「多摩都市モノレール」のオススメ駅5選!穏やかな郊外で、ゆったり住まう

賑やかな都心部で忙しい毎日を送っていると、オフにはゆったりとした雰囲気の中で暮らしたいと思う方も多いでしょう。そんな方にオススメしたいのが「多摩エリア」。道が広く、建物の間隔もゆったりと設けられている多摩エリアはとてものどかで、時間の流れも緩やかに感じられます。

その多摩エリアの中央部を縦断する「多摩都市モノレール」を今回はご紹介いたします。多摩都市モノレールの魅力や、それぞれの駅の基本情報・家賃相場などもお届け。ぜひ住まい選びの参考にして下さいね。

多摩エリアのベッドタウン同士をつなぐ「多摩都市モノレール」

「多摩モノレール」と呼ばれる多摩都市モノレール。東京都東大和市の「上北台」駅と多摩市の「多摩センター」駅間の計19駅で構成。東京都多摩エリアの中心部を南北に貫きます。

沿線には住宅街が広がっており、まるでベッドタウン同士を繋ぐようにモノレールは走ります。また大学のキャンパスも多く設置。都心部へ向かう乗客と沿線の大学へ通う学生で、とくに朝夕の時間帯はとても賑わいます。

利用者が多い理由は何?「多摩都市モノレール」3つの魅力

朝夕と通勤通学客で賑わい、昼間の時間帯も乗客が多い「多摩都市モノレール」。その人気の理由を3つピックアップしました。具体的に見ていきましょう。

「多摩都市モノレール」の魅力その①通勤に便利な乗り換え路線が複数アリ

東京都心部から郊外に放射状に広がる通勤路線。その内いくつかの通勤路線と「多摩モノレール」は交差をします。「高幡不動」駅では京王線、「立川北」「立川南」駅ではJR中央線快速や成田EX、「玉川上水」駅では西武拝島線など。乗り換え路線が豊富で都心に好アクセスなのは、この路線の魅力のひとつと言えるでしょう。

「多摩都市モノレール」の魅力その②運行本数が多い

多摩都市モノレールは、郊外の住宅地を走る路線にしては日中の運行本数が多いです。朝ラッシュの時間帯が1時間あたり最大9本運用されていますが、昼間も少なくても6本の運行があります。10分に1本はモノレールがやってくるので、駅に付けば列車はすぐ来るという状況。お出かけにもとても便利に利用できます。

「多摩都市モノレール」の魅力その➂車窓の眺めが美しい

高架を走る多摩都市モノレールは、なんと言っても車窓の眺めが美しいことも魅力のひとつと言えるでしょう。窓も大きく設置されており、多摩エリアの街を遠くまで見渡せます。冬の天気の良い日には、富士山もきれいに見えます。通勤通学の短い乗車時間でも、癒しの空中散歩が楽しめることでしょう。

多摩都市モノレールのオススメ駅①「多摩センター」駅 ― 商業施設やキャンパスもある賑やかな街 ―

多摩ニュータウンの中心駅である「多摩センター」駅。駅の周辺には「クロスガーデン多摩」や「丘の上プラザ」「マグレブ」など、大型の商業施設が集結。買い物やグルメが手軽に楽しめます。商業施設以外にも、複合芸術施設「パルテノン多摩」、エリアの中心的存在「多摩中央公園」、「多摩美術大学」や「桜美林大学」のキャンパスまでアリ。広大なニュータウンの中心駅ながら、様々な施設が集結しているのも魅力と言えるでしょう。

多摩センター駅の基本情報 ― 3社3路線乗り入れ、モノレールの始発駅 ―

「多摩センター」駅は多摩都市モノレールの南側の始発駅。座っての乗車が可能なのが魅力です。他に京王相模原線や小田急多摩線も多摩センターに乗り入れています。

当駅から京王線乗換駅の「高幡不動」駅まで12分、JR中央線快速乗換駅「立川南」駅には22分、西武拝島線乗換駅の「玉川上水」駅には32分でダイレクトアクセスが可能です。

多摩センター駅周辺の家賃相場 ― 単身者向けの物件は少なめ ―

多摩センター駅周辺の賃貸物件はファミリーの需要が高く、単身者向けの物件があまり多くありません。多摩都市モノレール全体の家賃相場の平均値から見ると、ややオトクな家賃設定になっているので、もしも駅の近くに物件を見つけられれば、単身者にもオススメ。何より路線数が多いこと、商業施設が多くあることで利便性も高いので暮らしやすいでしょう。

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間取り家賃相場
ワンルーム-万円
1K4.74万円
2DK7.78万円
2LDK12.33万円

多摩センター駅周辺のオススメスポット ― 雨の日でも楽しめる「サンリオピューロランド」 ―

多摩センターで代表的なアミューズメント施設といえば「サンリオピューロランド」でしょう。全天候型の施設で、雨の日でも猛暑の日でも快適に楽しめます。

サンリオの人気キャラクターの着ぐるみやアトラクション、ショーなど様々な楽しみ方ができます。ピューロランド限定のグルメも美味しくて可愛らしいので、ぜひ訪れた際にはチャレンジしてはいかがでしょうか。

