【名古屋】魅力たっぷり!歴史好きにオススメのスポット5選

名古屋は戦国武将にまつわる史跡が多く残る街です。織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の3人は天下統一の立役者として「三英傑」と呼ばれ、市民から親しまれています。その他にも古墳や大正ロマンが残る街並みなど、さまざまな歴史を感じるスポットが豊富です。

今回は名古屋市内にあるオススメスポットを5つ選びました。どのスポットも魅力たっぷりです。歴史好きの方は、ぜひ訪れてみてくださいね。いつでもオススメスポットにお出かけができるよう、近くにあるお部屋もご紹介します。自分の「好き」が満喫できる場所に住んで、毎日を充実させましょう!

1、大須商店街

名古屋市内で一番大きな商店街の「大須商店街」。食べ歩きグルメや古着屋、インテリアショップなどさまざまなジャンルのお店が並び、店舗数は1,200以上もあります。最寄り駅は大須観音駅と上前津駅です。大須観音駅は地下鉄鶴舞線が通っており、大須商店街へは東へ向かって3分ほど歩くと見えてきます。上前津駅は鶴舞線と名城線が通る駅です。北へ徒歩約2分でアクセスできます。

大須商店街はおいしいものが食べたいときや普段の買い物をしたいときなどにぜひ訪れたい場所です。実は商店街の中には歴史好きな方の気持ちを盛り上げる素敵なスポットがいくつもあります。

「亀岳林万松寺」(きがくりん ばんしょうじ)は、大須商店街の東にあります。織田信長の父が織田家の菩提寺として1540年に創建しました。もともとは現在の名古屋城近くにあったお寺です。名古屋城築城にともない、1610年に今の場所へと移転しました。万松寺は徳川家康が幼少期に過ごした場所としても有名です。毎月28日に縁日が開催されています。

大須商店街の西にある「興國山大光院」(こうこくさん だいこういん)は徳川家康の四男によって建てられたお寺です。赤門明王殿の名前で親しまれています。清州城近くに建てられたお寺は、1610年に現在の位置へ移転してきました。大光院でも毎月28日に縁日を開催しています。

大須商店街の名前の由来にもなった、大須観音も徳川家康にゆかりがあります。大須観音駅から徒歩約1分の立地にある大須観音は岐阜県にあった寺院です。1612年に徳川家康の手により移転されました。大須観音の門前町として周辺地域が発展し、商店街へと成長していったのです。大須観音は、毎月18日に縁日を開いています。縁日の開催に合わせて大須商店街の中を散策してみるのもいいですね。陽秀院や富士浅間神社、七寺など歴史ある寺院が他にもたくさん、商店街の中にあります。

詳細情報

施設名:大須商店街
所在地:〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須
アクセス:地下鉄名城線 上前津駅 徒歩2分 または地下鉄鶴舞線 大須観音駅 徒歩3分

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2、基盤割地区

地下鉄東山線と名城線が通る栄駅から北西のエリアは、「基盤割地区」です。名古屋市の地図を見てみましょう。名古屋城の南にある丸の内や錦エリアが、縦横にきっちりと道路が通っていることに気がつく方もいるのではないでしょうか。碁盤の目のような道路配置から、基盤割と呼ばれています。基盤割地区は歴史のある寺院やパワースポットなど、見どころがたくさん。1日では回りきれないほどスポットが多いので、ぜひ何度も足を運んでみてくださいね。

地下鉄の丸の内駅から東へ徒歩約1分のところにある「桜天神社」は、織田信長の父にゆかりがある神社です。1540年に創建され、学問の神様である菅原道真を祀っています。資格試験や重要なテスト前は、合格祈願のために参拝してみるのもいいですね。

「那古野神社」は名古屋高速の高架のすぐ近くにあります。911年に創建されたとても歴史のある神社です。名古屋城の三の丸に鎮座していたこともあり「名古屋の氏神」として信仰されていました。現在の場所へ移転したのは1876年のことです。那古野神社の隣には徳川家康を祀った名古屋東照宮が建っています。桜の名所としても有名なスポット。お花見シーズンは、散策しながら桜を楽しみましょう。

