赤レンガ倉庫は旧陸軍が使用していた倉庫で、戦前は日本陸軍の施設倉庫、戦後は米軍に接収されアメリカ軍の戦車の整備工場として使用されていたそうです。北区立中央図書館は、その優れた意匠性から「グッドデザイン賞」や「図書館建築賞」をはじめとするさまざまな賞を受賞しています。

段差のある立地に建っているため、北側の公園に面した入り口が1階のエントランス。東側の道路からは2階のエントランスに接続しています。1階には一般向けの資料や図書スペースがあります。窓際に配置された閲覧スペースからは自然の光が降り注ぎ、館内を優しく照らします。またところどころに配置されたさまざまなデザインのイスもポイント。

その日の気分に合わせてお気に入りのイスに座って読書できますよ。中庭やお弁当の持ち込みをできるフリースペースもあるため、長時間の滞在も可能。以前は赤レンガ倉庫の一部に素敵なカフェがありましたが、現在は閉鎖されています。趣のある赤レンガ倉庫として、図書館のシンボルにもなっていますので、今後の活用方法についても期待したいと思います。

そして2階は「こども図書館」で、児童向けの図書やおはなしの部屋、キッズスペースもあり、小さなお子さんやパパとママがゆっくりと本を楽しむ空間づくりがされていますよ。お隣が公園のため、お散歩ついでに立ち寄る方も多いようです。館内のいたるところに小さな中庭やドライエリアが配置されているため、外の空気を感じながら読書できますし、気分転換にもピッタリです。

そんな北区立中央図書館から徒歩11分にある王子駅は、JR京浜東北・根岸線と東京メトロ南北線、東京さくらトラム(都電荒川線)の3路線が乗り入れるため、交通アクセスも抜群。東京・品川へは1本乗り換えなしでアクセスできます。池袋へは18分、新宿へは28分といずれも30分もかかりません。

駅前には「東武ストア」や「まいばすけっと」など深夜まで営業するスーパーマーケットがあるほか商店街も充実しているため、自炊派さんにも満足度が高いエリアです。さらに駅の目の前には博物館や庭園、野外ステージなどを有する広大な緑が広がる「飛鳥山公園」があることも魅力の1つ。小高い丘の上には、モノレールの「アスカルゴ」で上り下りができ、王子の街並みや東京さくらトラムを見下ろすベストスポットとしても人気を博しています。

徳川吉宗が庶民もお花見を楽しめるようにと植えたソメイヨシノは、桜の名所として現代の人々にも受け継がれています。北区立中央図書館に訪れた際にはぜひ立ち寄りたい癒しのスポットです。

詳細情報

施設名:北区立中央図書館
所在地:〒114-0033 東京都北区十条台1丁目2-5
アクセス:JR埼京線 十条駅南口 徒歩12分

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オススメの図書館④国立国会図書館(千代田区永田町)

国立国会図書館は、一般図書はもちろん、雑誌やマンガ、音楽CDやゲームソフトまで日本国内におけるすべての出版物の納入を義務づけている日本で唯一の国会に属する国立図書館です。永田町駅から徒歩5分の立地にあり、1968年(昭和43年)に建築されたクラシックな造りも一見の価値がありますよ。

利用者登録をすれば満18歳以上の方なら誰でも無料で利用できます。また18歳未満の方であっても調査研究のために国立国会図書館にしかない資料の閲覧が必要な場合は、規約に沿って事前に手続きをすれば利用可能です。

所蔵点数は約4600万点、貸し出しはおこなっておらず、通常の図書館のように本を探して歩くことはできません。本を探す際には専用端末から検索し申し込みをします。一度に申し込みできる閲覧数は図書が5点、雑誌が10点までです。膨大な蔵書から本を探し出すため、受け取りには20〜30分程度はみておかなければなりません。読みたい本がある場合は早めに申し込みをしておくとよいでしょう。

国立国会図書館では、近年の情報化社会に対応するため、本や資料のデジタル化活動を推進しています。そのためインターネット経由でデジタル資料の閲覧や本の複写申し込みなど、来館せずに利用できるサービスも充実しています。

