愛知県のオススメ美術館・ベスト5選!日常にアートを取り込みたい方は必見。

美術館巡りが好きな方にとっては、お部屋の近くにすてきなスポットがあるととても嬉しく思うことでしょう。その美術館でしか出会えない作品が展示されていることもあり、数々のアートに触れ合えるのはとても楽しいひとときですよね。美術館は作品の展示だけでなく、売店やカフェなども充実しているところもあり、気軽に楽しめるレジャー施設です。

今回は、愛知県内にあるおすすめの美術館やアートスポットを5カ所ご紹介します。アート作品を見て、ワクワクしたり感動したり毎日の生活に刺激を与えませんか。美術館やアートスポットに近いお部屋も合わせてご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

1、名古屋市美術館

「名古屋市美術館」は、名古屋市で一番にぎわうエリアにある美術館です。地下鉄東山線と鶴舞線が通る伏見駅から南へ徒歩約8分でアクセスできます。鶴舞線の大須観音駅や名城線の矢場町駅からでもアクセス可能です。

名古屋市美術館は、自然豊かな白川公園の東にあります。世界的に有名な黒川紀章が設計し、1988年に開館しました。西洋と和の調和をテーマに作られた建物です。名古屋城や大須観音からヒントを得た建築技法、茶室を彷彿させるようなデザインなどが取り入れられています。ドア枠や窓には西洋の建築様式にプラスして和の要素も付与され、全体がまるで作品のように凝った建物です。

名古屋市美術館は当初、「地元作家の魅力を伝える近代美術館」として収集対象となる作品を保有し始めました。美術作品に国際性を出すために、現在では地元作家の作品に加え、「エコール・ド・パリ」「メキシコ・ルネサンス」「現代の美術」をテーマにした作品も収集しています。

美術館の中には図書館やミュージアムショップ、カフェコーナーがあります。美術作品を見た後に、カフェコーナーで休憩も。大きな窓からは日差しが差し込み、白川公園が見えます。素敵なひとときが過ごせそうですね。

常設展への入館料は大人が300円です。特別展の観覧料は、イベントごとに設定されるのでホームページなどで確認しましょう。名古屋市美術館が指定する学校の学生は、学生証の提示で料金がかかりません。常設展も特別展も無料で何回も観覧できます。

名古屋市美術館で作品鑑賞した後は、白川公園を散策して自然を満喫しませんか。中央には大きな広場があります。広場の目の前には噴水があり、大迫力の水の動きを鑑賞可能です。周囲はたくさんの木々に囲まれた散策路が整備されています。公園の北西の入口から南へ伸びる散策路は「彫刻の散歩道」です。たくさんの芸術品が屋外展示されています。名古屋市美術館は建物の中でも外でもアート作品に触れ合える素敵なスポットですね。

詳細情報

施設名:名古屋市美術館
所在地:〒460-0008 名古屋市中区栄二丁目17番25号
アクセス:鶴舞線 大須観音駅 徒歩7分
駐車場:なし(付近にコインパーキングはあり)
開館時間:9時30分〜17時
入館料:大人300円(特別展への観覧料はイベントにより異なる)

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2、愛知県美術館

1955年に開館した愛知県文化会館美術館を前身とする「愛知県美術館」は、1992年に誕生しました。2019年には全館リニューアルを実施。地下鉄東山線と名城線が通る栄駅や名鉄瀬戸線の栄町駅から徒歩で2、3分ほどの所と、アクセスがしやすい好立地。「愛知県芸術文化センター」の8階と10階&屋上が愛知県美術館のフロアです。

8階はギャラリースペースで、美術団体や書道団体などの展覧会、大学の卒業制作発表の場として使用されています。10階は企画展やコレクション展の作品を展示するスペースです。10階の一部と屋上は屋外展示コーナー。彫刻や立体作品が飾られています。

愛知県美術館では20世紀の国内外の作品をメインに収集しています。集めた作品はコレクション展で、企画展の会期に合わせて入れ替えながら展示。どんな作品に出会えるのか、期間限定の展示がとても楽しみですね。

過去に開催された展覧会の図録を閲覧したいときは、地下2階の「アートプラザ」に行ってみましょう。愛知県内だけでなく県外でも実施する展覧会や公演など、芸術に関する情報収集できる場です。愛知県美術館が過去に主催した展示会の図録をすべて閲覧できます。アートプラザの奥には喫茶コーナーがあるので、休憩をしたいときにおすすめです。