那古野神社の向かいにあるのが愛知護國神社です。戊辰戦争以降の戦没者を祀っています。名古屋の平和と繁栄を願って建てられました。毎年4月上旬には桜まつりが開催されています。21時まで明かりが点いているため、夜桜鑑賞ができるスポットです。4月下旬と10月の下旬には大きな祭礼を実施しています。

丸の内や錦エリアはオフィスビルに囲まれ名古屋駅へのアクセスも良い立地。都会の真ん中ですが古くから建つお寺や神社も多いので、オフィス街近くで歴史を感じる場所で暮らすのも素敵ですね。

詳細情報

施設名:基盤割地区
所在地:愛知県名古屋市中区
アクセス:地下鉄東山線・名城線 栄駅 または 地下鉄東山線・鶴舞線 伏見駅 付近

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3、白壁・主税・橦木町並み保存地区

近代洋風建築が多い「白壁・主税・橦木町並み保存地区」も歴史を感じるスポットです。武家屋敷の趣が色濃く残っています。地下鉄桜通線が通る高岳駅から北へ徒歩で10分ほど進んだエリアが保存地区になります。大正から昭和初期頃に建てられた建物が並んでいます。大正ロマンの雰囲気の中を歩くと、タイムスリップしたような気持ちになれそうですね。

建物の主な特徴は瓦や銅板が使われた屋根と土塀もしくは板塀の外観です。黒っぽい色で統一され、街全体に落ち着きがあります。名古屋駅まで約7分でアクセスできる好立地ながらも、穏やかな暮らしができるエリアです。「交通の利便性も静かさもどちらも外せない」とこだわりのある方は、白壁・主税・撞木町並み保存地区でお部屋探しをしてみましょう。

保存地区内に残された古くからの建物は、見学ができるところもあります。「旧豊田佐助邸」はトヨタグループの創始者豊田佐吉の弟が住んでいた家です。高岳駅からは、北へ徒歩で約12分。白い壁の洋風の建物と和風建築が組み合わさり、とても印象的な外観です。隣には数寄屋造りに洋の雰囲気をミックスさせた建物の「旧春田鉄次郎邸」があります。どちらも見学は無料です。

旧豊田佐助邸から1区画分南へ行くと、オレンジ色の三角屋根が特徴の建物が見えてきます。「文化のみち橦木館」は、2008年に名古屋市の景観重要建造物に指定されました。大正末期頃に建てられた建物は、当時の暮らしぶりを今でも伝える貴重な存在です。色とりどりのステンドグラスや季節感を感じる庭園など、見どころがたくさん。近代の歴史を感じながら、ゆったりとした時間の流れを過ごすのに、ぴったりの場所でしょう。

詳細情報

施設名:白壁・主税・橦木町並み保存地区
所在地:〒451-8501 愛知県名古屋市西区則武新町3丁目1−36
アクセス:地下鉄桜通線 高岳駅 徒歩10分

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4、四間道町並み保存地区

名古屋駅から地下鉄桜通線で2~3分でアクセスできる国際センター駅と丸の内駅。名古屋駅までのアクセスが良好で、オフィスビルが多く並んでいます。徒歩で通勤したい方や名古屋駅までのアクセスを重視したい方にオススメのエリアです。名古屋駅は地下鉄線の他、JR線や名鉄線などが通っているため、交通の利便性は抜群。新幹線も停車するので出張や旅行の機会が多い方も住みやすいでしょう。

国際センター駅から北東へ徒歩で約5分のところにある「四間道(しけみち)町並み保存地区」は、名古屋市が指定する保存地区の一つです。歴史的な町並みを後世に残すため、さまざまな規制がかけられています。

四間道は、1610年の名古屋城築とともに発展してきました。名古屋城の城下町として商人たちが町を支え整備してきたのです。1700年に大火災が起こり、延焼を防ぐため道幅を約7メートル(四間)まで広げたのが、このエリアの由来と言われています。