また国立国会図書館では、他では見ることのできない古書や絶版になった本、話題の新刊を読めることも嬉しいポイントです。昔よく読んでいた雑誌のバックナンバーも閲覧できますので、青春の思い出を振り返りながら気軽に読書を楽しんでみるのもいいですよ。通常書庫には入れませんが、あらかじめ予約することで無料で書庫を見学できるツアーもあります。読書でお腹が空いたら、本館3階の「ノースカフェ」、新館1階の「フェリカ」で軽食が食べられますよ。

そんな国立国会図書館のある永田町周辺は、たくさんの路線が張り巡らされており、赤坂や青山は徒歩圏内とどこへ行くにも便利な立地。国会議事堂周辺を除く永田町駅の北側エリアやすぐお隣の赤坂見附駅の西側エリアには物件も豊富に揃い、スーパーマーケットや飲食店も充実しています。

また都心でアクセス性抜群でありながら、皇居や赤坂御所の豊かな緑に包まれていることから、ランニングや散策にもピッタリのエリア。国会議事堂や皇居など日本の中枢を担う機能が集まっているため、治安も日本トップクラスですよ。キレイな街路樹に包まれながら、女性の方も安全に暮らせるエリアとしてオススメです。

詳細情報

施設名:国立国会図書館
所在地:〒100-8924 東京都千代田区永田町1丁目10-1
アクセス:東京メトロ有楽町線「永田町駅」2番出口 徒歩約5分

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オススメの図書館⑤国立国会図書館 国際子ども図書館(台東区上野公園)

上野駅公園口から緑の広がる園内を歩くこと10分、国立国会図書館の支部図書館でもある「国際子ども図書館」がお目見えします。図書館に到着するとまず目を引くのが、ルネサンス様式の美しい外観。こちらの建物は、1906年(明治39年)に落成した帝国図書館が前身で、2000年(平成12年)に国立国会図書館国際子ども図書館として新たに生まれ変わりました。

現在は1929年(昭和4年)に増築された「レンガ棟」と2015年(平成27年)に竣工した「アーチ棟」の2つの建物があり、風格漂うレンガ棟は、東京都の「歴史的建造物」に指定されています。またアーチ棟を手がけたのは、日本が誇る建築家「安藤忠雄」氏。明治の貴重な建築を極力残しながら再生し、現代の施設として利用できるよう復元。西側の外壁はガラスのカーテンウォールで覆い増築し、歴史的建造物と現代の建築技術を融合させ、新たな造形美を創り出しています。

先ほどご紹介しました国立国会図書館は18歳未満の方は基本的に入館できませんが、こちらの国際子ども図書館は無料で誰でも入館できます。内装も漆喰の装飾や寄木細工など職人の技術とクラシカルなインテリアに目を奪われます。図書館の利用と共にぜひ歴史的建造物を肌で体感してみてくださいね。

1階の見どころは「子どものへや」と「世界を知るへや」。子どものへやには小学生以下の子供を対象とした絵本や読み物が約1万冊、世界を知るへやには、国際理解を深めることを目的とした本や外国語の本が約2000冊集められています。授乳スペースや飲食ができる休憩スペースや、カフェテリアもありますので、時間を気にせずゆっくりと読書を楽しめます。

2階には、明治から現代まで100年以上に渡る児童文学や絵本の歴史を感じることができるスペース「児童ギャラリー」があります。ギャラリーの中央部には、漆喰の円柱が4本復元されていて、まるで異国の宮殿にいるような佇まい。3階は児童書に関する展示会などがおこなわれる「本のミュージアム」という名の展示室があります。

こちらには、大きな円柱の柱に挟まれた2つの扉があり、右側が書庫へとつながる扉で、左側の扉からは当時のレンガ棟の構造体に使われていた赤レンガを見ることができます。お子様がいる方もいない方も、非日常的な時間が過ごせる素敵な図書館ですよ。