9階に喫茶店、10階にレストランも入っているので、休憩スポットが充実した図書館といえるでしょう。1階には芸術に特化した図書室の「アートライブラリー」があります。美術や音楽などの関連書籍やカタログ、雑誌などを所蔵。貸出可能な資料もあるため、気になる方はぜひ足を運んでみてくださいね。

愛知県美術館がある場所は、名古屋市内で複合商業施設が多く集まる栄エリアです。オアシス21へつながる地下街から直接アクセスできます。開館時間が18時まで、金曜日は20時までと長いのも嬉しいポイント。仕事帰りでも立ち寄れそうですね。美術鑑賞したあとは、栄エリアでショッピングやグルメが楽しめます。

詳細情報

施設名:愛知県美術館
所在地:〒461-8525 名古屋市東区東桜一丁目13番2号
アクセス:地下鉄東山線 栄駅 徒歩3分または名鉄瀬戸線 栄町駅 徒歩2分
駐車場:なし(付近にコインパーキングはあり)
開館時間:10時〜18時(金曜日は20時まで)
入館料:大人500円(企画展とギャラリーへの観覧料はイベントにより異なる)

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3、ヤマザキマザック美術館

雨や雪で天候が良くない日、夏の暑さが厳しいときには美術館はぴったりのお出かけスポットです。建物の中でゆったりとした気分で素敵な美術作品が鑑賞できますね。名古屋市内に美術館はいくつもありますが、「ヤマザキマザック美術館」は天候に関係なくアクセスが可能です。地下鉄東山線の新栄町駅の1番出口直結の好立地。名古屋に引っ越してきたばかりの方でも迷わずにアクセスできるでしょう。

ヤマザキマザック美術館は外から見ると、黒い高い建物と白い低い建物の2種類あるのがわかります。黒い建物は地上22階建のオフィス棟「ヤマザキマザックアートプラザ」です。そして白い建物が地上5階建ての美術館棟。どちらも地下2階にレストランがあります。

1階にはコインロッカーがあり、利用には100円がかかりますが使用後には硬貨が返還されます。少ない荷物で館内を歩きたいときには、ぜひ利用を検討してみてもいいですね。美術館棟の4階と5階が展示フロアです。エレベーターで5階まで上がり、そこから鑑賞をスタートします。5階に展示されているのは18世紀から20世紀までのフランス美術作品。年代ごとに部屋を分けてあるので、時代とともに変化した作風の違いを楽しめます。4階はガラス工芸品や家具を展示したフロアです。19世紀末から20世紀初頭のヨーロッパの雰囲気が伝わるように、作品がレイアウトされています。

ヨーロッパの作品を堪能したあとは、1階のカフェコーナーで休憩しませんか。オリジナルスイーツやコーヒー、軽食があります。開放感ある空間で美術鑑賞した余韻に浸れる素敵な場所です。実はこのカフェは美術館に入館しない方でも利用できます。新栄町駅近くのお部屋ならいつでも気軽にアクセス。テレワークやオンライン学習続きで疲れたときは、気分転換を兼ねてヤマザキマザック美術館まで散策するのもおすすめです。カフェコーナーで優雅なひとときを過ごせますね。

詳細情報

施設名:ヤマザキマザック美術館
所在地:〒461-0004 名古屋市東区葵1-19-30
アクセス:地下鉄東山線 新栄町駅直結
駐車場:あり(有料・駐車料金サービスあり)
開館時間:10時〜17時30分(土日祝は17時まで)
入館料:1,000円(小学生以下無料)

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4、堀美術館

「堀美術館」は、地下鉄桜通線の高岳駅から北へ徒歩約10分のところにある美術館です。名古屋市で創業した「ダイテック」の創始者が収集した美術作品の一般公開を目的にしています。2006年にオープンし、昭和初期から近代の日本画家の作品を展示。日本の雰囲気と西洋の技法を合わせた新しい洋画を作ろうとした画家の作品を多数取り扱っています。開館は金曜日〜日曜日と祝日の13時〜17時です。

高岳駅周辺は大正から昭和初期頃に建てられた近代洋風建築の建物がたくさんあり、レトロな雰囲気が残っています。閑静な住宅街が広がり、落ち着いた暮らしをしたい方にはおすすめの場所。「文化のみち」として貴重な建物の保存や活用を推進している地域です。堀美術館がある場所は「白壁・主税・橦木町並み保存地区」と呼ばれ、武家屋敷の雰囲気がとくに色濃く残っています。タイムスリップしたかのような感覚が味わえそうですね。