多摩センター駅・周辺/オススメ家具付きマンスリーマンション

多摩都市モノレールのオススメ駅②「高幡不動」駅 ― 沿線の大学に通う人に便利な街 ―

「高幡不動」駅は、東京都日野市にあります。駅の南側を中心に飲食店などの商業施設がありますが、比較的駅に近い地点から住宅街が広がっています。都心や多摩モノレール沿線の大学に通う人が多く暮らす街です。

普段の買い物は京王線の駅と一体になっている「京王高幡ショッピングセンター」が便利。中にはスーパーの「京王ストア」をはじめ、ベーカリーや飲食店、複数の銀行ATM、市役所の支所などがあり、日常の用事をほとんどこちらで済ませられます。

高幡不動駅の基本情報 ― 2社3路線の接続駅 ―

高幡不動駅は、多摩都市モノレールの他に京王線・京王多摩線が乗り入れており、ターミナル駅として多くの利用者がいます。新宿駅へ向かう場合には、京王線を利用します。

多摩都市モノレールの利用で「多摩センター」駅には12分、「中央大学・明星大学」駅には6分、「立川南」駅には12分、大型商業施設・ららぽーとのある「立飛」駅には15分でアクセスが可能です。

高幡不動駅周辺の家賃相場 ― 交通面や利便性を考えるとリーズナブル ―

高幡不動駅周辺の家賃相場を見ていきましょう。高幡不動の家賃相場は、多摩都市モノレール沿線の家賃相場の平均値とほとんど同じくらいに設定されています。駅周辺の利便性や、他の交通機関に利用できることなどを考えると、とてもリーズナブルに設定されているのではないでしょうか。

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間取り家賃相場
ワンルーム3.98万円
1K5.27万円
1DK6.97万円
1LDK8.91万円

高幡不動駅周辺のオススメスポット ― 関東三大不動のひとつ「高幡不動」 ―

高幡不動駅エリアといえば、なんと言っても駅名の由来となった「高幡不動尊金剛寺」でしょう。駅の南西側、徒歩5分ほどの場所に立地します。関東三大不動のひとつで、「高幡のお不動さん」として親しまれています。

境内には重要文化財や重要美術品があり、長い歴史を感じさせることでしょう。紫陽花の名所としても知られており、毎年6月に行われる「あじさいまつり」には多くの人々が訪れます。

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多摩都市モノレールのオススメ駅③「万願寺」駅 ― 交通の要衝、日常の買い物も便利 ―

東京都日野市の東部にある「万願寺」駅。国道20号と立川相模原線が交差する自動車交通の要衝に立地。周辺には都心へのベッドタウンである住宅街が広がります。都立日野高校があることから、学生の姿も多く見られるのが特徴です。

駅のすぐ近くには「いなげや」やドラッグストアの「ウェルシア」があり、日常の買い物も困ることはありません。駅から少し離れれば公園も多くあり、自然にも気軽に触れられます。

万願寺駅の基本情報 ― 高幡不動駅まで1駅3分 ―

万願寺駅は、多摩都市モノレールの中でもやや多摩センター駅寄りに位置します。都心までの通勤通学に便利な「高幡不動」駅には1駅3分でアクセス。買い物に便利な「多摩センター」駅には21分、JR中央線の乗換駅「立川南」駅には7分で直行します。都心までのアクセスにも便利な立地と言えるでしょう。

万願寺駅周辺の家賃相場 ― 平均よりもやや安めの家賃相場 ―

万願寺周辺の家賃相場は、多摩都市モノレールの沿線駅の家賃平均相場から見ると、やや安めに設定されています。賃貸物件自体は、単身者向けよりはファミリー向けの2LDK・3LDKが豊富です。

利便性の良さは極めて突出しているわけではありませんが、生活に必要なものは揃っているので、相応の家賃相場と言えるでしょう。

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間取り家賃相場
ワンルーム4.73万円
1K4.87万円
1DK-万円
1LDK8.81万円

万願寺駅周辺のオススメスポット ― 新選組の縁の地「土方歳三資料館」 ―

新選組の縁の地として知られる万願寺駅エリア。土方歳三の生家や菩提寺があるのも、この周辺です。

生家の「土方歳三資料館」には、土方歳三が相撲の稽古に使用した大黒柱が未だ残されており、見学も可能です。施設の資料館ということもあり開館日一定ではないので、ホームページで確認してから訪問しましょう。

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多摩都市モノレールのオススメ駅④「立川北」駅 ― 中核都市の中心地に立地 ―