そんな国際子ども図書館最寄りの上野駅は、北の玄関口としてJR線や地下鉄、新幹線など計8路線が乗り入れるビッグターミナル駅です。東京都内はもちろん、関東近郊や東北方面へのお出かけにも便利です。駅周辺にはマルイやアトレ、PARCO_yaなどの商業施設や、飲食店も豊富にあるため、通勤や通学途中のお買い物にも重宝します。

またすぐそばにはアメ横商店街や上野恩賜公園、公園内にある東京国立博物館や国立西洋美術館、恩師上野動物園など観光の名所や文化施設が多数あり、休日のお出かけにも楽しみなエリアです。お買い物のついでに図書館に立ち寄ったり、図書館の帰りに公園散策がてら美味しい食事をして帰るなど、上野周辺だけでショッピングも知的好奇心の探索も、自然の豊かさも感じられる極上の週末を楽しめるエリアですよ。

詳細情報

施設名:国立国会図書館 国際子ども図書館
所在地:〒110-0007 東京都台東区上野公園12-49
アクセス:JR上野駅公園口より徒歩10分

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オススメの図書館⑥東京都立中央図書館(港区南麻布)

港区広尾駅から徒歩8分、都心のオアシス有栖川宮記念公園内にある「東京都立中央図書館」。1908年(明治41年)に開館した「東京市立日比谷図書館」の蔵書を引き継ぎ、1973年(昭和48年)に開館した歴史ある図書館です。蔵書数は公立図書館では国内最大級の約221万冊。館外への貸し出しはおこなっておらず、新しい図書を中心とした36万冊を自由に手に取って閲覧することができます。

座席数もスツール席を含めると1000席と十分な席数が用意されていますので、腰を据えてじっくりと学習や調査研究に取り組めるでしょう。国分寺市にある「東京都立多摩図書館」と機能を分担しながら一体的に運営されており、ここ東京都立中央図書館では、調査研究に役立つ豊富な資料と充実したサービスの提供が特徴です。

入館に年齢制限はなく、東京都内にお住まいの方はもちろん、エリア外の方でも誰でも自由に来館できます。閲覧室にある図書は自由に手に取ることができますよ。また書庫にある資料は、蔵書検索パソコンから申し込むことで閲覧可能です。1階から4階まですべての閲覧席と5階の調査研究ルーム、交流ルームでパソコンやスマートフォンの使用が可能で、一部電源席も用意されています。館内備え付けのパソコンからインターネットの利用もできますので、ちょっとした調べ物の際にも便利です。

また調べ物でつまづいた際には、司書が関連する資料の紹介や調べ物の相談にものってくれるそうですよ。難しい資料探しで疲れたら、5階のカフェテリアでのお食事や持参したお弁当を持ち込んで食べられます。東京タワーや六本木ヒルズが目の前に見えるため、眺望も最高ですよ。

そんな東京都立中央図書館がある広尾駅周辺は、東京を代表する一等地として高級住宅街が集まるエリアです。広尾自体が洗練された街ですが、そこから恵比寿、代官山などのセンス溢れる街へも徒歩圏内であることも人気の秘密。

また聖心女子大学や海外の大学に強いと言われている広尾学園中学校・高等学校など名だたる名門校が集まっていることでも有名なエリアです。高級住宅街のイメージが強い広尾ですが、意外にもリーズナブルなお店や飲食店もあり、住みやすさも抜群。緑が多く落ち着いた街並と都心へのアクセスのしやすさ、イベントやショッピング、美味しいお店の散策などさまざまな楽しみ方ができ、住んでいる方を飽きさせない街として人気のエリアですよ。

詳細情報

施設名:東京都立中央図書館
所在地:〒106-8575 東京都港区南麻布5丁目7-13
アクセス:東京メトロ日比谷線・広尾駅 1番出口から徒歩8分

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オススメの図書館⑦都立多摩図書館(国分寺市)