土蔵や長屋などの昔ながらの建物が今でも残った通りは、大都会名古屋とは思えないほどレトロな雰囲気。民間信仰の「屋根神様」の風習も四間道保存地区では見受けられます。屋根神様は明治時代頃から始まったものです。屋根に小さな祠がある家は、屋根神様を祀っています。そんな昔ながらの伝承を現代でも残す貴重なエリアですね。

四間道町並み保存地区から北へ行くと「円頓寺商店街」があります。明治時代から続く老舗や新しくオープンした店舗が約30店並ぶ商店街です。月1回のフリーマーケットや季節ごとのイベントを開催しています。訪れるのが楽しい商店街ですね。交通の利便性に江戸時代のような町並み、イベントが豊富な商店街。近くに住むのが楽しくなるエリアです。

詳細情報

施設名:四間道町並み保存地区
所在地:〒451-0042 愛知県名古屋市西区那古野1丁目
アクセス:地下鉄桜通線 国際センター駅 徒歩5分 または地下鉄桜通線 丸の内駅 徒歩6分

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5、城山八幡宮

高級住宅街が広がると評判の千種区の中にも、歴史好きな方にオススメのスポットがあります。地下鉄東山線の覚王山駅と東山線と名城線が通る本山駅のちょうど中央に位置する「城山八幡宮」です。どちらの駅からでも、徒歩約6分でアクセスできます。

創建された当初の城山八幡宮は、現在の位置より300メートルほど東にありました。1936年に現在の場所である末森城址へ遷座。末森城は、織田信長の父が1547年に築城したものです。約10年後に廃城となりましたが、織田家ゆかりの場所と言えるでしょう。境内には縁結びや良縁祈願の「連理木」があり、多くの参拝客が訪れるスポットです。初詣や節分会など1年を通じてさまざまな行事がおこなわれています。

城山八幡宮の境内の南にある白っぽい大きな建物は「昭和塾堂」です。薄いグリーンの八角形の屋根が特徴。昭和初期に建てられたもので、当時は青年への教育施設でした。千種区の仮庁舎や愛知学院大学の研究棟として使われたこともあります。文化的な価値が高い建物と評価され、2014年には国立近現代建築資料館にも登録されました。昭和のレトロな雰囲気がとても印象的です。

城山八幡宮を訪れると、戦国時代から昭和初期までの歴史を感じられますね。最寄り駅の一つである本山駅は、コンビニやスーパーが駅前にあり生活しやすい場所です。「マックスバリュ本山店」は24時まで営業。100円均一ショップやドラッグストアも併設されているため日用品のお買い物に便利です。閑静な住宅街が広がるエリアなので、静かな場所で暮らしたい方にもピッタリでしょう。

詳細情報

施設名:城山八幡宮
所在地:〒464-0045 愛知県名古屋市千種区城山町2丁目88
アクセス:地下鉄東山線 覚王山駅 徒歩6分 または地下鉄東山線 本山駅 徒歩6分

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今回は歴史好きの方にオススメのスポットを5つご紹介しました。交通網が発達したオフィス街もありますが、歴史を感じるスポットも数多く残っています。都会とは違った街並みなので、散策して気分転換もしやすいのではないでしょうか。テレワークやオンライン学習などで自宅にいる時間が長いと、リフレッシュするのも難しいですよね。趣のあるスポットを歩いて、気持ちを切り替えてみましょう。

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この記事を書いた人

澤田なつ/Webライター

2016年2月までCADオペレーターとして自動車部品の図面作成をしていました。2019年からフリーランスのWebライターとして活動しています。
執筆するときは「読者が知りたいことに寄り添える内容になっているか?」を意識しています。資格は、2級ファイナンシャル・プランニング技能士と簿記3級、図書館司書を持っています。
小学生の娘が2人います。趣味は裁縫で、娘たちが好きなアニメのコスプレ衣装を作ることが好きです。
着付け師範の資格を2012年に取得しており、講師経験もあります。最近では着付けの様子を動画で撮って、Instagramに投稿することにはまっています。