「立川北」駅は、西東京の中核都市である東京都立川市にあります。その中心地であるJR立川駅の北側に立地。立川北駅は繁華街の中にあり、周辺には「北口大通り商店街」や「伊勢丹立川店」、「MEGAドン・キホーテ立川店」など商業施設が充実。買い物もグルメもとても便利です。繁華街から離れると、住宅街が広がります。単身者向けからファミリー向けまで、様々なタイプの住宅が集まる、とても暮らしやすい街です。

立川北駅の基本情報 ― 高幡不動や立飛に短時間アクセス可能 ―

立川北駅は、立川南駅とともにJR立川駅を挟むように立地します。北口に立川北駅、南口に立川南口を設置。どちらもJR立川駅とスムーズに乗り換えが可能です。多摩都市モノレールを利用した場合、ららぽーとのある「立飛」駅に2駅4分、京王線乗換駅「高幡不動」駅には11分、「多摩センター」駅には23分でダイレクトアクセスができます。

立川北駅周辺の家賃相場 ― 便利なのにリーズナブル ―

立川北駅周辺の家賃相場は、多摩都市モノレールの沿線の家賃平均値と比べてやや高めに設定されています。ただし隣の「立川南」駅が沿線最高額なので、立川南と比べるとかなりリーズナブル。JR中央線の乗換駅であり、商業施設が発展していることを思うととてもお得感があります。

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間取り家賃相場
ワンルーム4.60万円
1K6.37万円
1DK7.34万円
1LDK12.40万円

立川北駅周辺のオススメスポット ― 自然も施設も充実「国営昭和記念公園」 ―

当駅から歩いて数分の場所に、広大で自然たっぷりのスポットがあります。それは「国営昭和記念公園」です。園内は5つのゾーンでテーマ別に分かれており、森やプール、広場など様々な施設が充実しているのがポイント。広々とした場所で、思い切り自然を満喫できるとても貴重な公園なのです。

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多摩都市モノレールのオススメ駅⑤「砂川七番」駅 ― 治安良好、昔ながらの住宅地 ―

「砂川七番」駅は東京都立川市の北東部に位置し、芋窪街道と五日市街道の交差する地点に立地。周辺は昔ながらの住宅地が広がります。駅の北側に少し歩くと「ピーコックストア」があるので、日常の買い物も可能です。とても治安が良好で穏やかな昔ながらの住宅街なので、一人暮らしでも子供がいるファミリーでも安心して暮らせます。

砂川七番駅の基本情報 ― 多摩モノレールの北側エリアに立地 ―

「砂川七番」駅は多摩都市モノレールの中でも北側に位置する、始発の上北台駅から3つ目の駅です。ららぽーとのある「立飛」駅には2駅3分、JR中央線快速に乗り換えられる「立川北」駅に7分、京王線乗換駅の「高幡不動」駅には18分で直行。多摩都市モノレール内の主要駅にも比較的短時間でアクセスが可能です。

砂川七番駅周辺の家賃相場 ― 家賃が安くてお得に暮らせる ―

砂川七番駅周辺の家賃相場は、多摩都市モノレールの沿線駅の家賃相場と比べるとかなり低く設定されています。家賃が安い方から数えた方が早いです。大きな商業施設などはないですが、普段暮らす分には困ることはないでしょう。砂川七番駅エリアは、お得に暮らしたい方に特にオススメの街です。

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間取り家賃相場
ワンルーム3.80万円
1K4.41万円
1DK-万円
1LDK8.30万円

砂川七番駅周辺のオススメスポット ― 猫好きにオススメ「阿豆佐味天神社」 ―

砂川七番駅周辺で有名なスポットと言えば「阿豆佐味天神社」です。養蚕が盛んだった時代、蚕を守る猫を祀るために作られた神社で、境内は狛犬ならぬ「ただいま猫」が鎮座します。ジャズピアニストの山下洋輔氏が猫探しの際に祈願したところ、無事に猫が見つかったことから「猫返し神社」とも呼ばれています。境内では山下氏が作曲し奉納した音楽が流されいます。

砂川七番駅・周辺/オススメ家具付きマンスリーマンション

お試し住みをするならマンスリーマンション!

今回は多摩都市モノレールの沿線から、新生活をスタートするのにぴったりの駅を5つ選びました。駅の周辺情報やオススメスポットもご紹介しましたが、住み心地まではなかなかイメージしづらいと思う方もいることでしょう。そんな場合にはマンスリーマンションでお試し住みをして、実際の街の雰囲気を知るという方法もあります。

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この記事を書いた人

千葉みなと

フリーランス歴15年以上の40代ライター。大学生と高校生の一男一女の母。東京在住。
子どもの手が離れつつあり、今では自分の時間を満喫しています。趣味は散歩、乗り鉄、料理、スポーツ観戦、謎解きイベント参戦。夏は野球(プロアマ問わず)、冬はラグビーを観戦。
青春18きっぷが発売されている期間は、あちこちの列車に乗りに行っています。お気に入りの路線は、JR大糸線・木次線・水郡線など。山越えの列車にロマンを感じています。