西国分寺駅から徒歩7分にある「都立多摩図書館」。先ほどご紹介しました「中央図書館」と機能を分けて運営しており、一般貸し出しはおこなわず、主に雑誌の特性を生かしたサービスをおこなう「東京マガジンバンク」と児童や青少年の読書活動の推進を主軸に展開しています。「東京マガジンバンク」では一般雑誌はもちろん、学術雑誌など幅広い分野の雑誌まで取り揃えており、1万9千誌の蔵書数を誇ります。

なかでも雑誌の創刊号を年代順に集めた「創刊号コレクション」や明治や大正時代の児童書を集めた「児童書コレクション」などは必見です。また、外国の雑誌も1500タイトルもの雑誌の最新1年分を手に取って見られるんです。その他にも4500タイトルあり、そちらは書庫に保管してありますのでカウンターで申し込み手続きすれば見ることができます。また定番となりつつある雑誌の付録についても液体物以外は保管してあり、申し込むことで閲覧できるそうです。

一方で「児童・青少年資料サービス」では、小さなお子様が大好きな絵本から中高校生の勉強に役立つ図書まで豊富に取り揃えています。お子さんが自由に自分で本を探し出せるよう、本の並べ方にもひと工夫。本の表紙を見せて並べたり、大きな文字のひらがなで種類や特徴を表示させたりとお子さんが手に取りやすくするための工夫も随所になされています。

また子供のころよくみた絵本の初版本などとも出会えます。時代の変化とともに内容を変えたものもありますので、そうした違いや変化を探してみるのも楽しみの1つでしょう。英語や中国語など外国語の絵本もたくさん陳列されていますので、絵本を通して外国の文化に触れることもできるんですよ。

昼間は保育園のお散歩の立ち寄り場として使われたり、放課後は学生さんが訪れたりと時間帯によっても図書館の雰囲気も変わるそう。家庭や地域の交流の場としても大切な役割を果たしています。また1階のカフェスペースでは地元で人気のパン屋さんが出店していて、コーヒーやパン、スコーンなどのカフェを楽しめます。こちらではお弁当の持ち込みも可能ですので、その日の気分に合わせてランチメニューを選ぶこともできますよ。

そんな都立多摩図書館がある西国分寺駅周辺は、駅ナカの商業施設「nonowa 西国分寺」や駅前のショッピングセンター「西国分寺レガ」などほどよくお店が揃っています。会社帰りに夕食のお買い物をする際には、新鮮なお肉や魚、種類豊富な惣菜で人気の「にしこくマイン」がオススメです。

駅には中央線快速と武蔵野線が乗り入れるため、都心への通勤・通学にもとっても便利。さらに住む場所によっては、一駅手前の「国分寺駅」も徒歩圏内です。国分寺駅からは中央線快速の他に国分寺線や多摩湖線、成田エクスプレスが乗り入れています。都心への通勤・通学のしやすさと、ベッドタウンの住み心地の良さ、どちらも重視したい方にとってオススメのエリアですよ。

詳細情報

施設名:東京都立多摩図書館
所在地:〒185-0024 東京都国分寺市泉町2丁目2-26
アクセス:JR中央本線・西国分寺駅南口から徒歩7分

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オススメの図書館⑧江東区立豊洲図書館(江東区豊洲)

「江東区立豊洲図書館」は、2015年(平成27年)にオープンしたばかりの豊洲シビッックセンター内にある、オシャレな図書館です。豊洲シビッックセンターは、ゆりかもめ豊洲駅から空中通路で直結しているため、雨に濡れずに移動可能です。有楽町線で来館する場合は7番出口を利用することで建物の目の前に出られます。

ここの特徴は、なんといっても高層階の特徴を生かしたウォーターフロントを望める抜群の眺望でしょう。「都会の里山」をコンセプトに設計されており、屋外テラスには年間を通して自然を楽しめるようにと季節の草木が植えられています。西側のテラス席は自然の光と風を感じられる場所として人気のスペースですよ。