堀美術館を訪れた際は、ぜひ散策してみましょう。堀美術館から西へ徒歩1分のところには「旧豊田佐助邸」があります。白い洋館と庭に面した長い縁側を持つ和館が特徴の大正時代に作られた建物です。その隣には「旧春田鋤次郎邸」の入口が見えてきます。旧豊田佐助邸にて、スタッフに申し出ると旧春田鋤次郎邸の中を見学可能です。

堀美術館から南へ徒歩3分でアクセスできるところに、美しいステンドグラスを保有する建物があります。「文化のみち橦木館」は、大正末期から昭和初期頃に建てられたもので、陶磁器商として活躍した井元為三郎の邸宅でした。玄関ホールには4種類のステンドグラスが使われています。1階の喫茶コーナーは、かつては応接室として使用されていました。橦木館は入館料が必要ですが、喫茶コーナーは無料で利用できます。庭園を眺めながら自然を感じられるすてきな場所。文化のみちを散策して休憩したいときには立ち寄りやすいスポットです。

詳細情報

施設名:堀美術館
所在地:〒461-0018 名古屋市東区主税町四丁目4番2
アクセス:地下鉄桜通線 高岳駅 徒歩10分
駐車場:なし
開館時間:13時〜17時まで(金〜日・祝のみ開館)
入館料:1,000円

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5、IMASEN 犬山からくりミュージアム(犬山市)

美術館やアートに触れ合えるスポットは名古屋市以外にもあります。名鉄犬山線の犬山駅から北へ徒歩15分のところにある「IMASEN 犬山からくりミュージアム」は、からくり人形の展示館です。日本の伝統的なアート作品に触れて、のんびりとした雰囲気になりませんか。

そもそもからくり人形とは、大きく2つのタイプに分けられます。お茶運びをする人形の「座敷からくり人形」と山車の上でお披露目される「山車からくり人形」。このどちらも一度に鑑賞できるのは、犬山からくりミュージアムだけです。山車からくり人形は犬山祭で現在でも登場しています。

江戸時代から伝わるからくり作りの職人技を間近で見学できるのは、毎週金曜日と土曜日です。制作の様子だけでなく、実際にからくり人形が動いているところを見てみたいと思いませんか。平日は1日2回、土日は1日5回の実演で人形が動いているところや操作がすぐ近くで見られますよ。

犬山からくりミュージアムの隣は「城とまちミュージアム」。2つのミュージアムは「犬山市文化史料館」の敷地内に建っています。300円の入館チケットで両方に入館できるので、お得感のあるスポットではないでしょうか。城とまちミュージアムでは、犬山市内の歴史や文化を伝えています。展示室では数々の貴重な美術作品を展示し、訪れた人に犬山市の魅力を発信。年に数回、特別展も開かれています。

犬山駅の近くは犬山城の城下町としてさまざまなお店が並び、発展してきました。食べ歩きグルメが充実しているため、レトロな街並みを散策しながらおいしい食べ物を堪能できます。駅前には複合商業施設があり、日々のお買い物に便利です。「ヨシヅヤ犬山店」の食料品売場は20時30分まで営業しています。伝統的なアート作品に触れ合えて、食べ歩きグルメのメニューが豊富。スーパーは犬山駅から徒歩約1分の好立地にあります暮らしやすい環境が整った犬山駅近くのお部屋で新生活をスタートしませんか。

詳細情報

施設名:IMASEN 犬山からくりミュージアム
所在地:犬山市大字犬山字北古券8
アクセス:名鉄犬山線 犬山駅徒歩15分
駐車場:あり
開館時間:9時〜17時
入館料:300円(中学生以下は無料)

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美術館近くに住むならマンスリーマンションがおすすめ!

今回は愛知県内にある美術館やアートスポットを5つ選んでご紹介しました。お部屋探しの参考にしてくださいね。名古屋市内にある美術館を多めに紹介しましたが、他にも愛知県内には魅力たっぷりの美術館やアートスポットがいくつもあります。美術館巡りをぜひ、堪能してくださいね。

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この記事を書いた人

澤田なつ/Webライター

2016年2月までCADオペレーターとして自動車部品の図面作成をしていました。2019年からフリーランスのWebライターとして活動しています。
執筆するときは「読者が知りたいことに寄り添える内容になっているか?」を意識しています。資格は、2級ファイナンシャル・プランニング技能士と簿記3級、図書館司書を持っています。
小学生の娘が2人います。趣味は裁縫で、娘たちが好きなアニメのコスプレ衣装を作ることが好きです。
着付け師範の資格を2012年に取得しており、講師経験もあります。最近では着付けの様子を動画で撮って、Instagramに投稿することにはまっています。