東京湾の眺望を楽しみたい方は、南側に面した席がオススメ。9階の閲覧席や10階の絵本エリアから絶景を望めます。また夜にはレインボーブリッジやタワーマンションの夜景もキレイに見える絶景の夜景スポットに。豊洲デートの締めくくりにもオススメの場所ですよ。

そしてもう一つの特徴が「療養支援コーナー」があること。糖尿病や高血圧などの比較的長い治療が必要な方のためのレシピ本や、がんやうつに関する図書が充実。また江東区内には、公益財団法人がん研究会が運営する「がん研有明病院」があり、その影響からか療養支援コーナーの1/3はがんに関する図書が揃えられています。

9階は一般フロア、10階は児童やティーンズ向けのフロア、11階がキッズのためのフロアとフロアごとに利用者に応じたゾーニングがなされています。豊洲はファミリー世帯で来館する方も多く、小さなお子様を気兼ねなく連れてこられるよう、11階フロアは音を出してもオーケー。踏み心地の優しいコルク床を採用し、遊具や知育玩具を配置。お子様の安全性や快適性にも充分配慮されています。またWi-Fiも利用できるうえ、電源付きの席も多く美しい景色をみながらパソコン作業も快適にできますよ。

そんな今どきのオシャレな豊洲図書館のある豊洲駅周辺は、ショッピングや映画、レストランなど豊富なショップが揃う「アーバンドック ららぽーと豊洲」や、本屋さんやフードコートも備えたホームセンター「ビバホーム豊洲店」、お散歩やランニング、デートスポットにピッタリの「豊洲公園」など、人気のお出かけスポットが満載です。

豊洲駅には東京メトロ有楽町線と新交通ゆりかもめの2路線が乗り入れており、有楽町や飯田橋、池袋へは1本でアクセスできます。さらにゆりかもめは豊洲が始発駅のため、お台場、新橋方面へは座ってアクセスできますよ。豊洲は埋め立て地のため、ほとんどが平坦な道で高層ビルやベイエリアの景色を楽しみながら自転車での移動も気持ちがいいエリアです。都会的な雰囲気と美しい眺望に包まれながら、遊びも仕事もすべての利便性を叶えたい方にうってつけのエリアですよ。

詳細情報

施設名:江東区立豊洲図書館
所在地:〒135-0061 東京都江東区豊洲2丁目2-18 豊洲シビックセンター 9F・10F・11F
アクセス:東京メトロ有楽町線 豊洲駅7番出口 徒歩1分

江東区立豊洲図書館・周辺/オススメ家具付きマンスリーマンション

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東京のオススメ図書館で、行ってみたい場所はありますか?今回ご紹介しました図書館は、都内でも有名な建築デザインや人気の施設を集めてみました。テレビや映画のワンシーンに使われたことのある施設も多いため、もしかしたらすでに行ったことのある場所もあるかもしれませんね。カフェを併設した素敵な図書館が多いですが、このご時世で休業や時短営業をしているお店もあるかもしれません。お出かけ前には必ず営業時間をチェックすることをオススメします。

そして素敵な図書館があるエリアに住みたい方は、新居に引っ越す前にお試し住みをしてみませんか?マンスリーマンションなら、敷金不要であらかじめ必要な家具家電が揃っています。面倒なお引っ越しは不要なため、すぐにでも図書館巡りと新居のある街の住み心地を体感いただけますよ。気になるエリアがある方はぜひチェックしてみてくださいね。

この記事を書いた人

颯そら/Webライター

元不動産会社出身の不動産ライター。双子女子と年子の兄の3人の子育てをしながら独学で宅地建物取引士の資格を取得。
現在はフリーライターとして主に関東エリアの紹介記事やインタビューなどのカメラ取材も手がけています。
今ハマっていることは子どもの空手のサポート。親子で研究と改善を繰り返しながら笑ったり、怒ったり、時には涙を流したりと四苦八苦の日々。でもきのうより今日、今日より明日とめざましく成長していく子供の姿に感動しています。趣味は旅行、温泉めぐり、画像や動画編集(勉強中)。